JPH0138938Y2 - - Google Patents

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JPH0138938Y2
JPH0138938Y2 JP1982060910U JP6091082U JPH0138938Y2 JP H0138938 Y2 JPH0138938 Y2 JP H0138938Y2 JP 1982060910 U JP1982060910 U JP 1982060910U JP 6091082 U JP6091082 U JP 6091082U JP H0138938 Y2 JPH0138938 Y2 JP H0138938Y2
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JP
Japan
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door
link lever
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casing
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JP1982060910U
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JPS58164271U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案はオーデイオ装置等の電子機器の操作部
前面に設ける電子機器用前面扉の改良に関するも
のである。
従来技術と問題点 近年、オーデイオ装置等の電子機器の操作部前
面に扉を設けることが多くなつてきている。第1
図は従来のこの種の扉の構造例を示す側断面図で
あり、扉1は軸2を回転中心として回転可能に支
持されており、また該扉1には弓型のヒンジ3の
一端が固定されている。また、ヒンジ3は電子部
品(図示せず)を収容した筐体5に設けられた孔
6に挿通されており、その端部にはストツパ4が
固定されている。従つて、扉1を開けた際、ヒン
ジ3、ストツパ4の働きにより、扉1は図示の位
置に支持されることになる。尚、同図に於いて、
点線は扉1を閉じた時の状態を示したものであ
り、また扉1を閉じた時に扉1をロツクするロツ
ク機構は図示を省略した。
ところで、第1図に示した従来の前面扉は、弓
型のヒンジ3を使用し、扉1を開けた際、扉1が
所定の位置に支持されるようにしたものであるか
ら、前面部の操作時、ヒンジ3が邪魔になり、十
分な操作性を得られない欠点があつた。また、同
図に示した前面扉は、扉1の自重で開くようにな
つているものであるから、扉1を開ける際、筐体
5に収容されている電子部品が衝撃を受け、故障
する惧れがあると共に、筐体5の取付角度が制限
される欠点があつた。また、車載用オーデイオ装
置等のように、振動がある所に取付けられる電子
機器の前面に、第1図に示した構造の前面扉を取
付けた場合は、扉1が振動する欠点があつた。
考案の目的 本考案は前述の如き欠点を改善したものであ
り、その目的は、電子機器の前面操作時の操作性
を向上させると共に、電子機器の取付角度にかか
わらず、扉を所望の速度で開けることができるよ
うにすることにある。以下実施例について詳細に
説明する。
考案の実施例 第2図は本考案の一実施例の要部側断面図であ
り、7は扉、8は軸、9はリンクレバー、10は
扉7に固定された支持部、11はねじ、12は磁
石、13は板状のホルダ、14はホルダ13に設
けられた溝、15はばね、16は電子部品(図示
せず)を収容した筐体、17は磁石である。
扉7は軸8を回転中心として回転可能に支持さ
れており、また扉7に固定された支持部10には
リンクレバー9の一端が回転可能に取付けられて
いる。また、リンクレバー9の他端は、ホルダ1
3に設けられた溝14に沿つて摺動できるように
取付けられている。
第3図はリンクレバー9の摺動部の構成を詳細
に示した図で、18はホルダ13に設けられた溝
14及びリンクレバー9の端部に設けられた孔に
挿通されたねじ、19〜22はワツシヤ、23は
ばね、24はねじ18と螺合するナツトであり、
ばね15の一端が取付けられている。尚、ワツシ
ヤ20,21は滑りを良くする為に合成樹脂等よ
り形成されている。
今、第2図に点線で示すように、扉7を閉じた
状態を考てみる。この状態に於いては、一端が固
定され、他端がナツト24に取付けられているば
ね15は点線で示すように、伸びた状態にあり、
また扉7は磁石12,17から成るロツク機構に
より、ロツクされている。即ち、扉7を閉じた状
態に於いては、扉7に該扉7を開く方向の力が加
えられていることになる。従つて、ロツクを解除
すると、ばね15の働きにより、リンクレバー9
の摺動部が溝14に沿つて摺動し、これに伴なつ
て扉7が開いていく。そして、リンクレバー9の
摺動部が図示の如く溝14の端部まで摺動する
と、扉7は停止する。
ところで、リンクレバー9の摺動部は第3図に
示すように、ワツシヤ21を介してホルダ13の
一方の面に圧接されており、またホルダ13の他
方の面にはワツシヤ20がばね23により圧接さ
れているものであるから、扉7を開ける際、ワツ
シヤ20,21とホルダ13との摩擦によりブレ
ーキ力が生じ、扉7はゆつくり開くことになる。
従つて、従来の前面扉のように、扉を開ける際、
筐体16に収容されている電子部品に衝撃を与え
ることがなくなる利点があると共に、使用者の良
好な感触を与えることができる利点がある。ま
た、前記ブレーキ力はねじ18により、自由に調
節することができるものであるから、扉7の開き
かたを自由に調整できる利点もある。また、本考
案の前面扉は従来の前面扉のように、弓型のヒン
ジを使用しないものであるから、前面部の操作性
を向上させることができる。
第4図は本考案の他の実施例の要部の構成図で
あり、ホルダ13′に設けた溝14′に切り込み2
5,26を入れたものであり、他の部分の構成
は、第2図、第3図と同様である。このように溝
14′に切り込み25を入れることにより、扉を
任意の位置で一時的に停止させることも可能とな
り、また、切り込み26を入れることにより、扉
を開いた状態でロツクすることも可能となる。
考案の効果 以上説明したように、本考案は一端が扉に回転
可能に取付けられ、他端がホルダに設けられた溝
に沿つて摺動可能に取付けられたリンクレバー
と、扉を閉じた時、リンクレバーを介して扉に、
扉を開ける方向の力を加えるばねと、ホルダとリ
ンクレバーとを圧接させ、リンクレバーの摺動速
度を制御するブレーキ機構(実施例に於いてはね
じ18、ワツシヤ19〜22、ばね23、ナツト
24から成る)と、扉をロツクするロツク機構
(実施例に於いては磁石12,17から成る)と
を備えたものであり、従来例のように弓型のヒン
ジを使用しないものであるから前面部の操作性を
向上できる利点がある。また、ばねの力により扉
を開けるようにしているものであるから、電子機
器の取付角度を任意なものとすることができる利
点がある。更に、ブレーキ機構を有しているもの
であるから、扉を所望の速度で開けるようにする
ことができ、従つて、従来例のように、扉を開け
る際、電子部品に衝撃を与えることがなくなる利
点があると共に、使用者に良好な使用感触を与え
ることができる利点がある。更に、車載用オーデ
イオ装置等のように振動のある所に取付ける電子
機器に、本考案の前面扉を取付けた場合、本考案
の前面扉はホルダとリンクレバーとを圧接させる
ブレーキ機構を有しているものであるから、扉の
振動を防止できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の側断面図、第2図は本考案の
一実施例の要部側断面図、第3図は摺動部の構成
図、第4図は本考案の他の実施例の要部構成図で
ある。 1,7は扉、2,8は軸、3はヒンジ、4はス
トツパ、5,16は筐体、6は孔、9はリンクレ
バー、10は支持部、11,18はねじ、12,
17は磁石、13,13′はホルダ、14,1
4′は溝、15,23はばね、19〜22はワツ
シヤ、24はナツト、25,26は切り込みであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体の前面を覆うよう設けられると共に、下端
    を回転中心として該筐体の前方に突出するよう回
    転可能に支持された扉と、該筐体の下部に位置す
    る溝が形成されたホルダと、該扉に一端が回転可
    能に取付けられ、他端が前記ホルダに設けられた
    溝に沿つて摺動可能に取付けられたリンクレバー
    と、一端が固定され、他端が前記リンクレバーの
    他端に取付けられ、前記扉を閉じた時、前記リン
    クレバーを介して前記扉に、前記扉を前方に押し
    出す力を加えるばねと、前記ホルダと前記リンク
    レバーとを圧接させ、リンクレバーの摺動時の速
    度を制御するブレーキ機構と、前記扉を閉じた
    時、前記扉をロツクするロツク機構とを備えたこ
    とを特徴とする電子機器用前面扉。
JP6091082U 1982-04-26 1982-04-26 電子機器用前面扉 Granted JPS58164271U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6091082U JPS58164271U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 電子機器用前面扉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6091082U JPS58164271U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 電子機器用前面扉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58164271U JPS58164271U (ja) 1983-11-01
JPH0138938Y2 true JPH0138938Y2 (ja) 1989-11-21

Family

ID=30071139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6091082U Granted JPS58164271U (ja) 1982-04-26 1982-04-26 電子機器用前面扉

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58164271U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5653446U (ja) * 1979-10-02 1981-05-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5653446U (ja) * 1979-10-02 1981-05-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58164271U (ja) 1983-11-01

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