JPH0139372Y2 - - Google Patents

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JPH0139372Y2
JPH0139372Y2 JP16022282U JP16022282U JPH0139372Y2 JP H0139372 Y2 JPH0139372 Y2 JP H0139372Y2 JP 16022282 U JP16022282 U JP 16022282U JP 16022282 U JP16022282 U JP 16022282U JP H0139372 Y2 JPH0139372 Y2 JP H0139372Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプログラム可能なコード出力機能を有
するコードスイツチに関し、更に詳しくは押し操
作により開閉される主接点と各々信号の「H」,
「L」をあらかじめ任意の設定する複数の設定接
点とを有し、主接点の押操作毎に設定された複数
ビツトの信号を出力するスイツチに関する。
本考案の目的とするところは、簡単な構造で小
型にできるとともに、安価に製作でき、スイツチ
自体にコード出力機能を有し、かつバスラインを
駆動することができ、しかも出力コードの再設定
が容易なコードスイツチを提供するにある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図ないし第5において、1は本体でありそ
の内部には後記回路部を内蔵し、下部には外部出
力端子2,3,4,5及び外部電源接続端子6,
7を固設する。
10は本体1の上部に設けた基板であり、前記
回路部及び端子に接続するとともに、上面に1個
の主接点11と4個の設定接点12,13,1
4,15の回路パターンが形成されている。
20は基板10上に設けるマイラー薄板からな
る間隔板であり、基板10の主接点11と設定接
点12,13,14,15の位置に対応して1個
の大径の穴21と4個の小径の穴22,23,2
4,25を形成している。この間隔板20は基板
10の各接点と後記導電シート30との間隔を保
つためのものである。
30はカーボンを含んだ導電性ゴム材からなる
弾力性を有する導電シートであり、間隔板20上
に設けられる。
40は導電シート30上に設けられるアセター
ルコポリマー等の弾力性を有する絶縁材の薄板か
らなる表面板であり、基板10の設定接点12,
13,14,15と対応する位置に舌片42,4
3,44,45を形成している。
50は本体1に被せられる蓋体であり、その上
部と下部には開口部51,52が形成され、上面
には両側及び後部に縁蓋部53,54,55が形
成され、前面には開口部56が形成されている。
60は前面板65と後面板66を∧形に形成し
た抑え板であり、その前面板65の中央には凹欠
部67が形成され、後面板66には表面板40の
舌片42,43,44,45と対応する位置に爪
62,63,64,65が形成されるとともに、
両端に突出部68,69が形成されている。この
抑え板60は、その両端の突出部68,69を蓋
体50の縁蓋部53,54の下に嵌め込んで固定
する。また抑え板60の後面板66の寸法l2(爪
のない部分の高さ)は蓋体50の上部の隙間l3
り大きくとる。したがつて、抑え板60が蓋50
の上部に固定された状態では抑え板60は導電シ
ート30の弾力により常に上方へ力を受け、結局
抑え板60の両端の突出部68,69が蓋体50
の縁蓋部53,54と当接する部分を軸として左
回転(第1図)のモーメントが働いて抑え板65
の先端が蓋体50の前部の開口部56の縁部に当
つて静止する。
なお、爪62,63,64,65の垂直方向の
寸法(l2−l1)を表面板40の板厚より大きくと
ることにより、設定接点12,13,14,15
の接点設定が確定にできるようにしている。
8,9は本体1に設けたガイドピンであり、基
板10、間隔板20、導電シート30及び表面板
40の位置決めをしている。
次に本考案のコードスイツチの回路構成につい
て第11図について説明すると、主接点11の出
力側には、主接点11で発生する操作信号をレベ
ル出力するシユミツト回路やパルス出力するシユ
ミツト回路とワンシヨツトマルチバイブレータを
接続した波形整形回路70を接続し、さらにダイ
オード71を介してスリーステートバツフア7
2,73,74,75の制御端子に接続する。こ
のスリーステートバツフアは前記各設定接点1
2,13,14,15に対応して設けられ、各設
定接点の出力を入力端子に接続し、その出力端子
を外部出力端子2,3,4,5に接続する。
これら回路のうち、波形整形回路70、ダイオ
ード71およびスリーステートバツフア72,7
3,74,75は前記本体1に回路部として内蔵
される。
ちなみに、上記回路では、主接点11が解放さ
れている間は、スリーステートバツフア72,7
3,74,75は禁止されて、その出力端子はフ
ローテイング状態となつているが、主接点11が
閉成されるとスリーステートバツフア72,7
3,74,75はエネーブルの状態となつて設定
接点12,13,14,15の出力が出力側に伝
達される。第11図ではH,H,L,Hの信号が
外部出力端子2,3,4,5に出力される。
ところで、上記コードスイツチにおける設定接
点の設定について次に説明する。
まず、設定接点12をONにする場合は、第6
図に図示するように、表面板40の舌片42をそ
のままの状態にして抑え板60を固定する。
すると、抑え板60の爪62が舌片42を下方
へ押圧し、この舌片42が導電シート30を間隔
板20の穴22を通して下方へ押し下げて基板1
0上に形成した設定接点12に接触させることに
より、設定接点12を閉成する。他の設定接点の
設定についても全く同様である。
次に、設定接点12をOFFさせる場合は、第
7図のように表面板40の舌片42を上方へ折曲
げる。すると抑え板60の爪62の先端は導電シ
ート30の上面に軽く突当つた位置で停止し、導
電シート30が間隔板20の穴22内に押下げら
れないので、設定接点12は解放された状態にな
る。他の設定接点についても全く同様にして
OFF状態を設定することができる。
このようにして各設定接点を所定に設定し、外
部電源端子6,7を電源に接続したコードスイツ
チでは、表面板40を押せば、導電シート30が
押されて間隔板20の穴21を通して基板10上
に形成された主接点11を閉成し、外部出力端子
2,3,4,5にはあらかじめ設定した設定接点
12,13,14,15に従つて所定の「H,
「L」からなるコード信号が出力されることにな
る。
さらに、各設定接点の再設定は、第8図ないし
第10図のように、抑え板60の凹欠部67にピ
ンセツト等を引掛けて抑え板60を導電シート3
0の弾力に抗して回動させ、さらに蓋体50の前
部から中央部へ移動させることにより、表面板4
0の舌片42,43,44,45が配設された部
分を開放し、蓋体50の上方より各舌片を折曲げ
たり、伸したりする。そこで、抑え板60は、そ
の爪が形成された後面板66の板厚dを蓋体50
の隙間l3より小さく定めておくことで、所定の取
付位置から移動できる。
各舌片の設定後は上記手順と逆にして抑え板6
0を元の位置に戻す。
なお、表面板30の表面には主接点11に対応
する位置に押操作位置を示すための印を設けるこ
とができ、また表面板30の主接点11に対応す
る部分は、押圧力が加わらない時には上方に凸と
なり、押圧力が加わると下方に凸となるよう形成
してもよい。
以上述べたように、本考案のコードスイツチは
主接点及び設定接点の回路パターンを有する基板
上に間隔板を設け、さらにその上部に導電シー
ト、表面板及び抑え板を設けて簡単なスイツチ機
構を構成したので、小型化が可能であるととも
に、安価で製作可能になり、また抑え板の作用に
より基板の設定接点に導電シートを押し付けて設
定接点を閉成する表面板に形成した舌片を折曲自
在し、スイツチの上部から設定接点の再設定を容
易に行なうことができ、スイツチ本体にスリース
テートバツフアを設けることにより、バスライン
の駆動が可能になつた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例に係り、第1図は一部を
切欠した側面図、第2図は分解斜視図、第3図は
抑え板の拡大正面図、第4図は同じく拡大側面
図、第5図は同じく拡大背面図、第6図及び第7
図は設定接点の動作説明図、第8図ないし第10
図は設定接点を設定しなおす場合の説明図、第1
1図は電気回路図である。 1……本体、2,3,4,5,6,7……端
子、10……基板、11……主接点、12,1
3,14,15……設定接点、20……間隔板、
21,22,23,24,25……穴、30……
導電シート、40……表面板、42,43,4
4,45……舌片、50……蓋体、60……抑え
板、62,63,64,65……爪、70……波
形整形回路、72,73,74,75……スリー
ステートバツフア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後記設定接点に対応してその出力側に設けられ
    主接点の出力により制御を受け外部出力端子に設
    定信号を送出するスリーステートバツフアを含む
    回路部を内蔵するとともに、外部出力及び外部電
    源接続の端子を固設した本体と、この本体上に設
    け、前記回路部及び端子に接続するとともに上面
    に主接点及び複数個の設定接点の回路パターンを
    有する基板と、この基板上に設けられ、基板の主
    接点及び設定接点に対応する位置にそれぞれ穴を
    形成した絶縁材からなる間隔板と、この間隔板上
    に設けられる導電シートと、この導電シート上に
    載置され、前記設定接点の位置に対応して折曲自
    在の複数個の舌片を形成してなる絶縁材からなる
    表面板と、この表面板上に設けられ前記舌片に対
    応する位置に舌片が折曲げられていないときに、
    舌片を下方へ押圧し、設定接点を閉成する爪を形
    成した抑え板とからなるコードスイツチ。
JP16022282U 1982-10-25 1982-10-25 コ−ドスイツチ Granted JPS5965445U (ja)

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JP16022282U JPS5965445U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 コ−ドスイツチ

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JP16022282U JPS5965445U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 コ−ドスイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS5965445U JPS5965445U (ja) 1984-05-01
JPH0139372Y2 true JPH0139372Y2 (ja) 1989-11-27

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