JPH0140588B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0140588B2
JPH0140588B2 JP2299182A JP2299182A JPH0140588B2 JP H0140588 B2 JPH0140588 B2 JP H0140588B2 JP 2299182 A JP2299182 A JP 2299182A JP 2299182 A JP2299182 A JP 2299182A JP H0140588 B2 JPH0140588 B2 JP H0140588B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator
conductive
rubber
reinforcing
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2299182A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5815417A (ja
Inventor
Isao Kaji
Michio Takaoka
Mikyuki Ono
Shigeki Yagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Cable Works Ltd
Original Assignee
Fujikura Cable Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Cable Works Ltd filed Critical Fujikura Cable Works Ltd
Priority to JP2299182A priority Critical patent/JPS5815417A/ja
Priority to AU85740/82A priority patent/AU544611B2/en
Priority to DE19823226380 priority patent/DE3226380C2/de
Priority to FR8212520A priority patent/FR2509921B1/fr
Publication of JPS5815417A publication Critical patent/JPS5815417A/ja
Publication of JPH0140588B2 publication Critical patent/JPH0140588B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンデンサ型の電力ケーブルの中間
及び終端接続部に関するものである。
本発明の背景を終端接続部の例について説明す
れば、「第3図」のように、絶縁体30中に電極
32を階段状に並べた同軸コンデンサ型の終端は
製作が難しい。
そこで、「第4図」のように、細長い絶縁ひも
34上に、一定間隔に導電塗料などによつて電極
36を形成し、その上に絶縁被覆8をかぶせてひ
も状のコンデンサの素40を作り、それを、「第
5図」のように、口出ししたケーブル絶縁体12
上に巻いてコンデンサ型補強絶縁体42を作るこ
とが提案されている(特公昭46−39037号)。
しかし、この案では、次の点が問題になる。
(1) 電極36の数を多くし、かつそれらの間隔を
小さくするには、絶縁ひも34を細くしかつ絶
縁被覆38を薄くしなければならないが、そう
するとコンデンサの素40がたいへん細くな
り、たとえば外径が1mm程度になるとすると、
それを巻いてコンデンサ型補強絶縁体42を作
るのにはたいへん手間がかかる。
(2) 電極36は円柱または平形であるため、各電
極にはエツジがあり電気的急峻電界を生じせし
める。
(3) 絶縁強度向上のため補強絶縁体を加熱モール
ドした場合、電極が変形されたり、樹脂の流動
によりバラバラに分散されたりして、静電容量
分布の管理が不能になる恐れがある。
(4) 電極36はゴム・プラスチツク絶縁ひもに導
電性塗料を塗布したものであるから、絶縁ひも
に張力をかけると塗膜が切れたりして電極の乱
れを生じる恐れがある。
本発明は、上記の問題を解決できるようにした
ものであつて、その構成は、例えば終端接続部に
おいては、「第1図」のように、ゴム・プラスチ
ツク絶縁体20中に多数の導電性球体22を間隔
を置いて配置した補強絶縁体18を設けたこと、
を特徴とする。
ゴム・プラスチツク絶縁体20には、架橋ポリ
エチレン、エチレンプロピレンゴムなどが使われ
る。
導電性球体22は、鋼、鉄、銅、アルミなどの
球体が使われる。
また、導電性球体22は、ゴム・プラスチツク
絶縁体20中に、互いに間隔を置いて配置して、
球体22間に静電容量が分布形成されるようにす
る。
すなわち、導電性球体22が絶縁体20の全体
の中に、はなればなれに散らばるようにする。
なお、多数の導電性球体22が互いに接触した
状態になると、ゴム・プラスチツク絶縁体20が
導電性をもつようになるので注意が必要である。
導電性球体22の配置には、絶縁体20内の全
体にわたつて密度をほぼ同一にする場合や、ケー
ブルしやへい層付近の密度を他の部分に比べて大
きくする場合、などがある。
上記の補強絶縁体18は、例えば次のようにし
て作ることができる。
(1) 導電性球体22入りのエチレンプロピレンゴ
ムなどを射出成形して、補強絶縁体18と同じ
形のユニツトを作る。
(2) 「第2図」のように、Tダイ24から押し出
した直後のまだ軟かい広幅絶縁シート20′の
上に、導電性球体22を散布し、ロール26を
通して中に押し込む。それをケーブル絶縁体1
2上に巻いて、補強絶縁体18を作る。
なお、加熱モールドを行なうことにより、ケー
ブル絶縁体および補強絶縁層相互の接着強度を増
し、電気的に強い接続部にすることができる。
以上終端接続部について説明したが、本発明は
中間接続部に適用できることはもちろんである。
本発明の作用効果としては次のようなものであ
る。
(1) ゴム・プラスチツク絶縁体中に導電性球体を
間隔を置いて配置することにより、半径方向並
びに軸方向に静電容量が分布形成され、それら
によつてケーブル導体とケーブルしやへい層間
の電圧が分担される。
(2) 球体により形成されるコンデンサの電極間隔
を、非常に小さくすることも容易にできる。
(3) 電極は球体であるから、電気的急峻電界を生
じることはない。
(4) 電極は球体であるから、モールド時の圧力に
よる電極の変形はない。
(5) 上記により、適正な静電容量設計を行なうこ
とから、せん絡距離を短くすることができ、そ
の結果接続部の小型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成の説明図、第2図は本発
明の補強絶縁体の作り方の一例の説明図、第3
図、第4図、第5図は、従来技術の説明図。 10:ケーブル導体、12:ケーブル絶縁体、
14:ケーブルしやへい層、18:補強絶縁体、
20:ゴム・プラスチツク絶縁体、22:導電性
球体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 口出ししたケーブル絶縁体上に、ゴム・プラ
    スチツク絶縁体中に多数の導電性球体を間隔を置
    いて配置してなる補強絶縁体を設けたことを特徴
    とする、電力ケーブルの接続部。
JP2299182A 1981-07-17 1982-02-16 電力ケ−ブルの接続部 Granted JPS5815417A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2299182A JPS5815417A (ja) 1982-02-16 1982-02-16 電力ケ−ブルの接続部
AU85740/82A AU544611B2 (en) 1981-07-17 1982-07-08 Power cable joint structure
DE19823226380 DE3226380C2 (de) 1981-07-17 1982-07-15 Kabelgarnitur
FR8212520A FR2509921B1 (fr) 1981-07-17 1982-07-16 Structure de jonction pour des cables de transport d'energie electrique

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2299182A JPS5815417A (ja) 1982-02-16 1982-02-16 電力ケ−ブルの接続部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5815417A JPS5815417A (ja) 1983-01-28
JPH0140588B2 true JPH0140588B2 (ja) 1989-08-30

Family

ID=12098000

Family Applications (1)

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JP2299182A Granted JPS5815417A (ja) 1981-07-17 1982-02-16 電力ケ−ブルの接続部

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JPS5815417A (ja) 1983-01-28

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