JPH0138641Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0138641Y2 JPH0138641Y2 JP1985041772U JP4177285U JPH0138641Y2 JP H0138641 Y2 JPH0138641 Y2 JP H0138641Y2 JP 1985041772 U JP1985041772 U JP 1985041772U JP 4177285 U JP4177285 U JP 4177285U JP H0138641 Y2 JPH0138641 Y2 JP H0138641Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- sphere
- operating lever
- coil spring
- holding part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、建築物の高所作業用機械など遠隔
操縦して操作する作業機械の操縦制御装置に装備
される発信機の操作レバー復帰機構に関する。
操縦して操作する作業機械の操縦制御装置に装備
される発信機の操作レバー復帰機構に関する。
作業機械の遠隔操縦制御装置に使用される発信
機の操作レバーは、作業機械を或る点を原点とし
て二方向或いは三方向に移動させるように操作す
る。例えば、第5図及び第6図に示すように本出
願人の別出願にかかる制御スイツチでは、操作レ
バーの軸Cの先端部に二つの支点E,Fを有する
スライドDを固着し、該スライドDの所定位置で
ポテンシヨメータAの回転軸Bを固定保持させ、
当初操作レバーの軸Cをほぼ垂直に立てて中立位
置とする。そして操作レバーの軸Cを回動させる
ことによつてポテンシヨメータAの回転軸Bを回
転させ発信機を作動させるのである。また、中立
位置状態で復帰レバーGを前記二つの支点E,F
に当接させると共にコイルバネHを取付けた構造
としてある。そして操作レバーの軸Cを回動させ
るとポテンシヨメータAの回転軸Bが回転し、操
作レバーの軸Cを離すと該レバーの軸Cは自動的
に中立位置に復帰するようになつている。
機の操作レバーは、作業機械を或る点を原点とし
て二方向或いは三方向に移動させるように操作す
る。例えば、第5図及び第6図に示すように本出
願人の別出願にかかる制御スイツチでは、操作レ
バーの軸Cの先端部に二つの支点E,Fを有する
スライドDを固着し、該スライドDの所定位置で
ポテンシヨメータAの回転軸Bを固定保持させ、
当初操作レバーの軸Cをほぼ垂直に立てて中立位
置とする。そして操作レバーの軸Cを回動させる
ことによつてポテンシヨメータAの回転軸Bを回
転させ発信機を作動させるのである。また、中立
位置状態で復帰レバーGを前記二つの支点E,F
に当接させると共にコイルバネHを取付けた構造
としてある。そして操作レバーの軸Cを回動させ
るとポテンシヨメータAの回転軸Bが回転し、操
作レバーの軸Cを離すと該レバーの軸Cは自動的
に中立位置に復帰するようになつている。
発信機の操作レバーは二方向へ作業機械を移動
させるものや三方向へ移動させるもの等あるが、
二方向へ移動させる操作レバーは簡単な構造でな
るべく部品点数を少くしたものがコスト低減を図
る上では好ましい。しかし、操作は精度の高いポ
テンシヨメータに応じて微調整の効く構造としな
ければならない。
させるものや三方向へ移動させるもの等あるが、
二方向へ移動させる操作レバーは簡単な構造でな
るべく部品点数を少くしたものがコスト低減を図
る上では好ましい。しかし、操作は精度の高いポ
テンシヨメータに応じて微調整の効く構造としな
ければならない。
この考案はかかる課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とする所は部品点数が少なく微調
整がきき且つ操作者の好みに応じて操作レバーの
動きを硬くしたり柔らかくしたりすることが可能
で、手を離せば素早く元の中立位置に復帰するこ
との出来る発信機の制御スイツチの操作レバー復
帰機構を提供することにある。
あり、その目的とする所は部品点数が少なく微調
整がきき且つ操作者の好みに応じて操作レバーの
動きを硬くしたり柔らかくしたりすることが可能
で、手を離せば素早く元の中立位置に復帰するこ
との出来る発信機の制御スイツチの操作レバー復
帰機構を提供することにある。
即ち、この考案は上記課題を解決するために、
操作レバー復帰機構が、操作レバーの軸の先端部
に設けられ且つポテンシヨメータの回転軸を固定
保持し更に凹状端面の断面の曲線をサイクロイド
曲線とした保持部と、前記保持部の凹状端面に圧
接される球体と、前記球体を前記保持部の凹状端
面に付勢力をもつて圧接するコイルバネと、前記
球体とコイルバネと該コイルバネに接触させる板
を収納する収納箱と、前記板を押すように前記収
納箱に螺刻された雌ネジに螺合させたボルトとよ
り成ることを特徴とする。
操作レバー復帰機構が、操作レバーの軸の先端部
に設けられ且つポテンシヨメータの回転軸を固定
保持し更に凹状端面の断面の曲線をサイクロイド
曲線とした保持部と、前記保持部の凹状端面に圧
接される球体と、前記球体を前記保持部の凹状端
面に付勢力をもつて圧接するコイルバネと、前記
球体とコイルバネと該コイルバネに接触させる板
を収納する収納箱と、前記板を押すように前記収
納箱に螺刻された雌ネジに螺合させたボルトとよ
り成ることを特徴とする。
操作レバーの軸を回動させると保持部の端面は
球体を徐々に押し付けつつポテンシヨメータの回
転軸を回転させる。そして操作レバーの軸を回動
させる力を抜いたり、軸から手を離すとコイルバ
ネの付勢力により球体を介して保持部の凹状端面
に操作レバーの軸を直立させるような回転力が作
用する。この場合軸の動きは凹状端面の曲面がサ
イクロイド曲線であるため極めて滑らかである。
また、この操作レバーでは、ボルトを回しネジ込
むとコイルバネの付勢力によつて球体と保持部の
凹状端面との圧接力は大きくなり、ボルトを逆方
向に回すと圧接力は小さくなる。従つて、操作レ
バーの軸を回動させる時の硬さ、柔らかさはボル
トによつて微妙に調節することが出来且つポテン
シヨメータの軸の回転も滑らかとなる。
球体を徐々に押し付けつつポテンシヨメータの回
転軸を回転させる。そして操作レバーの軸を回動
させる力を抜いたり、軸から手を離すとコイルバ
ネの付勢力により球体を介して保持部の凹状端面
に操作レバーの軸を直立させるような回転力が作
用する。この場合軸の動きは凹状端面の曲面がサ
イクロイド曲線であるため極めて滑らかである。
また、この操作レバーでは、ボルトを回しネジ込
むとコイルバネの付勢力によつて球体と保持部の
凹状端面との圧接力は大きくなり、ボルトを逆方
向に回すと圧接力は小さくなる。従つて、操作レ
バーの軸を回動させる時の硬さ、柔らかさはボル
トによつて微妙に調節することが出来且つポテン
シヨメータの軸の回転も滑らかとなる。
以下、この考案の具体的実施例について図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
第1図はこの考案にかかる操作レバー復帰機構
を有する制御スイツチの縦断面図、第2図は第1
図の右側面図である。1は操作レバーの軸であつ
て先端部には保持部2が形成してある。この保持
部2の端面2aは球体3と圧接させるよう凹状に
なつているが、該凹状端面2aの操作レバーの軸
1の回動方向断面の曲線は、第4図に示すように
丁度球体3を定直線に接しながらすべらせずに転
がした時球体3の円周11の或る一点が描く軌
跡、即ちサイクロイド曲線12としてある。4は
コイルバネであつて上部では前記球体3を当接保
持させ、下部では板5の上に載せてある。このコ
イルバネ4と板5はコイルバネ収納箱7に収納し
てあり、該コイルバネ収納箱7の下部中央に螺刻
した雌ネジにボルト6を螺合させてある。
を有する制御スイツチの縦断面図、第2図は第1
図の右側面図である。1は操作レバーの軸であつ
て先端部には保持部2が形成してある。この保持
部2の端面2aは球体3と圧接させるよう凹状に
なつているが、該凹状端面2aの操作レバーの軸
1の回動方向断面の曲線は、第4図に示すように
丁度球体3を定直線に接しながらすべらせずに転
がした時球体3の円周11の或る一点が描く軌
跡、即ちサイクロイド曲線12としてある。4は
コイルバネであつて上部では前記球体3を当接保
持させ、下部では板5の上に載せてある。このコ
イルバネ4と板5はコイルバネ収納箱7に収納し
てあり、該コイルバネ収納箱7の下部中央に螺刻
した雌ネジにボルト6を螺合させてある。
第3図は操作レバーの軸1をある程度回動させ
た時の図である。このように軸1を回動させると
保持部2の端面2aは球体3を徐々に押し付けつ
つポテンシヨメータ8の軸9を回転させる。そし
て軸1を回動させる力を抜いたり、軸1から手を
離すとコイルバネ4の付勢力により球体3を介し
て保持部2の端面2aに操作レバーの軸1を直立
させるような回転力が作用する。この場合軸1の
動きは端面2aの曲面がサイクロイド曲線である
ため極めて滑らかである。
た時の図である。このように軸1を回動させると
保持部2の端面2aは球体3を徐々に押し付けつ
つポテンシヨメータ8の軸9を回転させる。そし
て軸1を回動させる力を抜いたり、軸1から手を
離すとコイルバネ4の付勢力により球体3を介し
て保持部2の端面2aに操作レバーの軸1を直立
させるような回転力が作用する。この場合軸1の
動きは端面2aの曲面がサイクロイド曲線である
ため極めて滑らかである。
また、この操作レバーでは、ボルト6を回しネ
ジ込むとコイルバネ4の付勢力によつて球体3と
保持部2の端面2aとの圧接力は大きくなり、ボ
ルト6を逆方向に回すと圧接力は小さくなる。従
つて、操作レバーの軸1を回動させる時の硬さ、
柔らかさはボルト6によつて調節することが出来
る。このように操作レバーの硬さ柔らかさも微妙
に調節出来且つ軸1の回動が滑らかであるためポ
テンシヨメータ8の軸9の回転も滑らかである。
従つて遠隔操縦される作業機械もスムースに動き
作業機械に搭乗している作業者に与える安心感も
良くなる。
ジ込むとコイルバネ4の付勢力によつて球体3と
保持部2の端面2aとの圧接力は大きくなり、ボ
ルト6を逆方向に回すと圧接力は小さくなる。従
つて、操作レバーの軸1を回動させる時の硬さ、
柔らかさはボルト6によつて調節することが出来
る。このように操作レバーの硬さ柔らかさも微妙
に調節出来且つ軸1の回動が滑らかであるためポ
テンシヨメータ8の軸9の回転も滑らかである。
従つて遠隔操縦される作業機械もスムースに動き
作業機械に搭乗している作業者に与える安心感も
良くなる。
この考案にかかる操作レバー復帰機構は以上詳
述しような構成としたので、少ない部品点数でポ
テンシヨメータの軸を微妙に操作することが可能
となる。また、この考案では操作レバーを硬くし
たり柔らかくしたりすることが出来るようにした
ので操作者の好みに応じた作業機械の滑らかな操
作が可能である。更に、操作レバーの軸の操作に
より球体は滑らかに下方向に移動し手を離せば操
作レバーは素早くもとの中立位置状態に復帰す
る。
述しような構成としたので、少ない部品点数でポ
テンシヨメータの軸を微妙に操作することが可能
となる。また、この考案では操作レバーを硬くし
たり柔らかくしたりすることが出来るようにした
ので操作者の好みに応じた作業機械の滑らかな操
作が可能である。更に、操作レバーの軸の操作に
より球体は滑らかに下方向に移動し手を離せば操
作レバーは素早くもとの中立位置状態に復帰す
る。
第1図はこの考案にかかる操作レバー復帰機構
を有する制御スイツチの縦断面図、第2図は第1
図の右側面図、第3図は操作レバーの軸をある程
度回転させた時の図、第4図はサイクロイド曲線
の説明図、第5図及び第6図は本出願人の別出願
にかかる操作レバー復帰機構を有する制御スイツ
チの正面図と側面図である。 1……操作レバーの軸、2……保持部、2a…
…保持部の凹状端面、3……球体、4……コイル
バネ、5……板、6……ボルト、7……収納箱、
8……ポテンシヨメータ、9……ポテンシヨメー
タ回転軸、11……球体3の円周、12……サイ
クロイド曲線。
を有する制御スイツチの縦断面図、第2図は第1
図の右側面図、第3図は操作レバーの軸をある程
度回転させた時の図、第4図はサイクロイド曲線
の説明図、第5図及び第6図は本出願人の別出願
にかかる操作レバー復帰機構を有する制御スイツ
チの正面図と側面図である。 1……操作レバーの軸、2……保持部、2a…
…保持部の凹状端面、3……球体、4……コイル
バネ、5……板、6……ボルト、7……収納箱、
8……ポテンシヨメータ、9……ポテンシヨメー
タ回転軸、11……球体3の円周、12……サイ
クロイド曲線。
Claims (1)
- 操作レバーの軸の先端部に設けられ且つポテン
シヨメータの回転軸を固定保持し更に凹状端面の
断面の曲線をサイクロイド曲線とした保持部と、
前記保持部の凹状端面に圧接される球体と、前記
球体を前記保持部の凹状端面に付勢力をもつて圧
接するコイルバネと、前記球体とコイルバネと該
コイルバネに接触させる板を収納する収納箱と、
前記板を押すように前記収納箱に螺刻された雌ネ
ジに螺合させたボルトとより成ることを特徴とす
る操作レバー復帰機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985041772U JPH0138641Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985041772U JPH0138641Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61160522U JPS61160522U (ja) | 1986-10-04 |
JPH0138641Y2 true JPH0138641Y2 (ja) | 1989-11-20 |
Family
ID=30551910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985041772U Expired JPH0138641Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0138641Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6516586B2 (ja) * | 2015-06-24 | 2019-05-22 | 株式会社ミツバ | 操作装置及び手押し移動体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5254088U (ja) * | 1975-10-17 | 1977-04-18 |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP1985041772U patent/JPH0138641Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5254088U (ja) * | 1975-10-17 | 1977-04-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61160522U (ja) | 1986-10-04 |
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