JPH0435006A - ガス絶縁変圧器 - Google Patents

ガス絶縁変圧器

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JPH0435006A
JPH0435006A JP14188090A JP14188090A JPH0435006A JP H0435006 A JPH0435006 A JP H0435006A JP 14188090 A JP14188090 A JP 14188090A JP 14188090 A JP14188090 A JP 14188090A JP H0435006 A JPH0435006 A JP H0435006A
Authority
JP
Japan
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windings
winding
insulated transformer
double
layer winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP14188090A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tanaka
明 田中
Hideo Hirose
広瀬 英夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0435006A publication Critical patent/JPH0435006A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はガス絶縁変圧器に係り、特に、低圧巻線、高圧
巻線の複数の層巻線間に二重筒状冷却ダクトを介在した
ガス絶縁変圧器に関する。
(従来の技術) 近年、変圧器巻線の絶縁祠には不燃性、防爆性に優れた
絶縁ガスが採用され、また、巻線には薄いシート状巻線
が用いられ、変圧器の小形化、軽量化が図られている。
これら変圧器の技術的な問題点としては、巻線に対する
冷却能力を向上させることとその巻線に高い絶縁能力を
もたせることである。このため従来では第8図、第9図
および第10図に示すような変圧器が用いられている。
すなわち、変圧器鉄心10には絶縁筒11を介して複数
の低圧層巻線12aが径順に巻装され、その外側には絶
縁バリア13を介してまた複数の高圧層巻線14aが径
順に巻装されている。
これら複数の低圧層巻線12aおよび高圧層巻線14a
は、アルミニウム箔等からなる金属シートとポリエステ
ルフィルム等からなる絶縁シートを重ねて巻回したもの
で、比較的に薄いシート状の巻線である。これら低圧層
巻線12aおよび高圧層巻線14aの各層巻線間はほぼ
環状間隙12g、14gが形成され、この環状間隙12
g114gには軸方向に延びる棒状の絶縁体からなる支
持体15.16(16は図示せず)が挿入され、各環状
間隙12g、14gにより絶縁ガス循環用の冷却ダクト
が構成されている。
これら複数の低圧層巻線12aおよび高圧層巻線14a
の上部には端子接続板17が、下部には絶縁支持体18
が取り付けられ、図示しない容器に入れられる。この容
器には絶縁ガスが充填され、ガス絶縁変圧器が構成され
る。
(発明が解決しようとする課題) このようなガス絶縁変圧器では、低圧層巻線12aおよ
び高圧層巻線14aの各環状間隙12g、14gを絶縁
ガスが自然対流あるいは強制対流により循環させられ、
これら低圧層巻線12aおよび高圧層巻線14aの冷却
が図られている。しかしながら、ガス絶縁変圧器に外部
短絡事故に伴う過大な短絡電流が流れると、その電磁機
械力Fを受けて低圧層巻線12aは内側に押し潰される
ように座屈変形され、高圧層巻線14aは外側に押し広
げられように座屈変形させられる(第10図)。
この耐座屈変形力は、−層巻線では一般に(1)式で表
される。すなわち、 qcr−3EI/R2 =E(板厚X単位巻線数)3/4R3・・・・・・(1
)ここで、qcr:  座屈強度・ R: 単位巻線の半径、 E  : ヤング率、 ■  = 断面二次モーメント、 である。
この座屈を防止するため、従来の変圧器では各環状間隙
12g、14gには多数の支持体15.16が挿入され
、各低圧層巻線12および高圧層巻線14aの機械的強
度が図られる。
ところがこのようにすると、各環状間隙12g114g
に介在される支持体15.16のピッチが小さくなり、
絶縁ガスの循環通路を狭めることとなり、各巻線の冷却
効率を低下させると言う問題が生じる。
本発明は、上記の問題を解決するために座屈強度が高く
かつ冷却効率が低下しないガス絶縁変圧器を得ることを
目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、鉄心に低圧巻線、高圧巻線の小径の層巻線か
ら大径の層巻線を順次重ねるように巻装し、この層巻線
が巻装された鉄心を所定圧力の絶縁ガスを充填する容器
に収納したガス絶縁変圧器において、前記低圧巻線、高
圧巻線をそれぞれ複数の層巻線毎に区分し、各複数の層
巻線間に支持体より適宜間隙をもって支持され剛性が高
い二重筒状冷却ダクトを介在したものである。
(作 用) 各巻線の複数の層巻線間に支持体により適宜間隙をもっ
て支持された剛性が高い二重筒状冷却ダクトが介在され
、これら巻線の大きな機械力による変形が防止され、ま
た、ガス循環路が形成され巻線の冷却性能の低下が防止
される。
= 4 (実 施 例) 以下本発明ガス絶縁変圧器の一実施例を添附図面につい
て説明する。
ガス絶縁変圧器の基本的構造は第8図および第9図で説
明した従来のガス絶縁変圧器の構造とほぼ同一であるの
で同一部分は同一符号をもって説明する。
第1図および第2図は、本発明ガス絶縁変圧器の一部断
面および一部平面が示されている。
このガス絶縁変圧器の低圧層巻線12aの複数の環状間
隙12gには二重筒状冷却ダクト30が設けられている
。この二重筒状状冷却ダクト30は第4図に示すように
SAS等の剛性が高い二重構造の円筒体31.32で構
成され、その二重円筒体間の適所には軸方向に延びるS
AS等の剛性が高い複数の支持体33がスポット溶接等
で固定されている。また、高圧層巻線14aの複数の環
状間隙14gにも低圧層巻線12aの場合と同様の冷却
ダクト34が設けられている。この冷却ダクト34はS
AS等の剛性が高い二重構造の円筒体で構成され、その
二重円筒体間の適所には軸方向に延びるSAS等の剛性
が高い複数の支持体がスポット溶接等で固定されている
これら冷却ダクト30.34は、低圧層巻線12aおよ
び高圧層巻線14aの各環状間隙12g、14gに一体
的に挿入され、低圧層巻線12aおよび高圧層巻線14
aを大きな機械力により支持するとともに絶縁ガスの循
環路とされる。
このように構成したガス絶縁変圧器において、各層巻線
12a、14aを環状のものと考えれば、その−層巻線
の座屈強度qcrは前記(1)式で与えられる。この−
層巻線の座屈強度qcrは、断面二次モーメント1等に
より軸方向回りの剛性力が大きく影響する。この剛性力
は二重構造の円筒体31.32等が大きく寄与し、全体
としてリング状における座屈強度qcrが向上する。
しかし、二重構造の円筒体3]、32では支持体33が
固定されているから、実際の座屈強度はqcrが各層巻
線の等価剛性と支持体33によるハネ剛性とを加えたも
のとなる。
このバネ剛性を加えた座屈強度qcrは下記のように(
2)式で表される。
q c r = 2 / RE「西口−−−−−−−(
2)ここで、Icx:  バネ定数である。
この(2)式から各層巻線12a、14aの最内側の座
屈強度を従来の冷却ダクト構成と本発明の二重筒状冷却
ダクト30.34と比較して求めると、本発明の二重筒
状冷却ダクト30.34が従来の冷却ダクトより約90
0倍の座屈強度になった。実際には各層巻線12a、1
4aの座屈強度が合成されるので更に高いものとなる。
なお、第5図における35は、二重筒状冷却ダクト30
に取り付けられた渡り部であって、各層巻線12a、1
2aを接続する巻線12bを絶縁しながら支持するもの
である。
第6図および第7図は他の二重筒状冷却ダクト40を示
したものである。この二重筒状冷却ダクト40も前記二
重筒状冷却ダクト30と同様に二重円筒体31.32で
構成されている。この二重円筒体31.32に取り付け
られる棒状の支持体33に代わり波形パネル支持体41
が用いられ、この波形パネル支持体41を二重円筒体3
1.32に溶接等により固定したものである。
このような構成にすることによっても支持体41の固定
が容易になるとともに座屈強度は前記実施例と同様なも
のとすることができる。
〔発明の効果〕 本発明ガス絶縁変圧器はその層巻線間に剛性の高い二重
筒状冷却ダクトを挿入し座屈強度を増大させるようにし
たから、この巻線に過大な電流による電磁機械力を受け
ても変形がない。
また、二重筒状冷却ダクトは高い剛性体により構成した
から、円筒体間の支持物が少なくでき巻線間の冷却空間
を大きくできるから、各巻線の冷却効率を向上させるこ
とができる。
た断面図、第4図は二重筒状冷却ダクトの一部を切欠し
て示した斜視図、第5図は巻線間の渡り線の連絡を示す
平面図、第6図および第7図は他の二重筒状冷却ダクト
の部分平面図および部分斜視図、第8図は従来のガス絶
縁変圧器の主要部を示す一部側断面図、第9図は第1図
の部分平面図、第10図は従来のガス絶縁変圧器におけ
る巻線に与えられる電磁機械力の作用方向を示す説明図
である。
10・・・鉄心、11・・・絶縁筒、12a・・・低圧
層巻線、12g、14g・・・間隙、13・・・バリア
、14a・・・高圧層巻線、15・・・支持体、17・
・・端子板、18・・・絶縁支持物、30.40.40
・・・冷却ダクト、31.32・・・二重円筒体、41
・・・波形パネル支持体。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ガス絶縁変圧器の主要部を示す一部側断
面図、第2図は第1図の平面図、第3図は第2図をA−
A線に沿って切断し矢印方向にみ出願人代理人  佐 
 藤  −雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鉄心に低圧巻線、高圧巻線の小径の層巻線から大径の層
    巻線を順次重ねるように巻装し、この層巻線が巻装され
    た鉄心を所定圧力の絶縁ガスを充填する容器に収納した
    ガス絶縁変圧器において、前記低圧巻線、高圧巻線をそ
    れぞれ複数の層巻線毎に区分し、各複数の層巻線間に支
    持体より適宜間隙をもって支持され剛性が高い二重筒状
    冷却ダクトを介在したことを特徴とするガス絶縁変圧器
JP14188090A 1990-05-31 1990-05-31 ガス絶縁変圧器 Pending JPH0435006A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14188090A JPH0435006A (ja) 1990-05-31 1990-05-31 ガス絶縁変圧器

Applications Claiming Priority (1)

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JP14188090A JPH0435006A (ja) 1990-05-31 1990-05-31 ガス絶縁変圧器

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JPH0435006A true JPH0435006A (ja) 1992-02-05

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ID=15302310

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JP14188090A Pending JPH0435006A (ja) 1990-05-31 1990-05-31 ガス絶縁変圧器

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