JPH0139593B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139593B2 JPH0139593B2 JP59019196A JP1919684A JPH0139593B2 JP H0139593 B2 JPH0139593 B2 JP H0139593B2 JP 59019196 A JP59019196 A JP 59019196A JP 1919684 A JP1919684 A JP 1919684A JP H0139593 B2 JPH0139593 B2 JP H0139593B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chord
- key
- bass
- accompaniment
- note
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000033764 rhythmic process Effects 0.000 description 10
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 101150065537 SUS4 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、電子楽器の自動伴奏装置に関し、
和音不成立時に複数の押鍵音中の最低音、5度音
等の特定音と音名同一のベース音を発生させるこ
とにより自動的なベース演奏に演奏者の意志を反
映させうるようにしたものである。 〔従来技術〕 従来、和音種類毎にベースパターンをメモリに
記憶しておき、鍵盤での複数押鍵に基づいて和音
種類を検出し、その検出した和音種類に応じたベ
ースパターンをメモリから読出すことにより自動
的にベース音を発生させるようにした自動伴奏装
置は知られている。このような自動伴奏装置にあ
つては、和音種類を検出する際、鍵盤で指定され
た和音種類がメモリ中のいずれの和音種類にも該
当しないと、和音不成立として処理していた。こ
のように和音不成立として処理するのは、第1
に、メモリ容量に制限があつてすべての和音種類
に対応したベースパターンを記憶できないため、
記憶してないベースパターンに対応する和音種類
を検出しても意味がないこと、第2に、たとえす
べての和音種類に対応したベースパターンを記憶
できたとしても、複雑な和音の転回型や省略型に
よつては同様に押された複数鍵に対して異なる和
音種類が割当てられることがあるため実際上も理
論上も演奏者の意志通りに和音種類検出を実行で
きないこと、などの理由による。 これまで、和音不成立の場合には、押鍵音中の
最低音を根音とするメジヤの和音を検出したもの
とみなして、この和音種類に対応したベースパタ
ーンを読出して自動ベース演奏を行なつていた。
しかしながら、このようにすると、演奏者の意志
に反したベース演奏が行なわれることがあり、不
所望のベース音が発音されて音楽的に好ましくな
かつた。 〔発明の目的〕 この発明の目的は、自動的なベース演奏に演奏
者の意志を反映させることのできる新規な自動伴
奏装置を提供することにある。 〔発明の構成及び作用〕 この発明は、不要な音が発音されるよりは、演
奏者が押した複数鍵のうち特定の鍵と音名同一の
ベース音を発生させた方が音楽的に好ましい点に
着目してなされたものである。 この発明による電子楽器の自動伴奏装置にあつ
ては、和音不成立時において、鍵盤手段にて押さ
れた複数鍵のうちの最低音鍵を検知する第1の検
知手段と、和音不成立時において、鍵盤手段にて
押された複数鍵のうちに最低音鍵に対して例えば
5度等の特定の音程を有する鍵があるか検知する
第2の検知手段と、和音不成立時において、特定
の音程を有する鍵が検知されたときその鍵と音名
同一のベース音を所定の伴奏パターンにしたがつ
て発生する伴奏音発生手段とが設けられる。この
伴奏音発生手段は、特定の音程を有する鍵が検知
されなかつたとき最低音鍵と音名同一のベース音
を所定の伴奏パターンにしたがつて発生するよう
になつていてもよい。所定の伴奏パターンとして
は、複数の和音種類に対応して記憶手段に記憶さ
れている複数の伴奏パターンのうちの1つを用い
ることができるが、予め記憶手段に和音不成立用
の伴奏パターンを記憶しておき、この伴奏パター
ンを用いるようにしてもよい。 この発明の構成によれば、演奏者が故意に和音
不成立の状態を作り出すことにより押鍵音中の最
低音又は5度音のような特定音と音名同一のベー
ス音を伴奏パターンにしたがつて自動的に発生さ
せることができる。 〔実施例〕 第1図は、この発明の一実施例による電子楽器
の自動伴奏装置を示すもので、この自動演奏装置
はマイクロコンピユータの助けによつて自動的な
和音・ベース音発生が制御されるようになつてい
る。 中央処理装置(CPU)10は、バス12を介
してROM(リード・オンリイ・メモリ)からな
るプログラムメモリ14と結合しているもので、
プログラムメモリ14にストアされているプログ
ラムにしたがつて和音・ベース音発生のための
種々のデータ処理及び制御を実行するようになつ
ている。 伴奏鍵盤16は、伴奏用の多数の鍵を含んでい
る。また、リズム種類選択スイツチ回路18は、
ワルツ、ルンバ、バラード、ポツプス等の多数の
リズム種類のうちから任意のものを選択するため
の複数のリズム種類選択スイツチを含んでいる。 鍵盤・スイツチインターフエース20は、伴奏
鍵盤16の多数の鍵及びスイツチ回路18中の複
数のリズム種類選択スイツチを順次に且つ反復的
に走査して鍵又はスイツチ状態の変化の有無を検
出すると共に伴奏鍵盤16からの押鍵データ及び
リズム種類選択スイツチ回路18からのリズム種
類選択データを取込むもので、バス12に結合し
ている。 パターンメモリ22は、和音パターンメモリ2
4及びベースパターンメモリ26を含むもので、
バス12に結合している。 和音パターンメモリ24は、一例としてM,
M7,m,7,7(SUS4),m7,m7-5の7種類の
和音タイプにそれぞれ対応した7つの時系列な和
音パターンを各リズム種類毎に記憶している。こ
の場合、各和音パターンは個々のタイミング毎に
和音発音の有無を示すようになつている。 ベースパターンメモリ26は、後述の2チヤン
ネル発音を可能にするため第1の記憶部及び第
2の記憶部を含むもので、各記憶部には上記7
つの和音タイプにそれぞれ対応した7つの時系列
的なベースパターンが各リズム種類毎に記憶され
ている。この場合、各ベースパターンは各和音タ
イプ毎に根音をC音として予め定められた16音分
の音高コードを適宜組合せて表現される。例えば
Cメジヤの和音については予め次表のように16音
分の音高コードが定められている。
和音不成立時に複数の押鍵音中の最低音、5度音
等の特定音と音名同一のベース音を発生させるこ
とにより自動的なベース演奏に演奏者の意志を反
映させうるようにしたものである。 〔従来技術〕 従来、和音種類毎にベースパターンをメモリに
記憶しておき、鍵盤での複数押鍵に基づいて和音
種類を検出し、その検出した和音種類に応じたベ
ースパターンをメモリから読出すことにより自動
的にベース音を発生させるようにした自動伴奏装
置は知られている。このような自動伴奏装置にあ
つては、和音種類を検出する際、鍵盤で指定され
た和音種類がメモリ中のいずれの和音種類にも該
当しないと、和音不成立として処理していた。こ
のように和音不成立として処理するのは、第1
に、メモリ容量に制限があつてすべての和音種類
に対応したベースパターンを記憶できないため、
記憶してないベースパターンに対応する和音種類
を検出しても意味がないこと、第2に、たとえす
べての和音種類に対応したベースパターンを記憶
できたとしても、複雑な和音の転回型や省略型に
よつては同様に押された複数鍵に対して異なる和
音種類が割当てられることがあるため実際上も理
論上も演奏者の意志通りに和音種類検出を実行で
きないこと、などの理由による。 これまで、和音不成立の場合には、押鍵音中の
最低音を根音とするメジヤの和音を検出したもの
とみなして、この和音種類に対応したベースパタ
ーンを読出して自動ベース演奏を行なつていた。
しかしながら、このようにすると、演奏者の意志
に反したベース演奏が行なわれることがあり、不
所望のベース音が発音されて音楽的に好ましくな
かつた。 〔発明の目的〕 この発明の目的は、自動的なベース演奏に演奏
者の意志を反映させることのできる新規な自動伴
奏装置を提供することにある。 〔発明の構成及び作用〕 この発明は、不要な音が発音されるよりは、演
奏者が押した複数鍵のうち特定の鍵と音名同一の
ベース音を発生させた方が音楽的に好ましい点に
着目してなされたものである。 この発明による電子楽器の自動伴奏装置にあつ
ては、和音不成立時において、鍵盤手段にて押さ
れた複数鍵のうちの最低音鍵を検知する第1の検
知手段と、和音不成立時において、鍵盤手段にて
押された複数鍵のうちに最低音鍵に対して例えば
5度等の特定の音程を有する鍵があるか検知する
第2の検知手段と、和音不成立時において、特定
の音程を有する鍵が検知されたときその鍵と音名
同一のベース音を所定の伴奏パターンにしたがつ
て発生する伴奏音発生手段とが設けられる。この
伴奏音発生手段は、特定の音程を有する鍵が検知
されなかつたとき最低音鍵と音名同一のベース音
を所定の伴奏パターンにしたがつて発生するよう
になつていてもよい。所定の伴奏パターンとして
は、複数の和音種類に対応して記憶手段に記憶さ
れている複数の伴奏パターンのうちの1つを用い
ることができるが、予め記憶手段に和音不成立用
の伴奏パターンを記憶しておき、この伴奏パター
ンを用いるようにしてもよい。 この発明の構成によれば、演奏者が故意に和音
不成立の状態を作り出すことにより押鍵音中の最
低音又は5度音のような特定音と音名同一のベー
ス音を伴奏パターンにしたがつて自動的に発生さ
せることができる。 〔実施例〕 第1図は、この発明の一実施例による電子楽器
の自動伴奏装置を示すもので、この自動演奏装置
はマイクロコンピユータの助けによつて自動的な
和音・ベース音発生が制御されるようになつてい
る。 中央処理装置(CPU)10は、バス12を介
してROM(リード・オンリイ・メモリ)からな
るプログラムメモリ14と結合しているもので、
プログラムメモリ14にストアされているプログ
ラムにしたがつて和音・ベース音発生のための
種々のデータ処理及び制御を実行するようになつ
ている。 伴奏鍵盤16は、伴奏用の多数の鍵を含んでい
る。また、リズム種類選択スイツチ回路18は、
ワルツ、ルンバ、バラード、ポツプス等の多数の
リズム種類のうちから任意のものを選択するため
の複数のリズム種類選択スイツチを含んでいる。 鍵盤・スイツチインターフエース20は、伴奏
鍵盤16の多数の鍵及びスイツチ回路18中の複
数のリズム種類選択スイツチを順次に且つ反復的
に走査して鍵又はスイツチ状態の変化の有無を検
出すると共に伴奏鍵盤16からの押鍵データ及び
リズム種類選択スイツチ回路18からのリズム種
類選択データを取込むもので、バス12に結合し
ている。 パターンメモリ22は、和音パターンメモリ2
4及びベースパターンメモリ26を含むもので、
バス12に結合している。 和音パターンメモリ24は、一例としてM,
M7,m,7,7(SUS4),m7,m7-5の7種類の
和音タイプにそれぞれ対応した7つの時系列な和
音パターンを各リズム種類毎に記憶している。こ
の場合、各和音パターンは個々のタイミング毎に
和音発音の有無を示すようになつている。 ベースパターンメモリ26は、後述の2チヤン
ネル発音を可能にするため第1の記憶部及び第
2の記憶部を含むもので、各記憶部には上記7
つの和音タイプにそれぞれ対応した7つの時系列
的なベースパターンが各リズム種類毎に記憶され
ている。この場合、各ベースパターンは各和音タ
イプ毎に根音をC音として予め定められた16音分
の音高コードを適宜組合せて表現される。例えば
Cメジヤの和音については予め次表のように16音
分の音高コードが定められている。
以上のように、この発明によれば、和音不成立
時において、複数の押鍵音中の特定の音と音名同
一のベース音を発生させるようにしたので、自動
的なベース演奏に演奏者の意志を反映させること
ができ、変化に富んだ高度なベース演奏が可能と
なるものである。
時において、複数の押鍵音中の特定の音と音名同
一のベース音を発生させるようにしたので、自動
的なベース演奏に演奏者の意志を反映させること
ができ、変化に富んだ高度なベース演奏が可能と
なるものである。
第1図は、この発明の一実施例による電子楽器
の自動伴奏装置を示すブロツク図、第2図は、メ
インルーチンを示すフローチヤート、第3図は、
インタラプト処理を示すフローチヤート、第4図
は、ベース発音サブルーチンを示すフローチヤー
トである。 10…中央処理装置、12…バス、14…プロ
グラムメモリ、16…伴奏鍵盤、18…リズム種
類選択スイツチ回路、20…鍵盤・スイツチイン
ターフエース、22…パターンメモリ、28…テ
ーブルメモリ、36…ワーキングエリア、38…
テンポタイマ、40…楽音形成用インターフエー
ス、50…和音・ベース楽音形成回路。
の自動伴奏装置を示すブロツク図、第2図は、メ
インルーチンを示すフローチヤート、第3図は、
インタラプト処理を示すフローチヤート、第4図
は、ベース発音サブルーチンを示すフローチヤー
トである。 10…中央処理装置、12…バス、14…プロ
グラムメモリ、16…伴奏鍵盤、18…リズム種
類選択スイツチ回路、20…鍵盤・スイツチイン
ターフエース、22…パターンメモリ、28…テ
ーブルメモリ、36…ワーキングエリア、38…
テンポタイマ、40…楽音形成用インターフエー
ス、50…和音・ベース楽音形成回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鍵盤手段における押鍵状態に基いて和音種類
を検出すると共に検出された和音種類に対応する
伴奏パターンにしたがつて伴奏音を発生するよう
にした電子楽器の自動伴奏装置において、 (a) 前記押鍵状態から和音種類を特定できない和
音不成立時に、押鍵のうち最低音鍵を検出する
第1の検知手段と、 (b) 前記和音不成立時に、前記最低音鍵に対して
特定の音程を有する鍵が押鍵のうちにあるか検
知する第2の検知手段と、 (c) 前記和音不成立時に、前記特定の音程を有す
る鍵が検知されたときその鍵と音名同一のベー
ス音を所定の伴奏パターンにしたがつて発生す
る伴奏音発生手段と を設けたことを特徴とする電子楽器の自動伴奏装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59019196A JPS60163096A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 電子楽器の自動伴奏装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59019196A JPS60163096A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 電子楽器の自動伴奏装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60163096A JPS60163096A (ja) | 1985-08-24 |
JPH0139593B2 true JPH0139593B2 (ja) | 1989-08-22 |
Family
ID=11992591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59019196A Granted JPS60163096A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | 電子楽器の自動伴奏装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60163096A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0634170B2 (ja) * | 1986-09-29 | 1994-05-02 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の自動伴奏装置 |
-
1984
- 1984-02-03 JP JP59019196A patent/JPS60163096A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60163096A (ja) | 1985-08-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |