JPH0146376B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は包装素材が切断刃により連続したウ
エブから切離しでき、素材を有するウエブが少く
とも横縁部の区域でウエブと包装素材とをつかむ
回転ベルトにより搬送自在であり、素材を包みま
たは類似なものへ送るため連続したウエブから切
離すことにより包装素材の準備のための装置に関
する。

包装機または類似なものの中で素材の準備と素
材の厄介のない搬送は、とくにもし素材が薄壁材
料または他の理由のため重要である材料から成る
ならばとくに困難な問題である。それゆえこの問
題はとくに薄壁プラスチツクフイルム、再生セル
ローズフイルム、および類似なものの処理にあ
る。厄介なしに、とくに正確な相対的位置でまた
折曲げのない包装材料の連続したウエブから切離
した素材を包みまたはもう一つの処理場所へ送る
ことができるようにするため、ウエブとその後で
素材を途切れないで保持しまた搬送中に案内する
ことは望ましい。ウエブと素材との連続して案内
して固定した搬送の目的は、横方向に向いた切離
し切断部によるウエブからの素材の切離しの必要
性により反対を受ける。この目的のために、回転
するか他の仕方で動かすがウエブに対して横方向
に働くようにどの場合にも配置した切断刃を通常
のように使う。

前記した問題を解決するための公知の装置で
は、素材を分割するため横方向に向いた切離し切
断部を二つの相互に補合する部分切断部に加え
る。初めに、走行するウエブには二つの部分切断
部を設け、各部分切断部は横方向区域の中にあ
る。その後で、ウエブは吸込み空気を受ける横方
向のベルトの区域の中へ入る。これらのベルトは
予め作つた部分切断部の区域の中でウエブをつか
む。ベルトの搬送通路の区域の中で、別な部分切
断部をベルトの間に作り、初めに作つた部分切断
部を補合する別な部分切断部は素材の切離しを行
う。ウエブと素材とをここでは西ドイツ国特許第
2530992号明細書に記載の全搬送通路にわたつて
案内しかつ保持する。

結果として包装材料のウエブとそれから切離し
た素材との信頼できる搬送と案内とがさらに簡単
な装置で可能である装置を提案することはこの発
明の目的である。

この目的を達成するために、この発明によれ
ば、包装素材の準備のための装置は、回転ベルト
には搬送方向に対して横方向に配置しまた回転切
断刃を通させようとするくぼみを設けたことを特
徴とする。

好ましくは、ウエブとその後で素材を横縁部の
区域の中でつかむ二つの横方向のベルトによりウ
エブと素材とを搬送しかつ案内する。この発明に
よれば、内方に開いた細長穴をベルトの中に即ち
相互に向き合つた側に設け、切断刃の端区域が切
離し切断部を作るときに細長穴に入る。

この発明では、適当に設計しまた配置しまた寸
法にした切断刃により一つの加工段階で完全な切
離し切断部を従つて作る。切離し切断部の区域の
前後に、吸込み空気を受ける横ベルトにより、ウ
エブとその後で包装素材とを案内する。ベルトの
内縁部の間の距離より大きな横方向寸法を当然も
つ切断刃の部分区域がそれでベルトの中のくぼみ
の中へ入る。

ベルトにより保持した素材をとくにそつて動い
ている間に、ベルトの平面に対して横方向にベル
トの間を包みが通ることができるようなたがいの
距離でベルトを配置する。この目的のために、取
上げ場所または包装場所の区域を越えてベルトを
動かし、それで素材をすべりでベルトから引く。
ベルトのこの配置により装置を連続して作動す
る。

好ましくは回転刃ローラに設けまた定置の反対
刃とともに作用する切断刃はベルトと同時に好ま
しくは同じ速さで走行する。この発明によれば、
切断した包装素材の長さを引きローラにより決め
ることができ、それらの引きローラを搬送方向で
ベルトの前に置き、極端の場合即ち包装素材の最
大長さに対して引きローラがベルトと同じ速さで
回転する。短かい包装素材の場合には、ウエブを
引きローラの適当に調節した速さの結果として切
離し点までベルトの区域の中ですべりで搬送す
る。

この発明の別な特徴は特許請求の範囲第２〜９
項に記してある。

この発明の例示実施例を添付図面について以下
にさらに詳細に説明しよう。

図示する装置の例示実施例では、包装素材１０
を包装材料たとえばプラスチツクフイルムの連続
したウエブ１１から切離しまた処理場所１２へ鉛
直平面上で送る。処理場所１２の区域の中で、横
方向に送つた包み１３またはもう一つの品物のま
わりに包装素材１０をＵ形に折曲げる。ここでは
包み１３を水平包装線４５上で搬送しまた鉛直平
面上に準備してある包装素材１０に移動中に口金
１４を通す。それで包装素材１０を包み１３のま
わりにＵ形に置く。口金１４の後で、包み１３と
包装素材１０とを折りたたみ塔１６のポケツト１
５の中で受ける。

上方から走行するウエブ１１を二つの被動の引
きローラ１７，１８により搬送し、引きローラ１
７，１８の速さは制御自在である。これらの引き
ローラ１７，１８の後で、ウエブ１１は案内を受
けた搬送通路の区域の中へ入る。鉛直に配置した
回転ベルト２０，２１により搬送通路を限定す
る。回転ベルト２０，２１により、初めにウエブ
１１をまた鉛直な搬送通路の別なコース上で包装
素材１０をつかみかつ搬送しかつ保持する。

伸長に抵抗性で可撓な回転ベルト２０，２１は
共通の上方案内ローラ２２と下方案内ローラ２３
とを通つて走行し、それらのうち上方案内ローラ
２２を駆動することができる。回転ベルト２０，
２１を案内するために、上方案内ローラ２２と下
方案内ローラ２３とには回転ベルト２０，２１の
幅に大体等しいくぼみ４４を設ける。

ウエブ１１と包装素材１０との横方向の帯材が
回転ベルト２０，２１のたがいに向き合つた内方
縁区域と接触するようになる回転ベルト２０，２
１のたがいの距離で回転ベルト２０，２１を配置
する。ウエブ１１と包装素材１０とをここでは途
切れないで即ち全搬送通路にわたつて接着により
回転ベルト２０，２１に固定する。この例示実施
例では、吸込み空気を加えることにより、接着を
行う。この目的のために、回転ベルト２０，２１
にはウエブ１１と包装素材１０との接触の区域の
中で１列の吸込み穴２４を設ける。回転ベルト２
０，２１に釈放できるように固定するため、これ
らの吸込み穴２４を通つてウエブ１１と包装素材
１０とへ吸込み空気を導く。

包装素材１０を形成するため、ウエブ１１の全
幅にわたつて延びて横方向に向いた切離し切断部
２５を搬送通路の区域内で即ち回転ベルト２０，
２１の区域内でウエブ１１の中に作る。回転切断
刃２７と固定反対刃２８とから成る定置刃装置２
６により切離し切断部２５を作る。回転駆動を受
ける刃ローラ２９に回転切断刃２７を設ける。

回転ベルト２０，２１には細長穴型のくぼみ３
０，３１を間隔を置いて設け、それらのくぼみ３
０，３１をたがいに向き合つた側部の区域の中に
作り、これらのくぼみ３０，３１は回転切断刃２
７と固定反対刃２８とがそれらの全長で働かなく
なることができるような横方向の寸法をもち、回
転切断刃２７と固定反対刃２８との端区域はくぼ
み３０，３１を貫通する。とくに第２，３図から
明らかなように、くぼみ３０，３１の深さは回転
切断刃２７と固定反対刃２８との長さよりいくら
か大きい。回転切断刃２７と固定反対刃２８との
長さは順にウエブ１１の幅よりいくらか長い。

くぼみ３０，３１は回転切断刃２７と固定反対
刃２８とが妨げを受けないで通るのを確実にする
ので、回転ベルト２０，２１を適当な幅に作るこ
とができる。くぼみ３０，３１の区域の外側では
即ち回転ベルト２０，２１の連続した通路の中に
は搬送穴３２を設け、回転ベルト２０，２１へ駆
動力を伝えるため、駆動を受ける上方案内ローラ
２２の棒状の突起３３が搬送穴３２の中に確実に
係合する。

吸込み空気を回転ベルト２０，２１に伝えるた
めの装置をここでは例として西ドイツ国特許第
2530992号明細書に記載の仕方と同じように作る。
回転ベルト２０，２１、またはウエブ１１か包装
素材１０に面する回転ベルトの吸込みが直立支持
板３４の区域の中で走行する。直立支持板３４は
回転ベルト２０，２１を越えて横方向に延びる。
ウエブ１１か包装素材１０かに面する直立支持板
３４の面は回転ベルト２０，２１の外方上側に大
体近接している。回転ベルト２０，２１を直立支
持板３４の対応した寸法の平らなみぞ３５，３６
の中で案内する（とくに第６図に図示する）。

ウエブ１１か包装素材１０から遠くへ面する回
転ベルト２０，２１の側に、吸込み管３９，４０
をもつた狭い直立の吸込みノズル３７，３８は直
立支持板３４に一致する。吸込みノズル３７，３
８は回転ベルト２０，２１のほとんど全高さにわ
たつて延びる。吸込み管３９，４０を真空源に連
結する。

この例示実施例では、別な刃装置４１を搬送通
路１９の上流に置きまた縦方向に働く切断装置４
２に連結して、この別な刃装置は包装素材１０上
に引裂き開き部分を形成するためのつかみ片４３
を作るのに役立つ。

回転ベルト２０，２１の搬送速さが一定である
ままで、引きローラ１７，１８の回転速さを調節
することにより、違つた型か長さかの包装素材を
処理することができる。回転ベルト２０，２１の
くぼみ３０，３１の相互間隔を包装素材の限定し
た最大長さに対して設計する。引きローラ１７，
１８を対応して駆動する結果と同じ速さでウエブ
１１を送るときに、この最大長さを達成する。短
かい長さの包装素材を引きローラ１７，１８の低
速回転とウエブ１１の搬送速さの対応した減少と
により得ることができる（この対応した減少をす
べりで回転ベルト２０，２１により得る）。

前記した装置を使うことにより、途切れない横
方向の保持と案内との結果として重要な材料のウ
エブと素材とを比較的大きな長さにわたつて完全
に搬送することができる。ここでは回転ベルトは
包装線４５の口金１４の下の点にまで下方に延び
る。このように、包装素材１０を口金１４の上下
で固定する。包み１３を回転ベルト２０，２１の
間を通つて動かすことができるように、回転ベル
ト２０，２１の相互間隔を選ぶ。

【図面の簡単な説明】

第１図は包装素材の準備のための装置の略図で
の側面図、第２図は第１図の矢に対応する装置
の１部分の正面図、第３図は装置の搬送通路の１
部分の拡大した側面図、第４図は第１刃装置の区
域における第１図の線−で切つた平面図、第
５図は切離し切断部を作る刃装置の区域における
第１図の別な線−で切つた平面図、第６図は
第１図の食違つた線−で切つた平面図であ
る。 図中、１０は包装素材、１１はウエブ、１２は
処理場所、１３は包み、１４は口金、１５はポケ
ツト、１６は折りたたみ塔、１７，１８は引きロ
ーラ、１９は搬送通路、２０，２１は回転ベル
ト、２２は上方案内ローラ、２３は下方案内ロー
ラ、２４は吸込み穴、２５は切離し切断部、２６
は定置刃装置、２７は回転切断刃、２８は固定反
対刃、２９は刃ローラ、３０，３１はくぼみ、３
２は搬送穴、３３は突起、３４は直立支持板、３
５，３６はみぞ、３７，３８は吸込みノズル、３
９，４０は吸込み管、４４はくぼみ、４５は包装
線である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 包装素材が切断刃により連続したウエブから
   切離しでき、素材を有するウエブが少くとも横縁
   部の区域でウエブと包装素材とをつかむ回転ベル
   トにより搬送自在であり、素材を包みまたは類似
   なものへ送るため連続したウエブから切離すこと
   により包装素材の準備のための装置において、回
   転ベルトには搬送方向に対して横方向に配置しま
   た回転切断刃を通させようとするくぼみを設けた
   ことを特徴とする包装素材の準備のための装置。 ２ たがいに距離をおいて配置した二つの回転ベ
   ルトのおのおのには相互に面する側部の区域の中
   で同じ横方向平面上に内方に開いたくぼみを設け
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
   の包装素材の準備のための装置。 ３ くぼみがウエブか包装素材かの横縁部を少し
   越えて回転ベルトの外側の方へ延びることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項または第２項に記載
   の包装素材の準備のための装置。 ４ 内側の方へ開いた細長穴としてくぼみを作つ
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１〜３項の
   うちのいずれかに記載の包装素材の準備のための
   装置。 ５ 回転ベルトがウエブと包装素材との接触の区
   域の中で縦方向に吸込み穴をもち、ウエブまたは
   包装素材の反対の側からの吸込み空気により真空
   を吸込み穴に加えることができることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１〜４項のうちのいずれかに
   記載の包装素材の準備のための装置。 ６ 吸込み空気を受ける回転ベルトの区域の中に
   くぼみを置くことを特徴とする特許請求の範囲第
   １〜５項のうちのいずれかに記載の包装素材の準
   備のための装置。 ７ 案内ローラまたは類似なものにより回転ベル
   トを搬送するための搬送穴を吸込み穴の区域の外
   側でかつウエブか包装素材かと接触する区域の外
   側に回転ベルトの中に置いたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１〜６項のうちのいずれかに記載
   の包装素材の準備のための装置。 ８ 回転ベルトの間の自由な内方間隔が少くとも
   包みの幅に対応することを特徴とする特許請求の
   範囲第１〜７項のうちのいずれかに記載の包装素
   材の準備のための装置。 ９ 回転ベルトの搬送速さがとくに引きローラを
   駆動する対応した速さの結果としてウエブの搬送
   速さより大きいかそれに対応することを特徴とす
   る特許請求の範囲第１〜８項のうちのいずれかに
   記載の包装素材の準備のための装置。