JP2013028235A - ランプユニットの取付構造 - Google Patents
ランプユニットの取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013028235A JP2013028235A JP2011164657A JP2011164657A JP2013028235A JP 2013028235 A JP2013028235 A JP 2013028235A JP 2011164657 A JP2011164657 A JP 2011164657A JP 2011164657 A JP2011164657 A JP 2011164657A JP 2013028235 A JP2013028235 A JP 2013028235A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp unit
- lamp
- flexible arm
- body panel
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q3/00—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
- B60Q3/50—Mounting arrangements
- B60Q3/51—Mounting arrangements for mounting lighting devices onto vehicle interior, e.g. onto ceiling or floor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
Abstract
【課題】可撓アームが小型化できるとともに、ランプユニットの脱落が防止できる良好なランプユニットの取付構造を提供する。
【解決手段】ルームランプ11がルーフトリム13に取り付けられてルーフモジュール19を構成し、リンフォース15を覆うようにルーフモジュール19が組み付けられるルームランプ11の取付構造であって、ルームランプ11とリンフォース15を固定する固定手段が、ルームランプ11に垂設され、アーム先端部49がリンフォース15の一方の取り付け部51に係止される可撓アーム43と、バネ基端部73がルームランプ11に固定され、バネ先端部65が他方の取り付け部71に係止されることにより、一方の取り付け部51に向けてルームランプ11を付勢する板バネ部材45と、可撓アーム43の側方に併設されると共に、リンフォース15の一方の取り付け部51に当接してアーム先端部49の掛かり代91を規制する当接部47と、を備える。
【選択図】図5
【解決手段】ルームランプ11がルーフトリム13に取り付けられてルーフモジュール19を構成し、リンフォース15を覆うようにルーフモジュール19が組み付けられるルームランプ11の取付構造であって、ルームランプ11とリンフォース15を固定する固定手段が、ルームランプ11に垂設され、アーム先端部49がリンフォース15の一方の取り付け部51に係止される可撓アーム43と、バネ基端部73がルームランプ11に固定され、バネ先端部65が他方の取り付け部71に係止されることにより、一方の取り付け部51に向けてルームランプ11を付勢する板バネ部材45と、可撓アーム43の側方に併設されると共に、リンフォース15の一方の取り付け部51に当接してアーム先端部49の掛かり代91を規制する当接部47と、を備える。
【選択図】図5
Description
本発明は、ランプユニットの取付構造に関するものである。
車体パネルを覆うルーフトリム又はドアトリム等の内装用壁材と、ルームランプ又はカーテシランプ等のランプユニットとを、車体パネルに同時に固定することにより、自動車の組立ラインにおける組立(固定)作業の工数の低減化が図られるランプユニットの取付構造が提案されている(特許文献1参照)。
このランプユニットの取付構造は、図6及び図7に示すように、ルームランプ501とリンフォース503とを相互に固定する固定手段505が、ホルダ507のリンフォース側に垂設されると共に、逆U字形状に折り曲げられて先端部がリンフォース503の取付部509に係止される可撓アーム511と、可撓アーム511の側方に配設されると共に、可撓アーム511の支持片513に係合して先端部がルームランプ501の車体着脱方向に沿って変位するのを規制する可撓アーム規制部515とを備えている。そして、可撓アーム規制部515の係止壁517には、可撓アーム511の変位を許容する逃げ手段519が設けられている。
このランプユニットの取付構造は、図6及び図7に示すように、ルームランプ501とリンフォース503とを相互に固定する固定手段505が、ホルダ507のリンフォース側に垂設されると共に、逆U字形状に折り曲げられて先端部がリンフォース503の取付部509に係止される可撓アーム511と、可撓アーム511の側方に配設されると共に、可撓アーム511の支持片513に係合して先端部がルームランプ501の車体着脱方向に沿って変位するのを規制する可撓アーム規制部515とを備えている。そして、可撓アーム規制部515の係止壁517には、可撓アーム511の変位を許容する逃げ手段519が設けられている。
ルームランプ501をルーフトリム521に取り付ける際には、先ず、ルーフトリム521に開口されたランプ装着窓523を覆うようにホルダ507を装着し、ホルダ507の係合爪525をルーフトリム521の係合穴527に係合することで、ホルダ507とルーフトリム521とを相互に固定する。
ホルダ507には、ルーフトリム521の車内側からカバーレンズ529を装着することで、予め意匠部分Bがルーフトリム521に取り付けられる。FFC533の接続部に接続されたルームランプ501のランプ機能部分Aを構成するハウジング526が、ルーフトリム521のリンフォース503側(図中、上側)からホルダ507のハウジング嵌挿口506に嵌挿され、ランプ装着窓523の開口縁に係止されることで、ハウジング526に装着されるバルブ524等を備えたランプ機能部分Aはルーフトリム521に直接取り付けられる。そこで、ルームランプ501をルーフトリム521と一体化させたルーフモジュールが構成される。
ホルダ507には、ルーフトリム521の車内側からカバーレンズ529を装着することで、予め意匠部分Bがルーフトリム521に取り付けられる。FFC533の接続部に接続されたルームランプ501のランプ機能部分Aを構成するハウジング526が、ルーフトリム521のリンフォース503側(図中、上側)からホルダ507のハウジング嵌挿口506に嵌挿され、ランプ装着窓523の開口縁に係止されることで、ハウジング526に装着されるバルブ524等を備えたランプ機能部分Aはルーフトリム521に直接取り付けられる。そこで、ルームランプ501をルーフトリム521と一体化させたルーフモジュールが構成される。
この様にして、ルームランプ501とルーフトリム521とを一体化させたルーフモジュールが、図8に示すように、可撓アーム511の先端部535をリンフォース503の取付部509に係止させることで、ボディ天井のリンフォース503に取り付けられて組付け作業が完了する。従って、このランプユニットの取付構造によれば、簡単、且つ確実に、ランプユニットと内装用壁材とを同時に車体パネルに組み付けることができる。
しかしながら、従来のランプユニットの取付構造では、図6に示すL方向、W方向の位置決めはルームランプ501とルーフトリム521で行うが、リンフォース503に対してルーフトリム521がL方向、W方向にズレを生じることがある。このため、このズレを加味し、ルームランプ501の可撓アーム511はリンフォース503の取付部509に対する掛かり代を大きく設定する必要がある。その結果、可撓アーム511が大型化するという問題があった。また、ルーフトリム521が一方の取付部509に対して近づく方向にズレを生じることによって、他方の取付部509に対する可撓アーム511の掛かり代が小さくなるので、ルームランプ501の脱落を招く可能性がある。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、可撓アームが小型化できるとともに、ランプユニットの脱落が防止できる良好なランプユニットの取付構造を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) ランプユニットが内装用壁材に設けたランプ装着窓に取り付けられると共に、前記ランプユニットに接続された電線が前記内装用壁材の車体パネル側に配索されてモジュールを構成し、車体パネルを覆うように該モジュールが組み付けられるランプユニットの取付構造であって、前記ランプユニットと前記車体パネルとを相互に固定する固定手段が、前記ランプユニットの車体パネル側に垂設されると共に、逆U字形状に折り曲げられてアーム先端部が前記車体パネルの一方の取り付け部に係止される可撓アームと、基端部が前記ランプユニットの車体パネル側に固定されると共に、自由端部が前記一方の取り付け部に対向する他方の取り付け部に係止されることにより、前記一方の取り付け部に向けて前記ランプユニットを付勢する弾性付勢部材と、前記可撓アームの側方に併設されると共に、前記車体パネルの一方の取り付け部に当接してアーム先端部の掛かり代を規制する当接部と、を備えることを特徴とするランプユニットの取付構造。
上記(1)の構成のランプユニットの取付構造によれば、弾性付勢部材によって一方の取り付け部に向けて付勢されたランプユニットは、当接部が車体パネルの一方の取り付け部に当接した状態で車体パネルに固定される。そこで、車体パネルの一方の取り付け部に対するアーム先端部の掛かり代は、内装用壁材が車体パネルに対してズレを生じても変化しない。従って、従来のようにズレを加味した大きな掛かり代を可撓アームに設定する必用がなくなり、可撓アームを小型化できる。また、可撓アームの掛かり代が一定となるので、ランプユニットの不用意な脱落を防止できる。
(1) ランプユニットが内装用壁材に設けたランプ装着窓に取り付けられると共に、前記ランプユニットに接続された電線が前記内装用壁材の車体パネル側に配索されてモジュールを構成し、車体パネルを覆うように該モジュールが組み付けられるランプユニットの取付構造であって、前記ランプユニットと前記車体パネルとを相互に固定する固定手段が、前記ランプユニットの車体パネル側に垂設されると共に、逆U字形状に折り曲げられてアーム先端部が前記車体パネルの一方の取り付け部に係止される可撓アームと、基端部が前記ランプユニットの車体パネル側に固定されると共に、自由端部が前記一方の取り付け部に対向する他方の取り付け部に係止されることにより、前記一方の取り付け部に向けて前記ランプユニットを付勢する弾性付勢部材と、前記可撓アームの側方に併設されると共に、前記車体パネルの一方の取り付け部に当接してアーム先端部の掛かり代を規制する当接部と、を備えることを特徴とするランプユニットの取付構造。
上記(1)の構成のランプユニットの取付構造によれば、弾性付勢部材によって一方の取り付け部に向けて付勢されたランプユニットは、当接部が車体パネルの一方の取り付け部に当接した状態で車体パネルに固定される。そこで、車体パネルの一方の取り付け部に対するアーム先端部の掛かり代は、内装用壁材が車体パネルに対してズレを生じても変化しない。従って、従来のようにズレを加味した大きな掛かり代を可撓アームに設定する必用がなくなり、可撓アームを小型化できる。また、可撓アームの掛かり代が一定となるので、ランプユニットの不用意な脱落を防止できる。
(2) 上記(1)の構成のランプユニットの取付構造において、前記弾性付勢部材は、自由端部が逆U字形状に折り曲げられて前記他方の取り付け部に係止される板バネ部材から成ることを特徴とするランプユニットの取付構造。
上記(2)の構成のランプユニットの取付構造によれば、逆U字形状に折り曲げられた板バネ部材の自由端部と可撓アームのアーム先端部とは、モジュール組み付け方向に対して直交する方向へ弾性変形することができるので、車体パネルに対するモジュールの垂直組み付けが可能となる。
上記(2)の構成のランプユニットの取付構造によれば、逆U字形状に折り曲げられた板バネ部材の自由端部と可撓アームのアーム先端部とは、モジュール組み付け方向に対して直交する方向へ弾性変形することができるので、車体パネルに対するモジュールの垂直組み付けが可能となる。
本発明に係るランプユニットの取付構造によれば、可撓アームを小型化できるとともに、ランプユニットの脱落を防止できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、添付図面を参照しながら本発明の一実施形態に係るランプユニットの取付構造を詳細に説明する。
本実施形態に係るランプユニットの取付構造は、図1に示すように、ランプユニットであるルームランプ11を自動車の内装用壁材であるルーフトリム13及び車体パネルであるリンフォース15に固定する際に好適に用いられる。
本実施形態に係るランプユニットの取付構造は、図1に示すように、ランプユニットであるルームランプ11を自動車の内装用壁材であるルーフトリム13及び車体パネルであるリンフォース15に固定する際に好適に用いられる。
ルームランプ11を自動車に固定する際、ルームランプ11はルーフトリム13に設けたランプ装着窓17(図5参照)に取り付けられてルーフモジュール19を構成する。ルーフモジュール19は、ルームランプ11に接続された電線12がルーフトリム13のリンフォース側に配索される。このルーフモジュール19が、自動車の組立ラインにおいて、リンフォース15を覆うように組み付けられる。
ルームランプ11は、矩形状のハウジング21を有する。ハウジング21の下面側(車室側)には複数のコンタクト23が装着され、それぞれのコンタクト23はスイッチノブ25によって覆われる。ハウジング21の下面側には複数のバルブ27が装着され、バルブ27はスイッチノブ25の操作により駆動制御される。ハウジング21の下面にはカバーレンズ29が装着され、カバーレンズ29はバルブ27を覆うと共に、スイッチノブ25を表出させる。
ハウジング21の上面側(リンフォース側)にはバスバー31が装着され、バスバー31は電線12と接続される。ルームランプ11は、コンタクト23、スイッチノブ25、バルブ27、バスバー31の組み付けられたハウジング21がルーフトリム13のリンフォース側に取付けられるランプ機能部分33となる。また、ルームランプ11は、ルーフトリム13の車室側に取り付けられるカバーレンズ29が、意匠部分35の主要部材となっている。
ランプ機能部分33を構成するハウジング21に装着されたバルブ27には、バスバー31及びコンタクト23を介して、ルーフハーネスの電線12が接続される。予めルーフトリム13に配索される電線12の端部に固定されたコネクタ14が、ランプ機能部分33におけるハウジング21のコネクタ部26に電気的に接続されるが、この際、作業者は接続状態を目視でしかも下向き作業で確認しながら接続することができる。
意匠部分35を構成するカバーレンズ29は、係止突起37をハウジング21のレンズ係合部39(図3参照)に係合させることにより、ハウジング21に一体的に装着される。
図2に示すように、ハウジング21には、ルームランプ11とリンフォース15とを相互に固定する固定手段41が設けられている。固定手段41は、樹脂クリップである可撓アーム43と、金属クリップである板バネ部材(弾性付勢部材)45と、当接部47と、に大別構成される。
図2に示すように、ハウジング21には、ルームランプ11とリンフォース15とを相互に固定する固定手段41が設けられている。固定手段41は、樹脂クリップである可撓アーム43と、金属クリップである板バネ部材(弾性付勢部材)45と、当接部47と、に大別構成される。
可撓アーム43は、ルームランプ11のリンフォース側に垂設されると共に、図5(b)に示すように、逆U字形状に折り曲げられたアーム先端部49がリンフォース15の一方(図5中、右方)の取り付け部51に係止される。
可撓アーム43は、ハウジング21の一方の長辺側に2つ設けられる。図5に示すように、可撓アーム43は、アーム基端部53がハウジング21に一体成形され、アーム先端部49から垂下された支持片55を有する。支持片55の下端は、ハウジング21に設けられている切欠部内側を下方へ貫通して設けられ、固定されずフリーになっている。
可撓アーム43は、ハウジング21の一方の長辺側に2つ設けられる。図5に示すように、可撓アーム43は、アーム基端部53がハウジング21に一体成形され、アーム先端部49から垂下された支持片55を有する。支持片55の下端は、ハウジング21に設けられている切欠部内側を下方へ貫通して設けられ、固定されずフリーになっている。
図3に示すように、支持片55の両側縁には、アーム上部突起59とアーム下部突起61がそれぞれ外側に向けて突設されている。可撓アーム43の左右両側には可撓アーム規制部63が配設される。ルームランプ11の取付前或いは正常な取付完了後においては、可撓アーム43はアーム下部突起61が可撓アーム規制部63に当接するため上向きの変形は防止される。一方、アーム上部突起59は、下向きの変形に対して可撓アーム規制部63と干渉せず、可撓アーム43の下方への変形が可能となっている。
図5に示すように、板バネ部材45は、矩形状の金属板バネ材が逆U字形状に折り曲げられて形成される。バネ先端部(自由端部)65には「くの字状」に曲げられたリンフォース係止部67が形成され、リンフォース係止部67は先端係止凹部69がリンフォース15の他方(図5中、左方)の取り付け部71に係止される。バネ基端部(基端部)73には短冊状の固定板部75が形成され、固定板部75はハウジング21に設けられたバネ部材固定部77(図4参照)に固定される。固定板部75は、バネ部材固定部77の係合部81に係合爪79が係止することで、バネ部材固定部77からの脱落が規制される。
板バネ部材45は、バネ基端部73がルームランプ11のリンフォース側に固定されると共に、逆U字形状に折り曲げられたバネ先端部65が一方の取り付け部51に対向する他方の取り付け部71に係止される。これにより、板バネ部材45は、一方の取り付け部51に向けてルームランプ11を弾性付勢する。
図3に示すように、可撓アーム43の側方には当接部47が併設される。本実施形態において、当接部47は、一方の可撓アーム43の側方に併設される第1当接部83と、他方の可撓アーム43の側方に併設される第2当接部85とからなる。第1当接部83は、ハウジング21から垂直に起立して一体に成形された壁部の側端部87により形成される。また、第2当接部85は、ハウジング21から垂直に起立して一体に形成された壁部に突設された凸条部89により形成される。これら、側端部87と凸条部89とからなる当接部47は、図5(a)に示すように、板バネ部材45によってルームランプ11が一方の取り付け部51に付勢されることで、一方の取り付け部51に当接する。
当接部47が一方の取り付け部51に当接したルームランプ11は、板バネ部材45によって弾性付勢されても、それ以上、取り付け部51に接近する方向へは移動されない。この当接部47は、可撓アーム43のアーム先端部49と所定の相対位置で設定されている。
アーム先端部49の所定の相対位置とは、図5(a)に示すように当接部47がリンフォース15の一方の取り付け部51に当接したとき、図5(b)に示すようにリンフォース15に対するアーム先端部49の適切な掛かり代91が確保される当接部47と可撓アーム43との相対的な位置関係を言う。
アーム先端部49の所定の相対位置とは、図5(a)に示すように当接部47がリンフォース15の一方の取り付け部51に当接したとき、図5(b)に示すようにリンフォース15に対するアーム先端部49の適切な掛かり代91が確保される当接部47と可撓アーム43との相対的な位置関係を言う。
次に、上記構成を有するルームランプ11の取付構造の作用を説明する。
本実施形態に係るルームランプ11の取付構造では、図5(a)に示すように、ルームランプ11が、ルーフトリム13とリンフォース15とに取り付けられると、取り付け時に弾性変形した板バネ部材45は、その弾性復元力で対向するリンフォース15の取り付け部71を押圧付勢する。板バネ部材45がリンフォース15の取り付け部71を押圧付勢することで、リンフォース15から反力を受けたルームランプ11が一方の取り付け部51に向けて弾性付勢される。これにより、ルームランプ11は、当接部47がリンフォース15の一方の取り付け部51に当接した状態で、リンフォース15に固定される。
本実施形態に係るルームランプ11の取付構造では、図5(a)に示すように、ルームランプ11が、ルーフトリム13とリンフォース15とに取り付けられると、取り付け時に弾性変形した板バネ部材45は、その弾性復元力で対向するリンフォース15の取り付け部71を押圧付勢する。板バネ部材45がリンフォース15の取り付け部71を押圧付勢することで、リンフォース15から反力を受けたルームランプ11が一方の取り付け部51に向けて弾性付勢される。これにより、ルームランプ11は、当接部47がリンフォース15の一方の取り付け部51に当接した状態で、リンフォース15に固定される。
この際、図5(b)に示すように、当接部47と可撓アーム43のアーム先端部49とは所定の相対位置にあるので、常に最適な掛かり代91が確保されることになる。そこで、リンフォース15の一方の取り付け部51に対するアーム先端部49の掛かり代91は、ルーフトリム13がリンフォース15に対してズレを生じても変化しない。
従って、本実施形態に係るルームランプ11の取付構造によれば、従来のルームランプ501の可撓アーム511のようにズレを加味した大きな掛かり代を設定する必要がなくなり、可撓アーム43は小型化が可能となる。また、アーム先端部49の掛かり代91が一定となるので、ルーフトリム13がリンフォース15に対してズレを生じても、ルームランプ11の脱落を防止できる。
更に、図5(b)に示すように、逆U字形状に折り曲げられた板バネ部材45のバネ先端部65と可撓アーム43のアーム先端部49とは、モジュール組み付け方向に対して直交する方向へ弾性変形することができる。これにより、リンフォース15に対するルーフモジュール19の垂直組み付けが可能となる。
なお、本発明のランプユニットの取付構造における車体パネル、内装用壁材、ランプユニット、固定手段、可撓アーム、弾性付勢部材、当接部及び板バネ部材等の構成は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは云うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、内装用壁材であるルーフトリム13にルームランプ11を取り付ける場合について説明したが、ルーフトリム13に取り付けるマップランプや、ドアパネル等の車体パネルを覆う内装用壁材としてのドアトリム等に、カーテシランプ等のルームランプ11を取り付ける場合にも応用できる。また、内装用壁材に配索される電線としても、上記実施形態の電線12に限らず、FFC(フレキシブルフラットケーブル)、FPC(フレキシブルプリント配線基板)及びリボン電線等のフラット回路体や、ワイヤーハーネス等を用いることができる。
例えば、上記実施形態においては、内装用壁材であるルーフトリム13にルームランプ11を取り付ける場合について説明したが、ルーフトリム13に取り付けるマップランプや、ドアパネル等の車体パネルを覆う内装用壁材としてのドアトリム等に、カーテシランプ等のルームランプ11を取り付ける場合にも応用できる。また、内装用壁材に配索される電線としても、上記実施形態の電線12に限らず、FFC(フレキシブルフラットケーブル)、FPC(フレキシブルプリント配線基板)及びリボン電線等のフラット回路体や、ワイヤーハーネス等を用いることができる。
11…ルームランプ(ランプユニット)
12…電線
13…ルーフトリム(内装用壁材)
15…リンフォース(車体パネル)
17…ランプ装着窓
19…ルーフモジュール
41…固定手段
43…可撓アーム
45…板バネ部材(弾性付勢部材)
47…当接部
49…アーム先端部
51…一方の取り付け部
65…バネ先端部(自由端部)
71…他方の取り付け部
73…バネ基端部(基端部)
91…掛かり代
12…電線
13…ルーフトリム(内装用壁材)
15…リンフォース(車体パネル)
17…ランプ装着窓
19…ルーフモジュール
41…固定手段
43…可撓アーム
45…板バネ部材(弾性付勢部材)
47…当接部
49…アーム先端部
51…一方の取り付け部
65…バネ先端部(自由端部)
71…他方の取り付け部
73…バネ基端部(基端部)
91…掛かり代
Claims (2)
- ランプユニットが内装用壁材に設けたランプ装着窓に取り付けられると共に、前記ランプユニットに接続された電線が前記内装用壁材の車体パネル側に配索されてモジュールを構成し、車体パネルを覆うように該モジュールが組み付けられるランプユニットの取付構造であって、
前記ランプユニットと前記車体パネルとを相互に固定する固定手段が、
前記ランプユニットの車体パネル側に垂設されると共に、逆U字形状に折り曲げられてアーム先端部が前記車体パネルの一方の取り付け部に係止される可撓アームと、
基端部が前記ランプユニットの車体パネル側に固定されると共に、自由端部が前記一方の取り付け部に対向する他方の取り付け部に係止されることにより、前記一方の取り付け部に向けて前記ランプユニットを付勢する弾性付勢部材と、
前記可撓アームの側方に併設されると共に、前記車体パネルの一方の取り付け部に当接してアーム先端部の掛かり代を規制する当接部と、
を備えることを特徴とするランプユニットの取付構造。 - 請求項1に記載のランプユニットの取付構造において、
前記弾性付勢部材は、自由端部が逆U字形状に折り曲げられて前記他方の取り付け部に係止される板バネ部材から成ることを特徴とするランプユニットの取付構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011164657A JP2013028235A (ja) | 2011-07-27 | 2011-07-27 | ランプユニットの取付構造 |
PCT/JP2012/069070 WO2013015398A1 (en) | 2011-07-27 | 2012-07-20 | Attachment structure of lamp unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011164657A JP2013028235A (ja) | 2011-07-27 | 2011-07-27 | ランプユニットの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013028235A true JP2013028235A (ja) | 2013-02-07 |
Family
ID=46758994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011164657A Withdrawn JP2013028235A (ja) | 2011-07-27 | 2011-07-27 | ランプユニットの取付構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013028235A (ja) |
WO (1) | WO2013015398A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103233993B (zh) * | 2013-05-02 | 2014-12-24 | 力帆实业(集团)股份有限公司 | 汽车照地灯卡簧 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3218184C2 (de) * | 1982-05-14 | 1984-03-08 | Westfälische Metall Industrie KG Hueck & Co, 4780 Lippstadt | Innenleuchte für Fahrzeuge |
DE19724664B4 (de) * | 1997-06-11 | 2008-01-03 | Lisa Dräxlmaier GmbH | Einbauteil mit speziellem elektrischen Kontaktierungssystem |
JP3641409B2 (ja) * | 2000-03-16 | 2005-04-20 | 市光工業株式会社 | ルームランプの固定構造 |
JP3908500B2 (ja) * | 2001-10-12 | 2007-04-25 | 株式会社テーアンテー | ルームランプの固定構造 |
JP4199055B2 (ja) | 2003-06-10 | 2008-12-17 | 矢崎総業株式会社 | ランプユニットの取付構造 |
JP2011164657A (ja) | 2011-05-20 | 2011-08-25 | Toppan Printing Co Ltd | カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ |
-
2011
- 2011-07-27 JP JP2011164657A patent/JP2013028235A/ja not_active Withdrawn
-
2012
- 2012-07-20 WO PCT/JP2012/069070 patent/WO2013015398A1/en active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2013015398A1 (en) | 2013-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4037070B2 (ja) | ランプユニットの取付構造 | |
US7287890B2 (en) | Lamp unit mounting structure | |
US6595668B2 (en) | Lamp unit assembling method and lamp unit mounting structure | |
KR100398512B1 (ko) | 룸램프 고정구조 | |
JP5101891B2 (ja) | 電気接続箱 | |
WO2011004650A1 (ja) | 電気接続箱及びリレーモジュール | |
JP3847541B2 (ja) | ランプユニットの取付構造 | |
US20020106929A1 (en) | Structure for connecting electric wires to a lamp unit | |
JP2002067789A (ja) | ランプユニットの電線接続構造 | |
US6930264B2 (en) | Switch structure of lamp unit | |
JP4368878B2 (ja) | ランプユニットの取付構造 | |
JP3318185B2 (ja) | 電装モジュールの組付け構造 | |
CN113428077A (zh) | 照明灯 | |
JP2013028235A (ja) | ランプユニットの取付構造 | |
EP1256471B1 (en) | Bracket connecting structure for sun visors | |
EP1070636B1 (en) | Fixing structure of room lamp for vehicle | |
JP2011210521A (ja) | スイッチ部材及び車載用室内照明装置 | |
US10153578B2 (en) | Connector structure | |
JP4684500B2 (ja) | 自動車用室内灯 | |
JP2010132242A (ja) | 自動車のドア用トリムボード及び自動車のバックドア | |
CN110792984A (zh) | 发光组件和车辆 | |
JP6014492B2 (ja) | 車両用端子接続構造 | |
JP2000311750A (ja) | ワイヤハーネス用コネクタの固定構造 | |
CN113428076B (zh) | 照明灯及照明灯的框状体 | |
JP2014001825A (ja) | 部品の結合構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20141007 |