JP3335716B2 - 壁 体 - Google Patents

壁 体

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JP3335716B2
JP3335716B2 JP17815793A JP17815793A JP3335716B2 JP 3335716 B2 JP3335716 B2 JP 3335716B2 JP 17815793 A JP17815793 A JP 17815793A JP 17815793 A JP17815793 A JP 17815793A JP 3335716 B2 JP3335716 B2 JP 3335716B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル組立型の一般住
宅や集合住宅などの建築において、特に間仕切りパネル
などどして用いられる格子パネルがL字形に接合された
壁体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木質系のパネル組立型プレハブ住宅にお
いては、その建築現場において壁パネルや床パネル、屋
根パネル、あるいは間仕切りパネルなどの種々のパネル
を建て込みながらそれらパネルどうしを接合して組み立
てる作業を必要としている。
【0003】そして、こうして組み立てられる種々のパ
ネルのうち、例えば間仕切りパネルのように耐力壁とし
ての強度を特に要求されないものでは、図3に示すよう
に、縦芯材1および横芯材2を格子状に組み立てた枠体
3に対して面材を設けない構造の格子パネルが用いられ
ることが多い。
【0004】ところで、例えば図4及び図5に示すよう
に、格子パネルP1、P2どうしを出隅・入隅の取り合
い接合となるL形に接合する場合、従来は建築現場にお
いてその枠体3を構成するに対して石膏ボードS1、S
2を釘打ちなどの手段により直接固定していた。この場
合、格子パネルP1、P2には面材が設けられていない
ため、石膏ボードの固定と石膏ボードが特に内側へ橈ま
ないように内側から支持する目的で、図示のように一方
の格子パネルP1に対し、石膏ボードS1の側縁部を釘
打ちして固定するために必要な埋木4を縦芯材1の内側
に添わせて設けておく方法が採られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の格子パネルの接合構造おいては、格子パネル
P1に石膏ボードS1を固定して内側から支持させるだ
けのために、反りやあばれの少ない比較的高価な木材で
しかも縦芯材1とほぼ同程度の大きさの埋木4を使用し
ていたことからその分、コスト高になる問題があった。
特に、この埋木4に使用するような木材では反りやあば
れがあって均質なものが得られにくく、良質なものは高
価であるという問題もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
埋木に代えて目地棒を用いた構造とすることにより、格
子パネルに対する石膏ボードの固定を安価にしかも確実
で容易に行うことができる壁体を提供しようとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
縦芯材および横芯材にて格子状に組まれた枠体からなる
格子パネルどうしが平面視L字形に、かつ、これら格子
パネルの縦芯材どうしが平行離間するようにして接合さ
れ、かつ、それら格子パネルの入隅側になる片面に石膏
ボードがそれぞれ固定される構造の壁体であって、平行
離間している前記縦芯材間に、前記石膏ボードの厚さと
ほぼ同じ厚さでかつ縦芯材の厚さよりも幅の狭い角材か
らなる目地棒を、前記格子パネルの出隅側に寄せかつ縦
芯材に添わせて固定し、前記両石膏ボードのうち、一方
の石膏ボードの側縁部を前記縦芯材間に、前記目地棒に
当接させるように位置させるとともに、他方の石膏ボー
ドの側縁部を枠体に固定したことを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、石膏ボードの厚さと
ほぼ同程度の厚さでかつ縦芯材の厚さよりも幅の狭い角
材により形成された目地棒が、格子パネルどうしの接合
部における縦芯材間に、前記格子パネルの出隅側に寄せ
てかつ縦芯材に添って固定される。この目地棒によっ
て、縦芯材どうしが一方の石膏ボードの側縁部を挟み込
むための隙間が確保されるように平行離間し、さらに、
この隙間に挟み込まれる一方の石膏ボードの側縁部が前
記目地棒に当接することで位置が確定する。これによ
り、現場において、一方の石膏ボードの位置を容易に確
定させるとともに、この一方の石膏ボードを枠体に固定
する手間を省くことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。本発明に係る格子パネルの接合構造は、図1
および図2に示すように、縦芯材1及び横芯材2にて格
子状に組まれた枠体3からなる格子パネルP1、P2ど
うしが出隅・入隅の取り合いで接合され、かつ、それら
格子パネルP1、P2の少なくとも入隅側になる片面に
石膏ボードS1、S2がそれぞれ固定される構造の格子
パネルの接合構造であって、前記格子パネルP1、P2
どうしの接合部の縦芯材1、1間に、前記石膏ボードS
1の厚さとほぼ同じ厚さでかつ縦芯材1の厚さよりも幅
の狭い角材からなる目地棒10を縦芯材1に添わせて固
定し、前記両石膏ボードS1、S2のうち、一方の石膏
ボードS1の側縁部を格子パネルP1、P2どうしの接
合部間に位置させるとともに、他方の石膏ボードS2の
側縁部を枠体3に固定した構造としたものである。な
お、これらの図において、図3ないし図5に示す従来例
の構成要素と基本的に同一の構成要素については同一符
号を付してある。
【0010】次いで、これらの詳細について説明する
と、前記目地棒10は、この実施例では石膏ボードの厚
さが12mm程度のものが用いられている関係で、厚さ
12mm程度、幅24mm程度の木材により形成された
ものが用いられている。そして、この目地棒10は、図
示のように格子パネルP1、P2どうしの接合部の出隅
側に寄せて設けられている。ちなみに縦芯材1の厚さは
通常45mm、幅が90mm程度なので、格子パネルど
うしの接合部における縦芯材1、1間には、目地棒10
の内側に石膏ボードS1の側縁部を位置させるととも
に、その側縁部を挟み込んで内側から支持することがで
きる程度の隙間が設けられた構造となっている。
【0011】前記目地棒10は、格子パネルの組み立て
現場において、図2に示すように目地棒10を挟んでそ
の目地棒10ごと釘打ちにより縦芯材1、1を連結する
ことで取付けても良いが、図1に示すように格子パネル
の工場生産時等において予め取り付けておいても良い。
【0012】格子パネルの接合構造において、石膏ボー
ドをこのような取り合いとなる接合構造とした場合、格
子パネルどうしの接合部における縦芯材1、1間に介在
させた目地棒10により石膏ボードS1の厚さ分だけの
隙間が形成されるので、格子パネルP1側(一方)の石
膏ボードS1の側縁部をこの隙間に位置させることがで
きる。そしてこの状態では、その石膏ボードS1の側縁
部の内側部分が縦芯材により支持され、外側部分(表面
側)は格子パネルP2の縦芯材により支持されてちょう
ど挟まれた構造となるので、この石膏ボードS1の側縁
部を縦芯材1に対して釘打ちなどにより固定しなくて
も、その部分が特に内側などへ橈むようなことはない。
したがって、格子パネルP2側(他方)の石膏ボードS
2の側縁部のみを縦芯材1に釘打ちなどにより固定すれ
ば良い。
【0013】また、目地棒10は、図示のように比較的
小さい角材で済むので、これに木材を用いた場合でも低
コストで確実かつ容易な接合構造を実現することができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、石膏ボードの厚さ
とほぼ同程度の厚さでかつ縦芯材の厚さよりも幅の狭い
角材により形成された目地棒が、格子パネルどうしの接
合部における縦芯材間に、前記格子パネルの出隅側に寄
せてかつ縦芯材に添って固定される。この目地棒によっ
て、縦芯材どうしが一方の石膏ボードの側縁部を挟み込
むための隙間が確保されるように平行離間し、さらに、
この隙間に挟み込まれる一方の石膏ボードの側縁部が前
記目地棒に当接することで位置が確定する。これによ
り、現場において、一方の石膏ボードの位置を容易に確
定させるとともに、この一方の石膏ボードを枠体に固定
する手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部省略斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す要部の平面図である。
【図3】従来の格子パネルの斜視図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【図5】従来例を示す一部省略断面図である
【符号の説明】
1 縦芯材 2 横芯材 3 枠体 P1 格子パネル P2 格子パネル 10 目地棒 S1 石膏ボード S2 石膏ボード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦芯材および横芯材にて格子状に組まれ
    た枠体からなる格子パネルどうしが平面視L字形に、か
    つ、これら格子パネルの縦芯材どうしが平行離間するよ
    うにして接合され、かつ、それら格子パネルの入隅側に
    なる片面に石膏ボードがそれぞれ固定される構造の壁体
    であって、平行離間している前記縦芯材間に、前記石膏
    ボードの厚さとほぼ同じ厚さでかつ縦芯材の厚さよりも
    幅の狭い角材からなる目地棒を、前記格子パネルの出隅
    側に寄せかつ縦芯材に添わせて固定し、前記両石膏ボー
    ドのうち、一方の石膏ボードの側縁部を前記縦芯材間
    に、前記目地棒に当接させるように位置させるととも
    に、他方の石膏ボードの側縁部を枠体に固定したことを
    特徴とする壁体。
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