JPH0139386Y2 - - Google Patents

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JPH0139386Y2
JPH0139386Y2 JP6578483U JP6578483U JPH0139386Y2 JP H0139386 Y2 JPH0139386 Y2 JP H0139386Y2 JP 6578483 U JP6578483 U JP 6578483U JP 6578483 U JP6578483 U JP 6578483U JP H0139386 Y2 JPH0139386 Y2 JP H0139386Y2
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JP
Japan
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bobbin
deflection yoke
elastic piece
deflection coil
deflection
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JP6578483U
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JPS59170957U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジヨン受像機等のブラウン管上
に装着される偏向ヨークに関する。
近来、ブラウン管上に装着される偏向ヨークと
して、ブラウン管及び偏向ヨークの精度の向上に
伴い、偏向ヨーク本体を管軸に対して前後方向に
微少移動させるのみで、コンバージエンスヨーク
を用いることなく最適なコンバージエンス特性、
ピユリテイ特性を得ることができる。所謂、首振
りレス・セルフコンバージエンス型のものが開発
されてきている。そして、この場合、偏向ヨーク
本体の微少範囲内での管軸前後方向における移動
調整が簡単に成され、かつ、移動調整後は偏向ヨ
ーク本体の固定が確実・強固に成されること、等
が安定した偏向特性・コンバージエンス特性を得
る上から要求されるものである。
従来の首振りレス・セルフコンバージエンス型
の偏向ヨークにおいては、所定の厚みを有する所
定数の弾性片をボビンの内面に装着されたくら型
の水平偏向コイルの窓部に対応してボビン内面の
所定位置に直接接着固定し、弾性片の押圧による
変形で偏向ヨーク本体の軸方向の位置を微少範囲
内で移動調整するもの、或は、厚みの異なる数種
類の弾性片を移動量に応じて厚みを適宜選定して
ボビンの内面に接着固定し、弾性片の厚みの変化
で偏向ヨーク本体の位置を微少範囲内で移動調整
するもの、等が提案されている。しかしながら、
斯かる構成においては、共に、弾性片をボビンの
内表面上に直接接着固定するもので、通常ポリプ
ロピレンから成るボビンの材質・接着面の形状等
に帰因して接着性が極めて悪く、弾性片をボビン
の内面の所定位置に確実に固定することが難し
く、この結果、偏向ヨーク本体の移動調整が確実
になされなかつたり、或は、移動調整後の偏向ヨ
ーク本体の固定が確実・強固になされなかつたり
する虞れがある、という欠点を有するものであつ
た。
本考案は上記欠点を除去することを目的とした
偏向ヨークに関し、特に、偏向ヨーク本体の管軸
に対する微少範囲内での移動調整、及び、移動調
整後の固定を確実に行なう機構を備えた首振りレ
ス・セルフコンバージエンス型の偏向ヨークに関
するものである。
以下本考案偏向ヨークの一実施例を図面を用い
て詳細に説明する。第1図・第2図において、1
は偏向ヨーク本体であり、コア2と、コア2の外
周にトロイダルに巻回された垂直偏向コイル3
と、コア2の内面に沿つて装着された絶縁材料か
ら成るボビン4と、ボビン4の内面に装着された
くら型に巻回された水平偏向コイル5とから構成
され、ボビン4の尾部側に形成された締付手段6
を介してブラウン管7の拡大部7a表面上に装着
固定される。偏向ヨーク本体1のうち、ボビン4
には、水平偏向コイル5の窓部5aに対応して管
軸中心0に対して対称位置に一対の孔8が穿設さ
れ、孔8にはそれぞれゴム、弾性プラスチツク等
の弾性材料から成る弾性片9が係合される。弾性
片9は、第3図に示す如く、孔8に係合して表面
9aが垂直偏向コイル3の表面側に突出する固定
部9bと、固定部9bより幅広で固定部9bに連
続し表面9aがボビン4の内面側に位置してブラ
ウン管7の拡大部7a表面に当接する調整部9d
とから成る二段構造も有し、固定部9b表面9a
を接着剤10を用いて垂直偏向コイル3の表面上
で接着固定することにより、ボビン4に対して固
定が成されるものである。
斯かる構成の偏向ヨークにおいて、弾性片9の
固定部9bをボビン4に穿設した孔9に係合し、
弾性片9を垂直偏向コイル2表面(コイル2によ
つて凹凸状となつた)上で接着剤10を介して接
着固定した状態で、偏向ヨーク本体1をブラウン
管7上に装着する。この際、弾性片9の調整部9
dの表面9cはブラウン管7の拡大部7a表面に
当接するもので、偏向ヨーク本体1は、弾性片9
の主に調整部9dの拡大部7a表面に対する押圧
によるスプリング力(変形)によつて、管軸に対
して前後方向に微少範囲内で移動調整され、ブラ
ウン管7上の最適位置(最適なコンバージエンス
特性・ピユリテイ特性が得られる位置)に至つた
時点で、締付手段6により固定が成されるもであ
る。ここぜ、偏向ヨーク本体1は弾性片9が管軸
中心0に対して対称位置に設けられていることか
ら、管軸に対して傾くことなく、常に偏向ヨーク
本体1の中心と管軸とが一致した状態で移動調整
及び固定が成されるものである。
尚、本考案偏向ヨークの一実施例においては、
ボビンの水平偏向コイルの窓部に対応して管軸中
心に対して対称位置に一対の孔を穿設し、孔にそ
れぞれ弾性片を係合するものについて述べたが、
孔及び孔に係合する弾性片の数は実施例に限定さ
れることなく、例えば、管軸中心に対して対称位
置に二対(計4個)設けても良いもので、斯かる
構成によれば、偏向ヨーク本体の移動調整、調整
後のブラウン管上での固定がより確実に成される
ものである。また、本考案の一実施例において
は、弾性片を固定部と固定部より幅広の調整部か
ら成る二段構造としたが、固定部と調整部を形状
的に一致させた直方体によつて弾性片を構成して
も良いもので、一表面がボビンに設けた孔に係合
して垂直偏向コイルの表面側に突出し、他表面が
ボビンの内面側に位置するものであれば、弾性片
の形状も実施例に限定されるものではない。
以上述べた如く、本考案の偏向ヨークによれ
ば、くら型に巻回された水平偏向コイルを内面
に、コア外周にトロイダルに巻回された垂直偏向
コイルを外面に有するボビンの水平偏向コイルの
窓部に対応して管軸中心に対して対称位置に孔を
穿設し、孔に一面を垂直偏向コイルの表面側に突
出させ他面をボビンの内面側に位置させて弾性片
を係合すると共に、弾性片を垂直偏向コイル表面
上で接着固定して成るものであり、偏向ヨーク本
体はブラウン管上に装着された時点で、弾性片の
スプリング(変形)により管軸に対して前後方向
に微少移動するもので、簡単な構成、単純な操作
で偏向ヨーク本体を常にブラウン管上の最適位置
に設置することができ、最適なコンバージエンス
特性・ピユリテイ特性を極めて容易に得ることが
できるものである。また、弾性片をボビンの孔に
係合して垂直偏向コイルの表面上で接着固定する
もので、従来のボビンの表面上で直接接着固定す
るものに比べ接着性が著しく向上し(接着面の形
状がコイルによつて凹凸状となり接着剤の一部が
内面に食い込むため)、弾性片は取付け位置から
ずれたりすることなく所定位置での固定が確実に
成され、この結果、偏向ヨーク本体の移動調整作
業が確実となり、また、移動調整後の偏向ヨーク
本体の保持・固定も確実・強固に成されて、安定
した偏向特性を継続して得ることができるもので
ある。さらに、弾性片を垂直偏向コイルの表面上
で接着固定することにより、垂直偏向コイル(コ
ア)のボビンに対する接着固定も同時に成され、
新たに垂直偏向コイル(コア)固定手段を設ける
必要がなくなり、省資材化・コストダウン化が実
現できるものである。このように、本考案の偏向
ヨークにおいては、種々の効果を有するもので、
特に、首振りレス・セルフコンバージエンス型の
偏向ヨークとしては実用上の効果は大なるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における偏向ヨーク
の断面側面図、第2図は同じく正面図、第3図は
同じく弾性片の斜視図である。 1……偏向ヨーク本体、2……コア、3……垂
直偏向コイル、4……ボビン、5……水平偏向コ
イル、5a……水平偏向コイル窓部、8……孔、
9……弾性片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. くら型に巻回された水平偏向コイルを内面に、
    コア外周にトロイダルに巻回された垂直偏向コイ
    ルを外面に有するボビンの前記水平偏向コイルの
    窓部に対応して管軸中心に対して対称位置に孔を
    穿設し、該孔に一面を前記垂直偏向コイルの表面
    側に突出させ他面を前記ボビンの内面側に位置さ
    せて弾性片を係合すると共に、該弾性片を前記垂
    直偏向コイル表面上で接着固定したことを特徴と
    する偏向ヨーク。
JP6578483U 1983-04-30 1983-04-30 偏向ヨ−ク Granted JPS59170957U (ja)

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JP6578483U JPS59170957U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 偏向ヨ−ク

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JP6578483U JPS59170957U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 偏向ヨ−ク

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JPS59170957U JPS59170957U (ja) 1984-11-15
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