JPH0150091B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0150091B2 JPH0150091B2 JP56110194A JP11019481A JPH0150091B2 JP H0150091 B2 JPH0150091 B2 JP H0150091B2 JP 56110194 A JP56110194 A JP 56110194A JP 11019481 A JP11019481 A JP 11019481A JP H0150091 B2 JPH0150091 B2 JP H0150091B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- layer
- layers
- interlayer insulating
- secondary coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 32
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 claims description 8
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/32—Insulating of coils, windings, or parts thereof
- H01F27/324—Insulation between coil and core, between different winding sections, around the coil; Other insulation structures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はX線管と高圧トランスとを同一容器
に組込んだ形式のガス絶縁を行うX線発生装置に
おける高圧トランス構造に関する。
に組込んだ形式のガス絶縁を行うX線発生装置に
おける高圧トランス構造に関する。
X線管と高圧トランスとを同一容器に組込んだ
形式のX線発生装置は、工事現場など、比較的足
場の悪い所で使用されるため、衝撃、振動が加わ
る場合が多い。一方、このような用途におけるX
線発生装置は、小形、軽量化される必要があるの
で、専らガス絶縁の構造が高圧トランスについて
用いられている。例えば、第1図に見られるよう
に、センタコアaに対して1次コイルの層bを設
け、その上に、層間絶縁紙Aを介して2次コイル
Bを巻装して巻幅の異なる多段のコイル層c,
d,e…を配置している。そして、第1段目の2
次コイル層cの両側に位置して絶縁材料よりなる
コイルストツパFが1次コイル層b上に配置固定
されている。なお、こゝで、符号gはヨーク、h
はイコライザーである。しかし、このような高圧
トランス構造であると、コイル層cとdとの間
で、コイルずれが生じ易い。とくに、衝撃、振動
をうけた時、コイルずれを発生する個所はコイル
重量を支えている下層のコイルと層間絶縁紙との
間、または数放重ね合わせた層間絶縁紙間であ
る。
形式のX線発生装置は、工事現場など、比較的足
場の悪い所で使用されるため、衝撃、振動が加わ
る場合が多い。一方、このような用途におけるX
線発生装置は、小形、軽量化される必要があるの
で、専らガス絶縁の構造が高圧トランスについて
用いられている。例えば、第1図に見られるよう
に、センタコアaに対して1次コイルの層bを設
け、その上に、層間絶縁紙Aを介して2次コイル
Bを巻装して巻幅の異なる多段のコイル層c,
d,e…を配置している。そして、第1段目の2
次コイル層cの両側に位置して絶縁材料よりなる
コイルストツパFが1次コイル層b上に配置固定
されている。なお、こゝで、符号gはヨーク、h
はイコライザーである。しかし、このような高圧
トランス構造であると、コイル層cとdとの間
で、コイルずれが生じ易い。とくに、衝撃、振動
をうけた時、コイルずれを発生する個所はコイル
重量を支えている下層のコイルと層間絶縁紙との
間、または数放重ね合わせた層間絶縁紙間であ
る。
この発明は上記事情にもとづいてなされたもの
で、それぞれ巻幅の異なる多段の2次コイル層に
対して、共通する絶縁材保持体を用意し、これに
よつて各コイル層間でのコイルずれなどの発生を
防止したX線発生装置における高圧トランス構造
を提供しようとするものである。
で、それぞれ巻幅の異なる多段の2次コイル層に
対して、共通する絶縁材保持体を用意し、これに
よつて各コイル層間でのコイルずれなどの発生を
防止したX線発生装置における高圧トランス構造
を提供しようとするものである。
以下、この発明を第2図の実施例にもとづいて
具体的に説明する。図において、符号1はセンタ
コアであり、この上には1次コイルの層2が配置
され、この層2の外側において、層間絶縁紙を
介して2次コイルを巻装し、巻幅の異なる多段
の2次コイル層3,4,5…が配置されている。
そして、この実施例では、上記1次コイル層2の
上には各2次コイル層3,4,5…に対してその
両側から挾持するように、上記コイル層3,4,
5…に共通する絶縁材保持体10を配置固定して
いる。なお、図中、符号1はヨーク、12はイコ
ライザーである。
具体的に説明する。図において、符号1はセンタ
コアであり、この上には1次コイルの層2が配置
され、この層2の外側において、層間絶縁紙を
介して2次コイルを巻装し、巻幅の異なる多段
の2次コイル層3,4,5…が配置されている。
そして、この実施例では、上記1次コイル層2の
上には各2次コイル層3,4,5…に対してその
両側から挾持するように、上記コイル層3,4,
5…に共通する絶縁材保持体10を配置固定して
いる。なお、図中、符号1はヨーク、12はイコ
ライザーである。
このような構成では、相当のコイル重量を支え
る比較的下層のコイル層3,4,5…については
上記絶縁材保持体10がそれぞれ共通して各2次
コイル層の両わきを固めているため、コイルずれ
を発生しないのである。なお、この実施例では、
その各2次コイル層が上段になるに従い高電圧に
なる点を配慮して、その表面における沿面距離を
長くして、電位分布をよくし、上記保持体10の
耐電圧を高める必要がある。このため、上記保持
体10の露出表面はなめらかなスロープに形成さ
れる。
る比較的下層のコイル層3,4,5…については
上記絶縁材保持体10がそれぞれ共通して各2次
コイル層の両わきを固めているため、コイルずれ
を発生しないのである。なお、この実施例では、
その各2次コイル層が上段になるに従い高電圧に
なる点を配慮して、その表面における沿面距離を
長くして、電位分布をよくし、上記保持体10の
耐電圧を高める必要がある。このため、上記保持
体10の露出表面はなめらかなスロープに形成さ
れる。
この発明は、以上詳述したように、コアに対し
て巻装した一次コイルの層に対して、層間絶縁紙
を介して2次コイルを巻装し巻幅の異なる多段の
コイル層を構成し、層間絶縁紙と各コイル層との
間に絶縁ガスを介在させるものにおいて、各2次
コイルのコイル層をその両側から挾持するよう
に、上記各段のコイル層に共通する絶縁材保持体
を配置固定したので、比較的大きな重層を支えて
いる各2次コイルのコイル層については、そのコ
イルずれを防止でき、したがつて、全体としては
ガス絶縁式である高圧トランス構造でありなが
ら、衝撃、振動に対する耐性が大幅に向上される
という効果が得られる。
て巻装した一次コイルの層に対して、層間絶縁紙
を介して2次コイルを巻装し巻幅の異なる多段の
コイル層を構成し、層間絶縁紙と各コイル層との
間に絶縁ガスを介在させるものにおいて、各2次
コイルのコイル層をその両側から挾持するよう
に、上記各段のコイル層に共通する絶縁材保持体
を配置固定したので、比較的大きな重層を支えて
いる各2次コイルのコイル層については、そのコ
イルずれを防止でき、したがつて、全体としては
ガス絶縁式である高圧トランス構造でありなが
ら、衝撃、振動に対する耐性が大幅に向上される
という効果が得られる。
第1図は従来の一例を示す縦断側面図、第2図
はこの発明の一実施例を示す縦断側面図である。 1……センタコア、2……1次コイルの層、
3,4,5〜……2次コイルの層、10……絶縁
材保持体。
はこの発明の一実施例を示す縦断側面図である。 1……センタコア、2……1次コイルの層、
3,4,5〜……2次コイルの層、10……絶縁
材保持体。
Claims (1)
- 1 コアに対して巻装した1次コイルの層に対し
て、層間絶縁紙を介して2次コイルを巻装し巻幅
の異なる多段のコイル層を構成し、層間絶縁紙と
各コイル層との間に絶縁ガスを介在させるものに
おいて、各2次コイルのコイル層をその両側から
挟持するように上記各段のコイル層に共通する絶
縁材保持体を配置固定したことを特徴とするガス
絶縁を行うX線発生装置における高圧トランス構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11019481A JPS5812314A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | ガス絶縁を行うx線発生装置における高圧トランス構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11019481A JPS5812314A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | ガス絶縁を行うx線発生装置における高圧トランス構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5812314A JPS5812314A (ja) | 1983-01-24 |
JPH0150091B2 true JPH0150091B2 (ja) | 1989-10-27 |
Family
ID=14529427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11019481A Granted JPS5812314A (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | ガス絶縁を行うx線発生装置における高圧トランス構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812314A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5136858A (ja) * | 1974-07-26 | 1976-03-27 | Philips Nv |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP11019481A patent/JPS5812314A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5136858A (ja) * | 1974-07-26 | 1976-03-27 | Philips Nv |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5812314A (ja) | 1983-01-24 |
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