JPS59197596A - 鋼板のりん酸塩処理方法 - Google Patents
鋼板のりん酸塩処理方法Info
- Publication number
- JPS59197596A JPS59197596A JP6891983A JP6891983A JPS59197596A JP S59197596 A JPS59197596 A JP S59197596A JP 6891983 A JP6891983 A JP 6891983A JP 6891983 A JP6891983 A JP 6891983A JP S59197596 A JPS59197596 A JP S59197596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphate
- steel strip
- steel plate
- phosphate treatment
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrochemical Coating By Surface Reaction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鋼板のりん酸塩処理方法に係り、特に酸化剤の
添加全必要とせす速やかにりん酸塩皮膜全形成できる処
理方法に関する。
添加全必要とせす速やかにりん酸塩皮膜全形成できる処
理方法に関する。
従来のりん酸塩化成処理方法は、 Ｚｎ、 Ｆｅ、 Ｍ
ｎ等の第１りん酸塩を生成分とした水溶＊ を鋼板表面
に接触埒せ、化学反応によって銅板表面全腐食し、溶出
してくるＦｅ イオンにより不溶性の第３りん酸塩
の結晶を鋼板表面に皮膜状に生成させるものである。こ
の反応全促進するために、Ｎ＋イオンなどを添加してい
るが、鋼板ストリップ全連続処理するには、冷延鋼板で
１０秒以上、電気亜鉛めっき鋼板のめつき面で５〜１０
秒の反応時間が必要であり、高速のラインスピードの装
置に適用するＫｎ、長い処理槽全必要とした。
ｎ等の第１りん酸塩を生成分とした水溶＊ を鋼板表面
に接触埒せ、化学反応によって銅板表面全腐食し、溶出
してくるＦｅ イオンにより不溶性の第３りん酸塩
の結晶を鋼板表面に皮膜状に生成させるものである。こ
の反応全促進するために、Ｎ＋イオンなどを添加してい
るが、鋼板ストリップ全連続処理するには、冷延鋼板で
１０秒以上、電気亜鉛めっき鋼板のめつき面で５〜１０
秒の反応時間が必要であり、高速のラインスピードの装
置に適用するＫｎ、長い処理槽全必要とした。
かつ、化学的反応による結晶生成、成長は液温。
液との相対速度などに直接大きく影響てれ、また鋼板表
面の活性度により反応性が異なるためりん酸塩皮膜の密
度、付着量の制御が困難で再現性が得難い欠点全有して
いた。
面の活性度により反応性が異なるためりん酸塩皮膜の密
度、付着量の制御が困難で再現性が得難い欠点全有して
いた。
また上記反応の律速段階であるカソード反応を促進する
ため、一般に硝酸塩などの酸化剤を添加するがこの場合
にはりん酸塩処理後の鋼板の水洗が不十分であると、塗
装後の耐食性に問題音生じ。
ため、一般に硝酸塩などの酸化剤を添加するがこの場合
にはりん酸塩処理後の鋼板の水洗が不十分であると、塗
装後の耐食性に問題音生じ。
特にブリスターが生じやすぐなる。このため酸化剤全使
用すると水洗量が増大する問題があった。
用すると水洗量が増大する問題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点全解決し、酸化
剤の添加全必要とせず、りん酸塩皮膜の形成が速い処理
方法全提供するにある。
剤の添加全必要とせず、りん酸塩皮膜の形成が速い処理
方法全提供するにある。
本発明の要旨とするところは、次のとおりである。
すなわち、シん酸塩処理装置に鋼板を浸漬してりん酸塩
皮膜全形成する鋼板のりん酸塩処理方法において、Ｚｎ
、ＦｅまたはＭｎの第１りん酸塩？主成分とし促進剤と
して酸化剤を添加しないりん酸塩処理液全使用し、パル
ス電流もしくは正逆反転サイクル電流で前記鋼板全電解
することによって前記りん酸塩皮膜全促進形成すること
を特徴とする鋼板のりん酸塩処理方法である。
皮膜全形成する鋼板のりん酸塩処理方法において、Ｚｎ
、ＦｅまたはＭｎの第１りん酸塩？主成分とし促進剤と
して酸化剤を添加しないりん酸塩処理液全使用し、パル
ス電流もしくは正逆反転サイクル電流で前記鋼板全電解
することによって前記りん酸塩皮膜全促進形成すること
を特徴とする鋼板のりん酸塩処理方法である。
本発明の詳細上図示の例により説明する。第１図は本発
明で使用するりん酸塩処理装置の側面図である。鋼帯２
は出入口にダムロール４を配し処理液６７満した処理槽
８に浸漬尽れ、上下の電極板１０と対向している。電源
１２はノくルス電源もしくは正逆反転サインｋ （・Ｐ
ｒ１ｏｄｉｃａｌ Ｒｅｖｅｒｓｅ以下ＰＲと称する）
電源であり１通電ブラシ１４゜通電ロール１６を介して
鋼帯２に給電嘔れ電極１０との間で電解処理が行われる
。また鋼帯２の給電時の電気接触全確実にするため、給
電ロール１６にはバックアンプロール１８が設けられて
いる。
明で使用するりん酸塩処理装置の側面図である。鋼帯２
は出入口にダムロール４を配し処理液６７満した処理槽
８に浸漬尽れ、上下の電極板１０と対向している。電源
１２はノくルス電源もしくは正逆反転サインｋ （・Ｐ
ｒ１ｏｄｉｃａｌ Ｒｅｖｅｒｓｅ以下ＰＲと称する）
電源であり１通電ブラシ１４゜通電ロール１６を介して
鋼帯２に給電嘔れ電極１０との間で電解処理が行われる
。また鋼帯２の給電時の電気接触全確実にするため、給
電ロール１６にはバックアンプロール１８が設けられて
いる。
通常、電解処理においては直流電流を用いることが多い
が、りん酸塩処理では直流を用いても望ましいりん酸塩
皮膜は得られない。その理由は明確でないが１次のよう
に考えられる。すなわち。
が、りん酸塩処理では直流を用いても望ましいりん酸塩
皮膜は得られない。その理由は明確でないが１次のよう
に考えられる。すなわち。
被処理面全陽極にして電解７行うとりん酸塩の粗大結晶
が得られ、るのは鋼板表面が陽極的に溶解し、Ｚｎ＋＋
またはＦｅ＋＋のイオンが液中に供給てれ、不溶性の第
２．第３シん酸塩を形成するには有利であるが、鋼板表
面が溶解しているため、十分な数のりん酸塩析出核が鋼
板表面に根付かないためと考えられる。
が得られ、るのは鋼板表面が陽極的に溶解し、Ｚｎ＋＋
またはＦｅ＋＋のイオンが液中に供給てれ、不溶性の第
２．第３シん酸塩を形成するには有利であるが、鋼板表
面が溶解しているため、十分な数のりん酸塩析出核が鋼
板表面に根付かないためと考えられる。
また被処理面全陰極にして電解するとＨ２ガスの発生の
み全生じ、 Ｚｎ またはＦｅ イオンの供給がな
いため、第２．第３りん酸塩全形成できない。
み全生じ、 Ｚｎ またはＦｅ イオンの供給がな
いため、第２．第３りん酸塩全形成できない。
しかし１本発明法においては、ノ＜ルス電流もしくはＰ
Ｒ電流で電解することにより、迅速にシん酸塩皮膜全形
成することができる。その理由は次の如く考えられる。
Ｒ電流で電解することにより、迅速にシん酸塩皮膜全形
成することができる。その理由は次の如く考えられる。
すなわち、パルス電痺もしくはＰＲ電流によって被処理
面を陽極的に電解している期間にＺｎ ｉたはＦｅ
イオンの溶出が生じ第２．第３りん酸塩となシ、パル
ス電流の休止期間、またはＰＲ電解の鋼板が陰極である
期間には鋼板表面においてはＨ２が発生し、ｐＨが上昇
し第２、第３りん酸塩が不溶性となり、りん酸塩結晶全
鋼板表面に形成し成長する。被処理面の化学溶解および
陽極溶解においては鋼板表面のより卑な部分から優先的
に溶解するので責な部分であるりん酸塩結晶は溶解され
ることなく残存し、再び成長を続けることができると考
えられる。
面を陽極的に電解している期間にＺｎ ｉたはＦｅ
イオンの溶出が生じ第２．第３りん酸塩となシ、パル
ス電流の休止期間、またはＰＲ電解の鋼板が陰極である
期間には鋼板表面においてはＨ２が発生し、ｐＨが上昇
し第２、第３りん酸塩が不溶性となり、りん酸塩結晶全
鋼板表面に形成し成長する。被処理面の化学溶解および
陽極溶解においては鋼板表面のより卑な部分から優先的
に溶解するので責な部分であるりん酸塩結晶は溶解され
ることなく残存し、再び成長を続けることができると考
えられる。
本′発明法は上記の如き機構でりん酸塩皮膜全形成する
ので、従来のりん酸塩処理方法においては処理液の組成
に不可欠であった酸化剤の添加の必要がなくなった。従
来酸化剤の添加全必要とした理由は無電解の通常のりん
酸塩処理において、金属例えばＺｎの溶解速度はカソー
ド反応で律速嘔れるので、カソード反応を促進するため
にＨを硝酸根などの酸化剤でＨ２Ｏに酸化除去すること
によって復極を速める必要があったためである。これに
対し１本発明の電解法においては、被処理面が陽極とな
る期間に鋼板表面から電気化学的に溶解を制御できる。
ので、従来のりん酸塩処理方法においては処理液の組成
に不可欠であった酸化剤の添加の必要がなくなった。従
来酸化剤の添加全必要とした理由は無電解の通常のりん
酸塩処理において、金属例えばＺｎの溶解速度はカソー
ド反応で律速嘔れるので、カソード反応を促進するため
にＨを硝酸根などの酸化剤でＨ２Ｏに酸化除去すること
によって復極を速める必要があったためである。これに
対し１本発明の電解法においては、被処理面が陽極とな
る期間に鋼板表面から電気化学的に溶解を制御できる。
本発明法は上記の如く硝酸塩などの酸化剤全添加する必
要がないので、りん酸塩処理後の水洗不十分による耐食
性、ブリスターの発生等の問題がなく、洗浄水全減少略
せることができる。
要がないので、りん酸塩処理後の水洗不十分による耐食
性、ブリスターの発生等の問題がなく、洗浄水全減少略
せることができる。
実施例
２種の供試材全′第１表に示した条件でりん酸処理を行
った。すなわち、槽長約２ ｍ 、電極長さ１ｍの処理
槽において、ＡＩ供試材はパルス電流全使用し、扁２供
試材はＰＲ電流を使用したが、いずれも同じく第１表に
示したりん酸皮膜付Ｎ量を迅速に付着することができた
。
った。すなわち、槽長約２ ｍ 、電極長さ１ｍの処理
槽において、ＡＩ供試材はパルス電流全使用し、扁２供
試材はＰＲ電流を使用したが、いずれも同じく第１表に
示したりん酸皮膜付Ｎ量を迅速に付着することができた
。
まｆｃ１両者共に処理後の表面は均一な外観を示し、走
査型電子顕微鏡による観察の結果、結晶は緻密で俗に「
すけ」と呼ばれる結晶異常部分はほとんど発生しなかつ
１こ。また塗装後の耐食性はいずれも同等付着量の通常
のりん酸塩皮膜と差が認められながった。
査型電子顕微鏡による観察の結果、結晶は緻密で俗に「
すけ」と呼ばれる結晶異常部分はほとんど発生しなかつ
１こ。また塗装後の耐食性はいずれも同等付着量の通常
のりん酸塩皮膜と差が認められながった。
本発明は上記実施例からも明らかな如く、酸化剤全無添
加のシん酸処理溶液全使用し、パルス電流もしくは正逆
反転サイクル電流で鋼板全電解することによって、高速
のラインスピードに適したりん酸塩処理全可能とし、ま
た処理鋼板の洗浄水を減少てせる効果をあげることがで
きた。
加のシん酸処理溶液全使用し、パルス電流もしくは正逆
反転サイクル電流で鋼板全電解することによって、高速
のラインスピードに適したりん酸塩処理全可能とし、ま
た処理鋼板の洗浄水を減少てせる効果をあげることがで
きた。
第１図は本発明実施例の）ん酸塩処理装置の模式側面図
、第２図は実施例のパルス電流の波形図。 第３図は実施例の正逆反転サイクル電流の波形図である
。 ２・・・鋼帯、 ６・・・処理液。 ８・−・処理槽、 １０・・・電極板。 １２・・・電源、 １６・・・通電ロール。 代理人 弁理士 中 路 武 雄
、第２図は実施例のパルス電流の波形図。 第３図は実施例の正逆反転サイクル電流の波形図である
。 ２・・・鋼帯、 ６・・・処理液。 ８・−・処理槽、 １０・・・電極板。 １２・・・電源、 １６・・・通電ロール。 代理人 弁理士 中 路 武 雄
Claims (1)
- （１） りん酸塩処理液中に鋼板を浸漬してシん酸塩
皮膜を形成する鋼板のりん酸塩処理方法において、Ｚｎ
、ＦｅまたはＭｎの第１りん酸塩を主成分とし促進剤と
して酸化剤を添加しないりん酸塩処理液全使用し、パル
ス電流もしくは正逆反転サイクル電流で前記鋼板全電解
することによって前記りん酸塩皮膜を促進形成すること
全特徴とする鋼板のりん酸塩処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6891983A JPS59197596A (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | 鋼板のりん酸塩処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6891983A JPS59197596A (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | 鋼板のりん酸塩処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59197596A true JPS59197596A (ja) | 1984-11-09 |
Family
ID=13387538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6891983A Pending JPS59197596A (ja) | 1983-04-19 | 1983-04-19 | 鋼板のりん酸塩処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59197596A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012197495A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Toyo Kohan Co Ltd | 缶用表面処理鋼板の製造方法 |
| JP2012197494A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Toyo Kohan Co Ltd | 缶用表面処理鋼板の製造方法 |
| CN109056035A (zh) * | 2018-08-13 | 2018-12-21 | 济源金五联金属制品有限公司 | 一种极速电解磷化工艺 |
| CN110042454A (zh) * | 2019-04-04 | 2019-07-23 | 杭州新坐标科技股份有限公司 | 一种双脉冲周期换向电解磷化方法 |
-
1983
- 1983-04-19 JP JP6891983A patent/JPS59197596A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012197495A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Toyo Kohan Co Ltd | 缶用表面処理鋼板の製造方法 |
| JP2012197494A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Toyo Kohan Co Ltd | 缶用表面処理鋼板の製造方法 |
| CN109056035A (zh) * | 2018-08-13 | 2018-12-21 | 济源金五联金属制品有限公司 | 一种极速电解磷化工艺 |
| CN110042454A (zh) * | 2019-04-04 | 2019-07-23 | 杭州新坐标科技股份有限公司 | 一种双脉冲周期换向电解磷化方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3682796A (en) | Method for treating chromium-containing baths | |
| JP2009545669A (ja) | 硬質クロムメッキとしてのクロム層の析出方法、電気メッキ浴槽、および硬質クロム表面層 | |
| US3989604A (en) | Method of producing metal strip having a galvanized coating on one side | |
| CA1256819A (en) | Process for reconditioning a used ammoniacal copper etching solution containing copper solute | |
| EP0972862A2 (en) | Method for forming a phosphate film on steel wires and apparatus used therefor | |
| US4406761A (en) | Method of descaling metal sheets | |
| JPS61119699A (ja) | 金属または金属合金の箔を製造するシステム並びに方法 | |
| US3988216A (en) | Method of producing metal strip having a galvanized coating on one side while preventing the formation of a zinc deposit on cathode means | |
| US5302260A (en) | Galvanic dezincing of galvanized steel | |
| JPS59197596A (ja) | 鋼板のりん酸塩処理方法 | |
| EP0775764A1 (en) | Halogen tin composition and electrolytic plating process | |
| US4391685A (en) | Process for electrolytically pickling steel strip material | |
| US4236977A (en) | Method for preplating steel surfaces | |
| JPS6141799A (ja) | 電気錫メツキ浴への錫イオン補給法 | |
| DE1521875A1 (de) | Verfahren zum Schuetzen von Titan gegen das AEtzen | |
| US4236982A (en) | Electrolysis of lead azide | |
| JP3698341B2 (ja) | 片面銅めっき鋼帯の製造方法 | |
| US4810337A (en) | Method of treating a chromium electroplating bath which contains an alkyl sulfonic acid to prevent heavy lead dioxide scale build-up on lead or lead alloy anodes used therein | |
| JPH028794B2 (ja) | ||
| JP2001342589A (ja) | 銅箔の製造方法及び製造装置 | |
| JP2989067B2 (ja) | ステンレス鋼帯脱スケール用の中性塩電解処理装置 | |
| JPH05306497A (ja) | リン酸塩化成処理方法 | |
| US5213666A (en) | Method of preparing support for printing plate | |
| James | Anodic dissolution of metals—anomalous valence | |
| JPS5945930A (ja) | Ｆｅ３＋イオン還元促進法 |