JPH0145787B2 - - Google Patents
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- JPH0145787B2 JPH0145787B2 JP57054810A JP5481082A JPH0145787B2 JP H0145787 B2 JPH0145787 B2 JP H0145787B2 JP 57054810 A JP57054810 A JP 57054810A JP 5481082 A JP5481082 A JP 5481082A JP H0145787 B2 JPH0145787 B2 JP H0145787B2
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- JP
- Japan
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- signal
- active functional
- functional unit
- transition
- synchronization
- Prior art date
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- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 106
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 13
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 6
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/38—Information transfer, e.g. on bus
- G06F13/42—Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation
- G06F13/4204—Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus
- G06F13/4208—Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a system bus, e.g. VME bus, Futurebus, Multibus
- G06F13/4213—Bus transfer protocol, e.g. handshake; Synchronisation on a parallel bus being a system bus, e.g. VME bus, Futurebus, Multibus with asynchronous protocol
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Bidirectional Digital Transmission (AREA)
- Information Transfer Systems (AREA)
- Communication Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、第1および第2能動機能単位を有す
るシステムであつて、ハンドシエーキング作動に
当り第1能動機能単位から第2能動機能単位にま
た第2能動機能単位から第1能動機能単位に同期
信号遷移部を供給する為に前記の第1および第2
能動機能単位が同期接続線により互いに結合さ
れ、前記の各能動機能単位が前記の同期接続線上
に信号遷移部を形成する信号発生器と、他方の能
動機能単位の信号発生器により同期接続線上に形
成された信号遷移部を検出する検出器とを具え、
前記の各信号発生器とこれと同じ能動機能単位の
検出器により制御してこの各信号発生器が他方の
能動機能単位中の信号発生器により同期接続線上
に形成された信号遷移部に応答するようにしたシ
ステムに関するものである。
るシステムであつて、ハンドシエーキング作動に
当り第1能動機能単位から第2能動機能単位にま
た第2能動機能単位から第1能動機能単位に同期
信号遷移部を供給する為に前記の第1および第2
能動機能単位が同期接続線により互いに結合さ
れ、前記の各能動機能単位が前記の同期接続線上
に信号遷移部を形成する信号発生器と、他方の能
動機能単位の信号発生器により同期接続線上に形
成された信号遷移部を検出する検出器とを具え、
前記の各信号発生器とこれと同じ能動機能単位の
検出器により制御してこの各信号発生器が他方の
能動機能単位中の信号発生器により同期接続線上
に形成された信号遷移部に応答するようにしたシ
ステムに関するものである。
この種類のシステムは特開昭55−110453号(英
国特許公開第2044045号)明細書に記載されてお
り既知である。この特開昭55−110453号明細書に
は特に、2線式ハンドシエーキング(同期化)お
よびこれと単方向および両方向データ転送との共
働につき説明されている。ハンドシエーキングに
は3値の要求および肯定信号が用いられており、
第1能動機能単位による各信号遷移(レベルの移
り変わり)により第2能動機能単位における次の
信号遷移を可能にし、またその逆が行なわれる。
このハンドシエーキングは後に詳細に説明する。
使用すべき能動機能単位の特性に関して適当な制
限を加えれば、得られる同期は多くの場合満足な
ものである。しかし、例えば第1に信号遷移が不
充分となるおそれがある。すなわちこれら信号遷
移が例えばいわゆるジツタの影響を受けるおそれ
があり、従つて所定の期間中一連の信号遷移が前
の信号レベルと新たな信号レベルとの間で行つた
り来たりする。既知のシステムにおけるハンドシ
エーキングは冗長度を有さない為、ジツタ中誤差
が生じるおそれがある。すなわち、ジツタ中信号
遷移部は他の能動機能単位に対する“真”の同期
信号遷移部として不所望に作用してしまうおそれ
がある。他方の能動機能単位がこの信号遷移部に
比較的迅速に反応する場合には、このような早期
の反応により同期化に誤りを生ぜしめるおそれが
ある。これらの問題を無くす為には、受信側の機
能単位或いは局(ステーシヨン)の応答を遅延せ
しめるようにすることができる。この場合遅延量
は他方の局において生じるおそれのある最も悪い
場合によつて決定する必要がある。互いに可成り
相違するクロツク周波数を有するこれらの機能単
位を用いる場合には、遅延量を大きくできるも、
この場合でも例えば最終的なクロツク周波数が依
然としてより一層低くなる場合には保護が絶対的
なものではない。第2に、送信側の局が極めて小
さな縁部となる信号遷移部を発生するおそれがあ
る。受信側の局は、送信側の局が次の信号遷移部
を受信することを期待する前に上述した小さな縁
部の信号遷移部に反応してはならない。このこと
は受信側の局がそれ自体の信号遷移部を最終的に
検出しうるようにした場合にのみ可能となる。こ
の場合もこのような条件においては、最も悪い場
合に対して選択した待ち時間を受信側の局に導入
する必要がある。この状態は、同期化に必要な接
続線の本数を4本に(各方向で2本づつ)増やす
ことにより改善しうる。この場合、各能動機能単
位自体が受信信号遷移部の検出後に一方の送出同
期線および他方の送出同期線に交互に信号遷移部
を生じる。従つて、待ち時間或いはクロツク周波
数に関する制限が無くなる。しかし、接続線の本
数が増大することによりシステムの価格が増大す
る欠点がある。
国特許公開第2044045号)明細書に記載されてお
り既知である。この特開昭55−110453号明細書に
は特に、2線式ハンドシエーキング(同期化)お
よびこれと単方向および両方向データ転送との共
働につき説明されている。ハンドシエーキングに
は3値の要求および肯定信号が用いられており、
第1能動機能単位による各信号遷移(レベルの移
り変わり)により第2能動機能単位における次の
信号遷移を可能にし、またその逆が行なわれる。
このハンドシエーキングは後に詳細に説明する。
使用すべき能動機能単位の特性に関して適当な制
限を加えれば、得られる同期は多くの場合満足な
ものである。しかし、例えば第1に信号遷移が不
充分となるおそれがある。すなわちこれら信号遷
移が例えばいわゆるジツタの影響を受けるおそれ
があり、従つて所定の期間中一連の信号遷移が前
の信号レベルと新たな信号レベルとの間で行つた
り来たりする。既知のシステムにおけるハンドシ
エーキングは冗長度を有さない為、ジツタ中誤差
が生じるおそれがある。すなわち、ジツタ中信号
遷移部は他の能動機能単位に対する“真”の同期
信号遷移部として不所望に作用してしまうおそれ
がある。他方の能動機能単位がこの信号遷移部に
比較的迅速に反応する場合には、このような早期
の反応により同期化に誤りを生ぜしめるおそれが
ある。これらの問題を無くす為には、受信側の機
能単位或いは局(ステーシヨン)の応答を遅延せ
しめるようにすることができる。この場合遅延量
は他方の局において生じるおそれのある最も悪い
場合によつて決定する必要がある。互いに可成り
相違するクロツク周波数を有するこれらの機能単
位を用いる場合には、遅延量を大きくできるも、
この場合でも例えば最終的なクロツク周波数が依
然としてより一層低くなる場合には保護が絶対的
なものではない。第2に、送信側の局が極めて小
さな縁部となる信号遷移部を発生するおそれがあ
る。受信側の局は、送信側の局が次の信号遷移部
を受信することを期待する前に上述した小さな縁
部の信号遷移部に反応してはならない。このこと
は受信側の局がそれ自体の信号遷移部を最終的に
検出しうるようにした場合にのみ可能となる。こ
の場合もこのような条件においては、最も悪い場
合に対して選択した待ち時間を受信側の局に導入
する必要がある。この状態は、同期化に必要な接
続線の本数を4本に(各方向で2本づつ)増やす
ことにより改善しうる。この場合、各能動機能単
位自体が受信信号遷移部の検出後に一方の送出同
期線および他方の送出同期線に交互に信号遷移部
を生じる。従つて、待ち時間或いはクロツク周波
数に関する制限が無くなる。しかし、接続線の本
数が増大することによりシステムの価格が増大す
る欠点がある。
本発明の目的は、能動機能単位の同期接続線に
おける接続線の本数を少なくでき、しかも同期接
続線の少くとも1本の接続線に関し2つよりも多
い信号レベルを用いることにより、信号遷移部の
検出後の少くとも1つの能動機能単位における待
ち時間を、検出を行なう能動機能単位自体の特性
によつて決まる待ち時間よりも長くならないよう
にすることのできるシステムを提供せんとするに
ある。
おける接続線の本数を少なくでき、しかも同期接
続線の少くとも1本の接続線に関し2つよりも多
い信号レベルを用いることにより、信号遷移部の
検出後の少くとも1つの能動機能単位における待
ち時間を、検出を行なう能動機能単位自体の特性
によつて決まる待ち時間よりも長くならないよう
にすることのできるシステムを提供せんとするに
ある。
本発明は、第1および第2能動機能単位を有す
るシステムであつて、ハンドシエーキング作動に
当り第1能動機能単位から第2能動機能単位にま
た第2能動機能単位から第1能動機能単位に同期
信号遷移部を供給する為に前記の第1および第2
能動機能単位が同期接続線により互いに結合さ
れ、前記の各能動機能単位が前記の同期接続線上
に信号遷移部を形成する信号発生器と、他方の能
動機能単位の信号発生器により同期接続線上に形
成された信号遷移部を検出する検出器とを具え、
前記の各信号発生器とこれと同じ能動機能単位の
検出器により制御してこの各信号発生器が他方の
能動機能単位中の信号発生器により同期接続線上
に形成された信号遷移部に応答するようにしたシ
ステムにおいて、前記の第1能動機能単位におけ
る信号発生器を前記の同期接続線の1本の信号接
続線に3つの順次のレベルを与えるように構成す
るとともに、この信号発生器が前記の第2能動機
能単位における信号発生器により前記の同期接続
線上に形成された信号遷移部に応答する度に前記
の3つの順次の信号レベルのうちの一方の極値信
号レベルから他方の極値信号レベルへ連続する2
つの信号遷移部を発生するように構成し、前記の
第2能動機能単位における検出器に前記の信号接
続線を結合し、この検出器を前記の第2能動機能
単位における信号発生器が前記の連続する2つの
信号遷移部のうち第1の信号遷移部にのみ応答す
るように構成したことを特徴とする。
るシステムであつて、ハンドシエーキング作動に
当り第1能動機能単位から第2能動機能単位にま
た第2能動機能単位から第1能動機能単位に同期
信号遷移部を供給する為に前記の第1および第2
能動機能単位が同期接続線により互いに結合さ
れ、前記の各能動機能単位が前記の同期接続線上
に信号遷移部を形成する信号発生器と、他方の能
動機能単位の信号発生器により同期接続線上に形
成された信号遷移部を検出する検出器とを具え、
前記の各信号発生器とこれと同じ能動機能単位の
検出器により制御してこの各信号発生器が他方の
能動機能単位中の信号発生器により同期接続線上
に形成された信号遷移部に応答するようにしたシ
ステムにおいて、前記の第1能動機能単位におけ
る信号発生器を前記の同期接続線の1本の信号接
続線に3つの順次のレベルを与えるように構成す
るとともに、この信号発生器が前記の第2能動機
能単位における信号発生器により前記の同期接続
線上に形成された信号遷移部に応答する度に前記
の3つの順次の信号レベルのうちの一方の極値信
号レベルから他方の極値信号レベルへ連続する2
つの信号遷移部を発生するように構成し、前記の
第2能動機能単位における検出器に前記の信号接
続線を結合し、この検出器を前記の第2能動機能
単位における信号発生器が前記の連続する2つの
信号遷移部のうち第1の信号遷移部にのみ応答す
るように構成したことを特徴とする。
前記の連続する2つの信号遷移部を発生するに
際しては、その第1の信号遷移部が完全なものと
なつた後にのみその第2の信号遷移部が開始しう
るようにする必要がある。このようにすれば連続
する2つの信号遷移部のうちの第2の信号遷移部
の検出時に、他方の能動機能単位はもはや待つ必
要はない。その理由はこの連続する2つの信号遷
移部のうち第1の信号遷移部がすでに変更し得な
いもの(irrevocable)となつている為である。
際しては、その第1の信号遷移部が完全なものと
なつた後にのみその第2の信号遷移部が開始しう
るようにする必要がある。このようにすれば連続
する2つの信号遷移部のうちの第2の信号遷移部
の検出時に、他方の能動機能単位はもはや待つ必
要はない。その理由はこの連続する2つの信号遷
移部のうち第1の信号遷移部がすでに変更し得な
いもの(irrevocable)となつている為である。
好ましくは、前記の第2能動機能単位における
信号発生器を前記の同期接続線の1本の信号接続
線に3つの順次レベルを与えるように構成すると
ともに、この信号発生器が前記の第1能動機能単
位における信号発生器により前記の同期接続線上
に形成された信号遷移部に応答する度に前記の3
つの順次の信号レベルのうち一方の極値信号レベ
ルから他方の極値信号レベルへ連続する2つの信
号遷移部を発生するように構成し、前記の第1能
動機能単位における検出器に前記の信号接続線を
結合し、この検出器を前記の第1能動機能単位に
おける信号発生器が前記の連続する2つの信号遷
移部のうち第1の信号遷移部にのみ応答するよう
に構成する。このようにすることにより上述した
利点が双方の能動機能単位における検出に当ては
まるようになる。更に、同期接続に必要な導線数
を2本以下にしうるという利点が得られる。
信号発生器を前記の同期接続線の1本の信号接続
線に3つの順次レベルを与えるように構成すると
ともに、この信号発生器が前記の第1能動機能単
位における信号発生器により前記の同期接続線上
に形成された信号遷移部に応答する度に前記の3
つの順次の信号レベルのうち一方の極値信号レベ
ルから他方の極値信号レベルへ連続する2つの信
号遷移部を発生するように構成し、前記の第1能
動機能単位における検出器に前記の信号接続線を
結合し、この検出器を前記の第1能動機能単位に
おける信号発生器が前記の連続する2つの信号遷
移部のうち第1の信号遷移部にのみ応答するよう
に構成する。このようにすることにより上述した
利点が双方の能動機能単位における検出に当ては
まるようになる。更に、同期接続に必要な導線数
を2本以下にしうるという利点が得られる。
また前記の同期接続線が1本の導線を有し、こ
の導線が特許請求の範囲1に記載した信号接続線
と、特許請求の範囲2に記載した信号接続線との
双方を構成し、前記1本の導線が、前記の双方の
信号発生器によりこの導線に与えられる信号レベ
ルの和レベルを連続的に形成する手段を具え、前
記の和レベルが少なくとも5つの各別の値を含む
値の範囲を有するようにすることができる。この
ようにすることにより前述した利点を維持しうる
とともに同期接続の接続線の本数を更に減少させ
ることができる。
の導線が特許請求の範囲1に記載した信号接続線
と、特許請求の範囲2に記載した信号接続線との
双方を構成し、前記1本の導線が、前記の双方の
信号発生器によりこの導線に与えられる信号レベ
ルの和レベルを連続的に形成する手段を具え、前
記の和レベルが少なくとも5つの各別の値を含む
値の範囲を有するようにすることができる。この
ようにすることにより前述した利点を維持しうる
とともに同期接続の接続線の本数を更に減少させ
ることができる。
以下図面につき説明する。
第1図は既知の同期システムとこの同期システ
ム内に生じる同期信号の時間関係とを示す。2つ
の能動機能単位200,202は2つの単方向接
続線204,206により相互接続され、これら
の双方の接続線により同期接続を行なう。他の接
続線、例えばデータ転送および他の制御用の接続
線は省略した。能動機能単位は例えば
INTEL8048型のマイクロコンピユータ或いはミ
ニコンピユータ或いはその他のものとして構成で
きる。非能動機能単位、例えばメモリやスレーブ
プロセツサを設けることもできるがこれらの単位
はここでは考慮しない。20は第1能動機能単位
によつて形成された同期信号を示し、22は第2
能動機能単位により形成された同期信号を示す。
ハンドシエーキング(同期化)を実現する以外の
システムの作動はここでは無関係である。前記の
特開昭55−110453号明細書には、単方向−双方向
データ伝送をこれらの信号によりいかに同期化す
るかが記載されている。またこれらの2つの能動
機能単位によつてデータを内部的に処理しうるよ
うにすることができ、またこれらを入出力装置の
ような他の装置と共働しうるようにすることがで
きる。或いはまた2つの能動機能単位が他方に対
する入出力装置として作用するようにすることも
できる。2つの能動機能単位は2つの異なる接続
線により相互接続される為、曲線20および22
はこれらの接続線の各別の1つにおける和信号で
ある。第1能動機能単位が第1の信号遷移24を
生じると、この信号遷移は第2能動機能単位によ
つて検出される。前述したようにこの検出が“妥
当”であるとみなされるまでにある時間を必要と
する場合がある。第2能動機能単位における検出
により作動信号を生ぜしめる。その制御の下でこ
の第2能動機能単位は信号遷移28を生じる。こ
の因果関係を矢印26で示す。この信号遷移28
はある時間後第1能動機能単位内で検出され、こ
れによりこの第1能動機能単位内の次の信号遷移
32を制御する。この因果関係を矢印30で示
す。
ム内に生じる同期信号の時間関係とを示す。2つ
の能動機能単位200,202は2つの単方向接
続線204,206により相互接続され、これら
の双方の接続線により同期接続を行なう。他の接
続線、例えばデータ転送および他の制御用の接続
線は省略した。能動機能単位は例えば
INTEL8048型のマイクロコンピユータ或いはミ
ニコンピユータ或いはその他のものとして構成で
きる。非能動機能単位、例えばメモリやスレーブ
プロセツサを設けることもできるがこれらの単位
はここでは考慮しない。20は第1能動機能単位
によつて形成された同期信号を示し、22は第2
能動機能単位により形成された同期信号を示す。
ハンドシエーキング(同期化)を実現する以外の
システムの作動はここでは無関係である。前記の
特開昭55−110453号明細書には、単方向−双方向
データ伝送をこれらの信号によりいかに同期化す
るかが記載されている。またこれらの2つの能動
機能単位によつてデータを内部的に処理しうるよ
うにすることができ、またこれらを入出力装置の
ような他の装置と共働しうるようにすることがで
きる。或いはまた2つの能動機能単位が他方に対
する入出力装置として作用するようにすることも
できる。2つの能動機能単位は2つの異なる接続
線により相互接続される為、曲線20および22
はこれらの接続線の各別の1つにおける和信号で
ある。第1能動機能単位が第1の信号遷移24を
生じると、この信号遷移は第2能動機能単位によ
つて検出される。前述したようにこの検出が“妥
当”であるとみなされるまでにある時間を必要と
する場合がある。第2能動機能単位における検出
により作動信号を生ぜしめる。その制御の下でこ
の第2能動機能単位は信号遷移28を生じる。こ
の因果関係を矢印26で示す。この信号遷移28
はある時間後第1能動機能単位内で検出され、こ
れによりこの第1能動機能単位内の次の信号遷移
32を制御する。この因果関係を矢印30で示
す。
第2図は4接続線を有する既知の同期システム
およびこの同期システム中に生じる同期信号の時
間線図とを示す。この場合も2つの能動機能単位
208,210がある。これらの能動機能単位は
同期信号に対する4本の単方向接続線、すなわち
接続線212(信号t1)、214(信号t0)、
216(信号s1)および218(信号s0)に
より相互接続されている。この場合の因果関係も
時間線図中に一連の矢印で示す。これらの信号は
実際には任意の極性を有する。信号s0が低レベ
ルから高レベルに変化すると(遷移220)、こ
の遷移は機能単位210で検出される。次にこの
機能単位210は信号t0中に高から低レベルへ
の信号遷移222を生ぜしめ、次に信号t1中に
低から高レベルへの信号遷移224を生ぜしめ
る。この信号遷移224は機能単位208におい
て検出される。次に機能単位208は信号s0中
に高から低レベルの信号遷移226を生ぜしめ、
次に信号s1中に低から高レベルへの信号遷移2
28を生ぜしめる。この信号遷移は機能単位21
0で検出される。これに応答して機能単位210
は信号t1中に高から低レベルへの信号遷移23
0を生ぜしめ、次に信号t0中に低から高レベル
への信号遷移232を生ぜしめる。この信号遷移
232は機能単位208中で検出される。これに
応答して機能単位208は信号s1中に高から低
レベルへの信号遷移を生ぜしめ、次に信号s0中
に低から高レベルへの信号遷移を生ぜしめ、これ
により一周期全体に亘る説明が終了される。
およびこの同期システム中に生じる同期信号の時
間線図とを示す。この場合も2つの能動機能単位
208,210がある。これらの能動機能単位は
同期信号に対する4本の単方向接続線、すなわち
接続線212(信号t1)、214(信号t0)、
216(信号s1)および218(信号s0)に
より相互接続されている。この場合の因果関係も
時間線図中に一連の矢印で示す。これらの信号は
実際には任意の極性を有する。信号s0が低レベ
ルから高レベルに変化すると(遷移220)、こ
の遷移は機能単位210で検出される。次にこの
機能単位210は信号t0中に高から低レベルへ
の信号遷移222を生ぜしめ、次に信号t1中に
低から高レベルへの信号遷移224を生ぜしめ
る。この信号遷移224は機能単位208におい
て検出される。次に機能単位208は信号s0中
に高から低レベルの信号遷移226を生ぜしめ、
次に信号s1中に低から高レベルへの信号遷移2
28を生ぜしめる。この信号遷移は機能単位21
0で検出される。これに応答して機能単位210
は信号t1中に高から低レベルへの信号遷移23
0を生ぜしめ、次に信号t0中に低から高レベル
への信号遷移232を生ぜしめる。この信号遷移
232は機能単位208中で検出される。これに
応答して機能単位208は信号s1中に高から低
レベルへの信号遷移を生ぜしめ、次に信号s0中
に低から高レベルへの信号遷移を生ぜしめ、これ
により一周期全体に亘る説明が終了される。
第3図は2線同期システムを用いた本発明の一
例で生じる同期信号の時間線図である。能動機能
単位の外的形状は第1図に示すものと同じであ
る。第3図における上側の曲線34は接続線20
4(第1図)における信号を示し、下側の曲線3
6は接続線206における信号を示す。各能動機
能単位は3つの各別の信号値を生じうる信号発生
器により2つの接続線のうちの一方に接続する。
この場合他方の能動機能単位はこれらの3つの各
別の値間を識別しうる検出器により関連の信号接
続線に接続する。その数列を以下に説明する。信
号の正確な値はハンドシエイキングの作動にとつ
て重要なことではない。
例で生じる同期信号の時間線図である。能動機能
単位の外的形状は第1図に示すものと同じであ
る。第3図における上側の曲線34は接続線20
4(第1図)における信号を示し、下側の曲線3
6は接続線206における信号を示す。各能動機
能単位は3つの各別の信号値を生じうる信号発生
器により2つの接続線のうちの一方に接続する。
この場合他方の能動機能単位はこれらの3つの各
別の値間を識別しうる検出器により関連の信号接
続線に接続する。その数列を以下に説明する。信
号の正確な値はハンドシエイキングの作動にとつ
て重要なことではない。
所定の瞬時に能動機能単位200が中央信号レ
ベルから最高信号レベルへの遷移38を接続線2
06に生じるものとする。この場合の因果関係も
時間線図中に一連の矢印で示す。信号遷移38は
能動機能単位202において検出される。次にこ
の能動機能単位202はまず最初に最高レベルか
ら中央レベルへの信号遷移40を接続線204に
生ぜしめ、この信号遷移が一旦変更しないもの
(永久的なもの)となると、中央レベルから最低
信号レベルの信号遷移42を生ぜしめる。後者の
信号遷移42は機能単位200において検出され
る。次に機能単位200は最高レベルから中央レ
ベルへの信号遷移44を生じ、この信号遷移44
が一旦変更しないものとなると中央レベルか最低
レベルへの他の信号遷移46を生じる。後者の信
号遷移46は機能単位202において検出され、
次にこの機能単位202が最低レベルから中央レ
ベルへの信号遷移48を生じ、この信号遷移が一
旦変更しないものとなると中央レベルから最高レ
ベルへの他の信号遷移50を生じる。この後者の
信号遷移50は機能単位200において検出さ
れ、この機能単位200が最低レベルから最高レ
ベルへの信号遷移52を生じ、これにより開始状
態に再び達する。各能動機能単位は、全部で一連
の順次の3つの信号レベルのうちの一方の極値信
号レベルから他方の極値信号レベルまで延在する
2つの順次の信号遷移を連続的に生じる。従つて
2つの能動機能単位間の同期は2本のみの接続線
によつて達成でき、使用すべきクロツク周波数や
信号の縁部の勾配等に関して何等制限を課する必
要がない。2つの順次の信号遷移の対(例えば4
0,42;44,46;48,50)の各々の第
1遷移が、第2遷移の開始前に変更しえない(永
久的な)ものとなるようにすることが必要となる
だけである。
ベルから最高信号レベルへの遷移38を接続線2
06に生じるものとする。この場合の因果関係も
時間線図中に一連の矢印で示す。信号遷移38は
能動機能単位202において検出される。次にこ
の能動機能単位202はまず最初に最高レベルか
ら中央レベルへの信号遷移40を接続線204に
生ぜしめ、この信号遷移が一旦変更しないもの
(永久的なもの)となると、中央レベルから最低
信号レベルの信号遷移42を生ぜしめる。後者の
信号遷移42は機能単位200において検出され
る。次に機能単位200は最高レベルから中央レ
ベルへの信号遷移44を生じ、この信号遷移44
が一旦変更しないものとなると中央レベルか最低
レベルへの他の信号遷移46を生じる。後者の信
号遷移46は機能単位202において検出され、
次にこの機能単位202が最低レベルから中央レ
ベルへの信号遷移48を生じ、この信号遷移が一
旦変更しないものとなると中央レベルから最高レ
ベルへの他の信号遷移50を生じる。この後者の
信号遷移50は機能単位200において検出さ
れ、この機能単位200が最低レベルから最高レ
ベルへの信号遷移52を生じ、これにより開始状
態に再び達する。各能動機能単位は、全部で一連
の順次の3つの信号レベルのうちの一方の極値信
号レベルから他方の極値信号レベルまで延在する
2つの順次の信号遷移を連続的に生じる。従つて
2つの能動機能単位間の同期は2本のみの接続線
によつて達成でき、使用すべきクロツク周波数や
信号の縁部の勾配等に関して何等制限を課する必
要がない。2つの順次の信号遷移の対(例えば4
0,42;44,46;48,50)の各々の第
1遷移が、第2遷移の開始前に変更しえない(永
久的な)ものとなるようにすることが必要となる
だけである。
第4図は3本の接続線を有する同期システムの
形態の本発明の他の例と、このシステム中に生じ
る同期信号の時間線図とを示す。本例の場合2つ
の能動機能単位234,236と、機能単位23
4から導出される1本の接続線238と、機能単
位236から導出される2本の接続線240,2
42とがある。接続線238は曲線244で示す
信号を伝送し、この信号は第3図における信号3
6に相当する。すなわち同じ方向における2つの
順次の信号遷移の連続が毎回生じる。接続線24
0,242はそれぞれ曲線246,248で示す
信号を伝送し、これらの信号は第2図における信
号t0,t1にそれぞれ相当する。曲線244に
おいては、最高レベルと最低レベルとを互いに入
れ換えることができ、これは時間的に順序を入れ
換えたことに相当し、この場合因果関係を示す矢
印の方向が逆となることに注意すべきである。こ
れと同じことが第3図に示す信号に対してもいえ
る。更に信号246および248の双方またはい
ずれか一方の極性を反転させることができる。ま
た異なる信号間のパルス間隔を必ずしも同じにす
る必要はなく、例えばクロツク周波数を(可成
り)異ならせることにより種々のパルス間隔を得
ることができる。
形態の本発明の他の例と、このシステム中に生じ
る同期信号の時間線図とを示す。本例の場合2つ
の能動機能単位234,236と、機能単位23
4から導出される1本の接続線238と、機能単
位236から導出される2本の接続線240,2
42とがある。接続線238は曲線244で示す
信号を伝送し、この信号は第3図における信号3
6に相当する。すなわち同じ方向における2つの
順次の信号遷移の連続が毎回生じる。接続線24
0,242はそれぞれ曲線246,248で示す
信号を伝送し、これらの信号は第2図における信
号t0,t1にそれぞれ相当する。曲線244に
おいては、最高レベルと最低レベルとを互いに入
れ換えることができ、これは時間的に順序を入れ
換えたことに相当し、この場合因果関係を示す矢
印の方向が逆となることに注意すべきである。こ
れと同じことが第3図に示す信号に対してもいえ
る。更に信号246および248の双方またはい
ずれか一方の極性を反転させることができる。ま
た異なる信号間のパルス間隔を必ずしも同じにす
る必要はなく、例えばクロツク周波数を(可成
り)異ならせることにより種々のパルス間隔を得
ることができる。
1本の信号接続線上で3つの信号レベルを得る
のはいわゆる3状態バツフアにより簡単に実現し
うる。その一例は、4本の接続線を駆動するのに
適した素子SN74125(テキサツ・インスツルメン
ト社製)である。この素子は各出力導線に対して
2つの低インピーダンス状態(論理値“1”およ
び論理値“0”)と、例えば中間状態として用い
うる1つの高インピーダンス状態とを有し、この
場合バツフアが高インピーダンス状態にある際の
関連の接続線の電位は高供給電圧点と低供給電圧
点との間の固定分圧器(図示せず)により決定し
うる。こような分圧器の出力インピーダンスは前
記の高インピーダンス状態の場合に比べて低くす
る必要があるも低インピーダンス状態の場合に比
べて高くする必要がある。低インピーダンス状態
と高インピーダンス状態との間のインピーダンス
差は大きい為、上述した中間値を容易に実現しう
る。
のはいわゆる3状態バツフアにより簡単に実現し
うる。その一例は、4本の接続線を駆動するのに
適した素子SN74125(テキサツ・インスツルメン
ト社製)である。この素子は各出力導線に対して
2つの低インピーダンス状態(論理値“1”およ
び論理値“0”)と、例えば中間状態として用い
うる1つの高インピーダンス状態とを有し、この
場合バツフアが高インピーダンス状態にある際の
関連の接続線の電位は高供給電圧点と低供給電圧
点との間の固定分圧器(図示せず)により決定し
うる。こような分圧器の出力インピーダンスは前
記の高インピーダンス状態の場合に比べて低くす
る必要があるも低インピーダンス状態の場合に比
べて高くする必要がある。低インピーダンス状態
と高インピーダンス状態との間のインピーダンス
差は大きい為、上述した中間値を容易に実現しう
る。
第5図は1本の接続線を有する同期システムの
形態にした本発明の更に他の例と、このシステム
中で生じる同期信号の時間線図とを示す。本例の
場合も2つの能動機能単位250,252を設
け、同期接続線は1本の両方向接続線254を有
する。3値信号に対する信号発生器は各機能単位
においてこの接続線に接続する。これらの信号発
生器の各々は高出力インピーダンスを有し、これ
らの信号発生器が電流源として作用するようにす
る。上記の接続線は比較的低い抵抗値を有する抵
抗(図示せず)を経て固定電位点、例えば接地電
位点に接続する。従つて接続線上の和信号レベル
は関連の機能単位によつて発生される2つの3値
信号レベルs,tの和 u=s+t として形成される。
形態にした本発明の更に他の例と、このシステム
中で生じる同期信号の時間線図とを示す。本例の
場合も2つの能動機能単位250,252を設
け、同期接続線は1本の両方向接続線254を有
する。3値信号に対する信号発生器は各機能単位
においてこの接続線に接続する。これらの信号発
生器の各々は高出力インピーダンスを有し、これ
らの信号発生器が電流源として作用するようにす
る。上記の接続線は比較的低い抵抗値を有する抵
抗(図示せず)を経て固定電位点、例えば接地電
位点に接続する。従つて接続線上の和信号レベル
は関連の機能単位によつて発生される2つの3値
信号レベルs,tの和 u=s+t として形成される。
或いはまた他の組合せ、例えば
u=s−t
を形成することもできること明らかである。
適当な信号発生器により接続線に生ぜしめられ
る信号の和としてこの接続線における多値信号を
発生せしめるシステムは再発行特許30111として
再発行された米国特許第3993867号明細書に記載
されており既知である。この米国特許明細書は局
の能動機能単位によつて供給される2進信号に関
するものであり、この場合両方向接続線が少くと
も3値の信号を伝送する。この米国特許明細書に
記載されたシステムによれば、能動機能単位が3
値信号を発生し、(2つの順次の信号レベル間の
すべての差が所定の公差内で同じ値を有する場合
に)両方向同期接続線が5値信号を伝送する。ま
た各機能単位は5値信号レベル間を識別しうる検
出器により接続線に接続される。
る信号の和としてこの接続線における多値信号を
発生せしめるシステムは再発行特許30111として
再発行された米国特許第3993867号明細書に記載
されており既知である。この米国特許明細書は局
の能動機能単位によつて供給される2進信号に関
するものであり、この場合両方向接続線が少くと
も3値の信号を伝送する。この米国特許明細書に
記載されたシステムによれば、能動機能単位が3
値信号を発生し、(2つの順次の信号レベル間の
すべての差が所定の公差内で同じ値を有する場合
に)両方向同期接続線が5値信号を伝送する。ま
た各機能単位は5値信号レベル間を識別しうる検
出器により接続線に接続される。
第5図の時間線図には2種類の信号遷移が示し
てある。すなわち能動機能単位252により生ぜ
しめる信号遷移を一本の縦線で示し、能動機能単
位250により生ぜしめる信号遷移を二重の縦線
で示してあり、ある値の信号縁部の勾配等は無視
した。一方の同じ機能単位によつて生ぜしめる2
つの遷移の連続と、他方の機能単位によつて生ぜ
しめられる2つの遷移の連続とは交互に生じる。
本例ではすべての信号遷移の絶対値を互いに等し
いものとした。例えば信号遷移256は第3図に
おける信号遷移38に相当し、信号遷移258は
信号遷移40に相当し、信号遷移260は信号遷
移42に相当し、以下信号遷移の対262,4
4;264,46;266,48:268,5
0;270,52に対し同様である。
てある。すなわち能動機能単位252により生ぜ
しめる信号遷移を一本の縦線で示し、能動機能単
位250により生ぜしめる信号遷移を二重の縦線
で示してあり、ある値の信号縁部の勾配等は無視
した。一方の同じ機能単位によつて生ぜしめる2
つの遷移の連続と、他方の機能単位によつて生ぜ
しめられる2つの遷移の連続とは交互に生じる。
本例ではすべての信号遷移の絶対値を互いに等し
いものとした。例えば信号遷移256は第3図に
おける信号遷移38に相当し、信号遷移258は
信号遷移40に相当し、信号遷移260は信号遷
移42に相当し、以下信号遷移の対262,4
4;264,46;266,48:268,5
0;270,52に対し同様である。
第6図は、第3図につき説明した例に設けられ
た能動機能単位に含まれるマイクロコンピユータ
或いはミニコンピユータがいかにプログラミング
されこれら機能単位が所望通りに同期信号を発生
しこれら同期信号に応答するようにするかを示す
流れ図である。文字“s”は第1能動機能単位に
より第1同期接続線に与えられる信号レベルを示
し、文字“t”は第2能動機能単位により第2同
期接続線に与えられる信号レベルを示す。第6図
の左側半部および右側半部はそれぞれ第1および
第2機能単位に関するものである。ブロツク70
は、開始状態が第1能動機能単位により形成され
るということを示す。この開始状態の形成は、例
えばメツセージの各伝送前に装置を一度作動状態
にする際に或いは装置を繰返し作動状態にする際
に行ないうる。ステツプ72では送出信号レベルを
+1にする。ステツプ74では信号レベル“t”が
値−1を有するか否かを検出する。t≠−1の場
合(N)には第1能動機能単位が待ちループに入
り、質問作動が連続的に繰返される。t=−1の
場合には(Y)、第1能動機能単位はステツプ76
に進み、送出信号値を0にする。次にステツプ78
においてsの値を−1にする。次にステツプ80に
おいて到来信号が値“1”を有するか否かを検出
する。“t≠+1”である場合(N)には、能動
機能単位が再び待ちループに入る。値“t=+
1”が検出されると(Y)、第1能動機能単位は
ステツプ82に進み、送出信号値を0にする。次に
第1能動機能単位はステツプ84に進み、依然とし
て同期を維持する必要があるか否かを内部的に検
出する必要がない場合(メツセージ=レデイ;M
=R)、第1能動機能単位は“停止”ステツプ86
に進む。同期を不定に維持する必要がある場合に
は、第1能動機能単位はステツプ72に戻る(この
場合ステツプ86は存在せず、ステツプ84も絶対的
には存在しない)。この戻りは、質問“メツセー
ジ=レデイか”に対する答えがステツプ84におい
て否定的であるということが分かつた場合にも行
なわれる。従つてステツプ72は第3図において信
号遷移38に相当し、ステツプ76は信号遷移44
に相当し、ステツプ78は信号遷移46に相当し、
ステツプ82は、信号遷移52に相当する。ステツ
プ70、84、86は第3図においては省略した。第6
図の右側半部も同様に第2能動機能単位に対する
状態を示す。
た能動機能単位に含まれるマイクロコンピユータ
或いはミニコンピユータがいかにプログラミング
されこれら機能単位が所望通りに同期信号を発生
しこれら同期信号に応答するようにするかを示す
流れ図である。文字“s”は第1能動機能単位に
より第1同期接続線に与えられる信号レベルを示
し、文字“t”は第2能動機能単位により第2同
期接続線に与えられる信号レベルを示す。第6図
の左側半部および右側半部はそれぞれ第1および
第2機能単位に関するものである。ブロツク70
は、開始状態が第1能動機能単位により形成され
るということを示す。この開始状態の形成は、例
えばメツセージの各伝送前に装置を一度作動状態
にする際に或いは装置を繰返し作動状態にする際
に行ないうる。ステツプ72では送出信号レベルを
+1にする。ステツプ74では信号レベル“t”が
値−1を有するか否かを検出する。t≠−1の場
合(N)には第1能動機能単位が待ちループに入
り、質問作動が連続的に繰返される。t=−1の
場合には(Y)、第1能動機能単位はステツプ76
に進み、送出信号値を0にする。次にステツプ78
においてsの値を−1にする。次にステツプ80に
おいて到来信号が値“1”を有するか否かを検出
する。“t≠+1”である場合(N)には、能動
機能単位が再び待ちループに入る。値“t=+
1”が検出されると(Y)、第1能動機能単位は
ステツプ82に進み、送出信号値を0にする。次に
第1能動機能単位はステツプ84に進み、依然とし
て同期を維持する必要があるか否かを内部的に検
出する必要がない場合(メツセージ=レデイ;M
=R)、第1能動機能単位は“停止”ステツプ86
に進む。同期を不定に維持する必要がある場合に
は、第1能動機能単位はステツプ72に戻る(この
場合ステツプ86は存在せず、ステツプ84も絶対的
には存在しない)。この戻りは、質問“メツセー
ジ=レデイか”に対する答えがステツプ84におい
て否定的であるということが分かつた場合にも行
なわれる。従つてステツプ72は第3図において信
号遷移38に相当し、ステツプ76は信号遷移44
に相当し、ステツプ78は信号遷移46に相当し、
ステツプ82は、信号遷移52に相当する。ステツ
プ70、84、86は第3図においては省略した。第6
図の右側半部も同様に第2能動機能単位に対する
状態を示す。
第7図は、第5図の能動機能単位250および
252中に含まれるマイクロコンピユータ或いは
ミニコンピユータがいかにプログラミングされこ
れら機能単位が同期信号を所望通りに発生しこれ
ら同期信号に応答するかを示す流れ図である。u
に対する可能な順次の5つの値を−2、−1、0、
1、2で示す。この場合も第7図の左側半部は第
1能動機能単位に関するものである。ブロツク8
8において開始動作が行なわれる。ステツプ90に
おいては信号sの値が1にされる。ステツプ92に
おいては他方の能動機能単位が信号t=1を生じ
ているか否かを検出する。すなわちs=1である
為、“u”は値、“2”を有さなければならない。
t≠1である場合、すなわちu≠2である場合
(N)には、質問が好ましくは短かい待時間後に
繰返される。t=1すなわちu=2の場合(Y)
には、ステツプ92で行なわれた決定が変更しえな
くなるまで状態s=1がステツプ94において維持
される。次にステツプ96において信号sを0にす
る。ステツプ94が省略されている場合には、原理
的に機能単位がステツプ92および94間で不充分に
規定された信号遷移を生じるおそれがある。すな
わち、検出器は信号状態u=2を依然として待つ
ており、その間信号発生器は信号s=0をすでに
形成してしまつているおそれがある。このセルフ
ブロツキング効果はステツプ94の挿入により無く
なる。ステツプ96、98は一方の極値レベル(+
1)から他方の極値レベル(−1)への2つの信
号遷移の連続を生じる。次にステツプ100にお
いて、第2能動機能単位も信号“−1”を生じて
いるか否か、換言すれば和信号が値u=−2を有
しているか否かを決定する。その答えがイエス
(Y)の場合には、次のステツプ102に進み、この
ステツプにおいて、信号状態uが−2である決定
が変化しなくなるまで信号状態s=−1が維持さ
れる。従つてステツプ102はセルフブロツキング
が生じるのを防ぐ。次にステツプ104において、
信号レベル−1から信号レベル0への信号遷移
(2つの信号遷移の新たな連続のうちの最初の1
つの信号遷移)を生ぜしめる。ステツプ104は第
6図におけるステツプ82に相当する。ステツプ
106は第6図におけるステツプ84に相当する。ス
テツプ108は第6図におけるステツプ86に相当
する。第7図の右側半部は第2能動機能単位に関
するものである。ステツプ110、112、114、118、
120、124、126の各々は第6図の右側半部の各ス
テツプに相当する。ステツプ116においては、同
期接続線における和信号が値u0を有するか否
かを検出する。公称状態の下では実際には条件u
=0を検出するだけで充分である。その理由は必
要とする実際の条件はs=−1である為である。
しかし条件u0を検出する。その理由はこのよ
うにすることにより、この条件が満足されなくな
ることなく信号tを後に0にすることができ、こ
れにより、生じるおそれのあるセルフブロツキン
グを無くすことができる為である。従つてステツ
プ118に進むことは他の能動機能単位においてス
テツプ98に進められたということ、すなわちステ
ツプ102を含むまでs=−1が維持されるという
ことを意味する。しかしステツプ102にはステツ
プ116が終了された後にのみ進むことができる為、
u0であるか否かの質問はステツプ98および
100が行なわれている間のみ良好に保持される。
同様にステツプ122においては“u0か”とい
う質問は“s=1か”という質問と同じことを意
味し、この質問はステツプ90および92の実行中の
み良好に保持しうる。この場合も、セルフブロツ
キング効果を防ぐのにステツプ124後に“t=−
1”とした追加のステツプを必要としない、第7
図の右側半部には、信号を生じる4つの状態11
2,114,118,120が含まれており、こ
れらの状態は2つの双安定素子の状態を適当に組
合せることにより形成しうる。第7図の左側半部
にはこのような状態が6つ(90,94,96,
98,102,104)含まれている。これらの
6つの状態は3つの双安定素子の状態を適当に組
合せることにより形成しうる。
252中に含まれるマイクロコンピユータ或いは
ミニコンピユータがいかにプログラミングされこ
れら機能単位が同期信号を所望通りに発生しこれ
ら同期信号に応答するかを示す流れ図である。u
に対する可能な順次の5つの値を−2、−1、0、
1、2で示す。この場合も第7図の左側半部は第
1能動機能単位に関するものである。ブロツク8
8において開始動作が行なわれる。ステツプ90に
おいては信号sの値が1にされる。ステツプ92に
おいては他方の能動機能単位が信号t=1を生じ
ているか否かを検出する。すなわちs=1である
為、“u”は値、“2”を有さなければならない。
t≠1である場合、すなわちu≠2である場合
(N)には、質問が好ましくは短かい待時間後に
繰返される。t=1すなわちu=2の場合(Y)
には、ステツプ92で行なわれた決定が変更しえな
くなるまで状態s=1がステツプ94において維持
される。次にステツプ96において信号sを0にす
る。ステツプ94が省略されている場合には、原理
的に機能単位がステツプ92および94間で不充分に
規定された信号遷移を生じるおそれがある。すな
わち、検出器は信号状態u=2を依然として待つ
ており、その間信号発生器は信号s=0をすでに
形成してしまつているおそれがある。このセルフ
ブロツキング効果はステツプ94の挿入により無く
なる。ステツプ96、98は一方の極値レベル(+
1)から他方の極値レベル(−1)への2つの信
号遷移の連続を生じる。次にステツプ100にお
いて、第2能動機能単位も信号“−1”を生じて
いるか否か、換言すれば和信号が値u=−2を有
しているか否かを決定する。その答えがイエス
(Y)の場合には、次のステツプ102に進み、この
ステツプにおいて、信号状態uが−2である決定
が変化しなくなるまで信号状態s=−1が維持さ
れる。従つてステツプ102はセルフブロツキング
が生じるのを防ぐ。次にステツプ104において、
信号レベル−1から信号レベル0への信号遷移
(2つの信号遷移の新たな連続のうちの最初の1
つの信号遷移)を生ぜしめる。ステツプ104は第
6図におけるステツプ82に相当する。ステツプ
106は第6図におけるステツプ84に相当する。ス
テツプ108は第6図におけるステツプ86に相当
する。第7図の右側半部は第2能動機能単位に関
するものである。ステツプ110、112、114、118、
120、124、126の各々は第6図の右側半部の各ス
テツプに相当する。ステツプ116においては、同
期接続線における和信号が値u0を有するか否
かを検出する。公称状態の下では実際には条件u
=0を検出するだけで充分である。その理由は必
要とする実際の条件はs=−1である為である。
しかし条件u0を検出する。その理由はこのよ
うにすることにより、この条件が満足されなくな
ることなく信号tを後に0にすることができ、こ
れにより、生じるおそれのあるセルフブロツキン
グを無くすことができる為である。従つてステツ
プ118に進むことは他の能動機能単位においてス
テツプ98に進められたということ、すなわちステ
ツプ102を含むまでs=−1が維持されるという
ことを意味する。しかしステツプ102にはステツ
プ116が終了された後にのみ進むことができる為、
u0であるか否かの質問はステツプ98および
100が行なわれている間のみ良好に保持される。
同様にステツプ122においては“u0か”とい
う質問は“s=1か”という質問と同じことを意
味し、この質問はステツプ90および92の実行中の
み良好に保持しうる。この場合も、セルフブロツ
キング効果を防ぐのにステツプ124後に“t=−
1”とした追加のステツプを必要としない、第7
図の右側半部には、信号を生じる4つの状態11
2,114,118,120が含まれており、こ
れらの状態は2つの双安定素子の状態を適当に組
合せることにより形成しうる。第7図の左側半部
にはこのような状態が6つ(90,94,96,
98,102,104)含まれている。これらの
6つの状態は3つの双安定素子の状態を適当に組
合せることにより形成しうる。
第8,9および10図は入力信号の3つの異な
るレベル間を識別しうる3つの受信機回路を示
す。これらの受信機回路は第3図につき説明した
例の一部を形成する能動機能単位や第4図の能動
機能単位内に設けることができる。第8図におけ
るライン128は+5ボルトの電位点に接続し、
ライン132は接地する。入力信号はライン13
0に現われる。この3値受信機回路は3つの信号
レベルを識別することができる。その理由は他の
能動機能単位における送信機が3状態出力を生じ
る場合にこの送信機の出力インピーダンスが高け
れば受信機自体が電圧レベルを調整する為であ
る。トランジスタ134のベースには0.8ボルト
電圧を加え、トランジスタ138のベースには
2.0ボルトの電圧を加える。抵抗142,144
は高インピーダンスレベルに適合させる為の分圧
器を構成する。或いはこれらの抵抗は原理的には
他の位置における例えば送信機における同期接続
線に接続することもできる。素子146,148
は通常の電流源である。ライン130の成端イン
ピーダンスが低い場合にこのライン130におい
て受信された信号の電圧が+2.0ボルトを越える
場合には、端子150に低電圧を生ぜしめる。ラ
イン130の成端インピーダンスが低い場合に受
信された信号の電圧が0.8ボルトよりも低い場合
には端子154に低電圧を生ぜしめる。送信機が
高い出力インピーダンスを有する場合には、抵抗
142,144によりライン130に1.4ボルト
の電圧を生ぜしめ、端子152に低電圧を生ぜし
める。必要に応じ電圧変換した後に、通常の
TTL技術により接続された他のトランジスタを
駆動する為に3つの出力端子150,152,1
54を用いうる。上述したところから明らかなよ
うに3つの出力端子150,152,154は余
裕をみて設けたものであり、そのうちの任意の1
個を省略することができる。
るレベル間を識別しうる3つの受信機回路を示
す。これらの受信機回路は第3図につき説明した
例の一部を形成する能動機能単位や第4図の能動
機能単位内に設けることができる。第8図におけ
るライン128は+5ボルトの電位点に接続し、
ライン132は接地する。入力信号はライン13
0に現われる。この3値受信機回路は3つの信号
レベルを識別することができる。その理由は他の
能動機能単位における送信機が3状態出力を生じ
る場合にこの送信機の出力インピーダンスが高け
れば受信機自体が電圧レベルを調整する為であ
る。トランジスタ134のベースには0.8ボルト
電圧を加え、トランジスタ138のベースには
2.0ボルトの電圧を加える。抵抗142,144
は高インピーダンスレベルに適合させる為の分圧
器を構成する。或いはこれらの抵抗は原理的には
他の位置における例えば送信機における同期接続
線に接続することもできる。素子146,148
は通常の電流源である。ライン130の成端イン
ピーダンスが低い場合にこのライン130におい
て受信された信号の電圧が+2.0ボルトを越える
場合には、端子150に低電圧を生ぜしめる。ラ
イン130の成端インピーダンスが低い場合に受
信された信号の電圧が0.8ボルトよりも低い場合
には端子154に低電圧を生ぜしめる。送信機が
高い出力インピーダンスを有する場合には、抵抗
142,144によりライン130に1.4ボルト
の電圧を生ぜしめ、端子152に低電圧を生ぜし
める。必要に応じ電圧変換した後に、通常の
TTL技術により接続された他のトランジスタを
駆動する為に3つの出力端子150,152,1
54を用いうる。上述したところから明らかなよ
うに3つの出力端子150,152,154は余
裕をみて設けたものであり、そのうちの任意の1
個を省略することができる。
第9図は1つの基準電圧のみを必要とする例で
ある。本例の場合も供給電圧(電源電圧)はそれ
ぞれ5Vおよび0Vとし、入力信号はライン156
に現われる。抵抗158,162は、送信機が高
出力インピーダンスを有する場合に入力端子(ラ
イン156)に電圧を形成する分圧器を構成す
る。更にこの分圧器を用いて1つの基準電圧によ
り2Vの切換えレベルを形成する。抵抗ROはコレ
クタ抵抗に対する通常の値を有する。入力信号が
高レベルの場合には、出力端子164は抵レベル
となる。入力電圧が低レベルの場合には出力端子
166が低レベルとなる入力インピーダンスが高
い場合には、双方の出力端子が低レベルとなる。
本例の場合も既知のレベル変換器を用いるのが有
利である。この場合抵抗158,160,162
は受信機の一部を構成しラインの一部は構成しな
い(その理由は、これらの抵抗が2つの岐路を経
て受信機回路の他の部分に接続されている為であ
る)。図示の電流源は所定の場合に適当な抵抗で
置き換えることができる。
ある。本例の場合も供給電圧(電源電圧)はそれ
ぞれ5Vおよび0Vとし、入力信号はライン156
に現われる。抵抗158,162は、送信機が高
出力インピーダンスを有する場合に入力端子(ラ
イン156)に電圧を形成する分圧器を構成す
る。更にこの分圧器を用いて1つの基準電圧によ
り2Vの切換えレベルを形成する。抵抗ROはコレ
クタ抵抗に対する通常の値を有する。入力信号が
高レベルの場合には、出力端子164は抵レベル
となる。入力電圧が低レベルの場合には出力端子
166が低レベルとなる入力インピーダンスが高
い場合には、双方の出力端子が低レベルとなる。
本例の場合も既知のレベル変換器を用いるのが有
利である。この場合抵抗158,160,162
は受信機の一部を構成しラインの一部は構成しな
い(その理由は、これらの抵抗が2つの岐路を経
て受信機回路の他の部分に接続されている為であ
る)。図示の電流源は所定の場合に適当な抵抗で
置き換えることができる。
第10図に示す受信機回路は4個のみの抵抗を
必要とする。出力ラインは値H(高電圧レベル)
およびL(低電圧レベル)を呈することができる。
以下の表は形成される出力電圧を示す。
必要とする。出力ラインは値H(高電圧レベル)
およびL(低電圧レベル)を呈することができる。
以下の表は形成される出力電圧を示す。
送信機 出力ラインA 出力ラインB
低インピーダンス L L
高インピーダンス H L
高インピーダンス H H
1本のみの同期接続線を有する同期システムに
おいては、各能動機能単位が、前記の再発行米国
特許第30111号明細書に記載された2つの局に設
けられている電流発生器に類似し3つの異なる値
を生じうる電流発生器を有するようにすることが
できる。この場合受信機回路も5つの異なる別々
の信号値を検出しうるようにする必要がある。こ
のことは第8図の回路を拡張して利用することに
より容易に実現しうる。トランジスタ対134−
136および138−140の各々は限界レベル
よりも高いか或いは限界レベルよりも低いかの一
方の決定を行なう。従つて、このようなトランジ
スタ対を4対用いることにより5つの信号値を検
出することができる。この場合第9および10図
に示す方法で回路素子の節約を行なうこともでき
る。
おいては、各能動機能単位が、前記の再発行米国
特許第30111号明細書に記載された2つの局に設
けられている電流発生器に類似し3つの異なる値
を生じうる電流発生器を有するようにすることが
できる。この場合受信機回路も5つの異なる別々
の信号値を検出しうるようにする必要がある。こ
のことは第8図の回路を拡張して利用することに
より容易に実現しうる。トランジスタ対134−
136および138−140の各々は限界レベル
よりも高いか或いは限界レベルよりも低いかの一
方の決定を行なう。従つて、このようなトランジ
スタ対を4対用いることにより5つの信号値を検
出することができる。この場合第9および10図
に示す方法で回路素子の節約を行なうこともでき
る。
第3および4図によるセツトアツプを行なうに
当つては、2つよりも多い局に同期のハンドシエ
ーキングを達成することができ、この場合1つの
局がマスタとして機能し、他の局がスレーブとし
て機能する。スレーブ局によつて制御される接続
線の数は第3および4図に示す接続線の数の2倍
となり、これらの接続線の各々は2つのみの論理
レベルに対し“ワイヤードOR”または“ワイヤ
ードAND”と称されているように作動する。こ
のことは、接続されたいずれか1つの局によつて
接続線に供給される最大電圧レベルにより或いは
最小電圧レベルにより電圧レベルが決定される。
マスタ局は最も遅く作動するスレーブ局により生
ぜしめられる信号遷移にのみ応答する。
当つては、2つよりも多い局に同期のハンドシエ
ーキングを達成することができ、この場合1つの
局がマスタとして機能し、他の局がスレーブとし
て機能する。スレーブ局によつて制御される接続
線の数は第3および4図に示す接続線の数の2倍
となり、これらの接続線の各々は2つのみの論理
レベルに対し“ワイヤードOR”または“ワイヤ
ードAND”と称されているように作動する。こ
のことは、接続されたいずれか1つの局によつて
接続線に供給される最大電圧レベルにより或いは
最小電圧レベルにより電圧レベルが決定される。
マスタ局は最も遅く作動するスレーブ局により生
ぜしめられる信号遷移にのみ応答する。
第1図は既知の同期システムの一例と同期信号
とを示す線図、第2図は既知の同期システムの他
の例と同期信号とを示す線図、第3図は2線同期
システムを用いた本発明の第1の例において生じ
る同期信号を示す時間線図、第4図は3接続線を
有する同期システムの形態の本発明の第2の例と
同期信号とを示す線図、第5図は1接続線を有す
る同期システムの形態の本発明の第3の例と同期
信号とを示す線図、第6図は本発明の第1の例で
生じる作動を示す流れ図、第7図は本発明の第3
の例で生じる作動を示す流れ図、第8図は本発明
の第1および第2の例に用いうる3値信号に対す
る受信機の一例を示す回路図、第9図は本発明の
第1および第2の例に用いうる3値信号に対する
受信機の他の例を示す回路図、第10図は本発明
の第1および第2の例に用いうる3値信号に対す
る受信機の更に他の例を示す回路図である。 200,202,208,210,234,2
36……能動機能単位、204,206,21
2,214,216,218,238,240,
242……単方向接続線、254……両方向接続
線。
とを示す線図、第2図は既知の同期システムの他
の例と同期信号とを示す線図、第3図は2線同期
システムを用いた本発明の第1の例において生じ
る同期信号を示す時間線図、第4図は3接続線を
有する同期システムの形態の本発明の第2の例と
同期信号とを示す線図、第5図は1接続線を有す
る同期システムの形態の本発明の第3の例と同期
信号とを示す線図、第6図は本発明の第1の例で
生じる作動を示す流れ図、第7図は本発明の第3
の例で生じる作動を示す流れ図、第8図は本発明
の第1および第2の例に用いうる3値信号に対す
る受信機の一例を示す回路図、第9図は本発明の
第1および第2の例に用いうる3値信号に対する
受信機の他の例を示す回路図、第10図は本発明
の第1および第2の例に用いうる3値信号に対す
る受信機の更に他の例を示す回路図である。 200,202,208,210,234,2
36……能動機能単位、204,206,21
2,214,216,218,238,240,
242……単方向接続線、254……両方向接続
線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1および第2能動機能単位を有するシステ
ムであつて、ハンドシエーキング作動に当り第1
能動機能単位から第2能動機能単位にまた第2能
動機能単位から第1能動機能単位に同期信号遷移
部を供給する為に前記の第1および第2能動機能
単位が同期接続線により互いに結合され、前記の
各能動機能単位が前記の同期接続線上に信号遷移
部を形成する信号発生器と、他方の能動機能単位
の信号発生器により同期接続線上に形成された信
号遷移部を検出する検出器とを具え、前記の各信
号発生器をこれと同じ能動機能単位の検出器によ
り制御してこの各信号発生器が他方の能動機能単
位中の信号発生器により同期接続線上に形成され
た信号遷移部に応答するようにしたシステムにお
いて、 前記の第1能動機能単位における信号発生器を
前記の同期接続線の1本の信号接続線に3つの順
次のレベルを与えるように構成するとともに、こ
の信号発生器が前記の第2能動機能単位における
信号発生器により前記の同期接続線上に形成され
た信号遷移部に応答する度に前記の3つの順次の
信号レベルのうちの一方の極値信号レベルから他
方の極値信号レベルへ連続する2つの信号遷移部
を発生するように構成し、前記の第2能動機能単
位における検出器に前記接続線を結合し、この検
出器を前記の第2能動機能単位における信号発生
器が前記の連続する2つの信号遷移部のうち第1
の信号遷移部にのみ応答するように構成したこと
を特徴とする第1および第2能動機能単位を有す
るシステム。 2 特許請求の範囲1記載のシステムにおいて、
前記の第2能動機能単位における信号発生器を前
記の同期接続線の1本の信号接続線に3つの順次
のレベルを与えるように構成するとともに、この
信号発生器が前記の第1能動機能単位における信
号発生器により前記の同期接続線上に形成された
信号遷移部に応答する度に前記の3つの順次の信
号レベルのうちの一方の極値信号レベルから他方
の極値信号レベルへ連続する2つの信号遷移部を
発生するように構成し、前記の第1能動機能単位
における検出器に前記の信号接続線を結合し、こ
の検出器を前記の第1能動機能単位における信号
発生器が前記の連続する2つの信号遷移部のうち
第1の信号遷移部にのみ応答するように構成した
ことを特徴とする第1および第2能動機能単位を
有するシステム。 3 特許請求の範囲2記載のシステムにおいて、
前記の同期接続線が1本の導線を有し、この導線
が特許請求の範囲1に記載した信号接続線と、特
許請求の範囲2に記載した信号接続線との双方を
構成し、前記の1本の導線が、前記の双方の信号
発生器によりこの導線に与えられる信号レベルの
和レベルを連続的に形成する手段を具え、前記の
和レベルが少くとも5つの各別の値を含む値の範
囲を有するようにしたことを特徴とする第1およ
び第2能動機能単位を有するシステム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8101666A NL8101666A (nl) | 1981-04-03 | 1981-04-03 | Systeem voor het wederzijds synchroniseren van twee aktieve deelinrichtingen. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57176443A JPS57176443A (en) | 1982-10-29 |
JPH0145787B2 true JPH0145787B2 (ja) | 1989-10-04 |
Family
ID=19837291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57054810A Granted JPS57176443A (en) | 1981-04-03 | 1982-04-03 | System having first and second active function unit |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4510612A (ja) |
JP (1) | JPS57176443A (ja) |
DE (1) | DE3211935A1 (ja) |
FR (1) | FR2503419B1 (ja) |
GB (1) | GB2097635B (ja) |
NL (1) | NL8101666A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60203841A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-15 | Nippon Steel Corp | 焼結鉱およびペレツトのx線透過試験方法 |
DE3605421A1 (de) * | 1986-02-20 | 1987-08-27 | Thomson Brandt Gmbh | Verfahren zum datenaustausch zwischen einem ersten und einem zweiten prozessor |
US4827409A (en) * | 1986-07-24 | 1989-05-02 | Digital Equipment Corporation | High speed interconnect unit for digital data processing system |
JPH0293967A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-04 | Tokyo Electron Ltd | データ転送方式 |
JP2548989B2 (ja) * | 1989-09-20 | 1996-10-30 | 日本ビクター株式会社 | デジタル記録再生装置 |
KR0168079B1 (ko) * | 1992-12-14 | 1999-03-20 | 윤종용 | 클럭발생장치 |
JPH10508132A (ja) * | 1995-08-23 | 1998-08-04 | フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ | 非同期に制御されるパイプラインを具えるデータ処理システム |
KR101533081B1 (ko) * | 2014-09-26 | 2015-07-03 | 성균관대학교산학협력단 | 저전력과 신뢰성을 동시에 확보하기 위한 이중화 대응 장치, 이중화 시스템 및 이중화 구성 설정 방법 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE396182B (sv) * | 1973-05-30 | 1977-09-05 | Philips Nv | Synkroniseringsanordning |
GB1533577A (en) * | 1975-11-05 | 1978-11-29 | Computer Technology Ltd | Synchronising means |
US4006304A (en) * | 1975-12-10 | 1977-02-01 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Apparatus for word synchronization in an optical communication system |
DE2851851C2 (de) * | 1978-11-30 | 1980-10-16 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Verfahren zur Umformung und Übertragung von digitalen Signalen und Anordnung zur Durchführung des Verfahrens |
DE2902540C2 (de) * | 1979-01-24 | 1983-12-08 | Telefonbau Und Normalzeit Gmbh, 6000 Frankfurt | Schaltungsanordnung zum seriellen Übertragen von digitalen Signalblöcken |
NL7901156A (nl) * | 1979-02-14 | 1980-08-18 | Philips Nv | Systeem voor het asynchroon transporteren van gegevens tussen aktieve deelinrichtingen. |
-
1981
- 1981-04-03 NL NL8101666A patent/NL8101666A/nl not_active Application Discontinuation
-
1982
- 1982-03-16 US US06/358,752 patent/US4510612A/en not_active Expired - Fee Related
- 1982-03-31 GB GB8209506A patent/GB2097635B/en not_active Expired
- 1982-03-31 DE DE19823211935 patent/DE3211935A1/de not_active Withdrawn
- 1982-04-02 FR FR8205775A patent/FR2503419B1/fr not_active Expired
- 1982-04-03 JP JP57054810A patent/JPS57176443A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2503419A1 (fr) | 1982-10-08 |
FR2503419B1 (fr) | 1985-07-12 |
GB2097635B (en) | 1984-10-31 |
GB2097635A (en) | 1982-11-03 |
JPS57176443A (en) | 1982-10-29 |
US4510612A (en) | 1985-04-09 |
DE3211935A1 (de) | 1982-12-16 |
NL8101666A (nl) | 1982-11-01 |
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