JPH0138195Y2 - - Google Patents

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JPH0138195Y2
JPH0138195Y2 JP6064683U JP6064683U JPH0138195Y2 JP H0138195 Y2 JPH0138195 Y2 JP H0138195Y2 JP 6064683 U JP6064683 U JP 6064683U JP 6064683 U JP6064683 U JP 6064683U JP H0138195 Y2 JPH0138195 Y2 JP H0138195Y2
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JP
Japan
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piece
reinforcing
anchor
mounting piece
guiding part
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JP6064683U
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JPS59167143U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、床点検口の改良に関連し、殊にこ
の考案は、床面開口部に取り付けられる縁枠の構
造に関する。
従来、床点検口の各縁枠には、外方向へアンカ
ーが突出形成され、縁枠の固定に際し、アンカー
を床内の鉄筋に溶着した上で床コンクリートを打
設して固定している。ところが床内の鉄筋位置は
常に一定しておらず、アンカーと鉄筋との間に隔
たりがある場合、鉄筋の切れ端などを用いて両者
間を接続しており、これが作業効率の低下を招い
ている。
この考案は、鉄筋位置に応じてアンカーの取付
位置を任意に設定可能となすことによつて、作業
の簡便性と能率化とをはかつた新規な床点検口を
提供することを目的とする。
以下、図面に示す実施例に基づきこの考案を具
体的に説明する。
第1図は床点検口の構造を示し、床面開口縁に
縁枠1を取り付け、縁枠1下端に形成された蓋受
け片11上に蓋2を着脱開閉自在に配備してあ
る。
図示例の蓋2は、囲い枠3下端の屈曲片31に
鋼板製の蓋板4をビス止めし、囲い枠3内の蓋板
4上へモルタルなどの充填材40を充填すると共
に、複数の磁器タイル41を配設したものであ
る。蓋板4のビス止め部には屈曲形状の補強金具
5が配備され、補強金具5の先端部を囲い枠3上
端の折返片32に係合させることにより、囲い枠
3が外方へ変形するのを阻止する。
縁枠1は、幅中央部に補強兼ガイド部10を備
え、この補強兼ガイド部10の下方に内向きに突
出する蓋受け片11が一連に屈曲形成されてい
る。蓋受け片11は、底広がりの溝12中へゴム
等の弾性材13を嵌入して形成され、弾性13の
上面にて蓋2の囲い枠3下面が支持される。
前記補強兼ガイド部10は、縁枠1の板面の幅
中央を全長にわたり外方へ突出させ、この突出端
に上下方向へ突出するU字状の折返部14,14
を形成して成る。この補強兼ガイド部10上に
は、第1図および第2図に示す如く、アンカー8
を縁枠1へ接続するための取付片6が摺動自由に
配備される。この取付片6は、垂直片61の両端
を同方向へ屈曲して水平片62,62を形成し、
各水平片62,62の先端縁を内向きに屈曲して
係合片60,60を形成し、各係合片60,60
を前記折返部14,14の内側へ係合させる。ま
た取付片6には、垂直片61にネジ7をネジ込む
ためのネジ孔63が、また下側の水平片62には
アンカー8の一方端部82を挿入するための矩形
状のアンカー挿入溝64が、それぞれ開設され、
取付片6に挿入されたアンカー8はネジ7により
縁枠1の補強兼ガイド部10の外面へ締着固定さ
れる。
アンカー8は、補強リブ80を備えた中間部8
1に対し両方の端部82,83をそれぞれ反対方
向へ45度に屈曲して形成され、一方の端部82は
前記取付片6のアンカー挿入溝64へ挿入され、
他方の端部83は床コンクリート90内の鉄筋9
に溶接により接続固定される。
しかして床点検口の形成に際し、まず各縁枠1
を床面開口縁に当てて位置合わせする。この場
合、各縁枠1の補強兼ガイド部10上には取付片
6が予め係合配備してある。つぎに床面開口部に
おいて、その周辺の鉄筋9位置を確認し、取付片
6を補強兼ガイド部10に沿い摺動させ、鉄筋9
に接近位置させる。しかる後、取付片6のアンカ
ー挿入溝64へアンカー8の一方の端部82を挿
入して補強兼ガイド部10の外面に重ね、取付片
6のネジ孔63へネジ7をネジ込んで、アンカー
8の端部82を補強兼ガイド部10へ付勢しかつ
係合片60,60を折返部14,14へ付勢する
ことにより、取付片6およびアンカー8を補強兼
ガイド部10に一体に固定する。そしてアンカー
8の他方の端部83を鉄筋9へ溶着し、この状態
で縁枠1の外側へコンクリートを打設する。
この考案は上記の如く、縁枠1に形成した補強
兼ガイド部10へアンカー8を接続する取付片6
を摺動自在に係合配備し、鉄筋位置に合わせてア
ンカー8を任意に位置合わせ可能としたから、従
来例の如く、鉄筋の切れ端などを用いてアンカー
と鉄筋とを連絡するなどの作業が必要なく、床点
検口の形成作業を効率良く実施できる。また前記
補強兼ガイド部10は縁枠1の板面を全長にわた
り外方へ突出させて形成してあるから、この補強
兼ガイド部10はアンカーの位置決め機能の他に
縁枠1の補強機能をも同時に発揮して、縁枠1の
機械的強度を大幅に増大させる。さらにアンカー
挿入溝64よりアンカー8の端部を挿入して補強
兼ガイド部10の外面に重ね、ネジ7をネジ込ん
でアンカー8を補強兼ガイド部10へ付勢しかつ
係合片60,60を折返部14,14へ付勢する
ことにより、取付片6およびアンカー8を補強兼
ガイド部10に一体に固定するから、ネジ込み
時、折返部14,14はアンカー8にて支持され
て変形が防止されると共に、三者が強固に結合さ
れて固定されるなど、考案目的を達成した優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる床点検口の一辺を示
す拡大断面図、第2図は取付片とアンカーとの組
立状況を示す斜面図である。 1……縁枠、6……取付片、7……ネジ、8…
…アンカー、10……補強兼ガイド部、14……
折返部、60……係合片、61……垂直片、62
……水平片、63……ネジ片、64……アンカー
挿入溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 蓋3が着脱開閉自在に配備される床点検口であ
    つて、 板面が全長にわたり外方へ突出する補強兼ガイ
    ド部10を備えてこの補強兼ガイド部10の突出
    端に上下方向へ突出するU字状の折返部14,1
    4が屈曲形成された床面開口部に取り付けられる
    縁枠1と、 垂直片61の両端を同方向へ屈曲して水平片6
    2,62が形成され垂直片61にはネジ孔63を
    設けかつ下側の水平片62にはアンカー挿入溝6
    4を設けると共に、各水平片62,62の先端縁
    には内向きの係合片60,60を屈曲形成して成
    る取付片6と、 この取付片6の前記アンカー挿入溝64へ一端
    が挿入可能に形成されたアンカー8とを具備して
    成り、 前記縁枠1の補強兼ガイド部10上へ取付片6
    を摺動自由に配備して、取付片6の係合片60,
    60を折返部14,14の内側へ係合させ、前記
    取付片6のアンカー挿入溝64へアンカー8の一
    端を挿入して補強兼ガイド部10の外面に重ね、
    取付片6のネジ孔63へネジ7をネジ込んでアン
    カー8を補強兼ガイド部10へ付勢しかつ係合片
    60,60を折返部14,14へ付勢することに
    より、取付片6およびアンカー8を補強兼ガイド
    部10に一体に固定して成る床点検口。
JP6064683U 1983-04-21 1983-04-21 床点検口 Granted JPS59167143U (ja)

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JP6064683U JPS59167143U (ja) 1983-04-21 1983-04-21 床点検口

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JP6064683U JPS59167143U (ja) 1983-04-21 1983-04-21 床点検口

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Publication Number Publication Date
JPS59167143U JPS59167143U (ja) 1984-11-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628601Y2 (ja) * 1987-08-05 1994-08-03 日本金属株式会社 フロア−ハッチの外枠

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JPS59167143U (ja) 1984-11-09

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