JPH01500904A - 非ポリマー型ポリハロゲン化第四アンモニウムによる水系統の生物学的汚損の制御法 - Google Patents

非ポリマー型ポリハロゲン化第四アンモニウムによる水系統の生物学的汚損の制御法

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JPH01500904A
JPH01500904A JP62506203A JP50620387A JPH01500904A JP H01500904 A JPH01500904 A JP H01500904A JP 62506203 A JP62506203 A JP 62506203A JP 50620387 A JP50620387 A JP 50620387A JP H01500904 A JPH01500904 A JP H01500904A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 非ポリマー型ポリハロゲン化第四アンモニウムによる水系統の生物学的汚損の制 御性 発明の背景 主車Ω光互 本発明は水系統、特に冷却の目的で水を循環させている系統、たとえば水冷却塔 、空気調和装置系統などにおける生物学的汚損(biofouling)を制御 するためのバイオサイド(biocide、生物致死薬)としてハロゲン類を使 用することに関する。
″に する量゛U バイオサイドは基本的な2群に分類できる。すなわち非酸化性バイオサイドおよ び酸化性バイオサイドである。一般に非酸化性バイオサイドは主として微生物の 細胞膜の透過性を変化させ、ある種の本質的な生物学的過程を妨害することによ り機能する。一般的な非酸化性バイオサイドには有機イオウ化合物、第四アンモ ニウム塩、塩素化フェノール類、重金属化合物その他が含まれる。非酸化性バイ オサイドは作用するためには酸化性バイオサイドよりも長い接触時間を必要とす るが、それらの活性の方が通常は長時間持続する。従ってそれらは長期間の抗微 生物性保護作用を与える。
酸化性バイオサイドは一般に生物上または生物内の蛋白質または他の被酸化性基 と反応し、その結果細胞に損傷を与え、または死滅させる。酸化性バイオサイド はハロゲン要求量が低い水系統、および生物を速やかに死滅させるかまたはその 数を減少させることが要求されるかまたは好ましい場合に有利である。
米国特許第4.297.224号明細書(マンキアロロら、)に記載されるよう に、各種化合物が水系統に酸化性ハロゲンを付与することが知られている0元素 状臭素および塩化臭素が酸化性臭素を付与するために用いられているが、それら の高い揮発性、毒性および腐食性は取扱い上着しい問題を提示する。これらの難 点のため、酸化性臭素を水系統に付与する化合物はしばしばN−ハロゲン化有機 化合物、臭素酸塩、またはアルカリ金属臭化物であり、これらは現場で酸化剤、 たとえばN−塩素化化合物、ガス状塩素、塩素水、または次亜塩素酸塩により酸 化される。
N−ハロゲン化化合物は通常は固体であるが、水溶性が低い。
アルカリ金属臭化物は良好な水溶性を示すが、生物致死性化合物種HOBrを発 生させるためには強い酸化剤と混和する必要がある。
酸化性臭素は、陽イオン種が第四アンモニウム基であり、陰イオンが三ヨウ化物 または三臭化物の形のポリハロゲン化物であるポリハロゲン化物型陰イオン交換 樹脂に消毒すべき水を導通することによって、水系統に付与されている。微生物 を含有する水が樹脂床に導通されるのに伴って、対応する次亜ハロゲン酸が生成 する。目的とする微生物制御を行うのは水中に放出されるこの次亜ハロゲン酸の 生物致死作用である。米国特許第3.462.363; 3.817.860;  3,923.665; 4,187.183; 4,190,529;4.2 98.476: 4,420.590;および4,594.301号明細書には 樹脂形のポリハロゲン化第四アンモニウムをバイオサイドとして使用することが 記載されている。それらには、第四アンモニウム官能基が水不溶性であり、ハロ ゲンのみが処理すべき系に溶解する用途にポリマー型ポリハロゲン化第四アンモ ニウムを使用することが記載されている。ポリマー型第四アンモニウム樹脂はこ れにポリハライド陰イオンを保持する固体支持体として機能するにすぎないので 、これらの系は処理すべき水がカラムを物理的に通過しなければならないという 欠点をもつ、またポリハロゲン化物は、固体支持体を経費的に有効に反復使用す るために付加的工程において再生されなければならない、さらに、この種の樹脂 床は反復使用する間に樹脂の小粒子により、本来の樹脂粒子の機械的摩耗により 、または流入する水から濾過された粒状物の蓄積により、部分的に、または完全 に閉塞する可能性のあることが知られている。このような閉塞に際しては、樹脂 床を取出し、これを篩別して微粒状不純物を除去し、そして樹脂床を再充填する 必要がある。これらはすべて費用および時間を要し、生産能力に対する妨害とな る。米国特許第4,581.058号明細書にはポリマー型ハロゲン化第四アン モニウムをバイオサイドとして使用することも記載されている。またバイオサイ ドがたとえば米国特許第4,451.376号明細書(シャープ)に記載される ように高分子量分散剤と組合わせて水系統に付与されている。
特定のモノハロゲン化第四アンモニウムは有効な非酸化性バイオサイドであるこ とが知られている。これはドイツ特許第3.414,933号明細書(グリーン ら)に記載されている。モノハロゲン化第四アンモニウムはまたドイツ特許第2 111577号明細書(ラジクら)に記載されるように界面活性剤と混合してバ イオサイドとして用いられている。特公昭49−14411号公報にはセチルト リメチルアンモニウムプロミドおよびセチルピリジニウムプロミドが殺生物性を もつこと、またこれら臭化物と臭素を臭化水素酸の存在下で反応させることによ るセチルトリメチルアンモニウムトリプロミドおよびセチルピリジニウムトリプ ロミドの製造に際しての出発物質であることも認められている。製造された水不 溶性三臭化物は生物致死性を有すると記載されている。
米国特許第3.152.073号明細書(モルトン)には、特定のポリハロゲン 化テトラメチルアンモニウムは純粋な形では固体の水溶性化合物であり、滅菌を 行うために水に直接に添加しうろことが記載されている。これによってモルトン は一般的に、炭素原子6個以下のアルキル基を含む多種多様なポリハロゲン化テ トラアルキルアンモニウムを、水に直接添加することにより滅菌を行うための固 体状の単一薬剤として同様に使用できると推奨しているが、これら推奨されたも のの多くは実際には有用な活性ハロゲン濃度を生じるのに十分なほど可溶性でな く(たえとばある種のポリハロゲン化テトラブチルアンモニウム)、実際には固 体でなく(たとえばある種のポリハロゲン化ジメチル−プロピルアンモニウム) 、従ってそこに示される方法による用途には使用できない0モルトンによる少数 の固体状水溶性ポリハロゲン化テトラメチルアンモニウムの使用を別として、非 ポリマー型のポリハロゲン化第四アンモニウムはこれまで殺生物薬として経済的 な、安全なかつ有効な形では得られていない。
電気化学的電池系の分野では、特定の非対称テトラアルキルアンモニウム塩は臭 素と錯体を形成すると液体になることが知られている。これはたとえば英国特許 第2,005,064号明細書に示されている。
生物学的汚損を制御するための既知の方法はいずれも、酸化性ハロゲン化物をバ イオサイドとして有効な濃度で、取扱いの容易な液状で付与する、簡単な、経済 的な手段を提供しない。
またこれらの方法はいずれも、バイオサイドとして有効な濃度および持続時間の 非酸化性ハロゲン化物と共にバイオサイドとして有効な濃度の酸化性ハロゲン化 物を付与するための簡単な1、経済的な手段を提供しない。
大気に暴露された水系統が微生物、たとえば細菌、藻類および真菌類が生存およ び増殖しうる広大な水環境を提供することは十分にLE n&されている。さら に、このような環境内でこれらの微生物のコロニーが別個の塊または表面堆積物 として蓄積および増殖し、その中で微生物は自身の代謝産物および崩壊物により 保護されていること、ならびにこれらの蓄積物がそれらの水系統およびその使用 に対して種々の不利な作用を及ぼす可能性があることも分かっている。ここで用 いる“生物学的汚損(biofouling)”という語はこの種の微生物汚染 の存在、増殖および不利な結果がもつ総体的な作用を意味する。ここで用いる“ 生物学的汚損の制御”とは、消毒(disinfection)を意味するので はなく、むしろ上記の不利な結果を緩和することを意味する。消毒によって必ず しも生物学的汚損が制御されないことも留意すべきである。
本発明の主な目的は、特定の非ポリマー型ポリハロゲン化第四アンモニウムを水 系統に添加することにより水系統の生物学的汚損を制御する方法を提供すること である。
本発明の他の目的は、浮遊および付着している生物膜(biof−i 1m)を 分散し、溶解し、および除去を容易にし、同時に有効な酸化性ハロゲンを水系統 に付与するポリハロゲン化第四アンモニウム配合物を提供することである。
本発明の他の目的は、酸化性ハロゲンおよび非酸化性ハロゲン化第四アンモニウ ム双方の生物致死活性を付与することによりSE物物的的汚損制御するポリハロ ゲン化第四アンモニウム化合物および配合物を提供することである。
発亙企!ぬ 本発明は水系統の生物学的汚損を制御するための新規な化合物、配合物および方 法を提供することにより、先行技術の欠点を克服するものである。
本発明によれば、酸化性ハロゲンが水溶性液体の形のポリハロゲン化第四アンモ ニウムとして、生物学的汚損を制御するのに十分な頻度、期間および濃度におい て水系統に付与される。
好ましい方法によれば、水系統に水溶性液体の形で付与されるポリハロゲン化第 四アンモニウムは、純粋な形で周囲温度において液体であるポリハロゲン化第四 アンモニウムである。他の好ましい方法は、界面活性剤との水溶性混合物の形の 液状ポリハロゲン化第四アンモニウム、および界面活性剤との水溶性混合物の形 の固体状ポリハロゲン化第四アンモニウムの使用が含まれる。
本発明の他の好ましい方法は、還元されたモノハロゲン化物の形の非酸化性バイ オサイドとして生物学的汚損を制御する機能をも有するポリハロゲン化第四アン モニウムを用いて、水系統に酸化性ハロゲンを付与するものである。単一化合物 または配合物において酸化性および非酸化性双方のバイオサイドを提供すること は、1回の投与でこれが酸化性バイオサイドがもつ速やかな制御、および非酸化 性バイオサイドがもつ長期的な制御を与えるので有利である。
本発明の新規な化合物は液状および固体状のポリハロゲン化第四アンモニウムで ある。本発明の組成物は、ポリハロゲン化第四アンモニウムとの水溶性混合物の 形の界面活性剤である。
1里生詳豊星且里 本発明によれば、単独の、または界面活性剤と混合した水溶性液体の形のポリハ ロゲン化第四アンモニウムを、生物学的汚損の制御のために水系統に添加する。
本発明の好ましい方法によれば、下記一般式を有するポリハロゲン化第四アンモ ニウムが用いられる。
上記式中、置換基R1−4は水素原子またはアルキル、アルキルエーテル、環状 アルキルもしくは環状アルキルエーテル、ヒドロキシエチル、ポリエーテル、ま たはハロゲン化アルキルであり、Xは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子であ り、置換基R1−4のうち2個以上が水素原子であることはない。これらの置換 基pは得られるポリハロゲン化物が下記のいずれかになるように選ばれる。すな わち(1)周囲温度において水溶性でありかつ液体であるか、または(2)周囲 温度において非水溶性の液体または固体であり、前記の界面活性剤配合物の形で 水溶性である。水または界面活性剤中におけるポリハロゲン化物の溶解性を最大 にし、かつ殺生物薬として用いる際に最適な効力を与えるべく、これらの置換基 RおよびXを変化させることができる。
本発明方法に使用できる水溶性の液状ポリハロゲン化第四アルキルの例は下記の ものである。N−メチル−N、N、N−)リス(3,6−シオキサヘプチル)ア ンモニウムジブロムヨーシト、N−プロピル−N、N、N−)リス(3,6−シ オキサヘプチル)アンモニウムトリプロミド、N、N、N−)リス(3,6−シ オキサヘブチル)アミンヒドロトリプロミド、N−エトキシエチル−N、N、N  −)ジメチルアンモニウムトリプロミド、N−(2−ヒドロキシエチル)−N 、N、N−)ジメチルアンモニウムトリプロミド、N、N−ジメチル−N−エチ ル−N−プロピルアンモニウムジクロルプロミド、N、N−ジエチル−N、N− ジメチルアンモニウムジクロルプロミド、N、N−ジエチル−N、N−ジメチル アンモニウムトリプロミド、N、N、N−)リエチルアミンヒドロトリプロミド 、l’lNlN−トリメチルアミンヒドロトリプロミド、およびそれらの混合物 。
本発明方法において界面活性剤と配合して水溶性組成物とすることにより使用で きる液状ポリハロゲン化第四アンモニウムの例は下記のものである。 N、N− ジメチル−N−エチル−N−プロピルアンモニウムトリプロミド、N、N−ジメ チル−N、N−ジオクチルアンモニウムジブロムクロリド、N−メチル−N、  N、 N−トリス(3,6−シオキサンヘプチル)アンモニウムジブロムヨーシ ト、N−プロピル−N、N、N−)リス(3,6−シオキサヘプチル)アンモニ ウムトリプロミド、N、N、N−トリス(3,6−シオキサヘプチル)アミンヒ ドロトリプロミド、N、N−ジメチル−N−オクチルアミンヒドロトリプロミド 、N、N−ジメチル−N−エチル−N−プロピルアンモニウムペンタプロミド、 N、N−ジデシル−N、N−ジメチルアンモニウムジブロムクロリド、N−メチ ル−N、N−ビス(ポリオキシエチレン)−N−ココアンモニウムジブロムクロ リド、N−メチル−N、N−ビス(ポリオキシエチレン) −N−(9,10− ジブロムオクタデシル)−アンモニウムジブロムクロリド、N、N−ジエチル− N、N−ジメチルアンモニウムトリプロミド、N、N、N−)リブチルアミンヒ ドロトリプロミド、N、N、N−)リエチルアミンヒドロトリブロミド、および N、N、N−)リエチルアミンヒドロトリブロミド。
本発明方法において界面活性剤と配合して水溶性組成物とすることにより使用で きる固体状ポリハロゲン化第四アンモニウムの例は下記のものである。N−エチ ル−N、N、N−)ジメチルアンモニウムトリプロミド、N−エチル−N−メチ ルモルホリニウムトリプロミド、N−ベンジル−N、N−ジメチル−N−ミリス チルアンモニウムジブロムクロリド、N、N、N、N−テトラブチルアンモニウ ムトリプロミドおよびN、 N、 N、 N−テトラブチルアンモニウムジブロ ムクロリド。
本発明の好ましい方法では、ポリハロゲン化物として良好な酸化性生物致死作用 を与え、還元されると非酸化性生物致死活性を有するハロゲン化第四アンモニウ ムに変換されるポリハロゲン化第四アンモニウムを使用する。
純粋な形で、または界面活性剤との混合物の形で水溶性であり、還元されてハロ ゲン化第四アンモニウムとなるポリハロゲン化第四アンモニウムの例は下記のも のである。N−メチル−N、 N、 N−トリオクチルアンモニウムジブロムク ロリド(液体)、N、N−ジデシル−N、N−ジメチルアンモニウムジブロムク ロリド(液体)、N、N−ジオクチル−N、N−ジメチルアンモニウムジブロム クロリド(液体)、N−ベンジル−N、N−ジメチル−N−ミリスチルアンモニ ウムジブロムクロリド(固体)、N−メチル−N、N−ビス(ポリオキシエチレ ン)−N−ココアンモニウムジブロムクロリド(液体)およびN−メチル−N、 N−ビス(ポリオキシエチレン)−N−(9,10−ジブロムオクタデシル)− アンモニウムジブロムクロリド(液体)。
−iに上記各形態においては、第四アンモニウム陽イオン上の置換基を変化させ て、液状生成物、固体状生成物を得ることができ、および/またはポリハロゲン 化物の水中における溶解性を改善することができる。しかし酸化されやすい官能 基を含む置換基は避けるべきである。溶解性を改善し、ポリハロゲン化物イオン による急速な酸化を避けるのに十分なほど安定である官能基にはエーテル類、ア ルコール類、カルボン酸およびスルフェートの残基が含まれる。ポリハロゲン化 物の水溶性はポリハロゲン化物中の臭素原子の1つを塩素原子で置換することに よっても改善されるであろう、従って同一の第四アンモニウム陽イオンQ1につ いて、水中におけるポリハロゲン化物の溶解性はΩ′″Br3−<Q’CZBr z−<Q’″C1zBr−の順に増大すると予想される。
液状ポリハロゲン化合物は2種以上の第四アンモニウム塩の特定の混合物を臭素 化することによっても得られる。多くのポリハロゲン化物がそれらの純粋な形で は固体であるが、この種の化合物2種以上の混合物はその混合物が周回温度で液 体となるのに十分なほど混合物の融点が低下する可能性がある。
液状ポリハロゲン化第四アンモニウムは分子状の臭素または塩素または塩化臭素 を適宜なハロゲン化第四アンモニウム塩の濃厚な水溶液に添加することにより調 製される。水の使用量はハロゲン化第四アンモニウム塩をすべて溶解するのに十 分でなければならないが、他の点では水中における生成物の溶解性のため収率が 低下するのを防ぐために最小量に維持されるべきである。臭素は過剰の臭素が反 応の最初の段階で反応容器の底に蓄積するのを防ぐのに十分なほど緩徐な速度で 添加されるべきである。ポリハロゲン化第四アンモニウムは溶液から濃赤色液層 として分離する0反応温度は、ポリハロゲン化物を液状に保つのに十分であるが 臭素が錯体から放出される温度よりも低くなければならない、適切な温度範囲は 約10〜約90°Cである。
ハロゲン化第四アンモニウム塩の前駆物質の製法は当業者には既知である。第1 の方法は第三アミンと適宜なハロゲン化アルキル、ハロゲン化アルキルエーテル またはエポキシドを溶剤の存在下または不在下で反応させることによる。第三ア ミンとエポキシドを水性媒質中で反応させると、水酸化第四アンモニウムが生成 し、これを次いで鉱酸(H−X)で中和して、ハロゲン化第四アンモニウムを得 る。臭素と結合してポリハライドイオンXBrz−を形成するハロゲンイオンX −は、この場合反応を中和するために用いられた鉱fi)l−Xにより定められ る。ハロゲン化第四アンモニウム塩が水溶液中において製造される場合、ポリハ ロゲン化物は中間体第四アンモニウム塩を単離することな(直接に水溶液を用い て製造することができる。
−i的反応においては、第三アミンの水溶液を化学量論的量のハロゲン化アルキ ルと共に激しく攪拌する。その際後者は第二液層として存在する。完全な反応に 要する時間はハロゲン化アルキルの性質に依存し、R−I<R−Br<R−CI の順に増大する。
各試薬の沸点よりも高い温度を必要とする場合は、揮発性試薬の損失を防ぐため に密閉した反応容器を用いることもできる。
ハロゲン化アルキルが消費され、これが反応容器からの第2液層の消失により示 された時点で反応が終了する。
固体状のポリハロゲン化第四アンモニウムは同様な様式で、固体生成物を十分に 分散した状態に保つために反応中に激しく攪拌しながら製造され、次いで生成物 を冷却した反応混合物から濾過および乾燥により単離することができる。
以下の実施例1−Xl[はハロゲン化第四アンモニウム塩およびポリハロゲン化 物の製法を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものと解すべき ではない。
I NN−ジメチル−N−エチル−N−プロピルアンモニウム !プロミドの制 ゛告 凝縮器、250 dの添加ろうと、温度計、および機械的攪拌機を備えた31の フラスコにN、N−ジメチル−N−エチルアミン(256,0g、3.50モル )および水1000dを装入した。攪拌された溶液に1−ブロムプロパン(43 0,5g、 3.50モル)を添加し、この二層混合物を激しく攪拌しながら5 0℃に加熱した。8.5時間後に上層の’H−Nl’lR核磁気共鳴スペクトル はN、N−ジメチル−N−エチルアミンが完全に消費されたことを示した。黄褐 色の溶液を室温にまで冷却し、臭素(560g、3.50モル)を1.5時間に わたって激しく攪拌しながら滴加した。トリプロミドが暗赤色の下層として分離 した。各層を分離し、残留する水(約25g)を50℃で減圧下での蒸留により トリブロム層から除去した。暗赤色のN、N−ジメチル−N−エチル−N−プロ ピルアンモニウムトリプロミドの収量は1083.0g (N、N−ジメチル− N−エチルアミンから87%)であった。分析値二%Brz。t =68.73 χ(実測値) 、67.35! (理論値);%Br、、=47.58%(実測 値) 、44.90χ(理論値)。
■ N−2−ヒドロキシエチル −NNNNNNメトルアンモニウム 1フ゛ロ ミドの側′告オーブン乾燥した装置内で窒素雰囲気下に反応を行った。磁気攪拌 機、温度計、鉱油噴出装置(mineral−oil bubbler)、隔壁 、およびドライアイス凝縮器を備えた乾燥した500 dのフラスコに、メタノ ール中の24.42 )リスチルアミン67.18g(277ミリモル)を装入 した。アミンは水塩浴中で冷却され、エチレンオキシドは風袋を差引いた容器か ら隔壁を通して導入された。
36.35g(825ミリモル)が添加されたのちにエチレンオキシドの導入を 停止し、5.5時間攪拌を続けた。次いで溶液がリドマスに対してちょうど酸性 になるまで水性HBrを慎重に添加することにより反応を停止した0反応混合物 を真空において濃縮して、粗製の第四アンモニウム塩を粘稠な黄色の油として得 た。この油を沸騰イソプロピルアルコール60−に溶解し、0℃に一夜冷却する ことにより生成物が結晶化した。結晶を吸引濾過し、圧搾し、真空下に乾燥させ て乾燥生成物29.21gを得た。融点280〜1°C(分解)。臭素の分析値 および’)I−NMRスペクトルはモノエトキシル化生成物、N−(2−ヒドロ キシエチル)−N、N、N−トリメチルアンモニウムプロミド、融点298℃( 分解)と一致した。元素分析: XBrtot =43.34χ(実測値)、4 3.41χ(理論値)。
再結晶したN−(2−ヒドロキシエチル)−N、N、N−)リメチルアンモニウ ムブロミド(55,86g、 0.30モル)を、磁気攪拌機および均圧添加ろ うとを備えた100 dのフラスコに装入した。
水(29m)を添加して50%溶液を調製し、溶液を激しく攪拌しながら臭素4 8.5g(0,30モル)を添加ろうとから滴加した。トリプロミドは容器から 暗赤色の油として沈澱した。生成物を水層からデカンテーションにより分離し、 残留する水をアスピレータ−圧で15分間、50℃に加温することにより除去し た。N−(2−ヒドロキシエチル) −N、N、N−)リメチルアンモニウムト リブロミドの収量は103.16gであった0元素分析:!Br、。、=67. 63(実測値) 、69.7N理論値) : XBr、、=44.10(実測値 )、46.41(理論値) I[I NN−ジメチル−N−オクチルアミンヒ゛ロト1プロミドの制゛告 磁気攪拌機を備えた250dの三ロフラスコに48%HBr13.49g(0, 08モル)および水60M1を装入した。この溶液を水浴中で冷却し、ジメチル オクチルアミン(12,58g、 0.08モル)を滴加した。最後のアミンを 添加したのち(総添加時間約30分間)、溶液をリドマスで試験して、これが中 性または酸性であることを確認し、次いで水を真空において除去した。残渣を酢 酸エチルから再結晶し、真空下に乾燥させて、生成物N、N−ジメチルーN−オ クチルアミンヒドロプロミドを吸湿性の白色固体として得た。融点156〜15 8.5℃(収量14−01g、 74%)。
再結晶したジメチルオクチルアミンヒドロプロミド(11,14g、46.8ミ リモル)を250dの丸底フラスコに入れ、最少量の水(21wry)に溶解し た。激しく攪拌しながら臭素(2,40d、7.47g 。
46.8ミリモル)を10.0dのビユレットから滴加した。生成物は暗赤色の 油としてフラスコの底に分離した。上部の水層をデカントし、残りの痕跡量の水 はフラスコをアスピレータ−圧において50°Cに加温することにより除去され て、生成物が透明な赤色の油として得られた(収量16.47g、89X) 、 χBr、、、 、57.47(計算値60.23χ):χBr、、=36.68  (計算値40.15χ)■ N−プロペニル−NNN−)ガス(36−シオキ サヘフ゛ ル アンモニウムドT)゛ロミドの!q′告還流冷却器および加熱ジ ャケットを備えた500 dのフラスコにトリス(3,6−シオキサヘブチル) アミン(14,55g、45ミリモル)およびアセトン150 dを装入した。
臭化アリル(6,54g、54ミリモル、20%過剰)を添加し、溶液を還流さ せた。28時間後に’H−NMRは出発アミンが消費されたことを示した。溶剤 を真空において除去して、粗生成!TFIN−(2−プロペニル) −N、N。
N−)リス(3,6−シオキサヘプチル)アンモニウムプロミドを黄褐色の油と して得た(収量19.66g、98り。
この粗生成物(12,00g、27ミリモル)をエタノール25−に溶解し、エ タノール50M1、氷酢酸25d、およびパラジウム1.0g(硫酸バリウムに 担持)を入れた大気圧水添装置に添加した。
水素雰囲気下に2時間攪拌したのち反応は終了した。溶剤および氷酢酸を真空に おいて除去すると、生成物N−プロピル−N。
N、N−)リス(3,6−シオキサヘプチル)アンモニウムプロミドが黄褐色の 液体(収量10.97g、 91%)として得られた。生成物のプロトン−NM Rスペクトルにより生成物中に不飽和が存在しないことが確認された。
この粗製第四アンモニウム塩(5,36g 、12ミリモル)を丸底フラスコに 装入し、激しく攪拌しながら臭素(0,61m、1.92g、12ミリモル)を ビユレットから滴加した。生成物、N−プロピル−N、N、?j−)リス(3, 6−シオキサヘブチル)アンモニウムトリプロミドは暗赤色の油であった(収量 7.27..100χ) 4Brz、。
=39.18 (実測値) 、39.54(計算値) ; %’Br、、= 2 0.38(実測値)、26.36(計算値) VNN−ジメチル−N−エチル−N−プロピルヱッ」ゴビL配区久旦西13すL 白λ設遺磁気攪拌器およびガス分散管を備えた125 dのフラスコにK。
N、N−ジメチル−N−エチル−N−プロピルアンモニウムプロミド(19,6 1g、 0.10モル)および水20dを装入した。攪拌された溶液に塩素ガス を合計7.12g(0,10モル)が添加されるまで吹込んだ、添加が終了した 時点で、フラスコの底に蓄積した赤色の液相は黄橙色に変化し、終末点を示した 。上部の水相を分離して生成物を黄橙色の油として得た(収量23.83g、8 9χ);!Brtot、=32.44(計算値29.92); XfJt。t= 27.01(計算値26.55) ;酸化性ハロゲン−6,82meq/g ( 計算値7.49翔eq/g)。
1−ジメチル−NN−ジオクチル アンモニウムジブロムクロ1ドの制′告磁気撹拌機を備えた100 mのフラス コにN島−ジメチル−N、N−ジオクチルアンモニウムクロリド(7,65g  、 25ミリモル)を装入した。激しく攪拌しながら臭素(1,28d14.0 0g 、25ミリモル)を滴加した。生成物、N、N−ジメチル−NIN−ジオ クチルアンモニウムジブロムクロリドは橙赤色の油であった(収量11.20g 、96z)、!Brtot =33.31 (計算値34.31) ; χ(J t0t=6.43 (計算値7.61) ;酸化性ハロゲン=3.25meq/ g(計算値4.29釦eq/g) H〜 々のボ1ハロ゛ン 鐸。
製造すれた他のポリハロゲン化第四アンモニウムに関すル物理的データを第1表 に示す。Xz=Brgである場合は実施例■に記載した一般法に従い、)h=c l、である場合は実施例〜7に従った。融点が示されていない化合物は室温で液 体であった。
第1表  17 F う 一般に本発明方法によれば、ポリハロゲン化第四アンモニウムを有効な生物学的 汚損の制御をもたらすのに十分な量で水系統に供給する。水系統の性質および用 いられる個々のポリハロゲン化物に応じて、ポリハロゲン化第四アンモニウム少 なくとも約12〜6591g/水100.0001 (0,1〜55.0ボア  )’/100.000ガロン)を供給することにより、効果的な生物学的汚損の 制御が得られる。約120〜2397 g /水100.00Of (1〜20 ボンド/ioo、oooガロン)の水準でこの種のポリハロゲン化物を供給する ことが特に好ましい。あるいはポリハロゲン化物を水系統における有効ハロゲン 水準少なくとも約0.05pp−から約30.0ppm、好ましくは有効ハロゲ ン少なくとも約1 ppDIを維持するのに必要な量で供給する。
本発明に従って使用されるポリハロゲン化第四アンモニウムの効力は、これらを 界面活性剤1種また。は2種以上と組合わせて供給することによって有利に高め ることができる。ここで用いる界面活性剤という語は、低濃度で系内に存在した 場合に系表面または界面に吸着し、かつこれらの表面または界面の表面または界 面自由エネルギーを著しく変化させる特性をもつ物質を意味する。ここで界面は 非混和性の2層間の境界であり、表面は一方の相が気体(通常は空気)である界 面である。適切な界面活性剤には下記のものが含まれる。ポリ(オキシエチレン )/ポリ(オキシプロピレン)ブロックコポリマー(特に“プルロニック(Pl uronic)L−62″および“マコール(Macol) I”の商品名で市 販されている);エトキシル化アルコール類、たとえばポリオキシエチレントリ デシルアルコール(特に“マコールTO−8”の商品名で市販されている);直 鎖脂肪酸のポリエチレングリコールエーテル(特に°°プアーックス(ARNO X) 1007’の商品名で市販されている);トリデシルオキシポリ(エチレ ンオキシ)エタノール(特に“エマルフォゲン(Emulphogene)BC 720″の商品名で市販されている)およびアルコートエトキシレート(特に“ ネオドール(Neodol)23−6.5”の商品名で市販されている):エト キシル化アルキルフェノール、たとえばノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ )エタノール(特に“アイゲパール(Igepal)CO730″の商品名で市 販されている);ノニルフェノキシポリエトキシエタノール(特に“アーノック ス912”の商品名で市販されている)およびアルキルフェノキシポリエチレン グリコールエーテル(特に“アーノノクス910″および“アーノックス908 ”の商品名で市販されている);ポリオキシエチレングリセロールモノイソステ アレート(特に“タガート(Tagat)I″の商品名で市販されている)およ びカプリル酸/カプリン酸のエトキシル化モノ/ジグリセリド(特に“ソフチゲ ン(Sof tigen) 767”の商品名で市販されている);エトキシル 化アルキルフェノール(特に“プルラダイン(Pluradyne)OP−10 ”の商品名で市販されている);ポリエチレングリコールモノラウレート(特に “ケマックス(Chemax)E400 ML”および“ケマノクスE6001 ”の商品名で市販されている。);改質ポリエトキシ付加物(特に“アーノソク スLF12″の商品名で市販されている);アルコキシル化された生物分解性の 疎水性化(hydrophobe) (特に”ポリタージエン) (Polyt ergent)SL42”の商品名で市販されている);アルキルポリオキシア ルキレンエーテル(特に“サーフオニツク(Surfonic)LP01”の商 品名で市販されている);リン酸エステル(特に“ケムファック(Chemfa c)PB109”のF!品名で市販される)および脂肪族リン酸エステル/エチ レンオキシド付加物(特に“ショルダフォスCJordaphos)−JA60 ″および“JS41”の商品名で市販されている);ポリオールエステル(特に “プルラダイン−DB2564”の商品名で市販されている);第四型界面活性 剤、たとえば、アルキルポリオキシエチレンアンモニウムクロリド(特に“トマ ー(Tomah)Q−18−151および“アシドフォーマ−(Acid Fo amer)の商品名で市販されている、ならびにココ−(ポリオキシエチレン) メチルアンモニウムクロリド(特に“トマーQ−15−〇”の商品名で市販され ている)。
本発明による好ましい界面活性剤にはポリ(オキシエチレン)/ポリ(オキシプ ロピレン)ブロックコポリマー、エトキシル化アルキルフェノール、リン酸エス テル、グリコールエステルおよび第四型界面活性剤が含まれる。
水処理の分野では第四型界面活性剤、たとえばアシッドフォーマ−の商品名で市 販されているものが望ましくない発泡を生じる可能性のあることが知られている 。発泡が問題となる用途においては、ポリハロゲン化物−界面活性剤配合物に消 泡剤または脱泡剤が含まれていてもよい。
添加剤組成物中のハロゲン化第四アンモニウムに界面活性剤を供給する場合、界 面活性剤は組成物の約5〜95重量%1、好ましくは約40〜95重量%の範囲 で供給される。
−gに、生物学的汚損を効果的に!II御するのに十分な量のハロゲン化第四ア ンモニウム−界面活性剤混合物を水系統に導入する。水系統の性質、および配合 物に含量されるポリハロゲン化物と界面活性剤の比率にbu シで、混合物を少 なくとも約24〜17974g/水100.000 l2(0,2〜150ポン ド/水100.000ガロン)、好ましくは約239〜5992g/100,0 00 E (2〜50ポンド/水ioo、 oooガロン)の水準で供給するこ とにより、生物学的汚損を効果的に制御することができる。あるいは水系統内に 少な(とも約0.05〜約30ppmの活性ハロゲン水準、好ましくは少なくと も約lppmの活性ハロゲンを維持するのに必要な量の混合物を供給する。
水溶性を高めるポリハロゲン化第四アンモニウムと界面活性剤の割合は各界面活 性剤および各ポリハロゲン化物につき異なる。さらに、特定量の酸化性ハロゲン および/または界面活性剤を付与すべく調整された配合物は、相溶性のグリコー ル、アルコール、他の適切な溶剤および適切な希釈剤で希釈することにより調製 しうる0選ばれた界面活性剤(プルロニックL−62)によりN、N−ジメチル −N−エチル−N−プロピルアンモニウムトリプロミドに与えられた水溶性の改 善を第2表に示す。
100 なし 0.9 40 60 9.0 有効な液状のポリハロゲン化第四アンモニウム−界面活性剤配合物の例を以下に 示す。これらの例は説明のために提示されたものであり、発明の範囲を限定する ためのものではない。
〜II:ブルロニークし−62およびNN−ジメチル−N−エチル−N−プロピ ルアンモニウムド1プロミド濃厚配合物として、完全な水溶性を維持した状態で 最大の酸化性ハロゲン含量を得ることが望ましい。L−62またはこれに類する 界面活性剤、およびN、N−ジメチル−N−エチル−N−プロピルアンモニウム トリプロミドを用いる有用な範囲は40〜80部のし−62および60〜20部 のトリプロミドである。好ましい濃度は60部のし−62および40部のトリプ ロミドである。従って40gのトリプロミドを60gのし−62に添加し、室温 で十分に混合する。
得られた混合物を、総活性ハロゲン水準約0.05〜3Qppmが達成されるよ うに水系統に添加することができる。
])(: ’ Q−1−5およびN、N−ジ ルーN−エチル−N−プロピルア ンモニウムド1プロミド有用な範囲は界面活性剤40〜b ある。好ましい配合物はトリプロミド40gをQ−18−15またはこれに類す る界面活性剤60gに添加し、室温で十分に混合することによって調製される。
得られた混合物を、総活性ハロゲン水準約0.05〜30ppmが達成されるよ うに水系統に添加することができる。
X: マ・クスE−60(LILおよびNN−ジメチル−N−エチル−N−プロ ピルアンモニウムトリプロミド有用な範囲は界面活性剤60〜b ある。好ましい配合物は、トリプロミド20gをケマックスE−600肚または これに類する界面活性剤60gに添加することにより調製される。得られた混合 物を、活性ハロゲン水準的0.05〜30ppmが達成されるように水系統に添 加することができる。
xr: ’ JA60およびNN−ジメチル−N−エチル−N−プロピルアンモ ニウムド1プロミド有用な範囲はj460またはこれに類する界面活性側60〜 80部対トリプロミド40〜20部である。好ましい配合物はトリプロミド20 gを界面活性剤80gに添加することにより調製される。
ポIJ ハロゲン化第四アンモニウムおよび界面活性剤の混合物は酸化性のバイ オサイドが相溶性である水系統において、すなわちハロゲン要求量が低い水系統 において生物致死性を示す。
ポリハロゲン化第四アンモニウム、たとえばN、N−ジメチル−N−エチル−N −プロピルアンモニウムトリプロミドについての有効性スペクトルにはそれぞれ 第3〜5表に示すように細菌、真菌および藻類が含まれる。
呈−1−1 ’ (Pseudomonas aeru 1nosaの至 ′χ特表平1−5 00904(10) 第3〜5表に示すデータは、水溶性液状ポリハロゲン化第四アンモニウムと界面 活性剤の組合わせが液状ポリハロゲン化アンモニウム単独よりも高い有効性を与 えることを示す、これはエキソ多糖類および/または生体膜に与える界面活性作 用の結果であると思われる。表5のデータは、界面活性剤を液状ポリハロゲン化 第四アンモニウムに添加することにより、殺藻活性がポリロゲン化物単独よりも 改善される(再増殖なし)ことを示す。N、N−ジメチル−N−エチル−N−プ ロピルアンモニウムトリプロミドと界面活性剤アルキルポリオキシエチレンアン モニウムクロリドじQ−18−15”として市販されている)の組合わせに関す る第6および7表のデータは、界面活性剤濃度の増大に伴ってそれぞれ緑膿菌お よびカンジターアルビカンスの致死率(%)が高まる状態を示す。
第6表 凹肛肚監 ポリハロゲン化第四アンモニウム、および界面活性剤と混合したポリハロゲン化 第四アンモニウムは、酸化性バイオサイドが相溶性であるいかなる水系統にも使 用できる。たとえば以下のものである。
1、工業用 a、再循環冷却水 す0貫流冷却水 C0醸造所殺菌装置用水 d、空気洗浄器系統用水 e、蒸発冷却水 f、 エアースクラバー系統 g、 加湿機系統 り、油田圧入水 i、池および沼の水 j、脱脂剤消毒剤 に、閉鎖冷却系統用水 !、潅概系統の消毒 麟、金属加工系統の消毒 n1食品プラントの消毒 2、消費者用 a0便器洗浄剤/消毒剤 す、硬質面洗浄剤/消毒剤 C9空気調和槽用水 d0人工噴水用水 e、 タイル用およびグラウト用洗浄剤f、漂白剤組成物 88皿洗い用配合物 り、洗濯用配合物 冷却塔用水が主な用途である。第8表は新たに採取した冷却用水試料において、 ハロゲン水準5.0ppra、 pH7,6の前記実施例■に示したポリハロゲ ン化第四アンモニウム系界面活性剤配合物の効力を示す。
* コロニー形成単位 <10個/d 以上から、本発明は水系統の生物学的汚損を制御するために、水中における一定 量の液状または固体状のポリハロゲン化第四アンモニウムを界面活性剤との配合 物として、またはこれを用いずに導入することにより実施できることが認められ る。ポリハロゲン化物−界面活性剤混合物が保存性でない場合(すなわち約49 ℃(120下)までの温度で安定でない場合)、界面活性剤とポリハロゲン化物 を二個包装系で販売し、利用者が使用直前に混合物を調製することもできる。
第9表は各種のポリハロゲン化第四アンモニウムにつき殺生物効力を示す。
F ロリF 以上、好ましい形態およびその別法につき記載したが、なお本発明の内容および 範囲に含まれる形で上記の修正および変更をなしうることは当業者には自明であ る。この種の修正および変更も本発明の一部と考えるべきである。
国際調査報告

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.水系統に水溶性液体の形のポリハロゲン化第四アンモニウムを該系統の生物 学的汚損の制御に十分な頻度、期間および濃度において導入することにより、生 物致死活性ハロゲンを該系統に付与する ことにより改良された、水系統に生物致死活性ハロゲンを付与する工程からなる 水系統の生物学的汚損の制御法。
  2. 2.ポリハロゲン化第四アンモニウムが次式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、各置換基R1、R2、R3およびR4は互いに無関係に水素原子、アル キル、アルキルエーテル、環状アルキル、ヒドロキシエチル、ポリエーテルおよ びハロゲン化アルキルよりなる群から選ばれ、その際置換基R1、R2、R3お よびR4のうち2個以上が水素原子であることはなく;Xは塩素原子、臭素原子 およびヨウ素原子よりなる群から選ばれる)を有する、請求の範囲第1項に記載 の方法。
  3. 3.水溶性液体の形のポリハロゲン化第四アンモニウムが純粋な形で周囲温度に おいて液状のポリハロゲン化第四アンモニウムである、請求の範囲第1項に記載 の方法。
  4. 4.水溶性液体の形のポリハロゲン化第四アンモニウムが界面活性剤と混合した ポリハロゲン化第四アンモニウムである、請求の範囲第1項に記載の方法。
  5. 5.ポリハロゲン化第四アンモニウムが還元されたモノハロゲン化物の形で生物 致死活性を有する、請求の範囲第1項に記載の方法。
  6. 6.還元された形において生物致死活性を有するポリハロゲン化第四アンモニウ ムがN−メチル−N,N,N−トリオクチルアンモニウムジプロムクロリド、N ,N−ジメチル−N,N−ジオクチルアンモニウムジプロムクロリド、N−ベン ジル−N,N−ジメチル−N−ミリスチルアンモニウムジプロムクロリド、N, N−ジデシル−N,N−ジメチルアンモニウムジプロムクロリド、N−メチル− N,N−ビス(ポリオキシエチレン)−N−(9,10−ジプロムオクタデシル )アンモニウムジプロムクロリド、N−メチル−N,N−ビス(ポリオキシエチ レン)N−ココアンモニウムジプロムクロリドおよびそれらの混合物よりなる群 から選ばれる員子である、請求の範囲第5項に記載の方法。
  7. 7.液状のポリハロゲン化第四アンモニウムがN−エトキシエチル−N,N,N −トリメチルアンモニウムトリプロミド、N−(2−ヒドロキシエチル)−N, N,N−トリメチルアンモニウムトリプロミド、N−メチル−N,N,N−トリ ス(3,6−ジオキサヘプチル)アンモニウムジプロムヨージド、N−プロピル −N,N,N−トリス(3,6−ジオキサヘブチル)アンモニウムトリプロミド 、N,N,N−トリス(3,6−ジオキサヘブチル)アミンヒドロトリプロミド 、N,N−ジメチル−N−エチル−N−プロピルアンモニウムジクロルプロミド 、N,N−ジエチル−N,N−ジメチルアンモニウムジクロルプロミド、N,N −ジエチル−N,N−ジメチルアンモニウムトリプロミド、N,N,N−トリエ チルアミンヒドロトリプロミド、N,N,N−トリメチルアミンヒドロトリプロ ミドおよびそれらの混合物よりなる群から選ばれる員子である、請求の範囲第3 項に記載の方法。
  8. 8.界面活性剤と混合したポリハロゲン化第四アンモニウムが純粋な形で周囲温 度において固体状のポリハロゲン化第四アンモニウムである、請求の範囲第4項 に記載の方法。
  9. 9.界面活性剤と混合したポリハロゲン化第四アンモニウムが純粋な形で周囲温 度において液状のポリハロゲン化第四アンモニウムである、請求の範囲第4項に 記載の方法。
  10. 10.界面活性剤がポリ(オキシエチレン)/ポリ(オキシプロピレン)ブロッ クコポリマー、エトキシル化アルキルフェノール、リン酸エステル、グリコール エステル、および第四型界面活性剤よりなる群から選ばれる員子である、請求の 範囲第4項に記載の方法。
  11. 11.界面活性剤と混合したポリハロゲン化第四アンモニウムが純粋な形で周囲 温度において液体であり、N,N−ジメチル−N−エチル−N−プロピルアンモ ニウムトリプロミド、N,N−ジメチル−N,N−ジオクチルアンモニウムジプ ロムクロリド、N−メチル−N,N,N−トリス(3,6−ジオキサヘブチル) アンモニウムジプロムヨージド、N−プロピル−N,N,N−トリス(3,6− ジオキサヘブチル)アンモニウムトリプロミド、N,N,N−トリス(3,6− ジオキサヘブチル)アミンヒドロトリプロミド、N,N−ジメチル−N−オクチ ルアミンヒドロトリプロミド、N,N−ジメチル−N−エチル−N−プロピルア ンモニウムペンタプロミド、N,N−ジエチル−N,N−ジメチルアンモニウム トリプロミド、N,N−ジデシル−N,N−ジメチルアンモニウムジプロムクロ リド、N−メチル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン)−N−ココアンモニウ ムジプロムクロリド、N−メチル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン)−N− (9,10−ジプロムオクタデシル)アンモニウムジプロムクロリド、N,N, N−トリブチルアミンヒドロトリプロミド、N,N,N−トリエチルアミンヒド ロトリプロミド、N,N,N−トリメチルアミンヒドロトリプロミドおよびそれ らの混合物よりなる群から選ばれる員子である、請求の範囲第10項に記載の方 法。
  12. 12.界面活性剤と混合したポリハロゲン化第四アンモニウムが純粋な形で周囲 温度において固体であり、N−エチル−N,N,N−トリメチルアンモニウムト リプロミド、N−エチル−N−メチルモルホリニウムトリプロミド、N−ベンジ ル−N,N−ジメチル−N−ミリスチルアンモニウムジプロムクロリド、N,N ,N,N−テトラブチルアンモニウムトリプロミド、N,N,N,N−テトラブ チルアンモニウムジプロムクロリドおよびそれらの混合物よりなる群から選ばれ る員子である、請求の範囲第10項に記載の方法。
  13. 13.ポリハロゲン化物が少なくとも約12g/100,000l(約0.1ポ ンド/100,000ガロン)の用量で該系統に付与される、請求の範囲第1項 に記載の方法。
  14. 14.ポリハロゲン化物−界面活性剤混合物が少なくとも約24g/100,0 00l(約0.2ポンド/100,000ガロン)の用量で該系統に付与される 、請求の範囲第4項に記載の方法。
  15. 15.ポリハロゲン化第四アンモニウムの導入により、該系統において約0.0 5〜約30.0ppmの全生物の致死活性ハロゲン水準が達成される、請求の範 囲第1項に記載の方法。
  16. 16.界面活性剤が混合物の約40〜95重量%の水準で供給される、請求の範 囲第4項に記載の方法。
  17. 17.ポリハロゲン化第四アンモニウムがN,N−ジエチル−N,N−ジメチル アンモニウムトリプロミドであり、界面活性剤がアルキルポリ(オキシエチレン )アンモニウム塩、ポリ(オキシエチレン)ブロックコポリマー、ポリ(オキシ プロピレン)プロックコポリマー、およびエトキシル化リン酸エステルよりなる 群から選ばれる員子である、請求の範囲第4項に記載の方法。
  18. 18.ポリハロゲン化第四アンモニウムがN,N−ジエチル−N,N−ジメチル アンモニウムジクロルプロミドである、請求の範囲第1項に記載の方法。
  19. 19.ポリハロゲン化第四アンモニウムがN,N−ジエチル−N,N−ジメチル アンモニウムジクロルプロミドである、請求の範囲第1項に記載の方法。
  20. 20.生物致死活性を示す量の水溶性液体の形のポリハロゲン化第四アンモニウ ムからなる生物致死活性組成物。
  21. 21.ポリハロゲン化第四アンモニウムが次式▲数式、化学式、表等があります ▼ (式中、各置換基R1、R2、R3およびR4は互いに無関係に水素原子、アル キル、アルキルエーテル、環状アルキル、ヒドロキシエチル、ポリエーテルおよ びハロゲン化アルキルよりなる群から選ばれ、その際置換基R1、R2、R3お よびR4のうち2個以上が水素原子であることはなく;Xは塩素原子、臭素原子 およびヨウ素原子よりなる群から選ばれる)を有する、請求の範囲第20項に記 載の方法。
  22. 22.水溶性液体の形のポリハロゲン化第四アンモニウムが純粋な形で周囲温度 において液状のポリハロゲン化第四アンモニウムである、請求の範囲第20項に 記載の組成物。
  23. 23.水溶性液体の形のポリハロゲン化第四アンモニウムが界面活性剤と混合し たポリハロゲン化第四アンモニウムである、請求の範囲第20項に記載の組成物 。
  24. 24.ポリハロゲン化第四アンモニウムが還元されたモノハロゲン化物の形でさ らに生物致死活性を示す、生物致死活性を示す量の水溶性液体の形のポリハロゲ ン化第四アンモニウムからなる組成物。
  25. 25.還元されたモノハロゲン化物の形において生物致死活性を示すポリハロゲ ン化第四アンモニウムがN−メチル−N,N,N−トリオクチルアンモニウムジ プロムクロリド、N,N−ジメチル−N,N−ジオクチルアンモニウムジプロム クロリド、N,N−ジデシル−N,N−ジメチルアンモニウムジプロムクロリド 、N−ベンジル−N,N−ジメチル−N−ミリスチルアンモニウムジプロムクロ リド、N−メチル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン)−N−(9,10−ジ プロムオクタデシル)アンモニウムジプロムクロリド、N−メチル−N,N−ビ ス(ポリオキシエチレン)N−ココアンモニウムジプロムクロリドおよびそれら の混合物よりなる群から選ばれる員子である、請求の範囲第24項に記載の組成 物。
  26. 26.還元されたモノハロゲン化物の形で生物致死活性を示すポリハロゲン化第 四アンモニウムが界面活性剤との混合物である、請求の範囲第24項に記載の組 成物。
  27. 27.液状のポリハロゲン化第四アンモニウムがN−エトキシエチル−N,N, N−トリメチルアンモニウムトリプロミド、N−(2−ヒドロキシエチル)−N ,N,N−トリメチルアンモニウムトリプロミド、N−メチル−N,N,N−ト リス(3,6−ジオキサヘプチル)アンモニウムジプロムヨージド、N−プロピ ル−N,N,N−トリス(3,6−ジオキサヘブチル)アンモニウムトリプロミ ド、N,N,N−トリス(3,6−ジオキサヘブチル)アミンヒドロトリプロミ ド、N,N−ジエチル−N,N−ジメチルアンモニウムジクロルプロミド、N, N−ジメチル−N−エチル−N−プロピルアンモニウムジクロルプロミド、、N ,N−ジエチル−N,N−ジメチルアンモニウムトリプロミド、N,N,N−ト リエチルアミンヒドロトリプロミド、N,N,N−トリメチルアミンヒドロトリ プロミドおよびそれらの混合物よりなる群から選ばれる員子である、請求の範囲 第22項に記載の組成物。
  28. 28.界面活性剤と混合したポリハロゲン化第四アンモニウムが純粋な形で周囲 温度において固体状のポリハロゲン化第四アンモニウムである、請求の範囲第2 3項に記載の組成物。
  29. 29.界面活性剤と混合したポリハロゲン化第四アンモニウムが純粋な形で周囲 温度において液状のポリハロゲン化第四アンモニウムである、請求の範囲第23 項に記載の組成物。
  30. 30.界面活性剤と混合したポリハロゲン化第四アンモニウムが純粋な形で周囲 温度において固体であり、N−エチル−N、N,N−トリメチルアンモニウムト リプロミド、N−エチル−N−メチルモルホリニウムトリプロミド、N−ベンジ ル−N,N−ジメチル−N−ミリスチルアンモニウムジプロムクロリド、N,N ,N,N−テトラブチルアンモニウムトリプロミド、N,N,N,N−テトラブ チルアンモニウムジプロムクロリドおよびそれらの混合物よりなる群から選ばれ る員子である、請求の範囲第23項に記載の組成物。
  31. 31.界面活性剤と混合したポリハロゲン化第四アンモニウムが純粋な形で周囲 温度において液体であり、N,N−ジメチル−N−エチル−N−プロピルアンモ ニウムトリプロミド、N,N−ジメチル−N,N−ジオクチルアンモニウムジプ ロムクロリド、N−メチル−N,H,N−トリス(3,6−ジオキサヘブチル) アンモニウムジプロムヨ−ジド、N−プロピル−N,N,N−トリス(3,6− ジオキサヘブチル)アンモニウムトリプロミド、N,N,N−トリス(3,6− ジオキサヘブチル)アミンヒドロトリプロミド、N,N−ジメチル−N−オクチ ルアミンヒドロトリプロミド、N,N−ジメチル−N−エチル−N−プロピルア ンモニウムペンタプロミド、N,N−ジエチル−N,N−ジメチルアンモニウム トリプロミド、N,N−ジデシル−N,N−ジメチルアンモニウムジプロムクロ リド、N−メチル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン)−N−ココアンモニウ ムジプロムクロリド、N−メチル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン)−N− (9,10−ジプロムオクタデシル)アンモニウムジプロムクロリド、N,N, N−トリブチルアミンヒドロトリプロミド、N,N,N−トリエチルアミンヒド ロトリプロミド、N,N,N−トリメチルアミンヒドロトリプロミドおよびそれ らの混合物よりなる群から選ばれる員子である、請求の範囲第23項に記載の組 成物。
  32. 32.界面活性剤がポリ(オキシエチレン)/ポリ(オキシプロピレン)ブロッ クコポリマー、エトキシル化アルキルフェノール、リン酸エステル、グリコール エステル、第四型界面活性剤、およびそれらの混合物よりなる群から選ばれる員 子である、請求の範囲第23項に記載の組成物。
  33. 33.界面活性剤が混合物の約40〜95重量%の水準で供給される、請求の範 囲第23項に記載の組成物。
  34. 34.ポリハロゲン化第四アンモニウムがN,N−ジメチル−N−エチル−N− プロピルアンモニウムトリプロミドであり、界面活性剤がアルキルポリ(オキシ エチレン)アンモニウム塩、ポリ(オキシエチレン)ブロックコポリマー、(オ キシプロピレン)ブロックコポリマー、およびエトキシル化リン酸エステルより なる群から選ばれる員子である、請求の範囲第23項に記載の組成物。
  35. 35.ポリハロゲン化第四アンモニウムがN,N−ジメチル−N−エチル−N− プロピルアンモニウムジクロルプロミドである、請求の範囲第20項に記載の組 成物。
  36. 36.N,N−ジメチル−N,N−ジオクチルアンモニウムジプロムクロリド、 N−メチル−N,N,N−トリス(3,6−ジオキサヘブチル)アンモニウムジ プロムヨージド、N−プロピル−N,N,N−トリス(3,6−ジオキサヘブチ ル)アンモニウムトリプロミド、N,N,N−トリス(3,6−ジオキサヘブチ ル)アミンヒドロトリプロミド、N,N−ジメチル−N−オクチルアミンヒドロ トリプロミド、N−(2−ヒドロキシエチル)−N,N、N−トリメチルアンモ ニウムトリプロミド、N,N−ジメチル−N−エチル−N−プロピルアンモニウ ムジクロルプロミド、N−ベンジル−N,N−ジメチル−N−ミリスチルアンモ ニウムジプロムクロリド、N,N−ジエチル−N,N−ジメチルアンモニウムジ クロルプロミド、N,N−ジデシル−N,N−ジメチルアンモニウムジプロムク ロリド、N−メチル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン)−N−ココアンモニ ウムジプロムクロリド、N−メチル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン)−N −(9,10−ジプロムオクタデシル)アンモニウムジプロムクロリド、および N−メチル−N,N,N−トリオクチルアンモニウムジプロムクロリドよりなる 群から選ばれるポリハロゲン化第四アンモニウム。
  37. 37.N,N−ジメチル−N−エチル−N−プロピルアンモニウムジクロルプロ ミドからなる、請求の範囲第36項に記載のポリハロゲン化第四アンモニウム。
  38. 38.N,N−ジエチル−N,N−ジメチルアンモニウムジクロルプロミドから なる、請求の範囲第36項に記載のポリハロゲン化第四アンモニウム。
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