JPH0149795B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0149795B2
JPH0149795B2 JP60089016A JP8901685A JPH0149795B2 JP H0149795 B2 JPH0149795 B2 JP H0149795B2 JP 60089016 A JP60089016 A JP 60089016A JP 8901685 A JP8901685 A JP 8901685A JP H0149795 B2 JPH0149795 B2 JP H0149795B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating
brush
tip
gap
connector terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP60089016A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61250191A (ja
Inventor
Junichi Tezuka
Yasuto Murata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON EREKUTOROPUREITEINGU ENJINYAAZU KK
Original Assignee
NIPPON EREKUTOROPUREITEINGU ENJINYAAZU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON EREKUTOROPUREITEINGU ENJINYAAZU KK filed Critical NIPPON EREKUTOROPUREITEINGU ENJINYAAZU KK
Priority to JP60089016A priority Critical patent/JPS61250191A/ja
Priority to US06/852,675 priority patent/US4655881A/en
Publication of JPS61250191A publication Critical patent/JPS61250191A/ja
Publication of JPH0149795B2 publication Critical patent/JPH0149795B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/04Electroplating with moving electrodes
    • C25D5/06Brush or pad plating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/02Electroplating of selected surface areas

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野> この発明は、フオーク状に形成されているコネ
クタ端子先端部分の、間隙を隔てて相対向し且つ
微小面積を有するメツキ対象部位にのみ所望の厚
さの貴金属メツキを施すコネクタ端子のブラシメ
ツキ方法に関する。 <従来の技術> 従来、例えば、第7図に示すような、パイロツ
ト孔1を有する連続帯状部2に、所定間隔で櫛歯
状に形成されているコネクタ端子3の先端部4、
図示の例ではパスラインPLに対して先端部4が
直角交差方向を為すように形成されている先端部
4、にメツキを施す場合には、種々の方法が採用
されてきた。 特に、この先端部4に微少な間隙5を隔てて相
対向して形成されている微小面積の凸状部6の頂
点部分にある端子接触部(メツキ部)7に微小部
分メツキを施す場合、従来の一般的なメツキ方法
としては、凸状部6を含む先端部4全体を図示せ
ぬメツキ槽に浸漬し液面制御を行う浸漬メツキ法
により、或いはメツキを必要としない部分をマス
クにて覆いメツキ液を噴射してメツキする噴射メ
ツキ法(特開昭59−126784号、特開昭57−161084
号、特開昭55−83180号各公報参照)等によつて
メツキ処理が行われていた。 <発明が解決しようとする問題点> しかしながら、このような従来のコネクタ端子
のメツキ方法にあつては、浸漬メツキ法に依る場
合コネクタ端子3の先端部4の周囲が一様にメツ
キされるため、又、マスクを使用する噴射メツキ
法に於いては通常のコネクタ端子はともかく第7
図の如き微少な間隙5を置いて微小面積の端子接
触部7がメツキ部として相対向しているような場
合には、メツキエリアの明確な限定が困難であ
り、又このような特殊な形状の部分に合致させる
にはマスク加工が大変で完全にマスクすることが
困難であるため、いずれの方法にしても必要以上
に貴金属が消費されるものであり、発明者の検討
によれば第7図の如き端子接触部7に金メツキす
る場合、必要部分の10〜20倍のメツキエリアとな
り、メツキ厚も必要部分の1.5〜3倍厚さの金メ
ツキが必要部分以外の所へ着いてしまい、相対的
に貴金属使用量が15〜50倍にもなるものであつ
て、このことから貴金属消費量の削減が強く要望
されていた。 この発明はこのような従来のコネクタ端子のメ
ツキ方法に着目してなされたもので、真に必要と
される微小面積のメツキ部にのみ所望の厚さの貴
金属メツキを施すことにより、貴金属の消費を大
幅に削減するコネクタ端子のブラシメツキ方法を
提供することを目的としている。 <問題点を解決するための手段> この発明(特許請求の範囲第1項に記載の発
明、以下第1発明)にかかるコネクタ端子のブラ
シメツキ方法は、連続帯状部に所定間隔で櫛歯状
に形成され且つ先端部に間隙を隔てて対向してい
る微小面積のメツキ部を有するフオーク状のコネ
クタ端子を、その先端を下向きにした状態で、且
つパスラインに沿つてその先端部が所定位置を外
れずに通過するよう案内しつつ移動させ、不溶性
の陽極表面にメツキ液を常時補給自在とした不織
布製の保液材を被覆し且つ全体を上記間隙と相応
する幅に調整したメツキブラシの下部をメツキ液
へ浸した状態とし、そして該メツキブラシの上部
を前記先端部の通過所定位置に対応位置決めさせ
ては、間隙内へ侵入自在或いは間隙内で通過自在
とさせて前記間隙を隔てて対向している微小面積
のメツキ部分にのみメツキブラシを接触させつつ
メツキを施すものとし、更にこの発明(特許請求
の範囲第2項に記載の発明、以下第2発明)に係
るコネクタ端子のブラシメツキ方法は、連続帯状
部に所定間隔で櫛歯状に形成され且つ先端部に間
隙を隔てて対向している微小面積のメツキ部を有
するフオーク状のコネクタ端子を、その先端部を
下向きにした状態で且つパスラインに沿つてその
先端部が所定位置を外れずに通過するよう案内し
つつ移動させ、不溶性の陽極表面にメツキ液を常
時補給自在とした不織布製の保液材を被覆し且つ
全体を上記間隙と相応する幅に調整したメツキブ
ラシの下部をメツキ液へ浸した状態とし、そして
該メツキブラシの上部を前記先端部の通過所定位
置に対応位置決めさせては、間隙内へ侵入自在或
いは間隙内で通過自在とさせて前記間隙を隔てて
対向している微小面積のメツキ部分にのみメツキ
ブラシを接触させ、上記不溶性の陽極に繰り返し
パルス電流を印加しつつメツキを施すものとして
いる。 <作 用> この発明(第1発明)においては、フオーク状
のコネクタ端子を、パスラインに沿つて先端部が
所定位置を外れずに通過するように案内しつつ移
動させ、そしてフオーク状のコネクタ端子先端部
の通過位置に予め対応位置決めさせたメツキブラ
シを先端部にあるメツキ部間の間隙内へ侵入させ
るか或いは間隙内で通過せしめ対向している微小
面積のメツキ部分にのみメツキブラシを接触させ
つつ補給されているメツキ液をそこに施してメツ
キを施すものである。 更にこの発明(第2発明)は、第1発明の内容
に加えて、通電の仕方を繰り返しパルス電流を陽
極側に印加することとしており、陰極側でメツキ
作用と休止作用を交互に反復させることによつ
て、一層の高電流密度が得られるものとしてい
る。 <実施例> 以下、この発明の詳細を第1図〜第6図に基づ
いて説明するが、説明の便宜上第1発明と第2発
明の共通部分は一緒に説明し、第2発明はその異
なるところのみ触れることにする。 尚、従来と共通する部分は同一符号を用いるこ
ととし、重複説明を省略する。 コネクタ端子3のパスラインPLに沿つて、プ
レート状のメツキブラシ10が配されている。こ
のメツキブラシ10は、図示せぬ上下動手段によ
り上下動即ち進退動するものとされている。 更に、このメツキブラシ10は、薄板状で不溶
性の陽極11の表面に柔軟で、メツキ液12を吸
収して浸潤する不織布製の保液材13によつて被
覆されており、コネクタ端子3の対向している凸
状部6のメツキ部間の微少な間隙5内へ侵入・退
出し且つ、メツキ部即ち端子接触部7に接触し得
るような幅(W)を有するサイズと形状に形成さ
れている。 尚、メツキブラシ10の間隙5内への進退動、
即ち、この上昇、下降の周期は、コネクタ端子3
の移動の形態(連続的或いは間欠的)、速さに応
じて適宜に設定されるものである。 尚、メツキブラシ10は、第1図、第2図に示
すように、進退動するプレート状のタイプだけで
なく、第3図に示すような間隙5内で通過せしめ
る回転式のメツキブラシとすることもできるもの
である。 この回転式のメツキブラシは、コネクタ端子3
の先端部4が、パスラインPLと平行になるよう
に形成されているコネクタ端子3に対して適用さ
れるものであつて、コネクタ端子3のパスライン
PLに沿つて円柱状の回転体メツキブラシ14を
使用して微小部分メツキを行うものとしている。 円柱状の回転体15の外周面16に所定のピツ
チで「ネジ」のようなスパイラル状の不溶性の陽
極としての凸部17を形成して、この凸部17の
外面に保液材13を被覆して回転体メツキブラシ
14とするものである。 ところで、コネクタ端子3の凸状部6の微小な
間隙5内には、コネクタ端子3がパスラインPL
に沿つて移動する間、メツキブラシ10,14を
侵入して接触せしめるため、先端部4が左右方向
(A方向)に細かく運動し、所謂「ぶれ」が発生
せぬよう移動を規制してやる必要がある。 即ち、「ぶれ」が大きい場合には、メツキブラ
シ10,14がコネクタ端子3の微少な間隙5へ
侵入できず或いは間隙5内で通過できず端子接触
部7へスムースに接触できなくなる場合がある。
そこでこのコネクタ端子3の、連続帯状部2を導
く凹溝19の形成されている案内保持具20を使
用したり、或いは、基準となるパイロツト孔1に
突子21を係入して連続帯状部2を回転しつつ両
側で位置規制しながら導くスプロケツト22等が
用いられる。 この発明は、上記構成のメツキ手段により、コ
ネクタ端子3の端子接触部7へブラシメツキを施
すもので、次ぎにそのブラシメツキの仕方を説明
する。 例えば、第1図及び第2図に示すプレート状の
メツキブラシ10の場合は、コネクタ端子3が先
端部を下向きにした状態でパスラインPLに沿つ
て、先端部が所定位置を外れずに通過するように
第4図又は第5図の案内手段〔案内保持具20、
スプロケツト22〕を用いて移動する時、メツキ
ブラシ10は上下動手段(進退動手段)により、
メツキ液12中へ下降し(C方向)、メツキブラ
シ10の略全体をメツキ液12中に浸して保液材
13にメツキ液12を吸収、浸潤させた後、メツ
キブラシ10がフオーク状のコネクタ端子3の先
端部4の通過所定位置に対応位置決めされるよう
に、上下動手段により上昇(D方向)する。この
上昇の過程で、メツキブラシ10の上部端子接触
部7間の微小な間隙5内へ侵入すると共に下部は
メツキ液12に浸されたままの状態となり、保液
材13を、パスラインPLに沿つて移動する端子
接触部7に接触させる。 この時、コネクタ端子3及びメツキブラシ10
は各々通電され、コネクタ端子3は陰極側とさ
れ、メツキブラシ10は陽極側とされており、こ
の状態において、対向する端子接触部7には各々
貴金属メツキが施される。尚、メツキの進行につ
れて、保液材13中に含有されている金属イオン
が逐次減少し、円滑にメツキを施すことが困難に
なるため、接触して適宜時間経過後、メツキブラ
シ10を再び下降(C方向)させてメツキ液12
中に浸し、吸収、浸潤させる。 これらの一連の過程を、反復することにより、
パスラインPLに沿つて順次移動するコネクタ端
子3にメツキを施すものである。 又、第3図に示す回転体メツキブラシ14の場
合、メツキに際しては、この回転体メツキブラシ
14の下半部分がメツキ液12中に浸るように配
する。そして、コネクタ端子3がパスラインPL
に沿つて、移動する時、回転体メツキブラシ14
は間隙5内で通過するよう回転させられることに
より、メツキ液12中に保液材13を浸してメツ
キ液12を吸収して浸潤させた後、端子接触部7
間の微小な間隙5内で通過させると共に保液材1
3を、メツキ部位である端子接触部7に接触さ
せ、コネクタ端子3を陰極側、回転体メツキブラ
シ14を陽極側として通電して連続的にメツキを
施すものである。 次いで、この発明(第2発明)は、先の発明
〔第1発明〕のメツキ手段に加えて、通電の仕方
を、平滑電流ではなく、パルス電流を流し、高電
流密度を得るものである。 尚、パルス電流が、良好な貴金属メツキ層の形
成に大きな効果を持つ理由は、高い電流密度の矩
形波パルスを通電後すぐに電流を切断して一定時
間メツキを休止させるため、陰極付近の貴金属の
錯体、例えば金錯体が欠乏することなく、メツキ
に必要な錯体が時間的に遅れずに供給できるもの
と思われるからである。つまり平滑電流でメツキ
する場合と異なり水素は殆ど析出しないため、良
好な性質の貴金属メツキが得られるものと考えら
れる。 次ぎにプレート状のメツキブラシ10を利用し
たメツキ手段により、第6図のコネクタ端子3の
端子接触部7にメツキを施した試験例を以下に説
明する。 尚、以下に於いて、a,b,c,dとあるの
は、第6図に示したコネクタ端子3のa,b,
c,dの各部位を意味している。 試験例 1
【表】 この試験例は、第1発明の方法による金メツキ
を施したもので、平滑電流を各々の時間連続して
加えたものである。 これにより、得られた金メツキ被膜の厚さは、
メツキ部(端子接触部7、測定点a,c)にて
0.21〜0.23μ(平均0.22μ)、一方非メツキ部(測定
点b,d)にて0.16〜0.21μ(平均0.18μ)であり、
本発明によるメツキ方法により必要な部位は他に
比べて相当厚くメツキし得ることが判る。又、こ
の析出物には、クラツク(キレツ)、色むらは無
く、光沢も概ね良好であつた。 次ぎに本発明(第2発明)によつて試験例1と
同様のメツキ手段により第6図のコネクタ端子3
の端子接触部7に微少部分のメツキを施した試験
例を説明する。 試験例 2
【表】
【表】 この試験例2は、第2発明の方法によるパラジ
ウムメツキを施したもので、3種の電流密度を得
られるパルス電流を各々の所定時間(3〜2.5秒)
加え、更にそのメツキ時間を所定の回数(4〜5
回)反復したものである。これにより、得られた
パラジウムメツキ被膜の厚さは、メツキ部(端子
接触部7、測定点a,c)にて0.46〜0.67μ(平均
0.56μ)、一方非メツキ部(測定点b,d)にて
0.40〜0.54μ(平均0.47μ)であり、これより第2発
明のメツキ方法によれば、必要な部位に厚くメツ
キし得ることが判る。又、この析出物には、クラ
ツク(キレツ)、色むらは無く、光沢も概ね良好
であつた。 試験例 3
【表】
【表】 この試験例3は第2発明の方法によるパラジウ
ムメツキを施したもので、6種の電流密度を得ら
れるパルス電流を所定の時間(1〜3秒)加え、
更にそのメツキ時間を所定の回数(2〜3回)反
復したものである。これにより、得られたパラジ
ウムメツキ被膜の厚さは、メツキ部(端子接触部
7、測定点a,c)にて0.34〜0.59μ(平均0.48μ)、
一方非メツキ部(測定点b,d)にて0.19〜
0.50μ(平均0.34μ)であり、これより第2発明の
メツキ方法によれば、必要な部位に厚くメツキし
得ることが判る。又、この析出物には、クラツク
(キレツ)、色むらは無く、光沢も概ね良好であつ
た。 試験例 4
【表】
【表】 この試験例4は、第2発明の方法による金メツ
キを施したもので、5種の電流密度を得られるパ
ルス電流を所定の時間(2.5〜5秒)加え、更に
そのメツキ時間を所定の回数(3〜6回)反復し
たものである。これにより、得られた金メツキ被
膜の厚さは、メツキ部(端子接触部7、測定点
a,c)にて0.52〜1.06μ(平均0.71μ)、一方非メ
ツキ部(測定点b,dにて0.33〜0.64μ(平均
0.52μ)であり、これより第2発明のメツキ方法
によれば、必要な部位に厚くメツキし得ることが
判る。又、この析出物には、クラツク(キレツ)、
色むらは無く、光沢も概ね良好であつた。 試験例 5 試験例4と同じメツキ条件で第6図に示すコネ
クタ端子3を第1図及び第2図に示すメツキ手段
を用いてメツキしたところ、微小な間隙5の左右
一対の端子接触部(メツキ部)7が、好適に金メ
ツキできた。使用電流密度は6.3(A/dm2)、通
電時間は5秒、メツキ回数(メツキ液をつける回
数)6回、パルス電流で金メツキしたものであ
る。この結果を調べたところ、上記端子接触部
(メツキ部)7にのみ0.68μの金メツキ層が析出さ
れており、他の部分はメツキされていないに等し
い程度の極薄いメツキ層の析出しかなく、その分
金の消費量が節約できていることが分つた。 <効 果> この発明に係るコネクタ端子のブラシメツキ方
法は、以上説明してきた如き内容のものなので、 (イ) メツキ部が非常に微少面積で、且つ間隙を隔
てて対向していても、必要な部分のみ選択的に
メツキでき、 (ロ) 従来、望まれながらも実現出来なかつた貴金
属消費量の削減が実現でき、 (ハ) コネクタ端子をパスラインに沿つて所定位置
を外れずに移動せしめ、メツキブラシがコネク
タ端子の間隙内へ侵入・退出或いは間隙内で通
過する時にメツキ部に接触してメツキを施すた
め、コネクタ端子とメツキブラシが予定外の個
所で接触することがなく、コネクタ端子を傷め
ることがなく、 (ニ) 貴金属消費量の削減によつて大幅なコストダ
ウンが達成できるという効果に加えて、各実施
例によれば、 (ホ) メツキブラシが上下動或いは回転動作するこ
とにより、保液材がメツキ液を撹拌しつつ吸収
することになるため、金属イオンが均等且つ豊
富に含まれた良好な状態でメツキが行われると
いう付随的な効果もあり、 又、第2発明によれば、第1発明の上記(イ)〜
(ニ)の効果に加えて、 (ヘ) 通電の仕方を繰り返しパルス電流を陽極側に
印加することとしたため、メツキ作用と休止を
交互に反復せしめることによつて、一層の電着
層の増加と高電流密度が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るコネクタ端子のブラシ
メツキ方法で使用するプレート状のメツキブラシ
の一例を示す斜視説明図、第2図は、第1図中矢
示−線に沿う断面図、第3図は、本発明に係
るコネクタ端子のブラシメツキ方法に於いて使用
する回転式のメツキブラシの斜視説明図、第4図
は、案内保持具によるコネクタ端子の移動例を示
す概略斜視説明図、第5図は、スプロケツトによ
るコネクタ端子の移動例を示す概略斜視説明図、
第6図は、コネクタ端子のブラシメツキ方法によ
り施されるメツキ厚の測定点を示すコネクタ端子
先端部の概略斜視説明図、そして第7図は、従来
例におけるフオーク状のコネクタ端子の概略斜視
説明図である。 2……連続帯状部、3……コネクタ端子、4…
…先端部、5……間隙、10……メツキブラシ、
11,18……陽極、13……保液材、14……
回転体メツキブラシ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続帯状部に所定間隔で櫛歯状に形成され且
    つ先端部に間〓を隔てて対向している微小面積の
    メツキ部を有するフオーク状のコネクタ端子を、
    その先端部を下向きにした状態で、且つパスライ
    ンに沿つてその先端部が所定位置を外れずに通過
    するよう案内しつつ移動させ、 不溶性の陽極表面にメツキ液を常時補給自在と
    した不織布製の保液材を被覆し且つ全体を上記間
    〓と相応する幅に調整したメツキブラシの下部を
    メツキ液へ浸した状態とし、そして該メツキブラ
    シの上部を前記先端部の通過所定位置に対応位置
    決めさせては、間〓内へ侵入自在或いは間〓内で
    通過自在とさせて、前記間〓を隔てて対向してい
    る微小面積のメツキ部分にのみメツキブラシを接
    触させつつメツキを施すコネクタ端子のブラシメ
    ツキ方法。 2 連続帯状部に所定間隔で櫛歯状に形成され且
    つ先端部に間〓を隔てて対向している微小面積の
    メツキ部を有するフオーク状のコネクタ端子を、
    その先端部を下向きにした状態で、且つパスライ
    ンに沿つてその先端部が所定位置を外れずに通過
    するよう案内しつつ移動させ、 不溶性の陽極表面にメツキ液を常時補給自在と
    した不織布製の保液材を被覆し且つ全体を上記間
    〓と相応する幅に調整したメツキブラシの下部を
    メツキ液へ浸した状態とし、そして該メツキブラ
    シの上部を前記先端部の通過所定位置に対応位置
    決めさせては、間〓内へ侵入自在或いは間〓内で
    通過自在とさせて、前記間〓を隔てて対向してい
    る微小面積のメツキ部分にのみメツキブラシを接
    触させ、上記不溶性の陽極に繰り返しパルス電流
    を印加しつつメツキを施すコネクタ端子のブラシ
    メツキ方法。
JP60089016A 1985-04-26 1985-04-26 コネクタ端子のブラシメツキ方法 Granted JPS61250191A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60089016A JPS61250191A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 コネクタ端子のブラシメツキ方法
US06/852,675 US4655881A (en) 1985-04-26 1986-04-16 Brush plating method for connector terminals

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60089016A JPS61250191A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 コネクタ端子のブラシメツキ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61250191A JPS61250191A (ja) 1986-11-07
JPH0149795B2 true JPH0149795B2 (ja) 1989-10-26

Family

ID=13959107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60089016A Granted JPS61250191A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 コネクタ端子のブラシメツキ方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4655881A (ja)
JP (1) JPS61250191A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021054350A1 (ja) 2019-09-17 2021-03-25 日東電工株式会社 センサパッケージおよびセンサパッケージの取付方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4786389A (en) * 1987-09-25 1988-11-22 Amp Incorporated Electroplating apparatus
JPH01140580A (ja) * 1987-11-25 1989-06-01 Mitsubishi Electric Corp 接続用ジャンパとその製造方法
US4871435A (en) * 1988-10-14 1989-10-03 Charles Denofrio Electroplating apparatus
DE3941128C1 (ja) * 1989-12-13 1990-12-06 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung Ev, 8000 Muenchen, De
US5389228A (en) * 1993-02-04 1995-02-14 United Technologies Corporation Brush plating compressor blade tips
DE19758513C2 (de) * 1997-02-06 2000-07-13 Schempp & Decker Praezisionste Vorrichtung zum selektiven galvanischen Beschichten von elektrischen Kontaktelementen
GB2336161B (en) 1998-04-06 2003-03-26 John Michael Lowe Method of providing conductive tracks on a printed circuit and apparatus for use in carrying out the method
US6939447B2 (en) * 1998-04-06 2005-09-06 Tdao Limited Method of providing conductive tracks on a printed circuit and apparatus for use in carrying out the method
US6143156A (en) * 1998-07-24 2000-11-07 Cae Vanguard, Inc. Electroplating method and apparatus
DE10128507B4 (de) * 2001-06-14 2008-07-17 Mtu Aero Engines Gmbh Verwendung einer Vorrichtung zum chemischen oder elektrochemischen Bearbeiten von Bauteilen
US7160427B2 (en) * 2004-07-19 2007-01-09 Pratt & Whitney Canada Corp. In situ plating of electrical connector contacts
US7354336B1 (en) 2006-10-12 2008-04-08 Pratt & Whitney Canada Corp. Abrading tool and method for refurbishing electrical connector pin contacts
JP2009079242A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Panasonic Electric Works Co Ltd 部分めっき方法及びその装置
JP5032932B2 (ja) * 2007-09-25 2012-09-26 パナソニック株式会社 部分めっき方法及びその装置
JP5009972B2 (ja) * 2009-12-21 2012-08-29 日立オートモティブシステムズ株式会社 コネクタの製造方法
CN114457398B (zh) * 2022-02-21 2023-03-14 湖南昇通新材料科技有限公司 一种电磁屏蔽织物电刷镀镍机构、装置及方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51137629A (en) * 1975-05-23 1976-11-27 Nippon Electro Plating Highhspeed continuous plating method
US4078982A (en) * 1976-03-15 1978-03-14 Dixie Plating, Inc. Apparatus for continuous contact plating
US4278520A (en) * 1978-05-31 1981-07-14 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Continuous gold electroplating apparatus
JPS6053119B2 (ja) * 1978-12-19 1985-11-22 富士通株式会社 接触子の部分めつきマスク装置
US4220504A (en) * 1979-04-16 1980-09-02 Burton Silverplating Company Selective electroplating
US4224117A (en) * 1979-04-18 1980-09-23 Western Electric Company, Inc. Methods of and apparatus for selective plating
US4280882A (en) * 1979-11-14 1981-07-28 Bunker Ramo Corporation Method for electroplating selected areas of article and articles plated thereby
DE3108358C2 (de) * 1981-03-05 1985-08-29 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Vorrichtung zum partiellen Galvanisieren von zu elektrisch leitenden Bändern, Streifen oder dgl. zusammengefaßten Teilen im Durchlaufverfahren
JPS59126784A (ja) * 1982-12-28 1984-07-21 Fujitsu Ltd コネクタ端子の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021054350A1 (ja) 2019-09-17 2021-03-25 日東電工株式会社 センサパッケージおよびセンサパッケージの取付方法
KR20220061986A (ko) 2019-09-17 2022-05-13 닛토덴코 가부시키가이샤 센서 패키지 및 센서 패키지의 장착 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US4655881A (en) 1987-04-07
JPS61250191A (ja) 1986-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0149795B2 (ja)
US4452684A (en) Apparatus for selective electrolytic plating
US6887113B1 (en) Contact element for use in electroplating
AU6898187A (en) Electroplating metal foil
DE2324834B1 (de) Vorrichtung zum kontinuierlichen selektiven Bandgalvanisieren
JPH024678B2 (ja)
JP4521146B2 (ja) 電気絶縁の箔材料の表面上で電気的に互いに絶縁された導電性構造を電解処理するための方法及び装置並びに上記方法の使用法
JPH06228791A (ja) 電気めっき装置
JP2546089B2 (ja) 錫又は半田めっき浴への金属イオン補給方法
GB1569994A (en) Process for the selective electrodeposition of metals
US6972082B2 (en) Method for the selectively electroplating a strip-shaped, metal support material
US4361470A (en) Connector contact point
JPS58105592A (ja) 平板状被加工片タブの局部的処理装置
EP0222232B1 (en) Plating device for minute portions of connector terminals
JPH1174635A (ja) 導電材料の除去および被着方法、並びに除去および被着装置
US4010083A (en) Method of local electroplating of strip material
JPH0125391B2 (ja)
EP0108494B1 (en) Selective plating
SU779446A1 (ru) Устройство дл нанесени гальванических покрытий контактным способом
US4416756A (en) Electrotreating apparatus with depletable anode roll
JPS61295395A (ja) コネクタ端子のブラシメツキ方法
US3983024A (en) In-line apparatus for electroplating a metal onto an article
JPH0635665B2 (ja) 無電解銅被覆の間に形成される銅粒子の溶解方法
JPH09157897A (ja) 電気メッキ方法
JPS6053119B2 (ja) 接触子の部分めつきマスク装置