JPH0144528B2

JPH0144528B2 -

Info

Publication number: JPH0144528B2
Application number: JP59264682A
Authority: JP
Inventors: Kaizaa Kurausuupeetaa; Fuiiateru Rotaaru; Tsuaigaruto Geaharuto
Original assignee: Daimler Benz AG; Gebrueder Happich GmbH
Current assignee: Johnson Controls Interiors GmbH and Co KG; Daimler Benz AG
Priority date: 1983-12-17
Filing date: 1984-12-17
Publication date: 1989-09-28
Also published as: JPS60197426A; US4582356A; EP0149073A2; EP0149073A3; DE3345764C1; DE3475057D1; EP0149073B1

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は自動車用のサンバイザであつて、大体
においてサンバイザ本体と、該サンバイザ本体に
おいて長手へりの範囲に支承された上下旋回支承
ケーシングと、ほぼＬ字形に構成された保持軸と
から成つていて、該保持軸の短い軸脚部が側方旋
回支承ケーシングに受容され、かつ一貫して延び
る少なくとも１つの面取部を有する長い軸脚部が
内側で該長い軸脚部の横断面に合わされて滑り支
承部としてはたらくスリーブによつて受容されて
おり、該スリーブがそれ自体は移動可能に上下旋
回支承ケーシング内に配置されていて、該上下旋
回支承ケーシングがスリーブ受容範囲に少なくと
も１つの窓状開口部を有しており、サンバイザ本
体が上下旋回可能かつ移動可能に保持軸の長い軸
脚部に支承されている形式のものに関する。

従来の技術自動車のためのサンバイザは通常の場合風防ガ
ラスの上部に配置されていて上下旋回支承ケーシ
ング内に長い軸脚部が支承されていることによつ
て、前方からもたらされる眩しさをさえぎるため
に風防ガラスの前で折りたたむことができる。こ
の折たたみのために旋回支承部はサンバイザ本体
を自動車の側部の方へ旋回させこの旋回位置で側
方から車内にさし込む光線のしや断が得られる可
能性を提供している。さし込んでくる日光やその
他の光源から自動車の運転者と同乗者とを比較的
に良好に保護するためには、公知のサンバイザに
おいてはサンバイザ本体を保持軸の長い軸脚部上
で軸方向で移動可能にする構成が付加的に設けら
れている。

冒頭に述べた形式のサンバイザはドイツ連邦共
和国特許出願公開第1630343号明細書に記載され
ている。この公知のサンバイザにおいては上下旋
回支承ケーシングが、線材フレームから成りサン
バイザ本体を補強する補強部材に固定されたフラ
ンジを有する、管状に構成された締付けクランプ
から成つていて、該締付けクランプが管材から成
る少なくとも１つの保持スリーブを収容してお
り、この保持スリーブ内に保持軸の長い軸脚部が
係合している。締付けクランプは保持スリーブか
ら切り出されて曲げられた舌片を受容するための
開口を有しているので、軸方向では保持スリーブ
に対して相対的に運動できないが相対回動するこ
とができる。保持スリーブの開口内には長い軸脚
部の面取部に接触するセグメント体が固定されて
いるので、保持スリーブは回動不能に、しかも軸
方向で移動可能に長い軸脚部に固定されている。
この公知の構造においてサンバイザ本体の半径方
向及び軸方向の位置は締付け作用によつて自動的
に位置固定可能である。締付け作用を得るために
はさらに、曲げ出された舌片によつて形成された
開口から出発してスリーブの一方の端部まで保持
スリーブにスリツトを設け、締付けクランプの上
に、止めねじを有するもう１つの締付けクランプ
を配置して、セグメント体を固定されている保持
スリーブの、スリツト範囲が前述の止めねじによ
つて締付けられて狭められるように構成されてい
る。

発明が解決しようとする課題本発明が解決しようとする課題は冒頭に述べた
形式のサンバイザを改良して、サンバイザ本体を
長い軸脚部を中心として折りたたむことと、サン
バイザ本体を長い軸脚部上で移動させることとの
ために必要な部材を単純化して安価な費用で構成
し、特にサンバイザ本体の、保守の必要がなく、
がたつきのない軽く動かせる支承を実現できるよ
うに構成されたサンバイザを提供することであ
る。

課題を解決するための手段前述の課題を解決するための本発明の構成は、
長い軸脚部の自由端部に、上下旋回支承ケーシン
グ内に遊びなしで案内された滑り部材が配置され
ていて、スリーブが端部範囲に肩リングを有し、
肩リングと肩リングとの間にある範囲には軸方向
に延びる少なくとも１つの面取部を有しており、
上下旋回支承ケーシングにほぼＵ字形に構成され
たばねが跨座状に被せ嵌められていて、ばねが、
窓状開口部を突き抜けている少なくとも１つの脚
部でもつて肩リングと肩リングとの間にある範囲
のスリーブに負荷をかけていることである。

実施態様と効果本発明によるサンバイザにおいては、さらにス
リーブが、両端部に配置されて遊びなしに長い軸
脚部上を案内されている滑り付加部を有している
と有利である。

本発明による構成形式によつて適正な使用特性
を有するサンバイザが提供された。特に有利であ
るのは、長い軸脚部が滑り嵌合式に遊びなしで上
下旋回支承ケーシング内に配置されているという
ことと、スリーブが該スリーブに配置された滑り
付加部でもつて同様に滑り嵌合式に遊びなしで長
い軸脚部上で案内されていることである。それと
いうのは、この構成によつて滑り支承作用が効果
的に分配され、ひいてはサンバイザ本体をがたつ
きなしで軽く移動させることができ、傾斜ひいて
は傾斜によつて生じる滑り支承部の破損を回避で
きるからである。長い軸脚部上に回動不能に配置
されたスリーブが肩リングを有している構成によ
つては、スリーブに負荷をかけるばねと協働して
一方ではスリーブが上下旋回支承ケーシングに関
連して軸方向で固定され、他方ではサンバイザ本
体がそのつどの折りたたみ位置で保持されるよう
になる。さらに、スリーブの肩リングと肩リング
との間に延びる面取部は、サンバイザ本体を例え
ば上方に折りたたんだ非使用位置に保持するとい
うエンドロツクの作をもたらす。

サンバイザ本体は完全に騒音なしで長い軸脚部
の軸方向で往復移動することができる。しかも、
本発明の有利な実施例によつて滑り部材と滑り付
加部とが、滑り特性と耐摩耗性の高いプラスチツ
ク射出成形体から成つている場合には、サンバイ
ザ本体をやはり騒音なしで長い軸脚部を中心とし
て上下旋回することができる。

滑り付加部がスリーブの端部範囲に直接射出成
形されていて長い軸脚部の横断面形状に相応する
開口横断面を有していると有利である。さらに、
スリーブの肩リングが同様にスリーブ形状を有す
る滑り付加部によつて形成されていると有利であ
る。この実施態様によつて単純でコストの安い製
作を行なうことができる。それというのは、この
実施態様によつては滑り付加部を別体として製作
して組付ける必要がなく、特にスリーブを機械式
で加工する必要がないからである。このスリーブ
は本発明の別の実施態様によれば金属材料から成
り長い軸脚部の直径よりも大きい内径を有してい
る。

一般的にはサンバイザ本体は一方の端面を短い
軸ピンのすぐ近くに配置されていて必要な場合に
だけ通常位置から移動させられる。サンバイザ本
体を前述の通常位置に保持するかもしくは思いが
けず移動しないように確保するためには、本発明
の実施態様によつて長い軸脚部が自由端部範囲の
ところで、受容部内に押しボタン式に着脱可能に
係合するクリツプ体を保持しているようになつて
いる。サンバイザ本体が引抜かれる前にまず、そ
れほど大きくない押しボタン式のクリツプ体とい
うストツパが克服されねばならない。押しボタン
式の係合は、少なくとも係合時にぱちんという係
合音がするように設計されていると有利である。

クリツプ体のための受容部は内側の締付け部を
有し、上下旋回支承ケーシングの端部範囲に固定
される栓体内に構成された差込開口から成つてい
ると有利である。さらに、この構成に関連して長
い軸脚部が自由端部のところに、きのこ形ヘツド
に移行する段状の段部を有していて、この段部が
滑り部材の、内向きのつばによつてスナツプ結合
されていて、滑り部材のつば側の端部に、きのこ
形ヘツドに不動に配置される管片が載着してクリ
ツプ体を形成している構成も可能である。従つ
て、管片は二重機能を果たすことができる。すな
わちこの管片が滑り部材を軸方向に移動しないよ
うに確保していると同時にクリツプ体としてもは
たらくのである。しかしながら、本発明の別の実
施態様によつて、滑り部材を管片と一体に構成す
ることもできる。

本発明の有利な実施態様においては上下旋回支
承ケーシングが、滑り部材を遊びなしで滑り嵌合
することを可能にする滑らかな内壁を有してい
る。この場合、上下旋回支承ケーシングが選択的
に円管材部分か又は押し出し成形材部分から成つ
ていて、閉じられた管材と、該管材の外周面に配
置された２つのフランジとを有していて、２つの
フランジの間にはサンバイザ本体に埋込まれた補
強部材の、軸方向に延びる範囲が固定されている
と有利である。

さらに本発明の実施態様によれば、上下旋回支
承ケーシングの、短い軸脚部の近くにある端部に
孔を備えた案内部材が差し込まれていて孔の直径
が長い軸脚部の直径に合わされている。

実施例本発明によるサンバイザはサンバイザ本体１か
ら成り該サンバイザ本体１は上側の長手へり２の
範囲に保持軸４を有する上下旋回支承ケーシング
３と、対応支承ケーシング（図示せず）内に解離
可能に係合させるための軸ピン５とを有してい
る。保持軸４はほぼＬ字形の構成を有していて、
保持軸４の短い軸脚部６が側方旋回支承ケーシン
グ７によつて受容されかつ長い軸脚部８が上下旋
回支承ケーシング３によつて受容されている。通
常の場合にはサンバイザ本体１が保持軸４の長い
軸脚部８上で第１図に実線で示した位置に配置さ
れている。自動車の運転者と同乗者を、さし込ん
でくる日光やその他の光源から比較的に良好に保
護するためには第１図に１点鎖線で示した、サン
バイザ本体１を長い軸脚部８上で移動可能な配置
が与えられている。

サンバイザ本体１の移動可能な支承のために与
えられた実施例は第２図から第４図までを用いて
詳しく説明されている。まず最初に取上げる上下
旋回支承ケーシング３は同時に滑り支承ケーシン
グの機能をも果している。この上下旋回支承ケー
シング３は金属材料、有利にはアルミニウムから
押し出し加工されたなめらかな壁を有する貫通孔
９と外周面全体に一体成形された２つのフランジ
１０とを有する成形体部分から成つている。２つ
のフランジ１０の間には線材フレーム１１から形
成されてサンバイザ本体１を補強する補強部材が
固定されている。上下旋回支承ケーシング３は短
い軸脚部６に向いた端部範囲に互いに向かい合う
２つの窓状開口部１２を有している。上下旋回支
承ケーシング３の、軸ピン５に向いた後側の端部
では貫通孔９が栓体１３によつて閉じられてい
る。栓体１３は少なくとも１つの押込変形部１４
によつて形成された締付け部によつて、引き抜か
れないように確保されている。

保持軸４は短い軸脚部６でもつて、車体に固定
されるべき側方旋回支承ケーシング７に係合し
て、該側方旋回支承ケーシング７内で軸脚部６の
軸線方向で固定されかつ旋回可能に配置されてい
る。従つて、サンバイザ本体１は風防ガラスの前
の位置から側方旋回支承ケーシング７の近くのサ
イドガラスのところまでにも旋回させることがで
きる。長い軸脚部８は上下旋回支承ケーシング３
の貫通孔９内に係合させるためのものであつて、
直径方向で互いに向かい合つて一貫して延びてい
る面取部１５を有しており、自由端部範囲にはき
のこ形ヘツド１６に移行する段部１７を有してい
る。

長い軸脚部８は自由端部範囲のところで、プラ
スチツク射出成形部分として構成された環状滑り
面１９を有する滑り部材１８を保持している。こ
の滑り部材１８は軸方向で後側の１部分範囲にわ
たつてスリツト２０を有している。このスリツト
２０によつては、後側端部に一体成形された内向
きのつば２１がきのこ形ヘツド１６を介して引つ
ぱられて段部１７に当接させられるようにするこ
とができる。滑り部材１８は遊びなしで貫通孔９
内を案内されている。

長い軸脚部８のきのこ形ヘツド１６にはプラス
チツク射出成形部分から成る管片２２がクリツプ
嵌めされている。この管片２２は、きのこ形ヘツ
ド１６とスナツプ結合する内側のクリツプリング
２３と外側の環状隆起部２４とを有して構成され
ている。管片２２は、滑り部材１８を長い軸脚部
８上で軸方向で固定するために用いられると同時
に、栓体１３内に対応隆起部２５と一緒に形成さ
れた受容部２６内に押しボタン式に着脱可能に係
合するためのクリツプ体を形成している。栓体１
３は押込変形部１４のため環状みぞ２７をも有し
ている。

貫通孔９内にはスリーブ２８が挿入されてい
て、このスリーブ２８は両端部に配置された滑り
付加部２９を有している。これらの滑り付加部２
９はプラスチツク射出成形体としてスリーブ２８
の両端部範囲に直接的に射出成形されていて長い
軸脚部８の横断面形状に相応した開口横断面を有
しており、ひいては滑り嵌合式に遊びなしで長い
軸脚部８上とをガイドされている（第３図）。ス
リーブ２８は端部範囲のところに、滑り付加部２
９によつて形成された肩リング３０を有してお
り、肩リング３０と肩リング３０との間にある範
囲には長い軸脚部８の面取部１５と平行に延びる
面取部３１を有している（第３図）。一体成形さ
れた滑り付加部２９を有する、貫通孔９に挿入さ
れたスリーブ２８は滑り付加部２９の間にある範
囲においてＵ字形に構成されたばね３３の脚部３
２によつて負荷されている。このばね３３は上下
旋回支承ケーシング３にまたがるように被せ嵌め
られていて脚部３２でもつて上下旋回支承ケーシ
ング３の窓状開口部１２を貫通している。ばね３
３は脚部３２の面取部３１と合致しているときに
はエンドロツク（サンバイザ本体を使用位置もし
くは非使用位置に確保すること）としてはたら
き、脚部３２が面取部３１と協働していない場合
の負荷範囲においては、摩擦制動部としてはたら
く。この摩擦制動部は、サンバイザ本体をそのつ
どの折りたたみ位置で保持して、さらにスリーブ
が上下旋回支承ケーシング３内で軸方向で移動し
ないように確保している。

上下旋回支承ケーシング３の前側の端部は長い
軸脚部８の横断面形状に合わされた孔を有する案
内部材３５によつて形成されている。プラスチツ
ク射出成形体から成る案内部材３５は貫通孔９に
嵌まり込む栓体３６と、フランジ１０の間に係合
して締付け作用によつて保持される突起３７を有
している。

組立ては次に述べるように行なわれると有利で
ある。まず線材１１が上下旋回支承ケーシング３
に固定される。管片２２が栓体１３内にボタン式
に押込まれて、このユニツトが貫通孔９の後端部
内に挿入され、押込変形部１４によつて固定され
る。貫通孔９の前端部にはまず滑り部材１８が次
いでスリーブ２８が押し込まれて、スリーブ２８
は予めグリース塗りされたばね３３を被せ嵌める
ことによつて軸方向に移動しないように確保され
る。この後で、ばね３３は固定部材３４を被せ嵌
められることによつて完成される。さらに案内部
材３５が挿入される。こうして与えられた構成ユ
ニツトには、通常の形式でクツシヨンを入れられ
たり場合によつてはフイルム被覆が施される。こ
の後に残つているのは保持軸４の組込みだけであ
る。保持軸４の長い軸脚部８は案内部材３５によ
つて滑り付加部２９を有するスリーブ２８と滑り
部材１８とを通つて押される。そし軽く打込むこ
とによつてきのこ形ヘツド１６が管片２内にクリ
ツプ嵌めされることによつて組立てプロセスが終
了される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるサンバイザを全体的に示
した図、第２図はクツシヨンを取外した状態のサ
ンバイザを分解して示した図、第３図は第２図に
示したサンバイザを−線に沿つて断面した横
断面図、第４図は第２図に示したサンバイザを
−線に沿つて断面した縦断面図である。１……サンバイザ本体、２……長手へり、３…
…上下旋回支承ケーシング、４……保持軸、５…
…軸ピン、６……短い軸脚部、、７……側方旋回
支承ケーシング、８……長い軸脚部、９……貫通
孔、１０……フランジ、１１……線材フレーム、
１２……窓状開口部、１３……栓体、１４……押
込変形部、１５……面取部、１６……きのこ形ヘ
ツド、１７……段部、１８……滑り部材、１９…
…環状滑り面、２０……スリツト、２１……つ
ば、２２……管片、２３……クリツプリング、２
４……環状隆起部、２５……対応隆起部、２６…
…受容部、２７……環状みぞ、２８……スリー
ブ、２９……滑り付加部、３０……肩リング、３
１……面取部、３２……脚部、３３……ばね、３
４……固定部材、３６……栓体、３７……突起。

Claims

【特許請求の範囲】１自動車のサンバイザであつて、大体において
サンバイザ本体１と、該サンバイザ本体１におい
て長手へり２の範囲に支承された上下旋回支承ケ
ーシング３と、ほぼＬ字形に構成された保持軸４
の短い軸脚部６が側方旋回支承ケーシング７に受
容され、かつ一貫して延びる少なくとも１つの面
取部１５を有する長い軸脚部８が内側で該長い軸
脚部の横断面に合わされて滑り支承部としてはた
らくスリーブ２８によつて受容されており、該ス
リーブ２８がそれ自体は移動不能に上下旋回支承
ケーシング３内に配置されていて、該上下旋回支
承ケーシング３がスリーブ受容範囲に少なくとも
１つの窓状開口部１２を有しており、サンバイザ
本体１が上下旋回可能かつ移動可能に保持軸４の
長い軸脚部８に支承されている形式のものにおい
て、長い軸脚部８の自由端部に、上下旋回支承ケ
ーシング３内に遊びなしで案内された滑り部材１
８が配置されていて、スリーブ２８が端部範囲に
は肩リング３０を有し、肩リング３０と肩リング
３０との間にある範囲には軸方向に延びる少なく
とも１つの面取部３１を有しており、上下旋回支
承ケーシング３にほぼＵ字形に構成されたばね３
３が跨座状に被せ嵌められていて、ばね３３が、
窓状開口部１２を突き抜けている少なくとも１つ
の脚部３２でもつて肩リング３０と肩リング３０
との間にある範囲のスリーブ２８に負荷をかけて
いることを特徴とする自動車用のサンバイザ。２スリーブ２８が端部に配置されて遊びなしで
長い軸脚部８上を案内されている滑り付加部２９
を有している、特許請求の範囲第１項記載のサン
バイザ。３滑り部材１８と滑り付加部２９とが滑り特性
と耐摩耗性の高いプラスチツク射出成形体から成
つている、特許請求の範囲第１項又は第２項記載
のサンバイザ。４滑り付加部２９がスリーブ２８の端部範囲に
直接的に射出成形されていて、長い軸脚部８の横
断面形状に相応する開口横断面を有している、特
許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１
つの項に記載のサンバイザ。５金属材料から成るスリーブ２８の内径が長い
軸脚部８の直径よりも大きい、特許請求の範囲第
１項から第４項までのいずれか１つの項に記載の
サンバイザ。６スリーブ２８の肩３０が、同様にスリーブの
形状を有する滑り付加部２９によつて形成されて
いる、特許請求の範囲第１項から第５項までのい
ずれか１つの項に記載のサンバイザ。７長い軸脚部８が自由な端部範囲で受容部２６
内に押ボタン式に着脱可能に係合するクリツプ本
体を保持している、特許請求の範囲第１項から第
６項までのいずれか１つの項に記載のサンバイ
ザ。８受容部２６が内側に締付け部２５を有し、上
下旋回支承ケーシング３の端部範囲に固定される
栓体１３内に構成された差込開口から成つてい
る、特許請求の範囲第７項記載のサンバイザ。９長い軸脚部８が自由端部のところできのこ形
ヘツド１６に移行する段状の段部１７を有してい
て、該段部１７が滑り部材１８の内向きのつば２
１によつてスナツプ結合されていて、滑り部材１
８のつば側の端部に、きのこ形ヘツド１６上に不
動に配置される管片２２が載着してクリツプ体を
形成している、特許請求の範囲第７項又は第８項
記載のサンバイザ。１０滑り部材１８が管片２２と一体に構成され
ている、特許請求の範囲第９項記載のサンバイ
ザ。１１滑り部材１８が遊びなしで滑り嵌合できる
滑らかな内壁を上下旋回支承ケーシング３が有し
ている、特許請求の範囲第１項から第１０項まで
のいずれか１つの項に記載のサンバイザ。１２上下旋回支承ケーシング３が円管材部分か
ら成つている、特許請求の範囲第１項から第１１
項までのいずれか１つの項に記載のサンバイザ。１３上下旋回支承ケーシング３が押し出し成形
体部分から成つていて、上下旋回支承ケーシング
３がそれ自体閉じられた管材と該管材の外周面に
配置された２つのフランジ１０とを有していて、
２つのフランジ１０の間に、サンバイザ本体１に
埋込まれた補強部材１１の部分範囲が固定されて
いる、特許請求の範囲第１項から第１１項までの
いずれか１つの項に記載のサンバイザ。１４上下旋回支承部の、短い軸脚部６の近くに
ある端部に孔を有する案内部材３５が差し込まれ
ていて、孔の直径が、長い軸脚部８の直径に合わ
されている、特許請求の範囲第１項から第１３項
までのいずれか１つの項に記載のサンバイザ。