JPH0144483Y2 - - Google Patents

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JPH0144483Y2
JPH0144483Y2 JP1984149352U JP14935284U JPH0144483Y2 JP H0144483 Y2 JPH0144483 Y2 JP H0144483Y2 JP 1984149352 U JP1984149352 U JP 1984149352U JP 14935284 U JP14935284 U JP 14935284U JP H0144483 Y2 JPH0144483 Y2 JP H0144483Y2
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conveyor
rollers
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は被搬送物の搬送方向を180゜旋回させる
ターンコンベアに関する。
(従来技術) 例えば、スーパーマーケツト向け商品のパツク
センター等においては、トレーに入れた商品をフ
イルムで包装する包装作業と、該商品の重量を計
量する計量作業と、この計量作業で得られた重量
値に基づいて算出した価格等をラベルにプリント
して当該商品に貼着する値付け作業とを自動的且
つ連続的に行うようにした包装計量値付けシステ
ムが用いられている。このシステムは、上記包装
作業を行う包装装置と、計量作業及び値付け作業
を行う計量値付け装置とを組合せ、包装装置から
排出される包装済みの商品を計量値付け装置に送
り込むようにしたものであるが、その場合にシス
テム全体の配置スペースを節約し、或いは包装装
置への商品供給部と計量値付け装置から送り出さ
れる商品の取出部とを近接させて商品の供給作業
と取出作業とを一人の作業者によつて行い得るよ
うにする等のため、包装装置と計量値付け装置と
を平行に配置し、且つ包装装置の排出部と計量値
付け装置の導入部との間に商品の搬送方向を180゜
旋回させるターンコンベアを介設するのが通例で
ある。
然して、このターンコンベアは、一般に多数の
ローラを扇形に配置したものであるが、旋回経路
の内周側は外周側より搬送距離が短いので、上記
ローラを内周側が細い円錐ローラとし、被搬送物
に対する送り速度、即ちローラの周速度を内周側
で遅くするようになつている。従つて、該コンベ
アに導入された被搬送物は搬送方向に対して導入
された時の姿勢を保持して旋回搬送されることに
なる。
ところで、上記包装装置は、フイルムによる包
装動作や該フイルムのシール動作等を良好に行わ
せるために、商品を横向きに、即ちトレーの長手
方向を送り方向に対して直交させた向きに供給す
るようになつており、従つて商品は該包装装置か
ら横向きの姿勢で排出されることになり、その姿
勢で上記ターンコンベアに受け渡される。そし
て、特に姿勢を変えない限り、商品は該コンベア
により横向き姿勢を保持したまま180゜旋回されて
計量値付け装置に送り込まれることになる。一
方、計量値付け装置においては、ラベル貼付け部
への商品の送り込み姿勢を一定にさせて常に所定
位置にラベルが貼付けられるようにするため、商
品を姿勢が乱れにくい縦向きに、即ちトレーの長
手方向を送り方向に一致させた向きで搬送するよ
うになつている。従つて、上記ターンコンベアか
ら計量値付け装置への商品の受け渡し時、或いは
ターンコンベア上で商品の姿勢を横向きから縦向
きに変更させる必要が生じることになる。
そこで、従来においては、横向き姿勢の商品の
一側部に当接して該側部の進行を一時阻止するこ
とにより該商品の姿勢を変える当接部材を設けて
いたのであるが、このような方法によると、トレ
ーの大きさ等によつて当接部材への当接状態が異
なるため正しく縦向き姿勢とされない場合が生
じ、そのため計量値付け装置のラベル貼付け部に
おいてラベルが商品の所定位置に正しく貼付けら
れない場合が生じていたのである。
また、このような問題を解消するため、90゜旋
回型のターンコンベアと昇降コンベアとを組合せ
てなる搬送装置を用いる場合があつた。この搬送
装置は90゜旋回型のターンコンベアの終端部に該
コンベアの終端部における搬送方向と直交する搬
送方向を有する昇降コンベアを重合させて備えた
もので、ターンコンベアによつて横向き姿勢のま
ま搬送方向を90゜旋回させた時点で商品を昇降コ
ンベアに受け渡すことにより、該商品を昇降コン
ベアによつて縦向き姿勢として排出するようにし
たものである。これによれば、横向き姿勢でター
ンコンベアに導入された商品がトレーの大きさ等
に拘らず、常に縦向き姿勢となつてターンコンベ
アへの導入方向と反対方向に取出されることにな
り、従つて上記の如き計量値付け装置においてラ
ベル貼付け位置が不揃いとなることがなくなる。
しかし、この搬送装置は、2種のコンベアを組合
せたものであるから、駆動装置が2組必要であ
り、しかも昇降コンベアについては昇降手段が必
要である等、構造が著しく複雑化し、当該包装計
量値付けシステムのコストが高く付く難点があ
る。
(考案の目的) 本考案は従来における上記のような実情に鑑み
てなされたもので、例えば包装装置から排出され
る商品を搬送方向を180゜旋回させて計量値付け装
置に送り込むようにした包装計量値付けシステム
等に用いられるターンコンベアとして、被搬送物
を旋回搬送させながらその搬送方向に対する姿勢
を例えば横向き姿勢から縦向き姿勢に自動的に略
90゜回転させるようにしたターンコンベアを実現
する。これにより、被搬送物をその大きさ等に拘
らず、常に確実に所定姿勢に向きを変更すること
ができるようにして、例えば上記包装計量値付け
システムに用いた場合に、常に商品の所定位置に
ラベルが貼付けられるようにし、また90゜旋回型
のターンコンベアと昇降コンベアとを組合せた搬
送装置を用いる場合よりコストを低減することを
目的とする。
(考案の構成) 即ち、本考案に係るターンコンベアは、所定方
向に回転駆動される多数のローラを扇形に配置し
て被搬送物の搬送方向を旋回させるようにしたタ
ーンコンベアにおいて、上記ローラとして、従来
の円錐ローラに代えて円筒ローラを用いると共
に、これらの円筒ローラを、被搬送物の搬入部に
配置される長寸の搬入ローラと、被搬送物の搬出
部に配置される同じく長寸の搬出ローラと、この
搬入ローラと搬出ローラとの間に扇形に配置され
る各複数の短寸及び長寸の旋回ローラとで構成
し、且つ短寸の旋回ローラを、上記搬入ローラ及
び搬出ローラと長寸の旋回ローラとの間に外周側
の端部を揃えて一本づつ配置したとことを特徴と
する。このような構成によれば、円筒ローラは、
旋回搬送方向に対する内周側及び外周側の周速度
が等しいので、被搬送物は搬送方向に対して搬送
距離の短い内周側が外周側よりも先行することに
なる。その結果、搬送方向が90゜旋回した時点で
被搬送物は搬送方向に対して略45゜傾き、更に90゜
旋回してターンコンベアから排出される時には略
90゜回転して、例えば横向き姿勢で導入された被
搬送物が縦向き姿勢となつて排出されることにな
る。
そして、上記の構成によれば、円筒ローラを扇
形に配置したにも拘らず、搬入ローラ及び搬出ロ
ーラと長寸の旋回ローラとの間に短寸の旋回ロー
ラを外周側の端部を揃えて一本づつ配置したの
で、当該コンベアの外周側で各ローラ間の間隔が
著しく広くなることがなく、従つて、被搬送物が
比較的小さなものである場合にも、各ローラ間の
間隙から脱落したりすることなく、円滑且つ確実
に搬送されることになる。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
先ず、第1,2図により本考案ターンコンベア
が適用される包装計量値付けシステムの全体構成
を説明すると、該システム1は包装装置2と計量
値付け装置3とを平行に配置するとに共に、両装
置2,3の対応する端部間に搬送方向を180゜旋回
させるターンコンベア10を配置した構成で、こ
れらにより上記包装装置2の一端の商品供給部2
aから該装置2内を図面上、左方に通過してター
ンコンベア10に至り、更に該コンベア10によ
つて180゜旋回された後、計量値付け装置3上を図
面上、右方に通過して該装置3の一端の商品取出
部3aに至るU字状の商品搬送経路が構成されて
いる。
上記計量値付け装置3は、架台4上にターンコ
ンベア10側から幅寄せコンベア5、計量コンベ
ア6及び貼付けコンベアを一列に配置し、且つ貼
付けコンベア7ないし計量コンベア6の上方にラ
ベル貼付け機8及び操作ボツクス9を配備した構
成とされている。そして、上記幅寄せコンベア5
は、傾斜状に配置された多数のローラ5a…5a
をモータ5bによつて回転駆動することにより、
ターンコンベア10側から送り込まれた商品を斜
め前方に移送して一側方に設けられた案内部材5
cに当接させ、これにより商品の搬送方向に対し
て直交する方向の位置を規制して計量コンベア6
に送り込むようになつている。また、計量コンベ
ア6は、ベルト6aと該ベルト6aを駆動するモ
ータ6bとを有すると共に、これらが一体的に重
量検出器6cに取付けられ、該コンベア6及びベ
ルト6a上の商品の重量が重量検出器6cに負荷
されるようになつている。その場合に、コンベア
6の重量は一定であるから、上記商品の重量が検
出されることになる。更に、貼付けコンベア7の
上方に配備されたラベル貼付け機8は、上記重量
検出器6cによつて検出された商品の重量と操作
ボツクス9に予め入力された単価や風袋重量等と
から当該商品の価格を算出し、この価格や重量等
を内蔵したプリンタによつてラベルに印字すると
共に、商品が上記貼付けコンベア7によつて該貼
付け機8の下方まで移送された時に、このラベル
を当該商品に貼付けるようになつている。
一方、上記ターンコンベア10は、架台11上
にベース部材12を設置し、該ベース部材12上
に第1旋回搬送部13と、中間搬送部14と、第
2旋回搬送部15とを設け、且つベース部材12
の一側部に第2旋回搬送部15から幅寄せコンベ
ア5に続く補助コンベア16を突出状に設けた構
成とされている。そして、上記第1旋回搬送部1
3の始端部が当該ターンコンベアの商品導入部1
0aとされて、上記包装装置2の排出部2bに接
続されており、また上記補助コンベア16の終端
部が計量値付け装置3に商品を送り排出部10b
とされている。
然して、第3図に拡大して示すように、該ター
ンコンベア10の第1旋回搬送部13は、包装装
置2の排出部2bに備えられた排出ローラ2cに
平行に且つ近接して位置する搬入ローラ(以下、
第1ローラという)17と、該第1のローラ17
と直交する方向に配置されて上記中間搬送部14
の始端部のローラを兼ねる搬出ローラ(以下、最
終ローラという)18と、両ローラ17,18間
に扇形に配置された複数の旋回ローラ19…19
とを有し、上記第1ローラ17、旋回ローラ19
…19及び最終ローラ18の外周側の端部に隣接
ローラ毎にロープ20…20を巻架した構成とさ
れている。同様に、第2旋回搬送部15も、上記
第1旋回搬送部13の最終ローラ18に平行に配
置されて中間搬送部14の終端部のローラを兼ね
る搬入ローラ(以下、第1ローラという)21
と、該第1ローラ21と直交する方向に配置され
て上記補助コンベア16の始端部のローラを兼ね
る搬出ローラ(以下、最終ローラという)22
と、両ローラ21,22間に扇形に配置された多
数の旋回ローラ23…23を有し、これらのロー
ラ21,22,23…23の外周側の端部に隣接
ローラ毎にロープ24…24を巻架した構成とさ
れている。そして、これらの旋回搬送部13,1
5を構成する各ローラは、第1ローラ17,21
及び最終ローラ18,22だけでなく、扇形に配
置された旋回ローラ19…19,23…23につ
いても円筒ローラとされ、且つ該旋回ローラ19
…19及び23…23は、夫々、短寸のローラ1
9a…19a,23a…23aと長寸のローラ1
9b…19b,23b…23bとでなり、これら
のうち短寸のローラ19a…19a,23…23
aが、第1ローラ17,21及び最終ローラ1
8,22と旋回ローラのうちの長寸のローラ19
b…19b,23b…23bとの間に外周端を揃
えて一本づつ配置されている。
ここで、上記第1のローラ17,21及び最終
ローラ18,22は、夫々、ベース部材12に固
着されたブラケツト25,25に両端を軸支され
た支軸26に回転自在に支持されており、また各
旋回ローラ19…19,23…23は、夫々、ブ
ラケツト27に片持ち状に支持された支軸28に
回転自在に支持されている。
一方、上記中間搬送部14は、第1旋回搬送部
13における最終ローラ18と第2旋回搬送部1
5における第1ローラ21との間に複数のロープ
29…29を平行に巻架した構成とされている。
そして、後者のローラ21と、第4図に示すベー
ス部材12の下面にブラケツト30を介して取付
けられたモータ31の回転軸上のプーリ32との
間に駆動ロープ33,33が巻架されており、上
記モータ31の回転によつて駆動ロープ33,3
3を介して当該ローラ21が回転されることによ
り該中間搬送部14を構成する上記各ロープ29
…29が一斉に走行される。また、これに伴うロ
ーラ18の回転によりロープ20…20を介して
第1旋回搬送部13の旋回ローラ19…19及び
第1ローラ17が回転されると共に、上記ローラ
21の回転によりロープ24…24を介して第2
旋回搬送部15の旋回ローラ23…23が回転さ
れるようになつている。これにより、第1旋回搬
送部13によつて上記包装装置2からの排出方向
Aに続いて90゜旋回するB方向の第1旋回搬送経
路が、中間搬送部14によつてこの第1旋回搬送
経路に続くC方向の中間搬送経路が、また第2旋
回搬送部15によつて更に90゜旋回するD方向の
第2旋回搬送経路が形成される。
更に、上記補助コンベア16は、第3図及び第
5図に示すように上記第2旋回搬送部15におけ
る最終ローラ22と、該ローラ22の支軸26に
両側面の前端部を連結され且つ上記ベース部材1
2の端面に支持部材34を介してベース部材12
の側部から突出状に支持されたフレーム35と、
該フレーム35の突出端に支軸36を介して軸支
されたローラ37と、両ローラ22,37間に平
行に巻架された複数のロープ38…38とで構成
されている。そして、上記ローラ22と、ベース
部材12の下面にブラケツト39を介して固着さ
れたモータ40の回転軸上のプーリ41との間に
巻架された駆動ロープ42,42により該ローラ
22が回転されることにより上記各ロープ38…
38が走行され、上記第2旋回搬送部15のD方
向の搬送経路に続くE方向の搬送経路が形成され
るようになつている。ここで、上記フレーム35
を支持する支持部材34は該フレーム35の下面
にスライド可能に取付けられたスライド部材43
に連結されており、該スライド部材43をスライ
ドさせることによつて補助コンベア16の全体が
第5図に示すように上記ローラ22の支軸26を
中心として上下に揺動可能とされ、これにより該
コンベア16の終端部、即ちターンコンベア10
の排出部10bの高さを上記計量値付け装置3に
おける幅寄せコンベア5の始端部に一致させるこ
とができるようになつている。また、上記フレー
ム35の両側面には間隔調節可能として一対のガ
イド部材44,44が備えられている。ここで、
この補助コンベア16は上記モータ40によつて
駆動されるようになつているが、該コンベア16
における始端部のローラ22と第2旋回搬送部1
5における該ローラに隣接する旋回ローラ23′
との間にロープを巻架して両ローラ23′,22
を連動させることにより、上記モータ40を廃止
してもよい。
尚、ターンコンベア10の導入部10aにおけ
る第1旋回搬送部13の第1ローラ17の両側に
は一対のフツク部材45,45が設けられ、該フ
ツク部材45,45を上記包装装置2の排出部2
bにおける排出ローラ2cの支軸2dに係合させ
ることにより、該ターンコンベア10と包装装置
2が所定の位置関係で連結されるようになつてい
る。また、該ターンコンベア10におけるベース
部材12の外周部上方はカバー部材46によつて
覆われている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
第1図に示すように包装装置2の商品供給部2
aにトレーに入れた商品Xを該トレーの長手方向
を横向きにして供給すると、該商品Xは上記供給
部2aから包装部2eに送り込まれ、該包装部2
eでフイルムによつて上方から被覆されると共
に、更にシールコンベア2fに受け渡され、該コ
ンベア2f上を通過する間に下方に備えられたヒ
ータ(図示せず)によつて上記フイルムのトレー
裏側に折り込まれた部分が熱溶着される。これに
より、商品Xは完全に包装、密封され、該包装装
置2の排出部2bから送り出されてくる。その場
合に、該商品Xは供給時と同じ横向きの姿勢にあ
る。
そして、この商品Xは次にターンコンベア10
に横向き姿勢のまま受け渡され、該コンベア10
における各搬送部13,14,15により搬送方
向を180゜旋回されるのであるが、第1旋回搬送部
13及び第2旋回搬送部15における扇形に配置
された各旋回ローラ19…19,23…23はい
ずれも円筒ローラであるため、商品Xはこれらの
搬送部13,15を通過する間に搬送方向に対す
る姿勢を横向きから縦向きに変えられるのであ
る。
つまり、第3図に符号X1で示すように、商品
Xはターンコンベア10の第1旋回搬送部13に
横姿勢で送り込まれ、先ず第1ローラ17ないし
該ローラ17に続く短寸及び長寸の旋回ローラ1
9a,19b上に載るのであるが、これらの旋回
ローラ19a,19bbは円筒ローラであつて内
周側の周速度V1と外周側の周速度V2とが等しい
ため、商品Xは搬送距離が短い内周側が外周側よ
り先行し、符号X2で示すように搬送方向Bに対
する姿勢が次第に傾いてくるのである。そして、
符号X3で示すように中間搬送部14に到達した
時点では搬送方向Cに対して略45゜傾いた状態と
なると共に、第2旋回搬送部15を通過する間に
符号X4で示す状態を経て更に略45゜傾けられるこ
とになる。その結果、搬送方向が180゜旋回して、
第2旋回搬送部15から補助コンベア16に受け
渡される時点では符号X5で示すように当初の姿
勢から略90゜回転した状態、即ち縦向きの姿勢と
なり、この姿勢で上記補助コンベア16から計量
値付け装置3に受け渡されることになる。ここ
で、上記旋回ローラ19…19,23…23は、
夫々、短寸のローラ19a…,19a,23a…
23aと長寸のローラ19b…19b,23b…
23bとで構成され、これらのうち短寸のローラ
19a…19a,23a…23aが、第1ローラ
17,21及び最終ローラ18,22と旋回ロー
ラのうちの長寸のローラ19b…19b,23b
…23bとの間に外周端を揃えて一本づつ配置さ
れて、第1、第2旋回搬送部13,15の外周部
に大きな間隙が生じないようにされているから、
小さな商品の場合にも、これを脱落させることな
く、円滑に旋回させ或は姿勢を変えることができ
るようになる。
このようにして縦向きの姿勢とされた商品X
は、計量値付け装置3によつて幅寄せコンベア5
により斜め前方に移送されて一側部が案内部材5
cに当接することにより、搬送方向に直交する方
向の位置を規制された上で計量コンベア6に受け
渡され、該計量コンベア6上にある間に重量検出
器6cにより重量を計量される。この計量値は電
気信号としてラベル貼付け機8に送られ、操作ボ
ツクス9に予め入力されている単価や風袋重量と
共に当該商品Xの価格が求められると共に、この
価格や単価、重量等がラベルにプリントされる。
そして、上記商品Xが計量コンベア6から貼付け
コンベア7に受け渡されてラベル貼付け機8の下
方を通過する時に該貼付け機8によつて上記ラベ
ルが商品Xに貼付けられている。その場合に、該
商品Xは上記ターンコンベア10によつて姿勢が
乱れにくい縦向きの姿勢とされており、且つ幅寄
せコンベア5によつて一側部の位置が規制されて
いるから、ラベルが常に商品の所定位置に貼付け
られることになる。
尚、この実施例においては、第3図に示すよう
に上記ベース部材12及びカバー部材46が第1
旋回搬送部13側の部分12a,46aと第2旋
回搬送部15側の部分12b,46bとに分割さ
れていると共に、ベース部材12の両部分12
a,12bを架台11上に図示のように隙間なく
突き合せた状態又は鎖線イ,ロで示すように複数
の間隔を選択して互いに離間させた状態に取付け
ることができるようになつている。従つて、中間
搬送部14におけるロープ29…29の長さを変
えることにより、当該ターンコンベア10の商品
導入部10aと排出部10bの間隔を包装装置2
や計量値付け装置3のサイズに応じて調整するこ
とができるようになつている。また、該ターンコ
ンベア10は補助コンベア16及びフツク部材4
5,45等を除いて中心線y−yに関して対称的
に構成されており、従つてこれらの取付位置を入
れ換えれば、包装装置からの導入方向に対して右
側に旋回する搬送経路を形成することができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、多数のローラを
扇形に配置して被搬送物の搬送方向を旋回させる
ようにしたターンコンベアにおいて、上記ローラ
として円筒ローラを用いる構成としたから、例え
ば180゜旋回搬送する間に被搬送物を搬送方向に対
して略90゜回転させることができるターンコンベ
アが実現されることになる。これにより、例えば
包装装置から横向きの姿勢で排出される商品を
180゜旋回させた後、計量値付け装置に縦向きの姿
勢で送り込むようにした包装計量値付けシステム
に該ターンコンベアを用いれば、従来における
90゜旋回型のターンコンベアと昇降コンベアとを
組合せてなる搬送装置を用いる場合より当該シス
テムのコストが低減されると共に、当接部材によ
つて姿勢を変えていた場合のような姿勢変更の不
確実さがなくなり、ラベルが常に商品の所定位置
に貼付けられることになる。
そして、特に本考案によれば、上記各円筒ロー
ラを、被搬送物の搬入部及び搬出部にそれぞれ配
置された長寸の搬入ローラ及び搬出ローラと、こ
の搬入、搬出ローラの間に扇形に配置された各複
数の短寸及び長寸の旋回ローラとで構成すると共
に、短寸の旋回ローラを、上記ローラ及び搬出ロ
ーラと長寸の旋回ローラとの間に外周側の端部を
揃えて一本づつ配置する構成としたから、外周側
で各ローラの間隙が著しく広くなることがなく、
従つて被搬送物が比較的小さなものである場合に
も、これを各ローラ間の間隙から脱落させること
なく、円滑且つ確実に搬送することができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のターンコンベアの一実施例を示
すもので、第1,2図は該実施例が適用された包
装計量値付けシステムの全体平面図及び側面図、
第3図はターンコンベアの拡大平面図、第4,5
図は夫々第3図−線、−線で切断した要
部縦断側面図である。 10……ターンコンベア、17,21……搬入
ローラ、18,22……搬出ローラ、19a,2
3a……短寸の旋回ローラ、19b,23b……
長寸の旋回ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定方向に回転駆動される多数のローラを扇形
    に配置して被搬送物の搬送方向を旋回させるター
    ンコンベアであつて、上記ローラを内周側と外周
    側との周速度が等しい円筒ローラとすると共に、
    これらの円筒ローラを、被搬送物の搬入部に配置
    される長寸の搬入ローラと、被搬送物の搬出部に
    配置される同じく長寸の搬出ローラと、該搬入ロ
    ーラと搬出ローラとの間に扇形に配置される各複
    数の長寸及び短寸の旋回ローラとで構成し、且つ
    短寸の旋回ローラを、上記搬入ローラ及び搬出ロ
    ーラと長寸の旋回ローラとの間に外周側の端部を
    揃えて一本づつ配置したことを特徴とするターン
    コンベア。
JP1984149352U 1984-10-01 1984-10-01 Expired JPH0144483Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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