JPS61250191A - コネクタ端子のブラシメツキ方法 - Google Patents

コネクタ端子のブラシメツキ方法

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JPS61250191A
JPS61250191A JP60089016A JP8901685A JPS61250191A JP S61250191 A JPS61250191 A JP S61250191A JP 60089016 A JP60089016 A JP 60089016A JP 8901685 A JP8901685 A JP 8901685A JP S61250191 A JPS61250191 A JP S61250191A
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brush
gap
tip
plated
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Junichi Tezuka
純一 手塚
Yasuto Murata
康人 村田
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Electroplating Engineers of Japan Ltd
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/04Electroplating with moving electrodes
    • C25D5/06Brush or pad plating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
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  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、フォーク状に形成されているコネクタ端子
先端部分の、間隙を隔てて相対向し且つ微少面積を有す
るメッキ対象部位にのみ所望の厚さの貴金属メッキを施
すコネクタ端子のブラシメッキ方法に関する。
〈従来の技術〉 従来、例えば、第7図に示すような、パイロット孔1を
有する連続帯状部2に、所定間隔で櫛歯状に形成されて
いるコネクタ端子3の先端部4、図示の例ではパスライ
ンPLに対して先端部4が直角交差方向を為すように形
成されている先端部4、にメッキを施す場合には、種々
の方法が採用されてきた。
特に、この先端部4に微少な間隙5を隔てて相対向して
形成されている微小面積の凸状部6の頂点部分にある端
子接触部(メッキ部)7に微小部分メッキを施す場合、
従来の一般的なメッキ方法としては、凸状部6を含む先
端部4全体を図示せぬメッキ槽に浸漬し液面制御を行う
浸漬メッキ法により、或いはメッキを必要としない部分
をマスクにて覆いメッキ液を噴射してメッキする噴射メ
ッキ法(特開昭59−126784号、特開昭57−1
61084号、特開昭55−83180号各公報参照)
等によってメッキ処理が行われていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来のコネクタ端子のメッキ
方法にあっては、浸漬メッキ法に依る場合コネクタ端子
3の先端部4の周囲が一様にメッキされるため、又、マ
スクを使用する噴射メッキ法に於いては通常のコネクタ
端子はともかく第7図の如き微少な間隙5を置いて微小
面積の端子接触部7がメッキ部として相対向しているよ
うな場合には、メッキエリアの明確な限定が困難であり
、又このような特殊な形状の部分に合致させるにはマス
ク加工が大変で完全にマスクすることが困難であるため
、いずれの方法にしても必要以上に貴金属が消費される
ものであり、発明者の検討によれば第7図の如き端子接
触部7に金メッキする場合、必要部分の10〜20倍の
メッキエリアとなり、メッキ厚も必要部分の1.5〜3
倍厚さの金メッキが必要部分以外の所へ着いてしまい、
総対的に貴金属使用量が15〜50倍にもなるものであ
って、このことから貴金属消費量の削減が強く要望され
ていた。
この発明はこのような従来のコネクタ端子のメッキ方法
に着目してなされたもので、真に必要とされる微少面積
のメッキ部にのみ所望の厚さの貴金属メッキを施すこと
により、貴金属の消費を大幅に削減するコネクタ端子の
ブラシメッキ方法を提供することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 この発明(特許請求の範囲第1項に記載の発明、以下第
1発明)にかかるコネクタ端子のブラシメッキ方法は、
連続帯状部に所定間隔で櫛歯状に形成され且つ先端部に
間隙を隔てて対向している微小面積のメッキ部を有する
フォーク状のコネクタ端子を、パスラインに沿ってその
先端部が所定位置を外れずに通過するよう案内しつつ移
動させ、不溶性の陽極表面にメッキ液を常時補給自在と
した保液材を被覆し且つ全体を上記間隙と相応する幅に
調整したメッキブラシを、先端部の通過所定位置に対応
位置決めさせてはや間隙内へ侵入・退出或いは間隙内で
通過させて間隙を隔てて対向している微小面積のメッキ
部分にのみメッキブラシを接触させつつメッキを施すも
のとし、更にこの発明(特許請求の範囲第2項に記載の
発明、以下第2発明)に係るコネクタ端子のブラシメッ
キ方法は、連続帯状部に所定間隔で櫛歯状に形成され且
つ先端部に間隙を隔てて対向している微小面積のメッキ
部を有するフォーク状のコネクタ端子を、パスラインに
沿ってその先端部が所定位置を外れずに通過するよう案
内しつつ移動させ、不溶性の陽極表面にメッキ液を常時
補給自在とした保液材を被覆し且つ全体を上記間隙と相
応する幅に調整したメッキブラシを、先端部の通過所定
位置に対応位置決めさせては、間隙内へ侵入・退出或い
は間隙内で通過させて間隙を隔てて対向している微小面
積のメッキ部分にのみメッキブラシを接触させ、上記不
溶性の陽極に繰り返しパルス電流を印加しつつメッキを
施すものとしている。
〈 作   用  〉 この発明(第1発明)においては、フォーク状のコネク
タ端子を、パスラインに沿って先端部が所定位置を外れ
ずに通過するように案内しつつ移動させ、そしてフォー
ク状のコネクタ端子先端部の通過位置に予め対応位置決
めさせたメッキブラシを先端部にあるメッキ部間の間隙
内へ侵入させるか或いは間隙内で通過せしめ対向してい
る微小面積のメッキ部分にのみメッキブラシを接触させ
つつ補給されているメッキ液をそこに施してメッキを施
すものである。
更にこの発明(第2発明)は、第1発明の内容に加えて
、通電の仕方を繰り返しパルス電流を陽極側に印加する
こととしており、陰極側でメッキ作用と休止作用を交互
に反復させることによって、一層の高電流密度が得られ
るものとしている。
く実 施 例〉 以下、この発明の詳細を第1図〜第6図に基づいて説明
するが、説明の便宜上第1発明と第2発明の共通部分は
一緒に説明し、第2発明はその異なるところのみ触れる
ことにする。
尚、従来と共通する部分は同一符号を用いることとし、
重複説明を省略する。
コネクタ端子3のパスラインPLに沿って、プレート状
のメッキブラシ10が配されている。このメッキブラシ
10は、図示せぬ上下動手段により上下動即ち進退動す
るものとされている。
更に、このメッキブラシ1oは、薄板状で不溶性の陽極
11の表面に不織布のような、柔軟で、メッキ液12を
吸収して浸潤する保液材13によって被覆されており、
コネクタ端子30対向している凸状部6のメッキ部間の
微少な間隙5内へ侵入・退出し且つ、メッキ部即ち端子
接触部7に接触し得るような幅(W)を有するサイズと
形状に形成されている。
尚、メッキブラシ10の間隙5内への進退動、即ち、こ
の上昇、下降の周期は、コネクタ端子3の移動の形態(
連続的或いは間欠的)、速さに応じて適宜に設定される
ものである。
尚、メッキブラシ10は、第1図、第2図に示すように
、進退動するプレート状のタイプだけでなく、第3図に
示すような間隙5内で通過せしめる回転式のメッキブラ
シとすることもできるものである。
この回転式のメッキブラシは、コネクタ端子3の先端部
4が、パスラインPLと平行になるように形成されてい
るコネクタ端子3に対して適用されるものであって、コ
ネクタ端子3のパスラインPLに沿って円柱状の回転体
メッキブラシ14を使用して微小部分メッキを行うもの
としている。
円柱状の回転体15の外周面16に所定のピッチで「ネ
ジ」のようなスパイラル状の不溶性の陽極としての凸部
17を形成して、この凸部17の外面に保液材13を被
覆して回転体メンキブラシ14とするものである。
ところで、コネクタ端子3の凸状部6の微小な間隙5内
には、コネクタ端子3がパスラインPLに沿って移動す
る間、メッキブラシ10.14を侵入して接触せしめる
ため、先端部4が左右方向(A方向)に細かく運動し、
所謂「ぶれ」が発生せぬよう移動を規制してやる必要が
ある。
即ち、「ぶれ」が大きい場合には、メッキブラシ10.
14がコネクタ端子3の微少な間隙5へ侵入できず或い
は間隙5内で通過できず端子接触部7ヘスムースに接触
できな(なる場合がある。
そこでこのコネクタ端子3の、連続帯状部2を導く凹溝
19の形成されている案内保持具20を使用したり、或
いは、基準となるパイロット孔lに突子21を係入して
連続帯状部2を回転しつつ両側で位置規制しながら導く
スプロケット22等が用いられる。
この発明は、上記構成のメッキ手段により、コネクタ端
子3の端子接触部7ヘブラシメツキを施すもので、次ぎ
にそのブラシメッキの仕方を説明する。
例えば、第、1図及び第2図に示すプレート状のメッキ
ブラシ10の場合は、コネクタ端子3がパスラインPL
に沿って、先端部が所定位置を外れずに通過するように
第4図又は第5図の案内手段〔案内保持具20、スプロ
ケット22〕を用いて移動する時、メッキブラシlOは
上下動手段(進退動手段)により、メッキ液12中へ下
降しくC方向)、メッキブラシ10の略全体をメッキ液
12中に浸して保液材13にメッキ液12を吸収、浸潤
させた後、メンキブラシ10がフォーク状のコネクタ端
子3の先端部40通過所定位置に対応位置決めされるよ
うに、上下動手段により上昇(D方向)する。この上昇
の過程で、メッキブラシ10は端子接触部7間の微小な
間隙5内へ侵入すると共に保液材13を、パスラインP
Lに沿って移動する端子接触部7に接触させる。
この時、コネクタ端子3及びメッキブラシ10は各々通
電され、コネクタ端子3は陰極側とされ、メッキブラシ
10は陽極側とされており、この状態において、対向す
る端子接触部7には各々貴金属メッキが施される。尚、
メッキの進行につれて、保液材13中に含有されている
金属イオンが逐次減少し、円滑にメッキを施すことが困
難になるため、接触して適宜時間経過後、メッキブラシ
10を再び下降(C方向)させてメッキ液12中に浸し
、吸収、浸潤させる。
これらの一連の過程を、反復することにより、パスライ
ンPLに沿って順次移動するコネクタ端子3にメッキを
施すものである。
又、第3図に示す回転体メッキブラシ14の場合、メッ
キに際しては、この回転体メッキブラシ14の下半部分
がメッキ液12中に浸るように配する。そして、コネク
タ端子3がパスラインPLに沿って、移動する時、回転
体メッキブラシ14は間隙5内で通過するよう回転させ
られることにより、メッキ液12中に保液材13を浸し
てメッキ液12を吸収して浸潤させた後、端子接触部7
間の微小な間隙5内で通過させると共に保液材13を、
メッキ部位である端子接触部7に接触させ、コネクタ端
子3を陰極側、回転体メンキブラシ14を陽極側として
通電して連続的にメッキを施すものである。
次いで、この発明(第2発明)は、先の発明〔第1発明
〕のメッキ手段に加えて、通電の仕方を、平滑電流では
なく、パルス電流を流し、高電流密度を得るものである
尚、パルス電流が、良好な貴金属メッキ層の形成に大き
な効果を持つ理由は、高い電流密度の矩形波パルスを通
電後すぐに電流を切断して一定時間メツキを休止させる
ため、陰極付近の貴金属の錯体、例えば金錯体が欠乏す
ることなく、メッキに必要な錯体が時間的に遅れずに供
給できるものと思われるからである。つまり平滑電流で
メッキする場合と異なり水素は殆ど析出しないため、良
好な性質の貴金属メッキが得られるものと考えられる。
次ぎにプレート状のメッキブラシ10を利用したメッキ
手段により、第6図のコネクタ端子3の端子接触部7に
メッキを施した試験例を以下に説明する。
尚、以下に於いて、a、bSc、dとあるのは、第6図
に示したコネクタ端子3のa、b、c、、dの各部位を
意味している。
(試験例1) 電流密度   通電時間 測定点  メッキ厚(A/d
m’)   (秒)(μ) 4.7      15       a      
 (L2 lb        O,16 c        O,23 d       O,21 との試験例は、第1発明の方法による金メッキを施した
もので、平滑電流を各々の時間連続して加えたものであ
る。
これにより、得られた金メツキ被膜の厚さは、メッキ部
(端子接触部7、測定点a、c)にて0゜21〜0.2
3μ(平均0.22μ)、一方非メツキ部(測定点す、
d)にて0.16〜0.21μ(平均0.18μ)であ
り、本発明によるメッキ方法により必要な部位は他に比
べて相当厚くメッキし得ることが判る。
又、この析出物には、クランク(キレツ)、色むらは無
く、光沢も概ね良好であった。
次ぎに本発明(第2発明)によって試験例1と同様のメ
ッキ手段により第6図のコネクタ端子3の端子接触部7
に微少部分のメッキを施した試験例を説明する。
(試験例2) 電流密度    通電時間  測定点 メッキ厚(A/
drn’)  Xメッキ回数     (μ)9.4 
3秒  a  O,64 X5  回      b    O,50c   O
,53 d   O,54 12,53秒 a  O,57 X4  回      b    0142c   、
0,67 d   O,51 15,62,5秒  a’  0.46X4  回  
    b    O,42c    O,47 d     O,40 この試験例2は、第2発明の方法によるパラジウムメッ
キを施したもので、3種の電流密度を得られるパルス電
流を各々の所定時間(3〜2.5秒)加え、更にそのメ
ッキ時間を所定の回数(4〜5回)反復したものである
。これにより、得られたパラジウムメッキ被膜の厚さは
、メッキ部(端子接触部7、測定点a、c)にて0.4
6〜0.67μ(平均0.56μ)、一方非メツキ部(
測定点す、d)にて0.40〜0.54μ(平均0.4
7μ)であり、これより第2発明のメッキ方法によれば
、必要な部位に厚くメッキし得ることが判る。又、この
析出物には、クランク(キレツ)、色むらは無く、光沢
も概ね良好であった。
(試験例3) 電流密度   通電時間  測定点 メッキ厚(A/d
rn”)  Xメッキ回数      (μ)1B、8
 2.75秒 a  O,53X3  回    b 
   O,41c   O,49 d   O,23 25,03秒    a    O,49X2  回 
    b    O,31c   O,37 d   O,19 31,32,5秒 a  O,57 X2回 b  O,34 c   O,57 51,61秒    a    O,41X3  回 
    b    O,43c     O,59 d    O,50 62,51,25秒 a  O,44 X2  回    b    O,29c    O,
48 d     O,36 71,91,09秒 a  O,34 X2  回    b    O,26CO,47 d    O,32 との試験例3は第2発明の方法によるパラジウムメッキ
を施したもので、6種の電流密度を得られるパルス電流
を所定の時間(1〜3秒)加え、更にそのメッキ時間を
所定の回数(2〜3回)反復したものである。これによ
り、得られたパラジウムメッキ被膜の厚さは、メッキ部
(端子接触部7、測定点aSc)にて0.34〜0.5
9.cz (平均0.48p)、一方非メツキ部(測定
点す、d)にて0.19〜0.50μ(平均0.34μ
)であり、これより第2発明のメッキ方法によれば、必
要な部位に厚くメッキし得ることが判る。又、この析出
物には、クラック(キレッ)、色むらは無く、光沢も概
ね良好であった。
(試験例4) 電流密度   通電時間  測定点 メッキ厚(A/d
mリ  Xメッキ回数      (μ)6.3   
 5   秒    a    O,68X6  回 
    b    O,57c   O,67 d   O,63 12,55秒    a    O,62X3  回 
    b    O,51c    Q、55 d    O,43 9,45秒    a    O,80X4  回  
   b    O,58G    O,80 d     O,64 12,52,5秒 a  O,54 X4  回    b    O,33CO,52 d    O,42 15,62,5秒 a  O,84 X3  回    b    O,51c     1
.06 d    O,62 この試験例4は、第2発明の方法による金メッキを施し
たもので、5種の電流密度を得られるパルス電流を所定
の時間(2,5〜5秒)加え、更にそのメッキ時間を所
定の回数(3〜6回)反復したものである。これにより
、得られた金メツキ被膜の厚さは、メッキ部(端子接触
部7、測定点a、C)にて0.52〜1.06μ(平均
0.71μ)、一方非メツキ部(測定点す、dにて0.
33〜0.64μ(平均0゜52μ)であり、これより
第2発明のメッキ方法によれば、必要な部位に厚(メッ
キし得ることが判る。又、この析出物には、クラック(
キレツ)、色むらは無<1.光沢も概ね良好であった。
(試験例5) 試験例4と同じメッキ条件で第6図に示すコネクタ端子
3を第1図及び第2図に示すメッキ手段を用いてメッキ
したところ、微小な間隙5の左右一対の端子接触部(メ
ッキ部)(7)が、好適に金メッキできた。使用電流密
度は6. 3 (A/dm2)、通電時間は5秒、メッ
キ回数(メッキ液をつける回数)6回、パルス電流で金
メッキしたものである。この結果を調べたところ、上記
端子接触部(メッキ部)(7)にのみ0.68μの金メ
ッキ層が析出されており、他の部分はメッキされていな
いに等しい程度の極薄いメッキ層の析出しかなく、その
分合の消費量が節約できていることが分かった。
〈効 果〉 この発明に係るコネクタ端子のブラシメッキ方法は、以
上説明してきた如き内容のものなので、(イ)メッキ部
が非常に微少面積で、且つ間隙を隔てて対向していても
、必要な部分のみ選択的にメッキでき、 (ロ)従来、望まれながらも実現出来なかった貴金属消
費量の削減が実現でき、 (ハ)コネクタ端子をパスラインに沿って所定位置を外
れずに移動せしめ、メッキブラシがコネクタ端子の間隙
内へ侵入・退出或いは間隙内で通過する時にメッキ部に
接触してメッキを施すため、コネクタ端子とメッキブラ
シが予定外の個所で接触することがなく、コネクタ端子
を傷めることがなく、 (ニ)貴金属消費量の削減によって大幅なコストダウン
が達成できるという効果に加えて、各実施例によれば、 (ホ)メッキブラシが上下動或いは回転動作することに
より、保液材がメッキ液を攪拌しつつ吸収することにな
るため、金属イオンが均等且つ豊富に含まれた良好な状
態でメッキが行われるという付随的な効果もあり、 又、第2発明によれば、第1発明の上記(イ)〜(ニ)
の効果に加えて、 (へ)通電の仕方を繰り返しパルス電流を陽極側に印加
することとしたため、メッキ作用と休止を交互に反復せ
しめることによって、一層の電着層の増加と高電流密度
が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るコネクタ端子のブラシメッキ方
法で使用するプレート状のメッキブラシの一例を示す斜
視説明図、 第2図は、第1図中矢示n−n線に沿う断面図、第3図
は、本発明に係るコネクタ端子のブラシメッキ方法に於
いて使用する回転式のメッキブラシの斜視説明図、 第4図は、案内保持具によるコネクタ端子の移動例を示
す概略斜視説明図、 第5図は、スプロケットによるコネクタ端子の移動例を
示す概略斜視説明図、 第6図は、コネクタ端子のブラシメッキ方法により施さ
れるメッキ厚の測定点を示すコネクタ端子先端部の概略
斜視説明図、そして 第7図は、従来例におけるフォーク状のコネクタ端子の
概略斜視説明図である。 2・・・・・・連続帯状部 3・・・・・・コネクタ端子 4・・・・・・先端部 5・・・・・・間隙 10・・・・パ・メッキブラシ 11.18・・・陽極 13・・・・・・保液材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連続帯状部に所定間隔で櫛歯状に形成され且つ先
    端部に間隙を隔てて対向している微小面積のメッキ部を
    有するフォーク状のコネクタ端子を、パスラインに沿っ
    てその先端部が所定位置を外れずに通過するよう案内し
    つつ移動させ、不溶性の陽極表面にメッキ液を常時補給
    自在とした保液材を被覆し且つ全体を上記間隙と相応す
    る幅に調整したメッキブラシを、先端部の通過所定位置
    に対応位置決めさせては、間隙内へ侵入・退出或いは間
    隙内で通過させて間隙を隔てて対向している微小面積の
    メッキ部分にのみメッキブラシを接触させつつメッキを
    施すコネクタ端子のブラシメッキ方法。
  2. (2)連続帯状部に所定間隔で櫛歯状に形成され且つ先
    端部に間隙を隔てて対向している微小面積のメッキ部を
    有するフォーク状のコネクタ端子を、パスラインに沿っ
    てその先端部が所定位置を外れずに通過するよう案内し
    つつ移動させ、不溶性の陽極表面にメッキ液を常時補給
    自在とした保液材を被覆し且つ全体を上記間隙と相応す
    る幅に調整したメッキブラシを、先端部の通過所定位置
    に対応位置決めさせては、間隙内へ侵入・退出或いは間
    隙内で通過させて間隙を隔てて対向している微小面積の
    メッキ部分にのみメッキブラシを接触させ、上記不溶性
    の陽極に繰り返しパルス電流を印加しつつメッキを施す
    コネクタ端子のブラシメッキ方法。
JP60089016A 1985-04-26 1985-04-26 コネクタ端子のブラシメツキ方法 Granted JPS61250191A (ja)

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JP60089016A JPS61250191A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 コネクタ端子のブラシメツキ方法
US06/852,675 US4655881A (en) 1985-04-26 1986-04-16 Brush plating method for connector terminals

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JP60089016A JPS61250191A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 コネクタ端子のブラシメツキ方法

Publications (2)

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JPH0149795B2 JPH0149795B2 (ja) 1989-10-26

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ID=13959107

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