JPH0153625B2 - - Google Patents
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- JPH0153625B2 JPH0153625B2 JP14523683A JP14523683A JPH0153625B2 JP H0153625 B2 JPH0153625 B2 JP H0153625B2 JP 14523683 A JP14523683 A JP 14523683A JP 14523683 A JP14523683 A JP 14523683A JP H0153625 B2 JPH0153625 B2 JP H0153625B2
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- Japan
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- shaped
- softened
- laminated sheet
- shaped groove
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C53/00—Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
- B29C53/02—Bending or folding
- B29C53/04—Bending or folding of plates or sheets
- B29C53/06—Forming folding lines by pressing or scoring
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C37/00—Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
- B29C37/0053—Moulding articles characterised by the shape of the surface, e.g. ribs, high polish
- B29C37/0057—Moulding single grooves or ribs, e.g. tear lines
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2024/00—Articles with hollow walls
- B29L2024/003—Articles with hollow walls comprising corrugated cores
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は熱可塑性樹脂製段ボールを用いた折
曲成形材の製造方法に関する。
曲成形材の製造方法に関する。
プラスチツク段ボールは紙製のものに比べて軽
量で耐水、耐油性に富むため各種用途に多く用い
られるようになつた。ところがプラスチツク段ボ
ール(以下単に段ボールと称する)は極めて腰が
強いため、たとえば溝形鋼状の折曲成形材を製造
する際に通常の紙製段ボールと同様に折目に罫線
を入れ該罫線に沿つて直角に折曲げようとして
も、折曲げが困難であり、折曲後も大きく開こう
とするので形が定まらず外観も悪かつた。そこで
段ボールのシート面に加熱刃を押当ててV形溝を
形成させ、このV形溝に沿つて段ボールを折曲げ
ることが考えられる。ところがこの方法によつて
段ボールを2つ折りに折りたたむ場合、第1図a
に示すV形溝31を形成した段ボールをこのV形
溝31に沿つて折りたたんでも、同図bに示すよ
うに2枚の段ボール部分は重なり合わずに開いて
しまい、この折たたみ品をさらにL形に折曲げる
などの後加工が困難である。また何らかの方法で
重なり部を圧着しても、同図cに示すように厚ぼ
つたく不定形にふくらんだ外観の劣るものとな
り、曲げなどを受けると座屈しやすいうえ使用中
に丸い折曲端部33がすり切れてしまうという問
題があつた。なお図中段ボールの内部構造の図示
は省略してある。
量で耐水、耐油性に富むため各種用途に多く用い
られるようになつた。ところがプラスチツク段ボ
ール(以下単に段ボールと称する)は極めて腰が
強いため、たとえば溝形鋼状の折曲成形材を製造
する際に通常の紙製段ボールと同様に折目に罫線
を入れ該罫線に沿つて直角に折曲げようとして
も、折曲げが困難であり、折曲後も大きく開こう
とするので形が定まらず外観も悪かつた。そこで
段ボールのシート面に加熱刃を押当ててV形溝を
形成させ、このV形溝に沿つて段ボールを折曲げ
ることが考えられる。ところがこの方法によつて
段ボールを2つ折りに折りたたむ場合、第1図a
に示すV形溝31を形成した段ボールをこのV形
溝31に沿つて折りたたんでも、同図bに示すよ
うに2枚の段ボール部分は重なり合わずに開いて
しまい、この折たたみ品をさらにL形に折曲げる
などの後加工が困難である。また何らかの方法で
重なり部を圧着しても、同図cに示すように厚ぼ
つたく不定形にふくらんだ外観の劣るものとな
り、曲げなどを受けると座屈しやすいうえ使用中
に丸い折曲端部33がすり切れてしまうという問
題があつた。なお図中段ボールの内部構造の図示
は省略してある。
この発明は上記の点にかんがみてなされたもの
で、熱可塑性樹脂製段ボールが2層に積層され外
観および強度がすぐれた折曲成形材を容易に得る
ことができる熱可塑性樹脂製段ボール折曲成形材
の製造方法を提供しようとするものである。
で、熱可塑性樹脂製段ボールが2層に積層され外
観および強度がすぐれた折曲成形材を容易に得る
ことができる熱可塑性樹脂製段ボール折曲成形材
の製造方法を提供しようとするものである。
しかしてこの発明の要旨とするところは、熱可
塑性樹脂製段ボールのシート面の2箇所に先端部
断面がW字形の加熱刃を押当てて軟化溶融部を有
するW形溝を形成させ、上記各W形溝に沿つて上
記段ボールを折曲げ、該段ボールの両端面を対向
させて2層に折りたたんだ状態で上記軟化溶融部
を固化させて板状の積層シートを得、上記積層シ
ートの上記両端面対向部を含む適数箇所に先端部
断面がV字形の加熱刃を押当てて軟化溶融部を有
するV形溝を形成させ、このV形溝に沿つて上記
積層シートを折曲げた状態で上記軟化溶融部を固
化させて折曲成形材を得ることを特徴とする熱可
塑性樹脂製段ボール折曲成形材の製造方法にあ
る。
塑性樹脂製段ボールのシート面の2箇所に先端部
断面がW字形の加熱刃を押当てて軟化溶融部を有
するW形溝を形成させ、上記各W形溝に沿つて上
記段ボールを折曲げ、該段ボールの両端面を対向
させて2層に折りたたんだ状態で上記軟化溶融部
を固化させて板状の積層シートを得、上記積層シ
ートの上記両端面対向部を含む適数箇所に先端部
断面がV字形の加熱刃を押当てて軟化溶融部を有
するV形溝を形成させ、このV形溝に沿つて上記
積層シートを折曲げた状態で上記軟化溶融部を固
化させて折曲成形材を得ることを特徴とする熱可
塑性樹脂製段ボール折曲成形材の製造方法にあ
る。
以下第2図乃至第4図によりこの発明の一実施
例を説明する。
例を説明する。
図中、段ボール1はたとえばポリプロピレン、
ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂製で、上下2枚
のシート1a,1b間にたての隔壁1cを押出成
形により一体に設けて成る。2および3は直棒状
の加熱刃であつて、内蔵する電気ヒータ(図示し
ない)等により加熱されるもので、加熱刃2の下
端部はW字形断面を呈し、加熱刃3の下端部はV
字形断面を呈している。なおこれらの下端部各側
面にはシリコンオイルなどの離型剤を塗布してお
くのが好ましい。加熱刃2は連結板4に2本平行
に取付けられ、同様に加熱刃3は連結板5に2本
平行に取付けられ、各連結板4,5は図示しない
基枠に取付けたエアシリンダのピストンロツド6
に取付けられるようになつているので、加熱刃
2,3は定盤7の上面に略直交する方向に上下動
するよう支持される。また8は断面コ字状の厚肉
樋形の型である。
ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂製で、上下2枚
のシート1a,1b間にたての隔壁1cを押出成
形により一体に設けて成る。2および3は直棒状
の加熱刃であつて、内蔵する電気ヒータ(図示し
ない)等により加熱されるもので、加熱刃2の下
端部はW字形断面を呈し、加熱刃3の下端部はV
字形断面を呈している。なおこれらの下端部各側
面にはシリコンオイルなどの離型剤を塗布してお
くのが好ましい。加熱刃2は連結板4に2本平行
に取付けられ、同様に加熱刃3は連結板5に2本
平行に取付けられ、各連結板4,5は図示しない
基枠に取付けたエアシリンダのピストンロツド6
に取付けられるようになつているので、加熱刃
2,3は定盤7の上面に略直交する方向に上下動
するよう支持される。また8は断面コ字状の厚肉
樋形の型である。
上記装置を用いて段ボールの折曲成形をおこな
うには、先ず第2図aおよび第4図に示すように
段ボール1をその隔壁1cの長手方向が加熱刃2
の長手方向と直交するように定盤7上に載置す
る。次に加熱刃2を加熱し下降駆動して段ボール
1のシート面9に先端部を押付ける。この加熱刃
の加熱温度はたとえばポリプロピレン製段ボール
の場合約180〜200℃とするが好ましい。段ボール
1は加熱刃2により加熱されて局部的に軟化溶融
し、加熱刃2が段ボール1内に侵入するに従つて
加熱刃2により排除される段ボール材料の軟化溶
融により、第2図bに示すように加熱刃2の先端
面に沿つて軟化溶融部10が形成される。加熱刃
2をさらに下降させ、ほぼ下側のシート1bを残
す位置で下降を停止させ、次いで加熱刃2を上昇
させれば、第2図cに示すように段ボール1のシ
ート面9には各側面に軟化溶融部10を有する2
本のW形溝11が形成されるので、直ちに段ボー
ル1をこのW形溝11部に沿つてそれぞれ2つ折
りに折曲げ、第2図dに示すように端面12,1
2を対向させて2層に折りたたんだ状態で押板1
3などを用いて上方から押圧しつつ放冷すれば、
W形溝11の各側面の軟化溶融部10が相互に一
体となつて数秒間で固化し、平板状の積層シート
14が得られる。積層シート14は上方からの押
圧を解除しても折曲部は強固に固着し、折曲端部
15は積層シート14の上面および下面に直交す
るほぼ平面状を呈するとともに、上下2層の段ボ
ールは重なり合つている。なお上記において軟化
溶融部10はW形溝11の全面にわたつて形成さ
れれば折曲成形後の折曲部の強度は最も大である
が、該軟化溶融部10はW形溝11の側面全面に
形成されていなくても、上側のシート1aおよび
隔壁1c付近に形成されていれば、段ボール1の
平板部と同程度の十分な折曲部強度を得られるも
のである。また段ボール1の端面12,12の対
向部16は、両端面12,12が当接するように
してもよいし、両端面12,12間に適量(たと
えば2mm程度)のすきまを設けてもよい。
うには、先ず第2図aおよび第4図に示すように
段ボール1をその隔壁1cの長手方向が加熱刃2
の長手方向と直交するように定盤7上に載置す
る。次に加熱刃2を加熱し下降駆動して段ボール
1のシート面9に先端部を押付ける。この加熱刃
の加熱温度はたとえばポリプロピレン製段ボール
の場合約180〜200℃とするが好ましい。段ボール
1は加熱刃2により加熱されて局部的に軟化溶融
し、加熱刃2が段ボール1内に侵入するに従つて
加熱刃2により排除される段ボール材料の軟化溶
融により、第2図bに示すように加熱刃2の先端
面に沿つて軟化溶融部10が形成される。加熱刃
2をさらに下降させ、ほぼ下側のシート1bを残
す位置で下降を停止させ、次いで加熱刃2を上昇
させれば、第2図cに示すように段ボール1のシ
ート面9には各側面に軟化溶融部10を有する2
本のW形溝11が形成されるので、直ちに段ボー
ル1をこのW形溝11部に沿つてそれぞれ2つ折
りに折曲げ、第2図dに示すように端面12,1
2を対向させて2層に折りたたんだ状態で押板1
3などを用いて上方から押圧しつつ放冷すれば、
W形溝11の各側面の軟化溶融部10が相互に一
体となつて数秒間で固化し、平板状の積層シート
14が得られる。積層シート14は上方からの押
圧を解除しても折曲部は強固に固着し、折曲端部
15は積層シート14の上面および下面に直交す
るほぼ平面状を呈するとともに、上下2層の段ボ
ールは重なり合つている。なお上記において軟化
溶融部10はW形溝11の全面にわたつて形成さ
れれば折曲成形後の折曲部の強度は最も大である
が、該軟化溶融部10はW形溝11の側面全面に
形成されていなくても、上側のシート1aおよび
隔壁1c付近に形成されていれば、段ボール1の
平板部と同程度の十分な折曲部強度を得られるも
のである。また段ボール1の端面12,12の対
向部16は、両端面12,12が当接するように
してもよいし、両端面12,12間に適量(たと
えば2mm程度)のすきまを設けてもよい。
上記工程における所要時間は、加熱刃2の温度
および段ボール各部の肉厚にもよるが、発明者の
実験によると、全厚5mmのポリプロピレン製段ボ
ールの場合、加熱刃2の段ボール1への接触開始
から加熱刃2の下降停止までが約5秒、その後折
りたたみと折りたたみ状態での材料固化完了まで
に約15秒、合計20秒程度の短時間ですむ。
および段ボール各部の肉厚にもよるが、発明者の
実験によると、全厚5mmのポリプロピレン製段ボ
ールの場合、加熱刃2の段ボール1への接触開始
から加熱刃2の下降停止までが約5秒、その後折
りたたみと折りたたみ状態での材料固化完了まで
に約15秒、合計20秒程度の短時間ですむ。
上記工程では折りたたみ状態の保持に押板13
を用いたが、この押板13は手で押圧してもよい
しエアシリンダ等により押圧してもよく、さらに
定盤7に作動板を起倒自在に枢着して該作動板を
用いて折りたたみおよび折りたたみ状態の保持を
おこなつてもよい。
を用いたが、この押板13は手で押圧してもよい
しエアシリンダ等により押圧してもよく、さらに
定盤7に作動板を起倒自在に枢着して該作動板を
用いて折りたたみおよび折りたたみ状態の保持を
おこなつてもよい。
次に第3図aに示すように加熱刃3をピストン
ロツド6に取付け、積層シート14の対向部16
が1本の加熱刃3の直下に来るように積層シート
14を定盤7上に載置する。次に加熱刃3を加熱
し下降駆動して、第3図bに示すように積層シー
ト14の上層から下層にかけて両側に軟化溶融部
17を有する2本のV形溝18を形成させる。次
に加熱刃3を上昇させ、直ちに積層シート14を
このV形溝18に沿つて折曲げ、第3図cに示す
ように型8内に挿入して直角度を保持しつつ放冷
すれば、V形溝18の両側の軟化溶融部17が相
互に一体となつて数秒間で固化し、溝形断面を有
する折曲成形材19が得られる。積層シート14
から折曲成形材19を得る工程の所要時間も約20
〜30秒程度で済む。得られた折曲成形材19は、
きちんと重なり合つて相互に固着した2層の段ボ
ールの積層品であり、強度が大きく、折曲端部1
5や各面も平面状で外観がすぐれている。なお前
記軟化溶融部10と同様に軟化溶融部17もV形
溝18の全面にわたつて形成されていなくてもよ
い。また折曲品の保持は型8以外のものを用いて
おこなつてもよい。
ロツド6に取付け、積層シート14の対向部16
が1本の加熱刃3の直下に来るように積層シート
14を定盤7上に載置する。次に加熱刃3を加熱
し下降駆動して、第3図bに示すように積層シー
ト14の上層から下層にかけて両側に軟化溶融部
17を有する2本のV形溝18を形成させる。次
に加熱刃3を上昇させ、直ちに積層シート14を
このV形溝18に沿つて折曲げ、第3図cに示す
ように型8内に挿入して直角度を保持しつつ放冷
すれば、V形溝18の両側の軟化溶融部17が相
互に一体となつて数秒間で固化し、溝形断面を有
する折曲成形材19が得られる。積層シート14
から折曲成形材19を得る工程の所要時間も約20
〜30秒程度で済む。得られた折曲成形材19は、
きちんと重なり合つて相互に固着した2層の段ボ
ールの積層品であり、強度が大きく、折曲端部1
5や各面も平面状で外観がすぐれている。なお前
記軟化溶融部10と同様に軟化溶融部17もV形
溝18の全面にわたつて形成されていなくてもよ
い。また折曲品の保持は型8以外のものを用いて
おこなつてもよい。
この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、たとえば2本のW形溝11およびV形溝18
はそれぞれ同様に形成してもよいし、1本ずつ順
番に形成してもよい。また上記実施例は段ボール
の隔壁1cに対して直交する折曲線により折曲成
形する場合について説明したが、加熱刃に対する
段ボール1の載置方向を変えることにより、隔壁
1cに対して任意の方向(平行方向を含む)に向
く折曲線により折曲成形することもできる。また
たとえば上下のシート間に多数の突起を形成した
シート(中芯)を熱接着して製造した段ボールの
ように、方向性のない段ボールの折曲成形にもこ
の発明は適用できるものである。
く、たとえば2本のW形溝11およびV形溝18
はそれぞれ同様に形成してもよいし、1本ずつ順
番に形成してもよい。また上記実施例は段ボール
の隔壁1cに対して直交する折曲線により折曲成
形する場合について説明したが、加熱刃に対する
段ボール1の載置方向を変えることにより、隔壁
1cに対して任意の方向(平行方向を含む)に向
く折曲線により折曲成形することもできる。また
たとえば上下のシート間に多数の突起を形成した
シート(中芯)を熱接着して製造した段ボールの
ように、方向性のない段ボールの折曲成形にもこ
の発明は適用できるものである。
さらに実施例は溝形(U形)断面を有する折曲
成形材を製造する場合について述べたが、この発
明は積層シート14へのV形溝18の形成箇所を
変えることにより、第5図乃至第7図に示すよう
にL形断面を有する折曲成形材21、C形断面を
有する折曲成形材22、Z形断面を有する折曲成
形材23など各種形状の折曲成形材の製造に適用
されるものである。なお図中段ボールの内部構造
の図示は省略してある。
成形材を製造する場合について述べたが、この発
明は積層シート14へのV形溝18の形成箇所を
変えることにより、第5図乃至第7図に示すよう
にL形断面を有する折曲成形材21、C形断面を
有する折曲成形材22、Z形断面を有する折曲成
形材23など各種形状の折曲成形材の製造に適用
されるものである。なお図中段ボールの内部構造
の図示は省略してある。
以上説明したようにこの発明によれば、折曲端
部および各面がほぼ平面状を呈し2層の段ボール
がきちんと重なり合つた外観がすぐれ強度の大き
い折曲成形材を、加熱刃の押付と段ボールの折曲
保持という簡潔な工程により迅速容易に製造でき
る。
部および各面がほぼ平面状を呈し2層の段ボール
がきちんと重なり合つた外観がすぐれ強度の大き
い折曲成形材を、加熱刃の押付と段ボールの折曲
保持という簡潔な工程により迅速容易に製造でき
る。
第1図はこの発明以外の方法による段ボールの
折曲成形法の一例を示す工程説明図、第2図およ
び第3図はこの発明の一実施例を示す工程説明
図、第4図は第2図aのA−A線断面図、第5図
乃至第7図はこの発明方法によつて得られる折曲
成形材の他の例を示す断面図である。 1……段ボール、2……加熱刃、3……加熱
刃、8……型、9……シート面、10……軟化溶
融部、11……W形溝、14……積層シート、1
6……対向部、17……軟化溶融部、18……V
形溝、19……折曲成形材、21……折曲成形
材、22……折曲成形材、23……折曲成形材。
折曲成形法の一例を示す工程説明図、第2図およ
び第3図はこの発明の一実施例を示す工程説明
図、第4図は第2図aのA−A線断面図、第5図
乃至第7図はこの発明方法によつて得られる折曲
成形材の他の例を示す断面図である。 1……段ボール、2……加熱刃、3……加熱
刃、8……型、9……シート面、10……軟化溶
融部、11……W形溝、14……積層シート、1
6……対向部、17……軟化溶融部、18……V
形溝、19……折曲成形材、21……折曲成形
材、22……折曲成形材、23……折曲成形材。
Claims (1)
- 1 熱可塑性樹脂製段ボールのシート面の2箇所
に先端部断面がW字形の加熱刃を押当てて軟化溶
融部を有するW形溝を形成させ、上記各W形溝に
沿つて上記段ボールを折曲げ、該段ボールの両端
面を対向させて2層に折りたたんだ状態で上記軟
化溶融部を固化させて板状の積層シートを得、上
記積層シートの上記両端面対向部を含む所定の箇
所に先端部断面がV字形の加熱刃を押当てて軟化
溶融部を有するV形溝を形成させ、このV形溝に
沿つて上記積層シートを折曲げた状態で上記軟化
溶融部を固化させて折曲成形材を得ることを特徴
とする熱可塑性樹脂製段ボール折曲成形材の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58145236A JPS6036134A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 熱可塑性樹脂製段ボ−ル折曲成形材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58145236A JPS6036134A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 熱可塑性樹脂製段ボ−ル折曲成形材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6036134A JPS6036134A (ja) | 1985-02-25 |
JPH0153625B2 true JPH0153625B2 (ja) | 1989-11-15 |
Family
ID=15380478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58145236A Granted JPS6036134A (ja) | 1983-08-08 | 1983-08-08 | 熱可塑性樹脂製段ボ−ル折曲成形材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS6036134A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1983
- 1983-08-08 JP JP58145236A patent/JPS6036134A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6036134A (ja) | 1985-02-25 |
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