JPH01501456A - 抵抗溶接の凹入部測定および制御方法、装置 - Google Patents

抵抗溶接の凹入部測定および制御方法、装置

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JPH01501456A JP62503457A JP50345787A JPH01501456A JP H01501456 A JPH01501456 A JP H01501456A JP 62503457 A JP62503457 A JP 62503457A JP 50345787 A JP50345787 A JP 50345787A JP H01501456 A JPH01501456 A JP H01501456A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抵抗溶接の凹入部測定および制御方法、装置見」L立」L見 1、技術分野 本発明は溶接作業を行う方法および装置に関し、特に抵抗溶接作業時の凹入部の 測定および制御方法および装置に関する。
2、従来の技術 抵抗溶接は互いに溶接される別個の部品をこれらの部品内に生ずる溶接区域を通 る電流(溶接電流)によって生ずる熱によって溶接される、形式の溶接作業であ り、発生する熱量はこれら部品の溶接区域を通る電流に対する抵抗および電流の 強さによって定まる。溶接作業時に両部品を互いに押しつけるために機械的圧力 が使用される。抵抗スポット溶接は抵抗溶接の最も一般的な形式であるが、2つ の隣接する接合表面に位置する少量の材料がこれらの表面を通る溶接電流による 加熱によって局部的に溶融しつぎに合体することによって溶着部(ウェルド)が 形成される。抵抗溶接作業の詳細については、RWM A(Resistanc e WeldingManufactures’ As5ociation米国 溶接協会)が発行した抵抗溶接便覧(Resistance Welding  Mar+ual)に記載されている。
溶接作業の完了後に測定された電極凹入部と溶着部の強度との間に直接の関係が あることは、ウェルディングジャーナル(Welding Journal)誌 1968年10月号の472−Sないし478−5頁のウー氏(K、 C,Vu )の論文がある* (Electrode Indentation Cr1t erion for Re5ist−ancs 5pot velding)  (ウー氏の論文と名付ける。)2つの対向する電極間に位置する2つ以上の材料 が互いに溶接されるとき該電極間の距離の変化、すなわち電極間変位を測定する ことによって抵抗スポット溶接作業を測定しまたは制御する多くの研究がなされ た0例えば米国特許第4,419,958号、同第4,542,277号、同第 4,296,304号、同第4,447,700号は電極間変位を測定する装置 を開示している。
凹入部は溶接される材料の外面に生ずる凹みとして限定され、溶接電極がスポッ ト溶接区域すなわちナゲツト区域、すなわち溶接ナゲツトの形成時に材料が液体 となる区域の材料の表面を鍛造することによって主として生ずる。ナゲツトに隣 接する材料の一方または双方の外面は電極を支持する材料の高温強度が減少する ことによって凹入し、陥没する。このようにして溶接ナゲツトが形成されるとき 電極は鍛造作用を行うことになる。
溶接電流が流れている間に電極間の材料の成長による電極間の距離の測定の結果 、研究者は凹入の大部分はナゲツトが固化しているとき、すなわち溶接電流が断 となった後に生ずると信じてきた。以下に558特許として引用する米国特許第 4,419,558号明細書には溶接作業を制御するために必要な凹入部の大き さが記載され、例えば約0.10c+nの金属板に対して凹入部の深さは約0. 0025cmであると示している。すなわち、所望の凹入部の深さは558特許 では板厚の約2.5%である。しかし、これは従来のデータと一致しない0例え ばウー論文には充分な強度を有する溶接部を生ずる最も望ましい凹入部の深さは 板厚の5〜10%であると示している。約0.10cmの5%は0.0051c +++であり、また10%は0.01cmであり、いずれも558特許の記載よ り著しく大である。さらに、板厚が大となると比例的に凹入部の深さが大となる 。これらの凹入部の深さは電極間の距離の測定によって得られた値よりも大であ る。
電極間の距離の測定によって得られた値が小さいことは、この測定は溶接作業間 に生ずる材料の熱膨張を考慮しないことによる。特に、電極間の距離の測定時に 測定値は熱膨張による部分と凹入による部分とを含む、熱膨張は凹入とは反対方 向であるから、膨張による材料の伸長は凹入による材料の収縮を打消し、すなわ ち遮蔽し結果としての凹入量は予期したものより小となる、ウー論文は溶接部の 強度と凹入量との間に直接関係が存在することを示しているが、溶接部の強度と 材料の膨張との関係についての教示は記載されていない。材料と電極の形状と溶 接条件とのある組合せについて、材料の膨張は凹入量に等しくまたは相当に大で あることもある。従って、電極間の距離の測定による凹入量は実際に凹入が生じ ていても膨張によってゼロとなる場合がある。すなわち、溶接作業時に電極間の 距離の測定を行っても正確に溶接強度をめることは一般的にはできない。
この点についてステイーベル論文(A、5tiebel著のMonitorin g and Control of 5pot IIlelding 0per ationスポット溶接作業の監視と制御−−1986年金属板溶接合議会報C onference Proceedings of 1986 SheetM etal Illelding Conference II 、 Detor oit、Michigan。
Oct、 27−29.1986. PP、 1−17)があり、凹入量が溶接 強度を指示するものであることが記載されている。この論文に記載された装置は 凹入量測定を電極の移動によって生ずる力の測定によっている。前述のように膨 張による電極間の距離の変化が溶接部の形成時に生ずる凹入量を遮蔽するから、 この論文の装置では溶接部が形成された後、すなわち材料が始めの厚さに収縮し た後でなければ凹入量の正確な測定はできない。従って、ステイーベル論文の装 置では溶接部の形成中には凹入量の正確な測定ができず、凹入が生じているとき に制御することができず、電極間の距離の測定に依存する従来技術の装置と同様 な課題を残している。
従って、溶接作業時に生ずる凹入量を正確に測定する方法および装置が要望され ている。さらに、測定された凹入量に基いて抵抗スポット溶接機を正確に制御し て、これによって実質的に総ての溶接部が充分な強度を有するようにする方法お よび装置が同様に要望されている。
丑−皿−のユ襞二4 本発明は溶接作業時に電極組立体上の基準点と、電極と加工片表面との接触区域 に隣接するが実質的に電極によって凹入せしめられることのない区域の加工片表 面上の区域との間の分離量を測定する。この測定は同一溶接作業に使用される一 方または双方の電極について行う0本発明によれば距離測定装置は、始めに電極 組立体上の基準点に相対的な加工片の外部表面の位置を溶接電流が溶接区域に流 れる以前に確立する。電極組立体は電極とホルダとホルダに固定されたその他の 機械的素子とを含む。測定は溶接電流が流れるときに適当な間隔で繰返し行い、 溶接作業時に電極が加工片の表面を凹入せしめる量を連続的に決定する。
加工片相互の接合表面に位置する材料の一部が溶融すると、電極と加工片との接 合界面に位置する加工片の表面が電極によって凹入せしめられ始める。測定され た凹入量が所望値、例えば溶接さ九る加工片の最も薄い表面片の厚さの5〜10 %に達すると溶接電流を断とする。ここに表面片とは溶接作業時に電極に当接す る2つの加工片をいう、凹入量をさらに正確に制御するために凹入が生ずる速度 を測定し所望の四人生成プログラム(予め定めた門人生成曲線)に従って溶接電 流を変えて四人生成速度を増減する。
ナゲツトの同化と加工片の冷却とによる収縮を含む最終凹入量の測定は、短い冷 却期間(通常ホールド期間と名付けられる)中も凹入量測定を継続することによ って可能であり、これは溶接電流を断とした後で電極を後退せしめる以前に行わ れる。
大量生産時には電極を交換せずに多数の溶接を行う。
その結果、電極の先端の摩耗が大となる0本発明による方法は各溶接の開始時に 加工片の表面と電極との間の空間関係(距M)を測定するから電極の先端の摩耗 は凹入量の測定から自動的に除外される。
所望の凹入量は最も薄い表面片の初期厚さの所定の比率のものであるから、溶接 電流が流れる以前の電極の初期分離量を測定する。この測定値を制御目的のため の所望の凹入量を得るために使用する。電極の摩耗による測定値の誤差を消去す るために電極間に加工片を配置しないで厚さの測定をときどき行い、厚さゼロの 値を決定する。
図 の簡単な日 第1A図は本発明による抵抗スポット溶接装置の凹入量測定部の概略図と、溶接 作業時に生ずる代表的な溶接パルス曲線150と凹入量曲線151とを示す図、 第1図は抵抗スポット溶接作業時に生ずる凹入を測定し制御する本発明の一実施 例の装置の概略図、第2図は第1図の装置の距離測定装置200の概略図、第3 図は第1図の装置の距離測定装置300の概略図、第4図は第1図の装置の距離 測定装W400の概略図、第5図は本発明による方法および装置を使用して溶接 部が形成されるとき生ずる3つの信号(信号a、b、C)の時間的関係を示すグ ラフと、同時に生ずる凹入(曲線d)とを示す図である。
各図において同一参照数字は対応する素子を示している。
な の 日 第1A図を参照すると、電極ホルダ101.102が上方および下方電極103 ,104を固着的に保持し、抵抗スポット溶接機の部分を構成する。各電極は対 応するホルダに固着される。電極とホルダとは一体の電極組立体を構成し、を極 101とホルダ103とが電極組立体142を構成する。各電極組立体はこれら 以外の公知の図示しない機械的素子1例えば典型的にはホルダまたは電極に固定 される支持腕などを含んでもよい、また、動力変圧器のための機械的支持部、す なわち加工片105,106が電極間に挟まれ、溶接電流が両電極を介して材料 を貫通して流れる。電流に対する最大の抵抗は材料105,106間の界面に生 ずる0両加工片は例示的には単純炭素鋼となされる。
電極によって集中せしめられた電流によって温度が急速に上昇し液体区域117 が形成され、これは溶接電流の停止後に冷却、固化してす、ゲットとなる。
溶接電流が加工片に作用している間、すなわち溶接パルス150の継続している 間に距MXが変化する。
距離Xの変化、すなわち曲B151に示すΔXが加工片の表面に生ずる凹入量を 指示する。特に、電極組立体に沿う任意の予め定めた点(例えば図示の電極1゜ 3上の点さらに実際的にはホルダ101上の点)に位置する固定の基準点と該電 極が加工片に接触する区域に直接に隣接する加工片の外表面の対応する区域で溶 接作業間に電極によって実質的に凹入せしぬられない区域との間に生ずる距離の 変化としてΔXは測定される。第5図の信号すとして示す溶接パルスは実際上は 溶接電流の一連の半サイクル(はぼサイン波パルス)波であり、各半サイクル波 の継続時間は別々に制御される。第1A図の曲線151に示すようにΔXの値は 溶接パルスの初期に増加する。これは、電極]、03.104の先端部115, 116に隣接して位置する材料が加熱されて熱膨張を始めることによる。加工片 は急速に高温となり、強度が低下する。電極を保持する大きい力によって電極は 加工片に鍛造力を作用せしめ、これによって加工片の表面に凹入部が形成さ九、 これによってΔXの値は急速に減少する。これは溶接パルスの後期に生ずる。溶 接パルス150の終期は垂直線152として示す時期におこる。しかし、ΔXの 値は溶接パルス150が終結した後、すなわち線152の右方でも減少を続ける 。この付加的な減少はナゲツト117が固化し収縮することと加工片105.1 06が冷却し収縮することとによる。
凹入量を示す曲線151は溶接パルス作用時のナゲツトの成長の良好な指示を与 え、後述するようにこのスポット溶接作業のための溶接動力を制御するために使 用可能である0曲線151は各種の適当な方法の任意のものによって測定可能で あり、これには光学的、音響的1機械的または磁気的(例えば渦電流測定)など の方法がある。光学的測定は通常レーザビームが適当なエミッタから出て加工片 の表面の所定区域に当り。
つぎに適当なディテクタに戻るまでの時間の測定を含む、エミッタおよびディテ クタは電極組立体の同一または異る固定の基準点に通常配置される。光学的測定 は加工片の表面からの反射に依存するから、表面の埃または不規則性は測定を不 正確とする。このために、光学的測定は工業的環境では望ましくない1機械的距 881!定は例えば線形差動電圧変圧器(LVDT)または光学的エンコーダを 使用するが、これらは加工片の所定区域に接触する測定腕を使用し、これは加工 片と干渉する不細工な装置である。音響的、特に超音波を使用する装置はこの欠 点を有していない。そこで、以下に説明する望ましい実施例では前述曲線を得る ための信号は音響的、特に超音波的なΔX測定による。測定技術がいづれであっ ても、ΔXの測定はつぎの2つのいづれかによる。ΔXを直接に測定するか、ま たは距MXについて2回の測定を行ってプロセッサまたはその他の回路を使用し て減算を行ってΔXに対応する値をめる。単純化のために望ましい実施例におし )てΔXは直接に測定されるものとする。
第1図に示す実施例において、鎖線で示すブロック100は抵抗溶接機械を示し 、破線で示されるブロック200は上方加工片表面113とトランスデユーサ1 18との間の距離を測定する装置を示し、ブロック300は上方および下方電極 103,104間の距離を測定する装置を示し、ブロック400は下方加工片表 面114と下方トランスデユーサ121間の距離を測定する装置を示している。
ブロック500は関連するメモリつきのコンピュータ、マイクロプロセッサなど の装置であって、測定値を計算し、全体の装置を作動せしめる。
ブロック]、 OOの素子について説明する。上方電極ホルダ101と下方電極 ホルダ102とは図示しない溶接装置の部分である。電極103,104は電極 ホルダ101.102にそれぞれ取付けられ、電気的に接続されており、それぞ れ電極組立体141,142の部分をなしている。電極ホルダ101.102と 電極103.104とは導電性材料製である。溶接変圧器107は大電流、低電 圧二次コイルを有し、これが電極ホルダ101.102に接続されている。スイ ッチ108は典型的には1対の高電流シリコン制御整流器(5CRs)であって 、変圧器107の一次線をオンオフ制御し、電極103.104への溶接電流の 流れを制御する。SCR睨動部109はライン110を介してコンピュータ50 0で制御され、スイッチ108を作動せしめる。溶接機械への一次動力はライン 111゜112を介して供給される。コンピュータ500への動力はライン50 1,502を介して供給される。
コンピュータ500の指示灯503を設けて溶接部に所望の量の凹入が形成され たことを指示してもよい。
別法として指示灯504は溶接部に所望の量の凹入が形成される状態に達してい ないことを指示する。コンピュータの図示しない上述以外の出力を利用して溶接 部が良好であるというデータを得て溶接品質の制御、および溶接された加工片が 良好であることの保証を与えることができる。
トランスデユーサ118,121が第1図において電極103,104にそれぞ れ固定されて示される。
トランスデユーサ118,121は後述のように空中を通ってそれぞれ加工片1 05,106に向って運動する信号119,122を発生する。トランスデユー サ118.121はつぎに、加工片105.106の表面113.114で反射 したこれらの信号のエコー120.123を受取る。
トランスデユーサ124.125はそれぞれ電極ホルダ101.102に音響的 に接続される。後述するように、トランスデユーサ124は音響的すなわち超音 波信号を、電極ホルダ101、電極103、加工片105.106.電極104 および電極ホルダ102を通して送り、信号はトランスデユーサ125によって 受取られる。
充分な溶接動力が加工片105,106に作用せしめられると、加工片105. 106に挟持力を与えてイル電極103.104は電極ホルダ101.102に よって与えられる力によって加工片105,106の表面113.114にそれ ぞれ凹入部を形成しはじめる。加工片のいづれか一方の表面に生ずる凹入の量を 減少しまたは凹入を防止するために、材料と接触する一方の電極、例えば電極先 端部115または116を完全に平坦としてもよい、この電極は空気力学的応用 例、例えば航空機の外皮に材料を溶接するために使用される。この場合平坦な電 極は空気流に露出する材料、例えば航空機の外面に当接せしめられ、その表面に 生ずる凹入部を防止しまたは凹入量を減少せしめる。
空気流に対する阻害を最小とするために、空気流に露出する材料の表面の凹入量 を4%以下とする。通常の円頭形の電極を他方表面に配置し、凹入量の測定をそ の電極について行う。別法として凹入する加工片の面積を減少させるために電極 先端部1】5または116を円められた円錐形としてもよい。
溶接パルスが継続している間に電極先端部115゜116における凹入量が増加 する。完成した溶接部が充分な強度を有しているようにするために、凹入量は代 表的には凹入せしめられる加工片の最も薄いものの厚さの5〜lO%まで増加せ しめる。この最も薄い加工片について凹入量の測定も行う。凹入量がこの値を超 えて1例えば12%まで増加すると加熱された加工片は薄くなりすぎて溶接区域 に位置する液体化した材料を支持し収容することが困難となる。その結果、溶融 した材料は加工片間の溶接区域から排出される。従って、使用可能の最大凹入量 は漏出(通常スピットという)の開始によって定まる。比較的高温強度の高い材 料では使用可能の最大凹入量は比較的高温強度の低い材料よりも大である。それ にも拘らず凹入量の最大値を5〜10%、典型的には約7%に達するように制御 することにより各種の溶接可能材料に充分な強度を有する溶接部を形成すること ができる。最大凹入量をこの範囲に制限することによって加工片105,106 の接合する両表面からの材料を含む適当な大きさのナゲツト117が冷却時に形 成される。
ブロック200に含まれる素子を第2図を参照して説明する。ブロック200に 示す距離測定装置は、ゲート202と相コンパレータ203とに連続的に信号を 供給するオツシレータ201を含む、オツシレータ201は望ましくはクリスタ ル制御として、その出力が時間その他の誤差を生ずる原因によって変動しないよ うにしている。ライン204を介してコンピュータ500は周期的にゲート20 2を制御してオツシレータ201の出力がトランスミッタ205に送られて適切 に増幅されるようにする。トランスミッタ205によって増幅されたパルスは第 5図において信号aとして示され、パルスAと記載される。第2図において。
トランスミッタ205の出力パルスは伝達・受取回路206とライン207とに よって溶接電極103に装架されたトランスデユーサ118に送られる。第1図 に示すようにトランスデユーサ118で形成されたパルス信号は実線119で示 すように加工片105の表面113に向って空気中を下方に伝達される。信号は 表面113で反射されて破m120で示すように対応するトランスデユーサ11 8に向って上方に空気中を伝達される。信号の実質的な拡張が伝達時にトランス デユーサ118および表面113で生ずる。反射した信号120は通常エコーと 名付けられる。トランスデユーサ118は所望の周波数で作動するようになされ たキャパシタンス形式またはピエゾ・セラミック形式とする。信号の空気中での 伝達は式v=fxA によってめられ1.ここにVは空気中の信号の速度。
fは信号の周波数、Aは信号の波長である。超音波信号の場合、速度Vは室温、 乾燥空気で約13.5インチ/ミリ秒(343m/s)である、電極による凹入 は小であるから、エコーの検知においてトランスデユーサと加工片の表面との間 の凹入による測定時間の変化は小である。電極103.104の表面113.1 14内への凹入による距離の変化の測定はパルス検知または相検知のいづれによ ってもよい、しかし、パルス検知は伝達されたパルスと受取ったパルスとの縁部 間の時間的関係を正確に検知する必要がある。実際にはバルスは変形するからか 距離の測定には相検知が実際的で正確である。相検知は伝達された信号と受取っ た信号との間の相の移動を検知する。信号が移動する距離は凹入によって変化し 、加工片105.106の表面113.114とトランスデユーサ118,12 1との間の距離が減少することによって受取った信号は早く戻る。
受取ったエコー信号120はライン207によって伝達・受取回路206に第2 図に示すように送られ、そこからレシーバ/リミッタ208に送られる。レシー バのパルスは第5図の信号aにおいてパルスBとして示す。第2図に示すレシー バ/リミッタ208の制限作用は信号の正および負の突出部分を制限し、これに よって、はぼ矩形の波形を与える。この信号がライン209によってコンピュー タ500に送られ、中断信号として使用され、相コンパレータ203に送られる 。コンパレータは信号を信号のサイクルの90度または180度以上にわたって 比較する。コンパレータ203は信号を180度以上にわたって比較するものと し、これは所要のトランスミッタの周波数を減少することを可能とする。
コンピュータ500に送られるライン209の信号はコンピュータに中断を与え る。この中断が生ずるとコンピュータ500は適切なタイミングでパルスをライ ン210に発生し、ライン210はアナログ/ディジタル変換器(A/D)21 1の制御部(C)の入力に接続されている。これによって変換器211は相コン パレータ203からライン212を経て入力された信号を読取り変換する。相コ ンパレータ203の出方信号の2進コード値は変換されてA/D変換器211の 出力としてライン213からコンピュータ500に送られる。
パルス119の伝達とエコーパルス120の受取りとの間の時間(信号伝達時間 )は、トランスデユーサ118が振動を停止するに充分なものとし、誤差信号を 測定することがないようにする。信号伝達時間は各装置について典型的には一定 である。従ってコンピュータ500はパルスが発生した時およびパルス119お よびエコー120の到着時間の大部分を無視するようにプログラムすることがで きる。
ブロック400の構成の詳細を第4図に示すが、この距離測定装置は距離測定装 置200と類似であるから詳述しない。
前述のように電極104に取付けられたトランスデユーサ121は信号122を 伝達しエコー信号123を受取って加工片106の下面114に電極104によ って生じた凹入量を測定するために使用される。二つの距離測定装置200.4 00は同時に使用してもよく、時間的に食い違うものとしてもよい、これらの装 置200,400は例えば加工片105,106の厚さが異る場合などは独立に 使用される。さらに、装!200,400の一方のみを使用して溶接機の制御を 行ってもよい、別法として装置1200.400の測定値を平均してコンピュー タ500がライン110を介して溶接機100を制御するようにしてもよい。一 方の電極103または104の形状を大きい平坦な先端部を有するようにして加 工片のその側の凹入量を最小となるようにしたときは、加工片の他方側の測定装 置が凹入量を測定し、かつ溶接機100を制御するようにする。
ブロック300の構成の詳細を第3図に示す、距離測定装置300は溶接パルス が始発される前の加工片105.106の全厚さを測定するために使用される。
凹入量制御方法は最も薄い加工片の初期厚さと全部の加工片の全厚さとの双方に 基くから、各溶接前に最も薄い加工片の初期厚さを(手動的にまたは測定によっ て)コンピュータ500に入力し、かつ溶接される全部の加工片の全厚さが測定 されれば、コンピュータは発生されるべき凹入量とこの凹入量を生ずるために必 要な溶接パルスの動力とを決定可能となり、これによって正確な凹入量を生じ溶 接作業間の溶接動力値の正しい情報を得て制御を行う、コンピュータ500によ って作られリード線304に生ずる適切な信号に応答して、オツシレータ301 によって生ずる出力パルスがゲート302を通りトランスミッタ305において 増幅される。増幅されたパルスはライン307によってトランスデユーサ124 に送られる。トランスデユーサ124は上方電極ホルダ101に取付けられてい る。第1図に示すようにトランスデユーサ124はパルスを電極ホルダ101. 電極103、両電極間に位置する加工片、電極104、電極ホルダ102を通し て送り、パルスはレシーバトランスデユーサ125によって受取られる。トラン スデユーサ125からパルス信号は第3図に示すようにレシーバ308に送られ る。信号は距離測定装置300によって処理されるが、これは前述の装置200 ,400による処理と同様である。オツシレータ301の周波数は溶接される加 工片の材料の厚さの範囲を覆うように調節される。相検知器が180度の測定を 行う場合には、オツシレータ301の周波数は望ましくは本発明の装置によって 溶接される最も厚い加工片の厚さの2倍よりいくらか長い波長を与えるように調 節する。
本発明の溶接装置の作動を単純な溶接手順を示す第5図を参照して以下に説明す る。電極103,104が始めに挟持位置となされ、つぎに信号すに示すように 6サイクルの溶接電流(溶接パルス)が動力ラインに与えられて溶接熱を生じ、 つぎに短い保持期間があって加工片105,106の冷却を行わせてから挟持を 解放する。加工片の初期厚さを測定する超音波パルス(信号&) (厚さパルス と略称する)と溶接電流の半サイクル(信号b)と凹入量測定に使用される超音 波パルス(凹入量パルスと略称する)とのタイミング関係が図示されている。こ の実施例において凹入量測定は溶接電流の半サイクル毎に検知され、かつ保持期 間中も検知される。凹入量測定をさらに頻繁に行ってもよい。加工片105,1 06内への凹入1601は第5図の曲線dとして加工片の初期厚さのパーセント で示している。全加工片の初期厚さの和は距離測定装置300によって加工片1 05,106が電極103゜104によって挟持された後で且つ溶接パルスの印 加前に測定する。信号aはこの測定パルスを示す。パルスAがブロック100の トランスデユーサ124によって伝達され、パルスBがブロック100のトラン スデユーサ125によって受取られる。溶接電流が印加されると始めに測定され た凹入量が負になることがあり(膨張による)、これは曲線dの区域603に上 昇として示す、これは両電極間の加工片105.106の非均等な加熱による。
各電極に接触する部分は急速に加熱され、この区域に隣接するが各電極に接触し ない部分は緩徐に加熱される。この不均一な加熱によっ符表千1−501456  (11) で上方電極103はその直下に位置する材料部分の膨張によって押し上げられ、 電極ホルダ101上のトランスデユーサと加工片105との間の距離は増加しよ うとする。その結果、電極103の直下に位置する材料部分が高温による塑性化 および溶融の開始によって強度を失うと電極103は材料の表面内に入りこみ、 これが凹入量測定値604として曲線dに示される。
さらに熱が加えられると凹入量は急速に増加するが、これは溶接電流の最後の半 サイクルまで継続する。つぎに、加工片105−106が冷却するとき付加的な 凹入が生ずるが、これは凹入量測定値605として曲線dに示される。この凹入 量はナゲツト117(第1図)が冷却によって固化し収縮するときにナゲツトに 隣接する区域の材料が収縮することによる。第5図の曲線dに示されるように通 常の材料については凹入量の273が溶接電流が印加されているときに測定され 、1/3は最後の半サイクルの溶接電流が印加された後に生ずる。この凹入量の 特性によって良好な凹入量制御が可能となる。最後の半サイクルの溶接電流の後 2すなわち溶接パルスが終了した後の凹入量をコンピュータ500が控除して溶 接パルス印加時に生ずる凹入量を決定することが可能となる。
作動時に両電極を始めに共働せしめる。抵抗スポット溶接機においてこれは足踏 みまたは手動スイッチ。
または自動溶接制御の場合のように制御部からの指令で行う、加工片厚さ測定装 置を特定の加工片、特に凹入される最も薄い加工片の厚さを測定するようにする とき、両電極をその間に加工片を配置させずに挟持位置とする。トランスミッタ 305(第3図)からパルスをトランスデユーサ】24を介して(第1図)電極 ホルダ101、電極103.104を経て電極ホルダ102に送る。このパルス はトランスデユーサ125、ライン317を介してレシーバ308に送られる。
オツシレータ301の出力とレシーバ308の出力との間の相関係が測定され( 第3図)加工片ゼロ厚さ基準値として使用される。該最も薄い加工片が電極間に 配置される0両電極でこの加工片を挟持する。つぎに。
パルスをトランスミッタ305からトランスデユーサ124を介し電極ホルダ1 01.電極103、両電極間の最も薄い加工片、電極104を経て、電極ホルダ 102に送る0次にパルスはトランスデユーサ125゜ライン317を介してレ シーバ308に送られる。簡略化のために最も薄い加工片の厚さを測定する超音 波パルスは第5図に信号aとして示す、パルスAはトランスミッタ305からの パルスに対応し、パルスBはレシーバ308の入力(第3図)として現れるエコ ーパルスに対応する。これらの加工片のゼロ厚さ基準値を測定するパルスは図示 パルスと同等であり、先行している。最も薄い加工片についての相の差と加工片 ゼロ厚さ基準値についての相の差との差から最も薄い加工片の厚さを得ることが できる。これによって本装置は厚さ測定に関して較正され、異る厚さの加工片を つぎつぎに挿入し各加工片の厚さについての相変位を測定することができる。こ の方法はつぎつぎの測定について凹入量の所望の比率が得られるようにコンピュ ータ500を制御する適切な情報を与える。別法として最も薄い加工片について の厚さ値を手動的にコンピュータ500に入力することもできる(第1図)。
つぎの工程において溶接される加工片が電極間に配置され、電極が全加工片を挟 持する。第5図の信号aと同様な数個の超音波パルスが、溶接電流の前に加工片 の全厚さを測定し溶接電流を適切な大きさに設定し適当な量の凹入を得るために 、伝達される。こうしないと、凹入が生ずる速度が遅くなりすぎ、または全く生 じないことも起る。そこで、コンピュータは下記2つの方法のいづれかによって 凹入量を制御する。凹入が生ずる速度を制御して凹入が予め定めた(プログラム された)凹入量曲線に沿うようにするか、または単に凹入量が予め定めた最大値 に到達するようにする。
前者の方法では加工片に印加される溶接電流の各半サイクルの大きさは、そのと きに存在する凹入量の測定値と凹入量曲線によって特定された対応する値との差 によって適切に変化せしめられ、その差がゼロとなるようにする。後者の方法で は溶接電流の各半サイクルがつぎつぎに加工片に印加されて、予め定めた最大の 凹入量がその凹入の生ずる時間に関係なしに生ずる用られると、第1図のコンピ ュータ500が溶接電流を第5図の信号すに示すように電極に流す、溶接電流の 最初の半サイクル時に凹入量測定パルスが始発されて凹入量を監視する。このパ ルスは信号Cとして示す。
信号aの線602上の各超音波パルスと、信号Cの線607上の各超音波パルス とは選択された超音波周波数の10サイクルからなる。例えばトランスデユーサ 118.121が約100kHzの周波数の信号を出すならば、10サイクルの 超音波パルスの継続時間は約0.1ミリ秒である。トランスデユーサ118およ び121の間隔は典型的には約7.5cm(3インチ)であるから、超音波パル スの空気中の全移動時間は典型的には約0.5ミリ秒である。明示のために第5 図の信号a、cは上述の値より大として示す。
溶接機の完全自動運転を行う典型的な実施例において、測定装置300 (第1 図、第3図)が溶接電流の開始を指令する。第5図の信号aのパルスBは両電極 が測定される加工片に接触して挟持するまでは受取られない、加工片は最初の接 触によって緊密に接触しないことが屡々あるから、電極に力を加えて加工片が緊 密に電気的に接触するようにする。さらに、総ての加工片が始めに密接挟持され ると一連のパルスを距離測定装置300によって作用せしめることによって、総 ての加工片が密接挟持され溶接作業の加熱工程の開始が可能であることが装置3 00によって決定される。
同様に、距離測定装置200または300(第1図)を使用して電極103また は104がそれぞれ加工片10.5または106に接触したことを測定すること が可能である。
加工片の厚さが測定されると、第5図の信号すに示すように溶接電流が印加され て加熱が開始される。距離測定装置200.400による凹入量測定パルスは溶 接電流信号に同期しており、信号Cに示す溶接電流の各半サイクルについて各− 回の凹入量測定を行うようにする。
凹入が生ずる速度を制御することが望ましいから。
測定された凹入量を第5図の曲線d(曲線608)に示すような所望の凹入量的 線に合致させるようにコンピュータ500を適切にプログラムする。コンピュー タは溶接電流の各半サイクルについて凹入量測定を行い、各半サイクルについて 測定された凹入量を所望の凹入量と比較する。曲線608は代表的な所望の凹入 量的線を示す、実際に測定された凹入速度が所望の凹入速度と比較して遅すぎる と、コンピュータ500はSCRスイッチ108の点火角度を制御ライン110 と5CRIJ動部109とを介して前進せしめる。第5図の曲線dの段付きの信 号611は点609.610における凹入量の測定値を示し、これは曲線608 に示す所望の凹入量よりも少い、少い凹入量に対する電流の修正は信号すの増大 した半サイクル612および613として示す、増大した溶接電流の半サイクル によって次の実際の凹入量の測定値614は曲線608に示す所望の凹入量に対 応するようになる。凹入が過度に急速に生ずると作動角度を適切に調節して加工 片への溶接電流を減少せしめる。特に、過大な熱が加工片に与えられた結果とし て凹入が過度に急速であるととSCRスイッチ108(第1図)の作動角度がコ ンピュータ500とリード線110とを介して遅らされ、これによって凹入が生 ずる速度が減少せしめられる。
コンピュータ500が曲11A608の点6ユ5で示す所望の凹入量(冷却時の 収縮によって生ずる分を差し引いた量)が達成されたことを決定すると、溶接電 流は停止しく溶接パルスが終結し)溶接部は引続く予め定めた保持期間の間装置 冷却せしめられる。保持期間の経過後に電極を分離して、溶接された加工片を取 り外す。
ある溶接作業においては凹入量のみが制御される。
この場合は総ての溶接電流半サイクルの継続時間は一定となされる。コンピュー タは各半サイクル中の凹入量を測定する。所望の凹入量が達成さ九るまで次々の 半サイクルが加工片に印加される。そこで溶接パルスは終結する。このようにし て凹入速度と所望の凹入量が達成される終結時期とが制御され、または別法とし て凹入量が制御される。
本発明は特定の実施例に関連して説明したが、各種の変形、改変、および変更は 上述説明により当業者には容易である。
例えば前述特定の距離測定装置の変形、またはその他の適宜の測定技術を本発明 の範囲内において実施可能である。さらに、凹入量を単一の距離測定装置1例え ば装置200または400によって測定して良好な凹入量制御を達成することが できる。
また、本発明は2つの対向する電極を有する抵抗スポット溶接機について説明し 、抵抗スポット溶接機は各種のスポット溶接作業に広く使用されるが、これらの 電極は別の形態のものであってよく、凹入量を測定して溶接作業を制御するもの であればよい0例えば、線状溶接作業において両電極が2つの加工片の一方の同 一表面に当接し2他方の加工片は適当な導電性バックアツプ板(または材料)に 当接するようにする。この場合、溶接電流は一方の電極から面加工片および/ま たはバックアツプ板を通り、最終的に他方の電極に流れる。この方法は被覆材料 を溶接するに適しており、例えば被覆シートにタブを溶接する場合、シートがバ ックアツプ板の作用を行う。連続溶接の場合、凹入量はいづれか一方の電極につ いて前述と同様に測定されるが、両電極が実質的に同等の溶接状態であるか、ま たは両電極の結果の平均値をめるものと仮定して測定値を評価する。
溶接パルスは図示のほぼサイン波の半サイクルをなすものに限定されない、溶接 パルスは任意の波形のものであってよく、例えば矩形波であってよい。また、周 波数も交流電力周波数に限定されるものでなく、広い範囲に変動するものであっ てもよい。
第1図 第iA図 第2図 第3図 第4図 塔 (弓 手続補正書 平成 1年 3月 6日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、国際出願番号 PCT/US 871013122、発明の名称 抵抗溶接 の凹入部測定および制御方法、装置3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 ダッファズ サイエンティフィックインコーポレーテッド 4、代理人 5、補正の対象 昭和63年12月23日提出の特許法第184条の5第1項の 規定による書面の請求の範囲の欄 請求の範囲 1、 少くとも2つの加工片を互いに溶接する抵抗溶接装置において溶接作業間 に少くとも一方の加工片に生ずる凹入の量を測定する装置にして、少くとも2つ の加工片を一緒に保持し加工片に溶接パルスを印加するために電極ホルダに固定 された電極を含む少くとも1つの電極組立体にして、該電極組立体の電極が溶接 作業間に一方の加工片の表面に該表面上の接触区域に当接している前記電極組立 体と、少くとも1つの検知部を有する手段にして、該検知部が前記1つの電極組 立体の予め定めた位置に固定されて、少くとも溶接パルスが印加されている間に 該検知部から前記表面上の区域であって該溶接作業間に電極によって実質的に凹 入せしめられない区域までの距離の変化を決定する検知部を有する手段と。
該変化に応答して少くとも1つの対応する凹入量の測定値を生ずる手段とを含む 測定装置。
2、 電極ホルダに固定された電極を含む少くとも1つの電極組立体が少くとも 2つの加工片を一緒に保持して該加工片に溶接パルスを印加するために使用され 、一方の電極組立体の電極が一方の加工片の表面上の接触面積に当接している形 式の抵抗溶接装置において、溶接作業中に前記表面に生ずる凹入量を測定する方 法が、 前記電極組立体に適当な力を加えて面加工片を一緒に保持する工程と。
該加工片に溶接パルスを印加する工程と。
少くとも加工片に溶接パルスが印加されている間に、電極組立体の予め定めた位 置から前記表面上の区域までの距離の変化を決定し、該区域は前記接触区域に隣 接するが溶接作業間に実質的に電極によって凹入せしめられない位置とする工程 と、 前記変化に応答して凹入量の少くとも1つの対応する測定値をつくる工程と、を 含むことを特徴とする前記測定方法。
3、 少くとも2つの加工片を互いに溶接する抵抗溶接装置において溶接作業間 に少くとも一方の加工片に生ずる凹入の量を測定し使用される溶接パルスを制御 する装置にして、 少くとも2つの加工片を一緒に保持し加工片に溶接パルスを印加するために電極 ホルダに固定された電極を含む少くとも1つの電極組立体にして、該電極組立体 の電極が溶接作業間に一方の加工片の表面に該表面上の接触区域に当接している 前記電極組立体と、溶接パルスを前記電極組立体に印加する手段と、少くとも1 つの検知部を有する手段にして、該検知部が前記1つの電極組立体の予め定めた 位置に固定されて、少くとも溶接パルスが印加されている間に該検知部から前記 表面上の区域であって該溶接作業間に電極によって実質的に凹入せしめられない 区域までの距離の変化を決定する検知部を有する手段と、該変化に応答して対応 する凹入量の測定値を生ずる手段と、 前記印加する手段に接続されて凹入量の測定値に応答して溶接パルスを制御する 手段とを含むことを特徴とする測定装置。
4、 電極ホルダに固定された電極を含む少くとも1つの電極組立体が少くとも 2つの加工片を一緒に保持して該加工片に溶接パルスを印加するために使用され 、一方の電極組立体の電極が一方の加工片の表面上の接触面積に当接している形 式の抵抗溶接装置において、溶接作業中に前記表面に生ずる凹入量を測定し溶接 パルスを制御する方法が、 前記電極組立体に適当な力を加えて面加工片を一緒に保持する工程と、 該加工片に溶接パルスを印加する工程と。
少くとも加工片に溶接パルスが印加されている間に、電極組立体の予め定めた位 置から前記表面上の区域までの距離の変化を決定し、該区域は前記接触区域に隣 接するが溶接作業間に実質的に電極によって凹入せしめられない位置とする工程 と、 前記変化に応答して凹入量の少くとも1つの対応する測定値をつくる工程と、 該凹入量の測定値に応答して溶接パルスを制御する工程と、を含むことを特徴と する前記測定方法。
閑静瑣審斡牛 ++++mmw+w+^eebca+enm、PCT/US871013L2国 際調査報告 L′S ε701312

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少くとも2つの加工片を互いに溶接する抵抗溶接装置において溶接作業間に 少くとも一方の加工片に生ずる凹入の量を測定する装置にして、少くとも2つの 加工片を一緒に保持し加工片に溶接パルスを印加するために電極ホルダに固定さ れた電極を含む少くとも1つの電極組立体にして、該電極組立体の電極が溶接作 業間に一方の加工片の表面に該表面上の接触区域に当接している前記電極組立体 と、少くとも1つの検知部を有する手段にして、該検知部が前記1つの電極組立 体の予め定めた位置に固定されて、少くとも溶接パルスが印加されている間に該 検知部から前記表面上の区域であって該溶接作業間に電極によって実質的に凹入 せしめられない区域までの距離の変化を決定する検知部を有する手段と、該変化 に応答して少くとも1つの対応する凹入量の測定値を生ずる手段とを含む測定装 置。
  2. 2.請求の範囲1に記載の測定装置にして、前記区域が前記表面上にあって接触 区域に隣接していることを特徴とする測定装置。
  3. 3.請求の範囲2に記載の測定装置にして、前記変化を決定する手段が、前記距 離の変化を直後に測定する手段、または前記距離を測定して2つの距離測定値を 比較して前記距離の変化に対応する値を決定する手段を含むことを特徴とする測 定装置。
  4. 4.請求の範囲3に記載の測定装置にして、検知器が音響的、光学的、機械的、 または磁気的装置であることを特徴とする測定装置。
  5. 5.請求の範囲4に記載の測定装置にして、凹入量の測定値を生ずる手段が前記 距離のつぎつぎの変化に応答してつぎつぎの凹入量の測定値を確認する手段を含 むことを特徴とする測定装置。
  6. 6.請求の範囲5に記載の測定装置にして、前記変化を決定する手段が、 予め定めた超音波周波数を有する第1の電気的パルスを発生する手段と、 前記検知装置として作用し前記電極組立体の予め定めた位置に固定されて前記第 1の電気的パルスに応答して対応する超音波パルスを発生する少くとも1つのト ランスデューサであって、該トランスデューサによる音響エネルギが前記区域に 放射され、前記区域からの前記音響エネルギの一部の反射によるエコーパルスを 受取る前記トランスデューサと、 前記受取ったエコーパルスに応答してそれを第2の電気的パルスに変換する手段 と、 前記第1および第2の電気的パルスに応答してしれらの間の相の偏位を測定する 手段と、を含むことを特徴とする測定装置。
  7. 7.請求の範囲6に記載の測定装置にして、前記変化を決定する手段が、 前記第1の電気的パルスを発生するオッシレータと、第1の制御信号に応答して 第1の電気的パルスを伝達回路に移送するゲートと、 増幅された第1の電気的パルスを発生する前記伝達回路と、 前記伝達回路と受取回路と前記トランスデューサとに接続されて、増幅された第 1の電気的パルスを前記トランスデューサに導き、該トランスデューサからのエ コーパルスを受取回路に導く手段と、前記受取回路がエコーパルスを第2の電気 的パルスに変換し、 前記第1および第2の電気的パルスの間に生ずる相の差を決定し、該相の差に比 例するアナログ信号を与える相比較器と、 前記アナログ信号を少くとも1つのディジタル信号に変換するアナログ・ディジ タル変換器と、予め定めた時期に前記第1の制御信号を発生し、前記ディジタル 値に応答して関連する凹入量の数値を決定する回路手段と、を含むことを特徴と する前記測定装置。
  8. 8.請求の範囲7に記載の測定装置にして、変化を決定する手段が、 加工片に溶接パルスを印加する前に加工片の組合わせ厚さを測定する手段と、 前記確認する手段に応答して凹入量が所望の値に到達したときに適当な指示を与 える手段と、を含むことを特徴とする前記測定装置。
  9. 9.請求の範囲8に記載の測定装置にして、組合わせ厚さを測定する手段が、 予め定めた超音波周波数を有する第3の電気的パルスを発生する手段と、 前記電極組立体に固定され第3の電気的パルスに応答して対応する音響エネルギ を発生し、該エネルギが該電極組立体と前記加工片と他方の加工片に当接する他 方の電極組立体とを貫通伝播するようにする第2のトランスデユーサと、 他方の電極組立体に固定され第2のトランスデューサからの脈動音響エネルギの 一部を受取る第3のトランスデューサと、 該受取った脈動音響エネルギを第4の電気的パルスに変換する手段と、 第3および第4の電気的パルスに応答してそれらの間の相の偏位を測定する手段 と、 前記相の偏位の2つの測定値の差に応答して前記加工片の組合わせ厚さを代表す る値をつくり、前記相の偏位の一方の測定値は両電極が互いに接触したときにつ くられ、前記相の偏位の他方の測定値は一方の電極組立体によって両加工片が挟 持されたときにつくられる、ことを特徴とする前記測定装置。
  10. 10.電極ホルダに固定された電極を含む少くとも1つの電極組立体が少くとも 2つの加工片を一緒に保持して該加工片に溶接パルスを印加するために使用され 、一方の電極組立体の電極が一方の加工片の表面上の接触面積に当接している形 式の抵抗溶接装置において、溶接作業中に前記表面に生ずる凹入量を測定する方 法が、 前記電極組立体に適当な力を加えて両加工片を一緒に保持する工程と、 該加工片に溶接パルスを印加する工程と、少くとも加工片に溶接パルスが印加さ れている間に、電極組立体の予め定めた位置から前記表面上の区域までの距離の 変化を決定し、該区域は前記接触区域に隣接するが溶接作業間に実質的に電極に よって凹入せしめられない位置とする工程と、 前記変化に応答して凹入量の少くとも1つの対応する測定値をつくる工程と、を 含むことを特徴とする前記測定方法。
  11. 11.請求の範囲10に記載の方法にして、前記区域が前記表面上であって接触 区域に隣接していることを特徴とする前記測定方法。
  12. 12.請求の範囲11に記載の方法にして、前記変化を決定する工程が、前記距 離の変化を直接に測定する工程、または前記距離を測定し2つの距離測定を比較 して距離の変化に対応する値を決定する工程のいづれかを含むことを特徴とする 前記測定方法。
  13. 13.請求の範囲12に記載の方法にして、前記測定値をつくる工程が、前記つ ぎつぎの前記距離の変化に応答してつぎつぎの測定された凹入量を確認する工程 を含むことを特徴とする前記測定方法。
  14. 14.請求の範囲13に記載の方法にして、前記変化を決定する工程が、 予め定めた超音波周波数を有する第1の電気的パルスを発生する工程と、 第1の電気的パルスに応答して、前記電極組立体の予め定めた位置に固定された 少くとも1つの超音波トランスデューサを使用して対応する超音波音響エネルギ を発生し、該トランスデューサによる音響エネルギが前記区域に放射されるよう にする工程と、前記区域からの反射によって音響エネルギの一部が前記トランス デューサに戻されることによって生ずるエコーパルスを検知する工程と、, 該受取ったエコーパルスを第2の電気的パルスに変換する工程と、 該第1および第2の電気的パルスに応答してそれらの間の相の偏位を測定する工 程とを含むことを特徴とする前記測定方法。
  15. 15.請求の範囲14に記載の方法にして、前記変化を決定する工程が、 溶接パルスを加工片に印加する前に加工片の組合わせ厚さを測定する工程と、 前記確認する工程に対応して、凹入量が所望の値に到達したときに適当な指示を 与える工程と、を含むことを特徴とする前記測定装置。
  16. 16.請求の範囲15に記載の方法にして、組合わせ厚さを測定する工程が、 予め定めた超音波周波数を有する第3の電気的パルスを発生する工程と、 第3の電気的パルスに応答して、前記電極組立体の1つに固定された第2の超音 波トランスデューサを使用して対応する周波数の音響エネルギを発生し、該音響 エネルギが前記電極組立体の1つと、前記加工片と、前記加工片の他方に当接す る他方の電極組立体とを通して伝播せしめるようにする工程と、 他方の電極組立体に固定された第3の超音波トランスデューサから、前記第2の 超音波トランスデューサから始発された波動音響エネルギの一部を受取る工程と 、 前記受取った波動音響エネルギを第4の電気的パルスに変換する工程と、 第3および第4の電気的パルスに応答して、それらの間の相の偏位を測定する工 程と、 前記相の偏位の2つの測定値の差に応答して前記加工片の組合わせ厚さを代表す る値をつくり、前記相の偏位の一方の測定値は前記電極の双方が互いに接触した ときに得られ、他方の測定値は前記加工片が電極組立体によって扶持されたとき に得られるようにする工程と、を含むことを特徴とする前記測定装置。
  17. 17.少くとも2つの加工片を互いに溶接する抵抗溶接装置において溶接作業間 に少くとも一方の加工片に生ずる凹入の量を測定し使用される溶接パルスを制御 する装置にして、 少くとも2つの加工片を一緒に保持し加工片に溶接パルスを印加するために電極 ホルダに固定された電極を含む少くとも1つの電極組立体にして、該電極組立体 の電極が溶接作業間に一方の加工片の表面に該表面上の接触区域に当接している 前記電極組立体と、溶接パルスを前記電極組立体に印加する手段と、少くとも1 つの検知部を有する手段にして、該検知部が前記1つの電極組立体の予め定めた 位置に固定されて、少くとも溶接パルスが印加されている間に該検知部から前記 表面上の区域であって該溶接作業間に電極によって実質的に凹入せしめられない 区域までの距離の変化を決定する検知部を有する手段と、該変化に応答して対応 する凹入量の測定値を生ずる手段と、 前記印加する手段に接続されて凹入量の測定値に応答して溶接パルスを制御する 手段とを含むことを特徴とする測定装置。
  18. 18.請求の範囲17に記載の測定装置にして、前記区域が前記表面上にあって 接触区域に隣接していることを特徴とする測定装置。
  19. 19.請求の範囲18に記載の測定装置にして、前記変化を決定する手段が、前 記距離の変化を直接に測定する手段、または、前記距離を測定して2つの距離測 定値を比較して前記距離の変化に対応する値を決定する手段を含むことを特徴と する測定装置。
  20. 20.請求の範囲19に記載の測定装置にして、検知器が音響的、光学的、機械 的、または磁気的装置であることを特徴とする測定装置。
  21. 21.請求の範囲20に記載の測定装置にして、凹入量の測定値を生ずる手段が 前記距離のつぎつぎの変化に応答してつぎつぎの凹入量の測定値を確認する手段 を含むことを特徴とする測定装置。
  22. 22.請求の範囲21に記載の測定装置にして、前記印加する手段が、 一連の溶接電流半サイクルを有する溶接パルスを前記一つの電極組立体に印加す る手段と、電流制御手段に応答して各前記半サイクルの継続時間を確立する手段 と、を含み、 前記溶接パルス制御手段が、 少くとも一つの前記測定された凹入量の値を複数の予め定めた凹入量の値の対応 するものに比較して、それらの間の差を示す差の値を形成し、前記予め定めた凹 入量の値が予め定めた凹入量曲線を形成している、手段と、 前記変化に応答して前記電流制御信号を発生して、該電流制御信号が少くとも一 つの前記半サイクルの継続時間を適当に調節して測定された凹入量の値が予め定 めた凹入量曲線に追従するようにする手段と、を含むことを特徴とする前記測定 装置。
  23. 23.請求の範囲22に記載の測定装置にして、前記比較する手段が、各前記半 サイクルに対して少くとも1回の比較を行う手段を含み、前記電流制御信号発生 手段が前記半サイクルについて得られた差の値に応答して作動し、前記電流制御 信号を変更して引続く次の半サイクルの継続時間を適当に調節する手段を含むむ ことを特徴とする前記測定装置。
  24. 24.請求の範囲21に記載の測定装置にして、前記印加手段が一連の溶接電流 半サイクルを有する溶接パルスを印加する手段を含み、該一連の半サイクルのす べてが実質的に同等な継続時間を有し、前記溶接パルス制御手段が測定された凹 入量の値が予め定めた凹入量の値に到達したとき溶接パルスを終結せしめる手段 を含むことを特徴とする前記測定装置。
  25. 25.請求の範囲23または請求の範囲24に記載の測定装置にして、溶接パル スが終結した後に予め定めた時間間隔が経過して加工片間に形成された溶接ナゲ ットが充分に固化したとき、前記一方の電極組立体を加工片から離れるように運 動せしめて加工片を解放する手段を含むことを特徴とする前記測定装置。
  26. 26.請求の範囲25に記載の測定装置にして、前記変化を決定する手段が 予め定めた超音波周波数を有する第1の電気的パルスを発生する手段と、 電極組立体の予め定めた位置に固定されて前記第1の電気的パルスに応答して対 応する超音波音響的パルスを発生する少くとも1つのトランスデューサであって 、該トランスデューサによる音響エネルギが前記区域に放射され、前記区域から の前記音響エネルギの一部の反射によるエコーパルスを受取る前記トランスデュ ーサと、 前記受取ったエコーパルスに応答してそれを第2の電気的パルスに変換する手段 と、 前記第1および第2の電気的パルスに応答してしれらの間の相の偏位を測定する 手段と、を含むことを特徴とする測定装置。
  27. 27.請求の範囲26に記載の測定装置にして、前記変化を決定する手段が、 前記第1の電気的パルスを発生するオッシレータと、第1の制御信号に応答して 第1の電気的パルスを伝達回路に移送するゲートと、 増幅された第1の電気的パルスを発生する前記伝達回路と、 前記伝達回路と受取回路と前記トランスデューサとに接続されて、増幅された第 1の電気的パルスを前記トランスデューサに導き、該トランスデューサからのエ コーパルスを受取回路に導く手段と、前記受取回路がエコーパルスを第2の電気 的信号に変換し、 前記第1および第2の電気的パルスの間に生ずる相の差を決定し、該相の差に比 例するアナログ信号を与える相比較器と、 前記アナログ信号を少くとも1つのディジタル信号に変換するアナログ・ディジ タル変換器と、予め定めた時期に前記第1の制御信号を発生し、前記ディジタル 値に応答して関連する凹入量の数値を決定する回路手段と、を含むことを特徴と する前記測定装置。
  28. 28.請求の範囲27に記載の測定装置にして、変化を決定する手段が、 溶接パルスを加工片に印加する前に加工片の組合わせ厚さを測定する手段と、 前記確認手段に応答して凹入量が所望の値に到達したとき適当な指示を与える手 段と、を含むことを特徴とする前記測定装置。
  29. 29.請求の範囲28に記載の測定装置にして、組合わせ厚さを測定する手段が 、 予め定めた超音波周波数を有する第3の電気的パルスを発生する手段と、 前記電極組立体に固定され第3の電気的パルスに応答して対応する音響エネルギ を発生し、該エネルギが該電極組立体と前記加工片と他方の加工片に当接する他 方の電極組立体とを貫通伝播するようにする第2のトランスデューサと、 他方の電極組立体に固定され第2のトランスデューサからの脈動音響エネルギの 一部を受取る第3のトランスデューサと、 該受取った脈動音響エネルギを第4の電気的パルスに変換する手段と、 第3および第4の電気的パルスに応答してそれらの間の相の偏位を測定する手段 と、 前記相の偏位の2つの測定値の差に応答して前記加工片の組合わせ厚さを代表す る値をつくり、前記相の偏位の一方の測定値は両電極が互いに接触したときにつ くられ、前記相の偏位の他方の測定値は一方の電極組立体によって両加工片が挟 持されたときにつくられる、ことを特徴とする前記測定装置。
  30. 30.電極ホルダに固定された電極を含む少くとも1つの電極組立体が少くとも 2つの加工片を一緒に保持して該加工片に溶接パルスを印加するために使用され 、一方の電極組立体の電極が一方の加工片の表面上の接触面積に当接している形 式の抵抗溶接装置において、溶接作業中に前記表面に生ずる凹入量を測定し溶接 パルスを制御する方法が、 前記電極組立体に適当な力を加えて両加工片を一緒に保持する工程と、 該加工片に溶接パルスを印加する工程と、少くとも加工片に溶接パルスが印加さ れている間に、電極組立体の予め定めた位置から前記表面上の区域までの距離の 変化を決定し、該区域は前記接触区域に隣接するが溶接作業間に実質的に電極に よって凹入せしめられない位置とする工程と、 前記変化に応答して凹入量の少くとも1つの対応する測定値をつくる工程と、 該凹入量の測定値に応答して溶接パルスを制御する工程と、を含むことを特徴と する前記測定方法。
  31. 31.請求の範囲30に記載の方法にして、前記区域が前記表面上であって接触 区域に隣接していることを特徴とする前記測定方法。
  32. 32.請求の範囲31に記載の方法にして、前記変化を決定する工程が、前記距 離の変化を直接に測定する工程、または前記距離を測定し2つの距離測定を比較 して距離の変化に対応する値を決定する工程のいづれかを含むことを特徴とする 前記測定方法。
  33. 33.請求の範囲32に記載の方法にして、前記測定値をつくる工程が、前記つ ぎつぎの前記距離の変化に応答してつぎつぎの測定された凹入量を確認する工程 を含むことを特徴とする前記測定方法。
  34. 34.請求の範囲33に記載の方法にして、前記変化を決定する工程が、 −連の溶接電流半サイクルを有する溶接パルスを前記電極組立体に印加する工程 と、 電流制御信号に応答して各半サイクルの継続時間を確立する工程とを含み、 前記溶接パルスを制御する工程が、 少くとも1つの前記測定された凹入量を複数の予め定めた凹入量の対応するもの と比較し、それらの差を指示する差の値をつくり、前記複数の予め定めた凹入量 が予め定めた凹入量曲線を形成する工程と、前記差の値に応答して電流制御信号 をつくり、該制御信号が少くとも1つの前記半サイクルの継続時間を適当に調節 して測定された凹入量が予め定めた凹入量曲線に追従するようにする工程と、 測定された凹入量が予め定めた凹入量に到達したときに溶接パルスを終結せしめ る工程と、を含むことを特徴とする前記方法。
  35. 35.請求波の範囲34に記載された方法にして、前記比較する工程が各前記半 サイクル中に少くとも1回前記比較を行う工程を含み、前記電流制御信号発生工 程が前記半サイクル中に得られた前記差の値に応答して前記電流制御信号を変更 して引続く半サイクルの継続時間を適当に調節する工程を含む、ことを特徴とす る前記方法。
  36. 36.請求の範囲33に記載の方法にして、前記印加する工程が一連の溶接電流 半サイクルであって総ての半サイクルが実質的に同等な継続時間を有する溶接パ ルスを電極組立体に印加する工程を含み、前記パルス制御工程が測定された凹入 量が予め定めた凹入量に到達したときに溶接パルスを終結せしめる工程を含むこ とを特徴とする前記方法。
  37. 37.請求の範囲35または請求の範囲36に記載の方法にして、溶接電流の終 結後に加工片間に形成された溶接ナゲットが充分に固化することを可能とするた めの予め定めた時間の経過後に前記加工片を解放するために電極組立体を加工片 から離れる方向に運動せしめる工程を含むことを特徴とする前記方法。
  38. 38.請求の範囲37に記載の方法にして、前記変化を決定する工程が、 予め定めた超音波周波数を有する第1の電気的パルスを発生する工程と、 第1の電気的パルスに応答して前記予め定めた位置に前記1つの電極組立体に固 定された少くとも1つの超音波トランスデューサを使用して対応する超音波音響 パルスを発生し、該1つのトランスデューサによる音響エネルギが前記区域に伝 播されるようにする工程と、 前記区域からの音響エネルギの一部の反射が前記トランスデューサに戻ることに よるエコーパルスを検知する工程と、 該受取ったエコーパルスを第2の電気的パルスに変換する工程と、 該第1および第2の電気的パルスに応答してそれらの間の相の偏位を測定する工 程とを含むことを特徴とする前記測定方法。
  39. 39.請求の範囲38に記載の方法にして、前記変化を決定する工程が、 溶接パルスを加工片に印加する前に加工片の組合わせ厚さを測定する工程と、 前記確認する工程に対応して、凹入量が所望の値に到達したときに適当な指示を 与える工程と、を含むことを特徴とする前記方法。
  40. 40.請求の範囲39に記載の方法にして、組合わせ厚さを測定する工程が、 予め定めた超音波周波数を有する第3の電気的パルスを発生する工程と、 第3の電気的パルスに応答して、前記1つの電極組立体に固定された第2の超音 波トランスデューサを使用して対応する周波数の音響エネルギを発生し、該音響 エネルギが前記電極組立体の1つと、前記加工片と、前記加工片の他方に当接す る他方の電極組立体とを通して伝播せしめるようにする工程と、 他方の電極組立体に固定された第3の超音波トランスデューサから、前記第2の 超音波トランスデューサから始発された波動音響エネルギの一部を受取る工程と 、 前記受取った波動音響エネルギを第4の電気的パルスに変換する工程と、 第3および第4の電気的パルスに応答して、それらの間の相の偏位を測定する工 程と、 前記相の偏位の2つの測定値の差に応答して前記加工片の組合わせ厚さを代表す る値をつくり、前記相の偏位の一方の測定値は前記電極の双方が互いに接触した ときに得られ、他方の測定値は前記加工片が電極組立体によって挟持されたとき に得られるようにする工程と、を含むことを特徴とする前記方法。
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