JPH0144985Y2 - - Google Patents

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JPH0144985Y2
JPH0144985Y2 JP1984184261U JP18426184U JPH0144985Y2 JP H0144985 Y2 JPH0144985 Y2 JP H0144985Y2 JP 1984184261 U JP1984184261 U JP 1984184261U JP 18426184 U JP18426184 U JP 18426184U JP H0144985 Y2 JPH0144985 Y2 JP H0144985Y2
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JP
Japan
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fan
casing
heat exchange
coil
front cover
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JP1984184261U
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JPS6198917U (ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は空気調和に使用するフアンコイルユニ
ツトの構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のフアンコイルユニツトは、床置き型のも
のを例としてその代表的例を挙げると、第7図に
示すように、ケーシング本体1の内部にフアン2
と熱交換コイル3とを収納するものであるが、吹
出口6をケーシング本体1の上部の手前に位置さ
せる関係上、熱交換コイル3の吸込面は背面とな
るものが多かつた。またフアン2は簡単には分解
できないものであつた。そしてフイルター5はフ
アン動力の低下を避けるために圧損の少ない低効
率のものが使用されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような低効率のフイルターを使用するフア
ンコイルユニツトにおいては、フイルターで除去
しきれない塵埃が熱交換コイルの表面やフアンの
翼やケーシングに付着することが多い。熱交換コ
イルやフアンに塵埃が付着するとフアンコイルユ
ニツトの能力低下を招くと共に臭気発生の原因と
もなる。しかし、従来のフアンコイルユニツトは
既述のように熱交換コイルの空気吸込面が背面に
存在することが多く、この吸込面の前方(ケーシ
ング本体裏側)に取外し可能な蓋7(第7図)を
設けておいても本体が建物の壁に近接して設置さ
れるのが通常であるから、この熱交換コイルの吸
込面の清掃は簡単にはできなかつた。すなわちこ
の清掃を実施するには本体を壁面から離すことが
必要となり、これには配管を切り離さねばならず
素人では無理があつた。フアンの翼やケーシング
内側に付着する塵埃に至つては一層その清掃が困
難であり、これを行うとしても小さなフアン吸込
口からしか清掃ができなかつた。本考案はこのよ
うな問題点を解決しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記のような問題点を解決するために、本考案
のフアンコイルユニツトは、上面に空気吹出口
を、そして前面に取外し可能な前面蓋を備えたケ
ーシング本体の内部に、吐出口を上に向けたフア
ンと、このフアンの吐出口の上方において空気吸
込面を該前面蓋の方に向けて熱交換コイルを斜め
に配置してなる床置き型フアンコイルユニツトに
おいて、該熱交換コイルの最下端より下方にドレ
ンパンを配置すると共に、このドレンパンとコイ
ルの上端との間に、該前面蓋を外せば外部より取
外し可能な気流案内用の蓋を取付け、そして、フ
アン翼を取り囲む箱状のフアンケーシングとフア
ン翼の側方に位置する平板状のフアンケーシング
とを、該前面蓋を外せば外部より取外し可能にボ
ルトとナツトで接合したことを特徴とする。
〔実施例〕
第1図〜第6図に従つて本考案を具体的に説明
すると、第1図は本考案のフアンコイルユニツト
の全体断面を示したものであり、熱交換コイル3
の空気吸込面はケーシング本体1の前面に向くよ
うに設置されている。このため、熱交換コイル3
を通過した空気はケーシング本体1の背面側を流
れることになるが、この背面流を空気吹出口6に
向けて整流するための整流板8が取付けてある。
ケーシング本体1の前面の前面蓋9は取外しが可
能であり、これは内部の点検用に使用される。そ
してこの前面蓋9と熱交換コイル3との間には取
外し可能な蓋4が設けてある。この蓋4はフアン
2の吐出流を熱交換コイル3に導く案内板として
機能するものであるが、この蓋4は、第2図の拡
大図に示すように、ドレンパン10の立上り縁に
その下端が、また熱交換コイル3の上縁にその上
端がビス11で止められており、ケーシング本体
1の前面蓋9を外すと、このビス11を自由に取
外しができるので、この蓋4を取り外すことがで
き、これによつて熱交換コイル3の空気吸込面が
露出しその清掃が簡単にできる。
一方、フアン2は、第3図および第4図に示す
ように、フアン翼12がケーシングAとケーシン
グBとからなるフアンケーシングの中に回転可能
に収められ、且つこのフアン翼12がモーター1
4に接続される。ケーシングAはカウリング部を
もつ平板状であり、これは機体に固定される。ま
たケーシングBはカウリング部をもつと共にフア
ン翼12を覆う箱状であり、これは、ケーシング
Aに対してネジ止めされる。第5図はこのネジ止
め部13の位置を示している。また、第6図はこ
のネジ止め部13の拡大図であり、図示のよう
に、このネジ止めは、ボルト15と蝶ナツト16
によつてケーシングAにケーシングBの端部をパ
ツキン17を介して接続する。蝶ナツト16はケ
ーシング本体1の前面蓋9を取り外すと露出する
ので、これをボルト15から外すと、ケーシング
BがケーシングAから取り外すことができ、これ
によつて、フアン翼12およびケーシングBの内
部が簡単に清掃できることになる。
このようにして、本考案のフアンコイルユニツ
トは、第1図のように、建物の壁面近くに設置さ
れても、本体を設置位置のままにセツトした状態
で、その前面から熱交換コイル3とフアン内部の
清掃が簡単にできるので、この種のフアンコイル
ユニツトにおいて従来どうり低効率のフイルター
を使用したとしても、空調能力低下の問題を簡便
に解決したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフアンコイルユニツトの略断
面図、第2図は第1図の蓋4の部分拡大図、第3
図はフアンの断面図、第4図はフアンケーシング
Bを取り外した状態のフアンの断面図、第5図は
フアンの側面図、第6図は第3図のネジ止め部の
拡大断面図、第7図は従来のフアンコイルユニツ
トの代表例を示す略断面図である。 1……ケーシング本体、2……フアン、3……
熱交換コイル、4……取外し可能な蓋、5……フ
イルター、6……空気吹出口、9……前面蓋、1
0……ドレンパン、12……フアン翼、13……
ネジ止め部、14……モーター、15……ボル
ト、16……蝶ナツト、17……パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に空気吹出口6を、そして前面に取外し可
    能な前面蓋9を備えたケーシング本体の内部に、
    吐出口を上に向けたフアン2と、このフアン2の
    吐出口の上方において空気吸込面を該前面蓋9の
    方に向けて熱交換コイル3を斜めに配置してなる
    床置き型フアンコイルユニツトにおいて、該熱交
    換コイル3の最下端より下方にドレンパン10を
    配置すると共に、このドレンパン10とコイル3
    の上端との間に、該前面蓋9を外せば外部より取
    外し可能な気流案内用の蓋4を取付け、そして、
    フアン翼12を取り囲む箱状のフアンケーシング
    Aとフアン翼12の側方に位置する平板状のフア
    ンケーシングBとを、該前面蓋9を外せば外部よ
    り取外し可能にボルトとナツトで接合したことを
    特徴とするフアンコイルユニツト。
JP1984184261U 1984-12-06 1984-12-06 Expired JPH0144985Y2 (ja)

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JP1984184261U JPH0144985Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

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JP1984184261U JPH0144985Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

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JPS6198917U JPS6198917U (ja) 1986-06-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6071185B2 (ja) * 2011-10-31 2017-02-01 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機及び空気調和機における送風機構の取り外し方法

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JPS4325710Y1 (ja) * 1966-01-26 1968-10-28

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JPS4325710Y1 (ja) * 1966-01-26 1968-10-28

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