JPH0139293Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139293Y2 JPH0139293Y2 JP19234283U JP19234283U JPH0139293Y2 JP H0139293 Y2 JPH0139293 Y2 JP H0139293Y2 JP 19234283 U JP19234283 U JP 19234283U JP 19234283 U JP19234283 U JP 19234283U JP H0139293 Y2 JPH0139293 Y2 JP H0139293Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- joist
- frame
- panel
- panel frame
- joists
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 20
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案はプレハブ住宅において用いられる床パ
ネルなどパネルに関するものである。
ネルなどパネルに関するものである。
二階の床パネルなどとして用いられるこの種の
パネルにあつては、パネル枠2上に取付ける表面
板7を支持するために表面板7の下側にてパネル
枠2内に根太6が取付けられる。そして従来にあ
つては第1図に示すようにこの負担荷重断面積が
小さい根太6を受けるため根太受け材9をパネル
枠2の下部に取付けるようにしており、このため
にパネル枠2内の部材構成が複雑になつて施工が
困難になるという問題があつた。また、表面板7
の下側において配線などを行なうためにパネル枠
2の枠材1に電線挿通用の孔10を設ける必要が
あるが、この孔10をあけるための特別な加工が
必要になつて加工工数が増えるという問題もあつ
た。
パネルにあつては、パネル枠2上に取付ける表面
板7を支持するために表面板7の下側にてパネル
枠2内に根太6が取付けられる。そして従来にあ
つては第1図に示すようにこの負担荷重断面積が
小さい根太6を受けるため根太受け材9をパネル
枠2の下部に取付けるようにしており、このため
にパネル枠2内の部材構成が複雑になつて施工が
困難になるという問題があつた。また、表面板7
の下側において配線などを行なうためにパネル枠
2の枠材1に電線挿通用の孔10を設ける必要が
あるが、この孔10をあけるための特別な加工が
必要になつて加工工数が増えるという問題もあつ
た。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであつ
て、根太受け材を用いるような必要がなく、しか
も根太を受けるための根太受片を枠材に加工する
際に同時に電線などを通すための孔の加工もでき
るパネルを提供することを目的とするものであ
る。
て、根太受け材を用いるような必要がなく、しか
も根太を受けるための根太受片を枠材に加工する
際に同時に電線などを通すための孔の加工もでき
るパネルを提供することを目的とするものであ
る。
しかして本考案に係るパネルは、枠材1を四角
枠状に組付けてパネル枠2を形成し、各枠材1の
上端縁に内方へ上フランジ3を屈曲延出させると
共に相対向する枠材1の対向する箇所に根太受片
4を内方へ切り起こし形成して根太受片4の切り
起こしで形成される孔5をパネル枠の内外に開口
させ、上記相対向する枠材1間に根太6を配設し
て根太6の両端を上フランジ3と根太受片4との
間に挿入挾持させ、根太6上とパネル枠2上とに
渡つて表面板7を取付けて成ることを特徴とし、
枠材1に切り起こしによつて設けた根太受片4と
孔5とによつて上記目的を達成したものであり、
以下本考案を実施例により詳述する。
枠状に組付けてパネル枠2を形成し、各枠材1の
上端縁に内方へ上フランジ3を屈曲延出させると
共に相対向する枠材1の対向する箇所に根太受片
4を内方へ切り起こし形成して根太受片4の切り
起こしで形成される孔5をパネル枠の内外に開口
させ、上記相対向する枠材1間に根太6を配設し
て根太6の両端を上フランジ3と根太受片4との
間に挿入挾持させ、根太6上とパネル枠2上とに
渡つて表面板7を取付けて成ることを特徴とし、
枠材1に切り起こしによつて設けた根太受片4と
孔5とによつて上記目的を達成したものであり、
以下本考案を実施例により詳述する。
枠材1は上端縁と下端縁にそれぞれ上フランジ
3と下フランジ11とを屈曲延出して鋼材などで
断面コ字形に形成されるもので、一対の短い枠材
1と一対の長い枠材1とを長方形状にその端部同
士を結合させて組付けることによりパネル枠2が
形成してある。そしてこの枠材1のうち一対の長
い方の枠材1に根太受片4が設けてある。根太受
片4は枠材1の上下中段部位置にて相対向する枠
材1に相対向して所定間隔で多数切り起こし形成
されるもので、根太受片4を切り起こすことによ
つて枠材1にはパネル枠2の内外に開口する孔5
が同時に形成されることになる。根太6は断面コ
字形の鋼材で形成され、その上片12と下片13
の両端は枠材1の肉厚分の寸法で紋つてある。も
ちろん根太6としては鋼材製に限らず木材製のも
のなどであつてもよい。そしてこの根太6を根太
受片4を設けた相対向する枠材1間に配し、第4
図a,bのように根太6の両端をそれぞれ上フラ
ンジ3と根太受片4との間に挿入して挾持させ
る。このようにして多数の根太4をパネル枠2内
に取付けたのち、パネル枠2上から根太4上に亘
つてパーチクルボードなどの表面板7を張つてボ
ルト14止めで表面板7をパネル枠2に固定する
ことにより床パネルなどパネルを形成するもので
ある。ここで、根太4は溶接やボルト止めなどで
パネル枠2に固定されるが、ボルト14止めで根
太4と表面板7とを固定する場合には根太4をパ
ネル枠2に固定する必要はない。この床パネルは
例えば階上用の床パネルとして階上外壁パネル1
5と階下外壁パネル16との間の位置にて梁など
に結合して取付けられるもので、天井内空間とな
る床パネルの下側で配線などを行なう場合は、第
3図に示すように孔5に電線17を通すことがで
き、孔5に電線17を通して自由な配線を行なう
ことができる。尚、第5図に示すように根太受片
4に係合凸部18を形成し、第6図に示すように
根太4の端部下面に係合凹部19を形成して、係
合凸部18に係合凹部19を係合させることによ
つて根太4の位置決めや強固な取付けが行なわれ
るようにしてもよい。
3と下フランジ11とを屈曲延出して鋼材などで
断面コ字形に形成されるもので、一対の短い枠材
1と一対の長い枠材1とを長方形状にその端部同
士を結合させて組付けることによりパネル枠2が
形成してある。そしてこの枠材1のうち一対の長
い方の枠材1に根太受片4が設けてある。根太受
片4は枠材1の上下中段部位置にて相対向する枠
材1に相対向して所定間隔で多数切り起こし形成
されるもので、根太受片4を切り起こすことによ
つて枠材1にはパネル枠2の内外に開口する孔5
が同時に形成されることになる。根太6は断面コ
字形の鋼材で形成され、その上片12と下片13
の両端は枠材1の肉厚分の寸法で紋つてある。も
ちろん根太6としては鋼材製に限らず木材製のも
のなどであつてもよい。そしてこの根太6を根太
受片4を設けた相対向する枠材1間に配し、第4
図a,bのように根太6の両端をそれぞれ上フラ
ンジ3と根太受片4との間に挿入して挾持させ
る。このようにして多数の根太4をパネル枠2内
に取付けたのち、パネル枠2上から根太4上に亘
つてパーチクルボードなどの表面板7を張つてボ
ルト14止めで表面板7をパネル枠2に固定する
ことにより床パネルなどパネルを形成するもので
ある。ここで、根太4は溶接やボルト止めなどで
パネル枠2に固定されるが、ボルト14止めで根
太4と表面板7とを固定する場合には根太4をパ
ネル枠2に固定する必要はない。この床パネルは
例えば階上用の床パネルとして階上外壁パネル1
5と階下外壁パネル16との間の位置にて梁など
に結合して取付けられるもので、天井内空間とな
る床パネルの下側で配線などを行なう場合は、第
3図に示すように孔5に電線17を通すことがで
き、孔5に電線17を通して自由な配線を行なう
ことができる。尚、第5図に示すように根太受片
4に係合凸部18を形成し、第6図に示すように
根太4の端部下面に係合凹部19を形成して、係
合凸部18に係合凹部19を係合させることによ
つて根太4の位置決めや強固な取付けが行なわれ
るようにしてもよい。
上述のように本考案にあつては、枠材に根太受
片を切り起こし形成して枠材の上フランジと根太
受片との間に根太の端部を挿入挾持させるように
してあるので、根太は枠材により切り起こし形成
した根太で支持されることになつて従来のように
根太受け材をパネル枠の下部に取付けたりする必
要がなく、部材構成を簡略化できると共に使用材
料を低減でき、しかも根太受け材に起因するトラ
ブルが発生するようなことがなくなつて品質を安
定化させることができるものである。またこのよ
うに根太を受けるための根太受片を切り起こすこ
とによつて電線などを通すための孔が同時に枠材
に形成されることになり、配線などのための孔を
特別に加工する必要がなく加工工数を削減できる
ものである。
片を切り起こし形成して枠材の上フランジと根太
受片との間に根太の端部を挿入挾持させるように
してあるので、根太は枠材により切り起こし形成
した根太で支持されることになつて従来のように
根太受け材をパネル枠の下部に取付けたりする必
要がなく、部材構成を簡略化できると共に使用材
料を低減でき、しかも根太受け材に起因するトラ
ブルが発生するようなことがなくなつて品質を安
定化させることができるものである。またこのよ
うに根太を受けるための根太受片を切り起こすこ
とによつて電線などを通すための孔が同時に枠材
に形成されることになり、配線などのための孔を
特別に加工する必要がなく加工工数を削減できる
ものである。
第1図は従来例の断面図、第2図a,b,cは
本考案の一実施例の一部切欠平面図、一部切欠正
面図、一部切欠側面図、第3図は同上の一部の斜
視図、第4図a,bは同上の一部の拡大側断面図
と拡大正断面図、第5図は他の実施例における根
太受け片部分の斜視図、第6図は他の実施例にお
ける根太の1部の斜視図である。 1は枠材、2はパネル枠、3は上フランジ、4
は根太受片、5は孔、6は根太、7は表面板であ
る。
本考案の一実施例の一部切欠平面図、一部切欠正
面図、一部切欠側面図、第3図は同上の一部の斜
視図、第4図a,bは同上の一部の拡大側断面図
と拡大正断面図、第5図は他の実施例における根
太受け片部分の斜視図、第6図は他の実施例にお
ける根太の1部の斜視図である。 1は枠材、2はパネル枠、3は上フランジ、4
は根太受片、5は孔、6は根太、7は表面板であ
る。
Claims (1)
- 枠材を四角枠状に組付けてパネル枠を形成し、
各枠材の上端縁に内方へ上フランジを屈曲延出さ
せると共に相対向する枠材の対向する箇所に根太
受片を内方へ切り起こし形成して根太受片の切り
起こしで形成される孔をパネル枠の内外に開口さ
せ、上記相対向する枠材間に根太を配設して根太
の両端を上フランジと根太受片との間に挿入挾持
させ、根太上とパネル枠上とに渡つて表面板を取
付けて成るパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19234283U JPS6099619U (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19234283U JPS6099619U (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6099619U JPS6099619U (ja) | 1985-07-06 |
JPH0139293Y2 true JPH0139293Y2 (ja) | 1989-11-24 |
Family
ID=30413965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19234283U Granted JPS6099619U (ja) | 1983-12-14 | 1983-12-14 | パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6099619U (ja) |
-
1983
- 1983-12-14 JP JP19234283U patent/JPS6099619U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6099619U (ja) | 1985-07-06 |
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