JPS6140845Y2 - - Google Patents

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JPS6140845Y2
JPS6140845Y2 JP11430181U JP11430181U JPS6140845Y2 JP S6140845 Y2 JPS6140845 Y2 JP S6140845Y2 JP 11430181 U JP11430181 U JP 11430181U JP 11430181 U JP11430181 U JP 11430181U JP S6140845 Y2 JPS6140845 Y2 JP S6140845Y2
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wall
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JP11430181U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は衛生設備室における天壁と側壁との取
付装置に関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、衛生設備室における天壁と側壁との取付
装置は、第4図に示すように天井壁100一端を
嵌着固定する嵌合溝102と、側壁101上端に
取付固定する取付片103とを一体に連設した廻
し縁Aのその取付片103をビス104で側壁1
01上端に固定した後そのビス104を隠すと共
に間隙を塞ぐ目的で目地材105を充填する必要
があり、その上ユニツトルーム内からこれら天井
壁,側壁などの部材で組立てる際にはこれら部材
が最上位置にあるので面倒且つ煩雑な作業を余儀
なくされる。また廻し縁のみならず、ビス,目地
材などの他の部品も必要とし、部品点数が多くこ
れらの管理の面からも繁雑である不具合を有して
いる。
また廻し縁Aを使用せず直接天井壁100と側
壁101とをビス104を介して固定して連結接
続する構造も第5図に示すように従来からある
が、この構造の場合、ビス104止め作業が面倒
であるのは勿論のこと、組立に際して衛生設備室
の回りに作業スペースを必要とする不具合を有し
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案が解決しようとする問題点は天壁を降下
させるという簡単な作業によつてビス止めや目地
材の充填作業を必要とせずに側壁と天壁とを接続
できるようにすることにある。
〔問題点を解決する為の手段〕
上記問題点を解決する為に講じた技術的手段
は、平面方形状を呈する天壁と、その天壁の各周
縁個々に取付けられた廻し縁と、その廻し縁を介
して天壁と連結される側壁と、からなり、上記各
廻し縁は、天壁に固定された水平片部の中央から
中心垂下片部を連設して形成した芯条体と、その
芯条体の中心垂下片部から〓形状に挾持片を折曲
することによりその挾持片と中心垂下片部とで形
成した側壁用の垂直嵌合溝と、中心垂直片部から
垂直嵌合溝内に突設した弾性片と、で構成し、該
弾性片は中心垂下片部から垂直嵌合溝の底方向へ
傾斜状に突設した厚肉状の基塊部と、その基塊部
突端に折曲自在な弾性接続片を介して設けた膨出
部と、上記基塊部の突端に、弾性接続片の基部か
ら基塊部上方の中心垂直片部側へ傾斜状に設けら
れ垂直嵌合溝内に側壁を嵌入させた際その側壁内
面との間にホツパー状の間隙を構成する傾斜面
と、で形成し、上記膨出部は垂直嵌合溝内に側壁
を嵌入させた際その側壁に衝突して弾性接続片の
折曲によつて上記ホツパー状の間隙内に係合する
位置に設けたことである。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図中Cは平面方形状な天壁、Aはその天壁Cに
取付けられた廻し縁、Bはその廻し縁Aを介して
天壁Cに接続される側壁である。
廻し縁Aは断面T字状の芯条体a1、側壁B用の
垂直嵌合溝a2、天壁Cを挾持するクリツプ条片a4
の水平状嵌合溝a3、芯条体a1とは別体に形成され
たそのクリツプ条片a4、及び側壁Bに密接する弾
性片a5からなる。
芯条体a1は、天壁Cの四周辺と同一長さを有
し、水平片部1と、中心垂下片部2からなる断面
T字状に形成された塩ビ等の合成樹脂製のもので
あり、この水平片部1の下方に中心垂直片部2か
ら〓形状に垂設させた挾持片3と中心垂直片部と
で側壁B用の垂直嵌合溝a2を形成すると共に、挾
持片3と水平片部1の一半部1′との間にクリツ
プ条片a4用の水平状嵌合溝a3を形成する。
垂直嵌合溝a2は中心垂直片部2の挾持片3との
対向面2′に、上下適宜間隔をもち且つこの垂直
嵌合溝a2の長さ方向全長に渉つて1乃至複数列の
軟質樹脂製の弾性片a5を突設する。
弾性片a5は、上記対向面2′から垂直嵌合溝の
底方向に突設した厚肉状の基塊部4と、その基塊
部4突端に折曲自在な弾性接続片5′を介して接
続した膨出部5と、基塊部4の溝底側肩部4′に
形成した傾斜面6とから構成する。
膨出部5は垂直嵌合溝a2内に側壁Bを嵌合させ
た際に自動的にその側壁Bに衝突して上記基塊部
4の溝底側肩部4′に密接するようになる位置に
弾性接続片5′を介して連設する。
傾斜面6は、天壁Cと、側壁Bとの連結後にお
いて点検口開閉時や天壁C清掃時に天壁Cが上方
へ押動されても垂直嵌合溝a2から側壁Bが離脱す
るのを防止する為のもので、下端とその側壁B内
面との間隔7′を膨出部5厚よりも小さくしたホ
ツパー状の間隙7を側壁B内面との間で形成すべ
く溝底側肩部4′に形成することにより、天壁C
が上動した際に、膨出部5をその間隙7内で圧潰
するようにする。この膨出部5が圧潰されること
に起因して基塊部4と、その間隙7に圧潰される
膨出部5とが対になつてストツパーとして機能し
て側壁Bを離脱させない。この時基塊部4も膨出
部5が押潰されることによつて当然突設方向に圧
縮されるが、ストツパーとしての機能は損わず、
故意に天壁Cを持ち上げなければ外れはしない。
クリツプ条片a4は図示するように垂直嵌合溝a2
上における芯条体a1の水平片部1の一半部1′に
水平状に凹設した水平状嵌合溝a3に嵌合する下半
部8と、水平片部1の他半部1″上に載置する天
壁Cの周端を挾持する上半部9とで構成した安全
ピン状の弾性クリツプであり、下半部8を水平状
嵌合溝a3に嵌合し上半部9を天壁C上に位置させ
ることにより芯条体a1のその水平片部1を取付面
6としてその天壁Cに連結する。
次に、本考案取付装置の取付順序を説明する。
まず、床パン上に周設する側壁B上に、天壁C
にクリツプ条片a4を介して水平片部1部分を連結
した芯条体a1を位置させ天壁Cと共に下方へ落ろ
して衛生設備室の上部開口を閉塞する。
この状態において膨出部5は嵌合される側壁B
上端で折曲され嵌合完了時には傾斜面6と、側壁
B内面とで構成されるホツパー状の間隙7内に密
接状に係合されることになる。
また、天壁C清掃時,点検口開閉時に天壁Cが
上方へ押し上げられても、前記のように膨出部5
がホツパー状の間隙7で圧潰されることに起因し
て基塊部4とその膨出部5が対になつてストツパ
ーとして機能し、側壁Bを離脱させない。
また、垂直嵌合溝a2内に嵌合する側壁Bが傾斜
状に嵌入された場合には基塊部4は垂直嵌合溝の
底方向には弓なりに弾性変形してその側壁Bの進
入を妨げない。
尚実施例ではシールヒレ条片10、芯条体a1
おける水平片部1の他半部1″と中心垂直片部2
に渉つて連設した切欠き11付きの梁片部12、
相互に係合する水平状嵌合溝a3内に突設した山形
状係合突部13とクリツプ条片a4の下半部8に突
設した山形状係合突部14とを備えている。この
シールヒレ条片は、天壁Cへの取付時、前記側壁
B嵌入時に弾性的に折曲されて芯条体a1に載置す
る天壁Cの接合部と、垂直嵌合溝a2内を水密状に
閉塞する働きを行なうように芯条体a1と同一長さ
を有し、衛生設備室内の水蒸気,飛散水,結露水
を外部へ洩れさせない役目をもち、梁片部12は
天壁Cを落し込んだだけでは確実に垂直嵌合溝a2
内に側壁Bが嵌入しない場合を考慮して切欠き1
1に工具15を引つ掛け下方に引き込むことによ
り強制的に垂直嵌合溝a2に側壁Bを嵌入させる働
きを行なう。
ちなみに、弾性片a5は芯条体a1の全長に渉つて
設けずとも適宜間隔をおいて設けても良い。
〔考案の作用効果〕
本考案は以上のように構成したから下記の利点
がある。
天壁清掃時、天壁の点検口開閉時において天
壁が上方へ押動されても、膨出部がホツパー状
の間隙内でくさびのように圧潰され、この膨出
部と基塊部とが対になつてストツパーとして機
能し、側壁の垂直嵌合溝からの離脱を防止す
る。また、垂直嵌合溝内に突設した弾性片の基
塊部は厚肉状であるが垂直嵌合溝の底方向に傾
斜状としている為、側壁が垂直嵌合溝に対して
傾斜した状態で嵌入されてもその基塊部はその
側壁を案内して側壁の進入を妨げない。故にビ
ス止めや目地材の充填作業を必要とせずに天壁
と側壁とを確実且つ強固に接続でき、ビス止め
や目地材の充填作業のような煩しい熟練をする
作業を行なわなくても天壁と側壁との接続が行
なえ取付簡単で、コストの低廉化を期待でき
る。
廻し縁を天壁周端に取付けた後、下方へ落し
込むことにより自動的に天壁と側壁とを連結接
続できるから、衛生設備室の回りに特別な作業
スペースを確保する必要がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案衛生設備室における天壁と側壁と
の取付装置の実施例を示し、第1図は縦断正面
図、第2図は廻し縁の縦断面図、第3図は天壁が
上方へ押動された状態を示す部分拡大断面図、第
4図,第5図は従来例の縦断面図である。 尚図中、a1:芯条体、1:水平片部、2:中心
垂直片部、3:挾持片、a2:垂直嵌合溝、1′:
水平片部の一半部、1″:水平片部の他半部、
a3:水平状嵌合溝、a4:クリツプ条片、8:クリ
ツプ条片部の下半部、9:クリツプ条片部の上半
部、2′:中心垂直片部の挾持片との対向面、
a5:弾性片、4:基塊部、4′:溝底側肩部、
5:膨出部、7:ホツパー状の間隙、6:傾斜
面、B:側壁、C:天壁、b:取付面、5′:弾
性接続片、7′:傾斜面下端と側壁内面との間
隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面方形状を呈する天壁と、その天壁の各周縁
    個々に取付けられた廻し縁と、その廻し縁を介し
    て天壁と連結される側壁と、からなり、上記各廻
    し縁は、天壁に固定された水平片部の中央から中
    心垂下片部を連設して形成した芯条体と、その芯
    条体の中心垂下片部から〓形状に挾持片を折曲す
    ることによりその挾持片と中心垂下片部とで形成
    した側壁用の垂直嵌合溝と、中心垂直片部から垂
    直嵌合溝内に突設した弾性片と、で構成し、該弾
    性片は中心垂下片部から垂直嵌合溝の底方向へ傾
    斜状に突設した厚肉状の基塊部と、その基塊部突
    端に折曲自在な弾性接続片を介して設けた膨出部
    と、上記基塊部突端に、弾性接続片の基部から弾
    性片上方の中心垂直片部側へ傾斜状に設けられ垂
    直嵌合溝内に側壁を嵌入させた際その側壁内面と
    の間にホツパー状の間隙を構成する傾斜面と、で
    形成し、上記膨出部は垂直嵌合溝内に側壁を嵌入
    させた際その側壁に衝突して弾性接続片の折曲に
    よつて上記ホツパー状の間隙内に係合する位置に
    設けたことを特徴とする衛生設備室における天壁
    と側壁との取付装置。
JP11430181U 1981-07-31 1981-07-31 衛生設備室における天壁と側壁との取付装置 Granted JPS5820046U (ja)

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JP11430181U JPS5820046U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 衛生設備室における天壁と側壁との取付装置

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JP11430181U JPS5820046U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 衛生設備室における天壁と側壁との取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS5820046U JPS5820046U (ja) 1983-02-07
JPS6140845Y2 true JPS6140845Y2 (ja) 1986-11-20

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ID=29908586

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JP11430181U Granted JPS5820046U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 衛生設備室における天壁と側壁との取付装置

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JP (1) JPS5820046U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8846195B2 (en) 2005-07-22 2014-09-30 Canon Nanotechnologies, Inc. Ultra-thin polymeric adhesion layer
US9223202B2 (en) 2000-07-17 2015-12-29 Board Of Regents, The University Of Texas System Method of automatic fluid dispensing for imprint lithography processes

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9223202B2 (en) 2000-07-17 2015-12-29 Board Of Regents, The University Of Texas System Method of automatic fluid dispensing for imprint lithography processes
US8846195B2 (en) 2005-07-22 2014-09-30 Canon Nanotechnologies, Inc. Ultra-thin polymeric adhesion layer

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JPS5820046U (ja) 1983-02-07

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