JPH0143244Y2 - - Google Patents

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JPH0143244Y2
JPH0143244Y2 JP1983047662U JP4766283U JPH0143244Y2 JP H0143244 Y2 JPH0143244 Y2 JP H0143244Y2 JP 1983047662 U JP1983047662 U JP 1983047662U JP 4766283 U JP4766283 U JP 4766283U JP H0143244 Y2 JPH0143244 Y2 JP H0143244Y2
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JP
Japan
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head
ink film
thermal
color
yellow
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JP1983047662U
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JPS59153237U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱転写式カラープリンタのヘツド部の
構造、詳細には、イエロー、マゼンタ、シアン等
の順で色部が送り方向に直列に塗り分けられてい
るインクフイルム(又はインクリボン)を用いて
記録紙にカラー印刷を行なう熱転写式カラープリ
ンタにおけるヘツド部の構造に関する。
この様な熱転写式カラープリンタによる印刷法
はすでに周知であるので詳細な説明な省略する
が、例えば「緑」を印刷する場合に2×2ドツト
(画素)内の同じ位置にシアンとイエローを着色
する重ね合わせ法あるいはシアンとイエローを違
う位置に着色する混色パターン法がある。本考案
はいずれの方法にも適用可能である。
そして、従来公知の熱転写式カラープリンタの
構成は例えば第1図に示す様なものであり、イン
クフイルム1、このインクフイルム1を巻きつけ
るオープンリール2,3、サーマルヘツド4、プ
ラテン5、記録紙6から構成されていて、インク
フイルム1はイエローY、マゼンタM、シアンC
の順で直列に塗り分けられており、この各々の塗
り分け巾は記録紙の巾と略等しい。また、サーマ
ルヘツド4には縦一列に複数の発熱素子が配列さ
れていて、プラテン5に対向して配置されてい
る。
上述従来公知例の構成においてカラー印刷は次
の様にして行なわれる。
先ず、第1図の状態からサーマルヘツド4を右
側に走査させながら印刷に必要な発熱素子を発熱
させてイエローYを記録紙6に転写する。次にサ
ーマルヘツド4を初期位置(第1図の状態)に復
帰させると共に、インクフイルム1を二点鎖線矢
印で示す方向に送つてマゼンタMを記録紙6に対
向させる。そして、再びサーマルヘツド4を走査
させて、マゼンタMを記録紙6に転写する。その
後、同様にして、シアンCを記録紙6に転写すれ
ば所望のカラー印刷が記録紙6の一ブロツクにお
いて行なわれる。従つて、一ブロツクの印刷が終
了する毎に記録紙6を一ブロツク相当分だけ二点
鎖線矢印方向に送り、上述転写動作を繰り返せば
記録紙6の全体にカラー印刷がなされる。
しかるに上述従来公知例の構成であると、記録
紙の一ブロツクのカラー印刷を終了させるために
サーマルヘツド4を三往復させなければならず、
印刷のための時間が長くなるという欠点を有して
いた。
そこで、本出願人は、上述公知例の欠点を改善
した新規な熱転写式カラープリンタのヘツド部の
構造に係る考案をし、昭和57年9月24日付(実願
昭57−144484)で出願したので以下において従来
例として説明する。
先ず、熱転写式カラープリンタの主要部のみを
簡略的に示した平面図である第2図に基づいて、
その構成を説明すると、11はヘツド部で、ヘツ
ドキヤリア12、該ヘツドキヤリア11上に固着
されているサーマルヘツド13,14,15、案
内ロール群16,17、案内ロール18,19,
20,21から構成されていて、2本のレール2
3,24によつて保持されている。尚、該レール
23,24は本体側板(図示せず)に支持されて
いる。26,27,28,29はガイドロール
で、本体底板(図示せず)に植立されている。3
1,32はリールであり、該本体底板に支持され
ている。
34はインクフイルムで、該リール31から引
き出され、ガイドロール26,27、サーマルヘ
ツド13、案内ロール18、案内ロール群16、
案内ロール19、サーマルヘツド14、案内ロー
ル20、案内ロール群17、案内ロール21、サ
ーマルヘツド15、ガイドロール28,29に導
かれて該リール32に巻き回されている。尚、す
でに明らかな様に、該インクフイルム34にはル
ープA,Bが形成されており、該ループAは該サ
ーマルヘツド14用、該ループBは該サーマルヘ
ツド15用である。また、該インクフイルム34
は、従来公知例のインクフイルム1と同様に塗り
分けられており、第2図の状態において、a−b
間がイエローY、b−c間がマゼンタM、c−d
間がシアンCである。
そのほか、36はプラテン、37は記録紙、3
8は該インクフイルム34の送り量を検出する装
置である。
続いて上述構成の動作について説明する。
先ず、第2図の状態からヘツドキヤリア12を
右方向へ移動させると、このヘツドキヤリア12
の移動につれてインクフイルム34のシアンCが
ループBから引き出され、マゼンタMがループA
から引き出されてループBに入り、イエローYが
ループAに入る。従つて、ヘツドキヤリア12の
右方向の移動によつてインクフイルム34がサー
マルヘツド13,14,15に対して相対的に移
動し、サーマルヘツド13の発熱素子前面にはイ
エローYが、サーマルヘツド14の発熱素子前面
にはマゼンタMが、サーマルヘツド15の発熱素
子前面にはシアンCが常に存在している。そこ
で、ヘツドキヤリア12が二点鎖線で示す右端に
移動するまでの間に各サーマルヘツド13,1
4,15の発熱素子を発熱させれば記録紙37の
一ブロツクには各色が転写され、一度の走査で一
ブロツクのカラー印刷が終了する。ここで、ヘツ
ドキヤリア12が右端にある時には、ループAは
イエローYで、ループBはマゼンタMで構成され
ている。
上述の様にして一ブロツクのカラー印刷が終了
後、サーマルヘツド13,14,15とプラテン
36を離してからヘツドキヤリア12を左端の初
期位置に復帰させ、インクフイルム34を塗り分
け巾の3倍分(イエローYの巾+マゼンタMの巾
+シアンCの巾)だけリール32の回転によつて
矢印(二点鎖線で示す)の方向に送る。このイン
クフイルム34の送り量は検出装置38によつて
検出され、送りが終了すると、a−b間には新し
いイエローYが、b−c間には新しいマゼンタM
が、c−d間には新しいシアンCが準備されるの
で、記録紙37を一ブロツク分だけ矢印(二点鎖
線で示す)方向に送れば、次のカラー印刷が同様
にして行なえる。
しかるに、上述従来例の様なヘツド部の構造で
あると、サーマルヘツド13,14,15の位置
精度(特に各サーマルヘツド間のピツチ)が印刷
の質に対して大きく影響するので、サーマルヘツ
ド13,14の間のピツチとサーマルヘツド1
4,15の間のピツチが正確に等しくなる様に配
置しなければならない。もし、ピツチ誤差が生じ
ていると色ずれが発生してしまい好ましくない。
また、ピツチ誤差が生じてしまつている場合でも
つて色ずれの発生を防止するためには、各サーマ
ルヘツド毎のパルス信号の発生タイミングをピツ
チ誤差に合わせて調整する様な回路が必要とな
り、回路構成が複雑になつてしまう。
本考案は上述従来例(公知ではない)に鑑みて
なされたもので、サーマルヘツドの位置合わせが
簡単にしかも高精度で行なえる様にしたヘツド部
の構造を提供することを目的とする。
本考案の目的は、各サーマルヘツドを一体成形
されている放熱板に一定ピツチで並べて固着し、
この放熱板をヘツドキヤリアに固着する様なヘツ
ド部の構造とすることによつて達成される。
以下、第3図及び第4図に示した一実施例に基
づいて本考案を説明する。尚、第3図はヘツド部
の主要部を分解して示したもので、第4図はヘツ
ド部の主要部を組立てた状態で示したものであ
る。
そして、図において、100はヘツド組立てブ
ロツクで、図示のごとく柱状の突起部100a,
100b,100cと、溝100d,100e,
100fと、ネジ部100g,100hとを有し
ていて、放熱性に富んでいる材料(例えばアルミ
ニウム)で形成されている。尚、溝100d,1
00e,100fの巾寸法及び各溝間ピツチは高
精度に加工されている。また、該突起部100
a,100b,100cの前方側の角は丸く面取
り加工されていて、インクフイルム34のガイド
となる。
111,112,113はセラミツク製のサー
マルヘツドで、発熱素子111a,112a,1
13aと、リード電極111b,112b,11
3bを有していて、対応する該溝100d,10
0e,100fに嵌合される。
115はフレキシブルケーブルで、各電極部1
15a,115b,115cが対応する該サーマ
ルヘツドの該リード電極111b,112b,1
13bにハンダ付けされることによつて該サーマ
ルヘツドに接続される。
116はパツキン、117は押え板で、ボルト
118,119によつて該ヘツド組立てブロツク
100に固着され、該サーマルヘツド111,1
12,113及び該フレキシブルケーブル115
を該ヘツド組立てブロツク100に押しつける。
尚、該パツキン116は、弾力性に富み且つ絶縁
性の材料で形成することは勿論である。
そして、第4図の様に組立てられた主要部は第
2図で示されているヘツドキヤリア12に固着さ
れてヘツド部を構成する。
以上が本考案に係るヘツド部の実施例の構成で
あるが、本考案はこの実施例に限定されないこと
は勿論である。
例えば、サーマルヘツドの数はインクフイルム
の塗り分け色数に応じて種々変更可能である。
また、ヘツドの高さ位置を正しく調整するため
に、溝に位置出しブロツクを予め嵌合しておいて
も良い。
また、ヘツド組立てブロツク100をヘツドキ
ヤリア12に一体的に成形しても良い。
本考案は上述の通りの構成であるので、各サー
マルヘツドの間のピツチが極めて高精度なものと
なり、その結果、印字時における色ずれ等が発生
しないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知例の斜視図、第2図は従来例の平
面図、第3図は本考案に係るヘツド部の主要部を
分解して示した斜視図、第4図は第3図の組立て
後の状態を示した斜視図である。 12……ヘツドキヤリア、34……インクフイ
ルム、37……記録紙、100……ヘツド組立て
ブロツク(放熱板)、111,112,113…
…サーマルヘツド、115……フレキシブルケー
ブル、116……パツキン、117……押え板、
Y……イエロー、M……マゼンタ、C……シア
ン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 イエロー、マゼンタ、シアン等が順に送り方向
    に直列に塗り分けられているインクフイルムを用
    いる熱転写式カラープリンタのヘツド部の構造で
    あつて、 ヘツド部は、ヘツドキヤリアと、ヘツドキヤリ
    アに固着され、インクフイルムの塗り分け色数に
    合わせた複数の柱状突起部を平行に延出させた、
    放熱性に富む材料で形成されたヘツド組立ブロツ
    クと、複数の突起部の各々の前面に設けられた溝
    であつて、溝間ピツチが一定となるよう加工され
    た複数の嵌合溝に、各々嵌合された複数個のサー
    マルヘツドとから成り、 複数の突起部の各々の間に、一の色から成るイ
    ンクフイルムのループを形成し、ヘツドキヤリア
    を走行させて複数のサーマルヘツドを一体的にイ
    ンクフイルムの送り方向に走査することによつ
    て、一ブロツクのカラー印刷が終了することを特
    徴とする、熱転写式カラープリンタのヘツド部の
    構造。
JP4766283U 1983-03-31 1983-03-31 熱転写式カラ−プリンタのヘツド部の構造 Granted JPS59153237U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4766283U JPS59153237U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 熱転写式カラ−プリンタのヘツド部の構造

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JP4766283U JPS59153237U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 熱転写式カラ−プリンタのヘツド部の構造

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Publication Number Publication Date
JPS59153237U JPS59153237U (ja) 1984-10-15
JPH0143244Y2 true JPH0143244Y2 (ja) 1989-12-15

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JP4766283U Granted JPS59153237U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 熱転写式カラ−プリンタのヘツド部の構造

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JP (1) JPS59153237U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595091A (ja) * 1982-07-02 1984-01-11 Mitsubishi Electric Corp 転写形カラ−プリンタ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595091A (ja) * 1982-07-02 1984-01-11 Mitsubishi Electric Corp 転写形カラ−プリンタ−

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JPS59153237U (ja) 1984-10-15

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