JPH0140227Y2 - - Google Patents

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JPH0140227Y2
JPH0140227Y2 JP19503985U JP19503985U JPH0140227Y2 JP H0140227 Y2 JPH0140227 Y2 JP H0140227Y2 JP 19503985 U JP19503985 U JP 19503985U JP 19503985 U JP19503985 U JP 19503985U JP H0140227 Y2 JPH0140227 Y2 JP H0140227Y2
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JP
Japan
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holder
locking
cutout
claw
light emitting
Prior art date
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JP19503985U
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JPS62103288U (ja
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば自動車のヒータコントロー
ルパネル等、透過照明表示装置に用いられる
LED(発光素子)を保持するホルダーの組付け構
造に関するものである。
(従来の技術) 自動車のヒータコントローパネルの裏側には、
透過照明のためのLEDが複数個、配設されてい
る。これらは、通常ホルダーに収納されており、
プリント基盤に対して組付けられる。そして、組
付けは一般に作業性が考慮されて、簡易な方式が
採用されている。よく行なわれる方式としては、
ホルダーに弾性変形可能な爪片を設けておき、プ
リント基盤に設けられた係止孔に対し弾性力によ
つて係合させる方式がある。この例としては、実
開昭57−65383号公報のものがある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この例のものには次のような問
題点がある。それは、その係合の方法が爪片の弾
性による係合であるため、ここに応力が集中しや
すく、特に組付け時に破損の虞れがあることであ
る。また、係合の際には各爪片を係止孔にそれぞ
れ適合させしかもそれぞれ変形させながら嵌め込
まねばならないため、特にホルダーが長尺なもの
の場合には、嵌込みが困難であり、作業性が悪く
なることである。
そこで、この考案はホルダーの爪片の破損を可
及的に解消し、併せて組付け性の良化向上を図ら
んとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案は次のよ
うにしてホルダーを組付けることとしたのであ
る。すなわち、発光素子用ホルダーをプリント基
盤に対して組付けるための構造であつて、ホルダ
ーを水平面内での撓み変形可能に形成するととも
に、プリント基盤との対向面には鉤状に形成され
た複数個の爪片を長手方向に沿つて垂設する一
方、プリント基盤には各爪片を係合させるための
係止孔をほぼ同一線上に配設するとともに、この
係止孔のうち一端側のものについては、外方へ開
口するように切り欠き形成し、さらに前記各爪片
のうちこの切り欠かれた係止孔に対応するものに
ついては、他の爪片を対応する他の係止孔に仮嵌
めする際にホルダーを撓み変形させることによつ
て、切り欠かれた係止孔の外方に非係合状態で待
機し、ホルダー全体を長手方向へスライドさせて
他の爪片を対応する係止孔にそれぞれ係合させた
ときに、前記切り欠かれた係止孔と適合して係合
されるような組付け構造としたのである。
(実施例) 以下、本考案を具体化した実施例を図面にした
がつて詳細に説明する。
第1図は、自動車のヒータコントロールパネル
の裏側に設けられる発光表示装置の組付け構造を
分解して示すものである。図面中、1はLED2
〜2を収納するためのホルダーであり、合成樹脂
材にて長尺のボツクス状に形成されている。そし
て、このホルダー1は水平面内での撓み変形をな
しうるような弾性を保有している。また、ホルダ
ー1の上面側には複数対のクランプ爪対3が等間
隔毎に一体に突設されている。これらクランプ爪
対3は、それぞれ拡開方向への弾性変形が許容さ
れていて、LED2を弾性的に挟持することがで
きる。一方、下面側には長手方向に沿つてそれぞ
れ鉤状に形成された図示3個の係止爪4a〜4c
が一体に垂設されている。このうち、図示左端の
もの4aと中央のもの4b(以下、双方共に左向
き係止爪4a,4bと言う。)は、図示左方へ折
り曲げ形成され、図示右端のもの(以下、右向き
係止爪4cと言う。)は逆に右方へ折り曲げ形成
されている。
一方、薄板状に形成されたプリント基盤5には
上記各係止爪4a〜4cと対応した位置に、図示
3個の係止孔6a〜6cが貫通され、これらはほ
ぼ同一線上に配置されている。そして、各係止孔
6a〜6cのうち前記右向き係止爪4cと対応す
るものだけは、外方へ開口するように切り欠かれ
ている(以下、この図示右端側に位置する係止孔
については切り欠き孔6cと言う。) なお、左向き係止爪4a,4bはこれらに対応
する係止孔6a,6bにそれぞれ遊挿可能とされ
ており、遊挿状態でホルダー1全体をスライドさ
せることによつて、プリント基盤5に対して係合
させることができる。
そして、切り欠き孔6cと右向き係止爪4cと
は、両左向き係止爪4a,4bが係止孔6a,6
bに遊挿された状態では、切り欠き孔6cに対し
て差込み不能とされており(第2図参照)、上記
したようなホルダー1全体のスライド動作に伴つ
て係合可能となつている(第3図参照)。
次に、LED2の組付け作業例について説明す
る。まず、ホルダー1の組付けを行なうべく、両
左向き係止爪4a,4bをこれらに対応する係止
孔6a,6bにそれぞれ差込む。そして同時に、
ホルダー1全体を第2図に示すようにして撓ま
せ、右向き係止爪4cを切り欠き孔6cの外側に
おいて、プリント基盤5の側縁に係止させた状態
で待機させておく。この後、ホルダー1全体を第
2図に示すP矢視方向にスライドさせる。こうす
ることで、両左向き係止爪4a,4bは係止孔6
a,6bにそれぞれ係合するとともに、右向き係
止爪4cが切り欠き孔6cに適合し、ホルダー1
の弾性復帰に伴つてこの切り欠き孔6cに嵌り込
んで係合する。次いで、各LED2をホルダー1
内部に収納させ、それぞれに対応するクランプ爪
対3の弾性力でもつてクランプする。かくして、
ホルダー1の組付けが完了する。
ところで、本例ではホルダー1の組付けに際し
て、各係止爪4a〜4cをなんら弾性変形させな
いため、応力の集中を回避してこれを保護するこ
とができる。また、両左向き係止爪4a,4bを
弾性変形させることなく、単に差込むだけでよい
ため、組付けが簡単である。したがつて、本例の
ような長尺なものであつても、作業が容易とな
る。また、組付け状態においては、各係止爪4a
〜4cによつて上下および前後方向のがた付きは
勿論のこと、係止爪4a〜4cを左向きと右向き
の2種類を設けているため、左右方向に関するが
た付きをも防止することができ、もつてホルダー
1全体を確実に固定することができるのである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、係止爪
を弾性変形させることなく、ホルダーのスライド
動作によつて止め付けることとしたため、係止爪
への応力集中が回避され、もつて係止爪を折損か
ら回避させうる。また、従来の場合では、プリン
ト基盤への差込みに際しては、各係止爪をそれぞ
れ弾性変形させる必要があるのに対し、本考案の
場合では、こういつた必要がなく、単にホルダー
全体を撓み変形させることだけでよいため、組付
け作業性がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本例の組付け構造を示す分解斜視図、
第2図および第3図はそれぞれ組付け作業を示す
説明図、第4図は組付け状態を示す正面図であ
る。 1……ホルダー、2……LED、4a〜4c…
…係止爪、5……プリント基盤、6a〜6c……
係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発光素子用ホルダーをプリント基盤に対して組
    付けるための構造であつて、ホルダーを水平面内
    での撓み変形可能に形成するとともに、プリント
    基盤との対向面には鉤状に形成された複数個の爪
    片を長手方向に沿つて垂設する一方、プリント基
    盤には各爪片を係合させるための係止孔をほぼ同
    一線上に配設するとともに、この係止孔のうち一
    端側のものについては、外方へ開口するように切
    り欠き形成し、さらに前記各爪片のうちこの切り
    欠かれた係止孔に対応するものについては、他の
    爪片を対応する他の係止孔に仮嵌めする際にホル
    ダーを撓み変形させることによつて、切り欠かれ
    た係止孔の外方に非係合状態で待機し、ホルダー
    全体を長手方向へスライドさせて他の爪片を対応
    する係止孔にそれぞれ係合させたときに、前記切
    り欠かれた係止孔と適合して係合されるように構
    成したことを特徴とする発光素子用ホルダーの組
    付け構造。
JP19503985U 1985-12-18 1985-12-18 Expired JPH0140227Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19503985U JPH0140227Y2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18

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JP19503985U JPH0140227Y2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18

Publications (2)

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JPS62103288U JPS62103288U (ja) 1987-07-01
JPH0140227Y2 true JPH0140227Y2 (ja) 1989-12-01

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JPS62103288U (ja) 1987-07-01

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