JPH0151611B2 - - Google Patents
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- JPH0151611B2 JPH0151611B2 JP9638384A JP9638384A JPH0151611B2 JP H0151611 B2 JPH0151611 B2 JP H0151611B2 JP 9638384 A JP9638384 A JP 9638384A JP 9638384 A JP9638384 A JP 9638384A JP H0151611 B2 JPH0151611 B2 JP H0151611B2
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D31/00—Protective arrangements for foundations or foundation structures; Ground foundation measures for protecting the soil or the subsoil water, e.g. preventing or counteracting oil pollution
- E02D31/06—Protective arrangements for foundations or foundation structures; Ground foundation measures for protecting the soil or the subsoil water, e.g. preventing or counteracting oil pollution against corrosion by soil or water
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、重防食鋼管杭と上版コンクリート
とからなる桟橋等の構造物を築造する場合に採用
する重防食鋼管杭による上版コンクリート型枠支
持構造に関するものである。
とからなる桟橋等の構造物を築造する場合に採用
する重防食鋼管杭による上版コンクリート型枠支
持構造に関するものである。
従来、桟橋の上版コンクリートを施工する型枠
を支持する場合は、水底地盤に打設された鋼管杭
の上部の直径方向の両側に、鋼製ブラケツトを溶
接により固着し、そのブラケツトに架設された枠
組により上版コンクリート型枠を支持している。
を支持する場合は、水底地盤に打設された鋼管杭
の上部の直径方向の両側に、鋼製ブラケツトを溶
接により固着し、そのブラケツトに架設された枠
組により上版コンクリート型枠を支持している。
また防食用タールエポキシを塗布した防食鋼管
杭を使用する場合は、その防食鋼管杭におけるブ
ラケツト取付予定位置付近のタールエポキシの防
食塗膜を剥離除去したのち、ブラケツトを鋼管杭
に対し溶接により固着し、次にブラケツト取付部
の周囲の鋼管杭露出部分に防食塗料を塗布したり
FRP等の強化合成樹脂カバーを被せて防食して
いる。
杭を使用する場合は、その防食鋼管杭におけるブ
ラケツト取付予定位置付近のタールエポキシの防
食塗膜を剥離除去したのち、ブラケツトを鋼管杭
に対し溶接により固着し、次にブラケツト取付部
の周囲の鋼管杭露出部分に防食塗料を塗布したり
FRP等の強化合成樹脂カバーを被せて防食して
いる。
しかし、この場合は、飛沫帯付近で防食塗膜の
剥離作業、ブラケツト溶接作業、ブラケツト取付
部周囲の防食塗料塗布による防食補修作業を行な
わねばならないので、煩雑な作業を必要とする。
剥離作業、ブラケツト溶接作業、ブラケツト取付
部周囲の防食塗料塗布による防食補修作業を行な
わねばならないので、煩雑な作業を必要とする。
また最近、工場で鋼管杭に優れた防食性能を有
するポリエチレンの厚い防食被膜すなわち重防食
被膜を一体に設けた重防食鋼管杭(実願昭58−
41287号(実開昭59−167846号公報)参照)が市
販されている。この重防食鋼管杭を水底地盤に打
込んだのち、前述のようにしてブラケツトを取付
けることが考えられるが、ポリエチレンの重防食
被膜を鋼管杭から剥離する作業は困難であり、か
つブラケツト取付部の周囲の鋼管露出部分に防食
塗料を塗布して補修しても、その防食塗料の防食
性能はポリエチレンの重防食被膜の防食性能に比
べて遥かに低く、しかも、防食塗料による補修防
食部は腐食条件の厳しい飛沫帯にあるので、補修
防食部の耐久性が短かいという問題がある。
するポリエチレンの厚い防食被膜すなわち重防食
被膜を一体に設けた重防食鋼管杭(実願昭58−
41287号(実開昭59−167846号公報)参照)が市
販されている。この重防食鋼管杭を水底地盤に打
込んだのち、前述のようにしてブラケツトを取付
けることが考えられるが、ポリエチレンの重防食
被膜を鋼管杭から剥離する作業は困難であり、か
つブラケツト取付部の周囲の鋼管露出部分に防食
塗料を塗布して補修しても、その防食塗料の防食
性能はポリエチレンの重防食被膜の防食性能に比
べて遥かに低く、しかも、防食塗料による補修防
食部は腐食条件の厳しい飛沫帯にあるので、補修
防食部の耐久性が短かいという問題がある。
この発明は前述の問題を有利に解決できる重防
食鋼管杭による上版コンクリート型枠支持構造を
提供することを目的とするものであつて、この発
明の要旨とするところは、水底地盤に打設された
重防食鋼管杭1の上端面に、吊下支持装置の上部
が係止され、重防食鋼管杭1の上部を挿通した底
面型枠2とその底面型枠2の巾方向の両側に配置
された側面型枠3とを支持する型枠支持装置4は
前記吊下支持装置により支持されていることを特
徴とする重防食鋼管杭による上版コンクリート型
枠支持構造にある。
食鋼管杭による上版コンクリート型枠支持構造を
提供することを目的とするものであつて、この発
明の要旨とするところは、水底地盤に打設された
重防食鋼管杭1の上端面に、吊下支持装置の上部
が係止され、重防食鋼管杭1の上部を挿通した底
面型枠2とその底面型枠2の巾方向の両側に配置
された側面型枠3とを支持する型枠支持装置4は
前記吊下支持装置により支持されていることを特
徴とする重防食鋼管杭による上版コンクリート型
枠支持構造にある。
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明す
る。
る。
第1図ないし第6図はこの発明の第1実施例を
示すものであつて、鋼管杭5とその外周面に一体
に設けられたポリエチレンの重防食被膜6とから
なる多数の重防食鋼管杭1が左右方向および前後
方向に間隔をおいて配置されて水底地盤に打設さ
れ、各重防食鋼管杭1の上端面には、前後方向に
延長するH形鋼からなる支持ビーム7の中間部が
載置されて溶接等により固定され、左右方向に延
長するH形鋼からなる支持桁8は重防食鋼管杭1
の前後両側に配置され、各支持桁8は前記各支持
ビーム7の端部により吊りボルト9を介して吊り
下げ支持され、かつその吊りボルト9は上部吊り
ボルト10とこれにねじ継手を介して連結された
下部吊りボルト11とにより構成されている。
示すものであつて、鋼管杭5とその外周面に一体
に設けられたポリエチレンの重防食被膜6とから
なる多数の重防食鋼管杭1が左右方向および前後
方向に間隔をおいて配置されて水底地盤に打設さ
れ、各重防食鋼管杭1の上端面には、前後方向に
延長するH形鋼からなる支持ビーム7の中間部が
載置されて溶接等により固定され、左右方向に延
長するH形鋼からなる支持桁8は重防食鋼管杭1
の前後両側に配置され、各支持桁8は前記各支持
ビーム7の端部により吊りボルト9を介して吊り
下げ支持され、かつその吊りボルト9は上部吊り
ボルト10とこれにねじ継手を介して連結された
下部吊りボルト11とにより構成されている。
前後方向に延長するH形鋼からなる多数の横枠
材12は、左右方向に間隔をおいて配置されて重
防食鋼管杭1の前後両側支持桁8に架設され、か
つ横枠材12は支持桁8に対し点溶接またはクラ
ンプ(図示を省略した)により固定され、さらに
各横枠材12の長手方向の両側には角鋼管からな
る縦枠材13の下端部が溶接により固着され、前
記支持ブーム7、吊りボルト9および支持桁8に
より吊下支持装置が構成され、また各横枠材12
およびこれに固定された縦枠材13により型枠支
持装置4が構成されている。
材12は、左右方向に間隔をおいて配置されて重
防食鋼管杭1の前後両側支持桁8に架設され、か
つ横枠材12は支持桁8に対し点溶接またはクラ
ンプ(図示を省略した)により固定され、さらに
各横枠材12の長手方向の両側には角鋼管からな
る縦枠材13の下端部が溶接により固着され、前
記支持ブーム7、吊りボルト9および支持桁8に
より吊下支持装置が構成され、また各横枠材12
およびこれに固定された縦枠材13により型枠支
持装置4が構成されている。
底面型枠2は各横枠材12の上面にわたつて架
設され、前記上部吊りボルト10に嵌設されてい
る合成樹脂製凹部形成用箱体14は底面型枠2に
載置され、かつ重防食鋼管杭1の上端部は底面型
枠2を貫通してその上方に突出し、さらに底面型
枠2の前後両側において左右方向に延長する側面
型枠3は前記縦枠材13の内面に当接され、前後
の縦枠材13の間に前後方向に延長する複数の鋼
製連結杵15が上下方向に間隔をおいて配置さ
れ、その連結杵15の両端部に設けられた雄ねじ
部には、截頭円錐形の型枠受片16とこれに嵌合
固定された6角形外面を有する雌ねじ金具17と
からなる型枠支承連結具18における雌ねじ金具
17が螺合され、前記型枠受片16は側面型枠3
の内面に当接されている。
設され、前記上部吊りボルト10に嵌設されてい
る合成樹脂製凹部形成用箱体14は底面型枠2に
載置され、かつ重防食鋼管杭1の上端部は底面型
枠2を貫通してその上方に突出し、さらに底面型
枠2の前後両側において左右方向に延長する側面
型枠3は前記縦枠材13の内面に当接され、前後
の縦枠材13の間に前後方向に延長する複数の鋼
製連結杵15が上下方向に間隔をおいて配置さ
れ、その連結杵15の両端部に設けられた雄ねじ
部には、截頭円錐形の型枠受片16とこれに嵌合
固定された6角形外面を有する雌ねじ金具17と
からなる型枠支承連結具18における雌ねじ金具
17が螺合され、前記型枠受片16は側面型枠3
の内面に当接されている。
前記縦枠枠材13の外面には、型枠支承連結具
18と同一レベルにおいて左右方向に延長する角
鋼管からなる押えビーム19が当接され、両端に
雄ねじ部を有する螺杵20は押えビーム19およ
び縦枠材13に挿通され、その螺杵20の一端部
は型枠支承連結具18における雌ねじ金具17に
螺合連結され、かつ螺杵20の他端部に螺合され
たナツト21により押えビーム19が締付けられ
ている。
18と同一レベルにおいて左右方向に延長する角
鋼管からなる押えビーム19が当接され、両端に
雄ねじ部を有する螺杵20は押えビーム19およ
び縦枠材13に挿通され、その螺杵20の一端部
は型枠支承連結具18における雌ねじ金具17に
螺合連結され、かつ螺杵20の他端部に螺合され
たナツト21により押えビーム19が締付けられ
ている。
前記縦枠材13の上端部にスラブ型枠支持用枠
材22の端部が載置され、その枠材22の端部と
縦枠材13の上端部とは継手金具23およびボル
トにより連結され、かつ各枠材22にわたつてス
ラブ型枠24が架設されている。
材22の端部が載置され、その枠材22の端部と
縦枠材13の上端部とは継手金具23およびボル
トにより連結され、かつ各枠材22にわたつてス
ラブ型枠24が架設されている。
前記底面型枠2およびスラブ型枠24の上方に
上版コンクリート25が打設され、その上版コン
クリート25が硬化したのち脱型され、かつ下側
吊りボルト11および型枠支承連結具18が徹去
され、次に第7図に示すように、前記凹部形成用
箱体14の内部および型枠支承連結具18の徹去
により生じた凹部にモルタルまたはその他の防食
材料36が充填される。第8図は完成した桟橋の
一部を示している。
上版コンクリート25が打設され、その上版コン
クリート25が硬化したのち脱型され、かつ下側
吊りボルト11および型枠支承連結具18が徹去
され、次に第7図に示すように、前記凹部形成用
箱体14の内部および型枠支承連結具18の徹去
により生じた凹部にモルタルまたはその他の防食
材料36が充填される。第8図は完成した桟橋の
一部を示している。
第9図はこの発明の第2実施例において用いら
れるブラケツト支持ユニツト26を示すものであ
つて、一対の鋼製半円筒体27の外面に鋼製ブラ
ケツト28が溶接により固着され、その半円筒体
27の周囲方向の両端部には、ボルト挿通孔を有
する連結用フランジ29が一体に設けられ、かつ
半円筒体27の内面にはゴムからなる緩衝材30
が接着剤等により固定され、さらに倒コ字状の複
数の吊掛部材31における両脚部の下端部は半円
筒体27に対し溶接により固着されている。
れるブラケツト支持ユニツト26を示すものであ
つて、一対の鋼製半円筒体27の外面に鋼製ブラ
ケツト28が溶接により固着され、その半円筒体
27の周囲方向の両端部には、ボルト挿通孔を有
する連結用フランジ29が一体に設けられ、かつ
半円筒体27の内面にはゴムからなる緩衝材30
が接着剤等により固定され、さらに倒コ字状の複
数の吊掛部材31における両脚部の下端部は半円
筒体27に対し溶接により固着されている。
第11図および第12図は第9図に示すブラケ
ツト支持ユニツト26を使用したこの発明の第2
実施例を示すものであつて、水底地盤に打設され
た各重防食鋼管杭1の上端部にブラケツト支持ユ
ニツト26が嵌合されると共に、吊掛部材31の
水平部分が重防食鋼管杭1の上端面に載置され、
かつ各半円筒体27のフランジ29がボルト32
により締付結合されると共に、そのボルト32の
締付力により前記緩衝材30が重防食鋼管杭1に
締付固定され、さらに重防食鋼管杭1の前後両側
において左右方向に延長する支持桁8はブラケツ
ト28に架設固定され、ブラケツト支持ユニツト
26および支持桁8により吊下支持装置が構成さ
れているが、その他の構成は第1実施例の場合と
同様である。
ツト支持ユニツト26を使用したこの発明の第2
実施例を示すものであつて、水底地盤に打設され
た各重防食鋼管杭1の上端部にブラケツト支持ユ
ニツト26が嵌合されると共に、吊掛部材31の
水平部分が重防食鋼管杭1の上端面に載置され、
かつ各半円筒体27のフランジ29がボルト32
により締付結合されると共に、そのボルト32の
締付力により前記緩衝材30が重防食鋼管杭1に
締付固定され、さらに重防食鋼管杭1の前後両側
において左右方向に延長する支持桁8はブラケツ
ト28に架設固定され、ブラケツト支持ユニツト
26および支持桁8により吊下支持装置が構成さ
れているが、その他の構成は第1実施例の場合と
同様である。
第2実施例の場合は、ブラケツト26を予め工
場で製作し、施工現場では単にそのブラケツト2
6を重防食鋼管杭1に嵌合するだけで、鋼製ブラ
ケツト28を重防食鋼管杭1の所定位置に容易に
セツトできるので、現場作業を単純化して工期を
短縮すると共に工事の安全性を向上させることが
できる。
場で製作し、施工現場では単にそのブラケツト2
6を重防食鋼管杭1に嵌合するだけで、鋼製ブラ
ケツト28を重防食鋼管杭1の所定位置に容易に
セツトできるので、現場作業を単純化して工期を
短縮すると共に工事の安全性を向上させることが
できる。
第10図はこの発明の第2実施例において使用
できるブラケツト支持ユニツト26の他の例を示
すものであつて、鋼製円筒体33の外面の直径方
向の両側に鋼製ブラケツト28が溶接により固着
され、かつその円筒体33の内面にはゴムからな
る緩衝材30が接着剤等により固定され、さらに
倒コ字状の複数の吊掛部材31における両脚部の
下端部は円筒体33に対し溶接により固着されて
いる。
できるブラケツト支持ユニツト26の他の例を示
すものであつて、鋼製円筒体33の外面の直径方
向の両側に鋼製ブラケツト28が溶接により固着
され、かつその円筒体33の内面にはゴムからな
る緩衝材30が接着剤等により固定され、さらに
倒コ字状の複数の吊掛部材31における両脚部の
下端部は円筒体33に対し溶接により固着されて
いる。
第13図ないし第15図はこの発明の第3実施
例を示すものであつて、左右方向に延長するH形
鋼からなる支持桁8が、左右方向に並ぶ重防食鋼
管杭1の上端面にわたつて載置されて溶接等によ
り固定され、鋼棒に曲げ加工を施して構成した台
形溝状の多数の吊下保持部材34は支持桁8の長
手方向に間隔をおいて配置されると共に、その吊
下保持部材34の中央部が支持桁8に載置され、
その吊下保持部材34と支持桁8とは必要に応じ
溶接等により固定され、かつ前後方向に延長する
多数の鋼製横枠材12は支持桁8の下方において
支持桁長手方向に間隔をおいて配置され、さらに
前記吊下保持部材34の両端の垂直部分は横枠材
12に挿通され、その垂直部分に設けられた雄ね
じ部に横枠材12を支承するナツト35が螺合さ
れ、前記支持桁8および吊下保持部材34により
吊下支持装置が構成されているが、その他の構成
は第1実施例の場合と同様である。
例を示すものであつて、左右方向に延長するH形
鋼からなる支持桁8が、左右方向に並ぶ重防食鋼
管杭1の上端面にわたつて載置されて溶接等によ
り固定され、鋼棒に曲げ加工を施して構成した台
形溝状の多数の吊下保持部材34は支持桁8の長
手方向に間隔をおいて配置されると共に、その吊
下保持部材34の中央部が支持桁8に載置され、
その吊下保持部材34と支持桁8とは必要に応じ
溶接等により固定され、かつ前後方向に延長する
多数の鋼製横枠材12は支持桁8の下方において
支持桁長手方向に間隔をおいて配置され、さらに
前記吊下保持部材34の両端の垂直部分は横枠材
12に挿通され、その垂直部分に設けられた雄ね
じ部に横枠材12を支承するナツト35が螺合さ
れ、前記支持桁8および吊下保持部材34により
吊下支持装置が構成されているが、その他の構成
は第1実施例の場合と同様である。
この発明を実施する場合、側面型枠3およびス
ラブ型枠24としては例えば木製型枠を使用し、
また底面型枠2としては例えば鋼製型枠を使用す
る。底面型枠2を撤去しないで埋殺し型枠として
もよい。また吊下支持装置および型枠支持装置と
しては図示以外の任意構造のものを採用してもよ
い。
ラブ型枠24としては例えば木製型枠を使用し、
また底面型枠2としては例えば鋼製型枠を使用す
る。底面型枠2を撤去しないで埋殺し型枠として
もよい。また吊下支持装置および型枠支持装置と
しては図示以外の任意構造のものを採用してもよ
い。
この発明によれば、水底地盤に打設された重防
食鋼管杭1の上端面に、吊下支持装置の上部が係
止され、重防食鋼管杭1の上部を挿通した底面型
枠2とその底面型枠2の巾方向の両側に配置され
た側面型枠3とを支持する型枠支持装置4は前記
吊下支持装置により支持されているので、水底地
盤に打設された重防食鋼管杭1の防食被膜剥離、
鋼管杭に対するブラケツトの溶接、鋼管杭におけ
るブラケツト取付部の周囲の防食補修塗装等の煩
雑な作業を行なうことなく、重防食鋼管杭1を利
用して、上版コンクリート用の底面型枠2、側面
型枠3を支持している型枠支持装置4を吊下げ支
持することができ、特に重防食鋼管杭1における
優れた防食性能の防食被覆を剥離する必要がない
ので、重防食鋼管杭の防食性能の低下を防止でき
る等の効果が得られる。
食鋼管杭1の上端面に、吊下支持装置の上部が係
止され、重防食鋼管杭1の上部を挿通した底面型
枠2とその底面型枠2の巾方向の両側に配置され
た側面型枠3とを支持する型枠支持装置4は前記
吊下支持装置により支持されているので、水底地
盤に打設された重防食鋼管杭1の防食被膜剥離、
鋼管杭に対するブラケツトの溶接、鋼管杭におけ
るブラケツト取付部の周囲の防食補修塗装等の煩
雑な作業を行なうことなく、重防食鋼管杭1を利
用して、上版コンクリート用の底面型枠2、側面
型枠3を支持している型枠支持装置4を吊下げ支
持することができ、特に重防食鋼管杭1における
優れた防食性能の防食被覆を剥離する必要がない
ので、重防食鋼管杭の防食性能の低下を防止でき
る等の効果が得られる。
第1図ないし第6図はこの発明の第1実施例を
示すものであつて、第1図は重防食鋼管杭による
上版コンクリート型枠支持構造を示す縦断面図、
第2図はその一部を示す平面図、第3図は型枠支
持装置の吊下支持状態を示す正面図、第4図は吊
りボルトの連結部および空間形成用箱体の設置状
態を示す縦断側面図、第5図は側面型枠の支持部
を示す縦断側面図、第6図は底面型枠の設置状態
を示す平面図である。第7図は凹部形成用箱体内
および型枠支承連結具の抜取りにより生じた凹部
に防食材料を充填した状態を示す縦断側面図、第
8図は完成した桟橋の一部を示す縦断側面図であ
る。第9図および第10図はこの発明の第2実施
例において使用するブラケツト支持ユニツトの斜
視図、第11図はこの発明の第2実施例の重防食
鋼管杭による上版コンクリート型枠支持構造を示
す縦断側面図、第12図はその一部切欠平面図で
ある。第13図ないし第15図はこの発明の第3
実施例を示すものであつて、第13図は重防食鋼
管杭による上版コンクリート型枠支持構造を示す
縦断側面図、第14図はその一部を示す平面図、
第15図は型枠支持装置の吊下支持状態を示す正
面図である。 図において、1は重防食鋼管杭、2は底面型
枠、3は側面型枠、4は型枠支持装置、7は支持
ビーム、8は支持桁、9は吊りボルト、12は横
枠材、13は縦枠材、15は鋼製連結杵、18は
型枠支承連結具、19は押えビーム、20は螺
杵、21はナツト、25は上版コンクリート、2
6はブラケツト支持ユニツト、27は鋼製半円筒
体、28は鋼製ブラケツト、29は連結用フラン
ジ、30は緩衝材、31は吊掛部材、32はボル
ト、33は円筒体、34は吊下保持部材、35は
ナツトである。
示すものであつて、第1図は重防食鋼管杭による
上版コンクリート型枠支持構造を示す縦断面図、
第2図はその一部を示す平面図、第3図は型枠支
持装置の吊下支持状態を示す正面図、第4図は吊
りボルトの連結部および空間形成用箱体の設置状
態を示す縦断側面図、第5図は側面型枠の支持部
を示す縦断側面図、第6図は底面型枠の設置状態
を示す平面図である。第7図は凹部形成用箱体内
および型枠支承連結具の抜取りにより生じた凹部
に防食材料を充填した状態を示す縦断側面図、第
8図は完成した桟橋の一部を示す縦断側面図であ
る。第9図および第10図はこの発明の第2実施
例において使用するブラケツト支持ユニツトの斜
視図、第11図はこの発明の第2実施例の重防食
鋼管杭による上版コンクリート型枠支持構造を示
す縦断側面図、第12図はその一部切欠平面図で
ある。第13図ないし第15図はこの発明の第3
実施例を示すものであつて、第13図は重防食鋼
管杭による上版コンクリート型枠支持構造を示す
縦断側面図、第14図はその一部を示す平面図、
第15図は型枠支持装置の吊下支持状態を示す正
面図である。 図において、1は重防食鋼管杭、2は底面型
枠、3は側面型枠、4は型枠支持装置、7は支持
ビーム、8は支持桁、9は吊りボルト、12は横
枠材、13は縦枠材、15は鋼製連結杵、18は
型枠支承連結具、19は押えビーム、20は螺
杵、21はナツト、25は上版コンクリート、2
6はブラケツト支持ユニツト、27は鋼製半円筒
体、28は鋼製ブラケツト、29は連結用フラン
ジ、30は緩衝材、31は吊掛部材、32はボル
ト、33は円筒体、34は吊下保持部材、35は
ナツトである。
Claims (1)
- 1 水底地盤に打設された重防食鋼管杭1の上端
面に、吊下支持装置の上部が係止され、重防食鋼
管杭1の上部を挿通した底面型枠2とその底面型
枠2の巾方向の両側に配置された側面型枠3とを
支持する型枠支持装置4は前記吊下支持装置によ
り支持されていることを特徴とする重防食鋼管杭
による上版コンクリート型枠支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9638384A JPS60242228A (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | 重防食鋼管杭による上版コンクリ−ト型枠支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9638384A JPS60242228A (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | 重防食鋼管杭による上版コンクリ−ト型枠支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60242228A JPS60242228A (ja) | 1985-12-02 |
JPH0151611B2 true JPH0151611B2 (ja) | 1989-11-06 |
Family
ID=14163435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9638384A Granted JPS60242228A (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | 重防食鋼管杭による上版コンクリ−ト型枠支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60242228A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2824485B2 (ja) * | 1995-05-10 | 1998-11-11 | トックベアリング株式会社 | 回転ダンパ |
CN107354955A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-11-17 | 成都建筑工程集团总公司 | 超厚结构板板底及侧模支撑体系的施工方法 |
-
1984
- 1984-05-16 JP JP9638384A patent/JPS60242228A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60242228A (ja) | 1985-12-02 |
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