JPH0139233B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0139233B2 JPH0139233B2 JP56069528A JP6952881A JPH0139233B2 JP H0139233 B2 JPH0139233 B2 JP H0139233B2 JP 56069528 A JP56069528 A JP 56069528A JP 6952881 A JP6952881 A JP 6952881A JP H0139233 B2 JPH0139233 B2 JP H0139233B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit
- slits
- dummy
- substrate
- ceramic insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 23
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスリツト入りセラミツク系絶縁基板に
関し、スリツトにそつて正確に割れ、形状のばら
つきの小さいセラミツク系絶縁基板を提供するこ
とを目的とする。
関し、スリツトにそつて正確に割れ、形状のばら
つきの小さいセラミツク系絶縁基板を提供するこ
とを目的とする。
現在、電気部品を製造する場合、絶縁材料とし
てセラミツク系絶縁基板が多く使用されている。
それらの基板にスリツト部を設け、工程の途中で
スリツト部より分割して使用する場合が多い。し
かし実際に分割して使用する場合、スリツト部で
正確に分割できず、異形等が発生し、製品のばら
つきを発生させる原因になつている。
てセラミツク系絶縁基板が多く使用されている。
それらの基板にスリツト部を設け、工程の途中で
スリツト部より分割して使用する場合が多い。し
かし実際に分割して使用する場合、スリツト部で
正確に分割できず、異形等が発生し、製品のばら
つきを発生させる原因になつている。
従来のスリツトの入れ方であれば、第1図に示
すようにセラミツク系基板1に横スリツト2、縦
スリツト3が端から端まで入つているので、基板
の外周抜きを行うとき、最外側のスリツト部に歪
がかかり均一なスリツトにならない。以上の様な
理由のために基板焼成後、スリツト部で分割を行
うとき、正確にスリツト部にそつて割れなかつた
り所定の形状に分割出来ない。また従来の基板で
上記の様な欠点を改善するためには、製造工程も
非常に複雑になり、コストも高くなる欠点があつ
た。
すようにセラミツク系基板1に横スリツト2、縦
スリツト3が端から端まで入つているので、基板
の外周抜きを行うとき、最外側のスリツト部に歪
がかかり均一なスリツトにならない。以上の様な
理由のために基板焼成後、スリツト部で分割を行
うとき、正確にスリツト部にそつて割れなかつた
り所定の形状に分割出来ない。また従来の基板で
上記の様な欠点を改善するためには、製造工程も
非常に複雑になり、コストも高くなる欠点があつ
た。
本発明は従来の基板の欠点を改善するために周
囲にダミーを付け、スリツトの入れ方に工夫をこ
らしたものであり、以下第2図、第3図と共に実
施例について説明する。
囲にダミーを付け、スリツトの入れ方に工夫をこ
らしたものであり、以下第2図、第3図と共に実
施例について説明する。
第2図は本発明のセラミツク系絶縁基板4の概
略を示す斜視図であり、5,6,7,8は第1図
に示したセラミツク系基板1に設けたダミー部で
ある。ダミー部7,8の縦スリツト9,10は基
板の端から端まで通つている。縦スリツト9,1
0の間のスリツト11は、他のダミー部5,6の
中間部まで通し、そこで止めている。ダミー部
5,6の横スリツト12,13は、その間のスリ
ツト14も含めてダミー部7,8の中間部まで通
し、その部分で止めている。またスリツトを入れ
る工程において、生シート15を40℃〜100℃に
加熱しながら第3図に示すように金型で加圧しス
リツト16を入れることにより、スリツト16の
直下に基板厚みの5%〜50%のクラツク17,1
8を発生させる。尚、17は縦スリツト直下のク
ラツク、18は横スリツト直下のクラツクであ
る。
略を示す斜視図であり、5,6,7,8は第1図
に示したセラミツク系基板1に設けたダミー部で
ある。ダミー部7,8の縦スリツト9,10は基
板の端から端まで通つている。縦スリツト9,1
0の間のスリツト11は、他のダミー部5,6の
中間部まで通し、そこで止めている。ダミー部
5,6の横スリツト12,13は、その間のスリ
ツト14も含めてダミー部7,8の中間部まで通
し、その部分で止めている。またスリツトを入れ
る工程において、生シート15を40℃〜100℃に
加熱しながら第3図に示すように金型で加圧しス
リツト16を入れることにより、スリツト16の
直下に基板厚みの5%〜50%のクラツク17,1
8を発生させる。尚、17は縦スリツト直下のク
ラツク、18は横スリツト直下のクラツクであ
る。
以上のように本発明のセラミツク系絶縁基板は
構成したので、以下の効果を有する。
構成したので、以下の効果を有する。
(1) セラミツク系絶縁基板の製造において、金型
の変更と生シートを加熱する部分のわずかの改
善で生産が可能になり、従来の基板に対してコ
ストアツプにはならない。
の変更と生シートを加熱する部分のわずかの改
善で生産が可能になり、従来の基板に対してコ
ストアツプにはならない。
(2) 分割したときスリツトにそつて正確に割れ、
形状のばらつきが小さくなる。
形状のばらつきが小さくなる。
(3) スリツト直下のクラツクのため、基板の厚み
方向の分割も正確に割れ、直角度のばらつきが
小さくなる。
方向の分割も正確に割れ、直角度のばらつきが
小さくなる。
(4) 基板の上に印刷など行つた場合、基板移動時
にダミー部があるため、製品部が汚れたり傷が
付いたりすることがない。
にダミー部があるため、製品部が汚れたり傷が
付いたりすることがない。
(5) 従来の基板であれば、汚れ、傷を防止するた
めに外周は印刷しないようにしている場合が多
いが、本発明の基板では全部を有効に使用出来
るので、製品取り数も増え歩留が良くなる。
めに外周は印刷しないようにしている場合が多
いが、本発明の基板では全部を有効に使用出来
るので、製品取り数も増え歩留が良くなる。
(6) スリツトの入れ方をダミー部の中間で止めて
いるため、製造工程で基板を移動させるとき、
スリツト部での割れが非常に少く、分割したい
ときには正確にスリツト部より割れる。
いるため、製造工程で基板を移動させるとき、
スリツト部での割れが非常に少く、分割したい
ときには正確にスリツト部より割れる。
(7) ダミー部全体にスリツトが入つていないため
に基板焼成時の基板そりが非常に小さい。
に基板焼成時の基板そりが非常に小さい。
第1図は従来のスリツト入りのセラミツク系絶
縁基板の斜視図、第2図は本発明の一実施例であ
るセラミツク系基板の斜視図、第3図は同実施例
のスリツト部での分割後の側面図である。 4……セラミツク系絶縁基板、5,6,7,8
……ダミー部、9,10,11……縦スリツト、
12,13,14……横スリツト、17,18…
…クラツク。
縁基板の斜視図、第2図は本発明の一実施例であ
るセラミツク系基板の斜視図、第3図は同実施例
のスリツト部での分割後の側面図である。 4……セラミツク系絶縁基板、5,6,7,8
……ダミー部、9,10,11……縦スリツト、
12,13,14……横スリツト、17,18…
…クラツク。
Claims (1)
- 1 スリツト直下に基板の厚みの5%〜50%の深
さのクラツクを発生させたスリツトを有し、周囲
最外側の一列分にダミー部を設け、相対する一方
のダミー部のスリツトは上記基板の端部から他の
端部までスリツトを入れ、他の相対するダミー部
のスリツトおよび上記以外の他のスリツト全部は
上記ダミー部の中間部まで入れたことを特徴とし
たセラミツク系絶縁基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6952881A JPS57184293A (en) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | Ceramic series insulated board |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6952881A JPS57184293A (en) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | Ceramic series insulated board |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57184293A JPS57184293A (en) | 1982-11-12 |
JPH0139233B2 true JPH0139233B2 (ja) | 1989-08-18 |
Family
ID=13405306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6952881A Granted JPS57184293A (en) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | Ceramic series insulated board |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57184293A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60192474U (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-20 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | プリント基板 |
JP4683752B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2011-05-18 | 京セラ株式会社 | 分割溝を有するセラミック基板 |
JP4864611B2 (ja) * | 2006-09-04 | 2012-02-01 | ケーピーエス工業株式会社 | キャンドポンプ |
JP4678382B2 (ja) * | 2007-03-15 | 2011-04-27 | Tdk株式会社 | 集合基板、その製造方法及び電子部品の製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4864747U (ja) * | 1971-11-22 | 1973-08-16 |
-
1981
- 1981-05-08 JP JP6952881A patent/JPS57184293A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57184293A (en) | 1982-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6150789B2 (ja) | ||
JPH0139233B2 (ja) | ||
US3324212A (en) | Method for manufacturing ceramic substrates for electrical circuits | |
JPS56150574A (en) | Thermal head | |
JPS6298795A (ja) | プリント配線板とその製造方法 | |
JPS6233401A (ja) | 負特性サ−ミスタの製造方法 | |
JPS5821195Y2 (ja) | シ−ト状アルミナ基板の分割用スリット構造 | |
JPH10321421A (ja) | チップ型抵抗器の製造方法 | |
US5175044A (en) | Sheet-like ceramic substrate for tip parts | |
JPH03211784A (ja) | プリント基板 | |
JP2578398Y2 (ja) | チップ状電子部品用基板 | |
JPH09129992A (ja) | ブレーク溝入りセラミック基板 | |
JPH0353444Y2 (ja) | ||
JP3155851B2 (ja) | チップ型抵抗器の製造方法 | |
US1463937A (en) | Sanded texture brick | |
JP3325483B2 (ja) | サーマルヘッド用グレーズ基板の製造方法 | |
JP3610173B2 (ja) | 分割溝を有するセラミック基板 | |
JPS5642667A (en) | Thermal head and production thereof | |
JP3305673B2 (ja) | セラミック基板 | |
JP4683752B2 (ja) | 分割溝を有するセラミック基板 | |
JP3712520B2 (ja) | 多層セラミック基板の製造方法 | |
JPS5621337A (en) | Manufacture of semiconductor element | |
JP2553318Y2 (ja) | セラミック基板 | |
JPS6330771B2 (ja) | ||
JPS60171281A (ja) | グレ−ズドセラミツク基板 |