JPH0142919Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0142919Y2
JPH0142919Y2 JP1983152609U JP15260983U JPH0142919Y2 JP H0142919 Y2 JPH0142919 Y2 JP H0142919Y2 JP 1983152609 U JP1983152609 U JP 1983152609U JP 15260983 U JP15260983 U JP 15260983U JP H0142919 Y2 JPH0142919 Y2 JP H0142919Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
cover
base
accessory device
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983152609U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6059338U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15260983U priority Critical patent/JPS6059338U/ja
Publication of JPS6059338U publication Critical patent/JPS6059338U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0142919Y2 publication Critical patent/JPH0142919Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は回路しや断器に関するものであり、
特に付属装置を備えた回路しや断器に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来のこの種の回路しや断器にあつては、付属
装置の取付けは次の2通りの構成が採られてい
た。
まず第1の構成は、回路しや断器本体の筐体を
構成するベースとカバー内に取付けられる構成で
あつた。すなわち成形絶縁物からなるベース上
に、回路しや断器としての各構成部材を取付けた
後、付属装置も同じくベース上に固定し、その後
成形絶縁物からなるカバーで被覆する構成であつ
た。
また第2の構成は、第15図及び第16図の実
開昭57−6143号公報に示されるように、カバー1
1に、上面と側面とを開放した凹部19を形成
し、かつ前記凹部19の底面19Aに貫通孔19
Eを穿設した後、前記凹部19に付属装置12を
設置し、前記貫通孔19Eを介して回路しや断器
の動作を付属装置12に伝えるように構成されて
いた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし上記第1の構成のものでは、付属装置の
取付けがベースとカバーとの内部においてなされ
る関係上、付属装置の取付け、取外し作業の途上
において、その都度カバーを取外す必要があり、
回路しや断器内への異物の侵入や、付属装置の部
品の脱落等の不都合が生じる欠点があつた。ま
た、付属装置がカバー内において回路しや断器の
各構成部品に露呈されているため、回路しや断器
が短絡電流をしや断するときに発生するアークに
よつて、付属装置が損傷する欠点があつた。
次に、第15図及び第16図に示す上記第2の
構成のものでは、上記第1の構成のものの欠点は
除去されるが、カバー11の上面部の中央側部が
欠落しているため、回路しや断器本体の仕様を表
示する銘板の取付けスペースが、確保できない欠
点があつた。特に、小形の回路しや断器では、カ
バー上面の平面部が狭いため、規格などで決めら
れた沢山の表示事項を、表示することが困難であ
つた。また、回路しや断器が短絡電流をしや断す
るときに発生するアークガスが、カバー11の凹
部19の底面19Aに穿設された貫通孔19Eを
介して、付属装置12側に噴出するため、回路し
や断器の操作時に危険性が伴う欠点があつた。さ
らに、付属装置12が外部に露出しているため、
前記アークガスによつて付属装置12が絶縁劣化
すると、感電の恐れがあつた。さらにまた、付属
装置12の上面に付属装置用カバーを設ける場合
には、回路しや断器の上面に、本体カバーと付属
装置用カバーとの境界線ができ、見栄えが悪い欠
点があつた。
この考案は、上記のような問題点を除去するた
めになされたものであり、付属装置の損傷を防止
し、銘板取付けスペースが確保できる回路しや断
器を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る回路しや断器は、カバーの側面
が開口し、底部と天井部と三側壁面とで取り囲ま
れた穴部を形成し、この穴部に付属装置を設置し
たものである。
〔作用〕
この考案は、カバーの側面が開口した穴部に付
属装置を挿入し、これをカバー内部に生じる高温
高圧のアークガスから隔離する。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図はこの考案に係る回路しや断器の一実
施例を示す側面断面図、第2図は第1図のカバー
を取除いた平面図である。第1図および第2図に
おいて、ベース1は、絶縁材から構成され、回路
しや断器の各構成部品を支持する。固定接触子導
体2は、ベース1に固定され、その一端部には固
定接触子3が固着され、その他端部には外部電線
接続用の端子ねじ4が螺合されている。可動接触
子5は、固定接触子3に相対して、可動接触子導
体6の一端部に固着されている。押板7は、三極
の可動接触子導体6を同時に開閉動作させるもの
で、ベース1の溝101に沿つて上下動するもの
であり、その上端部には後述の付属装置を動作さ
せる凸部7aを備えている。操作ハンドル8は、
手動操作によつて開閉機構部9を介して押板7を
上下動させ、可動接触子導体6を開閉動作させる
ものである。開離ばね10は、ベース1と押板7
間に装着され、押板7を常時上方に押圧する。カ
バー11は絶縁材からなり、ベース1と共に筐体
を構成し、ベース1に支持された各構成部品を覆
うものであり、その詳細を第3図ないし第5図に
示す。
第3図はカバー11を示す斜視図、第4図は第
3図の線−における部分拡大平面断面図、第
5図は第3図の部分拡大側面断面図である。第3
図ないし第5図において、開口11aは、カバー
11の上面に穿設され、操作ハンドル8の操作部
を外部に突出させている。穴部11bは、例えば
マイクロスイツチである付属装置12を設置する
ものであり、底部11cと、三側壁部11d乃至
11fと、天井部11gとから構成されている。
連通孔11hは、底部11cに穿設され、押板7
の凸部7aを貫通挿入して、回路しや断器のしや
断時に、押板7の凸部7aにより付属装置12を
動作させる。係止凹部11iは、側壁部11fの
内面側に設けられ、後述する付属装置12の係止
凸部を係止する。ねじ穴11jは、後述する付属
装置12の表面板をねじによつて、カバー11に
固定するものである。
第6図は第5図に示す付属装置12の組立展開
図、第7図は第6図に示す基台の背面斜視図、第
8図は第6図に示す中子の背面斜視図、第9図は
第6図に示す付属装置本体の組立完了斜視図であ
る。第6図ないし第9図において、基台12A
は、表面板12bを有する表面壁部12cと、一
対の側壁部12d,12eと、背面壁部12fと
によつて、四角枠状に絶縁材によつて形成されて
いる。一対の係合凸部12gは、それぞれ一対の
側壁部12d,12eの内表面に水平に設けら
れ、後述する中子12Cの係合凹部12sに嵌合
する。長孔12hは、背面壁部12fに縦長方向
に穿設され、後述するアクチエータ12Dの作動
板軸12uを、回動可能に支承するものである。
ード線用孔12iは、表面板12b並びに表面壁
部12cに穿設され、後述するマイクロスイツチ
12Bに接続されたリード線13を貫通挿入す
る。取付孔12jは、カバー11に設けられたね
じ穴11jに対向して、表面板12b並びに表面
壁部12cに穿設され、取付ねじ14によつて、
基台12Aをカバー11の穴部11b内に固定す
る。スナツプフイツト12kは、側壁部12eの
外表面に設けられ、カバー11の係止凹部11i
に嵌合する係止凸部121を備えている。マイク
ロスイツチ12Bは、リード線13に接続される
接続端子12mと、中子12Cの凸起12nが嵌
合挿入される嵌合穴12oと、底面に段差部12
pとを備えている。中子12Cは、マイクロスイ
ツチ12Bを支持するもので、その背面に当板1
2gと、マイクロスイツチ12Bの嵌合穴12o
に嵌合挿入される凸起12nと、後述するアクチ
エータ12Dの作動板軸12uを回動可能に支承
する穴12rとを備えている。また、その両側面
に、基台12Aの一対の係合凸部12gに係合す
る一対の係合凹部12sを備えており、かつ、表
面から裏面に貫通して穿設されたリード線用孔1
2tを備えている。アクチエータ12Dは、押板
7の凸部7aによつて駆動され、マイクロスイツ
チ12Bを入、切するもので、基台12Aの長孔
12hと中子12Cの穴12rとに回動可能に挿
入される作動板軸12uを有する作動板12v
と、作動板12vに取付けられた板ばね12wと
を備えている。
次に、付属装置12の組立てを第10図a乃至
第10図cを用いて説明する。まず、第9図に示
すように、リード線13をマイクロスイツチ12
Bの接続端子12mに接続した後、リード線13
を中子12Cのリード線用孔12tに貫通挿入す
る。次に、中子12Cの凸起12nをマイクロス
イツチ12Bの嵌合穴12oに嵌合挿入し、続い
てアクチエータ12Dの作動板軸12uを、中子
12Cの穴12rに挿入して、付属装置本体を第
9図に示すように組立てる。このように組立てら
れた付属装置本体を、第10図aに示すように、
リード線13を基台12Aのリード線用孔12i
に貫通挿入した後、基台12Aの上側からその中
空部内に挿入する。この場合、中子12Cを基台
12Aの表面壁部12c側に位置させ、アクチエ
ータ12Dの作動板軸12uの外面側を、基台1
2Aの長孔12hに対向させる。この状態で、第
10図bに示すように、付属装置本体を基台12
Aの背面壁部12f側に移動させ、作動板軸12
uの外面側を長孔12h内に挿入させる。次に、
第10図cに示すように、付属装置本体を下方に
押込み、中子12Cの一対の係合凹部12sを、
基台12Aの一対の係合凸部12gに係合させて
組立てを完了する。この場合、一対の係合凹部1
2sと一対の係合凸部12gとの係合は、基台1
2Aの弾性変形により嵌合係合される。また、リ
ード線13は、基台12Aと中子12Cとの間に
形成される中空部にZ字状に曲げて配設される。
次に、このように組立てられた付属装置12の
回路しや断器本体への取付けを、第11図及び第
12図を用いて説明する。第11図に示すよう
に、付属装置12をカバー11の穴部11b内に
挿入し、付属装置12の基台12Aに設けられた
スナツプフイツト12kの係止凸部12lを、カ
バー11の係止凹部11iに嵌合させ、かつ、取
付ねじ14を基台12Aの取付孔12jに挿入さ
せ、かつカバー11のねじ穴11jに螺合させ
て、付属装置12の穴部11b内への取付けを完
了する。
次にこの装置の動作を第13図を用いて説明す
る。今、第1図において回路しや断器に短絡電流
が流れると、周知の如く開閉機構部9の開放動作
によつて、押板7が上方に移動し、可動接触子導
体6は、開離ばね10のばね力によつて開放し
て、回路しや断器をしや断させる。この場合、押
板17の凸部7aは、第13図に示すように、付
属装置12のアクチエータ12Dを押圧して、マ
イクロスイツチ12Bを動作させる。
第14図はカバー11の穴部11bを塞ぐ蓋を
示す斜視図である。第14図において、蓋15
は、付属装置12がカバー11の穴部11b内に
取付けられない場合、穴部11bを塞ぐものであ
り、取付ねじ14を挿入する取付孔15aと、カ
バー11の係合凹部11iに嵌合する係合凸部1
5bとを備えている。
なお、上実施例では付属装置12として、補助
スイツチであるマイクロスイツチ12Bを用いた
場合を示したが、警報スイツチ、電圧引外し装置
などであつてもよいことはいうまでもない。
〔考案の効果〕 この考案は、以上のように構成したため接点間
に発生するアークが、カバーの内壁、即ち、穴部
を形成する壁部によつてしやへいされ、アークに
よる付属装置の損傷が防止され、かつ、回路しや
断器の操作面であるカバーの上面へのアークガス
の排出がなく、カバーの上面の絶縁劣化が防止で
き安全である。また、側面に開口した穴部内に、
付属装置を挿入設置しているため、付属装置をカ
バーの外側から回路しや断器本体に組込むことが
でき、カバーを外す面倒な作業なしに付属装置の
取付け交換などができる。さらに、カバーの上面
の開閉の必要がなく、上面の平面部が確保される
ため銘板の取付けにも支障がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る回路しや断器の一実施
例を示す側面断面図、第2図は第1図のカバーを
取除いた平面図、第3図は第1図のカバーを示す
斜視図、第4図は第3図の線−における部分
拡大平面断面図、第5図は第3図の部分拡大側面
断面図、第6図は第5図に示す付属装置の組立展
開図、第7図は第6図に示す基台の背面斜視図、
第8図は第6図に示す中子の背面斜視図、第9図
は第6図に示す付属装置本体の組立完了斜視図、
第10図a乃至第10図cは付属装置の組立て説
明図、第11図及び第12図は付属装置の回路し
や断器本体への取付説明図、第13図はこの考案
の動作説明図、第14図は第3図に示すカバーの
蓋を示す斜視図、第15図及び第16図は従来の
回路しや断器を示す斜視図である。 図において、1はベース、2は固定接触子導
体、3は固定接触子、5は可動接触子、6は可動
接触子導体、7は押板、7aは凸部、8は操作ハ
ンドル、9は開閉機構部、10は開離ばね、11
はカバー、11aは開口、11bは穴部、11c
は底部、11d乃至11fは側壁部、11gは天
井部、11hは連通孔、11iは係止凹部、11
jはねじ穴、12は付属装置、12Aは基台、1
2bは表面板、12cは表面壁部、12d,12
eは一対の側壁部、12fは背面壁部、12gは
一対の係合凸部、12Cは中子、12hは長孔、
12iはリード線用孔、12Bはマイクロスイツ
チ、12jは取付孔、12kはスナツプフイツ
ト、12lは係止凸部、12mは接続端子、12
nは凸起、12oは嵌合穴、12pは段差部、1
2qは当板、12rは穴、12sは係合凹部、1
2tはリード線用孔、12Dはアクチエータ、1
2uは作動板軸、12vは作動板、12wは板ば
ね、13はリード線、14は取付ねじ、15は
蓋、15aは取付孔、15bは係合凸部である。
なお各図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁部材からなりしや断器の構成部材を支持す
    るベース、前記構成部材を覆い前記ベースと共に
    筐体を構成する絶縁部材からなるカバー、前記ベ
    ースとカバーの上面に穿設された開口から操作部
    が外部に突出し前記構成部材を手動操作する操作
    ハンドル、前記カバーの側面のみに開口を有しカ
    バーと一体に成形された底部と天井部と三側壁部
    とで取り囲まれてしや断器のアークガスから隔離
    された空間として形成された穴部、及び前記穴部
    内に設置され前記底部に設けられた連通孔を介し
    て前記構成部材により連動して駆動されかつ前記
    開口を覆う表面板を有する付属装置を備えた回路
    しや断器。
JP15260983U 1983-09-29 1983-09-29 回路しや断器 Granted JPS6059338U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15260983U JPS6059338U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 回路しや断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15260983U JPS6059338U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 回路しや断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6059338U JPS6059338U (ja) 1985-04-25
JPH0142919Y2 true JPH0142919Y2 (ja) 1989-12-14

Family

ID=30337866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15260983U Granted JPS6059338U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 回路しや断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6059338U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH088509Y2 (ja) * 1989-10-04 1996-03-06 富士電機株式会社 回路遮断器の付属装置取付構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722152B2 (ja) * 1974-05-14 1982-05-11

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722152U (ja) * 1980-07-14 1982-02-04
JPS5890649U (ja) * 1981-12-15 1983-06-20 和泉電気株式会社 回路遮断器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722152B2 (ja) * 1974-05-14 1982-05-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6059338U (ja) 1985-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4622444A (en) Circuit breaker housing and attachment box
US4595812A (en) Circuit interrupter with detachable optional accessories
JP4522362B2 (ja) 回路遮断器
KR100693704B1 (ko) 회로차단기의 방진구조
JPH0142919Y2 (ja)
JPH0142272Y2 (ja)
JP2550102B2 (ja) 回路遮断器
US6838960B2 (en) Circuit breaker
JP4215625B2 (ja) 回路遮断器
JPS5823161Y2 (ja) 回路しや断器用補助スイツチ
JPS6136047Y2 (ja)
JP2001060428A (ja) 回路しゃ断器
JPS5854451B2 (ja) 埋込型回路遮断器
JPH06111704A (ja) 回路遮断器
KR820001314Y1 (ko) 회로차단기에서의 보조스위치의 부가구조
JPS6136048Y2 (ja)
JP3435210B2 (ja) 回路遮断器
JP2741008B2 (ja) 過負荷遮断器付押釦開閉器
JPS6025808Y2 (ja) 回路しや断器
JPH0749715Y2 (ja) 多極回路遮断器
JPS6017037Y2 (ja) 防犯リ−ドスイツチ取付装置
JPH082913Y2 (ja) 回路しや断器
JPH0348610B2 (ja)
JPH083950Y2 (ja) 回路しや断器の筐体
KR200208222Y1 (ko) 배선용 차단기의 알람레버 겸용 개폐상태 표시레버