JPH0148065B2 - - Google Patents

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JPH0148065B2
JPH0148065B2 JP11283083A JP11283083A JPH0148065B2 JP H0148065 B2 JPH0148065 B2 JP H0148065B2 JP 11283083 A JP11283083 A JP 11283083A JP 11283083 A JP11283083 A JP 11283083A JP H0148065 B2 JPH0148065 B2 JP H0148065B2
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JP
Japan
Prior art keywords
tube
powder coating
support
pipe
powder
Prior art date
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Expired
Application number
JP11283083A
Other languages
English (en)
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JPS605253A (ja
Inventor
Masayoshi Kitagawa
Shoichi Oi
Hiromi Maeda
Susumu Nakai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Toryo KK
Kurimoto Iron Works Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
Kurimoto Iron Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Toryo KK, Kurimoto Iron Works Ltd filed Critical Dai Nippon Toryo KK
Priority to JP11283083A priority Critical patent/JPS605253A/ja
Publication of JPS605253A publication Critical patent/JPS605253A/ja
Publication of JPH0148065B2 publication Critical patent/JPH0148065B2/ja
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  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は管体の内面にエポキシ樹脂系ポリエス
テル樹脂系等の粉体塗料を塗装するための装置に
関する。
従来、金属管の内面に粉体塗装するための方法
としては、(1)管体を加熱し、その中に粉体塗料を
充填し管体内面に所定量の粉体塗料を融着被覆せ
しめた後に、管体内の余分な粉体塗料を抜きとる
方法、(2)管体を加熱し、その中に向けて一端面か
ら、エアーとともに多量の粉体塗料を吹込み、所
定量の粉体塗料を管体内面に融着被覆せしめる方
法、(3)粉体塗料を浮遊せしめた粉体槽中に加熱管
体を通過せしめ、この際気体とともに粉体塗料を
管体内面に吸込ませ管体内面に所定量の粉体塗料
を融着被覆せしめる方法、及び(4)管体内部に粉体
塗料を吹込みながら、同時に管体内へ直流高電圧
の電極を差入れ、静電的吸引力によつて管体内面
に所定量の粉体塗料を塗着せしめる方法、等が用
いられている。
これらの方法では、いづれも成膜に寄与する粉
体塗料量に比べかなり大量の粉体塗料が必要であ
り、成膜後又は粉体塗料供給中において余剰粉体
塗料を捕集回収せしめる大規模な装置が必要とな
る。
本発明は、以上の如き従来の管体内面粉体塗装
方法の有する欠点をもたず簡便にして連続的に一
定膜厚の管体内面塗装ができる新規な粉体塗装装
置を提供することを目的とする。
この目的は、被塗装管体の内径よりも小さな外
径を有するサポート管の先端にエアーモーターが
設けられており、該サポート管内には該管に沿つ
て粉体塗料輸送管が貫通せしめられており、該輸
送管はその先端が噴霧ノズル内に連通しており且
つ他端が粉体塗料供給源に接続されており、上記
噴霧ノズルは上記エアーモーターの回転軸の先端
に固設されており、上記サポート管内には圧縮空
気源からエアーモーターへと圧縮空気を導くため
のエアー通路が形成されており、一方、上記サポ
ート管と対向して被塗装管体用支持体が設けられ
ており、該支持体と上記サポート管とは支持体に
より支持される被塗装管体内面に沿つてサポート
管を挿入及び抜出せしめる相対運動が可能な如く
に構成されていることを特徴とする。
本発明の管体内面の粉体塗装装置により達成さ
れる。
以下、図面に基き本発明を更に詳細に説明す
る。
第1図は本発明による粉体塗装装置の一実施例
の全体的構成を示す図面であり、第2図はその
−′断面図であり、第3図はその−′断面図
である。この実施例においてはサポート管1が架
台2により水平に固定されている。サポート管1
の先端にはエアーモーター3が設けられており、
該エアーモーター3の回転軸はサポート管1の中
心軸と同軸である。エアーモーター3の回転軸の
先端には噴霧ノズル4が固定されている。また、
サポート管1の内部には粉体塗装輸送管5が貫通
せしめられている。該輸送管5はサポート管1の
中心軸上に位置しており、その先端はエアーモー
ター3の回転軸内を貫通して噴霧ノズル4内にて
開口している。粉体塗装輸送管5は回転すること
はない。粉体塗料輸送管5はサポート管1内にそ
の長さ方向に適宜の間隔にて設けられた補強リン
グ6により支持されている。該リング6には通気
孔7が形成されており、従つてサポート管1の内
面と粉体塗料輸送管5の外面との間がエアーモー
ター3用のエアー通路8として利用される。即
ち、エアーモーター用エアーは圧縮空気源からエ
アークーラー9及びエアーレギユレーター10を
経てサポート管1の取付部からエアー通路8内に
供給される。これにより粉体塗料輸送管5の断熱
効果が得られ、粉体塗料輸送管内を通過する粉体
塗料の軟化、溶融現象が防止出来、その結果ノズ
ル詰り等の障害が防止出来る。一方、粉体塗料A
は供給タンク11に収容されており、これは圧縮
空気源から電磁弁12及びレギユレーター13及
び14を経てタンク下方から粉体塗料A中に空気
を吹込み同時にバイブレーター15によりタンク
11を振動せしめることによりタンク11内上方
に設けられたコントローラー16により所定の量
の粉体塗料がタンク11外へと供給され、これが
サポート管1の取付部を通つて粉体塗料輸送管5
へと供給される様になつている。尚、供給タンク
11から粉体輸送管5への粉体塗料の供給方式と
しては、上記の如きエアーフイーダー方式による
ものの外に(ロータリーフイーダー+エアーフイ
ーダー)の方式によるもの又は(振動フイーダー
+エアーフイーダー)の方式によるもの等定量供
給のいかなる方式を用いてもよい。
サポート管1の先端部方向には走行台車20が
配置されている。該走行台車20上には被塗装管
体Bが水平方向に向けて支持されることができ、
且つ台車20を矢印方向に駆動走行せしめること
により、サポート管1をその軸に沿つて管体Bに
挿入したり抜出したりすることができる様になつ
ている。管体Bはターニングローラー21により
回転可能に支持されている。22は昇降シリンダ
ーである。走行台車20上には粉体捕集機23が
設けられている。捕集機23は、台車20上に被
塗装管体Bを支持した時に噴霧ノズル4側と反対
側の管口に面して捕集口が位置せしめられる様に
配置されている。粉体捕集機23としてはたとえ
ばフイルターと強制排気手段との組合せによるも
のが用いられる。
第4図はサポート管先端部の一部断面図であ
る。エアーモーター3の回転軸30は中空円筒状
であり、上記の如く、その先端部に噴霧ノズル4
が固定されている。噴霧ノズル4の材質は特に制
限されないが金属製のものが好ましい。回転軸3
0の内部にはサポート管内を貫通している粉体塗
料輸送管5の一端部が延びており、その先端は噴
霧ノズル4内に開口している。噴霧ノズル4はそ
の先端がほぼ円錐形であり、その外周壁には好ま
しくは複数個たとえば2〜6個の噴出孔31が開
口している。噴出孔31の方向がその回転軸心と
なす角度は好ましくは10〜80゜であるが、必ずし
もこれに限定されることはなく、0〜90゜の範囲
内で種々の条件により種々の角度が用いられる。
噴出孔31の孔径は特に制限されることはないが
たとえば2〜4mmである。
第5図は噴霧ノズル4の他の実施例を示す断面
図であり、この実施例においては第4図のものに
比べ噴出孔31がより大きな角度であり、またそ
の内部先端部には円錐状突出部32が形成されて
おり、輸送される粉体塗装が各噴出孔31へより
少ない抵抗にて導入される様になつている。
次に、本装置の使用方法につき説明する。被塗
装管体Bは予めたとえば220〜240℃に熱風等によ
り予熱せしめられ走行台車20上にターニングロ
ーラー21によりたとえば160rpmで回転せしめ
られつつ支持される。走行台車20はサポート管
1に向つてたとえば2.5m/minの速度で走行せ
しめられ、これにより噴霧ノズル4が被塗装管体
B内に挿入される。一方、粉体塗料供給タンク1
1内の粉体塗料は所定の操作によりエアーと混合
せしめられレギユレーターの操作により予め定め
られた吐出量にて粉体塗料輸送管5を通つて噴霧
ノズル4内へと送給せしめられる。また、圧縮空
気源からエアークーラー9に供給されたエアーは
冷却された後にエアー通路8を通つてエアーモー
ター3へと送給せしめられる。これによりエアー
モーター3がたとえば1000〜10000rpmにて回転
し、その回転軸30に固定されている噴霧ノズル
4が回転する。従つて、噴霧ノズル4内に送給せ
しめられた粉体塗料はその送給圧力及びノズル4
の回転に基く遠心力により噴出口31から噴出せ
しめられる。
第6図及び第7図は被塗装管体B内における粉
体塗装状態を示す断面図であり、第6図において
は噴出孔31が回転軸心に近い位置にあり、一方
第7図においては噴出孔31が回転軸心から遠い
位置にある。塗装パターンは噴霧ノズル4の回転
数、噴出孔31の位置、大きさ、個数及び角度、
粉体塗料Aの送給圧力等により種々変化するの
で、これら条件を適宜選択することにより所望の
パターンを実現できる。一般に、被塗装管体Bの
内径が小さい場合には比較的小さい角度にてパタ
ーン幅を広くとり、一方被塗装管体Bの内径が大
きい場合には比較的大きな角度にてパターン幅を
狭くとるのが好ましい。
通常の塗装においては走行台車20の往動時及
び復動時の多方で噴霧が行なわれるが、薄膜仕上
げの場合には片道においてのみ噴霧を行なうこと
もある。
本発明装置によれば、粉体塗料Aは高速回転す
る噴霧ノズル4の噴出孔31から噴出せしめられ
ると共に被塗装管体とサポート管は相対運動する
ので、加熱された被塗装管体B内面に連続して確
実に融着せしめられ、且つ全面にわたり殆ど均一
の厚さをもつ塗膜を形成することができる。
また、予め粉体塗料の供給量を適正に設定して
おくことにより、塗装に際しての粉体の必要量を
少なくし、成膜に寄与しない余剰粉体の発生を極
めて少なく抑えることができると共に、従来法に
おけるような大規模な粉体回収装置は不要とな
り、簡易な粉体捕集機であつても十分に回収が可
能にできることから、塗装装置に併設される余剰
粉体塗料の捕集回収装置の低廉化を図ることがで
きる。
以上、被塗装管体Bとして直管を例にとり説明
したが、一定の曲率を有する曲管の場合にも、サ
ポート管等の対応する部材を所定の曲率を有する
もので構成することにより、同様に本発明装置を
構成できることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の全体的構成を示す図面で
あり、第2図及び第3図はそれぞれその−′
断面図及び−′断面図であり、第4図はサポ
ート管先端部の一部断面図であり、第5図は噴霧
ノズルの断面図であり、第6図及び第7図は粉体
塗装状態を示す断面図である。 1:サポート管、3:エアーモーター、4:噴
霧ノズル、5:粉体塗料輸送管、8:エアー通
路、11:塗料供給タンク、20:走行台車、2
3:粉体捕集機、30:エアーモーター回転軸、
31:噴出孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 管体内面に粉体塗装を行なうための装置にお
    いて、被塗装管体の内径よりも小さな外径を有す
    るサポート管の先端にエアーモーターが設けられ
    ており、該サポート管内には該管に沿つて粉体塗
    料輸送管が貫通せしめられており、該輸送管はそ
    の先端が噴霧ノズル内に連通しており且つ他端が
    粉体塗料供給源に接続されており、上記噴霧ノズ
    ルは上記エアーモーターの回転軸の先端に固設さ
    れており、上記サポート管内には圧縮空気源から
    エアーモーターへと圧縮空気を導くためのエアー
    通路が形成されており、一方、上記サポート管と
    対向して被塗装管体用支持体が設けられており、
    該支持体と上記サポート管とは支持体により支持
    される被塗装管体内面に沿つてサポート管を挿入
    及び抜出せしめる相対運動が可能な如くに構成さ
    れていることを特徴とする、管体内面の粉体塗装
    装置。 2 サポート管が固定されており、支持体が走行
    台車であり、その走行により相対運動が行なわれ
    る、第1項の粉体塗装装置。 3 エアー通路がサポート管内面と粉体塗料輸送
    管外面との間の空間により形成されている、第1
    項の粉体塗装装置。 4 噴霧ノズルの噴出孔が該ノズルの回転軸心に
    対し傾きをもつて設けられている、第1項の粉体
    塗装装置。 5 噴出孔がノズル回転軸心に関し回転対称に複
    数個設けられている、第4項の粉体塗装装置。
JP11283083A 1983-06-24 1983-06-24 管体内面の粉体塗装装置 Granted JPS605253A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11283083A JPS605253A (ja) 1983-06-24 1983-06-24 管体内面の粉体塗装装置

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JP11283083A JPS605253A (ja) 1983-06-24 1983-06-24 管体内面の粉体塗装装置

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JPS605253A JPS605253A (ja) 1985-01-11
JPH0148065B2 true JPH0148065B2 (ja) 1989-10-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012232222A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Susumu Nihongi 粉体塗装装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110368A (ja) * 1983-11-19 1985-06-15 Dai Ichi High Frequency Co Ltd 管体内面防食被覆方法及び装置
JPH0450926Y2 (ja) * 1987-06-18 1992-12-01
DE59610063D1 (de) * 1995-05-12 2003-02-27 Elpatronic Ag Bergdietikon Verfahren und Vorrichtung zur Innenbeschichtung von Behälterzargen
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