JPH0144507B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオフセツト印刷機、更に詳しくは、原
版が版胴に自動で巻着される給版機構を備えたオ
フセツト印刷機における水ダクター機構と水又は
水・インキフオームローラ機構に関するものであ
る。

従来のオフセツト印刷機は第３図ａに示す如く
複数のカムあるいはアームを取付けた操作軸２５
に固定された操作レバー４４をのニユートラル
位置から、、、、の位置へ段階的に進
めることによつて第１図に示す印刷機の各部を第
３図ｂに示す如く動作させて給版から印刷までの
各工程と、所定枚数印刷完了後の排版からブラン
ケツト洗浄までの各工程とを自動制御するように
設けられている。

即ち操作レバー４４がの位置ではニユートラ
ルで印刷機は停止しており、からの位置に移
動すると第７図に示す如く操作軸２５に設けたカ
ム９１がスイツチ９４を閉成して図示しないドラ
イブモータを駆動すると共に後述する給版機構１
が作動してローラ３，４により原版２を版胴５に
送り込み巻着し、かつ後述する水ダクター機構１
０及びインキダクター機構１４が揺動運動を停止
し、水・インキ両ダクターローラ１２，１６から
後述する水又は水・インキフオームローラ機構７
のフオームローラ６，６′への水及びインキの供
給を停止する。

更に操作レバー４４をからに移動すると、
上記水・インキ両ダクター機構１０，１４の水・
インキ両ダクターローラ１２，１６ガ揺動運動を
始めると共に水又は水・インキフオームローラ機
構７のフオームローラ６，６′が版胴５上の原版
２の表面にタツチして水及びインキを塗布し、
からに移動すると版胴５とゴム胴８とが強制的
にタツチして原版２面上を画像をゴム胴８に転写
すると共に図示しないポンプモータが駆動し、給
版機構２１のサクシヨンフツトが吸引を開始す
る。

次に操作レバー４４をからに移動すると版
胴５とゴム胴８との強制的なタツチが解除され、
Ｖからに移動すると給紙機構２１が駆動されて
ゴム胴８と圧胴９との間に紙が送り込まれ、か
らの位置に図示しないカムのカム面により戻さ
れると同時に版胴５がゴム胴８にタツチすること
で印刷状態に入る。

そして所定枚数の印刷が完了すると図示しない
復帰機構により操作レバー４４がからに戻さ
れて給紙機構２１が停止し、更にからに戻さ
れると水又は水・インキフオームローラ機構７が
版胴５から離間して版胴５の表面の原版２への水
及びインキの塗布を停止し、排版装置１９が作動
して原版２を版胴５から離脱すると共にブランケ
ツト洗浄装置２０が作動されてゴム胴８上に転写
された画像の洗浄を開始し、その間水・インキ両
ダクタ機構１０，１４の水・インキ両ダクターロ
ーラ１２，１６は揺動運動を停止し、からに
戻されると前記ブランケツト洗浄装置２０が停止
すると共にポンプモータ及びドライブモータも停
止するように構成されている。

従つて、従来のオフセツト印刷機においては版
胴５に原版２が送り込まれ巻着された後に水又は
水・インキフオームローラ機構７がタツチするも
のであるため、原版２巻着時は版胴５上に水が供
給されていないから、版胴５に原版２が巻着され
た当初の原版２は版胴５の咥え部、咥え尻部にお
いて特に密着せずなじまない為、その浮き上がつ
た部分が水又は水・インキフオームローラ機構７
に接触してインキが付着するものであつた。

そして、原版２に付着したインキは、後に水又
は水・インキフオームローラ機構７をタツチして
水・インキを塗布しつつ版胴５を数回転すれば、
親水処理を施している画像部以外のインキは除去
され大きな問題とはならないが、版胴５の回転に
よつて浮き上がつた部分に付着したインキが版胴
５に近接配置されたゴム胴８上に付着すると、ゴ
ム胴８上に付着したインキが除去されるまで無駄
な印刷を何枚もしなければならない問題が生じる
ものであつた。

又、特開昭54−79703号公報には版胴５への原
版２の送り込みと同時に水・インキフオームロー
ラ機構７のフオームローラ６，６′を版胴５へタ
ツチさせ、該フオームローラ６，６′により原版
２を押圧しつつ版胴５に巻着するものが開示され
ているが、これとても水の供給されていない版胴
５に原版２を巻着するものであるため原版２は版
胴５に密着せずなじみの悪いものであつた。

そこで本考案では上述従来のオフセツト印刷機
の問題点に鑑みなされたものであり、版胴５の表
面にインキが付着し難い親水処理を施すと共に、
先ず水ダクター機構１０を動作し、次いで水又は
水・インキフオームローラ機構７を動作して版胴
５表面に水を塗布した後に給版機構１を動作して
版胴５に原版２を送り込むように構成することに
より、版胴５に対して原版２が最初から水により
密着してなじみ、水又は水・インキフオームロー
ラ機構７により水・インキが塗布される以前に原
版２又はゴム胴８の表面にインキが付着すること
を防止し、無駄な印刷を無くし、給紙機構２１か
ら送り込まれた１枚目の印刷紙から良質な印刷が
できるようにしたオフセツト印刷機の提供を目的
とするものである。

本発明の作動を第３図ｂに対応して作成した第
４図により説明すると、従来操作レバー４４が
からの位置への移動時に作動させていた水ダク
ター機構１０をからの位置への移動時に作動
するように早めると共にこの停止を従来と同様に
からの位置への戻り時に行なうようにし、こ
れに伴ない水又は水・インキフオームローラ機構
７の作動、停止を操作レバー４４のからの位
置に移動時の後半から前半に早め、からの位
置に戻り時の前半から後半に遅らすと共に給版機
構１の作動開始を操作レバー４４がからに移
動時からから移動時の後半に遅らせるよにし
たものである。

以下本発明の作動機構の具体的実施例について
図面により説明すると、 まず水ダクター機構１０は第２図ａに示す如く
前記操作レバー４４の操作軸２５に固定したカム
２６の回動で作動可能にサブレバー２４を介して
カムレバー２３が図示しないフレームに軸支さ
れ、該カムレバー２３の揺動により作動制御可能
に設けている。

即ちカムレバー２３の一端には図示しないフレ
ームに回転可能に設けられた軸２８に遊嵌された
レバー２９とリンク２７により連結され、前記軸
２８には、レバー２９と共にラツチ３１とアーム
３７が夫々遊嵌されると共にアーム４１，３８が
固定されている。

前記レバー２９には２図ａにおいて反時計回り
方向へラツチ３１を回動するようにピン２９ａを
突設すると共に、ラツチ３１に時計回り方向への
弾撥力を付与するばね３０を設けており、また前
記アーム３７，３８の先端には夫々ローラ３６，
３９が枢着されており、更に前記アーム４１の先
端に突設したピン４２は、水ダクターローラ１２
と水フオンテンローラ１１を回動自在に軸支した
フレーム４３に前記水フオンテンローラ１１の軸
を中心として回転可能に掛止してあり、水ダクタ
ーローラ１２を分布ローラ１３に接離して水フオ
ンテンローラ１１から分布ローラ１３へ給水可能
としている。

また、図示しないフレームの軸３２′に中央部
を枢着して設けた正面略逆Ｔ字形状のレバー３２
の上向き分岐片３２ｂと前記アーム３７をリンク
３５で連結して、該レバー３２の一端３２ａと前
記ラツチ３１の係合部３１ａとを係脱自在にする
と共に該レバー３２の他端に設けたローラ３４を
図示しないフレームにスタツト軸３３′で軸支さ
れ版胴５と回転比を異ならせて回転されるカム３
３に接触させて、該カム３３の高低差により前記
リンク３５，アーム３７を揺動し、該アーム３７
の先端のローラ３６により前記アーム３７を押圧
揺動するようになつている。

又、図示しないフレームには一端をスタツド軸
４０′により枢着したレバー４０が設けてあり、
該レバー４０の他端に設けたピン４０ａを前記両
ローラ３６，３９に出し入れ可能に配置してあ
る。そして該レバー４０の出し入れ量を調整する
ことによりローラ３６，３９を設けたアーム３
７，３８の相対角を変化させて前記アーム４１の
揺動運動を調整して水ダクターローラ１２と分布
ローラ１３との接触時間を適整して給水量を制御
できるようにしている。

そしてカムレバー２３の他端にはサブレバー２
４がピン２４′により枢着され、該サブレバー２
４はストツパー４９によりバネ４８による時計回
り方向の回動を規制されいる。

而して第３図ａに示す操作レバー４４をから
に移動すると操作軸２５に固定されたカム２６
の突部２６ａによりサブレバー２４は第２図ａの
状態から第２図ｂに示すようにばね４８の弾撥力
に抗して反時計回り方向へ回動すると同時にカム
レバー２３がリンク２７を介して連結されたレバ
ー２９に設けられたばね４６により時計回り方向
に回動し、リンク２７は図面上左方向に移動し、
レバー２９が反時計回り方向に回動して図示しな
いフレームに植設されたストツパー４７に当接す
ることによりラツチ３１がピン２９ａにより押圧
されて反時計回り方向へ回動してレバー３２の一
端３２ａとの掛止を解かれると共に水ダクターロ
ーラ１２がアーム４１、フレーム４３を介して反
時計回り方向に回動可能となり分布ローラ１３に
接触可能となる。

従つて軸２８はリンク３５，アーム３７，４１
を介してカム３３により往復回転され、フレーム
４３はアーム４１により揺動運動され、水ダクタ
ーローラ１２は水フオンテンローラ１１に接触し
たまま分布ローラ１３と接離して水を供給する。

更に操作レバー４４をの位置からの位置に
移動するとサブレバー２４のローラ４５がカム２
６と何等関係ない位置になるため、サブレバー２
４はばね４８によりストツパー４９に当たるまで
時計回り方向に回動復帰するが、水ダクター機構
１０は作動状態を維持したまま水を分布ローラ１
３に供給し続ける。

そして所定枚数印刷完了後の操作レバー４４の
回動復帰時においては第２図Ｃに示すの位置か
らの位置に戻る時にサブレバー２４のローラ４
５がカム２６の突部２６ａに接触し、カムレバー
２３をリンク２７を介して連結されたレバー２９
に設けられたばね４６の弾撥力に抗して反時計回
り方向へ回動するため第２図ａに示す如くレバー
３２の一端３２ａはラツチ３１の係合部３１ａに
掛止保持されるのでアーム４１によるフレーム４
３の揺動運動が停止されると共に前記フレーム４
３は時計回り方向に回動されて水ダクターローラ
１２が分布ローラ１３から離間した位置に保持さ
れ、水ダクター機構１０の作動は停止される。

次に水又は水・インキフオームローラ機構７
は、第５図、第６図に示す如く前記操作レバー４
４の操作軸２５に固定されたアーム５０の回動よ
りリンク５１，６０，６４、アーム６１，６２及
び軸６３により連動連結されたカム５２、６５を
回動して作動制御できるようにしている。

アーム５０にはリンク５１を介して高所５２
ａ，５２ａを有して図示しないフレームに軸支さ
れたカム５２が連結され、該カム５２には図示し
ないフレーム間に回動可能に架設した軸６３の一
端に固着されたアーム６１と連結するリンク６０
が枢着され、該軸６３の他端に固着されたアーム
６２にもリンク６４を介して高所６５ａ、６５ａ
を有して図示しないフレームに軸支されたカム６
５が連結され、前記カム５２，６５は左右対称に
形成されている。

そして該カム５２には図示しないフレームに軸
５３により一端を支承されたアーム５４，５５の
他端に軸支されたローラ５６，５７が圧接されて
おり、前記アーム５４，５５の他端には一端に水
又は水・インキフオームローラ機構７のフオーム
ローラ６，６′の一端を軸支したアーム５８，５
９の他端が軸支されており、また前記カム６５に
も同様に図示しない反操作側フレームに軸５３′
により一端を支承されたアーム６６，６７の他端
に軸支されたローラ６８，６９が圧接されてお
り、前記アーム６６，６７の他端には一端に前記
水又は水・インキフオームローラ機構７のフオー
ムローラ６，６′の他端を軸支したアーム７０，
７１の他端が軸支されている。

即ち水又は水・インキフオームローラ機構７は
第５図に示す操作レバー４４の操作軸２５が回動
されるにつれてアーム５０が回動し、該アームの
回動につれてカム５２及びこれに連動連結された
第６図に示すカム６５も回動し、操作レバー４４
のからの位置への移動前半時のアーム５０の
時計回り方向への回動によりカム５２が時計回り
方向に、カム６５が反時計回り方向に夫々回動さ
れて高所５２ａ，５２ａ，６５ａ，６５ａからロ
ーラ５６，５７，６８，６９が離脱することによ
り、フオームローラ６，６′が版胴５の表面に接
触し、逆に操作レバー４４のからの位置への
戻り後半時に前記ローラ５６，５７，６８，６９
がカム５２，６５の高所５２ａ，５２ａ，６５
ａ，６５ａへ乗り上げることによりフオームロー
ラ６，６′が版胴５の表面から離間するように構
成し、版胴５の表面に水又は水及びインキを塗布
する。

尚、前述の実施例においては、フオームローラ
６，６′に対して水及びインキを供給するもので
示したが、水とインキとを別のフオームローラに
供給して塗布するようにした水フオームローラ機
構を有する印刷機に対しても本発明は実施できる
ものである。

次に給版機構１は第７図、第８図に示す如く操
作レバー４４の操作軸２５に固定したカム９２に
より給版作動開始指令スイツチ９５が通電した時
のみソレノイド９７を動作するように設けると共
に、該ソレノイド９７により揺動運動可能にレバ
ー１０１及びこれと同軸１００に固定された第８
図に示すラツチ１０７及びレバー１１５が設けら
れている。

そしてレバー１０１とソレノイド９７に一端を
連結したリンク９９には、該リンク９９に設けた
長孔９９ａにレバー１０１のピン１０１ａを係嵌
すると共に該ピン１０１ａとリンク９９のピン９
９ｂにばね９８を張設して連結し、一方レバー１
１５は一端を図示しないフレームにスタツド軸１
１５ａに枢着してその他端と図示しないフレーム
のピン１１４ａにばね１１４を張設して前記リン
ク９９のピン９９ｃに当接保持して前記レバー１
０１、ラツチ１０７と共にソレノイド９７により
揺動されるように形成してある。

又、図示しないフレーム等と前記レバー１０
１，１１５には前記ソレノイド９７によりレバー
１０１，１１５が動作された時、レバー１０１と
当接通電されるスイツチ１０２とゴム胴軸７９に
固設したカム１１２の高所１１２ａにより通電を
断たれるスイツチ１１３とが夫々設けてあり、更
に前記給版テーブル１′の一側等にはピン１０６
とローラ１０５を付設したレバー１０４を、前記
ラツチ１０７、ピン１０６が係脱可能にスタツド
軸１０４ａ等で枢着してあつて、前記ローラ１０
５がゴム胴軸７９に固設したカム１０３に接触し
て、その高低差により揺動されて上記ラツチ１０
７との係脱を可能にしていると共に、上記ローラ
１０５と略対称位置の一端１０４ｂに上記給版テ
ーブル１′に支持してあるアーム１０９を掛止し
ている。

即ち、上記アーム１０９は、給版テーブル１′
に回転可能に架設した軸１０８に一端を固定して
設け、該軸１０８には一端にローラ３を軸支して
あるアーム３′を固定してその一端と給版テーブ
ル１′にばね１１１を張設し、給版テーブル１′に
軸支してある原版送り込みローラ４に前記ローラ
３が接触する方向へ弾撥賦勢してなるものであ
る。

而して上記構成において操作レバー４４の操作
軸２５をからの位置に移動後半時に給版作動
開始指令スイツチ９５がカム９２の高所に当接し
て通電されソレノイド９７が作動する。

そしてリンク９９は、ばね９８を介してレバー
１０１を第７図において時計回り方向へ回動して
同軸上のラツチ１０７を第８図において時計回り
方向へ回動する。

この時、ゴム胴軸７９におけるカム１０３の高
所１０３ａにローラ１０５が位置するとレバー１
０４を僅かに時計回り方向へ回動するのでラツチ
１０７とピン１０６間に隙間が生じることによ
り、上記ラツチ１０７とピン１０６との係止は解
かれる。

このようにラツチ１０７とピン１０６との係止
が解かれるとアーム１０９は軸１０８及びアーム
３′を介してばね１１１の弾性が時計回り方向へ
付与されていることによりレバー１０４を押圧し
て時計回り方向へアーム３′と共に回動し、ロー
ラ３を駆動回転されている原版送り込みローラ４
に接近させるので、給版テーブル１′上の原版２
は前記原版送り込みローラ４とローラ３間に挾持
されて版胴５側へ送られる。

版胴５は図示しない版くわえ機構を具備し、該
版くわえ機構は前記レバー１０１の回動により通
電するスイツチ１０２に接続された図示しないソ
レノイドにより動作され原版２先端をくわえ、そ
の後カム１１２の高所１１２ａがソレノイド９７
により動作したレバー１１５のスイツチ１１３の
通電を断つとばね１１４によりレバー１１５、リ
ンク９９は第７図左方向に動作してスイツチ１１
３はカム１１２により作動されなくなる。

又カム１０３の高所１０３ｂがローラ１０５を
押し上げてレバー１０４を時計回り方向へ回動す
ると、そのピン１０６とラツチ１０７とは係止す
るのでアーム１０９，３′は元の位置に復帰され
て、ローラ３は原版送り込みローラ４から離間さ
れて原版２の版胴５への送り込み作動を停止す
る。

以上説明したように本発明のオフセツト印刷機
によれば、印刷準備段階においてはまず水ダクタ
ー機構１０を動作して水又は水・インキフオーム
ローラ機構７へ水を供給し（からの位置への
切換時）、次いで次又は水・インキフオームロー
ラ機構７を動作して版胴５の表面に水を塗布した
（からの位置への切換前半時）後に給版機構
１を動作して原版２を版胴５へ送り込み巻着する
（からの位置への切換後半時）ように構成し
たものであるら、版胴５に原版２が送り込まれ巻
着される以前に版胴５の表面に塗布された水によ
り原版２が版胴５に密着してなじみ易く、かつ原
版２は水又は水・インキフオームーラ機構７のフ
オームローラ６，６′の接触圧より版胴５に押圧
されて版胴５の表面に浮き上がることなく巻着さ
れるため、原版２上のインキが近接配置されたゴ
ム胴８上に転写前に付着することをを防止できる
のみならず、水・フオームローラ機構を使用する
オフセツト印刷機における原版２の巻着前の版胴
５の表面又は原版２の巻着時の原版２の画像部以
外に付着したインキは、版胴５の表面の親水処理
と水の塗布及び原版２の画像部以外の不感脂化処
理によりインキが付き難く処理されているため、
版胴５を数回転するのみでフオームローラ６，
６′にて除去されるから、汚れが印刷されること
を確実に防止できて、無駄な印刷をすることなく
１枚目に送り込まれた印刷紙から良質な印刷がで
きて印刷効果を上げることができる等の印刷作業
上甚大なる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施する従来のオフセツト印
刷機の略示横断面図、第２ａ乃至ｃは本発明にお
ける水ダクター機構の作動説明図、第３図ａ及び
ｂは操作軸に固定した操作レバーの作動図及びこ
れと従来におけるオフセツト印刷機の一連の印刷
動作説明図、第４図は本発明におけるオフセツト
印刷機の一連の印刷動作説明図、第５図及び第６
図は水又は水・インキフオームローラ機構の操作
側と反操作側の側面図、第７図及び第８図は給版
機構の側面図である。 １……給版機構、２……原版、３，４……ロー
ラ、５……版胴、６，６′……フオームローラ、
７……水又は水・インキフオームローラ機構、１
０……水ダクター機構、２５……操作軸。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 原版２が版胴５に自動で巻着される給版機構
   １を備えたオフセツト印刷機において、前記版胴
   の表面に親水処理を施すと共に前記印刷機の操作
   軸２５に対して水ダクター機構１０を作動するカ
   ム２６、水又は水・インキフオームローラ機構７
   を作動するアーム５０、前記給版機構を作動する
   カム９２を各機構の作動開始時点がずれるように
   配設し、前記操作軸の回動に応じて水ダクター機
   構、水又は水・インキ・フオームローラ機構が順
   次動作して版胴への給水を行つた後に給版機構か
   ら版胴に原版を送り込み巻着するようにしたこと
   を特徴とするオフセツト印刷機。