JPH0141911B2 - - Google Patents

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JPH0141911B2
JPH0141911B2 JP1167484A JP1167484A JPH0141911B2 JP H0141911 B2 JPH0141911 B2 JP H0141911B2 JP 1167484 A JP1167484 A JP 1167484A JP 1167484 A JP1167484 A JP 1167484A JP H0141911 B2 JPH0141911 B2 JP H0141911B2
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JP
Japan
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boxes
heat insulating
inner boxes
spacer
box
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Expired
Application number
JP1167484A
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English (en)
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JPS60155879A (ja
Inventor
Zenichi Kakinuma
Katsumi Deguchi
Masashi Yamamoto
Hiroshi Naganuma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は2個の内箱及びこの両内箱の庫内を
夫々冷却する2つの冷却器を備えた2槽式の断熱
箱体の製造方法に関する。
(ロ) 従来技術 実公昭46−13300号公報(JPC70A221.2)には、
フリーザ室部分と冷蔵室部分とを一体成形した内
箱、この内箱を収容する外箱を備え、上記内箱と
外箱との間に発泡樹脂により形成した断熱層を設
けた冷蔵庫の構成が示されている。かゝる2槽式
の内箱のフリーザ室部分と冷蔵部分との相対向す
る壁面を含む周壁面に、実公昭45−20936号公報
(JPC、70B18)で示される蛇行状の低温冷媒管
からなる蒸発器を配置した場合には、相対向する
壁面と重なる蒸発器の一部分は、壁面から離間状
態となり、蒸発器を正規に配置できなかつた。
又、上記実公昭45−20936号公報の構成では、冷
凍室用内箱と冷蔵室用内箱とを個別に外箱内に配
置するために、両内箱の高さが異なる等して配置
に手間がかゝるばかりでなく、第1及び第2蒸発
器の間に介在されたドライヤーやキヤピラリー等
の配管の破損にも注意する必要があつた。
(ハ) 発明の目的 本発明は従来技術の欠点を解決すると共に、内
箱双方の結合を簡単に行なうことを目的とする。
(ニ) 発明の構成 所定間隔を維持するスペーサを存して並設され
た2個の内箱の外周面に沿つて環状の帯状部材を
配置し、この帯状部材でもつて前記スペーサを挾
着する如く抱き合わされた前記両内箱を外箱内に
配置して、この内外両箱間に発泡断熱材を形成し
てなる断熱箱体の製造方法。
(ホ) 発明の実施例 第1図乃至第6図は本発明の実施例を示し、図
中1はアイスクリーム等を店頭販売するために用
いられる冷凍シヨーケース等の2槽式の断熱箱体
で、前面上部に透視窓2、上面前半部に左右2枚
の透明扉3,4を備えた断熱壁5と、この断熱壁
の下方に位置する機械室6と、前記断熱壁の上面
後半部の上方に位置する収納室7とから構成され
ている。
前記断熱壁は、相互に間隔Lを存して並設され
庫内8,9を画成する上面開口な2個の金属製内
箱10,11と、この両内箱を収納し、且つこの
両内箱との間に空間Mを形成する上面開口な金属
製外箱12と、この内外両箱間の空間Mに発泡充
填される硬質ポリウレタン等の発泡断熱材13と
から構成されている。前記両内箱は、第2図、第
3図及び第4図に示す如く、夫々前、背、左、
右、底の各壁10A〜10E,11A〜11Eか
らなり、その外周面に蛇行状の低温冷媒管からな
る冷却器14,15を共に配置しており、又、上
面後半部にロールボンド法によつて成形された板
状の補助冷却器16,17を共に備えている。こ
の両内箱は近接して相対向する右、左両壁10
D,11C間即ち前記した間隔Lに、発泡スチロ
ール等からなり、右壁10D又は左壁11Cと相
対向する2面のうち1面に接着剤を設けた円柱形
の断熱性スペーサ18を適数個介在させた状態
で、伸縮自在なゴムバンド或いは片面に接着剤を
有するアルミテープ等の環状の帯状部材19を、
右、左両壁10D,11C、両底壁10E,11
Eを除く各周壁及び間隔を横切つて配置すること
により、前記帯状部材にて抱持され、双方抱き合
わされる。
前記外箱は前壁12A、この前壁よりも上端が
上方に延びる背壁12B、左右両側壁12C,1
2D後上がりに緩かに傾斜する底壁12E、前記
補助冷却器の真上に位置し、且つこの補助冷却器
と前記空間を存して相対向し後下がりに緩かに傾
斜する上壁20とからなり、前壁12Aの内面即
ち断熱材側面に左右両方向から中央に向けて延び
る蛇行状の高温冷媒管21,22を配置してい
る。この両高温冷媒管は気液混合乃至は液冷媒を
通過させるもので、第1図乃至第3図に示す如
く、夫々前記両内箱の前壁10A,11Aと相対
向し、又夫々4つの直線部分21A〜21D,2
2A〜22Dと、3つの曲部21E〜21G,2
2E〜22Gと、入口部分21H,22Hと、出
口部分21I,22Iとからなり、少なくとも一
方の曲部例えば21E,21Gは、前記両内箱間
の間隔Lと相対向する前記外箱の前壁12A中央
部分乃至は内箱11と相対向する前記外箱の前壁
12A右側部分に延びている。尚、図示しない
が、両高温冷媒管21,22の両曲部21E,2
1G,22E,22Gは、共に両内箱10,11
間の間隔Lと相対向する外箱12の前壁12A中
央部分に延び上下関係に重なる如く配置されてゝ
もよい。前記両高温冷媒管は第2図に示す如く、
片面に接着剤を設けた熱伝導良好な例えばアルミ
テープ23によつて前記外箱の前壁12A内面に
固定される。
前記発泡断熱材は内外両箱10,11,12間
の間隔L及び空間Mに発泡充填される訳である
が、両冷却器14,15、両補助冷却器16,1
7からの放射冷却の影響と、高温冷媒管21,2
2及び後述する圧縮機、凝縮器の放熱の影響とを
考慮して第2図に示す如くその壁厚をX>Y>Z
の関係としている。
前記機械室6は第2図及び第5図に示す如く、
前記外箱の前壁12A、左右両壁12C,12
D、底壁12Eと、上部に上下方向に向く排気路
24、前後方向に向く排気路25を形成し、背面
開口を覆う取外し自在な被覆部材26と、下面後
部に位置し、前記外箱の前壁12A下端との間に
吸気路27を形成するベース28とにより画成さ
れ、共に前記ベースに設置される2台の冷媒圧縮
機29,30と、前記吸気路の前後両縁に設けた
一対の支持具33,34に、共に支持される2台
のワイヤーチユーブ式凝縮器31,32とを収納
している。前記両圧縮器、両凝縮器のうち、圧縮
器29、凝縮器31は冷却器14、補助冷却器1
6及び高温冷媒管21等と共に周知の独立した冷
凍サイクルを構成して一方の内箱10を冷却し、
又圧縮器30、凝縮器32は冷却器15、補助冷
却器17及び高温冷媒管22等と共に周知の独立
した冷凍サイクルを構成して他方の内箱11を冷
却する。即ち、低温庫1は夫々独立した2つの内
箱10,11を持ち、且つこの両内箱を夫々独立
して冷却する2系統の冷凍サイクルを備えてい
る。
又、前記収納室7は、前面に位置する樹脂製の
シエード板33と、背面に位置する前記外箱の背
壁12B上部の延出部分12B′と、左右一対の
樹脂製側部連結部材34,35と、金属製の天壁
36と、前記外箱の一部である上壁20とにより
画成され、庫内外を照らす直管螢光灯等の照明3
7と、この照明の点灯回路の1部である安定器3
8とを備え、又透明扉3,4の開扉時この扉を収
納する。前記両側部連結材34,35には天壁3
6の長手方向の撓みを阻止してその取付強度を向
上する梁39が架設されており、この梁の前面に
沿つて前記照明、又背面に前記安定器が夫々取付
けられている。
前記両側部連結材は主に内外両箱10,11,
12の相対向する左右両側壁10C,12C,1
1D,12D双方を連結するもので、第4図及び
第6図に示す如く前記梁を架設嵌合する少なくと
も1つの溝40と、前記両透明扉の一側縁を前後
方向移動可能に載置するるレール41と、前記両
補助冷却器の一側縁を載置する受部42と、前記
上壁の一側縁を受ける載置部43と、発泡断熱材
13の通過する窓44と、前記両透明扉からの露
を受ける樋45とを夫々一体形成している。46
は樹脂製の中央部連結材で、前記両内箱の右、左
側壁10D,11C、両補助冷却器16,17の
相隣接する他側縁双方を相互に連結支持するもの
で、両透明扉3,4の相隣接する他側縁を移動可
能に載置する第1図のセンターレール47の直下
に配置される。48は樹脂製の前部連結材で、前
記両内箱の前壁10A,11Aと、外箱の前壁1
2Aとを相互に連結する。49は樹脂製の背部連
結材で、両補助冷却器16,17と、上壁20と
を相互に連結する。
次に前記断熱箱体の製造方法について説明す
る。
まず、両内箱10,11の外周面に低温冷媒管
からなる冷却器14,15を夫々設けた後、図示
しない平板上に前記両内箱を設置し、この両内箱
間に双方の間隔Lを維持し、且つ双方相互の伝熱
を緩和する断熱性スペーサ18を介在する。尚こ
のスペーサの両内箱10,11と相対向する2面
のうち何れか1面に予じめ接着剤を設けておけ
ば、スペーサ18が接着剤により前記両内箱のう
ち何れか一方に貼着されるので、その位置決め及
び帯状部材19による両内箱10,11の抱持作
業が容易なる。而して両内箱10,11間にスペ
ーサ18を介在した後、前記両内箱の外周面即ち
相対向する右、左両壁10D,11C、両底壁1
0E,11Eを除く各周壁10A,10B,10
C,11A,11B,11D及び間隔Lを横切つ
て環状の帯状部材19を配置することにより、両
内箱10,11はスペーサ18を挾着した状態で
帯状部材19に抱持され、双方抱き合わされる。
この抱持作業の後に両内箱10,11は外箱12
内に配置され、両側部連結材34,35、前部連
結材48、背部連結材49でもつて外箱12と連
結接続され、又中央部連結材46でもつて双方相
互に連結接続される。この内外両箱の組立後、周
知の内外両治具でもつて内外両箱10,11,1
2を固定して、空間Mに硬質ポリウレタン原液を
注入発泡して発泡断熱材13を形成することによ
り、所望の断熱箱体1が得られる。
かゝる製造方法によれば、両内箱10,11間
にスペーサ18を介存した状態にして帯状部材1
9でもつてスペーサ18を挾着する如く両内箱1
0,11双方を抱き合わすので、両内箱10,1
1間の間隔Lを所定寸法に設定できると共に、両
内箱10,11双方共に間隔Lの方向に締め付け
ることができる。この結果、帯状部材19の抱持
作業により両内箱10,11の結合が簡単となる
ばかりでなく、双方の高さをも揃えることがで
き、両内箱10,11双方の組み合わせ作業のみ
ならず、両内箱10,11の外箱12への組み込
み作業も頗る容易となる。特に、実施例で示した
如く両内箱10,11の外周面に冷却器14,1
5を夫々備えたものにおいては、内箱10,11
に対し冷却器14,15を密着して配置すること
ができ、冷却効果の良好な内箱10,11が得ら
れる。
(ヘ) 発明の効果 上述の如く本発明は、所定間隔を維持するスペ
ーサを存して並設された2個の内箱の外周面に沿
つて環状の帯状部材を配置し、この帯状部材でも
つて前記スペーサを挾着する如く抱き合わされた
前記両内箱を外箱内に配置して、この内外両箱間
に発泡断熱材を形成して断熱箱体を製造する方法
であるから下記に列挙する効果が生じる。
帯状部材でもつてスペーサを挾着し且つ両内
箱をスペーサ方向に締め付けることができるの
で、両内箱双方の高さを揃えた結合が行なえ、
組み合わせ作業が容易となる。
帯状部材でもつて同時に両内箱を抱持できる
ので、両内箱の外箱への組み込み作業を同時に
行なえ、内外両箱の連結作業も迅速且つ容易に
行なえる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明にかゝる断熱箱体の実施例
を示し、第1図は断熱箱体の全体前方斜視図、第
2図は第1図A−A′断面図、第3図は第1図C
−C′断面図、第4図は両内箱の結合斜視図、第5
図は全体後方斜視図、第6図は側部連結材の斜視
図である。 10,11……内箱、12……外箱、13……
発泡断熱材、18……スペーサ、19……帯状部
材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定間隔を維持するスペーサを存して並設さ
    れた2個の内箱の外周面に沿つて環状の帯状部材
    を配置し、この帯状部材でもつて前記スペーサを
    挾着する如く抱き合わされた前記両内箱を外箱内
    に配置して、この内外両箱間に発泡断熱材を形成
    してなる断熱箱体の製造方法。 2 スペーサは断熱部材からなる特許請求の範囲
    第1項記載の断熱箱体の製造方法。 3 スペーサの両内箱と接する2面のうち何れか
    1面に接着剤を設けてなる特許請求の範囲第1項
    及び第2項記載の断熱箱体の製造方法。
JP1167484A 1984-01-24 1984-01-24 断熱箱体の製造方法 Granted JPS60155879A (ja)

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JPS60155879A JPS60155879A (ja) 1985-08-15
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JPH0718642B2 (ja) * 1989-02-15 1995-03-06 三洋電機株式会社 断熱箱体の製造方法
EP1872693A1 (de) * 2006-06-28 2008-01-02 AHT Cooling Systems Gmbh Kühlgerät

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