JPH0139271Y2 - - Google Patents

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JPH0139271Y2
JPH0139271Y2 JP1984154421U JP15442184U JPH0139271Y2 JP H0139271 Y2 JPH0139271 Y2 JP H0139271Y2 JP 1984154421 U JP1984154421 U JP 1984154421U JP 15442184 U JP15442184 U JP 15442184U JP H0139271 Y2 JPH0139271 Y2 JP H0139271Y2
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JP
Japan
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arm
brake pedal
kick
spindle
engine
Prior art date
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JP1984154421U
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JPS6168983U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はキツクスタータを備えた自動二輪車
(鞍乗りタイプの三輪・四輪車を含む)のブレー
キペダルに関する。
(従来の技術) キツクスタータを備えた自動二輪車用のブレー
キペダル廻りの構造は一般に第5図及び第6図に
示すようになつている。
即ち、メインチユーブ100にブラケツト10
1…を介してエンジン102を支持し、またメイ
ンチユーブ100下端から後方へ延出したブラケ
ツト103に側方に突出するステツプ104を固
着し、このステツプ104の前方にブレーキペダ
ル105のアーム106基端部を上下揺動自在に
軸支し、アーム106先端部に踏部107を設
け、またキツクスタータの一部をなすスピンドル
108を該踏部107上方に突出せしめ、このス
ピンドル108の端部に連結部材109を介して
キツクアーム110の基端部を結着している。
ところで、ブレーキペダル105のアーム10
6の長さは、乗員の足の踵をステツプ104上に
置いた状態で爪先が踏部107に届く長さとする
のが操作性の点から好ましく、またキツクスピン
ドル108もエンジン102及びスタータの内部
機構等との関係で踏部107の上方位置となる。
このような配置となつているため、従来にあつ
ては、キツクアーム110を踏降ろす際にキツク
アーム110がブレーキペダル105の踏部に当
たらないように、キツクアーム110の基端部を
スピンドル108に対して偏心して取付け、キツ
クアーム引出し状態の軸線l1とキツクアーム踏降
ろし状態の軸線l2とが一致しないようにし、これ
ら軸線l1,l2間に踏部107が位置するようにし、
またキツクアーム110を踏降ろす最にキツクア
ーム110がブレーキペダル105のアーム10
6と干渉しないように、アーム106よりも外側
までスピンドル108の端部を延出している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の如くキツクアーム110
をスピンドル108に対して偏心して取付けるの
は、スピンドル108に対しキツク力を十分に伝
達しにくく、また連結部材109或いはキツクア
ーム110自体も複雑な形状としなければなら
ず、更にキツクアーム110が全体として外側に
位置するため車体巾の増大を招く。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案は、ブレーキペ
ダルのアームを内方へ折曲し、ブレーキペダルの
アーム及びキツクアームの双方を従来よりも車体
内側に収め、キツクアームとブレーキペダルとが
干渉しないようにした。
また、ブレーキペダルの踏部を略L字状にして
キツクアームの軸芯をスピンドルから偏心させる
ことが無いようにした。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案に係るブレーキペダル構造を適
用した自動二輪車の全体側面図、第2図は同自動
二輪車の平面図である。
自動二輪車1のフレーム2は、ヘツドパイプ3
の上端部から斜め後下方に左右一対のメンバーか
らなるメインチユーブ4を延出し、またヘツドパ
イプ3の下端部から斜め後下方に左右一対のメン
バーからなるダウンチユーブ5を延出している。
そして、メインチユーブ4を構成するメンバー間
に上部クロスメンバー6a及び下部クロスメンバ
ー6bを架設している。
また、メインチユーブ4の中間部からは斜め後
上方へ左右一対のメンバーからなるリヤフレーム
8を延出し、メインチユーブ4とリヤフレーム8
が側面V字状をなすようにしている。また、リヤ
フレーム8の中間部とメインチユーブ4の間に斜
めにバツクパイプ9を架設している。このバツク
パイプ9も前記同様に左右一対のメンバーからな
る。
前記ヘツドパイプ3の上下端はアツパーブリツ
ジ10及びロアーブリツジ11が取付けられ、ア
ツパーブリツジ10にはハンドルパイプ7が固着
され、これらアツパーブリツジ10及びロアーブ
リツジ11間には左右のフロントフオークメンバ
ー12,12の上端部が支持され、このフロント
フオークメンバー12,12の下端部において前
輪13の軸14を回転自在に支承している。
また、メインチユーブ4及びダウンチユーブ5
によつて形成される四角錐状の空間にはエンジン
15を配し、このエンジン15をメインチユーブ
4及びダウンチユーブ5に設けたブラケツトに取
付け支持するとともに、エンジン15の上端部は
前記上部クロスメンバー6aに直接支持せしめて
いる。そして、エンジン15の下部はメインチユ
ーブ4及ダウンチユーブ5の下端部間に取付けた
マグネシウム合金製のカバー16にて覆い、底づ
き等からエンジン15を保護している。
エンジン15の上部背面にはキヤブレター17
が取付けられ、このキヤブレター17は側面から
見てメインチユーブ4よりも後上方に突出してい
る。またエンジン15の前面からはエキゾースト
パイプ18が導出され、このエキゾーストパイプ
18はエンジン15前方を湾曲し、車体右側に沿
つて後方へ延出され、マフラー19に接続され
る。
また、メインチユーブ4を構成するメンバーの
上部には燃料タンク20が跨設され、リヤフレー
ム8を構成するメンバー下部にはエアクリーナケ
ース21が取付けられ、このエアクリーナケース
21の前部上面から前記キヤブレター17につな
がるコネクテイングチユーブ22が突設してい
る。
前記リヤフレーム8には後輪23の上部を覆う
リヤフエンダ24が固着され、燃料タンク20上
面、エアクリーナケース21上面及びリヤフエン
ダ24前面を覆うカバー25を取付けている。こ
のカバー25の上面には乗員着座用のシート部が
貼設されるとともに側面略V字状をなし、谷部が
乗員の膝が当たる部分とされ、この谷部は内方へ
絞られた形状となつている。
一方、メインチユーブ4を構成するメンバーの
下端部にはガセツトプレート26を介してピボツ
ト軸27を挿通し、この軸27にリヤフオーク2
8の前端部を上下揺動自在に枢着し、このリヤフ
オーク28の後端部にて後輪23を回転自在に支
承する。
一方、リヤフオーク28の前部には上方への突
部30を設け、この突部30にてアーム31の中
間部を揺動自在に軸支し、このアーム31の一端
部をフレーム側に設けたブラケツト32に揺動自
在に軸支し、更にアーム31の他端部には緩衝器
33の後端部を枢支連結している。この緩衝器3
3は車体の前後方向に延びた横置き配置とされ、
リヤフオーク28の上下の揺動に応じて伸縮動を
なし、後輪にかかる衝撃エネルギーの大きさに応
じて緩衝力を発揮するようにしている。
またメインチユーブ4を構成する右側メンバー
の下部には後方に向つてブラケツト34が設けら
れ、このブラケツト34にステツプ35が固着さ
れ、このステツプ35よりも若干前方にブレーキ
ペダル36のアーム37基端部が上下揺動可能に
軸支されている。このブレーキペダル36の形状
は第3図及び第4図に示すように、アーム37の
基端部37a及び先端部37bが車体軸線と略平
行で、これら基端部37aと先端部37bをつな
ぐ中間部37cが基端部から先端部に向つて内方
に折曲している。
そして、アーム37の先端部37bには踏部3
8が形成されている。この踏部38はアーム37
の先端部37aから外側に伸びる部分38aと、
この部分38aの外側部から後方へ折返えされた
部分38bとからなる湾曲形状をなしている。
一方、踏部38の略上方にはキツクスタータに
一部をなすスピンドル39の端部が突出し、この
端部に連結部材40がスプライン嵌合し、この連
結部材a40に設けたピボツト40aにキツクア
ーム41をその軸lを中心として回動自在に嵌め
込んでいる。
而してブレーキペダル36のアーム37がキツ
クアーム41の軌道よりエンジン15側に折曲さ
れるとともに、ブレーキペダルの踏部38が踏降
されたキツクアーム41の前方から外側方へ突出
して配設したため、キツクアーム41を踏み降し
た場合にも、キツクアーム41がブレーキペダル
36に干渉することはない。
また、踏部38を平面から見てその先端が後方
へ延出した略L字形に形成するとともにキツクア
ーム41をスピンドル39と直交させることが可
能になり、キツク力をエンジンへ有効に伝えるこ
とができる。
(考案の効果) 以上に説明した如く本考案によれば、ブレーキ
ペダルのアームをキツクアームの軌道よりエンジ
ン側に折曲するとともに、ブレーキペダルの踏部
は踏降されたキツクアームの前方から外側方へ突
出して配設したので、ブレーキペダルは踏降ろし
状態のキツクアームと干渉する虞れは無い。よつ
てブレーキペダル及びキツクアーム双方とも車体
内側に収めることができ、もつて車体巾を狭くで
きる。
また、キツクアームの軸線がスピンドルと直交
したものにおいて、該キツクアームに対して踏部
をその先端が後方へ延出した略L字状に形成した
ので、キツクアームをスピンドルに対して偏心し
て取付ける必要がないため、キツク力をスピンド
ルにロスなく伝達することができる等多くの効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフレーム構造を適用した
自動二輪車の全体斜視図、第2図は同自動二輪車
の平面図、第3図はブレーキペダル廻りの側面
図、第4図ハブレーキペダル廻りの平面図、第5
図は従来のブレーキペダル廻りの側面図、第6図
は従来のブレーキペダル廻りの平面図である。 尚、図面中1は自動二輪車、2はフレーム、3
はヘツドパイプ、4はメインチユーブ、5はダウ
ンチユーブ、8はリヤフレーム、15はエンジ
ン、36はブレーキペダル、37はブレーキペダ
ルアーム、38はブレーキペダル踏部、39はス
ピンドル、40は連結部材、41はキツクアーム
である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 折りたたみ自在なキツクアーム41をエンジ
    ン15に軸支するスピンドル39の下方に配設
    されるブレーキペダル36であつて、 該ブレーキペダル36は、車体フレーム2に
    軸支されるアーム37と、このアームの先端に
    設けた踏部38とから成り、 前記アーム37は、キツクアーム41の軌道
    よりエンジン15側に折曲されるとともに、前
    記踏部38は、踏降されたキツクアーム41の
    前方から外側方へ突出して配設したことを特徴
    とする自動二輪車用ブレーキペダル。 (2) 前記キツクアーム41の軸線がスピンドル3
    9と直交しているものにおいて、該キツクアー
    ム41に対して前記踏部38は平面から見てそ
    の先端が後方へ延出した略L字状に形成されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の自動二輪車用ブレーキペダル。
JP1984154421U 1984-10-12 1984-10-12 Expired JPH0139271Y2 (ja)

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JP1984154421U JPH0139271Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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JP1984154421U JPH0139271Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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JPS6168983U JPS6168983U (ja) 1986-05-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843671Y2 (ja) * 1979-04-04 1983-10-03 本田技研工業株式会社 自動二輪車のキツクスタ−タにおけるキツクペダル反転防止装置

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JPS6168983U (ja) 1986-05-12

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