JPH0150287B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0150287B2
JPH0150287B2 JP11078482A JP11078482A JPH0150287B2 JP H0150287 B2 JPH0150287 B2 JP H0150287B2 JP 11078482 A JP11078482 A JP 11078482A JP 11078482 A JP11078482 A JP 11078482A JP H0150287 B2 JPH0150287 B2 JP H0150287B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
breaker
power
short
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11078482A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS592528A (ja
Inventor
Takashi Kuga
Takashi Kanbara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP11078482A priority Critical patent/JPS592528A/ja
Publication of JPS592528A publication Critical patent/JPS592528A/ja
Publication of JPH0150287B2 publication Critical patent/JPH0150287B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、電力系統における短絡事故発生時の
しや断装置に関するものである。
発明の技術的背景とその問題点 電力系統に短絡事故が発生した場合、電源供給
源から故障点に向かつて短絡電流が集中する。し
や断器は故障状態において、この故障電流を完全
にしや断できるものでなければならない。
電気所における代表的な電力系統を第1図に示
す。第1図において、電源1よりしや断器7及び
変圧器3を介し、受電用しや断器8により母線5
は電源の供給を受ける。この母線5には、ポン
プ、フアン等プラント運転に寄与する補機がしや
断器12を介し、接続される。又電源1の電源断
時における母線5の電源確保の為、別電源2より
しや断器9変圧器4しや断器10を介し、バツク
アツプ電源とする系統を有している。電源A系統
異常時には、異常を検出し自動的に受電しや断器
8を開し、連絡しや断器11を閉することにより
母線電源を確保する。
ところで、点検時等、電源系統の体止があらか
じめ判つている場合は、A系からB系へ電源を切
換えねばならない。この電源切換の方法として、
A系統の受電しや断器8を開し、電源をしや断し
た後、連絡しや断器11を閉することにより切換
える方式と、先に連絡しや断器11を閉し、電源
Aと電源Bを並列とした後、受電しや断器8を開
することにより切換える方式がある。並列切換を
行なう場合、母線電源が断されない為、負荷側か
ら見た場合は安定運転を継続できる。
ところで、母線を切換えて、2つの電源系統よ
り電流を供給する系統の場合、負荷しや断器のし
や断容量は1つの電源系統からの短絡電流によつ
て決定されるのが普通である。しかしながら、1
つの電源系統からの短絡電流により、しや断容量
を決定すると、母線並列時に短絡故障が発生した
場合、2電源から故障点に短絡電流が集中するた
めに、しや断器のしや断容量をオーバーし、しや
断不能となるのみならず、機器の破損ひいては故
障の拡大へとつながる恐れがある。
これを防止するためには、しや断器のしや断容
量を母線並列時の短絡電流をしや断できるように
決定すればよいが、しや断容量の増大は機器の大
型化、建設費の増加につながる。
発明の目的 本発明の目的は、しや断器をしや断する電流の
設定値を2段とし、故障電流の大小によりしや断
を行なうしや断器を変えることにより、母線切換
時における2電源からの電流供給時に短絡故障が
発生した場合のしや断器のしや断容量の不足をカ
バーすることにある。
発明の概要 本発明は2系統の電源より、各々のしや断器を
介し、電源供給を受ける母線で、その母線よりし
や断器を介し、負荷が接線されている母線構成に
おいて、負荷側に設置された過電流継電器の設定
値を2段設け、第1段の動作により負荷しや断器
への引外し指令とし、第2段の動作により負荷し
や断器への引外し指令をロツクし、受電しや断器
への引外し指令とするようにしたしや断装置であ
る。
発明の実施例 第2図に示す本発明の一実施例により、本発明
について説明する。14〜19はしや断器、2
0,21は変圧器、22,23は母線、24は計
器用変成器、25は過電流継電器、26は電動
機、27は短絡故障点を示す。
図中、短絡故障点27において、短絡故障が発
生した場合、計器用変成器24を介して、過電流
継電器25に電流が流れ、過電流継電器25が短
絡電流を検出して、しや断器をしや断させ、短絡
電流をしや断する。ここで、しや断器をしや断す
る電流の大きさの設定を2段とし、1段目の設定
を母線22または母線23から単独で電流が供給
されている時の短絡電流を想定した設定値とし、
2段目の設定を母線22、母線23の母線並列時
の短絡電流を想定した設定値とする。そして、1
段目の設定値でしや断器19をしや断し、2段目
の設定値でしや断器19のトリツプ信号を除外
し、しや断器15または、しや断器18をしや断
し、しや断器15あるいはしや断器17のしや断
後、しや断器19をしや断する。これにより、母
線22または母線23の一方からのみ電流が供給
されている場合に短絡故障が発生した場合は、し
や断器19により短絡電流をしや断し、母線切換
時の2電源から電流が供給されている時に、短絡
故障が発生した場合はしや断器15またはしや断
器18がしや断することにより、しや断器に流れ
る短絡電流は1電源からのみとなり、短絡電流を
しや断することができる。あるいは系統によつて
は、2段目の設定値にて、しや断器15および、
しや断器18の両方をしや断することも可能であ
る。
発明の効果 以上のように、しや断器をしや断する電流の設
定を2段とし、母線並列切換時において、2電源
から電流が供給されている時に短絡故障が発生し
た場合、しや断器15またはしや断器18をしや
断することにより、しや断器19のしや断容量の
不足をカバーすると共に機器の安全運転に寄与す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1は電気所における代表的な電力系統図、第
2図は本発明の一実施例を示した系統図である。 1,2…電源、3,4…変圧器、5,6…母
線、7〜12…しや断器、13…負荷、24…計
器用変成器、25…過電流継電器、26…電動
機、27…短絡故障点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 変圧器としや断器を介して、電源が供給され
    ている2つの母線と上記2つの母線を連絡するし
    や断器と負荷電流を過電流継電器に伝達するため
    の計器用変成器と短絡時に故障電流を検出するた
    めの過電流継電器と母線と負荷の間に接続された
    しや断器により構成される系統において、2段の
    設定値を持つ過電流継電器を使用することによ
    り、短絡故障時にしや断器をしや断する電流の値
    の設定を2段とし、1電源からの電流供給時の短
    絡電流では負荷側のしや断器をしや断し、2電源
    からの電流供給時の短絡電流では母線連絡用のし
    や断器または片方の母線の電源側のしや断器をし
    や断した後に負荷側のしや断器をしや断すること
    を特徴とした短絡電流のしや断装置。
JP11078482A 1982-06-29 1982-06-29 短絡電流のしや断装置 Granted JPS592528A (ja)

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JP11078482A JPS592528A (ja) 1982-06-29 1982-06-29 短絡電流のしや断装置

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JP11078482A JPS592528A (ja) 1982-06-29 1982-06-29 短絡電流のしや断装置

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Publication Number Publication Date
JPS592528A JPS592528A (ja) 1984-01-09
JPH0150287B2 true JPH0150287B2 (ja) 1989-10-27

Family

ID=14544530

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JP11078482A Granted JPS592528A (ja) 1982-06-29 1982-06-29 短絡電流のしや断装置

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