JPH01500966A - 吻合部を作成する装置と方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 吻合部を作成する装置と方法 本発明は、クランプ縫合器であって、中心のマンドレルと環状の解剖刀とを有し ていてハンドグリップに取付けられたクランプマガジン及び、前記マンドレルの 端部に着脱可能に取付けられていて牛球僧帽状の外面と、前記マンドレルの軸線 に対して直角に延びて前記クランプマガジンに対面していて吻合を行わせるため のクランプ変形面とを有する逆圧板を備えている形式のものに関する。更に又、 本発明はこのようなりランプ縫合器用の縫合ヘッドに関する。

クランプ縫合器と呼ばれている前記形式の装置は米国特許第３１９３１６５号明 細書に基づいてすでに公知である。該装置は、一端にハンドグリップとレバー４ とを有する円筒体を主体とし、該円筒体内にはマンドレルが共軸に支承されてい る。ハンドグリップから離反した方の円筒体端部にはクランプマガジンが環状の 解剖刀と共に設けられている。該クランプマガジンは、不銹性の高級鋼から成る クランクを収容している。マンドレル端部には半球僧帽状の逆圧板が固定されて いる。吻合部を形成するためには、例えば接合すべき両隅端部に、いわゆる巾着 縫合が施される。クランプ縫合器は次いで、隅端部の側面開口を通して、逆圧板 の先端が現われるまで挿入される。クランプマガジンから逆圧板を僅かに隔てた のち一方の隅端部がクランプマガジンの周りに、また他方の隅端部は逆圧板の周 りにかぶせ嵌められ、かつ巾着縫合によってマンドレルの周りで結紮される。次 いで接合動作が開始されるが、その場合逆圧板がクランプマガジンに圧着され、 かつフラングが、吻合すべき組織内へ導入される。これと同時に縫合部を有する 隅端部が環状解剖刀によって切断される。この公知の方法の場合、逆圧板全体を 他方の隅端部の巾着縫合部を通過させねばならないという欠点が生じるのは勿論 である。殊に難点は、巾着縫合部又は腸を害なうことなく、巾着縫合部を有する 他方の隅端部を逆圧板にかぶせ嵌めることである。

本発明の課題は、前述の欠点を避けると共に、クランプマガジン及び逆圧板を、 吻合すべき容管の対応端部内へ比較的簡単に問題なく導入することができるよう なりランプ縫合器を製作することである。

この課題を解決する本発明の構成手段は、逆圧板が差込み継手又はねじ継手によ って、マンドレル端部Ｋ。

又は、クランプ変形面を被覆し前記差込み継手を湾曲した外面で以て取囲むカバ ーキャップに連結される点にある。カバーキャンプの前置によって逆圧板は問題 なく、吻合すべき中腔性容管を通ってシフトすることができる。逆圧板が９腔性 器管端部の所定位置に達したのち、差込み継手によってカバーキャップの簡便か つ迅速な解離が可能になり、次いでクランプマガジンと逆圧板との、やはり迅速 かつ確実な連結が可能になる。

本発明の有利な実施態様では、前記差込み継手はバヨネット式締結機構として構 成されている。このような締結機構は差込み継手として特に適している。それと いうのは、連結すべき両部材の一方を僅かに回動しただけで確実な連結が得られ るからである。

本発明の有利な実施態様では差込み継手は、逆圧板に結合されていて耳状端部及 び縦方向に対して直角に突出する位置決めラグを有するピンと、マンドレルの端 部に結合されていてばねリング及びスロット状開口を有する接続管片とから構成 されている。このような差込み継手は、ビンと接続管片を回動させずに互いに内 外でごく僅かにシフトさせればよいという点で特に有利である。それと共に位置 決めラグが、クランプマガジンに対する逆圧板の正しい位置を確実に保証する。

差込み継手は本発明の別の有利な実施態様では、ねじ山を介して着脱可能に逆圧 板に連結されたピン状の第１の差込み継手部分と、ねじ山を介して着脱可能にマ ンドレル端部に連結された第２の差込み継手部分とから構成°されていてもよい 。この差込み継手は、すでに使用されている公知のクランプ縫合器のための後装 備機構として適している。このような後装備は、必要経費がごく僅かで特に簡単 に実施することができる。

本発明の有利な変化態様によればカバーキャップは、使用位置で逆圧板のクラン プ変形面に隣接しかつ該クランプ変形面に平行に延びる底面を有する抛物面状の 回転体として構成されており、しかも前記底面は、該底面に対して直角にかつ前 記カバーキャップの中心に延びていて差込み継手の一部分、例えばバヨネット式 締結機構のピンの位置決めラグのためのガイド溝が配設された中心孔を有してい る。このように構成された動物面状のカバーキャッパは、吻合すべき９腔性器管 内へ逆圧板を注意深く導入するのに特に適しており、しかも、逆圧板から突出し ていて後刻クランプマガジンと連結するために必要なピンは前記中心孔によって 受容される。

・　本発明の別の有利な実施態様によればクランプマガジンとカバーキャップと を連結する結合片として、バヨネット式締結機構のピンを夫々両端に配置した円 筒状の中間片を設けておくことも可能である。このような中間片を用いれば、ク ランプマガジンは、吻合すべき９腔性器管内に該クランプマガジンを一層簡単に かつ注意深（導入するために有利にカバーキャップと連結することもできる。

更に本発明によれば、マンドレル端部又はカバーキャップに着脱可能に位置固定 可能な、差込み継手の継手部分が外面に、ローレット切りの施された表面を有し ているのが有利である。継手部分の表面をこのように粗面化しておけば、該継手 部分を、工具を用いずにマンドレル端部又はカバーキャップに確実に連結するこ とが可能になる。

本発明の更に有利な実施態様は請求の範囲第８項に記載の構成手段から成ってい る。クランプマガジンと逆圧板とを今や別々に導入しかつ別々に戻すことが可能 になったことによって、すでに結紮された巾着縫合部の過負荷を避けつつ吻合術 を著しく簡単に施すことが可能である。今や逆圧板は、該逆圧板に対して規定さ れた９腔性器管内に導入されるので、縫合結紮を行えるようにするために従来必 要とされた比較的煩須な、逆圧板の上に９腔性器管端部をかぶせ嵌める操作が必 要でなくなる。しかも特に有利なことには、不発明の装置によって、吻合術を施 したのち、たった今形成された結合部位をいたわりつつ逆圧板を該結合部位から 離して当該中腔性器管の他方の出口へ向って導くことが可能になる。同時に又、 ガイドマンドレルと内視鏡との連結によって、吻合部位（例えば食道）を吻合施 術前に内部からチェックすることができるという特別の利点が得られる。また、 クランプマガジンを支持する装置を取外したのちに、たった今施された吻合部を 光学的にチェックし、その際万一合併症を確認した場合には該合併症を除去した り、また記録写真を作成することも可能である。

また請求の範囲第９項に記載したようにガイドマンドレル端部もしくは内視鏡末 端域を構成することによって、内視鏡の機能を害うことなしに両方の部分を迅速 に連結することが可能になる。同じく又、吻合施術後に戻し装置によって前記連 結を迅速に解離することが可能であるので、ガイドマンドレルはクランプ縫合器 及びクランプマガジンと一緒に、対向した中腔性器管を介して取除くことができ る。

請求の範囲第１０項に記載したように構成された逆圧板は、特別の構成費をかけ ることなしに、すでに使用されている内視鏡に固定することができ、しかも該内 視鏡の機能を害うこともない。

請求の範囲第１４項に記載した構成手段によって、導入時にも縫合時にもきわめ て簡便な仕方でクランプ縫合器の常時視覚によるチェックが可能になる。

このことは、請求の範囲第１９項に記載の中腔性容管吻合法を可能にする。

更に又、本発明は冒頭で述べた形式のクランプ縫合器用の縫合ヘッドに関し、該 縫合ヘッドは本発明によれば２部分から構成されておりかつ請求の範囲第１項の 特徴部分に記載した構成を有している。

次に、図面に例示した実施例を参照して本発明を詳説する。

第１図は公知のクランプ縫合器の側面図、第２図及び第３図はクランプマガジン 、逆圧板及びカバーキャップの斜視図、第４図及び第５図は異なった実施例によ る逆圧板及びカバーキャップの斜視図、第６図はやはり異なった実施例による逆 圧板及びカバーキャップ（縫合ヘッド）の斜視図、第７図はカバーキャップをク ランプ縫合器のマンドレル端部と連結するための別の実施例を示す図、第８図は 本発明により構成されたクランプ縫合器の縦断面図、第９図は内視鏡と結合され た逆圧板の横断面図、第１Ｏ図及び第１１図はガイドマンドレルの拡大詳細図、 第１２図は逆圧板と組合されたがイドマンドレルの変化実施態様を示す図である 。

第１図に示した公知のクランプ縫合器１は大体において円筒体２と、該円筒体の 末端側に配置されていて旋回可能なレバー４及び蝶ねじ５を有するハンドグリッ プ３とを主体としている。円筒体２内には、共軸にガイドされるマンドレル６が 縦方向摺動可能に支承されており、該マンドレルの端部には半球僧帽状の逆圧板 ７がねじナツト８によって着脱可能に固定されている。円筒体２の、ハンドグリ ップ３から離反した方の端部には回動式締結機構９が配置されており、該回動式 締結機構は円筒状のクランプマガジン１０と着脱可能に結合されている。吻合を 施術するためには、吻合すべき中腔性器管は一方ではクランプマガジン１０を介 して、また他方では逆圧板７を介してガイドされ、かつ該クランプマガジンと逆 圧板との間に位置するマンドレル範囲において巾着縫合によって接合されねばな らない。次いで逆圧板７は蝶ねじ５を回動することによってクランプマガジン１ ０の方に向って移動される。レバー４の作動によって、クランプマガジン１０内 に位置するフラングが９腔性器管端部内へ導入され、これによって中腔性器管の 両端部は互いに結合される。

同時に中腔性端部の内部組織は巾Ｎ縫合部と共に環状の解剖刀によって切断され る。

第２図に示した半球僧帽状の外面工１とクランプ変形面１２とを有する逆圧板７ は孔１３を介して消息子１４と連結され、かつクランプ変形面１２の範囲ではビ ン１５と連結される。該ビンは自由端部に、軸方向に対して垂直に突出する位置 決めラグ１６を有している。動物面状に湾曲した外面１８と底面１９とを有する カバーキャップ１７には、前記位置決めラグ１６のためのガイド溝２１を有する 中心孔２ｏが設けられている。前記ガイド溝２１と位置決めラグ１６とは、バヨ ネット式締結機構として構成された差込み継手２２を形成する。

クランプマガジン１ｏから突出するマンドレル６は、ねじ山２３を介して、差込 み継手部分として構成された円筒状部分２５と結合されており、該円筒状部分は ピ／１５を受容するために設けられかつ位置決めビン１６を嵌入するためのバヨ ネットガイド溝２６を有している。従ってカバーキャップ７のビン１５も、マン ドレル端部と差込み継手部分２４と共に差込み継手２２を形成している。本発明 の方法を実施するために、消息子１４とすでに連結された逆圧板７は差込み継手 ２２を介してカバーキャップ１７と連結され、その場合カバーキャップ１７の底 面１９はクランプ変形面１２に当接せしめられる。この卵形の複合体７，１７は 消息子１４（該消息子１４の、導入のだめの端部は第３図に示されている）を介 して、吻合すべき９腔性器管内へ、巾着縫合部を有する端部へ向って導入さ九る 。

逆圧板７が正し℃・位置に達すると直ちに、いまは中腔性器管端部から突出して いるカバーキャンプ１７は、差込み継手２２の縦軸線を中心として回動−するこ とによって逆圧板７から解離される。クランプ縫合器１はその間に、他方の９腔 性器管内へ、クランプマガジン１０が正しい位置に達するまで導入されている。

カバーキャップ１７の解離後に、ビン１５を円筒状部分２５内へ挿入し次いでク ランプ縫合器ｌを僅かに回動することによって、マンドレル端部と逆圧板７は連 結される。次いで、すでに述べた公知の方式でマンドレル６のまわりで中腔性器 管端部間の結合が行われる。結合を行ったのち逆圧板７は、消息子１４を解離し つつクランプ縫合器１と共に、もしくは差込み継手２２を解離しつつ消息子１４ を介して中腔性容管から逆方向にガイドされる。

第４図に示した逆圧板７は、やはりバヨネット式締結機構として構成された差込 み継手２２を介してカバーキャップ１７と連結可能である。しかしながら該カバ ーキャップは逆圧板７と一緒に、孔１３内に挿入された引張り部材３０を介して 、吻合すべき中腔性器管端部へ向って引張られる。逆圧板７が規定位置に達した のち、該逆圧板はやはり差込み継手２２を介して、第５図に示したクランプマガ ジン１ｏと連結される。

第６図に示した差込み継手３１は、翼状端部３３及びビン縦方向に対して直角に 突設された位置決めラグ３４を有していて逆圧板７と連結されるビン３２と、ば ねリング３５及びスロット状開口３６を有していてマンドレル６の端部と連結さ れる接続管片３７とから成っている。

前記翼状端部３３は截頭円錐状付加部３３′並びにアンダーカット部３８を有し ている。ビン３２と接続管片３７との連結を行ったのち、ばねリング３５はアン ダーカット部３８に係合する。

第７図に示した円筒状の中間片４ｏは両端に夫々ビン４１を有している。各ビン はバヨネット式締結機構４２．４３の部分として、一方ではカバーキャンプ１７ と、また他方ではマンドレル６の端部と連結可能である。このようにして、９腔 性器管内へのクランプ縫合器の安全導入のためにマンドレル端部及びクランプマ ガジン１０をカバーすることも可能である。

第８図に示した本発明によるクランプ縫合器もしくは縫合機械１１′の部分は円 筒状のケーシング１２′から成り、該ケーシングは泡面でクランプマガジン１３ ′及び環状の解剖刀１４′と連結されている。該円筒状のケーシング１２′内に は中心孔１５′が穿設されている。該中心孔１５′内では、回動不能に確保され た中空マンドレル１　ｅ／が縦方向シフト可能にガイドされており、該中空マン ドレルの内部にはマンドレル１７’が設けられている。中空マンドレル１６′は 雄ねじ山１８′を有している。該雄ねじ出は円筒体１９′の雌ねじ山に噛合い、 前記円筒体１９’は端部で蝶ねじ２０′と結合されている。

部位２１′で回動可能にケージフグ１２’内に支承された蝶ねじ２０′を作動す ることによって中空マンドレル１６′は縦方向にシフトされる。中空マンドレル １６′内でガイドされるマンドレル１７′は、中空マンドレルＫｓねじ２０′が 装着されている方の端部には刻み目付きねじ２３′を、また反対の端部には雄ね じ山２２′を有している。しかし該雄ねじ山２２′の代りに差込み式締結機構又 はバヨネット式締結機構が設けられていてもよい。

前記マンドレル１７’は、第９図に関連してなお拝観するガイドマンドレル及び 逆圧板と連結するために使用される。

中心孔１５′とケーシング１２′の外周面との間には円筒状の開口２４′が設け られており、該開口内にはガイド円筒体２５′が支承されている。該ガイド円筒 体は、略示した作動装置２６′を介してクランプマガジン１３’及び解剖刀と連 結されている。ガイド円筒体２５′の外周面には雄ねじ山２７′が設けられてお り、該雄ねじ山はリング体２８′と噛合っており、該リング体の外周面はケーシ ング１２の外周面から張出している。ガイド円筒体２５′は軸方向に延びる複数 のスロットを有し、該スロットを介して、ケーシング外壁をケーシング内部体３ ０と結合する複数のウェブ３１′がガイドされている。該ウェブ３１’は同時１ ・τ又、ガイド円筒体２５′の回動を阻止するためにも役立つ。リング体２８′ の回動によってガイド円筒体２５′はシフトされる。このシフト時に金属製のク ランプ３２′は所定のスリットを通ってクランプマガジン１３′から押出され、 同時＋ｃ切断動作を行うために環状の解剖刃１４’が前進せしめられる。

マンドレル１７′は、円筒体１９′に結合されたリング３３′をマンドレルの対 応環状溝内に保合させることによって、縦方向で見れば円筒体１９′と連結され てはいるが、刻み目付きねじ２３′によって前記円筒体１９′に対して相対回動 自在である。

第９図には、元々は縫合機械１１′に所属している逆圧板３４′が示されている 。該逆圧板は半球僧帽状に構成されており、かつ、クランプ変形用の圧着面３５ ′から離反した方の端部範囲には、逆圧板を内視＊３７’の端部に着脱可能に位 置固定するために、雌ねじ山３６’を有する開口を備えている。しかし図示のね じ継手は、バヨネット式などの締結機構として構成されていてもよい。ガイドマ ンドレル３９′は端部にバヨネット式締結機構４０′を有し、該締結機構は、内 視鏡３７′の中心孔３８′に差込み可能である。前記バヨネット式締結機構４０ ’から離反した方の端部ではガイドマンドレル３９′は雌ねじを有する盲穴４１ ′として構成されている。

該盲人４１′内には雄ねじ山付きビンがねじ込み可能である。殊に有利には脹ら まし可能な半球僧帽状の導入体４３′は、該導入体４３′の凸面状表面の中心に 接続されるマンドリン４４′と、該マンドリン４４′の固定部位から離反して位 置していて前記導入体４３′をガイドマンドレル３９′に固定するための雄ねじ 山付きビン４１′とを有している。

第１０図及び第１１図に示した別の実施例から判るよう；（内視鏡３７′の端部 範囲には４つのラグ４５′が、内視鏡３７′の中心孔の内部へ向ってばねによっ て突出するように配設されている。これらのラグ４５′は、ガイドマンドレル３ ９′の端部に設けられた対応穴４６′内如係合する。従ってガイドマンドレル３ ９′は内祝ｆｉ３７′と迅速に連結可能である。ガイドマンドレル３９′を解離 しようとする場合にはラグ４５′は戻し装置によって内視鏡３７′の中心孔から 引戻される。

第１２図に示した幾分具なった態様のガイドマンドレル３９′は、内視鏡３７′ なしに縫合機械を適用しようとする場合に使用される。ガイドマンドレル３９′ は、盲人４１′から離反した方の端部範囲に、雄ねじ山４８′を有する栓体４７ ′を備えている。該栓体４７′は雄ねじ山４８′を介して、雌ねじ山３６′を有 する、逆圧板３４′の開口内にねじ込み可能である。

次に、本発明によって構成された装置の作用態様を、円形縫合される食道吻合に 関連して詳説する。

先ず食道並びにもう一方の腸部分に夫々巾着縫合が施される。次いで内視鏡３７ ′の中心孔３８′内にガイドマンドレル３９′が挿入される。次いで逆圧板３４ ′が内視鏡３７′に螺着される。この準備操作は無菌台上で内視鏡視診医によっ て行われる。これに続いてガイドマンドレル３９′の盲人４１′内に雄ねじ山付 きビン４２′を嵌入することによって導入体４３′が位置固定される。縫合機械 １１’がクランプマガジン１３′を以て第２の腸部分内へ挿入され、その際マン ドレル１７′をめぐって巾着縫合が行われる。次いで、準備された内視鏡３７′ が逆圧板３４′と共にマンドリン４４′を介して口腔を通して挿入される。この 場合マンドリン４４′は、巾着縫合部位の位置している食道端部で前記マンドリ ンを施術者が把捉しうるまで前進せしめられる。その場合マンドリン４４′によ って逆圧板３４′及び内視鏡３７′は、導入体４３′が食道の端部を超えて推進 されるまで引出される。次いで前記導入体４３′と逆圧板３４′との間で食道端 部における巾着縫合が形成される。両巾着僅合が作成されると直ちに導入体４３ ′はガイドマンドレル３９′から解離される。次いで縫合機械１１′のマンドレ ル１７′がガイドマンドレル３９′とねじ締結される。該ねじ締結は刻み目付き ねじ２３′によるマンドレル１７′の回動によって行われる。内視鏡３７′を用 いて食道壁の視診チェックが行われる。最後にリング体２８′の回動によって吻 合術が施されるが、この回動時のガイド円筒体２５′の前進によってクランプが 相応のスリットから導出され、かつ中腔性容管の内部組成が環状の解剖刃１４′ によって切断される。刻み目付きねじ２３′による、互いにねじ締結されたマン ドレル１７′とガイドマンドレル３９′との回動によって内視鏡３７′が連結解 除され、かつ縫合機械１１′はガイドマンドレル３９′と一緒に腸から導出され る。このためにバヨネット式締結機ｓ４０′とねじ締結機構２２’、４１’とは 逆回りに緊締する。吻合部の上位に内視鏡３７′及び、該内視鏡にドツキングし た逆圧板３４′は残留する。内視鏡３７′によって吻合部のチェックが行われる 。その場合、万一合併症がある場合にはその合併症の除去は内視＠３７’を用い て行われる。また写真記碌の作成も可能である。

別の実施例として、円環状に縫合される直腸との吻合部の形成が挙げられる。先 ず直腸と、該直腸に接合すべき腸部分とに夫々巾着縫合術が施される。次いでガ イドマンドレル３・９′が逆圧板３４′にドツキングされる（第１２図）。吻合 すべき腸部分の腔が施術者の方に向けて保持され、かつ監視下で逆圧板３４′が この腔内へ導入される。次いで巾着縫合が形成される。縫合機械１１’の、クラ ンプマガジン１３’を保持するマンドレル部分が脹らまし可能な導入体４３′と 連結され肛門を通して挿入される。巾着縫合、導入体４３′の除去、それに続い て吻合術が前述の方式で施される。この場合、逆圧板３４′を監視下で腸内へ導 入しかつ巾着縫合を監視下で施すことができるので特に有利である。腸を巾着縫 合によって閉塞したのち、腸は問題なく小盤内へ導入することができ、その場合 側が腸から漏出することはな℃・。

特表千１−５００９６６（８） 国際調査報告 入ＮＮＥＸ　Ｔｏ　正Ｅ　ＩＮＴＥＰＬ’；ＡＴＩＯＮＡＬ　ＳＥ入ＲＣＨＲＥ ＰＣＲＴ　ＯＮ−−−−−＋−―――−−−−−中−―ｅ―・＋−・＋＋−−− ――−−−−−―・・＋＋――１）ＪＴＥＲ−ＮＡ７ＩＯＮＡＬ　ＡＰＰＬ：Ｃ ＡＴｒＯＮ　Ｎｏ、　？Ｃτ／ＡＴ　Ｅ１７１０００２９　（ＳＡ　１６９３５ ）―――−−−−−−＋＋φ―＋−−−−―−・＋＋＋・！・＋＋　＋−・−・ −―・・＋−――――−−―−・―−＋中・―−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．クランプ縫合器であつて、中心のマンドレルと環状の解剖刀とを有していて マンドグリツプに取付けられたクランプマガジン及び、前記マンドレルの端部に 着脱可能に取付けられていて半球僧帽状の外面と、前記マンドレルの軸線に対し て直角に延びて前記クランプマガジンに対面していて吻合を行わせるためのクラ ンプ変形面とを有する逆圧板を備えている形式のものにおいて、逆圧板（７，３ ４′）が差込み継手又はねじ継手（２２，３１，２２′）によつて、マンドレル （６，１７′）の端部に、又は、クランプ変形面（１２，３５′）を被覆し前記 差込み継手（２２，３１，２２′）を湾曲した外面（１８）で以て取囲むカバー キヤツプ（１７，４３′）に連結されることを特徴とする、クランプ縫合器。 ２．差込み継手（２２）がバヨネツト式締結機構として構成されていること（第 ２図）を特徴とする、請求の範囲第１項記載のクランプ縫合器。 ３．差込み継手（３１）が、逆圧板（７）に結合されていて茸状端部（３３）及 び縦方向に対して直角に突出する位置決めラグ（３４）を有するピン（３２）と 、マンドレル（６）の端部に結合されていてばねリング（３５）及びスロツト状 開口（３６）を有する接続管片（３７）とから構成されていること（第６図）を 特徴とする、請求の範囲第１項記載のクランプ縫合器 ４．差込み継手（２２，３１）が、ねじ山を介して着脱可能に逆圧板（７）に連 結されたピン状の第１の差込み継手部分（１５）と、ねじ山を介して着脱可能に マンドレル（６）の端部に連結された第２の差込み継手部分（２４）とから構成 されていることを特徴とする、請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項 記載のクランプ縫合器。 ５．カバーキヤツプ（１７，４３′）が、使用位置で逆圧板（７，３４′）のク ランプ変形面に隣接しかつ該クランプ変形面に平行に延びる底面（１９）を有す る抛物面状の回転体として構成されており、しかも前記底面（１９）が、該底面 に対して直角にかつ前記カバーキヤツプ（１７）の中心に延びていて差込み継手 （２２）の一部分、例えばバヨネツト式締結機構のピン（１５）の位置決めラグ （１６）のためのガイド溝（２１）が配設された中心孔（２０）を有しているこ とを特徴とする、請求の範囲第１項から第４項までのいずれか１項記載のクラン プ縫合器。 ６．クランプマガジンとカバーキヤツプとを連結する結合片として、バヨネツト 式締結機構のピン（４１）を夫々両端に配置した円筒状の中間片（４０）が設け られていること（第７図）を特徴とする、請求の範囲第１項から第５項までのい ずれか１項記載のクランプ縫合器。 ７．マンドレル（６）の端部又はカバーキヤツプ（１７）に着脱可能に位置固定 可能な、差込み継手（２２，３１）の継手部分（２４，４０）が外面に、ローレ ツト切りの施された表面を有していることを特徴とする、請求の範囲第３項から 第８項までのいずれか１項記載のクランプ縫合器。 ８．クランプマガジン（１３′）から突出するマンドレル（１７′）の端部上に ガイドマンドレル（３９′）が共軸に螺合可能であり、該ガイドマンドレルの他 端が、逆圧板（３４′）に結合された内視鏡（３７′）に連結可能であること（ 第８図〜第１１図）を特徴とする、請求の範囲第１項から第７項までのいずれか １項記載のクランプ縫合器。 ９．ガイドマンドレル（３９′）が、内視鏡（３７′）の作業通路（３８′）に 接続される端部範囲において、該ガイドマンドレルの外周面に対して直角に延び る複数の穴（４６′）を有し、各穴には、前記内視鏡（３７′）の端部範囲でば ね負荷されて配置されたラグ（４５′）が係止可能であり、しかも該ラグ（４５ ′）は戻し装置によつてガイドマンドレル（３９′）の前記穴（４６′）から離 脱されることを特徴とする、請求の範囲第８項記載のクランプ縫合器。 １０．逆圧板（３４′）が、クランプ変形用の圧着面（３５′）から離反した方 の端部範囲に、内視鏡（３７′）の端部に着脱可能に位置固定するためにねじ山 （３６′）、バヨネツト式締結機構又はその他の迅速継手を備えた開口を有して いることを特徴とする、請求の範囲第８項又は第９項記載のクランプ縫合器。 １１．殊に有利には脹らせし可能な半球僧帽状の導入体（４３′）が設けられて おり、該導入体が、その凸面状表面の中心に接続されるマンドリン（４４′）と 、該マンドリン（４４′）の固定部位から離反して位置していて前記導入体（４ ３′）をガイドマンドレル（３９′）に固定するための雄ねし山付きピン（４１ ′）とを有していることを特徴とする、請求の範囲第８項から第１０項までのい ずれか１項記載のクランプ縫合器。 １２．中空マンドレル（１６′）内に支承されたマンドレル（１７′）が、クラ ンプマガジン（１３′）から離反した方の端部範囲に、縦軸線に対して直角に延 びるディスク（２３′）を有し、かつ前記中空マンドレル（１６′）が前記端部 範囲で雄ねじ山（１８′）を介して、ケーシング（１２′）に支承された蝶ねじ （２０′）と結合されていることを特徴とする、請求の範囲第８項から第１１項 までのいずれか１項記載のクランプ縫合器。 １３．ケーシング（１２′）の円筒状の開口（２４′）内には、端面側で環状の 解剖刀（１４′）と連結されかつ作動装置（２６′）を介してクランプマガジン （１３′）と連結されたガイド円筒体（２５′）が設けられており、該ガイド円 筒体がその外周面に雄ねじ山（２７′）を有し、該雄ねじ山は、外周面が前記ケ ーシング（１２′）の外側に張出すように構成されたリング体（２８′）と噛合 つていること（第８図）を特徴とする、請求の範囲第８項から第１２項までのい ずれか１項記載のクランプ縫合器。 １４．クランプ縫合器が内視鏡（３７′）と連結されていることを特徴とする、 請求の範囲第１項から第１３項までのいずれか１項記載のクランプ縫合器。 １５．巾着縫合部位を有する端部をクランプマガジンの周りにかぶせ嵌めて吻合 すべき一方の中腔性器管内に外科的なクランプ縫合器を導入することによつて吻 合部を形成する方法であつて、やはり巾着縫合部を有する吻合すべき他方の中腔 性器管の自由端部を、マンドレルを介してクランプマガジンと連結されていてク ランプ変形面を有する半球僧帽状の逆圧板にかぶせ嵌め、かつ該逆圧板をクラン プマガジンに圧着することによつて両方の中腔性器管をクランプ結合する形式の ものにおいて、前記逆圧板を、クランプ変形面を被覆し該クランプ変形面に対し て凸面状の表面を有するカバーキヤツプと連結し、かつ前記逆圧板を前記カバー キヤツプと一緒に、しかもクランプ縫合器に連結されていて吻合すべき一方の中 腔性器管内へ導入されたクランプマガジンとは無関係に、吻合すべき他方の中腔 性器管内へ、巾着縫合部を有する自由端部へ向つて導入し、前記逆圧板が所定位 置に達したのち前記カバーキヤツプを取除き、該逆圧板をクランプ縫合器のマン ドレルと連結することを特徴とする、吻合部を形成する方法。 １６．カバーキヤツプに連結された逆圧板を消息子と連結し、該消息子を用いて 、吻合すべき中腔性器管内へ導入することを特徴とする、請求の範囲第１５項記 載の方法。 １７．中腔性器管の吻合すべき両端部に巾着縫合部を作成したのち、吻合部を形 成する装置を一方の中腔性器管内へ導入して該中腔性器管の巾着縫合部に達する まで導き、かつ内視鏡を用いて逆圧板を他方の中腔性器管内へ導入して該中腔性 器管の巾着縫合部に達するまで導き、次いで、ガイドマンドレルを有する逆圧板 を前記装置のマンドレルと連結して吻合術を施し、かつ吻合を行なつたのち前記 逆圧板を、前記ガイドマンドレルから解離して前記内視鏡を用いて前記装置には 無関係に後退させることを特徴とする、請求の範囲第１５項記載の方法。 １８．中腔性器管内へ導入する際に逆圧板及び内視鏡と連結された中空マンドレ ルに、前記逆圧板に対してほぼ鏡面対称に構成された殊に脹らませ可能な導入体 を固定し、かつ前記逆圧板が所定の位置に達したのち前記導入体をガイドマンド レルから取外すことを特徴とする、請求の範囲第１８項記載の方法。 １９．内視鏡を、クランプ縫合器の少なくとも一部分と同時に、吻合すべき中腔 性器管内へ導入することを特徴とする、請求の範囲第１５項から第１８項までの いずれか１項記載の方法。 ２０．中心のマンドレルと環状の解剖刀とを有していてハンドグリツプに取付け られたクランプマガジン及び、前記マンドレルの端部に着脱可能に取付けられて いて半球僧帽状の外面と、前記マンドレルの軸線に対して直角に延びて前記クラ ンプマガジンに対面していて吻合を行わせるためのクランプ変形面とを有する逆 圧板を備えたクランプ縫合器用の縫合ヘツドにおいて、該縫合ヘツドが２部分か ら構成されており、しかも前記逆圧板（７，３４′）が差込み継手もしくはねじ 継手（２２，３１，２２′）によつて、前記マンドレル（６，１７′）の端部に 、又は、クランプ変形面（１２，３５′）を被覆して前記差込み継手（２２，３ １，２２′）を湾曲した外面（１８）で以て取囲むカバーキヤツプ（１７，４３ ′）に連結されることを特徴とする、クランプ縫合器用の縫合ヘッド。 ２１．請求の範囲第２項から第１４項までの少なくとも１項に記載の構成を有す ることを特徴とする、請求の範囲第２０項記載の縫合ヘツド。