JPH0143700Y2 - - Google Patents

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JPH0143700Y2
JPH0143700Y2 JP13630879U JP13630879U JPH0143700Y2 JP H0143700 Y2 JPH0143700 Y2 JP H0143700Y2 JP 13630879 U JP13630879 U JP 13630879U JP 13630879 U JP13630879 U JP 13630879U JP H0143700 Y2 JPH0143700 Y2 JP H0143700Y2
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thyristor
capacitor
circuit
current
conversion circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、バイパス形調光式の電子閃光装置
に関するものである。
従来、この種のバイパス形調光式の電子閃光装
置には第1図に示すようなものがあつた。第1図
において、1は閃光エネルギを蓄積するためのコ
ンデンサ、2は前記コンデンサ1の両端子間に接
続された閃光放電管、3は前記閃光放電管2に並
列接続されたサイリスタ、4はゲートの抵抗器、
5は電流制限用のチヨークコイル、6は電源であ
る。また、10は前記電源6とコンデンサ1の間
に介在する昇圧用のDC−DC変換回路、20は前
記サイリスタ3のゲートに接続された調光用のト
リガ回路である。
次に、この装置の動作について説明する。昇圧
用のDC−DC変換回路10は、電源6からエネル
ギーを供給されてコンデンサ1を所定の電圧に充
電する。閃光放電管2はトリガされるとコンデン
サ1に充電された電荷を放電し閃光を発生する。
閃光放電管2の発光時点よりあるタイミングで、
トリガ回路20からトリガパルスを発生し、サイ
リスタ3を点弧する。サイリスタ3のオン状態に
おけるインピーダンスは閃光放電管2のインピー
ダンスより低いので、それまでコンデンサ1から
閃光放電管2を通じて放電していた電流はサイリ
スタ3にバイパスして流れるようになり、閃光放
電管2の電流はしや断され閃光が停止する。コン
デンサ1からサイリスタ3を通じて放電する電流
は減少してゆき、DC−DC変換回路10からコン
デンサ1に充電する電流がサイリスタ3の谷点電
流以下であればサイリスタ3はオフ状態に移行
し、その時点からコンデンサ1の端子電圧上昇が
開始する。その後、コンデンサ1の再充電が進行
し、初期状態にもどつて閃光放電管2がトリガ可
能となる。
従来のバイパス形調光式の電子閃光装置は以上
のように構成され動作するものであるため、 1 DC−DC変換回路10の出力電流は、サイリ
スタ3の谷点電流より低くなければならず、コ
ンデンサ1への充電を急速に行うことに限界が
ある。
2 サイリスタ3に流れる電流が減少して谷点電
流以下になるまでの時間はコンデンサ1への充
電が行われないにもかかわらず、DC−DC変換
回路10は昇圧動作を行い、電源6がほとんど
短絡に近い状態になり、大きな電流が流れて電
源6のエネルギーを無駄に消耗し、電池を電源
6として使用する場合には電池寿命が短くな
る。
などの欠点があつた。
この考案は上記の欠点を除去するためになされ
たもので、サイリスタの導通期間中はDC−DC変
換回路の昇圧動作を停止させることにより、サイ
リスタの谷点電流が小さくてもDC−DC変換回路
の出力電流を大きくとりコンデンサの再充電を急
速にすることができるようにした電子閃光装置を
得ることを目的とする。以下この考案について説
明する。
第2図はこの考案の一実施例を示す回路図であ
る。
第2図において、30はサイリスタ3のゲート
端子と昇圧用のDC−DC変換回路10との間に介
在する結合回路であり、その他の部分の構成は第
1図において示した従来例と同様である。
次に動作について説明する。DC−DC変換回路
10によつて電源6が昇圧され、コンデンサ1が
所定の電圧に充電される。閃光放電管2がトリガ
され、コンデンサ1に蓄えられた電荷を放電し閃
光が発生する。この時点から所定の遅延時間をも
つてトリガ回路20からトリガパルスが発生し、
サイリスタ3のゲートを駆動する。サイリスタ3
はターン・オンし、それまで閃光放電管2に流れ
ていた電流をバイパスし閃光放電管2の発光を停
止する。以上の動作は第1図に示した従来回路の
動作と同様である。
さて、サイリスタ3はオン状態にあるとき陽極
電流が数十mA程度まで減少しても、ゲート・陰
極間に1ボルト程度の堰層電圧が発生することが
知られており、第2図の回路においてもサイリス
タ3のゲート・陰極間には、サイリスタ3がオン
の状態にあるときには1V程度の堰層電圧が発生
している。この電圧を結合回路30によつて検出
し、サイリスタ3のゲート・陰極間に堰層電圧が
発生しているときのみ、すなわち、サイリスタ3
がオン状態にあるときのみ、DC−DC変換回路1
0の昇圧動作を停止させる。このようにするとコ
ンデンサ1からサイリスタ3に流れた放電電流が
減少し、サイリスタ3の谷点電流に近い値になつ
たときでもDC−DC変換回路10は昇圧動作を停
止しているので、コンデンサ1に対する充電電流
は存在しない。従つてサイリスタ3に流れる放電
電流はサイリスタ3がオフするまで減少し続ける
ので、動作時におけるDC−DC変換回路10の出
力電流とは無関係にサイリスタ3は確実にオフ状
態に移行することが可能になる。また、サイリス
タ3がターンオンしてから上記過程でオフ状態に
移行するまでの時間(数十〜数百msの場合が多
い)はDC−DC変換回路10の動作が停止されて
いるため、電源6がこの間絡短状態で大電流を流
すことがなく、無駄な電源の消費が行われること
がないので、特に電源6として電池を使用した場
合の電池寿命の向上が期待できる。
第3図はDC−DC変換回路10と結合回路30
の具体的な構成例を示したものである。この図
で、符号A〜Eは第2図との対応を示すために付
したものである。DC−DC変換回路10はトラン
ジスタ11、昇圧トランス12、ダイオード1
3、コンデンサ14、抵抗器15からなつてお
り、トランジスタ11と昇圧トランス12により
発振させ、これを昇圧トランス12で昇圧した
後、ダイオード13で直流として出力する。ま
た、結合回路30はダイオード31と抵抗器32
とからなり、ダイオード31によるゲート回路を
サイリスタ3の堰層電圧によりオンするものであ
る。
なお、上記説明において、サイリスタ3はpゲ
ートタイプのものとして扱つてきたが、nゲート
タイプのサイリスタでもゲート・陽極間に発生す
るオン状態での堰層電圧を検出するようにすれば
同様の目的が達成できることは明白である。ま
た、コンデンサ1から閃光放電管2もしくはサイ
リスタ3を通じて放電電流の流れる回路内に電流
制限用のチヨークコイル5を挿入してもよい。
以上説明したようにこの考案は、結合回路によ
つてサイリスタがターンオンしてからオフ状態に
移行するまでの時間、DC−DC変換回路の動作を
停止させるようにしたので、確実にサイリスタを
オフにすることができ、しかもこの間の電源が短
絡状態になることがないので、従来のように、こ
の間に大電流が流れることがなく、電源の無駄な
消耗を防ぐことができる。さらに、サイリスタの
オン状態をゲート端子に発生する電圧・電流によ
つて検出するようにしたので、検出用のダイオー
ドの低圧のものでよく、全体を小形にし、かつ、
低コスト化を実現できる。そして、サイリスタが
オフ状態に移行した時にゲート電圧は直ちに低レ
ベルとなるので、復旧のおくれが生ずることはな
い等の幾多の実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバイパス形調光式の電子閃光装
置の一例を示す回路図、第2図はこの考案の一実
施例を示す回路図、第3図は第2図のDC−DC変
換回路の構成を示した回路図である。 図中、1はコンデンサ、2は閃光放電管、3は
サイリスタ、4は抵抗器、5はチヨークコイル、
6は電源、10はDC−DC変換回路、20はトリ
ガ回路、30は結合回路である。なお、図中の同
一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閃光エネルギ蓄積用のコンデンサ、このコンデ
    ンサの両端子間に接続された閃光放電管、この閃
    光放電管に並列に接続されたサイリスタ、このサ
    イリスタを所定のタイミングでトリガするトリガ
    回路および電源を昇圧して前記コンデンサを所定
    の電圧に充電するDC−DC変換回路を有し、前記
    サイリスタのゲート端子の電圧、電流を監視し、
    この値が前記サイリスタがオン状態のとき発生す
    る値であるときに前記DC−DC変換回路の昇圧動
    作を停止させる結合回路を備えたことを特徴とす
    る電子閃光装置。
JP13630879U 1979-10-01 1979-10-01 Expired JPH0143700Y2 (ja)

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JP13630879U JPH0143700Y2 (ja) 1979-10-01 1979-10-01

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Publication Number Publication Date
JPS5655822U JPS5655822U (ja) 1981-05-15
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