JPS6123463A - 記録方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ、複写機等に用いるインクジェッ
ト記録装置、サーマル転写記録装置等の記録装置に係り
、特にシリアルスキャンタイプのカラー画像記録方式に
関する。

〔従来の技術〕

従来、記録材の搬送方向と直交する主走査方向に記録手
段を搭載したキャリッジを往復移動させることにより画
像情報を記録する装置が知られている。

この種の記録装置をカラー化した装置は、一般に記録紙
の搬送方向にほぼ平行した、数ビット長から数百ビット
長のサーマルヘッド、インクジェットヘッド等の記録ヘ
ッドを、記録紙搬送方向と直角にシアンＣ・マゼンタＭ
・イエローＹｃ７）３色ないしはＣ−Ｍ・Ｙ・ブラック
ＢＫの４色に対応し・て３列ないし、４列に配置する。

この記録手段を記録材の静止時に主走査方向に往動させ
て印画し、主走査終了後各ビット長に対応した長さ記録
紙を搬送する（副走査）と共に主走査方向に復動し、次
の主走査往動時に再度印画を行う方式がとられている。

即ち主走査往復動の内往動時のみ印画するわけである。

これはカラー印画の場合、シアン・マゼンタ拳イエロー
の色を重ねる順序が異なると色相が異なってしまうから
である。

色の異なる程度等は印画を行うインク染料又は顔料等の
分光分布や記録材への吸収特性等により異なる。

この従来例を第４図（Ａ）について具体的に説明する。

記録紙ｌ上に主走査往動方向ａの全記録幅ｍビット列、
副走査方向のｎビット行を１回の主走査往動で記録する
０次に記録紙もしくは記録手段の副走査すを行い、主走
査復動Ｃを行う、この記録を繰り返して記録紙全域を記
録する。ここで記録手段２の色順序としては往動方向に
Ｙ−Ｍ・Ｃ・ＢＫの順であり、この順に重ねカラー記録
を行う、ところでこのような走査を行うと主走査復動時
の時間がロスになり高速記録方式としては不利になる。

又、第４図　（Ｂ）は高密度記録の従来例である。

記録手段を１６ｐｅｌ／厘■以上等の高密度化をしよう
とした場合インクジェットへラド・サーマルヘッド等の
高密度微細加工が困難になる。そこで記録手段３は１色
に対応してｎビット行の内ｎ／２ビットを一度に記録す
る２つのヘッド３１−３２をｌピッ）ｂずらして配置し
、これを４色分配置し、上記第１図（Ａ）と同等の記録
を行う方式であるが、やはり復動時間のロスが発生する
。

そこで本出願人は往復印字を可能とした記録方式を開発
した（特開昭５８−１７９８５８号公報参照）。

第３図（Ｃ）はその要領を示すもので、各ｎビットの記
録ヘッド４Ｙ−４Ｍ・４ｃ・４Ｂを副走査方向に配置し
、その夫々を活写のＹ（イエロー）・Ｍ（マゼンタ）・
Ｃ（シアン）・Ｂ（黒）の色のヘッドとする。

第１回目主走査を記録ヘッド４をＡ位置におきａ方向に
主走査往動させると始めのｎ１ビット行がイエローＹで
印字される０次にｎ１ビット行分の副走査すを行ってヘ
ッド４をＢ位置とし、Ｃ方向に主走査復動させると、ｎ
２ビット行にイエローＹ、ｎｌビット行にマゼンタＭで
印字される０次にｎ２ビット行分副走査ｄを行ってヘッ
ド４をＣ位置におく。

第１回目主走査往動ｅによりｎ３行にイエローＹ＊　ｎ
２行にマゼンタＭ　ｅ　ｎ　１行にシアンＣの印字が行
われる０次の副走査ｆ・ヘッド位置Ｄ、主走査復動ｇで
始めのｎｌｌピットが４色ともに印字される。

以上の繰り返しで色順の変らない印字が行えるが、４回
の副走査により４色を重ね合わせるためのバッファメモ
リ容量が非常に多くなると共にドツトの重ね合わせズレ
が起りやすい。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この種の記録方式において、主走査往復動および副走査
の手順を改良して制御回路の簡素化を図ると同時に色相
のずれがほとんど発生せずに高密度なカラー記録を可能
にするシリアルスキャン方式の記録方式を得ることを目
的とする。

口、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 記録ヘッドの主走査往動により行方向に１ないし数ドツ
トおきに複数ドツト行を記録し１次で上記１ないし数ド
ツトの飛び越し間隙を記録する位置に副走査移動した後
、主走査復動によりｎビット行を記録するように繰返し
て記録紙面全域に記録を行うことを特徴とする記録方式
。

〔作用〕

記録ヘッドの主走査動でｎビット行ａｍビット列の記録
を行う方式において、主走査往動時にｎビット行を１な
いし数ビットおきに飛び越して記録し、次にその飛び越
した間隙を記録するように副走査移動させた後、主走査
復動させるサイクルを繰返すことによって記録紙面全域
に記録する。

〔実施例〕

第１図は本発明を実施する記録装置の一例を示す略斜視
図である。

ロール状に巻かれた記録材１は、搬送ガイドロール９・
ｌＯを介し搬送ローラ対１１により矢中方向へ搬送（副
走査）される、キャリッジ１２は４色の記録ヘッドイエ
ロー１３Ｙ・マゼンタ１３Ｍ−シアン１３ＣΦブラツク
１３Ｂより成る記録ヘッド群１３を搭載し、ガイドレー
ル１４上を往復運動（主走査）する。

主走査方向には記録ピッチに対応したタイミング指標（
リニアスケール）１５が配置され、キャリッジ１２上に
は指標１５の情報を読取る為の検出器１６が固定されて
いる。

記録開始信号により図に省いた主走査方向駆動部（例え
ばサーボモータ・ステップモータ等）が動作し、図中左
から右方向ヘキャリツジ１２を移動させる。このときタ
イミング検出器１６はタイミング指標１５の記録ピッチ
に対応する情報を読み取り記録のためのタイミングパル
スを発する。

このパルスに対応して記録ヘッド、１３Ｙ−１３Ｍ・１
３Ｃ・１３Ｂによりイエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの記録が行われる。記録材幅（ｍビット列）の記録
が終了すると、キャリッジ１２の右側の突起により右側
位置検出器１７が作動し、その検出器１７の出力により
主走査方向駆動部は逆方向図中右から左へ移動を開始す
ると共に、記録紙搬送ロール１１が図示せぬ記録紙駆動
部（パルスモータ等）により回転し、第１の副走査を行
う、主走査復動が終了した後左側位置検出器１８が作動
し主走査駆動が往動方向に変わると共に副走査用記録紙
搬送ロールが回転し第２の副走査を行う、この繰り返し
により記録紙全域にカラー画像の、記録を可能にする。

記録ヘッドとしては１００〜２００ノズル程度のオンデ
マンド型インクジェット方式等が有力であるが、感熱シ
ートを記録紙とヘッドの間に配置した感熱記録方式も可
能であり、記録手段は数色の重ね合せを行いカラー像を
得る手段であれば上記方式に限らない。

第２図は本発明の一実施例による画像記録手順の説明図
である。

記録ヘッド６の１主走査往復動で、記録紙ｌに　　　　
１主走査方向の全記録幅ｍビット列、副走査方向のｎビ
ット行を記録する。特にその際主走査復動（ａ方向）時
の記録ドツトは、副走査方向において１ないし数ドツト
（図例は１ドツト）おきに黒丸５のようにｎ／２ドツト
の記録部を有する記録ヘッド６で記録する０図例ではｎ
ビット行にしたドツトであるから、記録へラド６は６ド
ツトである。

主走査往動ａによる記録を終ると、上記の飛ばしたドツ
ト（白丸７）分（図例１ドツト）の距離だけ副走査すを
行わせる（例えば８ド−７）７１１１１１行の記録密度
の場合は　１１８■鵬副走査移動させる）。

次で主走査復動Ｃを行わせると白丸７の部分ｎ／２ドツ
トが記録される。すなわち主走査の１往復でｎビット行
のすべてが記録される。

上記の主走査ｌ往復終了後、第２の副走査ｄとして１ド
ツト分をｎビット行から引いた（Ｎ−１）ビット性分の
距離だけ移動させる。第２図のヘッド６はこの状態位置
を表わしている。

この位置で第２回目の主走査往動ａ２）副走査ｂ２）主
走査復動Ｃ２を行わせることによって、次のｎビット行
が記録され、その繰返しで記録紙面全域の記録を終了す
る。

すなわち上記関係の主走査復動ａ・副走査ｂ・主走査復
動Ｃ・副走査ｄのサイクルであるから、そのサイクル手
順が非常に単純である。

また記録ヘッド６をシアン６Ｃ・マゼンタ６Ｍ−イエロ
ー６Ｙ・黒６Ｂとした場合、主走査往動時ａには黒・イ
エロー・マゼンタＭ・シアンＣの順に重ね記録を行うこ
とになり、主走査復動時Ｃには逆の色順に記録されるが
ｎビット行の１行毎（１ビット飛びのとき）に重ね順が
異なるため、色順による色相差は目視では実質上判別で
きないから問題とならない。

第３図は本発明の他の実施例で、第１・第２の副走査距
離ｆφｇを約均等距離とするものである。

第１回目の主走査往動ａは、ｎビット行の向上部ｎ／４
ピッ）ｅの記録を行う、すなわち　ｎ／２ビツトの記録
部を有する記録ヘッド６をＥの位置とし、その下側の半
分の記録部によりｎ／４ビツトｅで、黒丸５のように１
ドツトおきにｎ／４（図例１２／４＝３個）ドツト記録
する。

離だけＦ位置に移動させ、ヘッド６を主走査復動Ｃさせ
ると、ｎビット行ｆの領域にｎ／２ドツト（６個）の記
録が行われる。このとき前記のｎ／４ビツトｅ領域の白
丸ドツトも記録される。

離だけＧ位置に移動させ、主走査往動ａ２させると、ｎ
ビット行ｇの領域にｎ／２ドツトの記録が行われる。

以下、上記ｆ−ｃ−ｇ−ａ工程の繰返しで、記録紙全面
への記録が行われる。

第２図・第３図は説明を簡単にするためｎビット行を１
２ドツト／■、１ドツトおき記録を例示したが、１６ド
ツト／脂■等の高密度となった場合は、２ドツトまたは
数ドツトおきに記録することも可能である。

ハ、発明の効果 上記の構成であるから、記録ヘッドの主走査柱ｌ 復動時に記録され、その往復動と副走査移動のサイクル
手順が単純であるから制御回路が簡素化される。副走査
方向のｎビット行を１ないし数ドツトおきに交互に記録
することによって高密度が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施する記録装置の１例を示す概略図
、第２図は本発明の画像記録手順の説明図、第３図は別
の実施例の同上図、第４図（Ａ）・　（Ｂ）−（Ｃ）は
従来例の説明図。 ｌは記録紙、６・１３は記録ヘッド。 −ｓｌ　　０ 七　　動

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）搬送方向にｎビット行、これと直角の方向にｍビ
   ット列のドット記録を、記録ヘッドの列方向への主走査
   往復動と行方向への副走査移動の組合せで行う画像記録
   方式において、 記録ヘッドの主走査往動により行方向に１ないし数ドッ
   トおきに複数ドット行を記録し、 次で上記１ないし数ドットの飛び越し間隙を記録する位
   置に副走査移動した後、 主走査復動によりｎビット行を記録するように繰返して
   記録紙面全域に記録を行うことを特徴とする記録方式。
2. （２）特許請求の範囲第１項に於て、記録ヘッドを主走
   査方向に平行に複数個設け、その各々の記録ヘッドによ
   り異なる色の記録を行い、各色を重ねることを特徴とす
   るカラー画像記録方式。