JPH0141752B2 - - Google Patents
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- JPH0141752B2 JPH0141752B2 JP1199682A JP1199682A JPH0141752B2 JP H0141752 B2 JPH0141752 B2 JP H0141752B2 JP 1199682 A JP1199682 A JP 1199682A JP 1199682 A JP1199682 A JP 1199682A JP H0141752 B2 JPH0141752 B2 JP H0141752B2
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は織布等の編織体の表側にのみ、アルミ
ニウム等の金属の真空蒸着を施した金属蒸着編織
体の製造方法に関する。
ニウム等の金属の真空蒸着を施した金属蒸着編織
体の製造方法に関する。
従来より金属真空蒸着技術は各種プラスチツク
フイルムや加工紙に対して広く適用されており、
金属蒸着体は汎用資材として各種用途で大量に使
われている。
フイルムや加工紙に対して広く適用されており、
金属蒸着体は汎用資材として各種用途で大量に使
われている。
ところで金属蒸着を施すべき基材としては前述
の各種プラスチツクフイルムや加工紙以外に、最
近ではレース様、ネツト様織布等の織目あるいは
網目のある編織体も適用されているが、編織体の
表面のみならず、裏面にまでまだらに蒸着が施さ
れてしまい、その商品価値を著しく減じるもので
あつた。
の各種プラスチツクフイルムや加工紙以外に、最
近ではレース様、ネツト様織布等の織目あるいは
網目のある編織体も適用されているが、編織体の
表面のみならず、裏面にまでまだらに蒸着が施さ
れてしまい、その商品価値を著しく減じるもので
あつた。
本発明は上述の問題点に鑑み成されたもので表
面側にのみ、緻密な金属蒸着を施したレース様、
ネツト様織布等の網目、網目のある編織体の製造
方法を提供することを目的とする。
面側にのみ、緻密な金属蒸着を施したレース様、
ネツト様織布等の網目、網目のある編織体の製造
方法を提供することを目的とする。
以下、本発明の構成について詳述する。
まず、第1に織布等、織目、網目のある編織体
に紙、不織布、又は各種プラスチツクのシート状
物又はフイルム類を仮貼合状態に接着一体化す
る。ここで編織体と、シート状物又はフイルム類
との仮接着手段は何ら限定されるものではなく、
広く公知手段によればよい。
に紙、不織布、又は各種プラスチツクのシート状
物又はフイルム類を仮貼合状態に接着一体化す
る。ここで編織体と、シート状物又はフイルム類
との仮接着手段は何ら限定されるものではなく、
広く公知手段によればよい。
次に、編織体にシート状物又はフイルム類が仮
接着されたものを、編織体表側に金属の真空蒸着
を施す。そして蒸着を施したのち必要に応じ、編
織体の蒸着面上にトツプコート剤を塗工する。最
終的に編織体からシート状物又はフイルム類を剥
ぎとり各々、巻取ロールにより巻取る。得られた
編織体表面には金属の真空蒸着がむらなく、緻密
に施されており、裏面には一切、金属の蒸着が施
されておらず、編織体の生地が有する風合がその
まゝ残つていた。
接着されたものを、編織体表側に金属の真空蒸着
を施す。そして蒸着を施したのち必要に応じ、編
織体の蒸着面上にトツプコート剤を塗工する。最
終的に編織体からシート状物又はフイルム類を剥
ぎとり各々、巻取ロールにより巻取る。得られた
編織体表面には金属の真空蒸着がむらなく、緻密
に施されており、裏面には一切、金属の蒸着が施
されておらず、編織体の生地が有する風合がその
まゝ残つていた。
次に本発明の実施例を説明する。
実施例
編織体として綿布を用い、これにポリエチレン
を約200℃で押出ラミネートして、綿布とポリエ
チレンフイルムを仮接着状態で貼合する。そし
て、この綿布とポリエチレンフイルム複合体の、
綿布面側へアルミニウムの真空蒸着を施し、つい
でアルミニウム蒸着面にトツプコート剤を塗布乾
燥後、綿布からポリエチレンフイルムを剥ぎ取
り、金属蒸着綿布として巻取り製品化とした。
を約200℃で押出ラミネートして、綿布とポリエ
チレンフイルムを仮接着状態で貼合する。そし
て、この綿布とポリエチレンフイルム複合体の、
綿布面側へアルミニウムの真空蒸着を施し、つい
でアルミニウム蒸着面にトツプコート剤を塗布乾
燥後、綿布からポリエチレンフイルムを剥ぎ取
り、金属蒸着綿布として巻取り製品化とした。
次に本発明において重要な条件となる編織体
と、シート状物又はフイルム類の仮貼合状態にか
かる実施例を示す。
と、シート状物又はフイルム類の仮貼合状態にか
かる実施例を示す。
実 験
編織体としてレース様のポリエステル織布を用
い、この片面上に25μ厚の押出ポリエチレンを介
して30μ厚のポリエチレンフイルムを仮貼合状態
で接着一体化するに際し、押出ポリエチレンの樹
脂押出温度を通常の押出温度以下で適宜変えてみ
た。そして得られたポリエステル基布−ポリエチ
レンフイルムの複合体のポリエステル基布面側へ
アルミニウムの真空蒸着を施し、各試料とした。
い、この片面上に25μ厚の押出ポリエチレンを介
して30μ厚のポリエチレンフイルムを仮貼合状態
で接着一体化するに際し、押出ポリエチレンの樹
脂押出温度を通常の押出温度以下で適宜変えてみ
た。そして得られたポリエステル基布−ポリエチ
レンフイルムの複合体のポリエステル基布面側へ
アルミニウムの真空蒸着を施し、各試料とした。
これらの試料について50mm幅の試験片を作成
し、剥離試験機によりポリエステル基布からポリ
エチレンフイルムを剥ぎとり、その剥離力を測定
した。
し、剥離試験機によりポリエステル基布からポリ
エチレンフイルムを剥ぎとり、その剥離力を測定
した。
剥離条件は、引張速度300mm/min、180゜剥離
とした。その結果は剥離力が20〜300g/50mm巾
が好ましく、1000g/50mm巾以上ではポリエステ
ル基布の目ずれが著しくなり、商品価値が全くな
いものであつた。
とした。その結果は剥離力が20〜300g/50mm巾
が好ましく、1000g/50mm巾以上ではポリエステ
ル基布の目ずれが著しくなり、商品価値が全くな
いものであつた。
考察するに、剥離力が20〜300g/50mm巾であ
る場合つまり、剥離力がこの範囲となる程度に、
試料におけるポリエステル基布とポリエチレンフ
イルムの仮貼合状態の接着力であれば、ポリエス
テル基布からポリエチレンフイルムを剥ぎとつた
あと、ポリエステル基布の目ずれがなく、したが
つて、アルミニウムの真空蒸着状態もすこぶる良
好であることがわかつた。
る場合つまり、剥離力がこの範囲となる程度に、
試料におけるポリエステル基布とポリエチレンフ
イルムの仮貼合状態の接着力であれば、ポリエス
テル基布からポリエチレンフイルムを剥ぎとつた
あと、ポリエステル基布の目ずれがなく、したが
つて、アルミニウムの真空蒸着状態もすこぶる良
好であることがわかつた。
又、ポリエステル基布の目ずれ防止はポリエス
テル基布とポリエチレンフイルムの仮貼合状態の
接着力によつて規制されるものであるので、前述
のごとく、仮貼合状態とする為の条件は押出ラミ
ネーシヨンにおいて、押出ラミネートする樹脂温
度を下げて(通常のラミネート温度より下げる)
ラミネートするか、あるいは押出ラミネートする
際、ポリエステル基布等基材上に水、シリコン樹
脂、界面活性剤等の非貼着促進剤を塗布しておく
かのいずれの手段でも任意に選択すればよい。
テル基布とポリエチレンフイルムの仮貼合状態の
接着力によつて規制されるものであるので、前述
のごとく、仮貼合状態とする為の条件は押出ラミ
ネーシヨンにおいて、押出ラミネートする樹脂温
度を下げて(通常のラミネート温度より下げる)
ラミネートするか、あるいは押出ラミネートする
際、ポリエステル基布等基材上に水、シリコン樹
脂、界面活性剤等の非貼着促進剤を塗布しておく
かのいずれの手段でも任意に選択すればよい。
本発明は以上のごとく構成されるものであり、
次のような作用効果を奏する。
次のような作用効果を奏する。
レース様、ネツト様、織布等織目、網目のある
編織体の裏面に紙、不織布、又はプラスチツクの
シート状物又はフイルム類を仮貼合状態で接着一
体化してあるから、真空蒸着時の金属蒸気が編織
体表面から織目、あるいは網目を透して裏面に抜
け出ることがなく、真空蒸着後、編織体からシー
ト状物、又はフイルム類を剥ぎ取つて得られる製
品の裏面(編織体の裏面)にはまだらな金属蒸着
が施されることなく、編織体自体の生地の風合が
そのまゝ維持され、表側にのみ緻密な金属蒸着が
施される。
編織体の裏面に紙、不織布、又はプラスチツクの
シート状物又はフイルム類を仮貼合状態で接着一
体化してあるから、真空蒸着時の金属蒸気が編織
体表面から織目、あるいは網目を透して裏面に抜
け出ることがなく、真空蒸着後、編織体からシー
ト状物、又はフイルム類を剥ぎ取つて得られる製
品の裏面(編織体の裏面)にはまだらな金属蒸着
が施されることなく、編織体自体の生地の風合が
そのまゝ維持され、表側にのみ緻密な金属蒸着が
施される。
又、金属蒸着が施された編織体は蒸着面保護の
ため、通常、トツプコートを施すが、この際もト
ツプコート剤塗布時の溶液は前述のごとく、編織
体裏面に仮貼合状態でシート状物又はフイルム類
を接着一体化してあるので、編織体裏面にまで抜
け出ることはない。
ため、通常、トツプコートを施すが、この際もト
ツプコート剤塗布時の溶液は前述のごとく、編織
体裏面に仮貼合状態でシート状物又はフイルム類
を接着一体化してあるので、編織体裏面にまで抜
け出ることはない。
更にまた、編織体裏面に仮貼合させたシート状
物又はフイルム類は編織体の目止めの役割をも果
し、金属蒸着が施された製品である編織体を他の
基材に貼合せて別の複合製品とする際にも目ずれ
がないので貼合せ易い等の効果がある。
物又はフイルム類は編織体の目止めの役割をも果
し、金属蒸着が施された製品である編織体を他の
基材に貼合せて別の複合製品とする際にも目ずれ
がないので貼合せ易い等の効果がある。
Claims (1)
- 1 織布等の編織体に金属蒸着を施すに際し、該
編織体の裏面にシート状物又は、フイルム類を仮
貼合状態に接着一体化したのち、前記編織体の表
側に金属真空蒸着をおこないついで、編織体から
シート状物又はフイルム類を剥離することを特徴
とする金属蒸着編織体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199682A JPS58132169A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | 金属蒸着編織体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199682A JPS58132169A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | 金属蒸着編織体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58132169A JPS58132169A (ja) | 1983-08-06 |
JPH0141752B2 true JPH0141752B2 (ja) | 1989-09-07 |
Family
ID=11793190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1199682A Granted JPS58132169A (ja) | 1982-01-28 | 1982-01-28 | 金属蒸着編織体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58132169A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60155771A (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-15 | 京都中井商事株式会社 | 布地に金属蒸着層を形成する方法 |
-
1982
- 1982-01-28 JP JP1199682A patent/JPS58132169A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58132169A (ja) | 1983-08-06 |
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