JPH01502386A - 粒子状原料をふるい分ける方法及びふるい分けに使用される円板スクリーン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 効率を改善したチップ・スクリーニング用円板スクリー１、発明の技術分野 本発明は、スクリーニング・ベッドの入力端から放出端までに亙り間隔をおいて 平行に延在する回転するスクリーン円板シャフトにより前記スクリーニング・ベ ッドが郭定されており且紙バルブの生産に使用される木材チップ等の粒子状材料 のスクリーニングに特に好適な米国特許第４゜３７７．４７４号に例示されたも のと同類の円板スクリーンへと向けられている。

２、従来技術の説明 前記の特許に開示されたところによれば、互いに平行な複数のシャフト組立体は 、実質的に均一なスクリーニング間隙即ちスロットを境界面に有するようにして 隣りのシャフト組立体の円板と互いに入り組んでいるスクリーン円板を支持する 。

今述べた円板スクリーンによる木材チップのスクリーニングに於て、前記チップ がスクリーニング・ベッドの長さ方向に沿って進行するとき該ベッドの長さに比 例してその大きさが減少するという問題に遭遇した。大きさが減少するので、境 界間隙より名目上のみ大きいチップがスクリーン・スロットを潜り抜ける通り道 を見出す可能性は、円板間隔の不精密さのため次第に大きくなる。かかる不精密 さは、円板間のスペーサの場合と同様に、円板が作り出される比較的分厚な材料 の製造に於ける製造上の限界のため発生し易い。大き過ぎる粒子が円板の間の境 界間隙即ちスクリーニング・スロットに入り込むと、それらはスロット間に挾ま れ詰込まれて、ふるい分けられた製品が希望通りの均一性を有することを妨げる 。

発明の概要 本発明は、前述の問題点の軽減を指向している。

従って、より大きなスクリーン効率を達成するため、前記参照された様式の円板 スクリーンに対し、前記ベッドの長さ方向に沿って変化する差異がスクリーニン グ・スロットの間隔に付与される。更に詳細には、前記スクリーニング・ベッド が、入力端からスクリーニング・ベッドの放出端までに亙り互いに入り組んでい るスクリーン円板の間に、境界面スクリーニング・スロット間隙が漸進的に減少 するようにした幾つかの区域を有するのが望ましい。

ここに開示された新規な概念の趣旨と範鴫とから離脱することなく多くの変形と 修正とが成されて良いけれども、添付図面と関連させて成された提示実施例の以 下の説明から、本発明の他の目的と特色と利点とが容易に明らかとなるであろう 。

図面の説明 第１図は、本発明を具体化した円板スクリーン装置の一特表平１−５０２３８６ 　（２） 部を切除した側面図である。

第２図は、本装置のスクリーン円板シャフト上に据え付けられる形式の一つの典 型的な円板の側面図である。

第３図は、第１図の装置の平面図である。

第４図は、より大きなスクリーン効率を達成すべくベッドの長さ方向に沿い境界 面スクリーニング間隙即ちスロットに設けられた漸進的に変化する差異を示して いる本装置のスクリーニング・ベッドの一部の断片的拡大平面図である。

スクリーニング・ベッド内の円板間に存する境界面スクリーニング間隙即ちスロ ットに於ける特質的変化を除いては、添付図面に開示された装置は、前述の米国 特許第４゜３７７．４７４号に開示されたものとほぼ同様であってよい。かくて 、第１図を参照するに、本装置は、粗大な原料はスクリーニング・ベッド上をス クリーンの他端まで進む一方で適切に精砕された微小なチップ片はふるい分けら れて出口１５（第１図）から放出されるよう、紙バルブ製造−に使用される予定 の木材チップ等の粒子状原料を前記スクリーンの入力端へと向かわせる投下装置 １４等の手段が設けられた前記入力端から間隔を置いて平行に縦方向に延在する 回転するスクリーン円板シャフト１３により郭定されるスクリーニング・ベッド １２（第１図及び第３図）を支持しており且基盤１１上に据え付けられたフレー ム１０を含む。

シャフト１３の各々は、スクリーニングの諸口的にかなうよう回転するためフレ ーム１０内に回転可能に適切に据え付けられており、チェーン駆動装置１７等の 手段により駆動されて良く、更に詳細には前述の特許内に述べられているところ と同様である。

各シャフト１３は、共に回転可能なようにシャフト１３上に間隔を置いて固定さ れた一組のスクリーン円板１８（第２図）を支持する。円板１８は、その周囲全 体に亘り延在する一連の均一な歯１９を有する良く知られた歯付き周囲型である のが望ましい。

スクリーニング・ベッド１２内にて各シャフトの円板１８は、互いに入り組んだ 円板同志の隣接する表面の間にスクリーニング・スロット２０を設けるため、予 定のスクリーニング用境界面間隙だけの間隔を置いて隣接するシャフトの各円板 と互いに入り組んでいる。代表的な例に於ては、図示されている如く、各シャフ ト１３毎に１９個の円板１８が設けられてよい。８ｍｍより大きくはないチップ 微粒子のふるい分けが要望される場合には、スロット２０は８ｍｍより広くなく て良い。

しかしながら先に指摘された如く、ふるい分けられた望み通りのチップ片は前記 ベッドを通って落下するので、多量のチップが前記スクリーニング・ベッド１２ の長さ方向に進行するときその分量は前記ベッドの長さに比例して減少する。も しスクリーンの全長に亘り同一の間隙が支配的であるならば、大きいとは名ばか りのチップがスクリーン・スロット２０を通り抜ける道を見出す傾向があり、少 なくもふるい分けられたチップ片の品質即ち均一性に対し有害な影響をもたらす 。

チップの分量が下流へ行くに従い次第に減少するとき少なくも希望通りの粒子よ り大きいものがスクリーニング・ベッド１２を通り抜けることを回避し実質的な 均一性を獲得するため、スクリーニング・ベッドの長さ方向に沿うスロット２０ の離隔関係に於ける特質的変化が漸進的なスクリーニング域に設けられ、それに より希望通りの大きなスクリーニング効率を達成する。例えば第３図及び第４図 に示されている如く、スクリーニング・ベッド１２は、入力端に始まるその全長 の初めの約６０％に亘り約８ｍｍのスロット間隔を有する第一区域を設けられて よい。次いで、スクリーニング・ベッド１２の長さの約２０％に亘り前記第一区 域の先に延在する第二区域に於ては、スロットの幅は約７ｍｍであってよい。残 りの約２０％の第三区域に於ては、スロットの幅は約６ｍｍであってよい。

その結果、スクリーニング・ベッド１２の第一区域を抜けて落下するチップは８ ｍｍのスロットを比較的自由に通過し得る範囲内のものが優勢となるであろう。

下流の第二、第三区域に於ては、第一区域を通過し得るものより細かいチップの みがスクリーニング・ベッドを通過するであろう。

第一区域の８ｍｍのスロット２０を容易に通過し得るものよりも粗大な原料はこ のようにしてスクリーンの通過を阻まれ、廃棄されるべく、又は引き続きなんら かの希望通りの加工を成されるべく、この装置の放出端１５から放出される。

特質的変化を有する三つの区域を６０対２０対２０に配置する特定的配置が特に 開示されているけれども、品質と状況とふるい分けられる原料にめられる特別な 要請とに基く多くの変化が有り得ることが認られるであろう。即ち、スクリーニ ング・スロット２０を郭定している円板表面間の特定の間隙と区域の長さの特定 的百分率とスクリーニング区域の数とは、多くのパラメータと要望とに応ずべく 多様であってよい。−例として、希望通りの組合せにて、第一区域はスクリーニ ング・ベッドの長さの約１０％から７０％までに延在してよく第二区域はベッド の長さの約２０％から５０％までに延在してよく第三区域はベッドの長さの約２ ０％から５０％までに延在してよい。成る場合には、異なるスロット幅を有する 区域は二つだけで充分であろう。

他方、もし状況と要件とが許すならば三つより多くの区域が望ましいであろう。

本発明の新規な概念の趣旨と範喘とから離脱することなく多くの変形と修正とが 成され得ることを理解されるであろう。

特表千１−５０２３８６　（３） ＦＩＧ、　３ 国際調査報告 一一一、−＋−＋＋＋＋ｖ＋　ＰＣ？／υｓ　８６１００８３８１−陶一細一− −Ｉ′ＰＣＴ／υｓ　８６１００８３Ｂ八ＮＮＥＸ　Ｔｏ　Ｔ”ｒＴＸ　Ｉｈ” ＴＥＲＮＡＴ！０ＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥＰＯＲτ　０ＮＤＥ−Ｃ−５９２１ ２６Ｎｏｎｅ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）紙パルプ製造への使用を意図される木材チップ等の粒子状原料をスクリー ニングする方法にして、互いに入り組んでいる離隔された円板を含み且入力端か ら放出端までに亙り延在している回転するスクリーン円板シャフトによるスクリ ーニング・ベッド上へ前記原料を載置する過程と、大きなスクリーン効率を達成 するため前記原料の前記入力端から前記放出端までの前記スクリーニング・ベッ ドに沿う移動中に前記ベッドの長さ方向に沿う前記円板間のスクリーニング・ス ロットの幅が特質的に変化するようにした前記円板間の前記スクリーニング・ス ロットを通して前記原料をふるい分ける過程とを含む方法。
2. （２）紙パルプを製造するための木材チップ等の原料のふるい分けに使用される に特に好適にして且スクリーニング・ベッドの入力端から放出端までに亙り縦に 平行して互いに間隔を置いて延在している回転するスクリーン円板シャフトによ り郭定される前記スクリーニング・ベッドを有する極類の円板スクリーンにして 、境界面に予定通りのスクリーニング・スロット開口部を有する離隔関係となる ようにして隣接シャフトの各円板と互いに入り組んでいる間隔を置かれたスクリ ーン円板を前記シャフトが支持していることと、より大きなスクリーニング効率 を達成するための前記ベッドの長さ方向に沿う前記離隔関係に於ける特質的変化 とを含む円板スクリーン。