JPH0144844Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0144844Y2 JPH0144844Y2 JP1984034068U JP3406884U JPH0144844Y2 JP H0144844 Y2 JPH0144844 Y2 JP H0144844Y2 JP 1984034068 U JP1984034068 U JP 1984034068U JP 3406884 U JP3406884 U JP 3406884U JP H0144844 Y2 JPH0144844 Y2 JP H0144844Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- clutch
- control valve
- accumulator
- shift control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は油圧により変速制御される変速機の
油圧回路に関する。
油圧回路に関する。
従来技術
従来1速段にフイーリングタイムの長い回転ク
ラツチを使用した変速機の油圧回路として、第1
図に示すように2速段クラツチaとこれを制御す
る変速制御弁bの間を接続する管路cの途中にア
キユムレータを設けたものが公知である。
ラツチを使用した変速機の油圧回路として、第1
図に示すように2速段クラツチaとこれを制御す
る変速制御弁bの間を接続する管路cの途中にア
キユムレータを設けたものが公知である。
上記油圧回路では、2速段より1速段へ変速す
る際、1速段長いフイーリングタイム(第2図
A)を上記アキユムレータdの効果(第2図)B
により吸収して、シヨツクを発生することなく、
2速段から1速段への変速を可能にしている。し
かし上記油圧回路では2速段から3速段へ変速す
る場合にも第3図に示すようにアキユムレータd
の効果Bが働くため、斜線部分において2速段の
クラツチaと3速段のクラツチeが同時に係合さ
れてしまう不具合があつた。
る際、1速段長いフイーリングタイム(第2図
A)を上記アキユムレータdの効果(第2図)B
により吸収して、シヨツクを発生することなく、
2速段から1速段への変速を可能にしている。し
かし上記油圧回路では2速段から3速段へ変速す
る場合にも第3図に示すようにアキユムレータd
の効果Bが働くため、斜線部分において2速段の
クラツチaと3速段のクラツチeが同時に係合さ
れてしまう不具合があつた。
考案の目的
この考案は上記不具合を改善する目的でなされ
たもので、異なる変速段のクラツチが同時に係合
されるのを防止した油圧作動式変速機の油圧回路
を提供して、信頼性の向上を図ろうとするもので
ある。
たもので、異なる変速段のクラツチが同時に係合
されるのを防止した油圧作動式変速機の油圧回路
を提供して、信頼性の向上を図ろうとするもので
ある。
考案の構成
2速段クラツチと、これを制御する変速制御弁
の間を接続する管路の途中に設けたアキユムレー
タ内の油圧を、2速段より3速段へ変速した際3
速段の変速制御弁を介してドレンさせることによ
り、2速段のクラツチと3速段のクラツチが2重
に係合するのを防止した油圧作動式変速機の油圧
回路。
の間を接続する管路の途中に設けたアキユムレー
タ内の油圧を、2速段より3速段へ変速した際3
速段の変速制御弁を介してドレンさせることによ
り、2速段のクラツチと3速段のクラツチが2重
に係合するのを防止した油圧作動式変速機の油圧
回路。
実施例
この考案の一実施例を第2図に示す図面を参照
して詳述すると、図において1は図示しない自動
変速機に設けられたクラツチ群で、Rは後進クラ
ツチ、Fは前進クラツチ、は1速段、は2速
段、は3速段、は4速段クラツチをそれぞれ
示す。また上記クラツチ群1には各クラツチ毎に
設けられた変速制御弁2を介して油圧ポンプ3よ
りクラツチ油圧が供給できるようになつている。
上記変速制御弁はパイロツト制御弁であつて、パ
イロツト回路4より両端側に常時パイロツト圧が
供給され、かつ一端側に設けられたリターンばね
2aによりポジシヨン21に保持されていると共
に、リターンばね2a側のパイロツト管路4aは
各変速制御弁2毎に設けられた電磁弁5に接続さ
れていて、この電磁弁5をオンすると、上記パイ
ロツト管路4aのパイロツト圧がドレンされて、
変速制御弁2がポジシヨン21より22へ切換えら
れるようになつている。
して詳述すると、図において1は図示しない自動
変速機に設けられたクラツチ群で、Rは後進クラ
ツチ、Fは前進クラツチ、は1速段、は2速
段、は3速段、は4速段クラツチをそれぞれ
示す。また上記クラツチ群1には各クラツチ毎に
設けられた変速制御弁2を介して油圧ポンプ3よ
りクラツチ油圧が供給できるようになつている。
上記変速制御弁はパイロツト制御弁であつて、パ
イロツト回路4より両端側に常時パイロツト圧が
供給され、かつ一端側に設けられたリターンばね
2aによりポジシヨン21に保持されていると共
に、リターンばね2a側のパイロツト管路4aは
各変速制御弁2毎に設けられた電磁弁5に接続さ
れていて、この電磁弁5をオンすると、上記パイ
ロツト管路4aのパイロツト圧がドレンされて、
変速制御弁2がポジシヨン21より22へ切換えら
れるようになつている。
一方2速段のクラツチと変速制御弁2の間を
接続する管路6の途中には絞り弁7が設けられて
いると共に、この絞り弁7と2速段クラツチの
間により2路の管路61,62が分岐され、一方の
管路61にはアキユムレータ8が接続されている。
また他方のバイパス管路62は3速段のクラツチ
を制御する変速制御弁2に接続されていて、こ
の変速制御弁2がポポジシヨン21よりポジシヨ
ン22へ切換えられることにより、アキユムレー
タ8内の油圧がパイパス管路62を経てタンクへ
ドレンされるようになつている。
接続する管路6の途中には絞り弁7が設けられて
いると共に、この絞り弁7と2速段クラツチの
間により2路の管路61,62が分岐され、一方の
管路61にはアキユムレータ8が接続されている。
また他方のバイパス管路62は3速段のクラツチ
を制御する変速制御弁2に接続されていて、こ
の変速制御弁2がポポジシヨン21よりポジシヨ
ン22へ切換えられることにより、アキユムレー
タ8内の油圧がパイパス管路62を経てタンクへ
ドレンされるようになつている。
考案の効果
この考案は以上詳述したようになるから、2速
段から1速段へ変速する場合、1速段のフイーリ
ングタイムAが長くても、第5図に示すようにア
キユムレータ8の効果Bが働いて、従来と同様シ
ヨツクなく変速が行なえると共に、2速段より3
速段へ変速する場合は、3速段のクラツチを制
御する変速制御弁2をポジシヨン21よりポジシ
ヨン22へ入れると同時に、アキユムレータ8内
の油圧がバイパス管路62を経てタンクへドレン
されるため、第6図に示すようにアキユムレータ
8の効果によるクラツチの2重係合は発生しな
い。これによつてクラツチを不必要に摩耗させる
虞れがなくなるなど、クラツチの耐久性が改善さ
れると共に、信頼性も向上する。
段から1速段へ変速する場合、1速段のフイーリ
ングタイムAが長くても、第5図に示すようにア
キユムレータ8の効果Bが働いて、従来と同様シ
ヨツクなく変速が行なえると共に、2速段より3
速段へ変速する場合は、3速段のクラツチを制
御する変速制御弁2をポジシヨン21よりポジシ
ヨン22へ入れると同時に、アキユムレータ8内
の油圧がバイパス管路62を経てタンクへドレン
されるため、第6図に示すようにアキユムレータ
8の効果によるクラツチの2重係合は発生しな
い。これによつてクラツチを不必要に摩耗させる
虞れがなくなるなど、クラツチの耐久性が改善さ
れると共に、信頼性も向上する。
第1図ないし第3図は従来の油圧回路の説明
図、第4図はこの考案の一実施例になる油圧回路
の回路図、第5図及び第6図は同作用説明図であ
る。 1はクラツチ群、2は変速制御弁、8はアキユ
ムレータ。
図、第4図はこの考案の一実施例になる油圧回路
の回路図、第5図及び第6図は同作用説明図であ
る。 1はクラツチ群、2は変速制御弁、8はアキユ
ムレータ。
Claims (1)
- 変速機の各速度段毎に設けられたクラツチ群1
を、各クラツチ毎に設けられた変速制御弁2を介
して断続制御することにより変速操作すると共
に、2速段クラツチとこれを制御する変速制御
弁2の間を、回転クラツチを用いた1速段クラツ
チのタイムラグを吸収するアキユムレータ8及
び2速段クラツチよりタンクへドレンされる油
圧を制限する絞り弁7を途中に有する管路6で接
続した油圧作動式変速機の油圧回路において、上
記絞り弁7と2速段クラツチの間を接続する管
路6と3速段の変速制御弁2間をバイパス管路6
2で接続して、2速段より3速段へ変速する際、
アキユムレータ8内の油圧が上記バイパス管路6
2より3速段の変速制御弁2を介してタンクへド
レンされるようにしてなる油圧作動式変速機の油
圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3406884U JPS60147845U (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 油圧作動式変速機の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3406884U JPS60147845U (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 油圧作動式変速機の油圧回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60147845U JPS60147845U (ja) | 1985-10-01 |
JPH0144844Y2 true JPH0144844Y2 (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=30537094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3406884U Granted JPS60147845U (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 油圧作動式変速機の油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60147845U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5069087A (en) * | 1988-02-19 | 1991-12-03 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Clutch changeover circuit for non-stage transmission |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5673249A (en) * | 1979-11-21 | 1981-06-17 | Komatsu Ltd | Controller for transmission |
-
1984
- 1984-03-12 JP JP3406884U patent/JPS60147845U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5673249A (en) * | 1979-11-21 | 1981-06-17 | Komatsu Ltd | Controller for transmission |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60147845U (ja) | 1985-10-01 |
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