JPH10508132A - 非同期に制御されるパイプラインを具えるデータ処理システム - Google Patents

非同期に制御されるパイプラインを具えるデータ処理システム

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JPH10508132A JP9510022A JP51002297A JPH10508132A JP H10508132 A JPH10508132 A JP H10508132A JP 9510022 A JP9510022 A JP 9510022A JP 51002297 A JP51002297 A JP 51002297A JP H10508132 A JPH10508132 A JP H10508132A
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Abstract

(57)【要約】 データ処理システムは、データを、パイプラインの連続するステージを経てデータを伝送する。可能ならばいつも、前記ステージを透過モードにし、利用可能になったデータが前記パイプラインを通じて最短の遅延で進むことができるようにする。データの到着を、前のステージによって、該ステージとの導電接続部における電位をハイにすることによって合図する。それに応じて、前記ステージは、新たなデータをその入力部において、前記データが通過する前であっても利用可能にする保持モードに切り替わる。前記ステージは、次のステージとの導電接続部をハイにし、前のステージとの導電接続部における電位を再びロウにし、レジスタをセットする。前記データが取り上げられたことを表す、その後継者からの承認信号を受けるとすぐ、前記レジスタはリセットされ、前記ステージは再び透過になる。前記レジスタがセット状態にある間は、前記ステージは、前のステージとの接続部における電位がハイになることに、前記ステージそれ自体が前記接続部における電位をハイに保持し始めることを除けば応じない。

Description

【発明の詳細な説明】 非同期に制御されるパイプラインを具えるデータ処理システム 本発明は、連続するステージのパイプラインを具え、前記ステージの各々をデ ータ保持モードおよびデータ透過モード間で切り替えることができ、前記ステー ジを、前記パイプラインを通じてデータの伝送およびハンドシェークするための 結合部によってカスケードに結合し、各々のハンドシェークが要求信号および承 認信号を具え、各々の連続するステージが、前記データ透過モードにあるか、前 記データ透過モードになるとすぐ、要求信号を受け取った後、承認信号を返し、 前記要求信号を前記パイプラインを通じて伝送し、前記各々のステージを、前記 要求信号の通過に応じて前記データ保持モードに切り替え、前記返された承認信 号の受け取りに応じて前記データ透過モードに切り替える、データ処理システム に関係する。 この種類のシステムは、“ACMの通信(Communications of the ACM)”、 第32巻、6号、720ないし738ページにおけI.E.サザーランド(Suth erland)による刊行物から既知である。前記パイプラインを通じてのデータ伝送 は非同期であり、前記要求信号はデータの利用度を示すが、承認信号は、前記デ ータが(前記保持モードにおいて)取り上げられたことを示す。 可能ならばいつも、前記ステージを透過モードにし、利用可能なデータが前記 パイプラインを通じて最短の遅延によって進むことができるようにする。前記進 むデータに続いて、前記ステージを保持モードに切り替え、前記データが前記パ イプライン全体を通過する前であっても、新たなデータを利用できるようにする 。次に、各々のステージは、前記データが引き継がれたことを表す、その後継者 からの承認信号の受け取りに応じて再び透過になる。 前記既知の回路は、前記パイプラインにおける各々のステージ用の要求入力部 および承認出力部を具える。前記要求信号を、前記要求入力部における電位にレ ベル変化を生じさせることによって発生し、前記ステージは、前記承認信号を、 前記承認出力部における電位にレベル変化を生じさせることによって発生する。 論理ハイから論理ロウへの変化と、論理ロウから論理ハイへの変化とを、前記承 認信号または要求信号として使用することができる。 前記2つの形式の変化の使用は、前記要求信号を処理することができる最高速 度を低下させる、ある程度複雑な回路の使用を必要とする。しかしながら、1つ の形式の電位レベル変化のみを前記要求信号または承認信号として使用する場合 、前記電位を、新たな要求信号または承認信号が可能になる前に、その元のレベ ルに復帰させなければならない。これは、前記回路を減速させる。 したがって、本発明の目的は、より高速であり、さらに複雑でない、上述した 形式のシステムを提供することである。 本発明によるデータ処理システムは、同期化回路を配置し、前記結合部の少な くとも1つにおける前記要求信号および承認信号を、全く同一の導体における電 位のレベルにおける互いに逆の変化として交換することを特徴とする。全く同一 の導体における逆の電位変化を発生することによって、前記要求信号用および前 記承認信号用以外の電位変化を必要とすることなく、前記承認信号の後の電位を 、前記要求信号の前に有効なレベルに戻す。前記パイプラインの動作は、より速 いことが分かった。 本発明によるデータ処理回路の一実施形態は、前記同期化回路が、レジスタと 、前記承認信号の応答に応じて前記レジスタにおける論理ビットをセットし、前 記パイプラインからの他の承認信号の受け取りに応じて関連した論理ビットをリ セットするセットおよびリセット手段とを具え、前記要求信号の通過に応じて、 前記セットに関する優先権をリセットし、前記同期化回路が、前記要求信号の通 過と、前記論理ビットがセットされている間の前記承認信号の応答とを不能にす る不能化手段を具えることを特徴とする。前記レジスタは、通過した要求信号が 前記パイプラインを経て承認される前に、新たな要求信号が処理されないことを 保証する。 本発明によるデータ処理回路の他の実施形態は、前記同期化回路が、前記要求 信号を受け、前記承認信号を返す受動接続部と、前記要求信号を通過させ、それ に応じて承認信号を受ける能動接続部と、第1および第2電源接続部とを具え、 前記承認信号が、前記電位を前記第1電源接続部における第1電源電位に切り替 え、前記要求信号が、前記電位を前記第2電源接続部における第2電源電位に切 り替え、前記同期化回路が、前記能動接続部における電位が前記第2電源電位に 引かれ、前記論理ビットがリセットされている間、前記第1電源接続部と前記受 動接続部との間に導電接続を確立する手段を具えることを特徴とする。結果とし て、前記回路は、極めて高速になる。 本発明によるデータ処理回路の他の実施形態において、複数のパイプラインを 前記導体に並列に接続する。このように、パイプラインの数を並列に制御するこ とができる。 本発明のこれらのおよび他の態様は、以下に記述する実施形態の参照によって 明らかになるであろう。 図において、 図1は、本発明によるデータ処理システム用パイプラインを示し、 図2は、パイプライン用ステージを示し、 図3は、同期化回路を示し、 図4は、図3の同期化回路を実現する回路の一実施形態を示し、 図4aは、図4に示す回路の一変形例を示し、 図5は、ソースを、接続部55、56を経て、複数のパイプライン51、52 、53、54に並列に結合した、本発明による回路を示し、 図6は、図5に示す回路において使用するパイプラインの第1ステージ60を 示し、 図7は、図5に示す回路において使用するパイプラインの最終ステージ用同期 化回路を示す。 図1は、本発明によるデータ処理システム用パイプラインを示す。前記パイプ ラインは、第1ステージ12に結合した入力結合部11を具える。図示したパイ プラインは、各々を、個々の結合部13、17を経て上位のステージに結合した 2つの次のステージ16、19も具える。もし望むなら、組み合わせ論理回路( 図示せず)を、前記ステージ間に接続してもよい。通常、前記ステージを、1つ の半導体基板上に1つに集積する。 第1ステージ12は、ラッチ12aおよび同期化回路10を具える。入力結合 部11は、ラッチ12aの入力部に結合したデータ接続部と、同期化回路10の 受動ハンドシェーク接続部Pに結合したハンドシェーク接続部とを具える。前記 パイプラインにおける次のステージ16に対する結合部13は、ラッチ12aの 出力部に結合したデータ接続部と、同期化回路10の能動ハンドシェーク接続部 Aに結合したハンドシェーク接続部とを具える。(以下の説明から明らかなよう に、“受動”および“能動”という呼称は、能動接続部は要求信号を発生するが 、受動接続部Pは要求信号を承認することを、明白に述べている。これは、同期 化回路10の種々のハンドシェーク接続を区別することを意図している。したが って、“受動”および“能動”という呼称は、慣例的な回路に用いられる意味を 有していない。)同期化回路10の能動ハンドシェーク接続Aを、ラッチ12a の制御入力部にも結合する。 同期化回路10は、同期化回路10の受動ハンドシェーク接続部Pと第1電源 接続部Vssとの間に結合したプルダウン回路102を具える。同期化回路10 は、同期化回路10の能動ハンドシェーク接続部Aと第2電源接続部Vddとの 間に結合したプルアップ回路106も具える。さらに、同期化回路10の受動ハ ンドシェーク接続部Pおよび能動ハンドシェーク接続部Aを、レジスタ104の セット入力部およびリセット入力部に、各々接続する。プルアップ回路106は 、同期化回路10の能動ハンドシェーク接続部Aに結合した入力部と、レジスタ 104の出力部に結合した制御入力部とを有する。 前記パイプラインの第2および第3ステージ16、19は、第1ステージ12 と同じ構造を有し、すなわち、同期化回路14、18とラッチ16a、19aと を具える。これらの同期化回路も同じ構造を有する。これを、同期化回路14に 関してのみ図示する。 動作中、データを、前記データ接続部を経て、ラッチ12aの入力部に与える 。ラッチ12aの制御入力部における信号は、前記ラッチを、“保持”モードお よび“透過”モード間で前後に切り替える。前記透過モードにおいて、ラッチ1 2aは、その入力部において受けたのと同じデータを出力する。ラッチ12aを “保持”モードに切り替えた場合、その瞬時においてデータの最終値を固定し、 出力部において出力する。“保持”モードにおいて、ラッチ12aは、このデー タの最終値を前記出力部に出力し続ける。 入力結合部11におけるデータが有効な場合、有効性を入力結合部11を経て 外部要求信号によって合図する。この要求信号に応じて、同期化回路10は、承 認信号を発生し、入力結合部11を経て応答し、結合部13における他の要求信 号を第2ステージ16に印加する。この他の要求信号も、ラッチ12aを前記保 持モードに切り替える。第2ステージ16から結合部13を経て他の承認信号を 受け取った後、ラッチ12aは前記透過モードに再び切り替わる。前記他の承認 信号を第2ステージ16からまだ受けていない間は、入力結合部11における新 たな要求信号は承認されず、前記第2ステージに対する他の要求信号は発生され ない。 もし望むなら、組み合わせ論理回路(図示せず)を、ステージ12、16、1 9間に挿入してもよい。このとき、前記データ接続部を、前記組み合わせ論理回 路を経て延在させる。この場合、遅延回路(図示せず)を前記同期化回路間に挿 入し、前記遅延回路は、対応する組み合わせ論理化回路の遅延に対応する遅延を 有するようにする。 このようにして、前記組み合わせ論理回路は、入力結合部11に連続的に与え られるデータ項目を処理する。図1のパイプラインは、種々のデータ項目の処理 の結果を、前記パイプラインの出力部における要求信号を基礎として、前記パイ プラインの終端において区別できるようにすることを保証する。前記出力部にお ける受け取りを、承認信号によって承認する。 データ項目が前記パイプラインにおいて処理されない場合、前記データ項目は 、遅れることなく前記パイプライン全体を通過することができる。より多くのデ ータ項目を処理するにつれて、ラッチが前記保持モードに保持され、要求信号が 即時に承認されないため、データ項目はより遅延する。この手順全体は、非同期 において、すなわち、前記ラッチを駆動する中心的なクロックなしに実現される 。 各々の要求信号を、前記ハンドシェーク入力部に接続した導体における電位レ ベルにおける個々の変化によって形成する。この電位変化は、前記電位レベルを 、第1電源接続部Vssのレベルから第2電源接続部Vddのレベルに切り替え る。各々の承認信号は、関係した先行する要求信号を受けた導体における逆の電 位変化を構成する。このように、ハンドシェーク(要求信号および関係する承認 信号)後、前記導体における電位レベルは、前記ハンドシェークの前に有効なレ ベルに戻る。 同期化回路10の動作は、受動ハンドシェーク接続部Pにおける電位と能動ハ ンドシェーク接続部における電位とが位置する電位レベル範囲に依存する。2つ の電位レベル範囲、すなわち、Vss範囲およびVdd範囲を区別することがで きる。Vss範囲は、第1電源接続部Vssの電位レベルと、第1および第2電 源接続部Vss、Vddの電位レベル間の範囲の隣接部分とを具える。Vdd範 囲は、第2電源接続部Vddの電位レベルと、第1および第2電源接続部Vss 、Vddの電位レベル間の範囲の隣接部分とを具える。Vdd範囲およびVss 範囲間に間隔があってもよい。 プルダウン回路102は、同期化回路10の能動ハンドシェーク接続部Aにお ける電位レベルがVdd範囲にあり、レジスタ104がリセット状態にある場合 、同期化回路10の受動ハンドシェーク接続部Pにおける電位レベルを、第1電 源接続部Vssの電位レベルに引く。プルダウン回路102は、前記レジスタが リセットされた同期化回路10の能動ハンドシェーク接続部Aにおいて要求信号 が発生された後、承認信号を発生する。 プルアップ回路106は、同期化回路10の受動ハンドシェーク接続部Pにお ける電位レベルがVdd範囲にあり、レジスタ104がリセットされた場合、同 期化回路10の受動ハンドシェーク接続部Pにおける電位レベルを第2電源接続 部Vddの電位レベルに引く。このように、プルアップ回路106は、前記レジ スタがリセットされた同期化回路10の受動ハンドシェーク接続部Pにおいて要 求信号が発生された後、要求信号を発生する。 レジスタ104は、リセットされた場合、同期化回路10が受動接続部P11 における要求信号を処理する準備ができたことを示すビットを格納する。レジス タ104は、同期化回路10の能動ハンドシェーク接続部Aにおける電位レベル がVss範囲にある場合、すなわち、前記能動接続部における要求信号が承認さ れた場合、リセットされる。レジスタ104は、同期化回路10の受動ハンドシ ェーク接続部Pにおける電位レベルがVss範囲にある場合、セットされる。セ ットおよびリセットが同時に生じた場合、リセットを優先する。レジスタ104 は、能動ハンドシェーク接続部Aにおける前の要求信号が承認される前に、同期 化回路10の受動ハンドシェーク接続部Pにおける要求信号の受け取りに応じて 、この信号が承認される、または、要求信号が能動ハンドシェーク接続部Aにお いて発生されることを防止する。 図2は、入力結合部21と、同期化回路20と、ラッチ21と、出力結合部2 3とを具える、パイプライン用ステージを示す。図2のステージは、多くの点に おいて図1の第1ステージに似ている。例えば、同期化回路20も、図1の対応 する回路と同様の機能を有する、プルダウン回路202と、レジスタ204と、 プルアップ回路206とを具える。主な違いは、承認出力部を具えるラッチを使 用する点である。図1とは反対に、同期化回路20の能動ハンドシェーク接続部 Aの代わりに、ラッチ22の承認出力部をレジスタ204のリセット入力部およ びプルダウン回路202に結合する。 動作中、ラッチ220は、保持から透過へのまたはその逆のモード変化が完了 するたびごとに、前記承認出力部における電位レベル変化を発生する。前記電位 がVdd範囲にある場合、保持モードへの変化が完了し、前記電位がVss範囲 にある場合、透過モードへの変化が完了する。 このように、図2の回路は、同期化回路20の受動ハンドシェーク接続部Pに おける要求信号が、ラッチ22の保持モードへのモード変化が完了する前に承認 されないことを保証する。これは、多数のビットを同時に並列に保持することが できる大きいラッチ22を使用する場合、明白に有利である。その場合、モード の切り替えに必要な時間は、比較的長くなる。図2の回路がない場合、問題が生 じるであろう。 図3は、図2の同期化回路20と同様の部品に加え、追加のプルアップ回路3 03および追加のプルダウン回路307を具える同期化回路を示す。追加のプル アップ回路303を、前記同期化回路の受動ハンドシェーク接続部Pと、第2電 源接続部Vddとの間に結合する。追加のプルアップ回路303の制御入力部を 、前記同期化回路の受動ハンドシェーク接続部Pおよびレジスタ304の各々に 、プルダウン回路302の制御入力部と共に結合する。追加のプルダウン回路3 07を、前記同期化回路の能動ハンドシェーク接続部Aと、第1電源接続部Vs sとの間に結合する。追加のプルダウン回路307の制御入力部を、前記同期化 回路の能動ハンドシェーク接続部Aおよびレジスタ304の各々に、プルアップ 回路306の制御入力部と共に結合する。 動作中、レジスタ304がセット状態にあり、受動接続部Pにおける電位がV dd範囲または僅かにより広い範囲(例えば、Vssに0.1Vより近い)にあ る場合、追加のプルアップ回路302は導通する。前記追加のプルアップ回路は 、要求信号後に、前記同期化回路の受動ハンドシェーク接続部Pにおける電位の レベルを、第2電源接続部における電位Vddのレベルにおいて保持するために 働く。このように、追加のプルアップ回路303は、前記同期化回路の受動ハン ドシェーク接続部Pに接続された導体における妨害パルスが、承認信号と混同す する恐れがある“疑似”電位レベル変化を引き起こさないことを保証する。追加 のプルアップ回路303は、前記回路の論理状態が、漏れ電流によって妨害され る恐れがないことも保証する。これらの危険は、前記要求信号が、レジスタ30 4かセットされているために延長された期間、承認されないままである場合、顕 著に存在する。 動作中、前記受動および能動接続部における電位の双方が、Vss範囲または 前記能動接続部に関しては僅かに広い範囲(例えば、Vddに0.1Vより近い )にある場合、追加のプルダウン回路307は導通する。追加のプルダウン回路 307は、前記同期化回路の能動ハンドシェーク接続部における電位のレベルを 、第1電源接続部Vssにおける電位のレベルに保持するために働く。このよう に、追加のプルダウン回路307は、前記同期化回路の能動ハンドシェーク接続 部Aに接続された導体における妨害パルスが、要求信号と混同する恐れがある“ 疑似”電位レベル変化を引き起こさないことを保証する。追加プルダウン回路3 07は、前記回路の論理状態が、漏れ電流によって妨害される恐れがないことも 保証する。これらの危険は、要求信号がまだ受動接続部Pにおいて受けられてい ないために延長された期間、要求信号が能動接続部Aにおいて期待できない場合 、顕著に存在する。 同様の機能を有する前記追加のプルアップ回路および追加のプルダウン回路を 、図1の同期化回路10において類似に含めることができる。 図4は、図3の同期化回路を実現する回路の一例を示す。この回路は、各々, 、受動接続部Pを制御し、前記レジスタを実現し、能動接続部Aを制御する、3 つの枝路41a−d、42a−cおよび43a−dを具える。 第1枝路41a−dは、電源接続部VddおよびVss間に接続した、第1お よび第2PMOSトランジスタ41a、bのチャネルの第1直列接続と、第1お よび第2NMOSトランジスタ41c、dのチャネルの第2直列接続とを連続し て具える。受動接続部Pを、前記第1および第2直列接続の接続点に接続する。 第2枝路42a−cは、電源接続部VddおよびVss間に接続した、第1お よび第2PMOSトランジスタ42a、bのチャネルの第3直列接続と、NMO Sトランジスタのチャネルとを連続して具える。 第3枝路43a−dは、電源接続部VddおよびVss間に接続した、第1お よび第2PMOSトランジスタ43a、bのチャネルの第4直列接続と、第1お よび第2NMOSトランジスタ43c、dのチャネルの第5直列接続とを連続し て具える。 受動接続部Pを、前記第1および第2直列接続の接続点に接続する。受動接続 部Pを、前記第3直列接続の第1PMOSトランジスタ42aのゲートにも接続 する。さらに、能動接続部A 40を、インバータ46を経て、前記第1および 第4直列接続の第1PMOSトランジスタ41a、43aのゲートと、前記第5 直列接続における第2NMOSトランジスタ43dのゲートとに接続する。 第2枝路42a−cにおける第3直列接続42a−bとNMOSトランジスタ 42cのチャネルとの間の接続点を、第4直列接続43a−bにおける第2PM OSトランジスタ43bのゲートに接続し、インバータを経て、第1枝路41a −dにおける第2PMOSトランジスタ41bおよび第1NMOSトランジスタ 41cのゲートに接続する。 能動接続部Aを、前記第4および第5直列接続の接続点に接続する。前記回路 は、入力部45も具える。入力部45を、図1に示す実施形態を採用した場合、 能動出力部44に接続する。図2に示す実施形態を採用する場合、能動接続部A をラッチ22に接続し、このラッチの応答信号を入力部45に印加する。 動作中、図4に示す回路は、受動接続部Pにおいて要求信号を受けると共に承 認し、要求信号を能動接続部Aに伝送し、この伝送した要求信号の承認信号を受 ける。第2枝路42a−cは、前記回路が受動接続部Pにおける次の要求信号を 処理する準備ができているかどうかを示すビットを格納する動的レジスタとして 作用する。前記回路を、前記第2枝路における接続点の電位がロウ(Vssにお ける)である場合、すなわち、前記レジスタがリセット状態にある場合、準備が できているとみなす。 前記要求信号は、受動接続部PにおけるVssからVddへの電位の変化から 成る。 前記第3枝路における第4直列接続は、レジスタ42a−cが、前記回路が第 2枝路42a−cにおける第3直列接続42a、bとNMOSトランジスタ42 cとの間の接続部における電位をロウにする準備ができていることを示すのに応 じて、能動接続部Aにおける同様の変化を発生する働きをする。 第2直列接続41c−dは、受動接続部Pにおける要求信号を、入力部45に おける電位(ある実施形態における能動出力部44における電位に等しい)がハ イになり、レジスタ42a−cが、前記回路が要求信号を処理する準備ができた ことを再び示すとすぐ、この出力部においてVddからVssへの変化を発生す ることによって承認する。 第3直列接続42a、bは、承認の目的のために、受動接続部Pにおける電位 が再びロウになった場合、入力部45における電位が再びロウにならない間は、 レジスタ42a、cをセットする働きをする。したがって、第2枝路42a−c の接続点における電位はハイになる。 前記第2枝路におけるNMOSトランジスタ42cは、入力部45における電 位がロウになり、能動接続部Aにおける要求信号が処理されたことを表すとすぐ 、レジスタ42a、cをリセットする働きをする。このとき、第2枝路42a− cにおける接続点における電位は再びロウになる。 第1直列接続41a、bは、受動接続部Pにおける電位を、要求信号によって ハイにされた後、レジスタ42a、cが、前記回路が前記要求信号を処理する準 備がまだできていないことを示す間、ハイに保持する働きをする。これは、前記 回路のでこぼこさを増すが、論理機能を必要としない。 第5直列接続部43c、dは、能動接続部Aにおける電位を、承認信号によっ てロウにされた後、新たな要求信号が受動接続部Pにおいて受けられない間、ロ ウに保持する働きをする。これは、前記回路のでこぼこさを増すが、論理機能を 必要としない。 このように、第1直列接続41a、bおよび第5直列接続43c、dは、各々 、追加のプルアップ回路303および追加のプルアップ回路307として働く。 前記回路のでこぼこさに関して、要求信号に応じて、追加のプルアップ回路30 3が、前記要求信号を発生するプルアップ回路が非導通になる前に、導通する場 合も有利である。さらに、前記回路のでこぼこさに関して、承認信号の受け取り に応じて、追加のプルアップ回路307が、前記承認信号を発生するプルアップ 回路が非導通になる前に、導通する場合も有利である。このように、前記変化の 間、前記プルダウン回路が前記追加のプルダウン回路と簡単に導通するか、前記 プルアップ回路が前記追加のプルアップ回路と簡単に導通するため、前記電位が 電位変化の途中で浮動する恐れがないことが保証される。 この目的のために、第1直列接続41a、bにおけるPMOSトランジスタ4 1aのターンオンを制御するインバータ46のしきい値電位を、能動接続部Aに おける要求信号の発生後に、第4直列接続43a、bのターンオフを制御するイ ンバータ47のしきい値電位より低くなるように選択する。前記しきい値電圧間 の差を、例えば、0.1Vまたはそれ以上にする。受動接続部Pにおける要求信 号を、図4に示す種類の回路によって発生するとすると、意図する結果は、要求 信号の受け取りに応じて、追加のプルアップ回路303が、前記注意信号を発生 するプルアップ回路が非導通になる前に、導通することである。 インバータ46、47のしきい値電位のこの選択は、他の電位変化に関しても 、追加のプルアップ回路303および追加のプルダウン回路307が、前記対応 するプルアップ回路およびプルダウン回路と各々協働して、前記接続部における 電位を簡単に制御するという結果を有する。 図4において、これは、すべての状況におけるすべての電位変化に対しては保 たれない。レジスタ42a−dがセットされていない場合、受動接続部Pにおけ る電位がハイになっても、明らかに、前記第1直列接続は導通しない。さらに、 受動接続部Pにおける電位がハイの場合、前記能動接続部ラインにおける電位が ロウになっても、第5直列接続43c、dは導通しない。 図4aは、同じ数のステップを選択して、これらの状況においても接続部40 、44の制御が引き継がれることを保証する、図4の回路の変形例を示す。前記 第1ステップは、第1直列接続41a、bにおいて他のPMOSトランジスタ4 10を含む。他のトランジスタ410を、そのドレインおよびソースが第2PM OSトランジスタ41bのドレインおよびソースに各々接続されるように配置す る。他のPMOSトランジスタ410のゲートを、入力部45に接続する。結果 として、レジスタ42a−cがセットされていないが、入力部45における電位 がロウである場合も、前記第1直列接続は導通する。したがって、受動接続部P 44が、要求信号および前記レジスタの状態の論理“OR”後に前記電位であり 、入力部45における信号の逆が“真”である場合、プルアップが起こる。結果 として、受動接続部Pにおける電位は、要求信号の後すぐに、前記回路がこの信 号を処理する準備ができているか否かにかかわらず、常にプルアップされる。 前記第2ステップは、第5直列接続43c、dに(好適だが必然ではなく、他 のPMOSトランジスタと組み合わせて)他のNMOSトランジスタ430を含 む。他のNMOSトランジスタ430のドレインおよびソースを、第2NMOS トランジスタ43dのドレインおよびソースに各々接続する。前記他のNMOS トランジスタのゲートを、第2枝路42a−cにおける第3直列接続42a、b とNMOSトランジスタ42cとの接続点に接続する。したがって、能動接続部 Aが、承認信号および前記レジスタの状態の論理“OR”後の電位を伝え、受動 接続部Pにおける信号の逆が“真”である場合、プルダウンが起こる。このよう に、第5直列接続43c、dは、承認信号後すぐに、要求信号が受動接続部Pに おいて存在するか否かにかかわらず、常にプルダウンされる。 さらに、前記第2枝路における受動接続部Pと第1PMOSトランジスタ42 aとの間の接続部49において、第2枝路42a−cにおけるPMOSトランジ スタ42aを、受動接続部Pにおける電位がしきい値電位より下に低下した後に のみターンオンするしきい値回路490を挿入する。このPMOSトランジスタ がターンオンすると、(入力部45における電位がハイだとして)前記レジスタ がセットされる。したがって、インバータ48を経て、第2直列接続部41c、 dはスイッチオフされる。これは、前記承認信号の発生を完成する。 前記承認信号を、前記パイプラインにおいて上位のステージの一部を形成し、 一般的に図3に示すのと同じ構造を有する他の同期化回路によって受ける。しき い値回路490のしきい値電位を、前記他の同期化回路におけるプルダウン回路 43c、dが活性化する電位より低くなるように適切に選択する。結果として、 前記同期化回路は、受動接続部Pにおける電位を、前記他の同期化回路がすでに この電位をVddの電位に引きはじめた後にのみ、浮動させる。 しきい値回路490を、例えば、2つのインバータの直列接続によって、すで にあるインバータ46をその第1インバータとして適切に使用して実現する。し きい値回路490の存在は、前記信号が最初に前記しきい値回路を通過しなけれ ばならないため、前記同期化回路を僅かにより遅くする。 明らかに、前記同期化回路の所望の機能を、他の論理回路によって実現するこ ともできる。例えば、レジスタ42a−cを、静的フリップフロップに置き換え てもよい。前記同期化回路が、前記レジスタが、前記同期化回路がこの目的に対 して準備できていることを示す場合、受動接続部Pにおける電位レベル変化と、 能動接続部Aにおける電位変化とに応じて、受動接続部Pにおいて逆の電位変化 を発生することだけが必須である。これらの信号の発生後、前記同期化回路は、 能動接続部Aにおける電位において逆の変化が生じるまで、これらの信号を発生 する準備をしない。これを、前記レジスタによって保持する。 しかしながら、図3および4に示す本発明の実施形態は、これらの機能の極め て高速な実現を提供する。 図5は、ソースを複数のパイプライン51、52、53、54に接続部55、 56を経て並列に結合した、本発明による回路を示す。これらの出力部において 、パイプライン51、52、53、54を、共通受信機58およびアービタ59 に並列に接続する。 動作中、ソース50は、要求信号およびデータ/アドレスをパイプライン51 、52、53、54にそのたびごとに伝送する。前記供給信号は、導体55にお ける電位変化である。各々のパイプライン51、52、53、54は、前記アド レスを受け、このアドレスが関連したパイプラインを選択するかどうかを検知す る。選択されたパイプライン51、52、53、54は、前記データを受け、そ の結果として、導体55における電位を前記要求信号の直前に有効な電位レベル に戻すことによって、前記要求信号を承認する。したがって、別のパイプライン は、前記アドレスに応じてデータを受けることができる。 しかしながら、接続部55、56を使用して、多数のパイプライン51、52 、53、54を共通ソース50に並列に結合する構成は、パイプラインに限定さ れず、他の回路も(または排他的に)、接続部55、56に並列に接続してもよ く、選択された場合、前記データを受け、前記要求信号を承認してもよい。 図6は、図5に示す回路において使用するパイプラインの第1ステージ60を 示す。第1ステージ60は、同期化回路61と、ラッチ62と、デコーダ63と を具える。ラッチ62およびアドレスデコーダ63は、前記データ/アドレスを 受ける。アドレスデコーダ63は、同期化回路61におけるANDゲート64の 第1入力部に結合したイネーブル信号用出力部を具える。残りに関して、ラッチ 62と前記同期化回路との間の接続は、図1に示す接続に対応する。しかしなが ら、これは必須ではなく、図2の構成をこの場合に使用することもできる。 一般的に言って、同期化回路61は、図3に示すものと類似している。図3と の違いは、受動接続部PをANDゲート64の第2入力部に結合したことにある 。前記ANDゲートの出力部を、受動接続部Pのプルダウン回路303と、能動 接続部Aのプルアップ回路306と、能動接続部Aのプルダウン回路307とに 結合する。受動接続部Pを、レジスタ304のセット入力部に結合し、ANDゲ ート64をバイパスする。 アドレスおよび要求信号を、接続部56、55において動作中に発生する。前 記要求信号を、前記アドレスが利用可能になった後に発生し、前記アドレスを、 前記要求信号が承認されるまで変更しない。デコーダ63は、前記アドレスをデ コードし、前記アドレスが関係するステージを選択するかどうかを検知する。選 択する場合、デコーダ63は、イネーブル信号を同期化回路61に印加する。 上述したようなアドレスによる選択の代わりに、選択を、異なった方法、例え ば、連続する要求信号に対して次のパイプライン51、52、53、54をその たびごとに選択し、この動作を周期的に繰り返すことによって実現することもで きる。前記アドレスをデコードし、イネーブル信号を種々のパイプラインに印加 する中央選択ユニットを使用することもできる。 前記イネーブル信号がある場合、同期化回路61は、図3の参照と共に記述し たように正確に動作する。 前記イネーブル信号がない場合、同期化回路61は、入ってくる要求信号を受 け取らず、その場合において、受動接続部Pにおける要求信号に応じて、要求信 号を能動接続部Aにおいて発生せず、承認信号を受動接続部Pにおいて発生せず 、受動接続部Pの電位をハイに保持しない。 しかしながら、前記イネーブル信号がない場合、同期化回路61は、能動接続 部Aに到達する承認信号を処理し、前記承認信号後、レジスタ64をリセットし 、能動接続部Aにおける電位をロウに保持する。能動接続部Aにおける要求信号 の発生後、レジスタ64もセットされる。 明らかに、ANDゲート64の論理機能を、他の方法、例えば、図4において 、受動接続部Pによって制御されるトランジスタ41a、43a、43dに各々 のトランジスタを追加し、前記追加のトランジスタのゲートを前記イネーブル信 号によって制御することによって実現することもできる。例えば、そのたびごと に、前記追加のPMOSトランジスタを、第1枝路41a−dにおけるPMOS トランジスタ41aのチャネルに直列に接続し、前記第3枝路におけるPMOS トランジスタ43aのチャネルに直列に接続し、追加のNMOSトランジスタを 接続することができる第3枝路43a−dにおけるNMOSトランジスタ43d のチャネルと並列に接続することができる。前記追加のトランジスタのゲートを 、逆の前記イネーブル信号によって制御する。 パイプライン51、52、53、54以外の回路を接続部55、56に並列に 接続した場合、明らかに、これらの回路も、関連した回路が選択されていない場 合、前記接続部における要求信号の受け取りを阻止するように配置すべきである 。他方では、選択がないときに内部動作を抑制する必要はなく、すなわち、これ らが選択されていない場合でも、これらの回路は、該回路の選択された状態にお いて到達しているデータおよびアドレスを処理し続けてもよい。 図5は、共通受信機58も示す。動作中、アービタ59は、そのたびごとに、 前記パイプラインの1つを受信機58に対するデータの伝送に対して選択する。 選択されたパイプラインは、受信機58に対して要求信号およびデータを発生す る。このとき、選択されないパイプラインは、データラインを三状態モードにお いて動作する。前記要求信号は、前記パイプラインおよび受信機58に相互接続 する導体57における電位変化である。受信機58は、前記データを受け、その 結果として、前記要求信号を、導体57における電位を前記要求信号の直前に有 効な電位レベルに戻すことによって承認する。このように、例えば、異なったパ イプラインが、データを前記受信機に交互に送信することができる。 しかしながら、多数のパイプライン51、52、53、54を並列に共通受信 機58に結合する接続部を使用する構成は、パイプラインに限定されず、他の回 路を、接続部に並列に接続することができ、選択に応じてデータを伝送し、要求 信号を発生することができる。 例えば、前記アービタは、種々のパイプラインを交互に選択することができる 。前記パイプラインを、ソース50の側においても交互に選択する場合、データ レート低減回路が得られ、前記パイプラインにおけるデータレートは、接続部5 6におけるデータレートの一部となる。他の機構、例えば、種々のパイプライン 間の接続機構を、調停に使用することができる。これらの場合において、前記パ イプラインは、それら自体の間での調停を、外部アービタを必要とすることなく 決定することができる。 図7は、図5に示す回路において使用するパイプラインの最終ステージ用同期 化回路を示す。 一般的に言って、前記同期化回路は、図6に示すのと同様である。図6との違 いは、能動接続部Aの代わりに、イネーブル入力部を前記レジスタのリセット入 力部に結合したことである。前記イネーブル入力部を、さらに、インバータを経 て、ANDゲート64の第1入力部に結合する。 動作中、前記同期化回路は、前記イネーブル入力部において、前記アービタか ら反転イネーブル信号を受ける。前記反転イネーブル信号を、前記能動入力部に おける電位が(承認信号の後)ロウになった瞬時において発生し、この電位が、 要求信号および関係する承認信号の後に再びロウに成った後にのみ除去する。 前記同期化回路の動作は、実際的に、図6の参照と共に記述したのと同様であ る。前記アービタが前記同期化回路を選択する場合のみ、要求信号を能動接続部 Aにおいて受動接続部Pにおける要求信号に応じて発生することができる。しか しながら、能動接続部Aにおけるこの要求信号が承認された場合、レジスタ30 4は、すぐにはリセットしない。結果として、受動接続部Pにおける新たな要求 信号を処理することができない。前記アービタが前記イネーブル信号を除去した 後にのみ、レジスタ304はリセットされる。したがって、受動接続部Pからの 他の要求信号も許容することができない。このように、イネーブル信号ごとに1 つのハンドシェークのみが、能動接続部Aにおいて行われる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.連続するステージのパイプラインを具え、前記ステージの各々をデータ保持 モードおよびデータ透過モード間で切り替えることができ、前記ステージを、前 記パイプラインを通じてデータの伝送およびハンドシェークするための結合部に よってカスケードに結合し、各々のハンドシェークが要求信号および承認信号を 具え、各々の連続するステージが、前記データ透過モードにあるか、前記データ 透過モードになるとすぐ、要求信号を受け取った後、承認信号を返し、前記要求 信号を前記パイプラインを通じて伝送し、前記各々のステージを、前記要求信号 の通過に応じて前記データ保持モードに切り替え、前記返された承認信号の受け 取りに応じて前記データ透過モードに切り替える、データ処理システムにおいて 、同期化回路を配置し、前記結合部の少なくとも1つにおける前記要求信号およ び承認信号を、全く同一の導体における電位のレベルにおける互いに逆の変化と して交換することを特徴とするデータ処理システム。 2.請求の範囲1に記載のデータ処理システムにおいて、前記各々のステージが ラッチを具え、このラッチを経て前記データの伝送を行い、前記ステージが前記 要求信号を伝える前記導体を、前記ラッチの保持/透過制御入力部に結合したこ とを特徴とするデータ処理システム。 3.請求の範囲2に記載のデータ処理システムにおいて、前記ラッチが、前記ラ ッチによるモード切り替えを承認する承認出力部を具え、前記ステージを、前記 モード切り替えの承認の受け取り後にのみ前記要求信号を承認するように配置し たことを特徴とするデータ処理システム。 4.請求の範囲1ないし3のいずれか1つに記載のデータ処理システムにおいて 、前記同期化回路が、レジスタと、前記承認信号の応答に応じて前記レジスタに おける論理ビットをセットし、前記パイプラインからの他の承認信号の受け取り に応じて関連した論理ビットをリセットするセットおよびリセット手段とを具え 、前記要求信号の通過に応じて、前記セットに関する優先権をリセットし、前記 同期化回路が、前記要求信号の通過と、前記論理ビットがセットされている間の 前記承認信号の応答とを不能にする不能化手段を具えることを特徴 とするデータ処理システム。 5.請求の範囲4に記載のデータ処理システムにおいて、前記同期化回路が、前 記要求信号を受け、前記承認信号を返す受動接続部と、前記要求信号を通過させ 、それに応じて承認信号を受ける能動接続部と、第1および第2電源接続部とを 具え、前記承認信号が、前記電位を前記第1電源接続部における第1電源電位に 切り替え、前記要求信号が、前記電位を前記第2電源接続部における第2電源電 位に切り替え、前記同期化回路が、前記能動接続部における電位が前記第2電源 電位に引かれ、前記論理ビットがリセットされている間、前記第1電源接続部と 前記受動接続部との間に導電接続を確立する手段を具えることを特徴とするデー タ処理システム。 6.請求の範囲5に記載のデータ処理システムにおいて、前記受動接続部におけ る電位が前記第2電源電位に引かれ、前記論理ビットがセット状態にある場合、 前記受動接続部と前記第2電源接続部との間の第1の他の導電接続を確立する要 求保持手段を具えることを特徴とするデータ処理システム。 7.請求の範囲6に記載のデータ処理システムにおいて、前記要求保持手段を、 前記受動接続部における電位がしきい値電位を越えたらすぐに前記第1の他の導 電接続を確立するように配置し、前記セット手段およびリセット手段を、前記能 動接続部における電位が他のしきい値を越えた場合、前記レジスタのリセットを 停止するように配置し、前記しきい値を、前記他のしきい値より前記第1電源電 位に近く位置させたことを特徴とするデータ処理システム。 8.請求の範囲7に記載のデータ処理システムにおいて、前記要求処理手段を、 前記能動接続部における電位が前記第2電源電位に引かれ、前記受動接続部にお ける電位が前記第2電源電位に引かれた場合も、前記第1の他の導電接続を確立 するように配置したことを特徴とするデータ処理システム。 9.請求の範囲5、6、7または8に記載のデータ処理システムにおいて、前記 能動接続部における電位が前記第1電源電位に引かれ、前記受動接続部における 電位が前記第2電源電位に引かれた場合、前記能動接続部と前記第1電源接続部 との間の第2の他の導電接続を確立する承認保持手段を具えることを特徴とする データ処理システム。 10.請求の範囲9に記載のデータ処理システムにおいて、前記承認保持手段を 、前記能動接続部における電位がしきい値電位を越えたらすぐに前記第2の他の 導電接続を確立するように配置し、前記セット手段およびリセット手段を、前記 受動接続部における電位が他のしきい値を越えた場合、前記レジスタをセットす るように配置し、前記しきい値を、前記他のしきい値より前記第1電源電位に近 く位置させたことを特徴とするデータ処理システム。 11.請求の範囲10に記載のデータ処理システムにおいて、前記承認保持回路 を、前記能動接続部における電位が前記第1電源電位に引かれ、前記論理ビット がセット状態にある場合も、前記能動接続部と前記第1電源接続部との間の第2 の他の導電接続を確立するように配置したことを特徴とするデータ処理システム 。 12.請求の範囲1ないし10のいずれか1つに記載のデータ処理システムにお いて、複数のパイプラインを前記導体に並列に接続したことを特徴とするデータ 処理システム。
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