JPS614593A - ホウフツ化物及びクロムを含む廃水の処理方法 - Google Patents
ホウフツ化物及びクロムを含む廃水の処理方法Info
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- JPS614593A JPS614593A JP12497684A JP12497684A JPS614593A JP S614593 A JPS614593 A JP S614593A JP 12497684 A JP12497684 A JP 12497684A JP 12497684 A JP12497684 A JP 12497684A JP S614593 A JPS614593 A JP S614593A
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- wastewater
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- water
- waste water
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
定粟上■科朋分野
本発明は、メッキ廃液等、ホウフッ化物及びクロムを含
む廃水からホウフッ化物及びクロムを同時に除去する処
理方法に関する。
む廃水からホウフッ化物及びクロムを同時に除去する処
理方法に関する。
従米豊伎■
特開昭５３−１０５５３号公報には、廃水にｐｌ＋４以
下でアルミニウム塩を添加し、その後、１１１６〜８に
中和することによりホウフッ化物を除去する方法が開示
されている。しかしながら、この方法では、現在のフッ
素の排出基準値１５■／β以下にフッ素を除去すること
ができない。
下でアルミニウム塩を添加し、その後、１１１６〜８に
中和することによりホウフッ化物を除去する方法が開示
されている。しかしながら、この方法では、現在のフッ
素の排出基準値１５■／β以下にフッ素を除去すること
ができない。
また、クロムイオンの除去方法としては、６（西クロム
を含むときには、予め第一鉄塩、亜硫酸塩等により３価
クロムに還元した後、廃水を弱アルカリ性にして水酸化
物として除去する方法が知られている。
を含むときには、予め第一鉄塩、亜硫酸塩等により３価
クロムに還元した後、廃水を弱アルカリ性にして水酸化
物として除去する方法が知られている。
■が しようとする問題点
メッキ廃水のように、ホウフッ化物とクロムを同時に含
む廃水を処理するには、従来、予めクロムを水酸化物と
して沈澱除去した後、鉱酸でｐＨ４以下に調節し、次い
でアルミニウム塩を添加してホウフッ化物を分解し、そ
の後アルカリ剤で中性とし、カルシウム塩を添加し、フ
ッ化カルシウムとして除去しなければならない。そのた
め装置が非常に複雑であり、大きい敷地面積を要し、そ
れでもフッ素を排出基準以下に除去することができなか
った。
む廃水を処理するには、従来、予めクロムを水酸化物と
して沈澱除去した後、鉱酸でｐＨ４以下に調節し、次い
でアルミニウム塩を添加してホウフッ化物を分解し、そ
の後アルカリ剤で中性とし、カルシウム塩を添加し、フ
ッ化カルシウムとして除去しなければならない。そのた
め装置が非常に複雑であり、大きい敷地面積を要し、そ
れでもフッ素を排出基準以下に除去することができなか
った。
従って、本発明は、前記の従来技術の欠点を解消し、簡
単な装置及び操作でホウフッ化物及びクロムを同時に効
率よく除去しうる廃水の処理方法を提供することを目的
とする。
単な装置及び操作でホウフッ化物及びクロムを同時に効
率よく除去しうる廃水の処理方法を提供することを目的
とする。
■測漁壬”′ るための
本発明は、ホウフッ化物及びクロムを含む廃水にｐｌ＋
４以下の条件下でアルミニウム塩を添加した後、アルカ
リ剤及び水溶性カルシウム化合物を添加し、ｐＨ１０〜
１３に調節して水不溶化物を生成させ、除去することを
特徴とするホウフッ化物及びクロムを含む廃水の処理方
法に関する。
４以下の条件下でアルミニウム塩を添加した後、アルカ
リ剤及び水溶性カルシウム化合物を添加し、ｐＨ１０〜
１３に調節して水不溶化物を生成させ、除去することを
特徴とするホウフッ化物及びクロムを含む廃水の処理方
法に関する。
本発明方法においては、まず、硫酸アルミニウム、塩化
アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム等のアルミニウム
塩を添加し、ｐＨ調整剤、例えば硫酸、塩酸等の鉱酸又
は水酸化ナトリウム、水酸化□ カ
ルシウム等のアルカリを用いて廃水のｐｌ＋を４以下と
し、ホウフッ化物をホウ酸とフッ素のアルミニウム錯体
に分解する。この反応は５０〜８０℃の温度で行うのが
好ましい。常温〜５０℃の温度では、反応の進行が著し
く低下する。
アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム等のアルミニウム
塩を添加し、ｐＨ調整剤、例えば硫酸、塩酸等の鉱酸又
は水酸化ナトリウム、水酸化□ カ
ルシウム等のアルカリを用いて廃水のｐｌ＋を４以下と
し、ホウフッ化物をホウ酸とフッ素のアルミニウム錯体
に分解する。この反応は５０〜８０℃の温度で行うのが
好ましい。常温〜５０℃の温度では、反応の進行が著し
く低下する。
その後、フッ素の当量以上の水溶性カルシウム化合物を
添加し、ｐＨ１０〜１３までアルカリ剤を添加し、生成
するフッ化カルシウムを凝集沈澱させる。その際、水酸
化クロムが共沈する。水溶性カルシウム化合物としては
、塩化カルシウム、硫酸カルシウム、水酸化カルシウム
等を使用することができる。この場合水酸化カルシウム
を過剰に添加して、過剰分をアルカリ剤とすることがで
きる。アルカリ剤としては、前記の水酸化カルシウムの
他、水酸化ナトリウム等を使用することかできる。
添加し、ｐＨ１０〜１３までアルカリ剤を添加し、生成
するフッ化カルシウムを凝集沈澱させる。その際、水酸
化クロムが共沈する。水溶性カルシウム化合物としては
、塩化カルシウム、硫酸カルシウム、水酸化カルシウム
等を使用することができる。この場合水酸化カルシウム
を過剰に添加して、過剰分をアルカリ剤とすることがで
きる。アルカリ剤としては、前記の水酸化カルシウムの
他、水酸化ナトリウム等を使用することかできる。
固液分離は、凝集沈澱、シ濾過、遠心分離等、常法で行
うことができる。
うことができる。
なお、廃水中に６価クロムが含まれる場合には、予め廃
水に第一鉄塩、亜硫酸塩等を添加して６価クロムを還元
して３価クロムとしておく。 り
次に、図面に基づいて本発明を詳述する。
水に第一鉄塩、亜硫酸塩等を添加して６価クロムを還元
して３価クロムとしておく。 り
次に、図面に基づいて本発明を詳述する。
第１図は本発明方法の実施態様を示すフローシートであ
る。原水をまず、分解槽１へ送入し、ここでアルミニウ
ム塩及びｐＨ調節剤を添加し、ｐＨ４以下でホウフッ化
物を分解させる。次いで、廃水を反応槽２に送入し、こ
こでカルシウム塩及びアルカリ剤と混合される。混合液
を更に分離槽３に送入し、ここで不溶性のフッ化カルシ
ウム及び水酸化クロムを沈澱させ、除去する。
る。原水をまず、分解槽１へ送入し、ここでアルミニウ
ム塩及びｐＨ調節剤を添加し、ｐＨ４以下でホウフッ化
物を分解させる。次いで、廃水を反応槽２に送入し、こ
こでカルシウム塩及びアルカリ剤と混合される。混合液
を更に分離槽３に送入し、ここで不溶性のフッ化カルシ
ウム及び水酸化クロムを沈澱させ、除去する。
第２図は従来方法を示すフローシートである。
この場合には、原水をまず、反応槽４へ導入し、アルカ
リ剤を添加してｐＨ８，５〜１０に調節し、水酸化クロ
ムを形成させる。廃水を次に分離槽５へ送入して水酸化
クロムを沈澱、除去する。クロムを除去した廃水を次に
、分解槽６へ送入し、ｐＨ４以下でアルミニウム塩と反
応させ、ホウフッ化物を分解させ、その後、反応槽７へ
送入する。反応槽７内では、アルカリ剤でｐｌ（６〜８
に調節してカルシウム塩と反応させ、フッ化カルシウム
を分離槽８内で沈澱させ、除去する。
リ剤を添加してｐＨ８，５〜１０に調節し、水酸化クロ
ムを形成させる。廃水を次に分離槽５へ送入して水酸化
クロムを沈澱、除去する。クロムを除去した廃水を次に
、分解槽６へ送入し、ｐＨ４以下でアルミニウム塩と反
応させ、ホウフッ化物を分解させ、その後、反応槽７へ
送入する。反応槽７内では、アルカリ剤でｐｌ（６〜８
に調節してカルシウム塩と反応させ、フッ化カルシウム
を分離槽８内で沈澱させ、除去する。
作朋
ｐＨ４Ｕ下でアルミニウム塩を添加すると、廃水中のホ
ウフッ化物はホウ酸とフッ素のアルミニウム錯体に分解
され、フッ素のアルミニウム錯体はその後カルシウム化
合物とｐＨ１０〜１３の条件下で反応してフッ化カルシ
ウムを形成し、分離される。この時、クロムは水酸化ク
ロムを形成し、共沈し、除去される。即ち、従来方法で
はクロムを予め水酸化クロムとして除去する工程が必要
であったが、本発明方法ではこの工程を省き、ホウフッ
化物の除去と同時に除去することができる。
ウフッ化物はホウ酸とフッ素のアルミニウム錯体に分解
され、フッ素のアルミニウム錯体はその後カルシウム化
合物とｐＨ１０〜１３の条件下で反応してフッ化カルシ
ウムを形成し、分離される。この時、クロムは水酸化ク
ロムを形成し、共沈し、除去される。即ち、従来方法で
はクロムを予め水酸化クロムとして除去する工程が必要
であったが、本発明方法ではこの工程を省き、ホウフッ
化物の除去と同時に除去することができる。
尖施拠
次に、実施例に基づいて本発明を詳述するが、本発明は
これに限定されるものではない。
これに限定されるものではない。
例Ｉ
ＢＦａ （Ｆとして１８１００ｍｇ／ ｊり 、Ｔ
−Ｃｒ１３３３■／ｌを含有するｐＨ１の廃水を７０℃
に加温しながら硫酸アルミニウムをＡＩ：Ｆ＝１：１の
割合で添加し、水酸化カルシウムでｐＨ３に調整し、４
時間分解した。その後、水酸化カルシウムでρＩ＋ １
０．５に調整した。このときのＣａ／Ｆ当量は２であっ
た。３０分間反応させた後、高分子凝集剤を添加し、凝
集物を分離した。
−Ｃｒ１３３３■／ｌを含有するｐＨ１の廃水を７０℃
に加温しながら硫酸アルミニウムをＡＩ：Ｆ＝１：１の
割合で添加し、水酸化カルシウムでｐＨ３に調整し、４
時間分解した。その後、水酸化カルシウムでρＩ＋ １
０．５に調整した。このときのＣａ／Ｆ当量は２であっ
た。３０分間反応させた後、高分子凝集剤を添加し、凝
集物を分離した。
処理水中のフッ素は１５■／ｌ以下、クロムは０．０５
ｍｇ／ρであった。
ｍｇ／ρであった。
比較のため、第２図のフローシートにより、アルミニウ
ム塩及びカルシウム塩の添加量を前記実験と同しにして
、同じ廃水を処理したところ、処理水中のクロムは０．
０５＊／ｊｌ！であったが、フッ素は２７．５■／βで
あり、排出基準まで除去することができなかった。
ム塩及びカルシウム塩の添加量を前記実験と同しにして
、同じ廃水を処理したところ、処理水中のクロムは０．
０５＊／ｊｌ！であったが、フッ素は２７．５■／βで
あり、排出基準まで除去することができなかった。
発皿辺勘梨
本発明によれば、簡単な操作及び装置でクロム及びフッ
素を効率よく除去することができ、装置の敷地面積も著
しく低減することができる。
素を効率よく除去することができ、装置の敷地面積も著
しく低減することができる。
第１図は本発明方法の実施態様を示すフローシート、第
２図は従来方法を示すフローシートである。
２図は従来方法を示すフローシートである。
Claims (3)
- （１）ホウフッ化物及びクロムを含む廃水にｐＨ４以下
の条件下でアルミニウム塩を添加した後、アルカリ剤及
び水溶性カルシウム化合物を添加し、ｐＨ１０〜１３に
調節して水不溶化物を生成させ、除去することを特徴と
するホウフッ化物及びクロムを含む廃水の処理方法。 - （２）廃水を５０〜８０℃に加温しながらアルミニウム
塩を添加する特許請求の範囲第１項記載の廃水の処理方
法。 - （３）廃水が６価クロムを含む場合には、予め３価クロ
ムに還元した後、処理する特許請求の範囲第１項記載の
廃水の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12497684A JPS614593A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | ホウフツ化物及びクロムを含む廃水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12497684A JPS614593A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | ホウフツ化物及びクロムを含む廃水の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS614593A true JPS614593A (ja) | 1986-01-10 |
Family
ID=14898866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12497684A Pending JPS614593A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | ホウフツ化物及びクロムを含む廃水の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS614593A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6328491A (ja) * | 1986-07-22 | 1988-02-06 | Takuma Co Ltd | 洗煙排液処理方法 |
| JPH01502386A (ja) * | 1986-04-24 | 1989-08-17 | ベロイト・コーポレイション | 粒子状原料をふるい分ける方法及びふるい分けに使用される円板スクリーン |
| JP2002045871A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-12 | Ngk Spark Plug Co Ltd | クロメート排液の処理方法 |
| JP2011121039A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-23 | Panasonic Corp | 排水の処理方法 |
| JP2016163857A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | 株式会社Ｎｓｃ | ホウフッ化物含有排水の処理方法および処理システム |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP12497684A patent/JPS614593A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01502386A (ja) * | 1986-04-24 | 1989-08-17 | ベロイト・コーポレイション | 粒子状原料をふるい分ける方法及びふるい分けに使用される円板スクリーン |
| JPS6328491A (ja) * | 1986-07-22 | 1988-02-06 | Takuma Co Ltd | 洗煙排液処理方法 |
| JP2002045871A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-12 | Ngk Spark Plug Co Ltd | クロメート排液の処理方法 |
| JP2011121039A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-23 | Panasonic Corp | 排水の処理方法 |
| JP2016163857A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | 株式会社Ｎｓｃ | ホウフッ化物含有排水の処理方法および処理システム |
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