JPH0139489Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139489Y2 JPH0139489Y2 JP17933182U JP17933182U JPH0139489Y2 JP H0139489 Y2 JPH0139489 Y2 JP H0139489Y2 JP 17933182 U JP17933182 U JP 17933182U JP 17933182 U JP17933182 U JP 17933182U JP H0139489 Y2 JPH0139489 Y2 JP H0139489Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ingredients
- container
- rice
- handle
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 claims description 36
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims description 22
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 22
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 22
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 235000014347 soups Nutrition 0.000 claims description 5
- 229920006328 Styrofoam Polymers 0.000 claims description 2
- 239000008261 styrofoam Substances 0.000 claims description 2
- 235000011389 fruit/vegetable juice Nutrition 0.000 description 8
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 235000021186 dishes Nutrition 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Table Devices Or Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、丼物を盛るための丼物用容器に関
するものである。
するものである。
玉子丼、うなぎ丼、天丼等所謂丼物といわれる
料理は、容器に盛つたごはんの上にそのまま具を
のせて提供するのを常とする。従つて、例えば、
最近流行の持ち帰り式料理等のように、調理時よ
り相当時間経過した後に食するようなものについ
ては、容器内のごはん及び具自体がその具の汁を
ほとんど吸込んでふやけてしまい、同料理を賞味
できなくなるという欠陥があつた。
料理は、容器に盛つたごはんの上にそのまま具を
のせて提供するのを常とする。従つて、例えば、
最近流行の持ち帰り式料理等のように、調理時よ
り相当時間経過した後に食するようなものについ
ては、容器内のごはん及び具自体がその具の汁を
ほとんど吸込んでふやけてしまい、同料理を賞味
できなくなるという欠陥があつた。
そこで、この考案は上記欠陥を解消するために
案出されたものであり、ごはんと具と、さらに
は、具と具の汁とを分けて盛ることができ、しか
も、この分けた具及び具の汁をごはん上に容易に
かけ直して食することができる、丼物用容器を提
供せんとするものである。
案出されたものであり、ごはんと具と、さらに
は、具と具の汁とを分けて盛ることができ、しか
も、この分けた具及び具の汁をごはん上に容易に
かけ直して食することができる、丼物用容器を提
供せんとするものである。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
まず第1図イ,ロにおいて、図中1は保温性良
好な発泡スチロールを素材としてお碗形に成形さ
れた容器全体を示し、同容器1は、本体2と、同
本体2内の拡径上部2aに着脱自在に取付けられ
る器3と、蓋体4とからなり、本体2にはごはん
のみが、又、器3には具のみが盛られる分離構造
となつている。
好な発泡スチロールを素材としてお碗形に成形さ
れた容器全体を示し、同容器1は、本体2と、同
本体2内の拡径上部2aに着脱自在に取付けられ
る器3と、蓋体4とからなり、本体2にはごはん
のみが、又、器3には具のみが盛られる分離構造
となつている。
器3の周壁部3a上端には、本体2より同器3
を取出し易くするために、あるいは、盛られた具
を本体2内のごはんにかけ易くするために、一対
の取手5が相対向する位置に設けられている。
を取出し易くするために、あるいは、盛られた具
を本体2内のごはんにかけ易くするために、一対
の取手5が相対向する位置に設けられている。
又、この器3の底3bの内面側には、具が落ち
込まない程度の大きさ、即ち、比較的巾が狭い汁
溜用の溝6が多数形成されている。従つて、この
溝6には具は落ち込まないが、具とともに盛られ
た具の汁のみが流れ込み貯留され、具がその汁を
吸い過ぎてしまわないようになつている。
込まない程度の大きさ、即ち、比較的巾が狭い汁
溜用の溝6が多数形成されている。従つて、この
溝6には具は落ち込まないが、具とともに盛られ
た具の汁のみが流れ込み貯留され、具がその汁を
吸い過ぎてしまわないようになつている。
なお、取手5の基端部外側には、同取手5の内
側方向への折れ曲がりを自在とする、切込み7が
設けられる。従つて、第1イで示されるように、
取手5を内側方向にやや折り曲げて蓋体4を被せ
るようにすれば、同取手5が蓋体4を被せる際の
障害となることもなく、本体2に対して確実に蓋
をすることができる。
側方向への折れ曲がりを自在とする、切込み7が
設けられる。従つて、第1イで示されるように、
取手5を内側方向にやや折り曲げて蓋体4を被せ
るようにすれば、同取手5が蓋体4を被せる際の
障害となることもなく、本体2に対して確実に蓋
をすることができる。
もつとも、本体2に取付けられるこの器3につ
いては種々の変形例が考えられ、以下その代表的
な例について述べる。
いては種々の変形例が考えられ、以下その代表的
な例について述べる。
まず、第2図〜第4図に示される例は、いずれ
もごはんに具を引つ繰り返すことなしにかけられ
るようにするため、同具を盛る器3をほぼ中央部
より分割し得るようにした例である。
もごはんに具を引つ繰り返すことなしにかけられ
るようにするため、同具を盛る器3をほぼ中央部
より分割し得るようにした例である。
即ち、第2図において、器3の底3bの内側
(外面でも構わない)中央部には、溝6を横断す
る引裂きのためのミシン目8が設けられている。
そして、この引裂きを容易にするため、周壁部3
a上端部には、前記ミシン目8に通じる切込み9
aが設けられ、しかも、同切込み9aを挾むよう
にして一対の取手5が設けられている。この取手
5は、引裂く際のつまみとしても利用される。
(外面でも構わない)中央部には、溝6を横断す
る引裂きのためのミシン目8が設けられている。
そして、この引裂きを容易にするため、周壁部3
a上端部には、前記ミシン目8に通じる切込み9
aが設けられ、しかも、同切込み9aを挾むよう
にして一対の取手5が設けられている。この取手
5は、引裂く際のつまみとしても利用される。
第3図に示される例は、前記ミシン目8に代わ
る切込み9bが、器3の底3bの外面(内面でも
構わない)中央部に設けられた例である。
る切込み9bが、器3の底3bの外面(内面でも
構わない)中央部に設けられた例である。
又、第4図に示される例は、前記ミシン目8及
び切込み9bに代えて、離脱自在の凹凸部を設け
た例である。即ち、器3を2等分割した一対の器
片3′及び3″から形成するとともに、同器片3′
及び3″の底3b′及び3b″の各接合端面に、離脱
自在の嵌合凹部10及び凸部11を設けることに
より分割可能としたものである。
び切込み9bに代えて、離脱自在の凹凸部を設け
た例である。即ち、器3を2等分割した一対の器
片3′及び3″から形成するとともに、同器片3′
及び3″の底3b′及び3b″の各接合端面に、離脱
自在の嵌合凹部10及び凸部11を設けることに
より分割可能としたものである。
次に第5図〜第9図は、いずれも器3の各部の
変形例を示すものである。
変形例を示すものである。
まず第5図は、器3の抜取りをさらに容易にす
るため、取手20が外側に突出するように設けら
れた例である。但し、蓋体4を被せる際に、同図
想像線で示される通り、同取手20が内側へ大き
く折れ曲がることができるように、その基端部表
裏に切込み21が設けられている。又、底3bの
内面部には、波状の凹凸を設けることにより多数
の溝6が形成されており、しかも、同凹凸によつ
て、具の滑りは良好となりごはんにかけ易くな
る。
るため、取手20が外側に突出するように設けら
れた例である。但し、蓋体4を被せる際に、同図
想像線で示される通り、同取手20が内側へ大き
く折れ曲がることができるように、その基端部表
裏に切込み21が設けられている。又、底3bの
内面部には、波状の凹凸を設けることにより多数
の溝6が形成されており、しかも、同凹凸によつ
て、具の滑りは良好となりごはんにかけ易くな
る。
次に第6図は溝6を基盤の目の状に多数設けた
例を示し、又、第7図は溝6をV字形状とするこ
とにより、具の汁が一方向に流出し易くした例を
示すものである。このように溝6は、種々の態様
で形成することができる。
例を示し、又、第7図は溝6をV字形状とするこ
とにより、具の汁が一方向に流出し易くした例を
示すものである。このように溝6は、種々の態様
で形成することができる。
もつとも、例えば第8図イ,ロあるいは第9図
イ,ロで示すように、器3に各溝6が一個所に集
中するような注ぎ口22,23を設けるようにす
れば、具の汁を極めて容易にかけることができる
ようになる。
イ,ロで示すように、器3に各溝6が一個所に集
中するような注ぎ口22,23を設けるようにす
れば、具の汁を極めて容易にかけることができる
ようになる。
この他、例えば、器3内に同器3を分割するよ
うな壁を立設するようにすれば、色々の具を盛る
ようにすることも可能となる。
うな壁を立設するようにすれば、色々の具を盛る
ようにすることも可能となる。
この考案は以上のように構成されたものであ
り、次の利点を有する。
り、次の利点を有する。
1 容器本体内の上部に具を盛るための器を着脱
自在に取付けたので、丼物をごはんと具とに分
けて夫々別に盛ることができる。しかも、具を
盛る器の底内面側には、汁溜用の溝を多数形成
したので、具とともに盛られた具の汁のみを、
同溝内に溜めることができる。
自在に取付けたので、丼物をごはんと具とに分
けて夫々別に盛ることができる。しかも、具を
盛る器の底内面側には、汁溜用の溝を多数形成
したので、具とともに盛られた具の汁のみを、
同溝内に溜めることができる。
従つて、たとえ持ち帰り式の丼料理であつて
も、時間の経過によりごはんが具の汁を吸いき
つてふやけてしまうことがない。そればかり
か、具の器に、具とともに具の汁を同時に盛込
んだとしても、汁は具と離れて底の溝内に自然
と流れ込み貯留される。よつて、器に盛つてお
くのみで、具がその汁を吸い過ぎることもな
く、充分な量の汁を残すことができ、料理を提
供する側においては、特別の手間も工夫も要求
されない。又、料理の提供を受ける側において
も、具自体が汁の吸い過ぎでふやけることもな
く、しかも、ごはんに充分な汁をかけることが
でき、丼物をおいしく味わうことができる。
も、時間の経過によりごはんが具の汁を吸いき
つてふやけてしまうことがない。そればかり
か、具の器に、具とともに具の汁を同時に盛込
んだとしても、汁は具と離れて底の溝内に自然
と流れ込み貯留される。よつて、器に盛つてお
くのみで、具がその汁を吸い過ぎることもな
く、充分な量の汁を残すことができ、料理を提
供する側においては、特別の手間も工夫も要求
されない。又、料理の提供を受ける側において
も、具自体が汁の吸い過ぎでふやけることもな
く、しかも、ごはんに充分な汁をかけることが
でき、丼物をおいしく味わうことができる。
2 器の周壁部上端に取手を設けたことにより、
本体からの同器の取り出しが容易となるととも
に、器内に盛られた具及び具の汁を、本体内の
ごはんにかけることも簡単に行なうことができ
る。
本体からの同器の取り出しが容易となるととも
に、器内に盛られた具及び具の汁を、本体内の
ごはんにかけることも簡単に行なうことができ
る。
しかも、この取手は内側方向への折れ曲がり
が自在となつているため、蓋体を本体に被せる
際には、その取手を内側方向へ折り曲げるよう
にすれば、同取手が障害とならず、確実に蓋を
することができ、密封性、保温性等を維持する
ことができる。
が自在となつているため、蓋体を本体に被せる
際には、その取手を内側方向へ折り曲げるよう
にすれば、同取手が障害とならず、確実に蓋を
することができ、密封性、保温性等を維持する
ことができる。
第1図イ,ロは、本考案に係る丼物用容器の断
面図及びその器の斜視図であり、第2図〜第9図
はいずれも夫々同器の変形例を示す図であつて、
まず第2図はその斜視図、第3図〜第5図はその
部分断面図、第6図及び第7図は夫々その一部省
略平面図、第8図イ,ロはその平面図及びC−C
断面図、第9図イ,ロはその平面図及びD−D断
面図である。 2……本体、3……器、3a……周壁部、3b
……底、4……蓋体、5,20……取手、6……
溝。
面図及びその器の斜視図であり、第2図〜第9図
はいずれも夫々同器の変形例を示す図であつて、
まず第2図はその斜視図、第3図〜第5図はその
部分断面図、第6図及び第7図は夫々その一部省
略平面図、第8図イ,ロはその平面図及びC−C
断面図、第9図イ,ロはその平面図及びD−D断
面図である。 2……本体、3……器、3a……周壁部、3b
……底、4……蓋体、5,20……取手、6……
溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 蓋体と、本体と、同本体の上部に着脱自在に
取付ける具を盛るための器とからなる発泡スチ
ロール製の容器であつて、前記器の底の内面側
には具の汁を溜める溝を多数形成し、かつ、そ
の器の周壁部上端には、内側方向への折れ曲が
りが自在である取手を設けてなる、丼物用容
器。 2 前記器はそのほぼ中央部より分割できるよう
になつている実用新案登録請求の範囲第1項に
記載の丼物用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17933182U JPS5983477U (ja) | 1982-11-27 | 1982-11-27 | 丼物用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17933182U JPS5983477U (ja) | 1982-11-27 | 1982-11-27 | 丼物用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5983477U JPS5983477U (ja) | 1984-06-05 |
JPH0139489Y2 true JPH0139489Y2 (ja) | 1989-11-27 |
Family
ID=30389120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17933182U Granted JPS5983477U (ja) | 1982-11-27 | 1982-11-27 | 丼物用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5983477U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0798016B2 (ja) * | 1992-04-10 | 1995-10-25 | 播磨油脂工業株式会社 | 上下重ね合わせ式の食物容器 |
-
1982
- 1982-11-27 JP JP17933182U patent/JPS5983477U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5983477U (ja) | 1984-06-05 |
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