JPH0144793Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0144793Y2
JPH0144793Y2 JP1983151200U JP15120083U JPH0144793Y2 JP H0144793 Y2 JPH0144793 Y2 JP H0144793Y2 JP 1983151200 U JP1983151200 U JP 1983151200U JP 15120083 U JP15120083 U JP 15120083U JP H0144793 Y2 JPH0144793 Y2 JP H0144793Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermostat
shaped portion
electric heater
piece
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983151200U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6057792U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15120083U priority Critical patent/JPS6057792U/ja
Publication of JPS6057792U publication Critical patent/JPS6057792U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0144793Y2 publication Critical patent/JPH0144793Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電熱ヒータをケーシング外周に備え
た冷凍機などに使用されるコンプレツサーに係
り、詳しくは、ケーシング外周に新規な固定片に
て電熱ヒータとサーモスタツトとを容易な操作で
確実に装着し得る電熱ヒータを備えたコンプレツ
サーに関するものである。
一般に、空調装置用の屋外に設置されるコンプ
レツサーは、運転停止時に外気で冷却され、コン
プレツサー内の潤滑油中に冷凍サイクル中の冷媒
ガスが大量に溶け込み、運転再開に伴いコンプレ
ツサー内の圧力低下で溶け込んでいた冷媒ガスが
沸騰し、冷媒ガスとともに潤滑油を吸込んでバル
ブの破損を来たしたり、潤滑油不足を来たすなど
の悪影響があるために、コンプレツサーのケーシ
ング外周に電熱ヒータを巻装して冷却による冷媒
ガスの潤滑油中への溶け込みを防止している。
従来、コンプレツサーのケーシング外周に電熱
ヒータを装着するには、種々の手段が用いられ、
例えば、実公昭47−18616号公報にて公表されて
いるが、この従来例を第3図に基づいて説明する
と、11はケーシング、12はその外周に装着さ
れた電熱ヒータ、13は過熱防止用のサーモスタ
ツト、13aはサーモスタツト13に設けた取付
片、13b,13cは取付用の孔、15はスプリ
ングであつて、電熱ヒータ12、サーモスタツト
14をケーシング11外周に装着するのに電熱ヒ
ータ12の一端をサーモスタツト13の取付片1
3aの取付孔13bに、他端はスプリング15を
介装し、スプリング15他端を取付片13aの他
の取付孔13cに取付けるものである。
この従来の装着方法によるときは、サーモスタ
ツト13に特殊な形状でかつ取付孔13b,13
cを設けた取付片13aを備える必要があるため
に、サーモスタツト13は特殊なものとなり、一
般に市販されているものが使用できず別註品とな
らざるを得ず、さらに、装着作業は取付孔13
b,13cにスプリング15を挿入するというも
のであるため、その作業性は悪いという欠陥があ
る。
しかも従来の装着方法では、サーモスタツト1
3をケーシング11の外面に接圧させるための力
は、取付片13aの両端相互で引張り合うスプリ
ング力によるものであるから、振動に対抗し得る
接圧力を保持させるにはスプリング力を強大にし
なければならなく、それでもサーモスタツト13
が振動によつて動き易く、感熱性能及び接点作動
に悪影響を与えて温度制御精度の点で好ましくな
かつた。
本考案は上記の点に鑑み考案されたもので、本
考案の目的とするところは、サーモスタツトは特
殊なものを使用せず市販品の使用を可能とし、ケ
ーシングへの電熱ヒータとともに装着するのに特
殊な固定片を用いるだけで、これにより容易な操
作で装着可能となるようにしたものであり、この
目的達成のために本考案の構成は、ケーシング外
周に電熱ヒータと、左右側方の胴部それぞれに上
下に間隔をおいて二つの突片が設けられてなるサ
ーモスタツトとを装着したコンプレツサーであつ
て、左右側方の胴部間の幅と略々等しい長さの中
央片の左右端それぞれに内方に向かつて脚長を前
記胴部の厚みに比し短く、かつ上下方向の幅を前
記突片の間隔に比し稍々狭くさせてなる脚片を立
設して形成した内方コ字状部と、該中央片の上下
端それぞれに外方に向かう立上り片を設けて形成
した外方コ字状部とにより固定片を形成せしめ
て、前記内方コ字状部の両脚片それぞれを前記サ
ーモスタツト左右側方の二つの突片間それぞれに
はめこんで、前記内方コ字状部にてサーモスタツ
ト前方から抱持取付け、一方、該固定片の外方コ
字状部に電熱ヒータの両端に連結して全体がリン
グ状となるスプリング5を嵌込み張装して、電熱
ヒータをケーシング外周に装着してなる電熱ヒー
タを備えたコンプレツサーとしたことを特徴とす
る。
以下本考案実施例を添付図面に基づき説明す
る。
第1図はケーシング外周に電熱ヒータ、サーモ
スタツトを装着した状態を示す図、第2図aはサ
ーモスタツト、第2図bは固定片を示す。
1はコンプレツサーのケーシング、2はケーシ
ング外周に装着された電熱ヒータ、4は油温の過
熱防止用のサーモスタツト、3は後に詳述する固
定片、5はスプリング、6は電熱ヒータ2とスプ
リング5を接続する接続片、7はコンプレツサー
を空調筐体に固定する固定脚である。
而して、前記固定片3は、第2図bに図示する
如くであつて、3cは矩形状の中央片、3d,3
dは左右の脚片、3e,3eは上下の立上り片で
あつて、該中央片3cの両端それぞれに内方に向
う左右脚片3d,3dを立設して内方コ字状部3
aを形成し、一方、該中央片3cの両側から外方
に向う前記上下立上り片3e,3eを設けて外方
コ字状部3bを形成している。
なお、固定片3における要部の寸法は、左右側
方の胴部4cそれぞれに上下に間隔をおいて二つ
の突片4a,4bが設けられてなる市販品のサー
モスタツト4との関係で決定され、中央片3cは
胴部4c,4c間の幅と略々等しい長さを有し、
一方、両脚片3dは脚長が胴部4cの厚みに比し
短い長さとなり、また、上下方向の幅が突片4
a,4bの間隔に比し稍々狭い長さとなつてい
る。
そして、前記固定片3は、前記内方コ字状部3
aにて、前記ケーシング面に密着させたサーモス
タツト4の前方から抱持取付けられるが、これは
前記左右の両脚片3e,3eにてサーモスタツト
4の左右側方の胴部4c,4cを抱え込むように
し、前記中央片3cはサーモスタツト4前面に当
接する如くして取付けられ、この時左右脚片3
e,3eは、第2図a図示のサーモスタツト4の
側方胴部の上下に設けられた2つの突片4a,4
aにて上下へのズレが防止される。
斯く固定片3はサーモスタツト4に取付けら
れ、一方、電熱ヒータ2の両端を前記接続片6,
6にてスプリング5を係合したとき全体がリング
状になり、該リング状のもののスプリング5を、
前記固定片3の外方コ字状部3bの凹部に嵌込む
ことにより、電熱ヒータ2とスプリング5との組
合せリングがケーシング1外周に強固に張装さ
れ、また、固定片3の中央片3c部分がスプリン
グ5により内方に押圧されることによりサーモス
タツト4はケーシング1面に一様に押圧され密着
するように構成されている。
本考案例は以上の如きものであり、電熱ヒータ
2をケーシング1外周に装着するには、電熱ヒー
タ2の一端にスプリング5一端を係合し、一方、
サーモスタツト4の前方から固定片3の内方コ字
状部3aを抱持取付け、これをケーシング1所定
外周面に置き、前記スプリング5を上方から固定
片3の外方コ字状部3bに嵌込み、スプリング5
他端を前記電熱ヒータ2他端に係合して装着され
るものである。
なお、前記各立上り片3eは中央片3cの両側
全体に設けているが、その他、例えば、中央片3
cの両端部分の両側のみに設けるだけで良いこと
はいうまでもない。
本考案は以上の如きものであり、本考案は、ケ
ーシング1外周に電熱ヒータ2と、左右側方の胴
部4cそれぞれに上下に間隔をおいて二つの突片
4a,4bが設けられてなるサーモスタツト4と
を装着したコンプレツサーであつて、左右側方の
胴部4c,4c間の幅と略々等しい長さの中央片
3cの左右端それぞれに内方に向かつて脚長を前
記胴部4cの厚みに比し短く、かつ上下方向の幅
を前記突片4a,4bの間隔に比し稍々狭くさせ
てなる脚片3dを立設して形成した内方コ字状部
3aと、該中央片3cの上下端それぞれに外方に
向かう立上り片3eを設けて形成した外方コ字状
部3bとにより固定片3を形成せしめて、前記内
方コ字状部3aの両脚片3dそれぞれを前記サー
モスタツト4左右側方の二つの突片4a間それぞ
れにはめこんで、前記内方コ字状部3aにてサー
モスタツト4前方から抱持取付け、一方、該固定
片3の外方コ字状部3bに電熱ヒータ2の両端に
連結して全体がリング状となるスプリング5を嵌
込み張装して、電熱ヒータ2をケーシング1外周
に装着してなる電熱ヒータを備えたコンプレツサ
ーとすることにより、前記から明らかな如く、特
殊な固定片3を用いるだけで、市販のサーモスタ
ツト、電熱ヒータが使用でき、しかも容易な操作
でケーシング1外周に張装、装着され、従つて取
換えもきわめて容易であり、またサーモスタツト
4は前記の如くクランクケース1外周面にスプリ
ング5の作用で均一に押圧されるので密着度は良
く、しかもスプリング5の弾力がサーモスタツト
4に対し前方から平均かつ有効に接圧力として働
く結果、振動があつてもサーモスタツト4が動く
ことがないので、精度の高い油温検出が可能であ
り正確な作動が行われることはいうまでもなく、
さらに前記固定片3は前記の如く特異形状ではあ
るが、板材のプレス作業で容易製造可能の形状で
あるのでコストもそれ程上昇せず、結局全体コス
トは従来に比し著しく低減するという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はケーシング外周に電熱ヒータ、サーモ
スタツトを装着した状態を示す斜視図、第2図a
はサーモスタツト、第2図bは固定片を示し、第
3図は従来のケーシング外周に電熱ヒータ、サー
モスタツトを装置した状態を示す正面図である。 1……ケーシング、2……電熱ヒータ、3……
固定片、3a……内方コ字状部、3b……外方コ
字状部、3c……中央片、3d……脚片、3e…
…立上り片、4……サーモスタツト、4a,4b
……突片、5……スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング1外周に電熱ヒータ2と、左右側方
    の胴部4cそれぞれに上下に間隔をおいて二つの
    突片4a,4bが設けられてなるサーモスタツト
    4とを装着したコンプレツサーであつて、左右側
    方の胴部4c,4c間の幅と略々等しい長さの中
    央片3cの左右端それぞれに内方に向かつて脚長
    を前記胴部4cの厚みに比し短く、かつ上下方向
    の幅を前記突片4a,4bの間隔に比し稍々狭く
    させてなる脚片3dを立設して形成した内方コ字
    状部3aと、該中央片3cの上下端それぞれに外
    方に向かう立上り片3eを設けて形成した外方コ
    字状部3bとにより固定片3を形成せしめて、前
    記内方コ字状部3aの両脚片3dそれぞれを前記
    サーモスタツト4左右側方の二つの突片4a,4
    b間それぞれにはめこんで、前記内方コ字状部3
    aにてサーモスタツト4前方から抱持取付け、一
    方、電熱ヒータ2の両端をスプリング5で連続し
    て電熱ヒータ2とスプリング5とがリング状に形
    成される如く成すとともに、該スプリング5を固
    定片3の外方コ字状部3bに嵌込み張装して、電
    熱ヒータ2をケーシング1外周に装着してなる電
    熱ヒータを備えたコンプレツサー。
JP15120083U 1983-09-28 1983-09-28 電熱ヒ−タを備えたコンプレツサ− Granted JPS6057792U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15120083U JPS6057792U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 電熱ヒ−タを備えたコンプレツサ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15120083U JPS6057792U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 電熱ヒ−タを備えたコンプレツサ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6057792U JPS6057792U (ja) 1985-04-22
JPH0144793Y2 true JPH0144793Y2 (ja) 1989-12-25

Family

ID=30335128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15120083U Granted JPS6057792U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 電熱ヒ−タを備えたコンプレツサ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6057792U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5830785B2 (ja) * 1975-03-17 1983-07-01 日本電信電話株式会社 フアクシミリソウシンゲンコウシヨウメイホウシキ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5830785U (ja) * 1981-08-24 1983-02-28 株式会社日立製作所 空気調和機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5830785B2 (ja) * 1975-03-17 1983-07-01 日本電信電話株式会社 フアクシミリソウシンゲンコウシヨウメイホウシキ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6057792U (ja) 1985-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0144793Y2 (ja)
US4465125A (en) Heat exchange unit pin
JPS60125784A (ja) 密閉型圧縮機のピストン・コンロッド結合装置
US3174775A (en) Air cleaner attaching means
JPS6114736Y2 (ja)
JPH0320632Y2 (ja)
KR200485577Y1 (ko) 창틀 지지용 브래킷
JPS5942279Y2 (ja) 自動車のトリムの止着装置
JPS6013272Y2 (ja) フライホイ−ルにおけるマグネツトの取着装置
JPS5833930Y2 (ja) 電熱調理器の組立構造
JPS6212885Y2 (ja)
JPS585875Y2 (ja) 空気調和機の冷媒配管取付構造
JPS587255Y2 (ja) 熱交換器の固定装置
KR0127432Y1 (ko) 온도감지센서 고정구조
JPS5851528Y2 (ja) 空気調和機の外気温検出装置
JPH018980Y2 (ja)
KR880002293Y1 (ko) 에어콘 실온 센서(sensor) 고정구
JPH086210Y2 (ja) 膨張弁の感温筒固定構造
JP2917206B2 (ja) 温度検知器取付具
JPH0517756Y2 (ja)
JPS6247158Y2 (ja)
JPH0425367Y2 (ja)
JPS5823966Y2 (ja) エンジンのガバナ軸への板金製ガバナレバ−の固定装置
JPH0526438Y2 (ja)
JPS5941610Y2 (ja) Uhfアンテナ用反射器