JPS61295395A - コネクタ端子のブラシメツキ方法 - Google Patents
コネクタ端子のブラシメツキ方法Info
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D5/00—Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
- C25D5/04—Electroplating with moving electrodes
- C25D5/06—Brush or pad plating
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、コネクタ端子のブラシメッキ方法、特にメ
ンキブラシへのメッキ液の供給とメッキブラシへの電流
のON・OFFを制御することにより、メッキ対象部に
所望のメッキを施すコネクタ端子のブラシメッキ方法に
関する。
ンキブラシへのメッキ液の供給とメッキブラシへの電流
のON・OFFを制御することにより、メッキ対象部に
所望のメッキを施すコネクタ端子のブラシメッキ方法に
関する。
〈従来の技術〉
従来のコネクタ端子のメッキ方法としては、例えば第4
図及び第5図に示すようなものがある。
図及び第5図に示すようなものがある。
このメッキ方法は、通称「オーバーフロータイプ」と呼
ばれるメッキ槽を利用するものである。
ばれるメッキ槽を利用するものである。
バイロフト孔1を有する連続帯状部2から櫛歯状に複数
本形成されている雌形の各コネクタ端子3の先端4 (
バスラインPLに対して直角交差方向を為すように形成
されている先端4)に一対対向して形成されている突部
5をメッキ対象部としてそこにメッキを施す場合、従来
はコネクタ端子3の先端4を陽極10付きのメッキ処理
槽6内の液面高さを一定にしておいたメッキ液7 〔例
えば金メッキ液〕に浸し、メッキ液7中に浸したまま、
或いはメッキ液7中で先端4をバスラインPLに沿って
図示せぬスプロケットを用いて移動させつつ各コネクタ
端子3側を陰極側に接続して通電し、突部5にメッキを
施すものである。
本形成されている雌形の各コネクタ端子3の先端4 (
バスラインPLに対して直角交差方向を為すように形成
されている先端4)に一対対向して形成されている突部
5をメッキ対象部としてそこにメッキを施す場合、従来
はコネクタ端子3の先端4を陽極10付きのメッキ処理
槽6内の液面高さを一定にしておいたメッキ液7 〔例
えば金メッキ液〕に浸し、メッキ液7中に浸したまま、
或いはメッキ液7中で先端4をバスラインPLに沿って
図示せぬスプロケットを用いて移動させつつ各コネクタ
端子3側を陰極側に接続して通電し、突部5にメッキを
施すものである。
尚、8は回収槽で、メッキ処理槽6よりオーバーフロー
するメッキ液7を回収するためのもの、9は図示せぬポ
ンプを付設した管理槽であり、これら及びメッキ処理槽
6によってオーバーフロータイプのメッキ槽が構成され
、管理槽9よりポンプにてメッキ液7をメッキ処理槽6
内へ圧送しては、メッキ液7を「設定した液面高さ位置
」でオーバーフローさせつつ液面制御を行うものである
。
するメッキ液7を回収するためのもの、9は図示せぬポ
ンプを付設した管理槽であり、これら及びメッキ処理槽
6によってオーバーフロータイプのメッキ槽が構成され
、管理槽9よりポンプにてメッキ液7をメッキ処理槽6
内へ圧送しては、メッキ液7を「設定した液面高さ位置
」でオーバーフローさせつつ液面制御を行うものである
。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、このような従来のコネクタ端子のメッキ
方法にあっては、各コネクタ端子3の先端4全体を液面
一定のメッキ液7中に浸したまま或いは移動させつつ通
電してメッキを施すため、各コネクタ端子3の先端4の
周囲が一様にメッキされ、それに伴い貴金属が多く消費
されることになるが、先端4の全体でなく少なくとも突
部5に金属を析出できればメッキ処理の目的は達成され
るので、突部5に積極的にメンキするだけにして貴金属
消費量を低減したい、という要望があった。
方法にあっては、各コネクタ端子3の先端4全体を液面
一定のメッキ液7中に浸したまま或いは移動させつつ通
電してメッキを施すため、各コネクタ端子3の先端4の
周囲が一様にメッキされ、それに伴い貴金属が多く消費
されることになるが、先端4の全体でなく少なくとも突
部5に金属を析出できればメッキ処理の目的は達成され
るので、突部5に積極的にメンキするだけにして貴金属
消費量を低減したい、という要望があった。
この発明はこのような従来のコネクタ端子のメッキ方法
に着目してなされたもので、メッキ対象部としての突部
に、メッキを積極的に施し他へのメッキは極力抑制して
、貴金属消費量を低減することができるコネクタ端子の
ブラシメッキ方法を提供することを目的としている。
に着目してなされたもので、メッキ対象部としての突部
に、メッキを積極的に施し他へのメッキは極力抑制して
、貴金属消費量を低減することができるコネクタ端子の
ブラシメッキ方法を提供することを目的としている。
く問題点を解決するための手段〉
この発明にかかるコネクタ端子のブラシメッキ方法は上
記の目的を達成するために、連続帯状部から櫛歯状に複
数本形成されており且つ先端にメッキ対象部としての突
部を有する各コネクタ端子を、一定高さでバスラインに
沿って移動せしめ、バスラインに沿い且つ各コネクタ端
子先端の突部と対応する高さ位置に予め配置されたメッ
キ液の供給自在なメッキブラシに、この各突部を接触さ
せてメッキするコネクタ端子のブラシメッキ方法に於い
て、 上記メッキ液は、 各突部が接触するメッキブラシの、少なくとも、接触部
に、噴射されて供給されるか又は液面高さを高くするこ
とによりメッキ液中に接触部を浸した状態で供給され、
そして 上記メッキブラシは、 メッキ液の供給後で且つメッキ液の回収後、通電される
ものとしている。
記の目的を達成するために、連続帯状部から櫛歯状に複
数本形成されており且つ先端にメッキ対象部としての突
部を有する各コネクタ端子を、一定高さでバスラインに
沿って移動せしめ、バスラインに沿い且つ各コネクタ端
子先端の突部と対応する高さ位置に予め配置されたメッ
キ液の供給自在なメッキブラシに、この各突部を接触さ
せてメッキするコネクタ端子のブラシメッキ方法に於い
て、 上記メッキ液は、 各突部が接触するメッキブラシの、少なくとも、接触部
に、噴射されて供給されるか又は液面高さを高くするこ
とによりメッキ液中に接触部を浸した状態で供給され、
そして 上記メッキブラシは、 メッキ液の供給後で且つメッキ液の回収後、通電される
ものとしている。
〈 作 用 〉
雌形のコネクタ端子先端のメッキ対象部としての突部を
、バスラインに沿って移動させると予めメッキ対象部と
対応する高さ位置に配置されているメッキブラシに、各
突部が接触して、接触しつつ移動するようになる。この
時、各突部が接触するメッキブラシの接触部に、少なく
とも、メッキ液を供給する。供給に際しては、メッキ液
を噴射して施すか、又はメッキ液液面を高くしてメッキ
液中に浸すようにしてメッキ液を施せばよい。
、バスラインに沿って移動させると予めメッキ対象部と
対応する高さ位置に配置されているメッキブラシに、各
突部が接触して、接触しつつ移動するようになる。この
時、各突部が接触するメッキブラシの接触部に、少なく
とも、メッキ液を供給する。供給に際しては、メッキ液
を噴射して施すか、又はメッキ液液面を高くしてメッキ
液中に浸すようにしてメッキ液を施せばよい。
そして次にメッキ液の供給後で且つメッキ液の回収後(
即ちメッキ液の液体が接触部より非接触状態となった時
)に陰極側にコネクタ端子を又陽極側にブラシメッキを
各々接続して通電すると、電流は先端にある突部に集中
して流れ、又突部と接触しているメッキブラシの接触部
はメッキ液を豊富に含んでいることから、金属の析出が
この突部で積極的に行われる。そして突部で所望の厚さ
が得られる迄の時間だけ通電した後は通電を停止する。
即ちメッキ液の液体が接触部より非接触状態となった時
)に陰極側にコネクタ端子を又陽極側にブラシメッキを
各々接続して通電すると、電流は先端にある突部に集中
して流れ、又突部と接触しているメッキブラシの接触部
はメッキ液を豊富に含んでいることから、金属の析出が
この突部で積極的に行われる。そして突部で所望の厚さ
が得られる迄の時間だけ通電した後は通電を停止する。
この時、突部以外の先端のいわば平坦部にも金属が析出
するけれどもメッキ液の供給後にメッキ液の液体が接触
部と非接触状態になると、メッキ液の殆どが下方に自然
に流下してしまうこと、又突部の方に電流が集中するこ
と、等の理由により析出は僅かであり、しかも突部が所
望の厚さにメンキされれば通電を停止してしまうために
、突部以外の部分でのメッキは極力抑制されることにな
る。
するけれどもメッキ液の供給後にメッキ液の液体が接触
部と非接触状態になると、メッキ液の殆どが下方に自然
に流下してしまうこと、又突部の方に電流が集中するこ
と、等の理由により析出は僅かであり、しかも突部が所
望の厚さにメンキされれば通電を停止してしまうために
、突部以外の部分でのメッキは極力抑制されることにな
る。
そしてバスラインに沿って各コネクタ端子を移動せしめ
再び上述の作用を繰り返すものである。
再び上述の作用を繰り返すものである。
尚・コネクタ端子の移動は所定ピッチ毎に移動と停止を
繰返してもよく、又比較的ゆっくりと連続移動させなが
らメッキ処理を施してもよい。
繰返してもよく、又比較的ゆっくりと連続移動させなが
らメッキ処理を施してもよい。
く実 施 例〉
以下、この発明の詳細を第1図及び第2図に基づいて説
明する。
明する。
尚、従来と共通する部分は同一符号を用いることとし、
重複説明を省略する。
重複説明を省略する。
第1図及び第2図は、この発明の一実施例を示す図であ
る。
る。
まず、この実施例に於いて用いられているメッキ装置に
ついて説明を行う。
ついて説明を行う。
メッキ処理槽15は、バスラインPLに沿う長方形状の
ボックス体として形成されており、上面に長溝16が長
手方向に沿って形成されており、そこに長板形状のメッ
キブラシ17が突出して設けである。そしてメッキブラ
シ17の下側部分との間に若干の隙間dが残され、この
隙間dよりメッキ処理槽15内のメッキ液7が噴射され
るようにしである。
ボックス体として形成されており、上面に長溝16が長
手方向に沿って形成されており、そこに長板形状のメッ
キブラシ17が突出して設けである。そしてメッキブラ
シ17の下側部分との間に若干の隙間dが残され、この
隙間dよりメッキ処理槽15内のメッキ液7が噴射され
るようにしである。
噴射の条件は、メッキ液7が第2図中想像線の如くに上
方へメンキブラシ17の両側面に沿って噴き上げられた
時に、メンキブラシ17の頂部の方にあるコネクタ端子
3との接触部18〔具体的にはコネクタ端子3の突部5
と接触する部分〕に、少なくとも、メッキ液7の液体が
施されるようになれば良い。噴射は断続的に行われれば
良く、非噴射時、メッキ液7の液面Aは下がり、接触部
18とメッキ液7の液体は非接触状態で接触部18より
遠ざかることになる。
方へメンキブラシ17の両側面に沿って噴き上げられた
時に、メンキブラシ17の頂部の方にあるコネクタ端子
3との接触部18〔具体的にはコネクタ端子3の突部5
と接触する部分〕に、少なくとも、メッキ液7の液体が
施されるようになれば良い。噴射は断続的に行われれば
良く、非噴射時、メッキ液7の液面Aは下がり、接触部
18とメッキ液7の液体は非接触状態で接触部18より
遠ざかることになる。
メッキブラシ17は前述の如く全体が長板形状のもので
あり、薄板状で不溶性の陽極19の表面を絶縁材である
と共に柔軟でメッキ液7が施されると吸収しては浸潤す
る保液材2oで被覆しである。
あり、薄板状で不溶性の陽極19の表面を絶縁材である
と共に柔軟でメッキ液7が施されると吸収しては浸潤す
る保液材2oで被覆しである。
このメンキブラシ17の接触部18は「メッキ対象部」
としての突部5が接触し易い高さ位置に設定してあり、
又一対相対向する突部5間に侵入し易いように、突部5
間の間隔に相応するような薄い幅(W)サイズとしであ
る。
としての突部5が接触し易い高さ位置に設定してあり、
又一対相対向する突部5間に侵入し易いように、突部5
間の間隔に相応するような薄い幅(W)サイズとしであ
る。
尚、前記保液材20は、メッキ液7を保液するだけでな
く、陽極10と陰極化されるコネクタ端子3とを絶縁す
る絶縁材ともなるもので合成樹脂製のメツシュが採用さ
れている。
く、陽極10と陰極化されるコネクタ端子3とを絶縁す
る絶縁材ともなるもので合成樹脂製のメツシュが採用さ
れている。
このようなメッキ装置を用いてブラシメッキするもので
あり、以下それを詳述すると、メッキ処理の施される各
コネクタ端子3をバスラインPLに沿って所定ピンチ2
分移動させ、コネクタ端子3をメッキ処理槽15上に位
置させて停止せしめる。尚、この移動は一対相対向する
突部5間でメッキブラシ17を恰も挟むようにし、突部
5がメッキブラシ17に接触した状態を維持しつつ行う
ものである。
あり、以下それを詳述すると、メッキ処理の施される各
コネクタ端子3をバスラインPLに沿って所定ピンチ2
分移動させ、コネクタ端子3をメッキ処理槽15上に位
置させて停止せしめる。尚、この移動は一対相対向する
突部5間でメッキブラシ17を恰も挟むようにし、突部
5がメッキブラシ17に接触した状態を維持しつつ行う
ものである。
この時、金メッキ液としてのメッキ液7の液面Aの位置
は、各コネクタ端子3に接触していない下方にある。
は、各コネクタ端子3に接触していない下方にある。
次いで、管理槽9のポンプ(図示せず)を作動させて、
メッキ液7を管理槽9よりメッキ処理槽15へ圧送し、
メッキ液7の液面への位置を上昇させ、メッキ処理槽1
5の長溝16より噴射させてメッキブラシ17の両側に
長手方向にわたって連続する噴水状のメッキ液流21を
形成する。すると各コネクタ端子3の先端4の突部5ご
とメッキブラシ17の接触部18にメッキ液7が施され
保液材20が供給されてメッキ液7を保液する。
メッキ液7を管理槽9よりメッキ処理槽15へ圧送し、
メッキ液7の液面への位置を上昇させ、メッキ処理槽1
5の長溝16より噴射させてメッキブラシ17の両側に
長手方向にわたって連続する噴水状のメッキ液流21を
形成する。すると各コネクタ端子3の先端4の突部5ご
とメッキブラシ17の接触部18にメッキ液7が施され
保液材20が供給されてメッキ液7を保液する。
この時メッキ液7の一部は保液材20に吸収されるが、
メッキ液7の噴射終了と共に残りの大部分はメッキ処理
槽15の上面を越えて流出し、管理槽9へ戻され回収さ
れる。
メッキ液7の噴射終了と共に残りの大部分はメッキ処理
槽15の上面を越えて流出し、管理槽9へ戻され回収さ
れる。
次イテ、メッキ液7の噴射を停止し、メッキ液7の液面
Aの位置を再び元の下方点付近に戻し、その分メッキ液
7を回収、即ちメッキ液7と接触部18及び各コネクタ
端子3とを非接触状態にする。そしてそれと同時に、各
コネクタ端子3を陰極側に、メッキブラシ17を陽極側
に接続して通電する。
Aの位置を再び元の下方点付近に戻し、その分メッキ液
7を回収、即ちメッキ液7と接触部18及び各コネクタ
端子3とを非接触状態にする。そしてそれと同時に、各
コネクタ端子3を陰極側に、メッキブラシ17を陽極側
に接続して通電する。
すると各コネクタ端子3には、陰極側の電流が流れ、そ
れも被メッキ材にあっては一般的に突起している部分〔
即ち、突部5〕の電流密度が比較的高くなること、又突
部5の接触しているメッキブラシ17の部分、即ち接触
部18は、保液材20がメッキ液7を保液して浸潤して
いるため通電の間、突部5へ十分な量の金属イオンを供
給できること等の理由によって、各コネクタ端子3のメ
ッキ対象部としての突部5には、突部5以外の平坦な部
分よりも厚いメッキを積極的に施すことができるもので
ある。
れも被メッキ材にあっては一般的に突起している部分〔
即ち、突部5〕の電流密度が比較的高くなること、又突
部5の接触しているメッキブラシ17の部分、即ち接触
部18は、保液材20がメッキ液7を保液して浸潤して
いるため通電の間、突部5へ十分な量の金属イオンを供
給できること等の理由によって、各コネクタ端子3のメ
ッキ対象部としての突部5には、突部5以外の平坦な部
分よりも厚いメッキを積極的に施すことができるもので
ある。
そして、突部5に、金属が所望厚さ析出すれば通電を停
止する。尚、メッキ液7を噴射した時に、突部5以外の
先端部分にもメッキ液7が付着するものの、噴射の停止
と共にメッキ液7の殆どは自然に下方に流下してしまう
こと、又前記したようにメッキ時における電流密度の特
性より明らかなように突部5に電流が集中して流れるこ
と、又突部5さえ所望厚さに析出があれば通電を停止す
ること、等の理由によって突部5以外の先端部分のメッ
キは極めて僅かとなり、いわば抑制されたものとなる。
止する。尚、メッキ液7を噴射した時に、突部5以外の
先端部分にもメッキ液7が付着するものの、噴射の停止
と共にメッキ液7の殆どは自然に下方に流下してしまう
こと、又前記したようにメッキ時における電流密度の特
性より明らかなように突部5に電流が集中して流れるこ
と、又突部5さえ所望厚さに析出があれば通電を停止す
ること、等の理由によって突部5以外の先端部分のメッ
キは極めて僅かとなり、いわば抑制されたものとなる。
そして、メッキ処理の完了した各コネクタ端子3をバス
ラインPLに沿ってピッチ2分移動させ、次の未だメッ
キ処理していないコネクタ端子3をメッキ処理槽15へ
移動、位置させて上記と同様のメッキ処理を行うことに
より、多数のコネクタ端子3に効率よくメッキ処理でき
るものである。
ラインPLに沿ってピッチ2分移動させ、次の未だメッ
キ処理していないコネクタ端子3をメッキ処理槽15へ
移動、位置させて上記と同様のメッキ処理を行うことに
より、多数のコネクタ端子3に効率よくメッキ処理でき
るものである。
尚、各コネクタ端子3の移動とメッキ液7の供給とそし
て電流の通電、非通電とは、時間的に種々の組合わせが
出来るもので、上述の例に限定されるものではない。
て電流の通電、非通電とは、時間的に種々の組合わせが
出来るもので、上述の例に限定されるものではない。
例えば、各コネクタ端子3の移動は連続移動とすること
も十分可能である。
も十分可能である。
第3図は、この発明の第2実施例を示す図である。
この実施例においては、先の実施例にて使用したような
メッキ処理槽15を使用せず、従来から使用されて来て
いるオーバーフロータイプのメッキ処理槽6の内部に、
先の実施例と同様なメッキブラシ17を固定し使用する
ものである。
メッキ処理槽15を使用せず、従来から使用されて来て
いるオーバーフロータイプのメッキ処理槽6の内部に、
先の実施例と同様なメッキブラシ17を固定し使用する
ものである。
各コネクタ端子3をバスラインPLに沿って所定ピッチ
2分移動させ、メッキ処理槽6内に位置させて停止せし
める。尚、この移動は先の実施例と同様、一対の突部5
でメッキブラシ17を恰も挟むような状態にして行うも
のである。
2分移動させ、メッキ処理槽6内に位置させて停止せし
める。尚、この移動は先の実施例と同様、一対の突部5
でメッキブラシ17を恰も挟むような状態にして行うも
のである。
この時、金メッキ液としてのメッキ液7の液面Aの位置
は、下方点25の高さにある。
は、下方点25の高さにある。
次いで、メッキ液7を管理槽9よりメッキ処理槽6へ圧
送し、メッキ液7の液面Aの位置を上昇させ、各コネク
タ端子3の先端4の突部5ごと接触部18がメッキ液7
中に没する状態となる上方点26の高さにまで液面Aを
上昇させる。
送し、メッキ液7の液面Aの位置を上昇させ、各コネク
タ端子3の先端4の突部5ごと接触部18がメッキ液7
中に没する状態となる上方点26の高さにまで液面Aを
上昇させる。
この時メッキ液7はメッキ処理槽6の側縁を越えて流出
し、所謂オーバーフローしてしまうが、メッキ液7の圧
送能力により接触部18に十分メッキ液7が供給される
時間内は液面Aを上方点26で維持せしめることになる
。
し、所謂オーバーフローしてしまうが、メッキ液7の圧
送能力により接触部18に十分メッキ液7が供給される
時間内は液面Aを上方点26で維持せしめることになる
。
その一部を接触部18へ供給した後、大部分のメッキ液
7はオーバーフローして回収され、同接触部18と非接
触状態となる。
7はオーバーフローして回収され、同接触部18と非接
触状態となる。
尚、その他の構成、作用は先の実施例と同様であり、重
複する説明を省゛略する。
複する説明を省゛略する。
く効 果〉
この廠明に係るコネクタ端子のメッキ方法は、以上説明
してきた如き内容のものなので、(イ)メッキブラシの
必要部分、即ちコネクタ端子のメッキ対象部と接触する
接触部にメッキ液を供給しては通電し、高電流密度とな
るメッキ対象部に金属イオンを豊富に供給して積極的に
メッキを施しつつそれでいてメッキ対象部以外の部分は
通電に先立って付着したメッキ液が殆ど回収されてしま
うので金属の析出が抑制されてしまい、従来、望まれな
がらも困難であった貴金属消費量の低減が実現でき、 (ロ)そして、貴金属消費量の低減によって大幅なコス
トダウンが達成でき、 (ハ)メッキブラシのサイズや形状、そしてメッキ液の
噴射条件又は液面の変化の条件を調節してメッキ液とメ
ッキブラシの接触部との接触部分の範囲を翻整すること
により、各コネクタ端子の先端に形成される様々の形状
、サイズの突部に積極的にメッキを施すことができると
いう効果がある。
してきた如き内容のものなので、(イ)メッキブラシの
必要部分、即ちコネクタ端子のメッキ対象部と接触する
接触部にメッキ液を供給しては通電し、高電流密度とな
るメッキ対象部に金属イオンを豊富に供給して積極的に
メッキを施しつつそれでいてメッキ対象部以外の部分は
通電に先立って付着したメッキ液が殆ど回収されてしま
うので金属の析出が抑制されてしまい、従来、望まれな
がらも困難であった貴金属消費量の低減が実現でき、 (ロ)そして、貴金属消費量の低減によって大幅なコス
トダウンが達成でき、 (ハ)メッキブラシのサイズや形状、そしてメッキ液の
噴射条件又は液面の変化の条件を調節してメッキ液とメ
ッキブラシの接触部との接触部分の範囲を翻整すること
により、各コネクタ端子の先端に形成される様々の形状
、サイズの突部に積極的にメッキを施すことができると
いう効果がある。
第1図は、本発明に係るコネクタ端子のブラシメッキ方
法の第1実施例を示す要部破断の側面図、第2図は、第
1図に示すメッキ処理槽の斜視断面説明図、 第3図は、本発明の第2実施例を示す要部破断の側面図
、 第4図は、従来例におけるコネクタ端子の概略斜視説明
図、樋して、 第5図は、従来のオーバーフロータイプのメッキ槽を利
用したコネクタ端子のブラシメッキ方法の一例を示す要
部破断の側面図である。 2・・・・・連続帯状部 3・・・・・コネクタ端子 4・・・・・先端 5・・・・・突部 6.15・・メッキ処理槽 7・・・・・メッキ液 19・・・・・陽極 PL・・・・・バスライン 17・・・・・メッキブラシ 18・・・・・接触部 20・・・・・保液材 A・・・・・液面 第1 図 第2図 第3図
法の第1実施例を示す要部破断の側面図、第2図は、第
1図に示すメッキ処理槽の斜視断面説明図、 第3図は、本発明の第2実施例を示す要部破断の側面図
、 第4図は、従来例におけるコネクタ端子の概略斜視説明
図、樋して、 第5図は、従来のオーバーフロータイプのメッキ槽を利
用したコネクタ端子のブラシメッキ方法の一例を示す要
部破断の側面図である。 2・・・・・連続帯状部 3・・・・・コネクタ端子 4・・・・・先端 5・・・・・突部 6.15・・メッキ処理槽 7・・・・・メッキ液 19・・・・・陽極 PL・・・・・バスライン 17・・・・・メッキブラシ 18・・・・・接触部 20・・・・・保液材 A・・・・・液面 第1 図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 連続帯状部から櫛歯状に複数本形成されており且つ先端
にメッキ対象部としての突部を有する各コネクタ端子を
、一定高さでバスラインに沿って移動せしめ、 バスラインに沿い且つ各コネクタ端子先端の突部と対応
する高さ位置に予め配置されたメッキ液の供給自在なメ
ッキブラシに、この各突部を接触させてメッキするコネ
クタ端子のブラシメッキ方法に於いて、 上記メッキ液は、 各突部が接触するメッキブラシの、少なくとも、接触部
に、噴射されて供給されるか又は液面高さを高くするこ
とによりメッキ液中に接触部を浸した状態で供給され、
そして 上記メッキブラシは、 メッキ液の供給後で且つメッキ液の回収後、通電される
ことを特徴とするコネクタ端子のブラシメッキ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13427485A JPS61295395A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | コネクタ端子のブラシメツキ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13427485A JPS61295395A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | コネクタ端子のブラシメツキ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61295395A true JPS61295395A (ja) | 1986-12-26 |
Family
ID=15124449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13427485A Pending JPS61295395A (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 | コネクタ端子のブラシメツキ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61295395A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6453763U (ja) * | 1987-09-29 | 1989-04-03 | ||
CN102586826A (zh) * | 2011-01-17 | 2012-07-18 | 欣兴电子股份有限公司 | 连接器的镀金方法及其镀金装置 |
-
1985
- 1985-06-21 JP JP13427485A patent/JPS61295395A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6453763U (ja) * | 1987-09-29 | 1989-04-03 | ||
CN102586826A (zh) * | 2011-01-17 | 2012-07-18 | 欣兴电子股份有限公司 | 连接器的镀金方法及其镀金装置 |
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