JP4309512B2 - スナック類携帯用容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、多種類の内容物、例えばスナック類を1つの容器内に区別して収納することができ、しかも片手で持ち運べるようにしたスナック類携帯用容器を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような多種類のスナック類を1つの容器内に区別して収納することができるようにしたスナック類携帯用容器として、種々の携帯の仕切り付き容器が知られている。そして、通常このような仕切り付き容器には、片手で持ち運べるように容器の上部に把手が取り付けられている。しかしながら、上記の把手付き容器は、片手で持ち運べることは可能であるが、片手で容器を持ち、もう一方の手でスナック類を取り出して食することには不向きであった。
【0003】
1)そこで、特開平5−103713号、実開昭61−83512号、実開平5−29475号等に示すようなトレイ型のスナック類携帯用容器が開発されている。このトレイ型のスナック類携帯用容器は、硬質プラスチックの皿状本体にカップ保持部を設け、このカップ保持部に収納したカップ内の飲料と、その周囲の皿部に収納したスナック類とを交互に飲食することができるようにしたものである。
【0004】
2)他方、上記トレイ型のスナック類携帯用容器を厚紙を用いて実現したものとしては、特開平9−95326号や実開平3−90868号等が知られている。この紙製のトレイ型スナック類携帯用容器は、トレイ部分に適所にカップ類を収納する部分を設け、当該部分が放射状に多数の切り込みを入れることによって形成されている。
【0005】
3)また、複数の容器を組み合わせた状態の片手で持ち運べるスナック類携帯用容器として、特開昭62−251345号、実開昭55−170245号に示されているような容器が知られている。この容器は複数のカップ類を上下に組み合わせたり、あるいは1つの容器の側面に別の容器を組み付けるようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記1)の硬質プラスチック製のトレイ型スナック類携帯用容器は硬質プラスチック製であるために、片手で持つには重くなりすぎたり、多様なバリエーションを有するようにするのは手間や経費がかかりすぎて難しいという欠点があった。
【0007】
また上記2)の紙製のトレイ型スナック類携帯用容器においては、手で皿のように水平に持つように構成されており、持ち運びに不便である上、カップ類を収納する部分をカップ類が倒れにくい構造とするために多数の切り込みを形成する必要があり、その加工や組み立てに手間がかかるという欠点があった。
【0008】
さらに上記3)の複数のカップ類を上下に組み合わせたり、あるいは1つの容器の側面に別の容器を組み付けるようにした容器においては、収納した内容物の取り出しに手間がかかったり、また組み付ける容器の数に制限を受けやすいために、その組み合わせ方に多様なバリエーションを持たせることが難しいという欠点があった。
【0009】
この発明のスナック類携帯用容器は従来例の上記欠点を解消し、片手で容器を持ち、もう一方の手でスナック類を取り出して食することが簡単に行なえるスナック類携帯用容器を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この発明のスナック類携帯用容器は、中央部に手で持って支えることができる有底かつ筒状のカップ類収納部を備え、その周囲には上記カップ類収納部の開口部上端から水平に折り返し、さらにその先端を斜め内向きに折り返して上記カップ類収納部の側壁に固着するとともに、上記水平部に別のカップ類の収納孔を形成したことを特徴とするものである。
【0011】
この発明のスナック類携帯用容器は、中央部に手で持って支えることができる有底かつ筒状のカップ類収納部を備え、その周囲には上記カップ類収納部の開口部上端から水平に折り返し、さらにその先端を斜め内向きに折り返して上記カップ類収納部の側壁に固着するとともに、上記水平部および斜め支承部に別のカップ類の収納孔を形成したことを特徴とするものである。
【0012】
この発明のスナック類携帯用容器は、上記カップ類収納部が四角形の開口部を有し、水平部が四角形の各辺の少なくとも1つ以上の辺に形成されていることを特徴とするものである。
【0013】
この発明のスナック類携帯用容器によれば、片手で容器を持ち、もう一方の手でスナック類を取り出して食することが簡単に行なえるスナック類携帯用容器を提供できるようになった。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明に係るスナック類携帯用容器の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】
図1はこの発明のスナック類携帯用容器の一実施例を示す斜視図、図2はその展開図、図3はカップ類を取り付けた状態の斜視図、図4はカップ類にスナック類を収納した状態の断面図である。
【0016】
図1において、1はこの発明のスナック類携帯用容器の概要を示すものである。このスナック類携帯用容器1は、その中央部に手で持って支えることができる有底かつ筒状のカップ類収納部2を形成してある。カップ類収納部2の周囲には、上記カップ類収納部2の開口部上端から水平に張り出させた水平部3と、水平部3の先端から斜め内向きに形成し、上記カップ類収納部2に固着した斜め支承部4とが連設されている。図ではこの水平部3および斜め支承部4は、先端を切除した四角錐からなる有底かつ筒状のカップ類収納部2の上部に形成された四角形の開口部の各辺に連続して形成されている。そして、この水平部3および斜め支承部4には、それぞれ大きさの異なる収納孔5,6が形成されており、各収納孔5,6はそれぞれ上下に対応するよう位置決めされている。
【0017】
図1において、7はカップ類収納部2の側壁の高さ方向の中程に形成した切り込みである。また8は、この切り込み7に差し込んで固定する取付片で、上記斜め支承部4の先端に形成され、カップ類収納部2の外側から切り込み7に差し込むようになっている。無論、斜め支承部4のカップ類収納部2への取付構造はこのような手段に限られるものではなく、接着による方法、ホチキス等による方法等を用いることも可能である。
【0018】
上記スナック類携帯用容器1は、図2に示す厚紙を用いて作製される。すなわち、1枚の厚紙には4つの台形部分11を横方向に連結した形状が描かれ、上記スナック類携帯用容器1のカップ類収納部2となる部分が形成されている。そして、4つの台形部分11の一端縁にはのり代12が形成され、台形部分11は折り目13にしたがって折り込んでのり代12で接着し、四角錐となるよう折り畳まれる。
【0019】
他方、台形部分11の縦方向の一端には水平部3と、これに続く斜め支承部4とが連設されている。図ではこの水平部3および斜め支承部4は、4つの台形部分11のうちの隣合う3つに形成されており、それぞれ折り目14,15の部分で折り返されて水平部3および斜め支承部4が形成されるようになっている。そして、この水平部3には収納孔5が、また斜め支承部4には収納孔6が形成されている。
【0020】
図2において、16は1つの台形部分11の縦方向の他端に連設した底板で、その周囲にはのり代17が折り目18を介して形成されている。したがって、のり代17を折り目18に沿って上向きに折り込み、台形部分11の下部にのり代17で接着することにより、カップ類収納部2は底部に底板16を持った構造となる。
【0021】
次に、図3に示すように、スナック類携帯用容器1のカップ類収納部2には大きめのカップ類9(円錐型)がその開口部から収納され、またそれぞれ上下関係にある上下一対の水平部3および斜め支承部4の収納孔5,6には、小さめのカップ類10(四角錐型)がそれぞれはめ込まれる。
【0022】
以上の構造を備えたのスナック類携帯用容器1は、図4のように複数のスナック類を収納され、片手で持って、例えば歩きながら好みのスナックを選んで食することができる。図4では、大きめのカップ類9には、ジュースその他の飲料のみならず、焼きそばやスパゲティー、チャーハン、ソフトクリームやアイスクリーム、種々のフロート、かき氷類を収納し、そのカップ類9をカップ類収納部2にはめ込んでいる。また小さめのカップ類10にはフライドポテトやポテトチップ、ウインナソーセージ、フライドチキン等を収納し、そのカップ類9を上下一対の水平部3および斜め支承部4の収納孔5,6にはめ込んでいる。もちろん、この発明のスナック類携帯用容器1の利用範囲は上記のものに限られるものではない。
【0023】
このようにすれば、例えばファーストフード店やドライブイン等において、種々のスナック類を販売する際、購入者は自分で好みのスナック類が充填された適宜の種類のカップ類9およびカップ類10を選択し、それをスナック類携帯用容器1の適所にはめ込んで持ち運ぶことができる。したがってファーストフード店やドライブイン等で種々のスナック類を購入した購入者は、片手でスナック類携帯用容器1を持ち運ぶことができ、もう片方の手でカップ類9およびカップ類10の内容物を取り出して食するものである。したがって、購入者は歩きながらでも好みのスナック類を適宜選んで食することが可能である。しかも、空になった場合にはまとめてごみ箱に捨てることができるので、衛生面においても非常に大きなメリットがある。
【0024】
【発明の効果】
この発明のスナック類携帯用容器によれば、片手で容器を持ち、もう一方の手でスナック類を取り出して食することが簡単に行なえるスナック類携帯用容器を安価で大量に提供できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスナック類携帯用容器の一実施例を示す斜視図である。
【図2】その展開図である。
【図3】カップ類を取り付けた状態の斜視図である。
【図4】カップ類にスナック類を収納した状態の断面図である。
【符号の説明】
1 スナック類携帯用容器
2 カップ類収納部
3 水平部
4 斜め支承部
5,6 収納孔
7 切り込み
8 取付片
9 大きめのカップ類
10 小さめのカップ類
11 台形部分
12 のり代
13 折り目
14,15 折り目
16 底板
17 のり代
18 折り目

Claims (3)

  1. 中央部に手で持って支えることができる有底かつ筒状のカップ類収納部を備え、その周囲には上記カップ類収納部の開口部上端から水平に折り返し、さらにその先端を斜め内向きに折り返して上記カップ類収納部の側壁に固着するとともに、上記水平部に別のカップ類の収納孔を形成したことを特徴とするスナック類携帯用容器。
  2. 中央部に手で持って支えることができる有底かつ筒状のカップ類収納部を備え、その周囲には上記カップ類収納部の開口部上端から水平に折り返し、さらにその先端を斜め内向きに折り返して上記カップ類収納部の側壁に固着するとともに、上記水平部および斜め支承部に別のカップ類の収納孔を形成したことを特徴とするスナック類携帯用容器。
  3. カップ類収納部が四角形の開口部を有し、水平部が四角形の各辺の少なくとも1つ以上の辺に形成されている請求項1または2に記載のスナック類携帯用容器。
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