JPH0138425B2 - - Google Patents

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JPH0138425B2
JPH0138425B2 JP19204482A JP19204482A JPH0138425B2 JP H0138425 B2 JPH0138425 B2 JP H0138425B2 JP 19204482 A JP19204482 A JP 19204482A JP 19204482 A JP19204482 A JP 19204482A JP H0138425 B2 JPH0138425 B2 JP H0138425B2
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sio
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carbon atoms
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Hisayuki Nagaoka
Mitsuyoshi Hashimoto
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Momentive Performance Materials Japan LLC
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Toshiba Silicone Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、室温硬化性シリコーンゴムの接着性
を向上させるプライマー組成物に関し、特に室温
硬化性シリコーンゴムを多孔質建築基材に強固に
接着させるのに有効なプライマー組成物に関する
ものである。 室温硬化性シリコーンゴム、特に1包装型室温
硬化性シリコーンゴムは、空気中の湿気にさらす
ことによつて硬化してゴム状弾性体となり、さら
にこれは基材に対して良好な接着性を有している
ため、建築物のシーリング等に広く用いられてい
る。これらの用途においては基材に対する完全な
接着性が求められるため、1包装型室温硬化性シ
リコーンゴムの使用の際にも、あらかじめ基材の
表面にプライマーを塗布し、この上に未硬化シリ
コーンゴムを押出して硬化させることにより、ゴ
ムと基材の間に強固な接着性を与えていた。ま
た、このプライマー処理の方法によつて、自己接
着性のない2包装型室温硬化性シリコーンゴムも
シーリング材として用いられている。しかしなが
ら、現在知られているプライマー組成物は、金
属、ガラス、合成樹脂等に対しては良好な接着性
を示すが、多孔質建築基材との接着に関しては1
包装型室温硬化性シリコーンゴム、2包装型室温
硬化性シリコーンゴムを問わず、接着強度が低く
不十分なものであり、耐久性、特に耐水性に問題
があつた。 建築用基材であるモルタル、ALCおよびPC等
のコンクリート、人造石、タイルおよび石材等は
多孔質であるために、プライマーを塗布しても内
部の空孔に浸透してしまい、表面の塗膜は完全に
均一にはならず、基材との密着性も弱いものとな
つていた。また、雨水等による浸水では、空孔を
通して水の自由な浸潤が起こるため、塗膜の密着
性および耐水性を低下させ、接着強度を著しく落
としている。さらに、浸水の際に基材内部に含ま
れていたアルカリ成分が溶け出し、プライマー組
成物を侵すために、わずかな力の作用でも剥離し
てしまうという欠点を有していた。 本発明はかかる欠点を改良し、室温硬化性シリ
コーンゴムとモルタル、ALC、PC、人造石、タ
イルおよび石材等の建築基材との強固な接着を実
現し、また、浸水後も長期間にわたり優れた接着
力を維持し、さらには、耐熱性、耐アルカリ性等
に優れた建築用プライマー組成物を得るものであ
る。 すなわち、本発明は (A) SiO2単位1モルに対し、R1 2SiO単位0.4〜0.8
モル、およびR2 3SiO1/2単位0.3〜0.5モルの割合
で、実質的にSiO2単位、R1 2SiO単位およびR2 3
SiO1/2単位からなる溶剤可溶性ポリシロキサン
樹脂(ただし、R1、R2はそれぞれ同一または
相異なる1価の置換または非置換の炭化水素基
を示し、分子中のR1およびR2の合計の10〜40
モル%がビニル基である)100重量部 (B) 一般式R3 aSiX4-a(ただし、式中R3は1価の置
換または非置換の炭化水素基、Xは加水分解し
うる基、aは0〜3の整数を示す)で表わされ
る分子中に平均して2個を越えるXをもつオル
ガノシランまたはその部分加水分解縮合物0.05
〜35重量部 (C) 一般式 (ただし、式中R4は炭素数1〜5のアルキル
基またはアルコキシアルキル基、mは1〜5の
整数を示す)で表わされるイソシアヌレート系
有機ケイ素化合物0.1〜35重量部、および (D) 有機溶剤 所望量 を必須成分として含有することを特徴とするプラ
イマー組成物に関するものである。 以下、本発明をさらに詳しく説明する。 (A)成分のポリシロキサン樹脂は、室温硬化性シ
リコーンゴムと建築基材、特に多孔質建築基材と
の接着性を著しく向上させ、さらに接着耐水性、
塗布作業性および貯蔵安定性を良好に具現するた
めに必須の成分である。(A)成分は実質的にSiO2
単位、R1 2SiOの単位およびR2 3SiO1/2単位から構成
され、SiO2単位およびR1 2SiOの単位のどちらか一
方あるいは両方の一部の官能基がシラノール基の
形で存在しているものである。SiO2単位1モル
に対し、R1 2SiO単位およびR2 3SiO1/2単位の割合
は、それぞれ0.4〜0.8モルおよび0.3〜0.5モルの
間で選ばれる。R1 2SiO単位が0.4モル未満では柔
軟性が悪くなり、0.8モルを越えると接着強度お
よび接着耐水性が低下する。また、R2 3SiO1/2単位
が0.3モル未満では溶解性および安定性が悪くな
り、0.5モルを越えると接着強度および接着耐水
性が低下する。R1、R2はそれぞれ同一または相
異る1価の置換または非置換の炭化水素基であ
り、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数2〜3の
アルケニル基およびフエニル基が好ましい。この
ような基としてはメチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、ビニル基および
フエニル基などが例示される。ただし、分子中の
R1およびR2の合計の10〜40モル%がビニル基で
あることが必要である。ビニル基が10モル%未満
では溶解性が悪く、40モル%を越えると合成しに
くくなる。又、このポリシロキサン樹脂の分子量
は特に限定されないが500〜10000の範囲が好まし
い。 このようなポリシロキサン樹脂は、通常、トル
エン、キシレンなどの有機溶剤の存在下におい
て、JISK1408に規定される水ガラスとR1 2SiCl2
たはその部分加水分解縮合物およびR2 3SClとの加
水分解縮合反応、あるいはアルキルシリケートま
たはその部分加水分解縮合物とR1 2SiY2(ただし、
Yはケイ素原子に直接結合した加水分解し得る
基)またはその部分加水分解縮合物およびR2 3SiZ
(ただし、Zはケイ素原子に直接結合した加水分
解し得る基)との加水分解重縮合反応によつて合
成され、有機溶剤中で固形分30〜90%の状態にお
いてゲル化などが起こらずに安定な状態のポリシ
ロキサン樹脂として貯蔵することができる。 (B)成分は、湿気による加水分解能を有するもの
であり、組成物中の有機溶剤が揮発後、空気中の
水分により加水分解して(A)成分と容易に縮合反応
を行うものであり、一般式R3 aSiX4-aで表わされ
る分子中に平均2個を越えるXをもつオルガノシ
ランおよびその部分加水分解縮合物である。R3
は1価の置換または非置換の炭化水素基であり、
炭素数1〜8のアルキル基、炭素数2〜3のアル
ケニル基およびフエニル基が好ましく、R1と同
様のものが例示される。Xは加水分解しうる基で
あり、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
イソプロポキシ基、ブトキシ基などのアルコキシ
基;プロペノキシ基などのエノキシ基;アセトキ
シ基、ベンゾキシ基などのアシロキシ基;アセト
ンオキシム基、ブタノンオキシム基などのオルガ
ノオキシム基;ジメチルアミノキシ基、ジエチル
アミノキシ基などのオルガノアミノキシ基;ジメ
チルアモノ基、ジエチルアミノ基、シクロヘキシ
ルアミノ基などのオルガノアミノ基;Nーメチル
アセトアミド基などのオルガノアミド基およびイ
ソシアナト基などが例示される。aは0〜3の整
数で、オルガノシランおよびその部分加水分解縮
合物においてその分子中に平均2個を越えるXを
もつように選ばれる。特に好ましくは、aが1の
3官能性の場合である。aが0(4官能性)の場
合、架橋密度が高くなり、剛性を有するようにな
るため、応力が局所的に集中し、その結果、基材
とシリコーンゴム界面のプライマー層の破壊を誘
致し易くなるが、aが1(3官能性)の場合にお
いては架橋は柔軟性を持つため、応力の集中が緩
和され、プライマー層が破壊されにくくなる。 具体的には、メチルトリメトキシシラン、ビニ
ルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシラン、エチルオルソシ
リケート、プロピルオルソシリケート等のアルコ
キシ基含有シラン;メチルトリプロペノキシシラ
ン等のエノキシ基含有シラン;メチルトリアセト
キシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、メチ
ルトリベンゾキシシラン、ジアセトキシジブトキ
シシラン等のアシロキシ基含有シラン;テトライ
ソシアナトシラン等のイソシアナト基含有シラ
ン;メチルトリス(アセトンオキシム)シラン、
メチルトリス(ブタノンオキシム)シラン等のオ
キシム系シラン;メチルトリス(ジメチルアミノ
キシ)シラン、メチルトリス(ジメチルアミノキ
シ)シラン等のアミノキシ系シラン;メチルトリ
ス(ジメチルアミノ)シラン、メチルトリス(ジ
エチルアミノ)シラン、メチルトリス(シクロヘ
キシルアミノ)シランの様なアミノ系シラン;メ
チルトリス(N−メチルアセトアミド)シラン、
ビニルトリス(N−メチルアセトアミド)シラン
等のアミド系シラン、並びに、これらの部分加水
分解縮合に依る低重合シロキサン化合物である。 この(B)成分の配合量は(A)成分100重量部に対し
て0.05〜35重量部の範囲から選ばれる。(B)成分の
量が0.05重量部より少ないと、架橋が不十分とな
り、接着性は乏しく、また35重量部より多すぎる
と、組成物のゲル化がもたらされたり、強度的
に、もろく弱いものとなると共に、良好な貯蔵安
定性が阻害されるためである。 次に、本発明に使用される(C)成分のイソシアヌ
レート系有機ケイ素化合物は、本発明に係るプラ
イマー組成物の接着性の向上に寄与する成分であ
る。上記一般式におけるR4としては、メチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、メトキシエチ
ル基、エトキシエチル基等が例示される。殊に反
応性の点でメチル基、エチル基、プロピル基、エ
トキシエチル基が好ましい。また、式中のmは合
成並びに取扱いに関する容易さから1〜5の範囲
において選ばれる。殊に、オルガノシランの耐加
水分解性、組成物の接着性の持続性および合成の
容易さ等を考慮するとmが3であることが望まし
い。 これら(C)成分の量は、(A)成分100重量部あたり
0.1〜35重量部の範囲である。(C)成分が0.1重量部
よりも少ないと接着向上作用が十分に行われず、
また35重量部よりも多いと組成物の接着性および
貯蔵安定性に好ましからぬ影響を及ぼすからであ
る。 本発明の(D)成分は、(A)〜(C)の各成分の溶解に寄
与するもので、プライマー組成物に適度な粘度を
与えるとともに硬化速度を調節し、さらに貯蔵安
定性を与えるものである。(D)成分としては、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、n−ヘキサン、シク
ロヘキサン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、
アセトン、メチルエチルケトン、メタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロパノール、ブ
タノール、イソブタノール、アミルアルコールな
どが例示されるが、長時間にわたつて貯蔵安定性
を良好に維持するためには、炭素数1〜5のアル
コールを含む2成分系混合溶済であることが望ま
しい。この有機溶剤の添加量は、プライマー組成
物に所望の粘度および硬化速度を与えるのに必要
とされる量であり、良好な貯蔵安定性を得るのに
効果的なアルコールの添加割合とともに、特に限
定されるものではない。 本発明のプライマー組成物は、上記の少なくと
も(A)〜(D)の4成分によつて構成されるが、さらに
これら以外に本発明の目的を妨げない範囲におい
て、煙霧質シリカ、コロイダルシリカなどの無機
質充填材、およびカーボンブラツクなどの顔料を
適宜配合することができる。 本発明のプライマー組成物を金属、ガラス、合
成樹脂、およびモルタル、ALC、PC、人造石、
タイル、石材などの多孔質基材に塗布し、さらに
未硬化シリコーンゴムを塗布することにより、基
材とシリコーンゴムが強力に接着する。また、湿
潤面に対しても良好に接着が起こるとともに、浸
水後も長時間にわたつて優れた接着性を保持し、
耐熱性、耐候性にも優れている。塗布作業性に関
しては漏れ性および乾燥性が極めて良いため、塗
布厚の影響がほとんどない。さらに、貯蔵安定性
も優れている。 以下、本発明の実施例を挙げるが、例中に部と
あるのは全て重量部を示すものである。又、例中
MeはCH3、EtはC2H5、PrはC3H7、Phはフエニ
ル基をそれぞれ示すものである。 実施例 1 第1表に示す各成分を配合し、撹拌混合してプ
ライマー組成物No.1〜No.3を得た。これらを、
JISA5758に規定される被着体、アルミニウム板、
モルタル板およびガラス板のそれぞれに塗布して
風乾後、プライマー処理表面に予め調製しておい
たアミノキシ形室温硬化性シリコーンゴム組成物
(東芝シリコーン社製トスシール361)を施こし、
H型引張試験体を作製し養生硬化させた後その接
着性を常態および浸水後について引張速度50mm/
minで引張試験を行なつた。この結果を同表に示
す。ただし、組成物Aは、市販のものであり、比
較例として示した。
【表】 組成物No.1〜No.3の破壊状況は常態および浸水
において、Al、G、Mのいずれもシリコーンゴ
ム部分が破断する100%凝集破壊であるが、組成
物Aでは、破壊状況は悪く、浸水においてはいず
れも界面剥離であつた。 実施例 2 実施例1におけるプライマー組成物No.1〜No.3
および比較例組成物AをJISA5758に規定された
H型引張接着試験の方法により、アルミニウム
板、モルタル板、およびガラス板にそれぞれ塗布
し、風乾した後、オキシム形室温硬化性シリコー
ンゴム組成物(東芝シリコーン社製、トスシール
381)を施し硬化せしめ、引張速度50mm/minで
常態および浸水後の接着性を試験し、第2表の結
果を得た。
【表】 プライマー組成物No.1〜No.3における破壊状態
は常態および浸水においていずれも100%凝集破
壊であるのに対して、比較例組成物Aでは、低
く、浸水後のモルタルにおいては界面剥離を示し
た。 実施例 3 SiO2単位1モルあたり0.7モルのMe・CH2
CHSiO単位および0.35モルのMe2PhSiO1/2単位を
含有するSiO2単位とMe・CH2=CHSiO単位およ
びMe2PhSiO1/2単位から成る分子量2100のポリシ
ロキサン樹脂の60重量%キシレン溶液100部に、
【式】
7.0部、メチルアルコール100部、およびキシレ
ン75部を添加し、撹拌混合によつてプライマー組
成物を調製した。これをガラス板に塗布して風乾
後、アミノキシ形室温硬化性シリコーンゴム組成
物(東芝シリコーン社製トスシール361)を施工
して、H型引張試験体を作製した。これをサンシ
ヤインウエザーメーターに500時間照射した後、
JISA5758のH型引張接着性試験を行なつた。最
大引張応力:6.55Kgf/cm2、最大伸張率:1320
%、凝集破壊率:100%であつた。 実施施例 4 SiO2単位1モルあたり0.60モルのMe・CH2
CHSiO単位および0.50モルのMe3SiO1/2単位を含
有するSiO2単位とMe・CH2=CHSiO単位および
Me3SiO1/2単位から構成される分子量1050のポリ
シロキサン樹脂の60重量%トルエン溶液100部、
【式】7.8部 イソブチルアルコール50部、トルエン50部を撹
拌・混合することによつてプライマー組成物を得
た。被着体にこれを塗布し風乾後、処理表面にア
ミノキシ形室温硬化性シリコーンゴム組成物(東
芝シリコーン社製トスシール361)を施し、硬化
させて剥離接着性試験体を作製し、50mm/minの
速度で剥離試験を行なつた。第3表に示される結
果が得られ、常態および浸水後において被着体の
いずれに対しても凝集破壊100%であり、良好な
接着性を示していることが明らかである。
【表】 実施例 5 SiO2単位1モルあたり0.7モルのPr・CH2
CHSiO単位および0.35モルのMe3SiO1/2単位から
成る分子量2630のポリシロキサン樹脂の60重量%
イソプロピルアルコール溶液100部に、
【式】3.5部、 7.0部、イソプロピルアルコール150部を添加
し、撹拌混合によつてプライマー組成物を調製し
た。これをアルミニウム板に塗布して風乾後、ア
ミノキシ型室温硬化性シリコーンゴム組成物(東
芝シリコーン(株)製トスシール361)を施工して、
H型引張試験体を作製した。これをサンシヤイン
ウエザーメーターで500時間照射した後、
JISA5758のH型引張接着性試験を行つた。最大
引張応力:6.80Kgf/cm2、最大伸張率:1350%、
凝集破壊率:100%であつた。 実施例 6 ポリシロキサン樹脂として、SiO2単位1モル
あたり0.55モルの(Me)2SiO単位および0.40モル
のCH2=CH(Me)2SiO1/2単位から成る分子量
1580の樹脂の60重量%トルエン溶液を用いるほか
は実施例5と同様の操作を行つた結果、最大引張
応力:6.45Kgf/cm2、最大伸張率:1320%、凝集
破壊率100%であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) SiO2単位1モルに対し、R1 2SiO単位0.4
    〜0.8モル、およびR2 3SiO1/2単位0.3〜0.5モルの
    割合で、実質的にSiO2単位、R1 2SiO単位および
    R2 3SiO1/2単位からなる溶剤可溶性ポリシロキサ
    ン樹脂(ただし、R1、R2はそれぞれ同一また
    は相異なる1価の置換または非置換の炭化水素
    基を示し、分子中のR1およびR2の合計の10〜
    40モル%がビニル基である)100重量部、 (B) 一般式R3 aSiX4-a(ただし、式中R3は1価の置
    換または非置換の炭化水素基、Xは加水分解し
    うる基、aは0〜3の整数を示す)で表わされ
    る分子中に平均して2個を越えるXをもつオル
    ガノシランまたはその部分加水分解縮合物0.05
    〜35重量部、 (C) 一般式 (ただし、式中R4は炭素数1〜5のアルキル
    基またはアルコキシアルキル基、mは1〜5の
    整数を示す)で表わされるイソシアヌレート系
    有機ケイ素化合物0.1〜35重量部、および (D) 有機溶剤 所望量 を必須成分として含有することを特徴とするプラ
    イマー組成物。 2 (A)のR1が炭素数1〜8のアルキル基、炭素
    数2〜3のアルケニル基およびフエニル基から成
    る群より選ばれた1価の炭化水素基である特許請
    求の範囲第1項記載のプライマー組成物。 3 (A)のR2が炭素数1〜8のアルキル基、炭素
    数2〜3のアルケニル基およびフエニル基から成
    る群より選ばれた1価の炭化水素基である特許請
    求の範囲第1項記載のプライマー組成物。 4 (B)のR3が炭素数1〜8のアルキル基、炭素
    数2〜3のアルケニル基およびフエニル基から成
    る群より選ばれた1価の炭化水素基である特許請
    求の範囲第1項記載のプライマー組成物。 5 (B)のXがアルコキシ基、エノキシ基、アシロ
    キシ基、イソシアナト基、オルガノオキシム基、
    オルガノアミノキシ基、オルガノアミノ基、およ
    びオルガノアミド基から成る群より選ばれた加水
    分解し得る基である特許請求の範囲第1項記載の
    プライマー組成物。 6 (B)のaが1である特許請求の範囲第1項記載
    のプライマー組成物。 7 (C)のR4がメチル基、エチル基、プロピル基、
    およびエトキシエチル基から成る群より選ばれた
    基である特許請求の範囲第1項記載のプライマー
    組成物。 8 (C)のmが3である特許請求の範囲第1項記載
    のプライマー組成物。 9 (D)が炭素数1〜5のアルコールおよび他の有
    機溶剤から成る2成分系混合溶剤である特許請求
    の範囲第1項記載のプライマー組成物。
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