JPH0144843Y2 - - Google Patents

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JPH0144843Y2
JPH0144843Y2 JP1984034066U JP3406684U JPH0144843Y2 JP H0144843 Y2 JPH0144843 Y2 JP H0144843Y2 JP 1984034066 U JP1984034066 U JP 1984034066U JP 3406684 U JP3406684 U JP 3406684U JP H0144843 Y2 JPH0144843 Y2 JP H0144843Y2
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JP
Japan
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valve
safety valve
safety
speed change
throttle
Prior art date
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JP1984034066U
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JPS60147844U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はパイロツト圧により制御される変速
制御弁が誤動作するのを防止した車両用自動変速
機の安全装置に関する。
従来技術 従来自動変速機の各速度段に設けられたクラツ
チaを、パイロツト圧により動作する変速制御弁
bにより切換え制御する変速制御回路として、例
えば第1図に示すものがすでに提案されている。
上記変速制御弁bにはパイロツト回路cよりパイ
ロツト圧が常時供給されていて、これら変速制御
弁b毎に設けられた電磁弁dを開閉することによ
り、各変速制御弁bに供給されているパイロツト
圧をドレンすることにより、各変速制御弁bを切
換え制御するようになつている。しかし上記回路
では例えば前進用と1速及び2速または前後進用
と1速など、同時に3個以上の変速制御弁bが作
動された場合、変速機がロツクしてしまう。この
ため従来ではパイロツト回路cに絞りeの前後の
差圧により作動する安全弁fを設けて、同時に3
個以上の変速制御弁bが動作された場合に、絞り
e前後の差圧が大きくなるのを利用して安全弁f
をポジシヨンf1よりf2へ切換えることにより、パ
イロツト回路cのパイロツト圧を変速制御弁bが
全てオフになる圧力P1まで下げるようにした安
全装置が提唱されている。しかし上記安全装置で
はエンジンの始動時絞りeを流れる油圧により安
全弁fが動作するなど安全弁fが過剰応答する不
具合があつた。
考案の目的 この考案は上記不具合を改善する目的でなされ
たもので、エンジンの始動時安全弁が過剰応答す
るのを防止した車両用自動変速機の安全装置を提
供しようとするものである。
考案の構成 変速機の各クラツチ毎に設けられた変速制御弁
にパイロツト圧を供給するパイロツト回路に、絞
りの前後の差圧により動作する安全弁を設け、ま
た上記絞りの入口側に接続された管路に、エンジ
ンの始動とともに供給されたパイロツト圧により
遮断ポジシヨンより連通ポジシヨンへ切換えら
れ、かつ時間の経過とともに再び遮断ポジシヨン
となる補助弁を設けて、この補助弁を介してパイ
ロツト圧を上記安全弁のリターンばね側へ導入す
ることにより、エンジンの始動時安全弁が過剰応
答するのを防止した車両用自動変速機の安全装
置。
実施例 この考案の一実施例を第2図に示す図面を参照
して詳述すると、図において1は図示しない自動
変速機に設けられたクラツチ群で、Rは後進クラ
ツチ、Fは前進クラツチ、は1速段、は2速
段、は3速段、は4速段クラツチをそれぞれ
示す。また上記クラツチ群1には各クラツチ毎に
設けられた変速制御弁2を介して管路3よりクラ
ツチ油圧が供給できるようになつている。上記変
速制御弁はパイロツト制御弁であつて、パイロツ
ト回路4より両端側に常時パイロツト圧が供給さ
れ、かつ一端側に設けられたリターンばね2aに
よりポジシヨン21に保持されていると共に、リ
ターンばね2a側のパイロツト管路4aは各変速
制御弁2毎に設けられた電磁弁5に接続されてい
て、この電磁弁5をオンすると、上記パイロツト
管路4aのパイロツト圧がドレンされて、変速制
御弁2がポジシヨン21より22へ切換えられるよ
うになつている。
一方上記パイロツト回路4には絞り6が設けら
れていて、この絞り6の前後の圧力は管路7,8
により安全弁9の両端側に導入されている。また
絞り6の入口側に接続された管路7の途中から3
路の管路7a,7b,7cが分岐され、これら管
路のうち管路7aは絞り10を介して補助弁11
のリターンばね11a側に、そして管路7cは補
助弁11のリターンばね11aと反対側にそれぞ
れ接続されていると共に、管路7bは上記補助弁
11を通つて安全弁9のリターンばね9a側にそ
れぞれ接続されている。
考案の効果 この考案は以上詳述したようになるから、エン
ジンの始動とともにパイロツト回路4に流入され
たパイロツト圧が絞り6に達すると、絞り6の抵
抗により管路7へ流入し、さらに安全弁9及び補
助弁11のリターンばね9a,11aと反対側へ
流入して安全弁9を遮断ポジシヨン91より連通
ポジシヨン92へ切換えるように作用するが、同
時に補助弁11が遮断ポジシヨン111より連通
ポジシヨン112へ切換つて、連通ポジシヨン1
2より管路7のパイロツト圧が安全弁9のリタ
ーンばね9a側へも導入されるため、リターンば
ね9aの作用で安全弁9は遮断ポジシヨン91
状態に維持され、過剰応答が防止される。また時
間の経過とともに絞り10を経て補助弁11のリ
ターンばね11a側へもパイロツト圧が導入され
てリターンばね11aにより補助弁11が遮断ポ
ジシヨン111へ復帰するため、以後安全弁9は
絞り6前後の差圧により正常に動作されるように
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の安全装置を示す回路図、第2図
はこの考案の一実施例を示す回路図である。 1はクラツチ群、2は変速制御弁、4はパイロ
ツト回路、6は絞り、7は管路、9は安全弁、1
1は補助弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変速機の各速度段毎に設けられたクラツチ群1
    を、各クラツチ毎に設けられた変速制御弁2を介
    して断続制御することにより、変速機の変速制御
    を行うと共に、上記変速制御弁2へパイロツト圧
    を供給するパイロツト回路4に絞り6前後の差圧
    で動作する安全弁9を設けたものにおいて、上記
    絞り6の入口側に接続された管路7に、エンジン
    の始動時管路7へ流入したパイロツト圧により遮
    断ポジシヨン111より連通ポジシヨン112へ切
    換えられ、時間の経過とともに遮断ポジシヨン1
    1へ復帰する補助弁11を設け、この補助弁1
    1を介して管路7の圧力を安全弁9のリターンば
    ね9a側へ導入してなる車両用自動変速機の安全
    装置。
JP3406684U 1984-03-12 1984-03-12 車両用自動変速機の安全装置 Granted JPS60147844U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3406684U JPS60147844U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 車両用自動変速機の安全装置

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JP3406684U JPS60147844U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 車両用自動変速機の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60147844U JPS60147844U (ja) 1985-10-01
JPH0144843Y2 true JPH0144843Y2 (ja) 1989-12-25

Family

ID=30537090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3406684U Granted JPS60147844U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 車両用自動変速機の安全装置

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JP (1) JPS60147844U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836499A (ja) * 1971-09-13 1973-05-29
JPS4930049A (ja) * 1972-07-17 1974-03-18

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836499A (ja) * 1971-09-13 1973-05-29
JPS4930049A (ja) * 1972-07-17 1974-03-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60147844U (ja) 1985-10-01

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