JPH01501579A - 品質の劣る音声サウンドトラツク及び対応する動画の再生中に品質の劣る音声サウンドトラツクに代えて品質の高い音声サウンドトラツクを使用する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 品質の劣る音声サウンドトランク及び対応する動画の再生中に品質の劣る音声サ ウンドトランクに代えて品質の高い音声サウンドトラックを使用する方法及び装 置 発明の背景 に関し、特に、映像信号の再生中に映像信号と共に記録されたよシ高品質の音声 信号を代用する方法及び装置を目指す。

配給用として動画を制作する場合、一般には原画を編集し、ダビングし、コピー を作成するのが慣例となっている。その結果、コピーは原画の映像情報及び音声 サウンドトランクのコピーから作成されることになる。しかしながら、そのよう な多世代のコピーは最終フィルム又は最終ビデオテープを作成する際に忠実度を 失なう。たとえば、配給フィルムの最終版には第７世代の音声信号が使用される 場合もある。これは明らかに望ましくない。すなわち、第７世代の音声信号のＳ ／Ｎ比が３０ｄｂでｓｂ、周波数応答は５０Ｈｚ〜９ＫＨｚであると考えられる のに対し、コンパクトディスクに記録された第１世代音声信号は９６ｄｂのＳ／ Ｎ比と、ＯＨｚ〜２０ＫＨｚの周波数応答を有すると思われる。

最終リリース音声信号に代えてよシ高品質の音声信号を使用することに伴なう問 題の１つは、２つの音声信号を同期させ、それによシ、高品質の音声信号と動画 信号とを同期させるという問題である。これは、特に異なる記録媒体が使用され る場合に、異なル同期システムの間にコンパティビリティが欠けているという理 由による。たとえば、配給される動画はフィルムに記録され、高品質の音声信号 はコンパクトディスクに記録されることもある。

この点に関して、本出願人は下記の参考文献を承知している。

米国特許第４，４３３，３５１号は、再生ヘッドの回転を調整することにより、 同じ磁気テープの異なるトラックから再生される信号の位相関係をオリジナルの 信号の位相関係と等しく々るように自動的に調整するシステムを開示する。この システムにおいては、２つの再生信号はゼロ交差検出器に供給され、ゼロ交差検 出器は単安定マルチバイブレータに出力を供給する。単安定マルチバイブレータ の出力はフリップフロップ回路に供給され、フリップフロップ回路の出力は信号 間の位相関係を調整するために再生ヘッドの回転を制御するために使用される。

米国特許第３，８３１，１９２号は、パイロット信号と情報信号とが共に同じテ ープから再生されるような周波数偏差補償システムを開示する。信号は次にゼロ 公差検出器に供給され、パイロット信号と共に供給されるゼロ交差検出器からの 出力は振動信号と比較される。パイロット信号中に検出される周波数偏差に従っ て、情報信号に応答して発生されるパルスにパルスが追加されるか、又はそれら 発生されたパルスからパルスが減じられる。その結果、オーバーフローパルス又 は、アンダーフローパルスの累ａＫ基づいて利用装置が制御される。

米国特許第４，４１４，５８７号は、デジタルテープ再生用スキュー感知装置を 開示し、この装置においては、同じテープの２つのトラックに記録されたデジタ ルデータが再生され、パリティビットロックオン回路に供給され、パリティピッ トロックオン回路はそれに応答して語クロック信号を発生する。それらの語クロ ック信号は、信号間の位相差を検出し、それに応答してスキューを調整する位相 検出器に供給される。

米国特許第４，４２２，１０９号は、磁気記録／再生装置と共に使用される各磁 気テープの最適バイアスに基づいて磁気記録／再生装置を調整する装置を開示す る。

この点に関して、装置は、テープに記録され、そのテープから再生される試験信 号を使用する。

米国特許第４，５５９，５６９号は、音場の周波数応答を考案して周波数応答を 修正する回路構成を開示する。

発明の目的及び概要 従って、本発明の目的は、品質の劣る音声サウンドトラック及び対応する動画の 再生中に品質に劣る音声サウンドトラックに代えて品質の高い音声サウンドトラ ックを使用する方法及び装置を提供するとことである。

本発明の別の目的は、いずれの記録媒体にも付加的信号を追加する必要なく、品 質の劣る音声サウンドトラック及び対応する動画の再生中に品質の劣る音声サウ ンドトラックに代えて品質の高い音声サウンドトラックを使用する方法及び装置 を提供することである。

本発明のさらに別の目的は、既存の装置を変形する必要なく、品質の劣る音声サ ウンドトラック及び対応する動画の再生中に品質の劣る音声サウンドトラックに 代えて品質の高い音声サウンドトラックを使用する方法及び装置を提供すること である。

本発明のさらに別の目的は、第１の音声信号と第２の音声信号とを同期状態に維 持しつつ、品質の劣る音声サウンドトラック及び対応する動画の再生中に品質の 劣る音声サウンドトラックに代えて品質の高い音声サウンドトラックを使用する 方法及び装置を提供することである。

本発明の１つの面によれば、動画信号とそれに対応する第１の音声信号とを再生 する主再生装置と共に使用され、動画信号及び第１の音声信号の再生中に第１の 音声信号に代えて従属再生装置によシ再生されるさらに高品質の第２の音声信号 を使用する装置は、第１及び第２の音声信号の再生中に第１及び第２の音声信号 に応答して第１の音声信号と第２の音声信号との同期の量を検出し、検出に応答 して、第１及び第２の音声信号を同期させるために従属再生装置を制御する同期 手段と、同期手段に応答して、第１及び第２の音声信号が同期していないときは 第１の音声信号を音声システムに切換え、第１及び第２の音声信号が同期してい るときは、第２の音声信号を音声システムに切換えるスイッチ手段とを含み、そ れによシ、第２の音声信号と第１の音声信号との間に同期が達成されたときに、 第１の音声信号に代えてさらに高品質の第２の音声信号が使用される。

本発明の別の面によれば、映像信号とそれに対応する第１の音声信号とを再生す る主再生装置と共に使用され、映像信号及び第１の音声信号の再生中に第１の音 声信号に代えて従属再生装置によシ再生されるさらに高品質の第２の音声信号を 使用する方法は、第１及び第２の音声信号の再生中に第１及び第２の音声信号に 応答して第１の音声信号と第２の音声信号との同期の量を検出する過程と、検出 に応答して、第１及び第２の音声信号を同期させるために従属再生装置を制御す る過程と、検出に応答して、第１及び第２の音声信号が同期していないときは、 第１の音声信号を音声システムに切換える過程と、検出に応答して、第１及び第 ２の音声信号が同期しているときは、第２の音声信号を音声システムに切換える 過程とを含み、それによシ、第２の音声信号と第１の音声信号との間に同期が達 成されたときに、第１の音声信号に代えてさらに高品質の第２の音声信号が使用 される。

本発明の上記の及びその他の目的、特徴及び利点は、添付の図面と関連して読ま れるべき以下の詳細な説明から容易に明白になるであろう。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明に従って取替えをする装置の概略的ブロック線図、 第２図は、本発明に従って取替えをする装置の一実施例のブロック線図、 第３図は、本発明に従って取替えをする装置の別の実施例のブロック線図、 第４図は、本発明に従って取替えをする装置のさらに別の実施例のブロック線図 、及び 第５図は、本発明に従って取替えをする装置のさらに別の実施例のブロック線図 である。

好ましい実施例の詳細な説明 前述のように、配給用の動画等を作成するときの多世代コピー作成によって、音 声サウンドトランクの品質は大きく劣化する。さらに、光学音声又はＶＨ８等の 最終リリース媒体はＣＤ又は高品質テープと比較して劣っている。たとえば、最 終的にフィルム、テープ等が配給される場合、音声サウンドトシックの最終リリ ースコピーを動画情報と同じフィルム、テープ等に記録しても良い。その結果、 当然のことながら、忠実度はそこなわれる。以下、説明を容易にするため、映像 情報と共に記録される音声サウンドトランクの多世代コピーを最終リリースコピ ーという。

本発明によれば、動画の最終ＩＪ　ＩＪ−ス音声サウンドトラックの代わりに、 動画のオリジナルサウンドトラックの第１世代の又は他の高品質の世代のコピー が映像と共に使用される。第１世代コピーはコンパクトディスク、テープ、レコ ードディスク等の別の媒体に記録される。本発明によれば、この取替えは、オリ ジナルサウンドトラックの第１世代コピーを最終ＩＪ　ＩＪ−スコピー及び映像 の双方と同時に再生することによシ行なわれる。

最初は、そのよう゛な再生中に、映像情報と同じ記録媒体に記録されている最終 ＩＪ　ＩＪ−スコピーが映像と共に使用される。この最初の段階で、高品質コピ ーを含む他方の記録媒体の動きは音声サウンドトラックの第１のコピーと最終リ リースコピーとを互いに同期させるように調整される。そのような同期は、第１ の音声信号及び従来の通常の低品質最終リリース音声信号それ自体にのみ基づい ておシ、それらの信号と共にパイロット信号１時間コード信号等の付加的信号を 記録する必要はない。同期が達成されたならば、スイッチング回路は最終リリー ス音声信号を遮断し、その代わシに、よシ高品質の第１世代コピー号を使用する 。その結果、音声信号の忠実度は大きく改善される。

しかしながら、動画が映写されている時間を通して、高品質音声信号が常に最終 ＩＪ　１７一ス音声信号と同期し、従って、再生される映像と常に同期して゛い るように保証するために、第１の音声信号と最終リリース音声信号は共に比較さ れ続けている。２つの音声信号が、たとえば高品質音声信号のドロップアウト等 の原因によって、所定の量だけ同期状態からずれた場合には、スイッチング回路 は高品質音声信号を遮断し、２つの音声信号が再び同期状態となるまで、その代 わりに最終リリース音声信号を使用する。

本発明により、同期化を実行するために実際の音声信号が使用されるので、オリ ジナルフィルムにパイロット信号１時間コード信号等の信号を追加する必！！は ないことが了解されるであろう。さらに、既存の再生装置を変形する必要もない 。むしろ、必要な同期及びスイッチング回路を含む外部装置を介して音声信号を 経路指示するだけで良い。

そこで、第１図を参照すると、最終リリース音声信号及び対応する映像信号の再 生中に最終ＩＪ　リース音声信号に代えて高品質音声信号を使用する本発明の第 １の実施例によを概略的装置１０が示されている。図示されるように、最終リリ ース音声信号と映像信号はフィルム、磁気テープ等１２の記録媒体に記録され、 主（マスター）再生装置１４で再生される。たとえば、主再生装置１４は、通常 、映画館。

ビデオテープレコーダ等で使用される種類の何らかの従来のグロタエクタであれ ば良い。そのような場合、主再生装置１４の音声出力端子は、通常、音声システ ム１６に接続されるが、このシステムは、たとえば、映画館の異なる場所に配置 される複数台のスピーカから構成されれば良い。

本発明によれば、コンパクトディスク、磁気テープ、フィルム等の何らかの適切 な媒体に記録されても良い音声信号の第１世代コピーは、可変速従属（３ムｖａ ）再生装置１８によシ同時に再生される。主再生装置１４からの最終リリース音 声信号出力と、従属再生装置１８からの第１世代コピー号出力とは、共に、２つ の音声信号の同期の量を検出するシンクロナイザ検出器２０に入力される。これ に応答して、シンクロナイザ検出器２０は、２つの音声信号が互いに同期状態か ら外れている方向と量に従った誤差信号を、この誤差信号をゼロまで減少し、そ れによシ２つの音声信号を同期させるために従属再生装置１８の速度を制御する 制御装置２２に供給する。

さらに、高品質音声信号と最終リリース音声信号はスイッチ２４に供給されるが 、このスイッチも、シンクロナイザ検出器２０による検出によって２つの音声信 号の間に同期状態が存在するか否かに従って第１の音声信号又は最終リリース音 声信号のいずれか一方を音声システム１６に供給するために、制御装置２２によ り制御される。

当初、高品質音声信号と最終リリース音声信号とは同期状態から外れていると推 定される。そのような場合、制御装置２２は最終ＩＪ　ＩＪ−ス音声信号を主再 生装置１４から音声システム１６に供給するためにスイッチ２４を制御する。同 期状態が達成されると、制御装置２２は第１世代音声信号のみを従属再生装置１ ８から音声システム１６に供給するためにスイッチ２４を制御する。その後の映 像信号の再生中、シンクロナイザ検出器２０は第１の音声信号と最終リリース音 声信号とを比較し続ける。これらの信号が同期していない場合、制御装置２２は 再び最終リリース音声信号を主再生装置１４から音声システム１６に供給するた めにスイッチ２４を制御する。

第１の音声信号と最終ＩＪ　ＩＪ−ス音声信号とが再び同期状態になると、制御 装置２２は第１世代音声信号を従属再生装置１８から供給するためにスイッチ２ ４を制御する。これによシ、最良の質の音声が常に再生されることを保証してい る。

第２図に示すように、本発明による装置１０ａの一実施例によれば、シンクロナ イザ検出器２（１，、第１の音声信号と最終＋７１Ｊ−ス音声信号との位相差を 測定し、それに応答して前記誤差信号を発生する位相検出器２６から構成される 。第１世代の音声信号の位相が最終リリース音声信号に関して先行しているとき は、誤差信号はそのような位相の進みに対応する第１の極性を有し、それにより 、制御装置２２は従属再生装置１８を減速させる。これに対し、第１世代音声信 号の位相が最終リリース音声信号に関して遅れているときには、誤差信号はその ような位相の遅れに対応する第２の逆の極性を有し、それにより、制御装置２２ は従属再生装置１８を加速する。

従属再生装置１８が減速又は加速される量は誤差信号のレベルによって決まる。

本発明に従って同期化を達成する別の方法は第３図の装置１０ｂに示されておシ 、この装置はゼロ交差検出器２８及び３０を使用する。詳細にいえば、アナログ 音声信号は、所定のゼロ軸を上下に向かって継続的に交差する振動信号である。

従って、主再生装置１４からの最終リリース音声信号はゼロ交差検出器２Ｂに供 給され、この検出器はゼロ点交差の回数をカウントして、それに対応するゼロカ ウント信号を発生する。同様にして、従属再生装置１８からの第１世代音声信号 はゼロ交差検出器３０に供給され、この検出器はゼロ点交差の回数をカウントし て、それに対応するゼロカウント信号を発生する。ゼロ交差検出器２８及び３０ からのゼロカウント信号は比較器３２に供給される。ゼロカウント信号により測 定される２つの音声信号のゼロ交差の回数が異なるとき、比較器３２は制御装置 ２２に誤差信号を供給する。それに応答して、制御装置２２は２つの音声信号を 同期させるために従属再生装置１Ｂの速度を変化させる。さらに、この時点で、 制御装置２２は最終リリース音声信号を主再生装置１４から音声システム１６に 供給するためにスイッチ２４を制御する。同期状態が達成されると、すなわち、 比較器３２に供給されるゼロカウント信号が等しくなると、比較器３２は制御装 置２２に適切な信号を供給し、そこで、制御装置は第１世代音声信号を音声シス テム１６に供給するためにスイッチ２４を制御する。

同時に、制御装置２２は、第１世代音声信号が最終リリース音声信号と、従って 再生される映像と同期状態のままでいることを保証するために、従属再生装置１ ８の速度を制御し続ける。

本発明に従って同期化を達成する別の方法は、第４図の装置１０ｅによシ示され るように、第１の音声信号と最終リリ、−ス音声信号とを相関させるものである 。第４図に示されるように、相関を達成する１つの方法はスペクトル／相関器ア ナライザを使用するものである。詳細にいえば、主再生装置１４からの最終リリ ース音声信号はアナログ／デジタル（Ａ／Ｄ　）変換器３４においてデジタル信 号に変換され、同様に、従属再生装置１８からの第１世代音声信号はアナログ／ デジタル（Ａ／Ｄ　）変換器３６においてデジタル信号に変換される。少なくと も従属再生装置１８はＳＭＰＴＥ時間コードを使用するのが好ましい。

このようにして、Ａ／Ｄ変換器３４及び３６からのデジタル化音声信号は、デジ タル化音声信号の相関を指示するものを自動的に提供する。ニューシャーシー州 ロックリーのウエイプトク・サイエンティフィック・インコーホレーテッド（Ｗ ａｖｅｔｏｋ　５ａｆｅｎｔｉｆｉｅ、　Ｉｎｃ、　）製造の６６０Ｂ型デユア ルチヤネルスペクトルアナライザ等のスペクトル／相関器アナライザ３８に供給 される。詳細にいえば、６６０Ｂスペクトルアナライザからの最大相関スコアは 、主再生装置１４のトラックと従属再生装置１８のトラックとが整合すると考え られる従属再生装置１８からのＳＭＰＴＥ時間コードの適切な点を指示する。そ こで、６６０Ｂスペクトル／相関器アナライザ３８は、ソニー株式会社製造のＤ ＡＥＩ１００型デジタルオーディオエディタであることができる制御装置２２に 信号を供給し、制御装置はスペクトルアナライザ３８にょシトリガされて、アナ ライザからの相関スコアに従って従属再生装置１８を同期させる。詳細にいえば 、スペクトル／相関器アナライザ３８はＤＡＥＩ１００型制御装置２２に、どの 時間コードに行くべきかを通知する信号を供給し、それに応答して従属再生装置 １８はその時間コードまで駆動され、それにより、第１の音声信号と最終ＩＪ　 ＩＪ−ス音声信号は同期状態となる。

あるいは、シンクロナイザ検出器２０と制御装置２２とを、従来はデジタル編集 に使用されているコンブソニックス（Ｃｏｍｐｉｏｎｉｃｓ）ＤＳＰ−２００２ 型コンピユータ等の単一の装置に組合せることもできる。そのようなコンピュー タは２つの音声信号の相関の量を決定し、それに応答して従属再生装置１８を制 御フソエックスのコンピュータの代わりにＣＭＸ　ＭｏｄｅＬ　［Ｎｅｗ　（ａ ｓｓｌＪコンピュータを使用することができる。所望の動作を実行するオフザシ エルフコンピュータプログラムは、マサチューセッツ州キックストンのマイクロ ウェイ・インコーホレーテッド（Ｍｉｅｒｏｗａｙ、　Ｉｎｃ、　）より「８７ ＦＦＴＪの商標名で販売されている。

相関スコアを使用するときの一例として、相関スコア３２が希望されており、ま た、毎秒２４フレーム（ｆｐｓ）で動作する従属テープレコーダ１８と、従属テ ープレコーダ１８よシわずかに先行して動作する主テープレコーダ１４０２台の ビデオテープレコーダがあると仮定する。従属テープレコーダ１８が約２６．４ ｆｐｓまで１０％加速された場合、相関スコアは増加し始める。相関スコアが一 貫して４０の値に達したとき、従属テープレコーダ１８は２４　ｆｐｓより約５ チ大きい値、すなわち２５．２ｆｐｓまで減速される。たとえば、相関スコアが 一貫して５０の値に達した場合には、従属テープレコーダ１８は２４ｆｐｓよシ 約２．５チ大きい値、すなわち２４．６ｆｐｓまで減速される。所望の相関スコ アが達成されると、双方のテープレコーダ１４及び１８が動作している間に前後 微動を繰返す一定したプロセスが実行されるので、同期状態を維持するために連 続する速度修正が行なわれる。

本発明に従って相関を達成する別の方法は、第５図の装置１０ｄによシ示される ように、パターン認識を使用するものである。そこに示すように、第５図の実施 例は第１図の実施例と同じであるが、シンクロナイザ検出器を構成するパターン 認識手段４０を有する。そのような場合、単位時間当たシの音声信号波形はいく つかの記号に変換される。パターン認識において、２つの音声信号の相関の量を 決定するために比較されるのは６３ｅ記号である。パターン認識では、雑音又は ひずみ等の小さなずれは相関プロセスに最小限の影響しか与え々いか又は全く影 響を与えず、必要とされ、使用されるデータの量は最小限度でよく、また、パタ ーン認識は他の方法より効率よく且つ迅速に実行されることができるので、これ は本発明の好ましい実施例である。

パターン認識技法の使用は当該技術では良く知られている。たとえば、ゼネラル ・インスッルメンツ（Ｇｅｎｅｒａｌ　Ｉｎｓｔｒｕｍｅｎｔｓ）製造の５Ｐ１ ００Ｏチツプをアップル（Ａｐｐｌｅ）又はコモドール（Ｃｏｍｍｏｄｏｒｅ） （ｉ　４コンピユータと共に使用することができる。同様に、フロリダ州Ｆｔ、 ローダ−テールのプロキシミイテイ・テクノロジー・インコーホレーテッド（Ｐ ｒｏｘｉｍｉｔｙ　７ｅｅｈｎｏｌｏｇｙ　Ｉｎｃ、　）によシ販売され且つ本 明細書中にも参考として開示内容を取入れた米国特許第４．４９０，８１１号に 詳細に記載されているＰＦ４７４　パターン認識チップを使用することができる 。このチップは、スチー／ｌ／　ａ　ｏ−ゼ／ター／Ｉ／　（Ｓｔｓｖｅ　Ｒｏ ｓｅｎｔｈｍｌ）の論文ｒＴｈｅ　ＰＦ４７４Ｊ　（Ｂｙｔｅ　Ｍａｇａｚｉｎ ｅ、　１９８４年１１月、２４７〜２５３ページに掲載）及びチップの発明者の １人であるピータ−・エヌーヤニロス（ｐｅｔｅｒ　Ｎ、　Ｙｉ　ｕｎｉ　１　 ｏｓ　）の論文ｒ　Ａ　Ｄｅｄｉｃａｔｅｄ　Ｃｏｍｐａｒａｔｏｒ　Ｍａｔｃ ｈｅｓ　Ｓｙｍｂｏｌ　Ｓｔｒｉｎｇｓ　Ｆｉｓｔ　ａｎｄ　Ｉｎｔｅｌｌｉｇ ｅｎｔｌｙＪ　（Ｅｌｅｃｔｏｎｉｅｓ　Ｍａｇａｚｉｎｅ、　１９８３年１２ 月１日に掲載）にも記載されている。現在、ＰＦ４７４ハターン認識チップは、 ＩＢＭ−ＰＣパーソナルコンピュータにプラグイン接続されるＰＦ−ＰＣボード の一部として販売されており、ＰＦ−ＰＣボードは、ボード上の直接メモリアク セス（ＤＭＡ）から構成されることが多い支援回路を含む。

このように、本発明によれば、同期化を実行するために実際の音声信号が使用さ れる。従って、同期化を実行するために何らかの補助信号を記録すること、又は 既存の再生装置を変形することは不要である。

しかしながら、本発明について、請求の範囲に記載される本発明の範囲に含まれ る様々な変形を行ないうることは了承されるであろう。たとえば、２つの音声信 号の同期状態を検出する他に、どちらの音声信号がよシ良い品質を有するかを検 出するために適切な回路を設けることができるであろう。これは、たとえば、２ つの信号のＳ／Ｎ比を検出し、同期化が達成されたとき、よシ良いＳ／Ｎ比を有 する信号に切換えることによシ達成できる。このようにして、たとえば、同期化 を達成しても良いが、第１世代音声　′信号にはドロップアウト等があると考え られる。そのような場合には、最終リリース音声信号が音声システムに供給され ることになるであろう。

添付の図面を参照して本発明の特定の好ましい実施例を説明したが、本発明がそ れらの厳密な実施例に限定されないこと、及び添付の請求の範囲において規定さ れる本発明の趣旨又は範囲から逸脱せずに当業者によシ様々な変更及び変形を実 施しうろことは了承されるであろう。

ｉ’ｆ・Ｓ″（内容に度更なし） 手続補正書（方式） 事件との関係　特　許　出願人 名称（氏名）　ジエームズ、フレンド ：、１−―ｔ ６、補正の対象 国際調査報告

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．映像信号とそれに対応する第１の音声信号とを再生する主再生装置と共に使 用され、前記映像信号及び前記第１の音声信号の再生中に前記第１の音声信号に 代えて従属再生装置により再生されるさらに高品質の第２の音声信号を使用する 装置において、前記第１及び第２の音声信号の再生中に前記第１及び第２の音声 信号に応答して前記第１の音声信号と前記第２の音声信号との同期の量を検出し 、前記検出に応答して、前記第１及び第２の音声信号を同期させるために前記従 属再生装置を制御する同期手段と、 前記同期手段に応答して、前記第１及び第２の音声信号が同期していないときは 前記第１の音声信号を音声システムに切換え、前記第１及び第２の音声信号が同 期しているときは前記第２の音声信号を音声システムに切換えるスイッチ手段と 、を具備し、それにより、第２の音声信号と第１の音声信号との同期が達成され たときは、第１の音声信号に代わってさらに高品質の第２の音声信号が使用され る装置。
2. ２．前記同期手段は、 前記第１及び第２の音声信号の再生中に前記第１の音声信号と前記第２の音声信 号との同期の量を検出し、それに対応する誤差信号を発生するシンクロナイザ検 出器手段と、 前記誤差信号に応答して、前記第１及び第２の音声信号を同期させるために前記 従属再生装置を制御する制御装置手段と、 を含む請求の範囲第１項記載の装置。
3. ３．前記シンクロナイザ検出器手段は、前記第１の音声信号と前記第２の音声信 号との位相差を検出し、それに対応する前記誤差信号を発生する位相比較器手段 を含み、前記制御装置手段は前記誤差信号に応答して前記従属再生装置を制御す る請求の範囲第２項記載の装置。
4. ４．前記シンクロナイザ検出器手段は、前記第１の音声信号のゼロ点交差の回数 を検出し、それに応答して第１のゼロ交差信号を発生する第１のゼロ交差検出器 手段と、前記第２の音声信号のゼロ点交差の回数を検出し、それに応答して第２ のゼロ交差信号を発生する第２のゼロ交差検出器手段と、前記第１及び第２のゼ ロ交差信号に応答して前記誤差信号を発生する比較器手段とを含む請求の範囲第 ２項記載の装置。
5. ５．前記シンクロナイザ検出器手段は、前記第１の音声信号を第１のデジタル音 声信号に変換する第１のアナログ／デジタル変換器手段と、前記第２の音声信号 を第２のデジタル音声信号に変換する第２のアナログ／デジタル変換器手段と、 前記第１のデジタル音声信号と前記第２のデジタル音声信号とのデジタルビット ストリームを比較し、それに応答して前記誤差信号を発生する相関器手段とを含 む請求の範囲第２項記載の装置。
6. ６．前記シンクロナイザ検出器は、前記第１及び第２の音声信号を第１及び第２ の記号のパターンにそれぞれ変換し、前記第１のパターンと前記第２のパターン との相関を検出し、それに応答して前記誤差信号を発生するパターン認識手段を 含む請求の範囲第２項記載の装置。
7. ７．映像信号とそれに対応する第１の音声信号とを再生する主再生装置と共に使 用され、前記映像信号及び前記第１の音声信号の再生中に前記第１の音声信号に 代えて従属再生装置により再生されるさらに高品質の第２の音声信号を使用する 方法にかいて、前記第１及び第２の音声信号の再生中に前記第１及び第２の音声 信号に応答して前記第１の音声信号と前記第２の音声信号との同期の量を検出す る過程と、 前記検出に応答して、前記第１及び第２の音声信号を同期させるために前記従属 再生装置を制御する過程と、 前記検出に応答して、前記第１及び第２の音声信号が同期していないときば前記 第１の音声信号を音声システムに切換える過程と、 前記検出に応答して、前記第１及び第２の音声信号が同期しているときは前記第 ２の音声信号を音声システムに切換える過程と、 から成り、それにより、第２の音声信号と第１の音声信号との同期が達成された ときは、第１の音声信号に代わってさらに高品質の第２の音声信号が使用される 方法。
8. ８．前記第１の音声信号と前記第２の音声信号との位相差を検出する過程を含み 、前記制御する過程は前記位相検出に応答して、前記第１及び第２の音声信号を 同期させるために前記従属再生装置を制御する過程を含む請求の範囲第７項記載 の方法。
9. ９．前記検出する過程は、前記第１の音声信号のゼロ点交差の回数を検出し、そ れに応答して第１のゼロ交差信号を発生する過程と、前記第２の音声信号のゼロ 点交差の回数を検出し、それに応答して第２のゼロ交差信号を発生する過程と、 前記第１及び第２のゼロ交差信号に応答して誤差信号を発生する過程とを含み、 前記制御する過程は、前記誤差信号に応答して、前記第１及び第２の音声信号を 同期させるために前記従属再生装置を制御する過程を含む請求の範囲第７項記載 の方法。
10. １０．前記検出する過程は、前記第１の音声信号を第１のデジタル音声信号に変 換する過程と、前記第２の音声信号を第２のデジタル音声信号に変換する過程と 、前記第１のデジタル音声信号と前記第２のデジタル音声信号とのデジタルビッ トストリームを相関させる過程と、それに応答して誤差信号を発生する過程とを 含み、前記制御する過程は、前記誤差信号に応答して、前記第１及び第２の音声 信号を同期させるために前記従属再生装置を制御する過程を含む請求の範囲第７ 項記載の方法。
11. １１．前記検出する過程は、前記第１の音声信号を第１の記号のパターンに変換 する過程と、前記第２の音声信号を第２の記号のパターンに変換する過程と、前 記第１のパターンと前記第２のパターンとの相関を検出する過程と、それに応答 して誤差信号を発生するか又は記号パターンを整合させるための探索を実行する 過程とを含み、前記制御する過程は、前記信号及び整合に応答して、前記第１及 び第２の音声信号を同期させるために前記従属再生装置を制御する過程を含む請 求の範囲第７項記載の方法。