JPH0141848Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0141848Y2 JPH0141848Y2 JP1985135217U JP13521785U JPH0141848Y2 JP H0141848 Y2 JPH0141848 Y2 JP H0141848Y2 JP 1985135217 U JP1985135217 U JP 1985135217U JP 13521785 U JP13521785 U JP 13521785U JP H0141848 Y2 JPH0141848 Y2 JP H0141848Y2
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- JP
- Japan
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- oil
- limit position
- engine
- horizontal
- splashing
- Prior art date
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- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 8
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 88
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 9
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/005—Other engines having horizontal cylinders
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M9/00—Lubrication means having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M7/00
- F01M9/06—Dip or splash lubrication
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/34—Lateral camshaft position
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、水平ないし傾斜エンジンの飛沫式潤
滑装置に関する。
滑装置に関する。
〈従来技術〉
シリンダをクランクケースから水平前向きない
し斜め前向きに突設した水平ないし傾斜エンジン
においては、従来より第４図に示すように、コン
ロツドの大端部８にオイルスプン１１を固定し、
オイルスプン１１の下端のオイル跳ね上げ部１１
ａを横向きに折り曲げ、オイル跳ね上げ部１１ａ
が前下がりの楕円軌跡Ｂに沿つて矢印方向へ前回
りに回動し、後ろ上がりの際に、オイルを跳ね上
げるように構成したものが知られている。
し斜め前向きに突設した水平ないし傾斜エンジン
においては、従来より第４図に示すように、コン
ロツドの大端部８にオイルスプン１１を固定し、
オイルスプン１１の下端のオイル跳ね上げ部１１
ａを横向きに折り曲げ、オイル跳ね上げ部１１ａ
が前下がりの楕円軌跡Ｂに沿つて矢印方向へ前回
りに回動し、後ろ上がりの際に、オイルを跳ね上
げるように構成したものが知られている。
この種のエンジンでは、例えばエンジン発電機
や、揚水ポンプ用エンジン等のように、長時間に
亘つて連続運転することがあり、オイルパン内の
オイル上限位置Ｕと下限位置Ｌとの幅を大きくと
つて、十分にオイルを確保しておき、オイル消費
でオイル下限位置Ｌ近傍まで油面が低下しても、
オイル跳ね上げが十分確保することができるよう
に、オイル下限位置Ｌ付近でのオイル跳ね上げ部
１１ａの向きを、油面に対して略水平となるよう
に構成されていた。なお図中符号Ｃは突入角、Ｄ
は飛出し角である。
や、揚水ポンプ用エンジン等のように、長時間に
亘つて連続運転することがあり、オイルパン内の
オイル上限位置Ｕと下限位置Ｌとの幅を大きくと
つて、十分にオイルを確保しておき、オイル消費
でオイル下限位置Ｌ近傍まで油面が低下しても、
オイル跳ね上げが十分確保することができるよう
に、オイル下限位置Ｌ付近でのオイル跳ね上げ部
１１ａの向きを、油面に対して略水平となるよう
に構成されていた。なお図中符号Ｃは突入角、Ｄ
は飛出し角である。
〈考案が解決しようとする問題点〉
このため、殊にオイルが十分にあり、油面が上
限位置Ｕ近傍にある場合には、油面への突入時及
びオイル内を軌跡Ｂに沿つて移動する際にオイル
跳ね上げ部１１ａによる抵抗が大きくなり、エン
ジンの動力損失を生じていた。このため、エンジ
ンを低温雰囲気の下で始動させる際には、始動ト
ルクが上昇し、あるいは、エンジンが高温になつ
た状態では、オイルの温度をさらに上昇させ、潤
滑性能を低下させることとなる。
限位置Ｕ近傍にある場合には、油面への突入時及
びオイル内を軌跡Ｂに沿つて移動する際にオイル
跳ね上げ部１１ａによる抵抗が大きくなり、エン
ジンの動力損失を生じていた。このため、エンジ
ンを低温雰囲気の下で始動させる際には、始動ト
ルクが上昇し、あるいは、エンジンが高温になつ
た状態では、オイルの温度をさらに上昇させ、潤
滑性能を低下させることとなる。
本考案はこのような問題点を解消することを目
的とする。
的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は前記従来の水平ないし傾斜エンジンの
飛沫式潤滑装置を次のように改良したものであ
る。
飛沫式潤滑装置を次のように改良したものであ
る。
即ち、第１図に示すようにオイル跳ね上げ部１
１ａの向きを、オイルパン２の規定油面のオイル
上限位置Ｕ付近でのオイルはね上げ部１１ａの突
入角Ｃとほぼ平行で、オイル下限位置Ｌ付近での
飛出し角Ｄよりも緩やかな前下り傾斜状に方向づ
けたことを特徴とするものである。
１ａの向きを、オイルパン２の規定油面のオイル
上限位置Ｕ付近でのオイルはね上げ部１１ａの突
入角Ｃとほぼ平行で、オイル下限位置Ｌ付近での
飛出し角Ｄよりも緩やかな前下り傾斜状に方向づ
けたことを特徴とするものである。
〈作用〉
オイル跳ね上げ部１１ａは楕円軌跡Ｂに沿つて
前回りに回動するが、このときの跳ね上げ部１１
ａの向きと楕円軌跡Ｂの方向との関係と、それら
の関係に基づく作用について説明する。
前回りに回動するが、このときの跳ね上げ部１１
ａの向きと楕円軌跡Ｂの方向との関係と、それら
の関係に基づく作用について説明する。
前下がりに回動する楕円軌跡前半において、油
面のオイル上限位置Ｕ近傍にあつては、オイル跳
ね上げ部１１ａの向きと突入角Ｃとがほぼ平行で
あるため、オイルスプン１１はほとんど抵抗を受
けることなくオイル内に没入し楕円軌跡Ｂに沿つ
て下降する。そして下端近傍では跳ね上げ部１１
ａの向きは、楕円軌跡Ｂの方向と交差するが、回
動速度が最もゆるやかとなつているので、オイル
スプン１１が受ける抵抗は比較的小さい。
面のオイル上限位置Ｕ近傍にあつては、オイル跳
ね上げ部１１ａの向きと突入角Ｃとがほぼ平行で
あるため、オイルスプン１１はほとんど抵抗を受
けることなくオイル内に没入し楕円軌跡Ｂに沿つ
て下降する。そして下端近傍では跳ね上げ部１１
ａの向きは、楕円軌跡Ｂの方向と交差するが、回
動速度が最もゆるやかとなつているので、オイル
スプン１１が受ける抵抗は比較的小さい。
後ろ上がりに回動する楕円軌跡後半において、
下端近傍では跳ね上げ部１１ａと軌跡Ｂの方向と
が再びほぼ平行となり、オイルスプン１１が受け
る抵抗は小さい。そしてオイル下限位置Ｌ近傍か
ら、オイル上限位置Ｕにかけて、跳ね上げ部１１
ａの向きは、軌跡Ｂの方向とゆるやかな交差角Ｅ
を有する。これにより、油面が上限位置Ｕ近傍に
あるときは勿論、下限位置Ｌ近傍にあるときで
も、十分な潤滑性能を確保する。
下端近傍では跳ね上げ部１１ａと軌跡Ｂの方向と
が再びほぼ平行となり、オイルスプン１１が受け
る抵抗は小さい。そしてオイル下限位置Ｌ近傍か
ら、オイル上限位置Ｕにかけて、跳ね上げ部１１
ａの向きは、軌跡Ｂの方向とゆるやかな交差角Ｅ
を有する。これにより、油面が上限位置Ｕ近傍に
あるときは勿論、下限位置Ｌ近傍にあるときで
も、十分な潤滑性能を確保する。
そして上述のようにオイル内でオイルスプン１
１が受ける抵抗は小さくなり、全体としてエンジ
ン運転中の抵抗による動力損失は抑制されること
となる。
１が受ける抵抗は小さくなり、全体としてエンジ
ン運転中の抵抗による動力損失は抑制されること
となる。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図なしい第３図は、本考案を横型エンジン
に適用した実施例を示すもので、第１図は本考案
の要部側断面図、第２図はクランク室の縦断側面
図、第３図は第４図の−矢視図である。
に適用した実施例を示すもので、第１図は本考案
の要部側断面図、第２図はクランク室の縦断側面
図、第３図は第４図の−矢視図である。
これらの図において、符号１はエンジンのクラ
ンクケース、１ａはクランク室、２はクランクケ
ース１の下部に設けられたオイルパン、２ａは油
溜室、３はオイル、４はシリンダ、５はシリンダ
ライナー、６はピストン、７はコンロツド、８は
コンロツド７の大端部、９はクランク軸、１１は
大端部８にボルト１０で固定されたオイルスプ
ン、１４は冷却フアンケース、１５はギアケー
ス、２０はガバナレバー、２１はカム軸である。
ンクケース、１ａはクランク室、２はクランクケ
ース１の下部に設けられたオイルパン、２ａは油
溜室、３はオイル、４はシリンダ、５はシリンダ
ライナー、６はピストン、７はコンロツド、８は
コンロツド７の大端部、９はクランク軸、１１は
大端部８にボルト１０で固定されたオイルスプ
ン、１４は冷却フアンケース、１５はギアケー
ス、２０はガバナレバー、２１はカム軸である。
油溜室２ａの上部空間内に横仕切板１２を油溜
室２ａの全面をカバーする状態に設けてある。第
１図ないし第３図に示す実施例においては、この
横仕切板１２を横型エンジンのクランクケース１
の下部周壁に一体に鋳造して形成し、この横仕切
板１２の下側にオイルパン２が固定されている。
室２ａの全面をカバーする状態に設けてある。第
１図ないし第３図に示す実施例においては、この
横仕切板１２を横型エンジンのクランクケース１
の下部周壁に一体に鋳造して形成し、この横仕切
板１２の下側にオイルパン２が固定されている。
前記横仕切板１２の中央寄り部にオイルスプン
１１が通過して前後移動できるようにスプン通過
溝１３が前後に走らせて開口されている。
１１が通過して前後移動できるようにスプン通過
溝１３が前後に走らせて開口されている。
コンロツド大端部８のクランク運動（矢印Ａ）
に伴なつて、オイルスプン１１の先端は矢印で示
す方向に略楕円状の軌跡Ｂを描きながら油溜室２
ａ内の潤滑油３をクランク室１ａ内に掻き上げる
ように構成されている。
に伴なつて、オイルスプン１１の先端は矢印で示
す方向に略楕円状の軌跡Ｂを描きながら油溜室２
ａ内の潤滑油３をクランク室１ａ内に掻き上げる
ように構成されている。
前記横仕切板１２には、スプン通過溝１３の左
右両側に油面抑え用板部分１２ａが形成され、エ
ンジンが通常運転状態にあつて、オイルスプン１
１の掻き上げ作用に伴ない潤滑油面が左右に略Ｖ
字状に大きく上昇するのを、この油面抑え用板部
分１２ａが抑制する作用をし、潤滑油の掻き上げ
量を十分に確保する。
右両側に油面抑え用板部分１２ａが形成され、エ
ンジンが通常運転状態にあつて、オイルスプン１
１の掻き上げ作用に伴ない潤滑油面が左右に略Ｖ
字状に大きく上昇するのを、この油面抑え用板部
分１２ａが抑制する作用をし、潤滑油の掻き上げ
量を十分に確保する。
さらに、前記横仕切板１２には、スプン通過溝
１３の前側に油面上昇防止板部分１２ｂが形成さ
れ、エンジンが前側に傾斜したときに、この油面
上昇防止板部分１２ｂ及び前記油面抑え用板部分
１２ａはオイル油面が前方へ上昇するのを抑制
し、潤滑油の掻き上げ量が不足するのを防止する
とともに、横型エンジンに本考案を適用した場合
には、潤滑油がシリンダに流入して、燃焼室に侵
入するのを防ぐ作用もする。
１３の前側に油面上昇防止板部分１２ｂが形成さ
れ、エンジンが前側に傾斜したときに、この油面
上昇防止板部分１２ｂ及び前記油面抑え用板部分
１２ａはオイル油面が前方へ上昇するのを抑制
し、潤滑油の掻き上げ量が不足するのを防止する
とともに、横型エンジンに本考案を適用した場合
には、潤滑油がシリンダに流入して、燃焼室に侵
入するのを防ぐ作用もする。
符号１６，１７は潤滑油戻り穴で、横仕切板１
２の前側部へ開口された潤滑油戻り穴１６は、エ
ンジンが前方へ傾斜して潤滑油が上昇するとき、
空気逃し穴としての機能を有し、油面が異常に上
昇しないように作用する。
２の前側部へ開口された潤滑油戻り穴１６は、エ
ンジンが前方へ傾斜して潤滑油が上昇するとき、
空気逃し穴としての機能を有し、油面が異常に上
昇しないように作用する。
なお、符号１８は横仕切板１２の下面に突状に
形成されたリブで、横仕切板１２がシリンダロツ
クの剛性を高める作用をするのをさらに補強する
ものである。
形成されたリブで、横仕切板１２がシリンダロツ
クの剛性を高める作用をするのをさらに補強する
ものである。
オイルスプン１１の下端のオイル跳ね上げ部１
１ａは横向きに折り曲げるとともに、その向きを
前下がりの傾斜状に形成してある。そして、オイ
ルパン２の規定油面のオイル上限位置Ｕ及びこの
上限位置Ｕより若干下方の位置にかけて、オイル
跳ね上げ部１１ａの向きは、その突入角Ｃとほぼ
平行になるように、かつ、オイル下限位置Ｌから
若干上方の位置にかけて、オイル跳ね上げ部１１
ａの向きは、その飛び出し角Ｄよりも緩やかな前
下がり状に傾斜させてある。
１ａは横向きに折り曲げるとともに、その向きを
前下がりの傾斜状に形成してある。そして、オイ
ルパン２の規定油面のオイル上限位置Ｕ及びこの
上限位置Ｕより若干下方の位置にかけて、オイル
跳ね上げ部１１ａの向きは、その突入角Ｃとほぼ
平行になるように、かつ、オイル下限位置Ｌから
若干上方の位置にかけて、オイル跳ね上げ部１１
ａの向きは、その飛び出し角Ｄよりも緩やかな前
下がり状に傾斜させてある。
従つて、前下がりに回動する楕円軌跡Ｂの前半
において、オイル上限位置Ｕ近傍にあつては、オ
イルスプン１１はほとんど抵抗を受けることなく
オイル内に没入し楕円軌跡Ｂに沿つて下降し、軌
跡Ｂの下端近傍では、跳ね上げ部１１ａの向き
は、軌跡Ｂの方向と交差するが、回動速度が緩や
かであるため、オイルスプン１１が受ける抵抗は
比較的小さい。
において、オイル上限位置Ｕ近傍にあつては、オ
イルスプン１１はほとんど抵抗を受けることなく
オイル内に没入し楕円軌跡Ｂに沿つて下降し、軌
跡Ｂの下端近傍では、跳ね上げ部１１ａの向き
は、軌跡Ｂの方向と交差するが、回動速度が緩や
かであるため、オイルスプン１１が受ける抵抗は
比較的小さい。
後ろ上がりに回動する楕円軌跡Ｂの後半におい
て、下端近傍では跳ね上げ部１１ａと軌跡Ｂの方
向とが再びほぼ平行となり、オイルスプン１１が
受ける抵抗は小さくなる。そしてオイル下限位置
Ｌ近傍からオイル上限位置Ｕにかけて跳ね上げ部
１１ａの向きは、軌跡Ｂの方向と緩やかな交差角
Ｅを有するように形成され、これにより、油面が
上昇位置Ｕ近傍にある場合には勿論のこと、下限
位置Ｌ近傍にあるときでも、十分は潤滑性能を確
保することができるように構成されいる。
て、下端近傍では跳ね上げ部１１ａと軌跡Ｂの方
向とが再びほぼ平行となり、オイルスプン１１が
受ける抵抗は小さくなる。そしてオイル下限位置
Ｌ近傍からオイル上限位置Ｕにかけて跳ね上げ部
１１ａの向きは、軌跡Ｂの方向と緩やかな交差角
Ｅを有するように形成され、これにより、油面が
上昇位置Ｕ近傍にある場合には勿論のこと、下限
位置Ｌ近傍にあるときでも、十分は潤滑性能を確
保することができるように構成されいる。
なお、第１図において、符号１９は油面がオイ
ル上限位置Ｕに近いときに、過剰に跳ね上げられ
たオイルを規制するためのオイル制限板である。
ル上限位置Ｕに近いときに、過剰に跳ね上げられ
たオイルを規制するためのオイル制限板である。
上記実施においては、シリンダ４をクランクケ
ース１の前部から水平姿勢で前向きに突出させた
横型エンジンに本考案を適用した場合について説
明したが、同様にシリンダ４を傾斜姿勢で前方上
向きに突出させた傾斜型エンジンについても適用
することができる。
ース１の前部から水平姿勢で前向きに突出させた
横型エンジンに本考案を適用した場合について説
明したが、同様にシリンダ４を傾斜姿勢で前方上
向きに突出させた傾斜型エンジンについても適用
することができる。
〈考案の効果〉
本考案によれば、前記のように構成され、作用
するので、油面が下限位置近傍にあるときでも十
分な潤滑性能を確保するとともに、オイル上限位
置にあるときでも、オイル内でオイルスプンが受
ける抵抗を小さくすることにより、エンジン運転
中の動力ロスを抑制することができる。これによ
り低温雰囲気の中でエンジンを始動させる際に、
始動トルクの上昇がなくなり、あるいは、エンジ
ンが高温になつた状態でも、オイルの温度をさら
に上昇させることなく、従来のように潤滑性能の
低下を招くこともなくなる。
するので、油面が下限位置近傍にあるときでも十
分な潤滑性能を確保するとともに、オイル上限位
置にあるときでも、オイル内でオイルスプンが受
ける抵抗を小さくすることにより、エンジン運転
中の動力ロスを抑制することができる。これによ
り低温雰囲気の中でエンジンを始動させる際に、
始動トルクの上昇がなくなり、あるいは、エンジ
ンが高温になつた状態でも、オイルの温度をさら
に上昇させることなく、従来のように潤滑性能の
低下を招くこともなくなる。
第１図ないし第３図は本考案を横型エンジンに
適用した実施例を示し、第１図は本考案の要部側
面図、第２図はクランク室の縦断側面図、第３図
は第４図の−矢視図、第４図は従来例を示す
概要図である。 １……クランクケース、２……オイルパン、３
……オイル、４……シリンダ、７……コンロツ
ド、１１……オイルスプン、１１ａ……オイル跳
ね上げ部、Ｂ……楕円軌跡、Ｃ……突入角、Ｄ…
…飛出し角、Ｌ……オイル下限位置、Ｕ……オイ
ル上限位置。
適用した実施例を示し、第１図は本考案の要部側
面図、第２図はクランク室の縦断側面図、第３図
は第４図の−矢視図、第４図は従来例を示す
概要図である。 １……クランクケース、２……オイルパン、３
……オイル、４……シリンダ、７……コンロツ
ド、１１……オイルスプン、１１ａ……オイル跳
ね上げ部、Ｂ……楕円軌跡、Ｃ……突入角、Ｄ…
…飛出し角、Ｌ……オイル下限位置、Ｕ……オイ
ル上限位置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダ４をクランクケース１から水平前向き
ないし斜め前向きに突設し、コンロツド７にオイ
ルスプン１１を固定し、オイルスプン１１の下端
のオイル跳ね上げ部１１ａを横向きに折曲げ、オ
イル跳ね上げ部１１ａが前下がりの楕円軌跡Ｂに
沿つて前回りに回動するように構成した水平ない
し傾斜エンジンの飛沫式潤滑装置において、 オイル跳ね上げ部１１ａの向きを、オイルパン
２の規定油面のオイル上限位置Ｕ付近でのオイル
はね上げ部１１ａの突入角Ｃとほぼ平行で、オイ
ル下限位置Ｌ付近での飛出し角Ｄよりも緩やかな
前下り傾斜状に方向づけたことを特徴とする水平
ないし傾斜エンジンの飛沫式潤滑装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985135217U JPH0141848Y2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | |
| US06/856,281 US4732237A (en) | 1985-09-04 | 1986-04-28 | Splash lubricating device for a horizontal or inclined engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985135217U JPH0141848Y2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6243109U JPS6243109U (ja) | 1987-03-16 |
| JPH0141848Y2 true JPH0141848Y2 (ja) | 1989-12-08 |
Family
ID=15146566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985135217U Expired JPH0141848Y2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4732237A (ja) |
| JP (1) | JPH0141848Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5113818A (en) * | 1991-04-15 | 1992-05-19 | Tecumseh Products Company | Combination crankcase gasket/baffle |
| CA2204929C (en) * | 1996-05-31 | 2002-09-17 | Yuichi Kawamoto | Internal combustion engine for small planing watercraft |
| DE10043592A1 (de) * | 2000-09-01 | 2002-03-14 | Stihl Maschf Andreas | Schmierung für einen Nockentrieb |
| JP3863725B2 (ja) * | 2001-02-14 | 2006-12-27 | 本田技研工業株式会社 | ４サイクルｏｈｃエンジンにおける潤滑構造 |
| US7325526B2 (en) | 2003-11-21 | 2008-02-05 | Husqvarna Outdoor Products Inc. | Four-stroke engine system |
| JP4467335B2 (ja) * | 2004-03-09 | 2010-05-26 | 本田技研工業株式会社 | エンジンにおける潤滑構造 |
| US7296554B2 (en) * | 2005-07-28 | 2007-11-20 | Briggs & Stratton Corporation | Lubrication assembly for an engine |
| US11125269B1 (en) * | 2020-10-27 | 2021-09-21 | Luis Alberto Velazquez | Connecting rod assembly to modify the phases of an internal combustion engine |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1985
- 1985-09-04 JP JP1985135217U patent/JPH0141848Y2/ja not_active Expired
-
1986
- 1986-04-28 US US06/856,281 patent/US4732237A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6243109U (ja) | 1987-03-16 |
| US4732237A (en) | 1988-03-22 |
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